JPH01222803A - スローアウェイチップ式ボーリングバイト - Google Patents
スローアウェイチップ式ボーリングバイトInfo
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- JPH01222803A JPH01222803A JP4428188A JP4428188A JPH01222803A JP H01222803 A JPH01222803 A JP H01222803A JP 4428188 A JP4428188 A JP 4428188A JP 4428188 A JP4428188 A JP 4428188A JP H01222803 A JPH01222803 A JP H01222803A
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- JP
- Japan
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- throw
- shank
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 41
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 41
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B27/00—Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
- B23B27/007—Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor for internal turning
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポーリング加工において小径穴を加工するの
に適したスローアウェイチップ式ボーリングバイトに関
する。
に適したスローアウェイチップ式ボーリングバイトに関
する。
ポーリング加工においては、切刃の研ぎ直しの不要なス
ローアウェイ(廃棄)形バイトが普及している。
ローアウェイ(廃棄)形バイトが普及している。
スローアウェイ形バイトは、チップをシャンクに対して
脱着可能に取付けるようになっており、従来においてス
ローアウェイ形チップをシャンクに取付ける構造として
は、第4図および第5図に示す構造が採用されていた。
脱着可能に取付けるようになっており、従来においてス
ローアウェイ形チップをシャンクに取付ける構造として
は、第4図および第5図に示す構造が採用されていた。
すなわち、第4図に示す構造は、シャンクlの先端に嵌
合凹部2を形成し、この嵌合凹部2に例えば三角形のス
ローアウェイチップ3を嵌合し、このチップ3のほぼ中
央に挿通孔4を形成し、この挿通孔4に止めねじ5を挿
通してこの止めねじ5を上記嵌合凹部2に形成したねじ
孔Bに螺合するようになっている。
合凹部2を形成し、この嵌合凹部2に例えば三角形のス
ローアウェイチップ3を嵌合し、このチップ3のほぼ中
央に挿通孔4を形成し、この挿通孔4に止めねじ5を挿
通してこの止めねじ5を上記嵌合凹部2に形成したねじ
孔Bに螺合するようになっている。
また、第5図に示す構造は、シャンク1の先端に嵌合凹
部2を形成し、この嵌合凹部2に例えば三角形のチップ
3を嵌合し、このチップ3とシャンクlとに跨がってク
ランプ金具7を掛は渡し、このクランプ金具7に挿通孔
8を形成し、この挿通孔8に止めねじ5を挿通してこの
止めねじ5をシャンク1に形成したねじ孔9に螺合する
ようになっている。
部2を形成し、この嵌合凹部2に例えば三角形のチップ
3を嵌合し、このチップ3とシャンクlとに跨がってク
ランプ金具7を掛は渡し、このクランプ金具7に挿通孔
8を形成し、この挿通孔8に止めねじ5を挿通してこの
止めねじ5をシャンク1に形成したねじ孔9に螺合する
ようになっている。
このような構成によると、三角形のスローアウェイチッ
プ3の1つのコーナ部の切刃により切削加工を行ない、
この切刃が摩耗して切れ味が低下すると、止めねじ5を
緩めて三角形チップ3の向きを変え、他のコーナの切刃
により切削をするようになっており、このようにして全
てのコーナの切刃を使用したらこのスローアウェイチッ
プ3を研ぎ直すことな(廃棄し、新規なチップ3と交換
するようになっている。
プ3の1つのコーナ部の切刃により切削加工を行ない、
この切刃が摩耗して切れ味が低下すると、止めねじ5を
緩めて三角形チップ3の向きを変え、他のコーナの切刃
により切削をするようになっており、このようにして全
てのコーナの切刃を使用したらこのスローアウェイチッ
プ3を研ぎ直すことな(廃棄し、新規なチップ3と交換
するようになっている。
ところで、最近におけるポーリング加工は、小径穴の加
工が一層要求されるようになり、孔径が10m以下の加
工もめずらしくない。
工が一層要求されるようになり、孔径が10m以下の加
工もめずらしくない。
孔径が1On+以下のポーリング加工をする場合、第4
図の従来構造のものでは、止めねじ5の径は機械的強度
を確保するために3Iu1以上は必要であり、これに対
して三角形のスローアウエイチ・ツブ3に内接する円の
径はせいぜい4B程度となる。
図の従来構造のものでは、止めねじ5の径は機械的強度
を確保するために3Iu1以上は必要であり、これに対
して三角形のスローアウエイチ・ツブ3に内接する円の
径はせいぜい4B程度となる。
したがって、チップ3のほぼ中央に形成した挿通孔4と
チップ8の側面との最短寸法は0.5M11程度になっ
てしまい、このような薄い肉厚ではスローアウェイチッ
プ3が破損してしまって支持することが不可能になる。
チップ8の側面との最短寸法は0.5M11程度になっ
てしまい、このような薄い肉厚ではスローアウェイチッ
プ3が破損してしまって支持することが不可能になる。
また、第5図の従来構造のものでは、チップ3を支持す
るためのクランプ金具7が必要であり、部品点数が多く
なるばかりでなく、このクランプ金具7はシャンク1か
ら出張るようになり、小径穴の加工には邪魔になる。そ
してクランプ金具7を小さくすると、強い力で締め付け
た場合に変形したり破損する心配があり、また締付は力
を弱くするとチップ3の支持が不安定となり、チップが
がたついて高い精度の加工は期待できない不具合がある
。
るためのクランプ金具7が必要であり、部品点数が多く
なるばかりでなく、このクランプ金具7はシャンク1か
ら出張るようになり、小径穴の加工には邪魔になる。そ
してクランプ金具7を小さくすると、強い力で締め付け
た場合に変形したり破損する心配があり、また締付は力
を弱くするとチップ3の支持が不安定となり、チップが
がたついて高い精度の加工は期待できない不具合がある
。
このようなことから、スローアウェイチップの支持構造
として、実開昭62−74906号公報に示されたよう
な差し込み式の構造が考えられる。
として、実開昭62−74906号公報に示されたよう
な差し込み式の構造が考えられる。
上記公報に記載されたものは、シャンクに軸方向に対し
て傾斜する断面円形の挿入孔を形成するとともに、この
挿入孔と直交するねじ孔を設け、上記嵌挿孔に一端に切
刃を設けた丸棒形のチ・ツブの他端を挿入し、上記ねじ
孔に止めねじを螺合してこの止めねじの先端でチップを
シャンクに押付けて固定するものである。
て傾斜する断面円形の挿入孔を形成するとともに、この
挿入孔と直交するねじ孔を設け、上記嵌挿孔に一端に切
刃を設けた丸棒形のチ・ツブの他端を挿入し、上記ねじ
孔に止めねじを螺合してこの止めねじの先端でチップを
シャンクに押付けて固定するものである。
このものによれば、チップをシャンクの挿入孔に差し込
み、シャンクに形成したねじ孔に止めねじを螺合してこ
の止めねじでチップをシャンクにクランプするので、部
品点数が少なく、作業性に優れるとともに、チップがシ
ャンクの挿入孔で支持されるから支持強度も大きくなり
、シャンクの外径が大きくならず、孔径が10M1以下
の/J%さな穴を加工する場合にも適合できる利点があ
る。
み、シャンクに形成したねじ孔に止めねじを螺合してこ
の止めねじでチップをシャンクにクランプするので、部
品点数が少なく、作業性に優れるとともに、チップがシ
ャンクの挿入孔で支持されるから支持強度も大きくなり
、シャンクの外径が大きくならず、孔径が10M1以下
の/J%さな穴を加工する場合にも適合できる利点があ
る。
しかしながら、上記公報に記載されたものは、チップを
シャンクに形成した挿入孔に差し込み、このチップを止
めねじの先端で押えるだけの構造であるため、チップは
止めねじの先端との摩擦で止められており、したがって
チップに軸方向のカが加わると、引抜き方向または押し
込み方向に移動する不具合がある。
シャンクに形成した挿入孔に差し込み、このチップを止
めねじの先端で押えるだけの構造であるため、チップは
止めねじの先端との摩擦で止められており、したがって
チップに軸方向のカが加わると、引抜き方向または押し
込み方向に移動する不具合がある。
上記チップの押し込み方向への移動を防止するため、上
記公報のものはチップの差し込み端を、挿入孔の奥端に
当接しである。
記公報のものはチップの差し込み端を、挿入孔の奥端に
当接しである。
ところが、このようにチップの差し込み端を位置決め端
部に使用すると、この端部に切刃を形成することができ
ず、切刃は突出端側の1コーナのみにしか形成すること
ができなくなるので、切刃の数が少なく、使い捨てタイ
プとした場合に使用回数が少なくて無駄が多くなる欠点
がある。
部に使用すると、この端部に切刃を形成することができ
ず、切刃は突出端側の1コーナのみにしか形成すること
ができなくなるので、切刃の数が少なく、使い捨てタイ
プとした場合に使用回数が少なくて無駄が多くなる欠点
がある。
また、上記公報のものは、回転方向の固定基準が無いた
めすくい角の認定が困難であるとともに、チップを止め
ねじの先端で押えるだけの構造であるから回転方向に力
が加わると容易に回転してしまい、すくい角が変わって
しまう不具合もある。
めすくい角の認定が困難であるとともに、チップを止め
ねじの先端で押えるだけの構造であるから回転方向に力
が加わると容易に回転してしまい、すくい角が変わって
しまう不具合もある。
本発明は、スローアウェイチップの位置決めを正確かつ
強固にすることができ、しかも両端部にそれぞれ切刃を
形成することができて、使用回数が増すスローアウェイ
チップ式ポーリングバイトを提供しようとするものであ
る。
強固にすることができ、しかも両端部にそれぞれ切刃を
形成することができて、使用回数が増すスローアウェイ
チップ式ポーリングバイトを提供しようとするものであ
る。
本発明は、シャンクに軸方向に対して交差する、挿入孔
を形成するとともに、この挿入孔と直交するねじ孔を設
け、上記嵌挿孔にスローアウェイチップを挿入し、上記
ねじ孔に止めねじを螺合してこの止めねじの先端で上記
チップをシャンクに押付けるようにしたものにおいて、
上記スローアウェイチップは両端部に切刃を設けた角柱
形に形成するとともに、この両側面にそれぞれクランプ
用凹座面を形成し、上記シャンクに形成した軸方向に傾
斜する挿入孔は角形とし、この挿入孔に上記スローアウ
ェイチップを挿入して上記ねじ孔に止めねじを螺合し、
この止めねじの先端を上記スローアウェイチップのクラ
ンプ用凹座面に当接させて該スローアウェイチップを固
定したことを特徴とする。
を形成するとともに、この挿入孔と直交するねじ孔を設
け、上記嵌挿孔にスローアウェイチップを挿入し、上記
ねじ孔に止めねじを螺合してこの止めねじの先端で上記
チップをシャンクに押付けるようにしたものにおいて、
上記スローアウェイチップは両端部に切刃を設けた角柱
形に形成するとともに、この両側面にそれぞれクランプ
用凹座面を形成し、上記シャンクに形成した軸方向に傾
斜する挿入孔は角形とし、この挿入孔に上記スローアウ
ェイチップを挿入して上記ねじ孔に止めねじを螺合し、
この止めねじの先端を上記スローアウェイチップのクラ
ンプ用凹座面に当接させて該スローアウェイチップを固
定したことを特徴とする。
本発明によると、シャンクに形成した挿入孔に差し込ま
れたスローアウェイチップは、ねじ孔に螺合した止めね
じの先端で押えられ、この場合止めねじの先端がスロー
アウェイチップ側面に形成したクランプ用凹座面に嵌合
することによりスローアウェイチップの軸方向の位置決
めがなされ、よって突出量が規制される。そして止めね
じの先端がクランプ用凹座面に嵌合することによりスロ
ーアウェイチップの位置決めをなすので、スローアウェ
イチップの差込み端部にも切刃を設けることができ、し
たがってこの切刃により使用回数の増加が可能になる。
れたスローアウェイチップは、ねじ孔に螺合した止めね
じの先端で押えられ、この場合止めねじの先端がスロー
アウェイチップ側面に形成したクランプ用凹座面に嵌合
することによりスローアウェイチップの軸方向の位置決
めがなされ、よって突出量が規制される。そして止めね
じの先端がクランプ用凹座面に嵌合することによりスロ
ーアウェイチップの位置決めをなすので、スローアウェ
イチップの差込み端部にも切刃を設けることができ、し
たがってこの切刃により使用回数の増加が可能になる。
以下本発明について、第1図および第2図に示す第1の
実施例にもとづき説明する。
実施例にもとづき説明する。
図においてlOはボーリングバイトにおけるシャンクで
あり、鋼または超硬合金などのような硬質金属にて形成
されている。このシャンク10には軸方向に対して傾斜
する断面角形の挿入孔11が形成されており、この挿入
孔11は両端が開口されている。また、このシャンク1
0には側面に、上記挿入孔11と直交するねじ孔12が
形成されており、このねじ孔12には、頭無し形の止め
ねじ13が螺挿されるようになっている。
あり、鋼または超硬合金などのような硬質金属にて形成
されている。このシャンク10には軸方向に対して傾斜
する断面角形の挿入孔11が形成されており、この挿入
孔11は両端が開口されている。また、このシャンク1
0には側面に、上記挿入孔11と直交するねじ孔12が
形成されており、このねじ孔12には、頭無し形の止め
ねじ13が螺挿されるようになっている。
上記シャンクlOの挿入孔11にはスローアウェイチッ
プ14が挿脱可能に挿入されている。
プ14が挿脱可能に挿入されている。
スローアウェイチップ14は、超硬合金製であってもよ
いがセラミック製が望ましい。このスローアウェイチッ
プ14は、上記角形の挿入孔11に対向してこの挿入孔
11に嵌合する略角柱形状をなしており、両端部に切刃
15.15を設けである。なお、切刃15.15の上面
はすくい面18.16が形成されている。また、このス
ローアウェイチップ14の両側面にはそれぞれクランプ
用凹座面17.17を形成しである。これらクランプ用
凹座面17.17は前記止めねじ13の先端面が嵌合す
る大きさに形成されている。なお、両側のクランプ用凹
座面17.17は互いに点対称位置となるように形成さ
れている。
いがセラミック製が望ましい。このスローアウェイチッ
プ14は、上記角形の挿入孔11に対向してこの挿入孔
11に嵌合する略角柱形状をなしており、両端部に切刃
15.15を設けである。なお、切刃15.15の上面
はすくい面18.16が形成されている。また、このス
ローアウェイチップ14の両側面にはそれぞれクランプ
用凹座面17.17を形成しである。これらクランプ用
凹座面17.17は前記止めねじ13の先端面が嵌合す
る大きさに形成されている。なお、両側のクランプ用凹
座面17.17は互いに点対称位置となるように形成さ
れている。
このようなスローアウェイチップ14は、切刃15゜1
5のすくい面18.18が上向きとなり、かつ一方のク
ランプ用凹座面17がねじ孔12と対向するようにして
挿入孔11に差し込まれている。そして、シャンクlO
のねじ孔12に止めねじ13を螺合し、この止めねじ1
3の先端がチップ14のクランプ用凹座面17に嵌まり
込んで、この止めねじ13の先端でチップ14をシャン
クlOに押付けているとともに、止めねじ13の先端が
クランプ用凹座面17と係合することによりチップ14
の軸方向の位置決めをなしている。
5のすくい面18.18が上向きとなり、かつ一方のク
ランプ用凹座面17がねじ孔12と対向するようにして
挿入孔11に差し込まれている。そして、シャンクlO
のねじ孔12に止めねじ13を螺合し、この止めねじ1
3の先端がチップ14のクランプ用凹座面17に嵌まり
込んで、この止めねじ13の先端でチップ14をシャン
クlOに押付けているとともに、止めねじ13の先端が
クランプ用凹座面17と係合することによりチップ14
の軸方向の位置決めをなしている。
このためスローアウェイチップ14はシャンクIOに脱
着可能に固定されているものである。
着可能に固定されているものである。
このような構成によれば、チップ14をシャンク10の
挿入孔11に差し込んで、シャンクIOのねじ孔12に
止めねじ13を螺合し、この止めねじ13でチップ14
をシャンク10にクランプするので、部品点数が少なく
、作業性に優れるとともに、チップ14がシャンク10
の挿入孔11で支持されるから支持強度も大きくなる。
挿入孔11に差し込んで、シャンクIOのねじ孔12に
止めねじ13を螺合し、この止めねじ13でチップ14
をシャンク10にクランプするので、部品点数が少なく
、作業性に優れるとともに、チップ14がシャンク10
の挿入孔11で支持されるから支持強度も大きくなる。
また、シャンクIOの外径が大きくならず、孔径が10
TIJ1以下の小さな穴を加工する場合にも適合できる
。
TIJ1以下の小さな穴を加工する場合にも適合できる
。
また、シャンクlOの挿入孔11に差し込まれたスロー
アウェイチップ14は、止めねじ13がクランプ用凹座
面17と係合することにより位置決めされているので、
一方の切刃15がシャンクlOの側面から突出する量が
高精度に規制される。
アウェイチップ14は、止めねじ13がクランプ用凹座
面17と係合することにより位置決めされているので、
一方の切刃15がシャンクlOの側面から突出する量が
高精度に規制される。
また、この場合、スローアウェイチップ14は止めねじ
13がクランプ用凹座面17と係合することにより位置
決めされているので、挿入孔11に差込まれている他端
を位置決めのためのストッパ端部に使用する必要がなく
なり、この端部にも切刃15を形成することができる。
13がクランプ用凹座面17と係合することにより位置
決めされているので、挿入孔11に差込まれている他端
を位置決めのためのストッパ端部に使用する必要がなく
なり、この端部にも切刃15を形成することができる。
このため、一方の切刃15が摩耗により切れ味の低下を
生じた場合、スローアウェイチップ14を挿入孔11に
差し替えて他方の切刃15によって切削を行うことがで
きる。したがって使い捨てであるにも拘らず、使用回数
が増すの′で便用コストが安くなる。
生じた場合、スローアウェイチップ14を挿入孔11に
差し替えて他方の切刃15によって切削を行うことがで
きる。したがって使い捨てであるにも拘らず、使用回数
が増すの′で便用コストが安くなる。
この場合、止めねじ13を緩めてスローアウェイチップ
14を挿入孔11から引出し、スローアウェイチップ1
4の向きを反転させて再び挿入孔11に差込み、上記止
めねじ13を締め付けることにより差し替え作業を行う
ことができ、この作業が容易である。
14を挿入孔11から引出し、スローアウェイチップ1
4の向きを反転させて再び挿入孔11に差込み、上記止
めねじ13を締め付けることにより差し替え作業を行う
ことができ、この作業が容易である。
そして、上記差し替え後においてもスローアウェイチッ
プ14は、止めねじ13が他方のクランプ用凹座面17
と係合することにより位置決めされるので、切刃15の
突出量が高精度に規制されることになる。
プ14は、止めねじ13が他方のクランプ用凹座面17
と係合することにより位置決めされるので、切刃15の
突出量が高精度に規制されることになる。
なお、本発明は上記第1の実施例に制約されるものでは
ない。
ない。
すなわち、上記第1の実施例では、止めねじ13が螺挿
されるねじ孔12をシャンク10の側面に開口させた場
合を説明したが、この場合、ねじ孔12の深さや向きに
よって止めねじ13がシャンクlOの側面から突出し、
加工する孔径に影響を与えることが心配される。このた
め、第3図に示す第2の実施例のように、ねじ孔12を
シャンクIOの先端面に開口させて形成するようにして
もよい。このようにすれば、止めねじ13がシャンク1
0の先端面から突出しても、径方向の寸法に影響を及ぼ
すことはない。
されるねじ孔12をシャンク10の側面に開口させた場
合を説明したが、この場合、ねじ孔12の深さや向きに
よって止めねじ13がシャンクlOの側面から突出し、
加工する孔径に影響を与えることが心配される。このた
め、第3図に示す第2の実施例のように、ねじ孔12を
シャンクIOの先端面に開口させて形成するようにして
もよい。このようにすれば、止めねじ13がシャンク1
0の先端面から突出しても、径方向の寸法に影響を及ぼ
すことはない。
以上説明したように本発明によると、シャンクの挿入孔
に差し込まれたスローアウェイチップは、ねじ孔に螺合
した止めねじの先端で押えられ、この場合止めねじの先
端がスローアウェイチップの側面に形成したクランプ用
凹座面に嵌合することによりスローアウェイチップの軸
方向位置を決めるので、よって突出量が規制される。ま
た、止めねじの先端がクランプ用凹座面に嵌合すること
によりスローアウェイチップの位置決めをなすので、ス
ローアウェイチップの差込み端部にも切刃を設けること
ができ、したがってこの切刃により使用回数が増加する
ため使用コストの低減が可能になる。
に差し込まれたスローアウェイチップは、ねじ孔に螺合
した止めねじの先端で押えられ、この場合止めねじの先
端がスローアウェイチップの側面に形成したクランプ用
凹座面に嵌合することによりスローアウェイチップの軸
方向位置を決めるので、よって突出量が規制される。ま
た、止めねじの先端がクランプ用凹座面に嵌合すること
によりスローアウェイチップの位置決めをなすので、ス
ローアウェイチップの差込み端部にも切刃を設けること
ができ、したがってこの切刃により使用回数が増加する
ため使用コストの低減が可能になる。
第1図および第2図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はボーリングバイトの分解した斜視図、第2図は組
立て状態の断面図、第3図は本発明の第2の実施例を示
す組立て状態の断面図、第4図および第5図はそれぞれ
異なる従来の構造を示す分解した斜視図である。 10・・・シャンク、11・・・挿入孔、12・・・ね
じ孔、13・・・止めねじ、14・・・スローアウェイ
チップ、15・・・切刃、16・・・すくい面、17・
・・クランプ用凹座面。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
1図はボーリングバイトの分解した斜視図、第2図は組
立て状態の断面図、第3図は本発明の第2の実施例を示
す組立て状態の断面図、第4図および第5図はそれぞれ
異なる従来の構造を示す分解した斜視図である。 10・・・シャンク、11・・・挿入孔、12・・・ね
じ孔、13・・・止めねじ、14・・・スローアウェイ
チップ、15・・・切刃、16・・・すくい面、17・
・・クランプ用凹座面。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- シャンクに、軸方向に対して交差する角形の挿入孔を形
成するとともに、この挿入孔と直交するねじ孔を設け、
上記角形挿入孔に両端部に切刃を設けた角柱形スローア
ウェイチップを挿入し、このスローアウェイチップの両
側面にそれぞれクランプ用凹座面を形成し、上記ねじ孔
に止めねじを螺合してこの止めねじの先端を上記スロー
アウェイチップのクランプ用凹座面に当接させて上記ス
ローアウェイチップを固定したことを特徴とするスロー
アウェイチップ式ボーリングバイト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4428188A JPH01222803A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | スローアウェイチップ式ボーリングバイト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4428188A JPH01222803A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | スローアウェイチップ式ボーリングバイト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01222803A true JPH01222803A (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=12687127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4428188A Pending JPH01222803A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | スローアウェイチップ式ボーリングバイト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH01222803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7731457B2 (en) * | 2004-07-12 | 2010-06-08 | Seco Tools Ab | Machine tool with a plate with elastic properties for holding the cutter |
US20130195568A1 (en) * | 2010-09-13 | 2013-08-01 | Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh | Tool for machining a workpiece |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4428188A patent/JPH01222803A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7731457B2 (en) * | 2004-07-12 | 2010-06-08 | Seco Tools Ab | Machine tool with a plate with elastic properties for holding the cutter |
US20130195568A1 (en) * | 2010-09-13 | 2013-08-01 | Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh | Tool for machining a workpiece |
US9272343B2 (en) * | 2010-09-13 | 2016-03-01 | Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh | Tool for machining a workpiece |
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