JPH01222390A - 手書き速記文字認識装置 - Google Patents

手書き速記文字認識装置

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JPH01222390A
JPH01222390A JP62266326A JP26632687A JPH01222390A JP H01222390 A JPH01222390 A JP H01222390A JP 62266326 A JP62266326 A JP 62266326A JP 26632687 A JP26632687 A JP 26632687A JP H01222390 A JPH01222390 A JP H01222390A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は手書き文字入力部から、速記文字を手書き入力
し、これを認識する手書き速記文字認識装置に関する。
〔従来の技術〕
手書き文字の入力にはタブレットと、このタブレットの
描画面に文字を描く入力ペンとが一般的に使用される。
この手書き文字入力部は、入力ペンによってタブレット
の描画面に文字を描くことにより、入力ペン先のタブレ
ットとの接触点、すなわち筆点の軌跡に関するデータを
順次出力し、これを文字認識部へ送出する。筆記者は1
文字の筆記を終了する度毎に文学認識部に対してその終
了を報知する。文字認識部はこの筆記終了情報に応答し
、筆点の軌跡に関するデータに基づいて、その手書き文
字を認識する。
手書き文字の入力に関する技術の参考になるものとして
は、特公昭57−6151号公報、特公昭57−194
71号公報、特公昭57−16382号公報、特開昭5
5−61884号公報、特開昭53−45935号公報
、特開昭55−140975号公報を挙げることができ
る。
また、コンピュータ装置を応用した日本語文書を処理す
る日本語文書作成装置が普及している。
これは、キーボード等から日本語の「読み」を「かな」
等で入力し、これを漢字かな交じり文に変換するもので
ある。前記した手書き文字入力装置の中には、英字、数
字、かな文字は勿論、漢字をも認識するものがあるが、
一般的には英字、数字、かな文字を認識するものが多く
、またこれは日本語文書作成装置の「読み」の入力装置
とじての開発も進んでいる。これは、すなわち、手書き
入力部により「読み」を入力し、これを文字認識部によ
って認識したものを、かな漢字変換装置へ引き渡し、漢
字かな交じり文書に変換するという具合である。
一方、文字を手書きするに当たり、これを高速に行なう
ことを意図して速記文字が考案されている。これを使用
することにより、その熱線度によっても異なるが、1分
間に150文字から350文字程度の筆記が可能といわ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術を考慮すれば1手書き文字入力装置を利用
し、文字として速記文字を利用すれば、より高速に「読
み」の入力が可能となり、日本語文書の作成速度を大幅
に向上することができる。
しかしながら、速記文字を使用して文書を作成する際に
は、一般的な文字によって文書を作成する場合と異なり
、速記文字を1文字づつ離して書くことは少なく、複数
の文字を連続して離間することなく記載する。ここで、
重要なことは、速記文字による文書は1文節単位で連続
して記載され、文節間は離間されて記載されることであ
る。
この文書の連続性が筆記速度をより一層向上する要因で
もある。また、速記文字の特徴として、特殊な場合を除
き、文字は1面であり、従って一筆書き可能であり、ま
たこれが文字の連続性を可能としている。
したがって、この速記文字を手書き文字入力手段により
入力するためには、連続して記載された複数の文字を分
離可能としなければならない。すなわち、速記を使用し
て、文字を1文字単位で分割して入力したのでは、速記
の効果を失ってしまうことになる。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、その目
的とするところは、連続して手書き入力された速記文字
の分離が可能で、各速記文字を認識可能な手書き速記文
字認識装置を得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記したように速記文字を使用して文書を作成する際に
は、一般的な文字によって文書を作成する場合と異なり
、速記文字を1文字づつ離して書くことは少なく、複数
の文字を連続して離間することなく記載される。そして
、速記文字の各々は文字を早く書くという目的上、なだ
らかな曲線、あるいは直線等で表され、各文字の区切り
は急俊な角度変化によって区別されるという特徴を有す
る。
本発明はこの点に着目したものであり、手書き文字入力
手段を利用して速記文字を入力する際、筆点の方向変化
角度を監視し、これがあらかじめ定めた角度以上である
ことによって、速記文字の各々の区切りを判定し、これ
によってその認識を可能としたものである。
すなわち、本発明の特徴とするところは、描画面に対す
る筆点の軌跡に関するデータを順次出力する手書き速記
文字入力手段と、当該手書き速記文字入力手段からのデ
ータを順次入力し当該データに基づいて前記筆点の軌跡
の方向変化角度を順次検出する方向変化角度検出手段と
、当該方向変化角度検出手段からの角度情報を順次入力
し、当該角度が予め定めた角度を超えることにより当該
筆点の位置を速記文字の区切り点と判定する判定手段と
、前記手書き速記文字入力手段からのデータを順次入力
し当該データに基づき前記判定手段からの判定情報に応
答して当該筆点の位置を速記文字の区切り点として各速
記文字を認識処理する認識処理手段とを具備して成る手
書き速記文字認識装置にある。
〔作用〕
上記のようにすれば、手書き速記文字入力手段の描画面
に速記文字を手書きすると、当該手書き速記文字入力手
段はその筆点の軌跡に関するデータを順次出力する。方
向変化角度検出手段はこのデータを順次入力し、筆点の
軌跡の方向変化角度を順次検出する。筆記者はある文字
から次の文字の筆記に移る際、その筆点の方向を急峻に
変化させる。方向変化角度検出手段がこの急峻な角度を
検出すると、判定手段はこの検出角度が予め定めた角度
を超えたことを判定し、当該筆点の位置を速記文字の区
切りと判定する。認識処理手段は前記手書き速記文字入
力手段からのデータを順次入力し当該データに基づき前
記判定手段からの判定情報に応答して当該筆点の位置を
速記文字の区切り点として各速記文字を認識処理する。
このようにすれば、連続して手書き入力された速記文字
の分離が可能で、各速記文字を認識可能な手書き速記文
字認識装置を得ることができる。
〔実施例〕
以下、図に示す本発明の一実施例について説明する。
第2図は本発明を適用した手書き速記文字認識装置の全
体ハードウェア構成を示すブロック図であり、比較的小
型のコンピュータ装置、一般的にはパーソナルコンピュ
ータ装置、あるいはビジネスコンピュータ装置等と呼ば
れる種類のコンピュータ装置に、手書き速記文字入力装
置としての座標入力装置を接続することによって構成さ
れる。2aはこの座標入力装置であり、本実施例におい
ては後述するように、タブレットと、当該タブレットの
描画面に文字を描く入力ペンとを備える。2b、2c、
2d、2eはコンピュータ装置COMを構成する中央処
理装置、メモリ、表示装置、キーボードである。
座標入力装置2aは第3図にその外観を示すように、タ
ブレットTBと、当該タブレットTBの描画面に文字を
描く入力ペン3aとを備える。このため、本実施例によ
るタブレットTBはその描画面に、文字入力領域3b、
及び各種モード等を指定する領域3d、3e、3c等を
設ける。この座標入力装置2aはタブレットTBの描画
面に入力ペン3aの先端である筆点が接触しているか否
かを示すステータス情報と、筆点の接触位置を示すX座
標値情報、Y座標値情報とを必要に応じ順次出力する。
すなわち、文字入力領域3bに入力ペン3aにより文字
を手書きすると、筆点に関するデータとしてのx、Y座
標値情報が順次出力される。各種モード設定は、対応す
る領域3d、3e、3cに入力ペン3aを押し当てるこ
とによって指示するようにしである。
メモリ2Cには速記文字認識手段、離間検出手段、漢字
変換処理手段、及びこれら各手段を有効に起動するため
の各種手段を形成するプログラムを記憶し、中央処理装
置2bは当該プログラムを処理実行することにより、所
定の機能を達成する。
更に、メモリ2cはこれらの各プログラムを中央処理装
置2bが処理実行するにあたり、必要とする座標入力装
置2aからの各種データ、及び処理に必要な各種中間デ
ータを記憶する各種記憶部を提供する。表示装置2dは
本実施例の場合、入力中の手書き文字の筆跡を順次表示
、あるいは認識された文字を表示する等の用途に使用す
る。
第1図は本発明の原理を示したものであり、前記した各
手段の相互の関連をブロック図によって示した図である
。2aは手書き速記文字入力手段であり第3図に示した
座標入力装置である。5HCRは速記文字認識手段、0
CADは方向変化角度検出手段、DC5Nは判定手段で
ある。これらの手段5HCR,0CAD、DC5Nは前
記したようにメモリ2cにプログラムの形で記憶され。
中央処理装置2bが当該プログラムを処理実行すること
により、これらは所定の機能を達成する。
この図において、手書き速記文字入力手段としての座標
入力装置2aは描画面3bに対する入力ペン3aの先端
接触部、すなわち筆点の軌跡に関するデータを順次出力
する。方向変化角度検出手段○CADは手書き文字入力
手段2aからの出力データを順次入力し、当該データに
基づいて前記筆点の軌跡の方向変化角度を順次検出する
。判定手段DC3Nは方向変化角度検出手段0CADか
らの方向変化角度情報を順次入力し、この角度が予め定
めた角度を超えることにより筆点の位置を速記文字の区
切り点と判定する。
速記文字認識手段5HCRは手書き文字入力手段2aか
らの出力データを順次入力し、当該データに基づき、判
記判定手段からの判定情報に応答して、当該筆点の位置
を速記文字の区切り点として各速記文字の認識処理を実
行する。
これにより、連続して手書き入力された速記文字の分離
が可能で、各速記文字を認識可能な手書き速記文字認識
装置を得ることができる。
以下、これら各手段につき詳細に説明する。第4図から
第14図までは、各種の処理手段を構成するプログラム
の構成を示すフローチャートであり、第15図はこれら
各手段の実行に必要な各種記憶部の構成を示すメモリ構
成図である。第16図は速記文字の一例をひらがな文字
との対応で示した図である。
第17図(a)はタブレットTBの描画面3b上に入力
ペン3aで速記文字により「春が」と書いたその軌跡T
Rを示した図、第17図(b)はタブレットTBの描画
面3b上に入力ペン3aで速記文字により「来たJと書
いたその軌跡TRを示した図である。
第18図から第27図は本実施例による速記文字の認識
原理を説明するための説明図である。
各処理手段の詳細な説明に当たり、まず第15図につき
詳細に説明する。この図は前記したように各処理手段の
実行に必要な一次記憶部の構成を示すメモリ構成図であ
り、各記憶部はメモリ2cの予め定めたアドレスに設定
する。
GDSTは座標入力装置2aからの受信信号、すなわち
ステータス信号、X座標値情報、X座標値情報の各信号
の取得状態を記憶する座標値情報取得状態記憶部である
。STT、XDT、YDTは座標入力装置2aからそれ
ぞれ受信した前記ステータス情報、X座標値情報、X座
標値情報を各々記憶する記憶部である。PNPは最も近
い過去の入力ペン3aの筆点の座標値に伴うステータス
情報、すなわちペンアップ状態か、ペンダウン状態かを
記憶する前ペン状態記憶部であり、PSTは視座のステ
ータス情報記憶部STTの内容と、最も近い過去のステ
ータス情報記憶部PNPとの内容から入力ペン3aの状
態、すなわちペンダウン時点、ペンダウン中、ペンアッ
プ時点のいずれかの状態を記憶するペン状態記憶部であ
る。
DO,TSは座標入力装置!12aからそれぞれ受信し
たステータス情報、X座標値情報、X座標値情報、およ
びこれによって得られた各種情報を順次記憶し、筆点の
軌跡に関するデータを順次循環的に記憶する座標値記憶
部である。この座・標値記憶部DOTSは論理的に環状
に構成され、筆点の軌跡に関する情報を循環的iこ記憶
する。STCMは記憶された速記文字の文字コードを順
次記憶して蓄積する文字コード記憶部である。
以下、第15図を参照して、各図につき詳細に説明する
第4図、第5図は主処理手段を示すフローチャートであ
り、特に第5図は座標入力手段2aがら出力される各種
情報をコンピュータ装置COMへ割り込み機能を利用し
て入力する軌跡取得手段TDを示すフローチャートであ
る。当該軌跡取得手段TDは先ずステップ5aで後記詳
述するように座標取得手段GDを起動し、当該時点に於
ける筆点の座標情報、入力ペン3aのステータス情報を
取り込み、これを座標値記憶部DOTSに順次記憶する
。続く、ステップ5bでは、後記詳述するようにペン状
態取得手段PSを起動し、ステップ5aでの記憶内容か
ら入力ペン3aの状態を判定し、同様に座標値記憶部D
OTSにこれを記憶する。
第4図に示す主処理手段では、先ずステップ4aにおい
て、初期化手段INITを起動する。この手段INIT
は後記詳述するように各種−時記憶部、および装置の各
部を初期化する6続くステップ4bでは、後記詳述する
ように、文字区切検出手段5PDTを起動する。この手
段5PDTは第5図に示す軌跡取得手段TDによって取
り込んだデータに基づき、各速記文字の区切りを検出す
る。
すなわち、速記文字は第17図に示すように、複数の文
字が一筆で書かれるため、各文字の認識に当り、その各
速記文字の分離のためにその区切りを検出する。ステッ
プ4bで文字区切検出手段5PDTが速記文字の区切り
を検出することによって、ステップ4cでは速記文字認
識処理手段5RCRを起動する。この手段5HCRは文
字区切検出手段5PDTからの文字区切検出情報に応答
し、速記文字−文字分のデータに基づき速記文字を認識
する。そして、ステップ4dではこの認識した文字の文
字コードを文字コード記憶部STCMへ順次記憶する。
続く、ステップ4eでは入力ペン3aがタブレットTB
の描画面3bから離れたか否かを判定し、これが煎れて
いなければ、処理を再びステップ4bに戻し、次の文字
の認識を実行する。ここで、入力ペン3aがタブレット
TBの描画面3bから離れていれば、ステップ4fで後
記詳述する次文字判定手段N X CHを起動する。
これは、速記文字の場合、−文字は一画で書かれるのが
基本であるが、半濁音等特殊な文字については2画のも
のもあるので、これを判定する。そして、これが半濁音
であれば、ステップ4gで処理をステップ4cへ移し、
再度文字認識を実行する。半濁音でなければ、処理をス
テップ4hへ移して漢字変換処理手段K J CNを起
動し、それまでに文字コード記憶部STCMに記憶され
た文字コードに基づいて漢字変換を実行する。そして、
変換された文字は日本語文書作成装置等のプログラムに
渡される。ステップ41においては、当該一連の処理を
終了するか否かを判定し、終了でなければ、処理をステ
ップ4bへ戻し再度一連の処理を繰り返す。
このような、一連の処理の実行により、手書きされた速
記文字が漢字かな混じり文に変換される。
以下、第4図、第5図に示した各処理手段について詳細
に説明する。
第6図は第4図のステップで4aでその概略を示した座
標値取得手段GDの詳細を示すフローチャートである。
当該手段GDは、まずその起動によりステップ6aにお
いて、座標入力装置2aからの各種情報を受信し、続く
ステップ6bにおいては、当該手段GDの内部状態がど
の情報の入力待ち状態であるかを識別する。すなわち、
座標値取得状態記憶部GDSTの記憶内容は、rOJの
時はステータス情報待ち、「1」の時はX座標値情報待
ち、「2」の時はY座標値記憶部ちと予め定めである。
次に、ステップGc、ステップ6f。
ステップ6jでは、入力情報と待ち情報とのデータ型の
チエツクを行う、特に、ステップ6fとステップ6jで
は異なる型の入力データを検出した場合、当該記憶部G
DSTをステップ6i、6mでクリアすることにより、
内部状態をリセットする。さらに、ステップ6d、ステ
ップ6 g +ステップ6にでは受信情報をそれぞれ対
応する記憶部STT、XDT、YDTに転送記憶し、ス
テップ6e、ステップ6h、ステップ61で待ち状態を
還移するよう記憶部GDSTの記憶内容を書き換える。
そして、最後に、ステップ6nにおいて、記憶部STT
、XDT、VDTに記憶したステータス情報、座標値情
報を座標値記憶部DOTSに転送記憶する。
すなわち、この座標値取得手段GDは、座標入力手段2
aからの情報をステータス情報、X座標値情報、Y座標
値情報の順に順次取り込み、取り込んだ各情報を対応す
る記憶部STT、XDT。
YDTに記憶し、これらすべての情報を受信記憶したこ
とにより、続く処理手段の実行を促す。
第7図は第5図のステップ5bでその概略を示したペン
状態取得手段Psの詳細を示すフローチャートである。
当該手段Psは、まずその起動によりステップ7aにお
いて、ステータス情報記憶部STTの記憶内容を参照し
、現在、入方ペン3aの状態がアップ状態か、ダウン状
態かを判定する。
次に、ステップ7b、ステップ7cにおいて、入力ペン
3aの状態変化を検出する。すなわち、現在のペン状態
、すなわちステータス情報記憶部STTと前ステータス
情報記憶部PNPとの記憶内容を比較し、それぞれがペ
ンダウン状態とペンダウン状態であればペンダウン継続
中、ペンダウン状態とペンアップ状態であればペンダウ
ン時点、ペンアップ状態とペンダウン状態であればペン
アップ時点と判定する。次に、ステップ7d、ステップ
7e、ステップ7fで、それぞれ対応する状態を示す情
報をペン状態記憶部PSTに転送記憶する。さらに、ペ
ン状態に状態変化のある場合、すなわち、ペンアップ状
態からペンダウン状態、またはペンダウン状態からペン
アップ状態に変化した場合には、それぞれ対応するステ
ップ7 g +ステップ7hにおいて、現在のペン状態
を示す情報を次の処理に備え、前ペン状態記憶部PNP
に転送記憶する。そして、最後に、ステップ71で記憶
部PSTの内容を、前記と同様に座標記憶部DOTSに
記憶する。
このペン状態取得手段PSの実行により、現在のペン状
態がペンダウン時点か、ペンダウン継続中か、またはペ
ンアップ時点であるかが識別できる。
以上、第6図、第7図に示した座標取得手段GD、ペン
状態取得手段PSにより筆点の軌跡の座標、及び入力ペ
ン3aの状態が記憶部DOTSに順次記憶されることと
なる。
第8図は第4図のステップ4aでその概略を示した初期
化手段INITの詳細を示すフローチャートである。当
該手段INITは前記したように、装置および一時記憶
部等を初期状態にセットする。
本実施例において、座標入力装[2aはコンピュータ装
[COMに通信ボートを介して接続するようにしである
ため、まずステップ8aではこの通信ボートのボーレー
トを、例えば9600 [BPSFにセットする。通常
、キーボード2eのボーレートも9600 [BPSF
なので、キーボード2eと互換が保てるように、キーボ
ード2eと同じボーレートも9600.[BPSFなの
で、キーボード2eと互換が保てるように、キーボード
2eと同じボーレートをセットする。次のステップ8b
ではキーボード2eの割り込みを無効にする0本実施例
によれば、キーボード2eの代わりに、座標入力装置2
aによって日本語入力が可能となる、しかしながらキー
ボード2eと座標入力装[2aとから同時に入力がなさ
れると操作者の意図しない変な文字を画面に写し出す可
能性が有るので。
このステップ8bを実行することによりそのハードウェ
ア割り込みを無効とする。しかし、操作者がキーボード
2eの特殊な文字キー、例えば“&″、re r it
、II J II、11 (14、′″)′を入力した
いときが出てくる。本実施例では、この様な特殊文字キ
ーは認識しないようにしているため、キーボード2eの
割り込みを再生するキーボードモードを用意しておく。
この切換え選択キーは座標入力装置2a上に用意する。
操作者がこのキーボードモード選択キーを押すと、キー
ボード2eのハードウェア割り込みを許容し、そして座
標入力装置2aの各税制り込みを全て無効とする。また
、キーボード2eから座標入力装置2aへその割り込み
を移す時の為に、キーボードバッファに特種なキーステ
ータス情報とキーコードが入って来た事を認識する処理
プログラムをキーボード割り込みの最初に行うよう配置
記憶する。続く、ステップ8cで各種ワークエリアとし
ての記憶部を初期化し、ステップ8dでは認識した速記
文字コードを記憶するメモリーバッファを初期化する。
本実施例の場合、これは30文字分確保することとしで
ある。次に、ステップ8eで、表示装置2dの表示画面
上のカーソルの位置を記憶する。
以上で、本実施例における、座標入力装置28辺りの初
期化が終了する。
次に速記文字の認識処理について述べる0本実施例では
、速記の基本文字認識として、速記文字の角度、速記文
字の長短の区別、速記文字の相対的角度、および速記文
字の凸凹率、更に速記文字のパターンマツチングを採用
している。
第9図は第4図のステップ4bで示した文字区切検出手
段5PDTの詳細を示すフローチャートである。当該手
段5PDTは前記したように速記文字の1文字毎の区切
りを検出する処理手段である。筆記者がタブレットTB
の描画面3b上に描いた速記文字の軌跡のX座標、X座
標は、第5図に示した軌跡取得手段TGによって座標値
記憶部DOTSに順次記憶される。ステップ9aでは、
この座標値情報を順次読み出し、筆点のある位置の座標
値(Xi、Yi)と、次に取り込まれた筆点の座標値(
x ill 、 y i十+)との角度θ1を下記(1
)式で算出し、これを記憶する。なお、以下、このθi
を速記点間ベクトルと呼ぶこととする。
Xl−1−Xi θi=□     ・・・ (1) Yi−1−Yi 続く、ステップ9bでは、ステップ9aにて算出した角
度値θiと、前回算出した角度値θs−1との差を算出
し、第17図に示すように速記点間ベクトルθiの急激
な変化のある点SPを検出する。本実施例の場合、速記
点間ベクトルθiの急激な変化とは、60度以上としで
ある。ステップ9bにて速記点間ベクトルθ上に急激な
変化がなければ、処理をステップ9aに戻し、再度法の
筆点との間の角度変化を検出する。そして、速記点間ベ
クトルθiに急激な変化があれば、この点を区切点SP
として検出する。このようにして、速記点間バク1−ル
θiと、筆点の軌跡座標xi、yiとから1文字の分離
が可能となる。このことがら明らかなように、ステップ
9aは方向変化角度検出手段0CADを構成し、ステッ
プ9bは判定手段DCSNを構成する。なお、筆記開始
は、ペンダウン情報によって検出でき、更に筆記終了は
ペンアップ情報によって検出可能である。
第10図は第4図のステップ4cでその概略を示した速
記文字認識処理手段5HCRの詳細を示すフローチャー
トである。
まず、角度の認識についてその原理を述べる。
速記文字の記述される角度は、第18図の様になる。す
なわち、角度別にすると、5タイプの線が引かれる。線
Aを0度にして、線Bを30度、線Cを90度、線りを
120度、線Eを150度とする。筆記の際、その角度
に多少のずれが発生するため、線A−Eの角度の+5度
、−5度は、その角度として認識するようにする。
しかし、注意すべき点では、線りと線Eである。
速記で筆記者が線りとEの線を書いた場合、これは単な
る角度のみでは区別がつきにくい。そこで。
線りは上から下に向って傾斜が急であり、線Eは下から
上に向かうので傾斜がゆるやかであるという特徴を利用
し、線りと線Eの区別の認識を行うようにする。
基本的に速記文字は、上記した5つのタイプの角度で描
かれるため、以下の2通りの角度を利用して各速記文字
を認識する。そのため、その前処理として、ステップl
ogで区分けされた一文字分のx、X座標のサンプル点
列をN点、本実施例においては6点に等分割近似する。
第19図、第20図は「は」の速記文字の例であり、こ
れをサンプル点6点で等分割近似した場合について示し
である。ステップ10bでは角度を利用して各速記文字
を認識する角度文字認識手段AGRGを起動する。第1
1図はこの角度文字認識手段AGRGの詳細を示すフロ
ーチャートである。まず、ステップllaではサンプル
点の相対角度の和を算出する。第19図において、角度
θi (i=1〜6)は始点Ps  (xs、ys)か
らサンプル点Pi (i=1〜6)への角度を示す、こ
の角度θiは次式(2)によって算出する。
y l −y S θi=           ・・・(2)Xl−XS そして、これら相対角度の和を次式(3)によって述べ
る。
yi−ys θ=Σ□    ・・・(3) izl  Xi  XS 次に、ステップllbで、これの算出値に基づき、速記
文字の角度のタイプと、文字の凸凹を検出する。第21
図は第16図に示した速記文字の各々を長さの長短、角
度のタイプ、凹凸により分類した図であり、このような
分類に応じ、速記文字を認識する。なお、この図には速
記文字の対応する「ひらがな」をカッコ書きにて付記し
である6続く、ステップilcにおいては、サンプル点
の角度の相違度差の和を算出する。すなわち、第20図
の角度θi  (i=1〜6)は、各サンプル点を結ぶ
ベクトルの差であり、このステップllcではこの角度
θiの総和を算出する。以上のようにして算出した相対
角度の和と、角度の相違度差の和とを、予め作成した標
準辞嘗の対応する角度値とをステップlidで比較し、
両者の角度差の少ない文字をステップlieにて複数個
選出し、記憶する。
次に速記文字の長短の認識について述べる。速記文字の
50音は第16図に示した通りであるにの図から判る様
に、速記では、長い線は短かい線のほぼ2倍の長さで書
かれる。長い線と短かい線を区別する為に、本実施例で
は通常1.2 [cmlを基準にして、短かい線の速記
文字と長い線の速記文字とを区別する。一般的に、長い
文字は1 [cm1以上で平均1.5 [cml 、短
・かい長さの文字は、平均して7[mml長さである。
しかし、速記者によって文字の大きさが異なるので、本
実施例ではこの長短を区別する為の長さを筆記者が指定
できる学習モードを備える。ステップ10cではこの学
習モードの指定の有無を判定し、有の場合はステップ1
0dで学習手段STUMを起動する。この学習手段ST
UMはその詳細フローチャートを第12図に示すように
、ステップ12aで相対角度の和と、角度の相違度差の
和が近似している文字を指定し、その文字を筆記者が日
常的に書く大きさで書くよう筆記者に対し入力要求する
。そして、ステップ12bでその書いた文字を表示装置
2dにそのまま表示し、筆記者自身に同じ速記文字角度
での、それぞれの大きさを認識させる。そして、ア”と
“コ″の文字等の様に文字の大きさだけが違う文字を筆
記者がその大きさを逆に書いた場合には、これをステッ
プ12cで判定し、ステップ12dで表示装置2dにミ
スである旨のメツセージを表示し、再入力を要求する。
そして、これらの繰り返しにより、ステップ12eで筆
記者の手書き文字の長短を区別する点を認識し記憶する
。なお、上記した「文字の大きさ」は、本実施例では以
下の手法により求めることとしている。すなわち、第2
2図に示すように、−文字として認識されたサンプル点
の内、その重心座標(x、y)を下記の式にて算出する
n X=−Σxi       ・・・(4)n  i:1 n Y=−εyi       ・・・(5)n し1 このようにして求めた重心から、最も距離が離れたサン
プル点までの距離を2倍した長さをr文字の大きさ」と
する。
ステップ10eにおいては、前記のようにして速記文字
の大きさを認識し、続くステップ10fではこの文字の
大きさと、前記した相対角度の和と、鮪記した角度の相
違度差の和で、速記文字を認識し、複数の候補文字を選
択する。ステップ10gでは、近似方向ベクトル系列法
による文字認識手段BRGMを起動する。
当該手段BRGMはその詳細を第13図に示すように1
選び出した複数の候補文字から以下のセグメントの近似
方向ベクトル系列法によって、正しく、速記文字を認識
するものである。当該手段BRGMは、その前処理とし
て、サンプル点列データを候補文字の標準辞書の大きさ
のデータに変換する。そして1次に示す近似方向ベクト
ル系列法に基づく計算を実行する。
近似方向ベクトルは、セグメント両端点の差分値そのも
のとする。−文字をN等分する(N+1)の特徴点をP
t  (始点)〜P、v千l(終点)とすれば、近似方
向ベクトルΔPiは、 ΔP i = P 14−1− P7 =(Xiす/−Xi、yiすI−y i)ただし、i=
l〜N、Pn= (xn、yn)、n=1〜N+1であ
る。
NN S、  =  ΣPi==Σ  1xi41−xil+
1211工1  lyi堵+−yil・・・(6)入力
文字と標準パターンのストローク間距離dSは、特徴パ
ラメータ間の距離の総和として求める。
すなわち、ds=IIRP+  1・・(始点間距離)
+ n PA/−1−1−PN++ If −(J4点
間距離) +Σ11ΔPi−△Pi・・・(近似力ill    
 向ベクトル間距離) =Σ1xi−xi l+1yi−y i≦lit・・・・・・ (7) となる。ステラ13bでは、文字の大きさと角度によっ
て得られた候補文字の標準辞書パターンと、筆記者の速
記文字を上記(7)式で計算し、パラメータ距離が最小
値の文字を選択する。ステップ13cでは、この選び出
した文字と、筆記者の筆記文字とを、前記(6)式で得
た近似方向ベクトル間距離に基づいて比較する。そして
、筆記文字と標準辞書の近似方向ベクトル間距離が近似
値であれば、ステップ13dで文字が認識されたことを
記憶し、そうでなければステップ13eで文字が認識さ
れないことを記憶する。
そして、再び第10図に戻り、ステップ10hを実行す
る。このステップ10hは文字が認識されたか否かを判
定する処理であり、具体的には第13図のステップ13
d、あるいはステップ13eでの記憶内容に応じてこれ
を判定する。ここで。
文字が認識流であれば第1o図に示す速記文字認識手段
5HRGの実行は終了する。ここで、文字が認識されな
かった場合には、ステップ10iで特殊文字認識手段5
CRGを起動する。第14図はこの特殊文字認識手段5
CRGの詳細を示すフローチャートである。当該手段5
CRGは濁音、半濁音、鼻音、鼻濁音の判定を行ない、
これらに応じて文字認識を実行する。すなわち、ステッ
プ14aでは濁音を、ステップ14bでは半濁音、ステ
ップ14cでは鼻濁音、ステップ14dでは鼻音を判定
する。
まず、濁音の認識の例を第23図を参照して説明する。
この図より小円を線の末尾につけると濁音になる事がわ
かる。また、一つ前に書いた速記文字が直線の場合、こ
の小円は上か左に付け、曲線の場合は、全て内側に小円
をつける事がbかる。
後述するが、「い」の線字法も円になるので、その円と
区別する為に、濁音の円の大きさを、本実施例の場合、
清音の長い文字の115以下だと濁音と認識する事にす
る。式での角度の急激な変化は認められずに、X座41
y座標の交点があり、交点を含む円が前述した濁音の円
の条件にあてはまる場合、これを濁音として認識する。
そして、ステップ14eで表示袋[2dのカーソル位置
と、1文字前の清音の文字コードを濁音の文字コードに
入れ替え、カーソルを元の位置に戻す。
次に、ステップ14bでの半濁音の場合を説明する。第
24図から明らかな様に、書かれた文字の長さが短かく
て、直線でなおかっ、1文字前の最後の筆点からの距離
が一定の長さ以上ある場合、これを半濁音と判定し、前
記と同様ステップ14eを実行する。
次に、第25図、第26図を参照して、鼻音、鼻濁音に
ついて説明する。線の末尾を右上にはねた場合、これを
rん」として認識する。ただし第27図に示す様に、直
線と直線の継ぎと1曲線と曲線のつなぎとを区別する。
速記文字は、文字間のつなぎでその角度を急激に変化す
る必要性を持つ為、直線と直線の場合は、少し線をずら
し、曲線と曲線の時と曲線と直線の時はつなぎ目で、少
し筆をとめる。
この場合、鼻音の文字を認識するのは、はね方の長さが
清音の短かい文字の長さの子息下で115以上の場合と
して、7以下の時、線のつなぎ目としてこれを認識する
鼻濁音の場合、第26図に記す様に、fA音に「ん」の
つく時の書き方は、線の上か左にr TJ Jの字を書
く。この場合、「ん」を書いてる時は、すでに清音は、
清音として認識されてる。そして、「お」と「ね」の文
字と区別する為に、「お」。
「ね」の大きさの半分以下の時、これを鼻音としで認識
する。そして、一つ前に記述した清音の文字コードをス
テップ14fで鼻濁音の文字コードに修正し、カーソル
を一つ後に進める。
以上のようにして速記文字が認識されると、その文字コ
ードは第4図のステップ4dで説明したように、文字コ
ード記憶部STCMに記憶される。
次に、前記したステップ4eでは、第5図のステップ5
bで示すペン状態取得手段PSによって検出されたペン
状態情報に基づき、入力ペン3aがタブレッI−T B
の描画面3bから離間したか否かを判定する。離間して
いない場合は、処理をステップ4bから繰り返し、次の
速記文字を認識し、認識した文字コードをステップ4b
で順次、文字コード記憶部STCMに蓄積する。
ステップ4eで、入力ペン3aがタブレットTBの描画
面3bから離間したことが検出されると、ステップ4f
の次文字判定手段NXCHが起動される。速記文字は入
力ペン3aが描画面3bから離れた時、これが文節の区
切りとして認識可能であることは前記した通りである。
しかしながら、文字が前述した第24図のような半濁音
の場合、一つの文字の途中でタブレットTBから入力ペ
ン3aが離れてしまう、そこで、ステップ4fの次文字
判定手段NXCHは次の座標データを判定し。
これが最後に認識した文字と共に半濁音を形成するか否
かを判定する。当該手段NXCHは実質的に第14図の
ステップ14b、14eであり、詳細な説明は省略する
6そして、これが半濁音を形成する場合には、ステップ
4gで処理をステップ4cへ移し、これまでに認識した
文字の最後の文字に半濁音処理を施す。
以上のようにして、処理を繰り返し、入力ペン3aの離
間がステップ4eで検出され、しかも次文字が半濁音を
形成しない場合、ステップ4hで漢字変換処理手段KJ
CNが起動される。当該手段KJCNの起動に際しては
、それまでに文字コード記憶部STCMに記憶した文字
コード列をこの漢字変換処理手段KJCNに引き渡す。
なお、漢字変換処理手段K J CNについては、従来
より日本語文書作成装置に利用されているものが利用可
能であり、その詳細は省略する6 本実施例の場合、漢字変換処理手段KJCNとして1文
節変換形式のものを利用する。その理由の1つは速記文
字が文節単位で書かれることである。他の1つは漢字の
変換率にある。すなわち、文章単位での漢字変換処理に
比し、文節単位での変換の正当率は極めて高くなること
に起因する。
以上、実施例のようにすれば、入力ペン3aによって、
タブレットTBの描画面3bに速記文字を手書き入力す
る。そうすると、軌跡取得手段TGは入力ペン3aの描
画面3bと接触している先端、すなわち筆点の軌跡に関
する座標情報、および入力ペン3aの描画面3bに対す
る接離に関する状態情報を座標値記憶部DOTSに順次
記憶格納する6文字区切検出手段5PDTは方向変化角
度検出手段0CADと判定手段DC5Nとを備える。方
向変化角度検出手段0CADは座標値記憶部DOTSか
らその記憶情報を順次読み出し、筆点の軌跡の方向変化
角度を順次検出する。判定手段DC5Nは方向変化角度
検出手段0CADからの角度情報を順次入力し、この角
度が予め定めた角度を超えることにより当該筆点の位置
を速記文字の区切り点と判定する。速記文字認識処理手
段5HCRは文字区切検出手段5PDTによって区切ら
れた各文字単位でその文字を認識し、認識した文字コー
ドを順次1文字コード記憶部STCMに記憶する。1分
節の手書きが終了すると筆記者は1次の分節を手書きす
るために、入力ペン3aを描画面3bから離す。
離間検出手段PNUPは入力ペン3aの状態を常時監視
し、入力ペン3aが描画面3bから離れたことを検出し
て、筆点離間情報を出力する。漢字変換処理手段KJC
Nはこの筆点離間情報に応答し、それまでに文字コード
記憶部STCMに記憶した文字コード列に基づき、これ
を漢字かな混り文に変換する。
このことから明らかなように、タブレットTBの描画面
3bに1分節を手書きし、その終了により入力ペン3a
を描画面3bから離せば、自動的に漢字変換処理が実行
される。すなわち、筆記者は漢字変換に際し、変換指示
キー等の操作を全く必要としない。しかも、このように
すれば、速記文字の特質、すなわち分節単位で複数の速
記文字が連続して書かれるため、結果的に漢字変換の対
象は分節単位となり、その変換効率を向上することが可
能となる。
以上、実施例においては1手書き速記文字入力手段とし
て、タブレットTBと、このタブレットTBの描画面に
文字を描く入力ペン3aとを使用した場合について説明
したが1本発明はこれに限るものではなく、−殻内な手
書き文字入力手段として利用されている各種座標入力装
置が利用可能である。
また、実施例においては、速記文字確認手段5HRGが
速記文字を文字コードとして最終的に認識するこの文字
コードについては特にふれていないが、これは対応する
かな文字コードであってもよく、また各速記文字に各々
割り当てた速記文字コードであってもよい。特にかな文
字コードである場合には、従来の漢字変換処理手段KJ
CNをほぼそのまま利用可能である利点がある。なお、
これは、−担、速記文字コードで認識し、漢字変換処理
手段KJCNに文字コードを引き渡す際に。
これをかな文字コードに変換するようにすれば、前記と
同様の利点を得ることができる。また、これとは別に速
記文字コードに対する漢字変換辞書を持つようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、連続
して手書き入力された速記文字の区切り点を自動判定で
きるため、連続して手書き入力された速記文字の分離が
可能で、各速記文字を認識可能な手書き速記文字認識装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示すブロック図、第2図は本発
明を適用した手書き速記文字変換装置の全体構成を示す
ブロック図、第3図は座標入力装置の一例を示す外観図
、第4図、第5図は主処理手段を示すフローチャート、
第6図は座標取得手段を示すフローチャート、第7図は
ペン状態取得手段を示すフローチャート、第8図は初期
化手段を示すフローチャート、第9図は文字区切検出手
段を示すフローチャート、第10図は速記文字認識処理
手段を示すフローチャート、第11図は角度文字認識手
段を示すフローチャート、第12図は学習手段を示すフ
ローチャート、第13図は近似方向ベクトル系列法によ
る文字認識手段を示すフローチャート、第14図は特殊
文字認識手段を示すフローチャート、第15図は各種処
理手段によって利用される各種記憶部の構成を示すメモ
リ構成図、第16図は速記文字の一例を示す参′考図、
第17図は描画面における筆点の軌跡の一例を示す図、
第18図は速記に使用される文字の角度を説明するため
の図、第19図、第20図、第21図(a)、第21図
(b)、第22図は速記文字認識の原理を説明するため
の参考図、F23図は濁音の文字例を示す図、第24図
半濁音の文字例を示す図、第25図は鼻音の文字列を示
す図、第26図は鼻濁音の文字例を示す図、第27図は
速記文字の認識の原理を説明するための参′考図である
。 2a・・・手書き速記文字入力手段、5HCR・・・速
記文字認識手段、○CAD・・・方向変化角度検出手段
、DC5N・・・判定手段。 井 ) z ′42  口 $ 3  図 a 第 6121 $ 7 図 第 92 茅 10 図 弔 11  図 $ /2 図 弗 /J  i2I 茅 15 図 第 /6 図 $17閏      第18回 第19凹       羊20 圀 $2I  図 tcL> 茅 21  凹 (b) $ 22 回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、描画面に対する筆点の軌跡に関するデータを順次出
    力する手書き速記文字入力手段と、当該手書き速記文字
    入力手段からのデータを順次入力し当該データに基づい
    て前記筆点の軌跡の方向変化角度を順次検出する方向変
    化角度検出手段と、当該方向変化角度検出手段からの角
    度情報を順次入力し、当該角度が予め定めた角度を超え
    ることにより当該筆点の位置を速記文字の区切り点と判
    定する判定手段と、前記手書き速記文字入力手段からの
    データを順次入力し当該データに基づき前記判定手段か
    らの判定情報に応答して当該筆点の位置を速記文字の区
    切り点として各速記文字を認識処理する認識処理手段と
    を具備して成る手書き速記文字認識装置。 2、手書き速記文字入力手段は、タブレット、当該タブ
    レットの描画面に文字を描く入力ペンとを具備して成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の手書き速
    記文字認識装置。 3、手書き速記文字入力手段は、タブレット上における
    入力ペンの筆点の座標と、当該タブレットに対する入力
    ペンの接触の有無を示す状態信号とを出力するものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の手書き
    速記文字認識装置。
JP62266326A 1987-10-23 1987-10-23 手書き速記文字認識装置 Expired - Lifetime JPH0738209B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04336692A (ja) * 1991-05-14 1992-11-24 Sharp Corp 文字認識装置
JP2007317159A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Uniwill Computer Corp 電子装置の入力装置およびその入力方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583079A (ja) * 1981-06-30 1983-01-08 Fujitsu Ltd 文字単位分割抽出処理方式

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