JPH01222157A - 自動給湯機 - Google Patents

自動給湯機

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Publication number
JPH01222157A
JPH01222157A JP63046344A JP4634488A JPH01222157A JP H01222157 A JPH01222157 A JP H01222157A JP 63046344 A JP63046344 A JP 63046344A JP 4634488 A JP4634488 A JP 4634488A JP H01222157 A JPH01222157 A JP H01222157A
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JP
Japan
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hot water
temperature
water
hot
bathtub
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Pending
Application number
JP63046344A
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English (en)
Inventor
Koichi Murata
村田 幸一
Hiroshi Sawahashi
佐和橋 浩
Yasuo Hamada
靖夫 濱田
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、同一の給湯機をV&環流路とお湯張り流路と
で浴槽に連通連結する1缶2水路方式の自動給湯機に関
する。
(ロ)従来の技術 従来、自動給湯機の一形態として、上記した1缶2水路
方式の自動給湯機がある。
そして、かかる自動給湯機は、給湯機本体内の熱交換器
を往路側配管と復路側配管で浴槽と連゛通連結して循環
流路を形成し、同循環流路の往路側配管の中途に循環ポ
ンプを設け、かつ、別途設けたお湯張り配管の一端を熱
交換器に連通連結するとともに、他端を電磁弁、ホッパ
ーを介して往路側配管の循環ポンプより下方をなす部分
に連通連結し、さらに、お湯張り配管の中途にミキシン
グパルプを設け、循環流路の他に自然流下方式のお湯張
り流路を別途設けた構成に特徴を有する。
また、かかる構成によって、お湯張り作業、沸き上げ・
保温作業等を以下の要領で行うことができる。    
  へ 即ち、お湯張り作業は、循環ポンプの駆動を停止して流
路を循環流路からお湯張り流路に切換え、給湯機本体で
生成した高温湯を、自己保有する圧力(水道圧)を利用
してミキシングバルブに給送して水を混合させ適温湯(
例えば38°C)を生成し、量適温湯を、お湯張り配管
、ホッパー、往路側給湯管の下流側を通して自然流下に
よって浴槽内に出湯することによって行われる。そして
、水位スイッチが作動して電磁弁の駆動を停止して出湯
を停止し、設定量のお湯張り作業が完了する。
その後、沸き上げ・保温作業が行われることになるが、
かかる作業は、往路側配管の上流側に設けた循環ポンプ
を駆動することによって、給湯機本体で熱交換した高温
湯を往路側配管を通して浴槽に吐出するとともに、浴槽
内の浴場を復路側配管を通して熱交換器に還流すること
によって循環流を形成し、浴槽内の浴場温度を設定温度
まで上昇することによって行われる。そして、設定温度
まで達した場合は、循環ポンプの駆動を自動的に停止し
て循環を停止し、沸き上げ・保温作業を完了する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来の自動給湯機は、いまだ、以下の問
題点を有していた。
即ち、お湯張り作業において、給湯機の熱交換器からお
湯張り配管へ給送される高温湯はまずミキシングパルプ
によって低温の水と混合され浴槽への適温の混合湯水を
生成することになる。
しかし、給湯器本体の始動当初等においては、熱交換器
からお湯張り配管へ給送される高温湯は実際には高温に
なっていない。
従って、かかる高温湯がミキシングバルブにおいて低温
の水と混合されても適温の湯水混合水を生成することは
できず、浴槽へは適温より遥かに低い温度の混合湯水が
流入することになり、その後の湯沸かし・保温運転に時
間を要することになる。
本発明は、上記問題点を解決することができる自動給湯
機を提供することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、熱交換器と浴槽とを、中途に循環ポンプを介
設した往路側配管と復路側配管で連通連結してWI環流
路を形成し、同循環ポンプの下手側の往路側配管に、お
湯張り用混合湯水を供給するお湯張り配管を分岐連通せ
しめてお湯張り流路を形成してなる1缶2水路方式の自
動給湯機において、給湯温度センサによって測定した熱
交換器内の給湯測定温度値が、風呂運転可能温度値より
高くなるまでお湯張り流路を通しての浴槽へのお湯張り
出湯を停止することを特徴とする自動給湯機に係るもの
である。
(ホ)作用及び効果 上記した構成により、本発明は、以下の効果を奏する。
即ち、本発明では、お湯張り作業の当初において、熱交
換器からお湯張り配管に設けたミキシングパルプへの給
湯温度が低く、ミキシングパルプによって生成した混合
湯水の温度が沸き上げ保温設定温度に満たない場合は、
浴槽への出湯を停止することができ、ミキシングバルブ
等への給湯温度が適温の混合湯水を生成するに十分な温
度に達して初めて出湯を開始するようにしたもので、最
小時間でお湯張り・湯沸かし・保温作業が可能となり、
使用者は速やかに適温の浴槽に入浴できることになる。
(へ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。
第1図に、本発明に係る自動給湯機Aの概念的全体構成
を示しており、図中、10は給湯機本体であり、熱交換
器11と石油バーナー12とを具備している。
熱交換器11には給水配管13と給湯配管14がそれぞ
れ接続されており、給水配管13を通して上水が熱交換
器11の外缶11b内に供給され、一方、給湯配管14
を通して、高温湯がカランやシ′ヤワー等(図示せず)
に給送されることになる。
また、第1図において、15は始端を熱交換器11の内
管11aに連通連結するとともに終端を浴槽16に連通
連結し、かつその中途に水位センサ17と循環ポンプ1
8を取付けた往路側配管であり、一方、19は始端を浴
槽16に連通連結するとともに終端を熱交換器11に連
通連結した復路側配管である。
かかる構成によって、熱交換器11−往路側配管15−
浴槽16−復路側配管19−熱交換器11からなる循環
流路Bを形成することができ、循環ポンプI8を駆動す
ることによって、浴槽16内の浴場を循環流路B内で循
環して、浴場を連続的に熱交換器11で加熱して沸き上
げ及び保温を行うことができる。
また、第1図において、20は始端を給湯配管14から
分岐したお湯張り配管であり、同お湯張り配管20の終
端は、ミキシングバルブ21、電磁弁22、ノズル23
及びホンパー24を通して、往路側配管I5の下流側に
連通連結している。
かかる構成によって、お湯張り配管20の終端と往路側
配管15の下流側とを連結することによって、循環ポン
プ18を停止した状態において、熱交換器11−ミキシ
ングバルブ21−4電磁弁22→ノズル23−→ホンパ
ー24−往路側配管15−浴槽16からなる、水道圧の
みを利用した自然流下方式のお湯張り流路Cを形成する
ことができる。
なお、熱交換器11の外缶11bから、お湯張り流路C
に流れる湯は、熱交換器ll内の熱交換容量が大である
ため短時間に大量に給湯でき、他方、熱交換器11の内
管11aの熱交換容量は小である。
なお、2Gはミキシングバルブ21に水を供給するため
ミキシングバルブ21と給水配管13との間に設けた分
岐給水配管である。
かかる構成によって、循環ポンプ18を停止した状態で
給湯機本体10の石油バーナー12を駆動するとともに
、ミキシングバルブ21と電磁弁22を開にすれば、熱
交換器11からの高温湯はその保有する水道圧によって
ミキシングバルブ21に給送され、同ミキシングバルブ
21において、高温湯は、分岐給水配管26を通して同
様に水道圧によって給送されてくる水と混合されて適温
の混合湯水を生成し、同混合湯水は、お湯張り配管20
、電磁弁22、ノズル23、ホッパー24及び往路側配
管15の下流側を介して自然流下によって浴槽16内に
出湯されることになる。
また、図示の実施例におけるその他の構成について説明
すると、spは石油バーナー12に燃料を供給する燃料
供給ポンプ、27は使用後浴場等の汚水が上水である水
道水に混入するのを防止するための圧力スイッチ、28
はバキュームブレーカ−である。
また、20aはホッパー24の上部に連通連結したオー
バーフロー管である。29は循環流路Bの復路側配管1
9に設けた浴場温度センサであり、浴槽16の浴湯の温
度を測定するものである。一方、30は給湯機本体10
の熱交換器11内に配設した給湯温度センサであり、熱
交換器11内で生成した高温湯の温度を測定するもので
あり、30aは給湯機本体10の缶体の過熱防止用のバ
イメタルである。
さらに、第1図において、31は制御装置であり、同制
御装置31は、第1図に示すように、マイクロプロセッ
サMPtl と、人出力インターフェース32゜33と
、ROMとRAMとからなるメモリ34とから構成され
ている。
そして、上記構成において、入力インターフェース32
には、水位センサ17.浴湯温度センサ29及び給湯温
度センサ30及びバイメタル30aが接続されている。
一方、出力インターフェース33には、循環ポンプ1日
、ミキシングバルブ21、電磁弁22及び燃料供給ポン
プSPが接続されている。
また、メモリ34には、上記した水位センサ17゜浴場
温度センサ29及び給湯温度センサ30及びバイメタル
30a等からの出力信号や、後述する各種コントローラ
35.36からの駆動信号に基づいて、循環ポンプ18
.ミキシングバルブ21、電磁弁22及び燃料供給ポン
プSPを駆動するための駆動順序プログラムが記憶され
ており、また、後述するように、メインルーチン途中に
おいて割り込み動作があった場合に、その直前の動作条
件ないし出湯条件を記憶することができる。
ついで、上記制御装置31に駆動出力を手動で送るため
のコントローラ35.36について説明する。
第1図において、メインコントローラ35は、台所等に
設置し、特に浴槽16への出湯条件を指示するコントロ
ーラである。
そして、これらのコントローラ35.36を操作するこ
とによって、所定の駆動信号ないし制御信号を制御装置
31に送り、同駆動信号に基づいて、上記循環ポンプ1
8.  ミキシングパルプ21.電磁弁22及び石油バ
ーナー12(燃料供給ポンプspを含む)等を駆動する
ことができる。
第2図及び第3図にかかるメインコントローラ35及び
サブコントローラ36の具体的構成を示す。
なお、サブコントローラ37は本発明と直接関係しない
ので、その具体的構成についての説明は省略する。
本実施例において、メインコントローラ35は、第2図
に示すように、運転スイッチ40と、お湯張りスイッチ
41と、沸き上げ・保温スイッチ42と、お湯張り予約
スイッチ43と、凍結予防スイッチ44と、チャイルド
ロックスイッチ45とを具備している。
そして、運転スイッチ40は、オンすることによって全
コントローラ35.36 、制御装置31や循環ポンプ
18.  ミキシングパルプ21、電磁弁22及び燃料
供給ポンプsp等の各種駆動装置、及び、水位センサ1
7.浴湯温度センサ29、給湯温度センサ30及びバイ
メタル30a等の各種センサに給電することができる。
また、4Qa、46aは、運転スイッチ40がオンした
場合に点灯する運転表示ランプ、41a、47aは、お
湯張り表示ランプ、42a、48aは、沸き上げ保温表
示ランプ、43fはお湯張り予約表示ランプ、44a。
49aは、凍結予防表示ランプ、45aは、チャイルド
ロック表示ランプ、50aは追いたき表示ランプである
お湯張りスイッチ41は、オンすることによって、駆動
信号を制御装置31に送り、メモリ34から読みだした
駆動順序プログラムに基づいて、循環ポンプ18.ミキ
シングパルプ21、電磁弁22及び石油バーナー12(
燃料供給ポンプspを含む)等の各種駆動装置を駆動し
て、お湯張り及び湯沸かし・保温を自動的に行わせるも
のである。
なお、出湯条件のうち、お湯張り温度(例えば38’C
)及びお湯張り量(例えば20Of)は予め制御装置3
1においてメーカーサイドで設定される。
しかし、かかるお湯張り温度及びお湯張り量は、後日、
メーカー、ユーザーによって設定しなおすこともできる
なお、本実施例において、お湯張りスイッチ41をオン
すると、お湯張り作業が自動的に行われるが、さらに、
お湯張り作業完了後は、後述するサブコントローラ36
の温度設定スイッチ52.53で設定した温度まで自動
的に沸き上げ・保温作業に移行し、それがすむとお湯張
りスイッチ41のオンと同時に点灯した沸き上げ保温表
示ランプ42aは消灯する。
さらに、沸き上げ・保温作業が完了すると、入浴OKラ
ンプ42bが点灯するとともに、入浴OKブザーが鳴る
沸き上げ・保温スイッチ42は、自動的にお湯張り・沸
き上げ・保温運転完了後に、例えば、入浴中に浴場温度
が低下した場合等に再度設定浴場温度まで浴場温度を上
昇する場合に用いるものであり、同スイッチ42をオン
することによって、上記した沸き上げ・保温作業が再度
行われることになる。
お湯張り予約スイッチ43は、オンすることによヮて、
任意の時間に、上記お湯張り作業及び沸き上げ・保温作
業を行わせることができるものである。なお、予約時間
は、予約時間設定スイッチ438〜43dを押すことに
よって設定でき、設定じた予約時間は、デジタル表示計
43eに表示される。
凍結予防スイッチ44は、オンすることによって、熱交
換器11内の浴場を凍結予防に十分な温度、例えば約l
O″Cに保持するものであり、凍結予防表示ランプ44
aが点灯することになる。
なお、循環流路B内の浴湯の凍結予防は、浴場が予め設
定した凍結予防温度より低くなると、自動的に循環ポン
プ18をオン作動せしめて循環流路B内の浴場を循環せ
しめて行う。
また、チャイルドロックスイッチ45は、オンすること
によってサブコントローラ36における出湯条件の変更
を不能とするものであり、幼児等の悪戯による出湯条件
の変更を阻止して安全性を確保するものである。なお、
同チャイルドロックスイッチ45を再度押すと、チャイ
ルドロックは解除されることになる。
また、第3図に浴室内に設置するサブコントローラ36
の具体的構成について説明しており、同サブコントロー
ラ36は、運転スイッチ46と、お湯張りスイッチ47
と、沸き上げ・保温スイッチ48と、凍結予防スイッチ
49と、追いだきスイッチ50と、温度設定スイッチ5
2.53とを具備している。
かかる構成において、運転スイッチ46と、お湯張りス
イッチ47と、沸き上げ・保温スイッチ48と、凍結予
防スイッチ49とは、上記したメインコントローラ35
における、運転スイッチ40と、お湯張りスイッチ41
と、沸き上げ・保温スイッチ42と、凍結予防スイッチ
44と、同様な機能を有するものであるので、その機能
の説明は省略し、その他のスイッチの機能について以下
説明する。
まず、温度設定スイッチ52は、制御装置31で設定し
た設定浴場温度(例えば38°C)を1°C或いは2°
Cづつ高温側へ調節することができるものであり、温度
設定スイッチ53は、いったん調節した設定浴場温度を
低温側へVC或いは2°Cづつ調節することができるも
のである。そして、かかる温度設定スイッチ52.53
で設定した後、お湯張りスイッチ47をオンすることに
よって、自動的に、お湯張り・沸き上げ・保温運転が行
われることになる。
また、自動お湯張り・沸き上げ・保温運転完了後、一定
時間経過後に、沸き上げ・保温スイッチ48をオンする
ことによって、設定温度まで沸き上げ保温することがで
きる。
次に、追いたきスイッチ50は、オンすることによって
、予め温度設定スイッチ52.53の操作によって設定
した温度に浴場温度が達しているか否かにかかわらず、
循環ポンプ1Bを駆動して循環流路Bを介して熱交換器
11で熱交換した高温湯を浴槽16中に吐出循環して、
好みの温度まで上げることができるものである。
また、サブコントローラ36におけるその他の構成につ
いて説明すると、57ば給湯運転の移行状態を表示する
ための移行状態表示部であり、給湯運転の移行とともに
、順次、お湯張り表示ランプ57a、沸き上げ表示ラン
プ57b、お知らせ表示ランプ57転において点灯する
ものである。
また、サブコントローラ36の形状は、メインコントロ
ーラ35と同様に、矩形薄肉扁平形状とするのが好まし
いが、デザイン等を考慮して円形形状やその他任意の形
状とすることもできる。
また、サブコントローラ36としては、浴槽近傍以外に
も、他に設置しておくことができる。
さらに、必要に応じて、自動給湯機Aのお湯張り配管2
0に水量センサ等を設け、上記した機能以外の機能を持
たせるようにすることもできる。
以下、上記構成を有する自動給湯機Aによる浴槽16へ
の給湯運転について説明する。
第1図に示す実施例に係わる自動給湯機Aにおいて、給
湯運転は、一般的に、給湯燃焼運転、お湯張り運転、沸
き上げ・保温運転、追いだき運転及び凍結予防運転とか
らなるが、本実施例では、本発明の要旨である、給湯測
定温度値が一定温度値になって初めてお湯張りを開始す
る動作を含むお湯張り運転及びその前後に行われる給湯
燃焼運転と沸き上げ・保温運転のシーケンスについて説
明する。
〔給湯燃焼運転〕
第4図に給湯燃焼運転におけるシーケンスを示す。
まず、メインコントローラ35の自動運転スイッチ40
又はサブコントローラ36の自動運転スイッチ46をオ
ンする(100) 。
給湯機本体10の熱交換器ll内に設置した給湯温度セ
ンサ30による給湯測定温度値Telが制御装置31内
に設定した給湯設定温度値Ts、より低い場合は(10
1) 、石油バーナー12のファンモータ及び点火器を
オンする(102) 。
その後、約7秒間、石油バーナー12内の不燃焼ガスを
排除するためのブリイグニションタイム及びプリパージ
タイムを取る(103)。
ついで、給油ポンプSPが駆動され、石油バーナー12
へ石油が給油され(104) 、燃焼が開始する。
燃焼を開始した場合は、硫化カドミウム等からなり、光
の強弱によって抵抗値が変化する炎検出センサがオンし
く105Y)、燃焼表示ランプ58がオンする(106
)。
なお、燃焼表示ランプ58の点灯後、約5秒間経過する
までは点火を継続させ(107N)、約5秒間経過後は
(107Y)は、点火器をオフにする(108)。
炎検出センサがオンせず(105N)、点火トライタイ
ム(例えば5秒間)が経過したときは(109)、不着
火警報ブザー等が鳴り(110) 、かつ、給油ポンプ
sp及び点火器が停止する(110a)。
そして、ポストパージタイム(約20秒)経過後(11
0bY) 、ファンモータを停止する(110c)。
さらに炎検出センサは石油バーナー12による燃焼が続
行する限り、燃焼状態を検出しつづける(111) 。
しかし、炎検出センサのオフになった場合は(IIIN
)、点火動作をやりなおしく116N)、断続的に3回
又は4回以上オン・オフをくりかえす場合は(116Y
)、給油ポンプ又は点火器に異常があると判断して速や
かに警報ブザー等を鳴らす(117)。
そして、炎検出センサが正常にオン状態を持続し、給湯
温度センサ30による給湯測定温度値TIIIIが制御
装置31内に設定した給湯設定温度値Ts、と同等又は
それより高くなった場合は(112Y)、給油ポンプs
pを停止しく113) 、燃焼ガスの残りを排出するた
めのボストパージタイム(約20秒)経過後(114Y
)、ファンモータを停止する(115)。
そして、メインコントローラ35の運転スイッチ40又
はサブコントローラ36の運転スイッチ46をオフしな
い限り、熱交換器内の給湯温度が降下すれば、自動的に
上記シーケンスに沿って給湯燃焼運転を反復する。
〔お湯張り作業] 第5図にお湯張り運転におけるシーケンスを示す。
まず、メインコントローラ35のお湯張りスイッチ41
又はサブコントローラ36のお湯張りスイッチ47をオ
ンする(120)。
給?Ih!11本体10の熱交換器11内に設置した給
湯温度センサ30による給湯測定温度値TIIIが制御
装置31内に設定した風呂運転可能温度値Tsgより高
い場合(121Y)であって、かつ水位センサ17がオ
フの場合は(122Y)、電磁弁22がオンして開< 
(123) 。
これによって、給湯機本体10の熱交換器11から水道
圧によって、お湯張り配管20.ミキシングパルプ21
.電磁弁22.ノズル23、ホッパー24、お湯張り配
管20及び往路側配管15を介して浴槽16内に混合湯
水が自然流下によって流入する。
なお、ここで、風呂運転可能温度値Tsgとは、制御袋
W31に予め設定した値であり、ミキシングバルブ21
で、分岐給水配管26からの水と混合して所定の沸き上
げ保温設定温度値TssC例えば、38”C)を得るこ
とができる値であり、例えば沸き上げ保温設定温度値T
s3よりわずかに高い温度値である40″Cに設定する
ことができる。
しかし、当初は分岐給水配管26からの給水量を零とし
た場合は、風呂運転可能温度値Tgは、沸き上げ保温設
定温度値T33と等しくすることもできる。
一方、かかる風呂運転可能温度値Ts、まで給湯測定温
度値Tl111が達しない場合は(121N)、電磁弁
22を作動せず、お湯張り作業を開始しない。
このようにシーケンスを組んだのは、以下の゛理由によ
る。
即ち、給湯器本体10の作動開始当初は低い温度の給湯
しか生成できず、これをお湯張り流路Cを通して浴槽1
6に出湯した場合は、設定量の浴場を浴槽16内に出湯
しても設定浴場温度を確保することができず、従って、
その後の沸き上げ・保温運転に時間を要することになる
そこで、予め熱交換器11における給湯温度が風呂運転
可能温度値Tszまで給湯測定温度値T+++、が迷し
た後にお湯張り流路Cを通しての浴槽16への出湯を可
能とすることによって、最小時間でお湯張り・湯沸かし
・保温作業を可能としたのである。
そして、浴槽16内に設定流量の混合湯水が流入した場
合は、水位センサ17がオンしく124Y) L、そノ
後、水位センサオン検知タイマーによって設定した水位
センサオン検知タイム(例えば、0.55ec)が経過
した後に(125Y)、電磁弁22をオフにして閉じ(
126) 、お湯張り運転を完了する。
なお、上記シーケンスにおいて、水位センサオン検知タ
イムを設けたのは、誤検知を防止するためである。
その後、電磁弁22のオフとともに(126)、循環ポ
ンプ18がオンして(127) 、沸き上げ・保温運転
が開始し、循環流路B内に浴場を循環させる。
そして、かかる循環ポンプ18は駆動開始当初は、設定
時間(例えば、60秒間)経過するまでは、浴、湯温度
センサ29によって測定した浴場温度値 Tm2が沸き
上げ保温設定温度値Tssより高い、低い如何にかかわ
らず、後述する適温制御(Tvbz+Ts3との比較値
に基づく循環ポンプ18のオンオフ制御)を行うことな
く、循環ポンプ18を連続して作動させることができる
(12B)。
これによって、沸き上げ・保温運転当初において、浴槽
16内に流入口16aを通って流入する高温湯がショー
トサーキットによって流出口16bから復路側配管19
に流出した場合に高温の浴場温度値Tm、が誤まって検
出された場合であっても、循環ポンプ18を連続運転し
て循環浴場が均一温度になって初めて適温制御を行わせ
ることができる。
さらに、本実施例におけるお湯張リシーケンスは、以下
の構成にも特徴を有するものである。
即ち、本実施例において、給湯機本体10の熱交換器1
1内に設置した給湯温度センサ30による給湯測定温度
値Tll1lが制御装置31内に設定した風呂運転可能
温度値Tszより高い場合(121Y)であっても、水
位センサ17がオンしている場合は(122N)、前日
の浴場が浴槽16内に設定湯量以上に残っている、或い
はすでに設定湯量が張られていると判断して、お湯張り
運転を行うことなく、循環ポンプ18を直接駆動して、
沸き上げ・保温運転を開始する(122N)。
これによって、浴槽1Gからのオーバーフローを未然に
防止することができる。
また、本実施例において、電磁弁22がオンすると(1
23) 、ii磁弁オン積算タイマーが作動し、電磁弁
22のオン時間を積算しく129) 、所定時間(例え
ば、90分)経過した後は電磁弁22をオフする(13
0)とともに、警報ランプ(図示せず)を点灯する(1
31)。
このようにしたのは、水位センサ17の故障や、お湯張
り配管20の故障や、浴槽16の排水栓の閉め忘れによ
って電磁弁22や、循環ポンプ18がオン状態をいつま
でも保持するのを防止すべく、お湯張り運転を停止させ
るためである。
〔沸き上げ・保温運転〕
沸き上げ・保温運転は、第6図に示すシーケンスによっ
て行われる。
第6図に示すように、通常動作においては、第5図に示
すお湯張り運転が完了した後、自動的に沸き上げ・保温
運転が行われる(第5図のルーチンの最終端及び第6図
の中途割り込みにおける接続ステップ■)。
即ち、循環流路Bで浴場を循環させ、浴場温度センサ2
9によって検出した浴場測定温度値T1がサブコントロ
ーラ36の温度設定スイッチ52.53によって設定し
た沸き上げ保温設定温度値Tssと等しい又はそれより
高くなり(140Y)、かつ、沸き上げ検出タイマーに
よって設定した時間(例えば、5秒)が経過した後は(
141Y)、沸き上げ完了として、循環ポンプ18が停
止するとともに、お湯張りランプ47をオフする(14
2) 。
なお、浴場測定温度値Ts+zが沸き上げ保温設定温度
値T1より低い場合は、浴場測定温度値Tmzが沸き上
げ保温設定温度値Ts、と等しい又は高くなるまで、連
続して或いは定期的に温度測定を続行して循環ポンプ1
8を連続運転する(14ON)。
その後、初回の沸き上げが否かを判断し、初回の沸き上
げである場合は(143Y)、お知らせブザーがオンす
る(143A) 。
これによって、沸き上げ・保温運転の度に、ブザーが鳴
り、使用者に不快感を与えるのを防止することができる
ついで、通常は自動的に上記沸き上げ運転から保温運転
に移行する(144Y)。
この移行に伴い、メインコントローラ35の入浴OXラ
ンプ42bが点灯する(145) 。
入浴OKクランプ2bの点灯とともに、保温タイマーが
作動して(145^)、一定時間毎(例えば15分)に
浴湯温度を浴湯温度センサ29に測定させ(146)、
浴場測定温度値T11gが沸き上げ保温設定温度値Ts
=より低い場合は、入浴OKクランプ2bをオフすると
ともに(147) 、循環ポンプ18を所定時間(例え
ば、5秒間)駆動しく148)−その後、再度、沸き上
げ・保温スイッチ42又は48が押されない限り(14
9N)、又は、初回沸き上げお報らせブザー(143A
)から積算して保温継続運転タイマーがカウントした保
温運転継続タイム(例えば4時間)を経過しない限り 
(15ON)、ステップ(140)まで戻り、沸き上げ
・保温運転を繰り返す(140)〜(147) 。
一方、上記保温タイマーの作動に基づく浴場温度測定に
おいて、浴場測定温度値T−が沸き上げ保温設定温度値
Tssより高い場合は(146Y)、入浴OKクランプ
2bをオン状態に保持する。
また、沸き上げ・保温スイッチ42又は48が人為的に
オフされた場合(144N) (149Y)、又は、保
温運転継続タイムを経過した場合は(150Y)、沸き
上げ・保温ランプ48aがオフする(151) 。
なお、保温タイマーによって 保温運転継続タイムを測
定し、それが経過した場合は、保温運転をキャンセルす
るようにしたのは、使用者が、沸き上げ・保温スイッチ
42又は4日をオフするのを忘れた場合にも自動的にキ
ャンセルするようにしたものである。
さらに、上記ルーチンにおいて、保温運転をしない場合
(144N)とは、人為的にオフする場合、その他足し
湯スイッチ51をオンして行う足し湯運転の場合であり
、この場合、保温されることなく、沸き上げ運転は終了
することになる。
また、通常の給湯運転においては、上記したように、お
湯張り運転が完了した後、自動的に沸き上げ・保温運転
が行われる(第5図のルーチンの最終端及び第6図の中
途割り込みにおける接続ステップ■)が、沸き上げ・保
温運転は、お湯張り運転と別個・独立に行うこともでき
る。
この場合は、お湯張り運転に替えて、第6図に示すシー
ケンスのステップ(152)〜(155)によって行う
ことになる。
即ち、まず、メインコントローラ35の沸き上げ・保温
スイッチ42又はサブコントローラ36の沸き上げ・保
温スイッチ48をオンする(152) 。
給湯機本体10の熱交換器11内に設置した給湯温度セ
ンサ30による給湯測定温度値Tm+が制御装置31内
に設定した沸き上げ運転可能温度値Ts、より高い場合
は(153Y)、循環ポンプ18がオンし (154)
、循環流路Bを通して高温湯が熱交換器11から浴槽1
6へ循環しながら流入し、浴場温度を漸次上昇すること
になる。
しかし、かかる沸き上げ運転可能温度値Ts、まで給湯
測定温度値Tm、が達しない場合は(153N)、循環
ポンプ18はオンしない。
なお、ここで、沸き上げ運転可能温度値Tsaとは、制
御装置31に予め設定した値であり、所定の沸き上げ保
温設定温度値T3.(例えば、38°C)より相当高い
温度、例えば50゛Cに設定することができる。
このようにシーケンスを組んだのは、以下の理由による
即ち、給湯器本体lOの沸き上げ運転当初は低い温度の
給湯しか生成できず、これを循環流路Bを通して浴槽1
6に出湯した場合は、設定量の浴場を浴槽16内に出湯
しても設定浴場温度を確保するまで時間がかかりすぎる
ので、予め熱交換器11における給湯温度が沸き上げ運
転可能温度値Tsaまで給湯測定温度値Tslが達した
後に循環流路Bを通しての浴槽16への出湯を可能とす
ることによって、最小時間で設定浴場温度を得ることが
できるようにしたものである。
そして、循環ポンプ18がオンしく154) 、その後
ポンプイニシャルタイマーによって設定したポンプイニ
シャルタイムが経過した後(155Y)、ステップ(1
40)に従って適温制御を行う。
即ち、ポンプイニシャルタイムが経過するまでは、適温
制御(140)は行われず、浴場温度センサ29によっ
て検出出力は制御装置31において無視されることにな
る。
このようにしたのは、以下の理由による。復路側配管1
9等が西日等によって熱せられている一方で、浴槽16
が日陰にある場合等に、循環ポンプ18をオンしても、
浴槽16内の実際の浴場温度は低いにもかかわらず、復
路側配管19内の熱い浴湯温度を浴湯温度センサ29が
検出し誤った検出出力を制御装置31に送ることになる
。そこで、かかる配管条件等による誤検出を防止するた
め、浴場温度が循環流路B内で均一になるまで浴湯温度
センサ29らの検出出力を無視し、その後、検出出力に
基づいて適温制御(140)を行い、正確な制御を可能
としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動給湯機の概念的構成説明図、
第2図はメインコントローラの構成説明図、第3図はサ
ブコントローラの構成説明図、第4図は給湯燃焼運転の
フローチャート、第5図はお湯張り運転のフローチャー
ト、第6図は沸き上げ・保温運転のフローチャートであ
る。 図中、 A、;自動給湯機    B:循環流路C:お湯張り流
路   11:熱交換器15:往路側配管    16
:浴槽 18:循環ポンプ    19:復路側配管20:お湯
張り配管   30:給湯温度センサ特許出願人  東
陶機器株式会社 代 理 人  松尾憲一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱交換器(11)と浴槽(16)とを、中途に循環
    ポンプ(18)を介設した往路側配管(15)と復路側
    配管(19)で連通連結して循環流路(B)を形成し、
    同循環ポンプ(18)の下手側の往路側配管(15)に
    、お湯張り用混合湯水を供給するお湯張り配管(20)
    を分岐連通せしめてお湯張り流路(C)を形成してなる
    1缶2水路方式の自動給湯機において、 給湯温度センサ(30)によって測定した熱交換器(1
    1)内の給湯測定温度値が、風呂運転可能温度値より高
    くなるまでお湯張り流路(C)を通しての浴槽(16)
    へのお湯張り出湯を停止することを特徴とする自動給湯
    機。
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