JPH01222146A - 安全追いだき機能を有する自動給湯機 - Google Patents

安全追いだき機能を有する自動給湯機

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Publication number
JPH01222146A
JPH01222146A JP63046350A JP4635088A JPH01222146A JP H01222146 A JPH01222146 A JP H01222146A JP 63046350 A JP63046350 A JP 63046350A JP 4635088 A JP4635088 A JP 4635088A JP H01222146 A JPH01222146 A JP H01222146A
Authority
JP
Japan
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hot water
temperature
water
switch
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP63046350A
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English (en)
Inventor
Koichi Murata
村田 幸一
Hiroshi Sawahashi
佐和橋 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP63046350A priority Critical patent/JPH01222146A/ja
Publication of JPH01222146A publication Critical patent/JPH01222146A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、同一の給湯機を循環流路とお湯張り流路とで
浴槽に連通連結する1缶2水路方式の自動給湯機に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、自動給湯機の一形態として、上記した1缶2水路
方式の自動給湯機がある。
そして、かかる自動給湯機は、給湯機本体内の熱交換器
を往路側配管と復路側配管で浴槽と連通連結して循環流
路を形成し、同循環流路の往路側配管の中途に循環ポン
プを設け、かつ、別途設けたお湯張り配管の一端を熱交
換器に連通連結するとともに、他端を往路側配管の循環
ポンプより上流をなす部分に、三方切換弁を介して連通
連結し、さらに、お湯張り配管の中途にミキシングバル
ブを設け、循環流路の他にお湯張り流路を別途設けた構
成に特徴を有する。
また、かかる構成によって、お湯張り作業、沸き上げ・
保温作業等を以下の要領で行うことができる。
即ち、お湯張り作業は、三方切換弁を駆動して給湯流路
を循環流路からお湯張り流路に切換え、給湯機本体で生
成した高温湯をミキシングバルブに給送して水を混合さ
せ適温湯(例えば38°C)を生成し、量適温湯を、お
湯張り配管、三方切換弁、往路側給湯管を通して浴槽内
に出湯することによって行われる。そして、コントロー
ラ等で予め設定された湯量に達すると自動的に循環ポン
プが停止して出湯が停止し、お湯張り作業が完了する。
 その後、沸き上げ・保温作業が行われることになるが
、かかる作業は、三方切換弁を駆動して給湯流路をお湯
張り流路から循環流路に切換え、給湯機本体で熱交換し
た高温湯を往路側配管を通して浴槽に吐出するとともに
、浴槽内の浴湯を復路側配管を通して熱交換器に還流す
ることによって循環流を形成し、浴槽内の浴湯温度を設
定温度まで上昇することによって行われる。そして、設
定温度まで達した場合は、循環ポンプの駆動を自動的に
停止して循環を停止し、沸き上げ・保温作業を完了する
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来の自動給湯機においては、追いだき
スイッチをオンすることによって、追いださができるよ
うに構成されているとしても、それは、お湯張り、沸き
上げ、保温運転後に、浴湯を沸き上げ・保温温度以上に
上昇せしめて、自己の好みの浴湯温度にするためであり
、かなりの高温となる。
そして、かかる追いだき運転は、通常は、入浴者が追い
だきスイッチを再度押すことによって停止する。
しかし、追いだきスイッチを再度押すのを忘れた場合な
ど、そのまま放置することは、浴湯温度を異常に高くし
、極めて危険な状態になる。
本発明は、上記問題点を解決することができる自動給湯
機を提供することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、熱交換器と浴槽とを、中途に循環ポンプを介
設した往路側配管と復路側配管で連通連結して循環流路
を形成し、往路側配管に、お湯張り用混合湯水を供給す
るお湯張り配管を分岐連通せしめてお湯張り流路を形成
し、コントローラに設けた追いだきスイッチによって、
お湯張り、沸き上げ、保温運転後に浴槽内の湯温度を循
環ポンプのオン作動により適温まで上昇することができ
るように構成してなる1缶2水路方式の自動給湯機にお
いて、追いだき継続タイマーによって設定した時間経過
するか、浴湯測定温度値が制御装置に予め設定した追い
だき運転停止温度値より高くなった場合に循環ポンプを
オフするように構成してなる安全追いだき機能を有する
自動給湯機に係るものである。
(ホ)作用及び効果 上記した構成により、本発明は、以下の作用、効果を奏
する。
即ち、本発明では、追いだきを行う場合には、追いだき
スイッチをオンすることによって循環ポンプをオン作動
せしめ、お湯張り、沸き上げ、保温運転後に、循環流路
から高温湯を供給して追いだきを行うものであり、通常
は、追いだきスイッチを押すことによって追いだき運転
を終了する。
しかし、誤って追いだきスイッチを押すことを忘れた場
合であっても、追いだき継続タイマーによって設定した
時間経過した場合、又は浴湯測定温度値が制御装置に予
め設定した追いだき運転停止温度値より高くなった場合
には、自動的にwi環ポンプが停止するので、追いだき
運転が終了する。
従って、追いだき運転を安全に行うことができる。
(へ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。
第1図に、本発明に係る自動給湯11Aの概念的全体構
成を示しており、図中、lOは給jan本体であり、熱
交換器11と石油バーナー12とを具備している。
熱交換器11には給水配管13と給湯配管14がそれぞ
れ接続されており、給水配管13を通して上水が熱交換
器11の外缶11b内に供給され、一方、給湯配管14
を通して、%’tK ?Aがカランやシャワー等(図示
せず)に給送されることになる。
また、第1図において、15は始端を熱交換器11の内
管11aに連通連結するとともに終端を浴槽16に連通
連結し、かつその中途に三方切換弁17と循環ポンプ1
8を取付けた往路側配管であり、一方、19は始端を浴
槽1Gに連通連結するとともに終端を熱交換器11の内
管11aに連通連結した復路側配管である。
かかる構成によって、熱交換器11−往路側配管15−
浴f!16−復路側配管19−熱交換器11からなる循
環流路Bを形成することができ、循環ポンプ18を駆動
することによって、浴槽16内の浴湯を循環流路B内で
循環して、浴湯を連続的に熱交換器11で加熱して沸き
上げ及び保温を行うことができる。
また、第1図において、20は始端を給湯配管14から
分岐したお湯張り配管であり、同お湯張り配管20の終
端は、ミキシングバルブ21、電磁弁22、ポールタッ
プ23、ジスターン24及び水量センサ25を通して、
三方切換弁17に連通連結している。
かかる構成によって、三方切換弁17を切り換えてお湯
張り配管20の終端と往路側配管15の上流側とを連結
することによって、熱交換器11−ミキシングバルブ2
1−電磁弁22−ボールタップ23→ジスターン24−
水量センサ25−三方切換弁17−往路側配管15−1
環ポンプ18−浴槽16からなるお湯張り流路Cを形成
することができる。
なお、熱交換器11の外缶11bから、お湯張り流路C
に流れる湯は、熱交換器Il内の熱交換容量が大である
ため短時間に大量に給湯でき、他方、熱交換器11の内
管11aの熱交換容量は小である。
なお、26はミキシングバルブ21に水を供給するため
ミキシングパルプ21と給水配管13との間に設けた分
岐給水配管である。
かかる構成によって、三方切換弁17を切り換えてお湯
張り配管20を往路側配管15の上流と連通連結した後
、循環ポンプ18を駆動すれば、熱交換器11からの高
温湯はミキシングパルプ21によって分岐給水配管26
からの水と混合されて適温の混合湯水を生成し、同混合
湯水は、お湯張り配管20、三方切換弁17、往路側配
管15及び循環ポンプ18を介して浴槽16内に出湯さ
れることになる。
また、図示の実施例におけるその他の構成について説明
すると、27は下限フロートスイッチであり、ジスター
ン24内に一定量の混合湯水を確保して引き込み音等の
発生を防止するために用いるものである。
一方、28は上限フロートスイッチであり、本来、ポー
ルタップ23によって水位調整を行うが、万一、ポール
タップ23が故障した場合に、ジスターン24からのオ
ーバーフローを防止するものである。
また、29は循環流路Bの復路側配管19に設けた浴湯
温度センサであり、浴槽16の浴湯の温度を測定するも
のである。一方、30は給湯機本体10の熱交換器11
内に配設した給湯温度センサであり、熱交換器11内で
生成した高温湯の温度を測定するものである。
さらに、第1図において、31は制御装置であり、同制
御装置31は、第1図に示すように、マイクロプロセン
サiPU と、入出力インターフェース32.33と、
ROM とRAII とからなるメモリ34とから構成
されている。
そして、上記構成において、入力インターフェース32
には、水fitセンサ25.下限フロートスイッチ27
.上限フロートスイッチ28.浴湯温度センサ29及び
給湯温度センサ30が接続されている。
一方、出力インターフェース33には、三方切換弁17
.循環ポンプ18.ミキシングバルブ21.給油ポンプ
SP及び電磁弁22が接続されている。
また、メモリ34には、上記した各種センサ25゜27
.29.30等からの出力信号や、後述する各種コント
ローラ35.36からの駆動信号に基づいて、三方切換
弁17.循環ポンプ18.ミキシングバルブ2L給油ポ
ンプsp及び電磁弁22等を駆動するための駆動順序プ
ログラムが記憶されており、また、後述するように、メ
インルーチン途中において割り込み動作があった場合に
、その直前の動作条件ないし出湯条件を記憶することが
できる。
ついで、上記制御装置31に駆動出力を手動で送るため
のコントローラ35.36について説明する。
第1図において、メインコントローラ35は、台所等に
設置し、特に浴槽16への出湯条件を指示するコントロ
ーラであり、サブコントローラ36は入浴時に、浴槽1
6への筒車な出湯条件を指示するため浴槽16近傍に設
けたコントローラである。。
そして、これらのコントローラ35.36を操作するこ
とによって、所定の駆動信号ないし制御信号を制御装置
31に送り、同駆動信号に基づいて、上記石油バーナー
12(給油ポンプSPを含む)、三方切換弁17.循環
ポンプ18.ミキシングパルプ21及び電磁弁22等を
駆動することができる。
第2図及び第3図にかかるメインコントローラ35及び
サブコントローラ36の具体的構成を示す。
本実施例において、メインコントローラ35は、第2図
に示すように、運転スイッチ40と、お湯張りスイッチ
41と、沸き上げ・保温スイッチ42と、お湯張り予約
スイッチ43と、凍結予防スイッチ44と、チャイルド
ロックスイッチ45とを具備していそして、運転スイッ
チ40は、オンすることによって全コントローラ35,
36 、制御装置31や石油バーナー12(給油ポンプ
spを含む)、三方切換弁17゜循環ポンプ18.ミキ
シングパルプ21及び電磁弁22等の各種駆動装置や、
水量センサ25.下限フロートスイッチ27.上限フロ
ートスイッチ28.浴?Ji度センサ29及び給湯温度
センサ30等の各種センサに給電することができる。
また、40a、 46aは運転スイッチ40がオンした
場合に点灯する運転表示ランプ、41a、47aはお湯
張り表示ランプ、42a、 48aは沸き上げ保温表示
ランプ、43fはお湯張り予約表示ランプ、44a、4
9aは凍結予防表示ランプ、45aはチャイルドロック
表示ランプ、50aは追いだき表示ランプ、51aは足
し湯表示ランプである。
お湯張りスイッチ41は、オンすることによって、駆動
信号を制御装置31に送り、メモリ34から読みだした
駆動順序プログラムに基づいて、各種駆動装置12.1
7.1B、21,22、を駆動して、お湯張りを自動的
に行わせるものである。
なお、出湯条件のうち、お湯張り温度(例えば38°C
)及びお湯張り量(例えば200f)は予め制御装置3
1においてメーカーサイドで設定される。
しかし、かかるお湯張り温度及びお湯張り量は、後日、
メーカー、ユーザーによって設定しなおすこともできる
なお、本実施例において、お湯張りスイッチ41をオン
すると、お湯張り作業が自動的に行われるが、さらに、
お湯張り作業完了後は、後述するサブコントローラ36
の温度設定スイッチ52.53で設定した温度まで自動
的に沸き上げ・保温作業に移行し、それがすむとお湯張
りスイッチ41のオンと同時に点灯した沸き上げ・保温
表示ランプ42aは消灯する。
さらに、沸き上げ・保温作業が完了すると、入浴OKク
ランプ2bが点灯するとともに、入浴Oにブザーが鳴る
沸き上げ・保温スイッチ42は、自動的に、お湯張り・
沸き上げ・保温運転完了後に、例えば、浴湯中に浴湯温
度が低下した場合等に再度設定浴湯温度まで浴tAm度
を上昇する場合に用いるものであり、同スイッチ42を
オンすることによって、上記した沸き上げ・保温作業が
再度行われることになる。
お湯張り予約スイッチ43は、オンすることによって、
任意の時間に、上記お湯張り作業及び沸き上げ・保温作
業を行わせることができるものである。なお、予約時間
は、予約時間設定スイッチ438〜43dを押すことに
よって設定でき、設定した予約時間は、デジタル表示計
43eに表示される。
凍結予防スイッチ44は、オンすることによって、熱交
換器ll内の浴湯を凍結予防に十分な温度、例えば約1
0”Cに保持するものであり、凍結予防表示ランプ44
aが点灯することになる。
なお、循環流路B内の浴湯の凍結防止は、浴湯が、予め
設定した凍結予防温度より低くなると、自動的に循環ポ
ンプ18をオン作動せしめて循環流路B内の浴湯を循環
せしめて行う。
また、チャイルドロックスイッチ45は、オンすること
によってサブコントローラ36における出湯条件の変更
を不能とするものであり、幼児等の悪戯による出湯条件
の変更を阻止して安全性を確保するものである。なお、
同チャイルドロックスイッチ45を再度押すと、チャイ
ルドロックは解除されることになる。
また、第3図に浴室内に設置するサブコントローラ36
の具体的構成について説明しており、同サブコントロー
ラ36は、運転スイッチ46と、お湯張りスイッチ47
と、沸き上げ・保温スイッチ48と、凍結予防スイッチ
49と、追いだきスイッチ50と、足し湯スイッチ51
と、温度設定スイッチ52.53と、湯量設定スイッチ
54 、55とを具備している。
かかる構成において、運転スイッチ46と、お湯張りス
イッチ47と、沸き上げ・保温スイッチ4日と、凍結予
防スイッチ49とは、上記したメインコントローラ35
における、運転スイッチ40と、お湯張りスイッチ41
と、沸き上げ・保温スイッチ42と、凍結予防スイッチ
44と同様な機能を有するものであるので、その機能の
説明は省略し、その他のスイッチの機能について以下説
明する。
すなわち、温度設定スイッチ52は、制御装置31で設
定した設定浴湯温度(例えば38’C)を1 ’C或い
は2°Cずつ高温側へ調節することができるものであり
、温度設定スイッチ53は、いったん調節した設定浴湯
温度を低温側へ1°C或いは2°Cずつ調節することが
できるものである。そして、温度設定スイッチ52.5
3で設定した後、お湯張りスイッチ47をオンすること
によって自動的に、お湯張り・沸き上げ・保温運転を行
うことができる。
そして、かかる温度調節後であって一定時間経過後に、
沸き上げ・保温スイッチ48をオンすることにより設定
温度まで沸き上げ保温することができる。
追いだきスイッチ50は、オンすることによって、予め
、温度設定スイッチ52.53の操作によって設定した
温度に浴湯温度が達しているか否かにかかわらず、循環
ポンプ18を駆動して循環流路Bを介して熱交換器11
で熱交換した高温湯を浴槽16中に吐出循環して、好み
の温度にまで上げることができるものである。
また、足し湯スイッチ51は、オンすることによって、
湯量設定スイッチ54.55で設定した湯量を、お湯張
り後に、お湯張り流路Cを通して、浴槽16内に追加給
送することができるものである。
また、サブコントローラ36におけるその他の構成につ
いて説明すると、56はデジタル湯量表示計であり、3
桁からなり、末尾の桁には印刷表示した「0」が設けら
れている。
そして、湯量設定スイッチ54.55を操作することに
よって、お湯張り量を設定すると、お湯張りスイッチ4
7のオンとともに、設定湯量がデジタル表示されること
になる。
また、57は給湯運転の移行状態を表示するための移行
状態表示部であり、給湯運転の移行とともに、順次、お
湯張り表示ランプ57a、沸き上げ表示ランプ57b、
お知らせ表示ランプ57cが点灯する2転において点灯
するものである。
なお、サブコントローラ36としては、浴槽近傍以外に
も、他に設置しておくことができる。
以下、上記構成を有する自動給湯mAによる浴槽16へ
の給湯運転について説明する。
なお、給湯運転は、一般に、給湯燃焼運転、お湯張り運
転、沸き上げ・保温運転、追いだき運転及び足し湯運転
とからなるが、本発明の要旨である、安全追いだき機能
を有する追いだき運転及びその前に行われる給湯燃焼運
転と沸き上げ・保温運転のシーケンスについて説明する
〔給湯燃焼運転〕
第4図に給湯燃焼運転におけるシーケンスを示す。
マス、メインコントローラ35の自動運転スイッチ40
又はサブコントローラ36の自動運転スイッチ46をオ
ンする(100) 。
給湯機本体10の熱交換器ll内に設置した給湯温度セ
ンサ30による給湯測定温度値T耐が制御装置31内に
設定した給湯設定温度値Tslより低い場合は(101
) 、石油バーナー12のファンモータ及び点火器をオ
ンする(102) 。
その後、約7秒間、石油バーナー12内の不燃焼ガスを
排除するためのプリイグニションタイム及びプリファン
モータタイムを取る(103)。
ついで、給油ポンプSPが駆動され、石油バーナー12
へ石油が給油され(104) 、燃焼が開始する。
燃焼を開始した場合は、硫化カドミウム等からなり、光
の強弱によって抵抗値が変化する炎検出センサがオンし
く105Y)、燃焼表示ランプ58がオンする(106
)。
なお、燃焼表示ランプ58の点灯後、約5秒間経過する
までは点火を継続させ(107N)、約5秒間経過後は
(107Y)は、点火器をオフにする(108)。
炎検出センサがオンせず(105N)、点火トライタイ
ム(例えば5秒間)が経過したときは(109)、不着
火警報ブザー等が鳴り(110) 、かつ、給油ポンプ
sp及び点火器が停止する(110a)。
そして、ポストパージタイム(約20秒)経過後(11
0bY) 、ファンモータを停止する(110c)。
さらに炎検出センサは石油バーナー12による燃焼が続
行する限り、燃焼状態を検出しつづける(111) 。
しかし、炎検出センサがオフになった場合は(IIIN
)、点火動作をやりなおしく116N)、断続的に3回
又は4回以上オン・オフを繰り返す場合には(116Y
)、給油ポンプ又は点火器に異常があると判断して速や
かに警報ブザー等(図示せず)を鳴らす(117)。
そして、炎検出センサが正常にオン状態を持続し、給湯
温度センサ30による給湯測定温度値Tm1が制御装置
31内に設定した給湯設定温度値Ts+ と同等又はそ
れより高くなった場合は(112Y)、給油ポンプSP
を停止しく113) 、燃焼ガスの残りを排出するため
のポストパージタイム(約20秒)経過後(114Y)
、ファンモータを停止する(115)。
運転スイッチ40.46をオフしない限り、熱交換器l
l内の給湯温度が降下すれば、自動的に上記シーケンス
に沿って給湯燃焼運転を反復する。
〔お湯張り作業〕
第5図にお湯張り運転におけるシーケンスを示す。
まず、メインコントローラ35のお湯張りスイッチ41
又はサブコントローラ36のお湯張りスイッチ47をオ
ンする(120) 。
給湯機本体10の熱交換器11内に設置した給湯温度セ
ンサ30による給湯測定温度値Tmlが制御装置31内
に設定した風呂運転可能温度値Tslより高いか同等の
場合は(121Y)、三方切換弁17が循環流路Bより
お湯張り流路Cに切り換わり(122) 、電磁弁22
がオンして開< (123)。
これによって、給湯機本体10の熱交換器11からお湯
張り配管20.ミキシングバルブ21.電磁弁22、ポ
ールタップ23を介してジスターン24内に混合湯水が
流入する。
なお、ここで、風呂運転可能温度値Tszとは、制御袋
!ff131に予め設定した値であり、ミキシングパル
プ21で、分岐給水配管26からの水と混合して所定の
沸き上げ保温設定温度値TssC例えば、38°C)を
得ることができる値であり、例えば沸き上げ保温設定温
度値Tslよりわずかに高い温度値である40°Cに設
定することができる。
しかし、当初は分岐給水配管26からの給水量を零とし
た場合は、風呂運転可能温度値Tsgは、沸き上げ保温
設定温度値Ts3と等しくすることもできる。
一方、かかる風呂運転可能温度値Ts2まで給湯測定温
度値Tslが達しない場合は(121N)、三方切換弁
17及び電磁弁22を作動せず、お湯張り作業を開始し
ない。
このようにシーケンスを組んだのは、以下の理由による
即ち、給湯器本体10の作動開始当初は低い温度の給湯
しか生成できず、これをお湯張り流路Cを通して浴槽1
6に出湯した場合は、設定量の浴湯を浴槽16内に出湯
しても設定浴湯温度を確保することができず、従って、
その後の湯沸かし・保温運転に時間を要することになる
そこで、予め熱交換器11における給湯温度が風呂運転
可能温度値Ts2まで給湯測定温度(aTn+1が達し
た後にお湯張り流路Cを通しての浴槽16への出湯を可
能とすることによって、最小時間でお湯張り・湯沸かし
・保温作業を可能としたのである。
次に、三方切換弁17と電磁弁22のオンによって(1
22) (123)、ジスターン24及びその先のお湯
張り配管20への混合湯水の流入開始とともに、水量セ
ンサ25が湯量を積算しながらカウントする(124)
 。
そして、ジスターン24内の水位が一定レベルまで上昇
したら下限フロートスイッチ27がオンしく125Y)
、かつオンデイレイタイマーによって所定時間、例えば
3秒間経過後に(126Y)、循環ポンプ18を駆動す
る(127)。
なお、かかる下限フロートスイッチ27を設けたのは、
ジスターン24内が空の状態又は極低水位の状態でVa
Nポンプ18を作動させると、循環ポンプ18の吸引力
が強いため、吸引音(不快音)を発生するからである。
また、下限フロートスイッチ27がオンした後、直ぐに
循環ポンプ18を作動させずオンデイレイタイム後とし
たのは、下限フロートスイ・ンチ27が頻繁にオフ・オ
フする、いわゆるチャタリングを防止するためである。
そして、循環ポンプ18の駆動とともに、お湯張り流路
Cを通して、沸き上げ保温設定温度イ直Ts3(例えば
38°C)の混合湯水が浴槽16内に出湯されることに
なる。
そして、水量センサ25による積算湯量のカウント値Q
cが制御装置31で予め設定された設定お湯張りIQs
と等しくなった場合は(128Y)、電磁弁22をオフ
にして閉じる(129)。
ついでジスターン24内の水位が低下して下限フロート
スイッチ27がオフになり(130Y)、かつオフデイ
レイタイマーによって所定時間、例えば30秒間経過後
に(131Y)、三方切換弁17をオフして、流路を、
お湯張り流路Cから循環流路Bに切り換える(132)
 。
また、三方切換弁17のオフ(132) した後、自動
的に、沸き上げ・保温作業に移行する(第6図参照)。
さらに、本実施例におけるお湯張りシーケンスは、以下
の構成にも特徴を有するものである。
即ち、お湯張りスイッチ47をオンするとともに(12
0) 、サブコントローラ36上のデジタル湯量表示計
56が予め設定しておいたお湯張り量(例えば、200
ffi)をデジタル表示する(51)。
その後、水量センサ25による積算湯量のカウント開始
とともに(124) 、例えば10ffi毎に現在のお
湯張り量をカウントダウンの方法でデジタル表示する 
(即ち、200 i!、・ 19ON−18Of・・・
・0ffi) (31)。
従って、使用者は、視覚によってリアルタイムでお湯張
り状況を確実に認識することができる。
また、設定したお湯張り量が浴槽16中に出湯された場
合は(128) 、デジタル湯量表示計56におけるr
Q Jの電光文字を例えば0.5秒の間隔で点滅させる
。なお、同点滅は、初回沸き上がりタイムが完了するま
で継続する(S2)。
また、本実施例において、給湯測定温度値T耐が風呂運
転可能温度値Ts2より高い場合は(121Y)、三方
切換弁17と電磁弁22がオンすることになるが(12
2) (123)、この電磁弁22のオンとともに、電
磁弁オン積算タイマーが作動し、電磁弁22のオン時間
を積算しく135) 、所定時間(例えば、90分)経
過した後は電磁弁22をオフするとともに、循環ポンプ
18をオンする(136) 、同時に、警報ランプ(図
示せず)を点灯する(136A)。
このようにしたのは、水量センサ25の故障や、お湯張
り配管20の故障や、浴槽16の閉め忘れによって電磁
弁22や、循環ポンプ18がオン状態をいつまでも保持
するのを防止して、お湯張り運転を停止させるためであ
る。
尚、電磁弁22がオフし、循環ポンプ18がオンした後
(136) 、下限フロートスイッチ27がオフしく1
37Y)、同オフ状態が、オフデイレイタイマーによっ
て設定された時間、例えば30秒経過した(138Y)
後に三方切換弁17をオフするとともに、循環ポンプ1
8もオフする(139) 。
このようにオフデイレイタイムを設けたのは、ジスター
ン24及びジスターン24と三方切換弁17との間のお
湯張り配管20内に残っている混合湯水を全て排除する
ためであり、これによって、配管条件や循環ポンプ18
の能力に起因する凍結や非衛生な状態の発生を確実に防
止することができる。
更に、本実施例においては、下限フロートスインチ27
のオン(135)とともに、循環ポンプ18がオンされ
た!(136) 、カウント湯量が設定湯量に達する(
137)までは以下のルーチンによってお湯張り運転が
行われることになる。
通常動作においては、ポールタップ23からの吐出量は
V&環ポンプ18の吸引量より大きく設定しており、シ
スターン24内の流量調整は、ボールタップ23の上下
動に伴うポールタップ23内部の弁開閉動作によって行
われることになる。
しかし、例えば、循環ポンプ18の吸引能力がポールタ
ップ23からの吐出能力を上回り、その結果、下限フロ
ートスイッチ27が、オフした場合は(140Y)、循
環ポンプ18はオフしく141) 、下限フロートスイ
ッチ27が再度オンするまで循環ポンプ18はオンしな
い。これによって、不快な吸引音の発生を防止すること
ができる。
一方、通常動作において、下限フロートスイッチ27は
オフしない場合であっても(14ON)、ボールタップ
23の故障等によってボールタップ23が流量調整でき
ず、水位が異常に上昇した場合は、上限フロートスイッ
チ28がオンしく142Y)、オンデイレイタイマーに
よって設定した時間(例えば0.5秒)経過した(14
3Y)後に電磁弁22を停止することができる(144
) 。
従って、ジスターン24からのオーバーフロー事故等を
確実に防止することができる。
また、上限フロートスイッチ28がオンしたときは即に
電磁弁22を停止し、その後水位の下降によって再度上
限フロートスイッチ28がオフになったときオフデイレ
イタイマーを例えば2秒間作動させ電磁弁22をオンと
することもできる。これによってチャタリングを効果的
に防止することができる。
また、上限フロートスイッチ28がオンしない場合(1
42N)及び上限フロートスイッチ28がオンしてもオ
ンデイレイタイムが満了していない間は(143N)、
電磁弁22はオン状態を保持しており、通常の作業を行
うことになる(145)。
さらに、本実施例においては、第5図に示すように、お
湯張り運転のみで終了させたい場合、三方切換弁17を
切換後(132)は、オフデイレイタイマーによって所
定時間、例えば60秒間経過した後でなければ(133
) 、循環ポンプ18が停止しないようにしている(1
34)。
このようにオフデイレイタイムを設けたのは、通常のお
湯張り運転から沸き上げ・保温運転への自動移行運転で
はなく、お湯張り運転のみで完了したい場合等に、浴槽
16がお湯張り配管20より高いこと、及び三方切換弁
17の切換動作が遅いことに起因して循環流路Bからお
湯張り配管20中や浴湯が逆流するのを防止して、ひい
ては、お湯張り配管20中の残水に起因するお湯張り配
管20の凍結事故や非衛生は状態の発生を確実に防止す
ることができる。
また、お湯張り運転の途中で切る場合においても同様な
シーケンスで行われる。
〔沸き上げ・保温運転] 沸き上げ・保温運転は、第6図に示すシーケンスによっ
て行われる。
第6図に示すように、通常動作においては、第5図に示
すお湯張り運転が完了した後、自動的に沸き上げ・保温
運転が行われる(第5図のルーチンの最終端及び第6図
の中途割り込みにおける接続ステップ■)。
即ち、循環流路Bで浴湯を循環させ、浴湯温度センサ2
9によって検出した浴湯測定温度値T−2がサブコント
ローラ36の温度調節スイッチ52.53によって設定
した沸き上げ保温設定温度値Ts3と等しい又はそれよ
り高くなり(150Y)、かつ、沸き上げ検出タイマー
によって設定した時間(例えば、5秒)が経過した後は
(151Y)、沸き上げ完了として、循環ポンプ18が
停止するとともに、お湯張りランプ47をオフする(1
52) 。
なお、浴湯測定温度値Tmgが沸き上げ保温設定温度値
Tssより低い場合は、浴湯測定温度値TIl!が沸き
上げ保温設定温度値TSSと等しい又は高くなるまで、
連続して或いは定期的に温度測定を続行する(15ON
) 。
初回の沸き上げか否かを判断し、初回の沸き上げである
場合は(153Y)、お知らせブザーがオンする(15
3A)。
これによって、沸き上げ・保温運転の度に、ブザーが鳴
り、使用者に不快感を与えるのを防止することができる
ついで、通常は自動的に上記沸き上げ運転から保温運転
に移行する(154Y)。
この移行に伴い、メインコントローラ35の入浴OKク
ランプ2bが点灯する(155)。
入浴OKクランプ2bの点灯とともに、保温タイマーが
作動して(155a)、一定時間毎(例えば15分)に
浴湯温度を浴湯温度センサ29に測定させ(156)、
浴湯測定温度値Tagが沸き上げ保温設定温度値Ts3
より低い場合は、入浴OKクランプ2bをオフするとと
もに(157) 、循環ポンプ18を所定時間(例えば
、5秒間)駆動しく158) 、その後、再度、沸き上
げ・保温スイッチ42又は48が押されない限り(15
9N)、又は、初回沸き上げお知らせブザー(153A
)から積算して保温運転継続タイマーがカウントした保
温運転継続タイム(例えば4時間)を経過しない限り(
16ON)、ステップ(150)まで戻り、沸き上げ・
保温運転を繰り返す(150)〜(157)。
一方、上記保温タイマーの作動に基づく浴湯温度測定に
おいて、浴湯測定温度値T11!が沸き上げ保温設定温
度値Ts3より高い場合は(156Y)、入浴OKクラ
ンプ2bをオン状態に保持する。
また、沸き上げ・保温スイッチ42又は48が人為的に
オフされた場合(154N) (159Y)、又は、保
温運転継続タイムを経過した場合は(16ON)、沸き
上げ・保温ランプ48aがオフする(161) 。
なお、保温タイマーによって 保温運転継続タイムを測
定し、それが経過した場合は、保温運転をキャンセルす
るようにしたのは、使用者が、沸き上げ・保温スイッチ
42又は48をオフするのを忘れた場合にも自動的にキ
ャンセルするようにしたものである。
さらに、上記ルーチンにおいて、保温運転をしない場合
(154,N)とは、人為的にオフする場合、その他足
し湯スイッチ51をオンして行う足し湯運転の場合であ
り、この場合、設定追加湯量が出湯された後、保温され
ることなく終了することになる。
また、通常の給湯運転においては、上記したように、お
湯張り運転が完了した後、自動的に沸き上げ・保温運転
が行われる(第5図のルーチンの最終端及び第6図の中
途割り込みにおける接続ステップ■)が、沸き上げ・保
温運転は、お湯張り運転と別個・独立に行うこともでき
る。
この場合は、お湯張り運転に替えて、第6図に示すシー
ケンスのステップ(162)〜(165)によって行う
ことになる。
即ち、まず、メインコントローラ35の沸き上げ・保温
スイッチ42又はサブコントローラ36の沸き上げ・保
温スイッチ48をオンする(162)。
給湯機本体10の熱交換器11内に設置した給湯温度セ
ンサ30による給湯測定温度値TmIが制御装置31内
に設定した沸き上げ運転可能温度値T34より高い場合
は(163Y)、循環ポンプ18がオンしく164)、
循環流路Bを通して高温湯が熱交換器11から浴槽16
へ循環しながら流入し、浴湯温度を漸次上昇することに
なる。
しかし、かかる沸き上げ運転可能温度値Ts、まで給湯
測定温度値Tmlが達しない場合は(163N)、循環
ポンプ18はオンしない。
なお、ここで、沸き上げ運転可能温度値Tsaとは、制
御装置31に予め設定した値であり、所定の沸き上げ保
温設定温度値Tss(例えば、38°C)より相当高い
温度、例えば50°Cに設定することができる。
このようにシーケンスを組んだのは、以下の理由による
即ち、給湯器本体10の沸き上げ運転当初は低い温度の
給湯しか生成できず、これを循環流路Bを通して浴槽1
6に出湯した場合は、設定量の浴湯を浴槽16内に出湯
しても設定浴湯温度を確保するまで時間がかかりすぎる
ので、予め熱交換器11における給湯温度が沸き上げ運
転可能温度値Tsaまで給湯測定温度値Tmlが達した
後に循環流路Bを通しての浴槽16への出湯を可能とす
ることによって、最小時間で設定浴湯温度を得ることが
できるようにしたものである。
そして、循環ポンプ18がオンしく164) 、その後
ポンプイニシャルタイマーによって設定したポンプイニ
シャルタイムが経過した後(165) 、ステップ(1
50)に従って適温制御を行う。
即ち、ポンプイニシャルタイムが経過するまでは、適温
制御1(150)は行われず、浴湯温度センサ29によ
って検出出力は制御装置31において無視されることに
なる。
このようにしたのは、以下の理由による。復路側配管1
9等が西日等によって熱せられている一方で、浴槽16
が日陰にある場合等に、循環ポンプ18をオンしても、
浴槽16内の実際の浴湯温度は低いにもかかわらず、復
路側配管19内の熱い浴湯温度を浴湯温度センサ29が
検出し誤った検出出力を制御装置31に送ることになる
。そこで、かかる配管条件等による誤検出を防止するた
め、浴湯温度が循環流路B内で均一になるまで浴湯温度
センサ29らの検出出力を無視し、その後、検出出力に
基づいて適温制御(150)を行い、正確な制御を可能
としたものである。
〔追いだき運転〕
追いだき運転とは、お湯張り・沸き上げ・保温運転後に
、浴湯温度が低下した場合等に、手動によって使用者が
浴槽16内からサブコントローラ36を手動操作によっ
て、適温まで浴湯温度を上昇させるため行う運転をいう
そして、かかる追いだき運転のシーケンスが第7図に示
されている。
まず、ふろ湯温度調節スイッチ52.53を操作して、
所望の浴湯温度を設定する。
ついで、サブコントローラ36の追いだきスイッチ50
をオンする(170)。
給湯機本体10の熱交換器11内に設置した給湯温度セ
ンサ30による給湯測定温度値Tmlが制御装置31内
に設定した追いだき運転可能温度値Ts5より高い場合
は(171Y)、循環ポンプ18がオンしく172)、
循環流路Bを通して浴湯が熱交換器11で熱交換されて
、浴槽16との間で循環し、浴湯温度を漸次上昇するこ
とになる。
しかし、かかる追いだき運転可能温度値TsBまで給湯
測定温度値Tm1が達しない場合は(171N)、循環
ポンプ18はオンしない。
なお、ここで、追いだき運転可能温度値TSSとは、制
御装置31に予め設定した値であり、所定の沸き上げ保
温設定温度値Ts3(例えば、38℃)より相当高い温
度、例えば50°Cに設定することができる。
このようにシーケンスを組んだのは、以下の理由による
即ち、給湯器本体10の作動再開当初は低い温度の給湯
しか生成できず、これを循環流路Bを通して浴槽16に
出湯した場合は、設定量の浴湯を浴槽16内に出湯して
も設定浴湯温度を確保するまで時間がかかりすぎるので
、予め熱交換器11における給湯温度が追いだき運転可
能温度値Tsaまで給湯測定温度値Tutが達した後に
循環流路Bを通しての浴槽16への出湯を可能とするこ
とによって、最小時間で設定浴湯温度を得ることができ
るようにしたものである。
循環ポンプ18がオンした後(172) 、循環流路B
で浴湯を循環させ浴湯温度を上昇することになるが、浴
湯温度センサ29によって検出した浴湯測定温度値Ta
gが、後述する追いだき継続タイマーのタイマーカウン
トを開始するための条件温度、即ち、追いだき継続タイ
マー開始温度価Ts、と同等又はそれより高くなると(
173Y)、追いだき継続タイマーが作動開始し、同タ
イマーで設定した時間(例えば、浴湯温度が40°Cに
なってから約10分間)が経過した時(174Y)、或
いは、浴湯測定温度値Tagが制御装置31に予め設定
した追いだき運転停止温度値Tshより高くなった場合
(175Y)のいずれかにより、自動的に循環ポンプ1
8をオフして(177) 、高温になりすぎる危険を防
止する。 、勿論、追いだき運転停止温度値Ts、にな
る前に入浴者の好みにより手動によって、追いだきスイ
ッチ50をオフすることができる(177)。
そして、以上の動作を繰り返させることによって浴湯の
凍結を完全に防止することができ、また、そのためのエ
ネルギー消費量も最小とすることができる。
また、第8図に、他の実施例の自動給湯機を示し、同実
施例においても、同様に追いだき運転を安全に行うこと
ができる。
なお、第8図に示すように、他の実施例では、循環流路
Bに上記した三方切換弁17が設けられておらず、代わ
りに、お湯張り配管20の中途にホッパー27を設ける
とともに、終端を循環ポンプ18の下流側に連通連結し
、かつ、往路側配管15の中途に水位センサ17を設け
た構成に特徴を有する。
かかる構成によって、熱交換器11−往路側配管15−
浴槽16−復路側配管19−熱交換器11からなる循環
流路Bを形成することができ、循環ポンプ18を駆動す
ることによって、浴槽16内の浴湯を循環流路B内で循
環して、浴湯を連続的に熱交換器11で加熱して沸き上
げ及び保温を行うことができる。
一方、お湯張り配管20の終端と往路側配管15の下流
側とを連結することによって、循環ポンプ18を停止し
た状態において、熱交換器11−ミキシングバルブ21
−電磁弁22−ノズル23−ホッパー24′−往路側配
管15−浴槽16からなる、水道圧(ホッパー24″以
降はヘッド圧)のみを利用した自然流下方式のお湯張り
流路Cを形成することができる。
そして、かかる構成の自動給湯機においても、第2図及
び第3図で示すと同様なコントローラを操作することに
よって自動運転を行うことができ、また、自動運転にお
いて、前述したように、追いだき継続タイマーによって
設定した時間経過が経過した場合、又は、浴湯測定温度
値が制御装置に予め設定した追いだき停止温度値より高
くなった場合に循環ポンプをオフするように構成して遣
いだき運転を安全に行うことができる。
なお、第8図におけるその他の構成について説明すると
、27゛は使用後浴湯等の汚水が上水である水道水に混
入するのを防止するための圧力スイッチ、28゛はバキ
ュームブレーカ−120aはホッパー24′の上部に連
通連結したオーバーフロー管、30aは給湯機本体10
の缶体の過熱防止用のバイメタルである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動給湯機の概念的構成説明図、
第2図はメインコントローラの構成説明図、第3図はサ
ブコントローラの構成説明図、第4図は給湯燃焼運転の
フローチャート、第5図はお湯張り運転のフローチャー
ト、第6図は沸き上げ・保温運転のフローチャート、第
7図は追いだき運転のフローチャート、第8図は他の実
施例に係る自動給湯機の概念的構成説明図である。 図中、 A:自動給湯機   B:循環流路 C:お湯張り流路  11:熱交換器 15:往路側配管   16:浴槽 18:循環ポンプ   19;復路側配管20:お湯張
り配管  30:給湯温度センサ特許出願人  東陶機
器株式会社 代 理 人  松尾憲一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱交換器(11)と浴槽(16)とを、中途に循環
    ポンプ(18)を介設した往路側配管(15)と復路側
    配管(19)で連通連結して循環流路(B)を形成し、
    往路側配管(15)に、お湯張り用混合湯水を供給する
    お湯張り配管(20)を分岐連通せしめてお湯張り流路
    (C)を形成し、コントローラ(36)に設けた追いだ
    きスイッチ(50)によって、お湯張り、沸き上げ、保
    温運転後に浴槽内の湯温度を循環ポンプ(18)のオン
    作動により適温まで上昇することができるように構成し
    てなる1缶2水路方式の自動給湯機において、 追いだき継続タイマーによって設定した時間が経過した
    場合、又は、浴湯測定温度値T_m2が制御装置(31
    )に予め設定した追いだき運転停止温度値T_s6より
    高くなった場合に循環ポンプ(18)をオフするように
    構成してなる安全追いだき機能を有する自動給湯機。
JP63046350A 1988-02-29 1988-02-29 安全追いだき機能を有する自動給湯機 Pending JPH01222146A (ja)

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