JPH01220445A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

Info

Publication number
JPH01220445A
JPH01220445A JP4648788A JP4648788A JPH01220445A JP H01220445 A JPH01220445 A JP H01220445A JP 4648788 A JP4648788 A JP 4648788A JP 4648788 A JP4648788 A JP 4648788A JP H01220445 A JPH01220445 A JP H01220445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generated
plasma
magnetic field
electric field
skirt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4648788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2620553B2 (ja
Inventor
Susumu Tanaka
進 田中
Yutaka Shimada
豊 島田
Susumu Fukuoka
福岡 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Sagami Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Sagami Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Sagami Ltd filed Critical Tokyo Electron Sagami Ltd
Priority to JP63046487A priority Critical patent/JP2620553B2/ja
Publication of JPH01220445A publication Critical patent/JPH01220445A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2620553B2 publication Critical patent/JP2620553B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はプラズマ処理装置に関する。
(従来の技術) 従来より、プラズマ処理装置はエツチング装置やCVD
装闇などに幅広く用いられており、特に半導体の製造工
程に広く用いられている。
従来のプラズマ処理装置は、第4図に示すように、被処
理体10が載置されたサセプタ12と、このサセプタ1
2が内部に設けられた真空容器14とを有し、サセプタ
12と、プラズマ領域100を介してこのサセプタ12
と対向する真空容器14の対向面14aとがほぼ平行と
なるように形成されている。
そして、サセプタ12と対向面14aとの間に、直流電
源16および13.56811ンのRF発振器18を用
いて電圧を印加することにより交番電界Eを発生させる
。これにより、プラズマ領域100内に電子の振動を発
生させてイオンを生起し、プラズマを発生させる。
しかし、RF発振器18を用いた高周波の電圧を印加し
ただけでは、プラズマ領域100内の電界Eを強くし、
強いプラズマを発生することができないため、被処理体
10の処理速度を上げることはできない。
このため、このプラズマ処理装置には、プラズマ領域1
00内において交番電界Eと直交する方向に磁界Bを発
生ずることができるよう、真空容器14の上方にリンク
状の磁場コイル20が設けられている。そして、このコ
イル20に交流電流を通電することにより、交番電界E
と交差するようプラズマ領域100内に交番磁界Bを発
生させ、これらEおよびBと直交する方向へ電子、イオ
ンを運動させることができる。
このようなプラズマ処理装置は、マグネトロン方式とよ
ばれ、電子、イオンが大きなf&囲を運動することから
、プラズマ領域100内に発生ずるプラズマ自体を強く
することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来のプラズマ処理装置は、第4図に示すよう
に、プラズマ領域100内に均一な電界Eを発生さぜる
ことができる反面、プラズマ領域100の中心部分にお
いて磁界Bが電界Eと直交ぜず、このため、プラズマ領
域100内に発生ずるプラズマが弱く、しかもプラズマ
の密度分布が不均一なものとなってしまうという問題が
あった。
特に、このように密度分布が不均一なプラズマを用いて
被処理体10の処理を行うと、その表面処理自体も不均
一なものとなってしtうという問題があった。
このように、従来のマグネトロン方式のプラズマ処理装
置は、プラズマ領域内に弱く、しかも不均一なプラズマ
しか発生しないため、原理的には優れているものの実用
化が難しく、その有効な対策が望まれていた。
そこで、本発明の目的とするところは、前述した従来の
問題点を解決し、プラズマ領域に均一でしかも強いプラ
ズマを発生することができるマグネトロン方式のプラズ
マ処理装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、 被処理体が設置されるサセプタが内部に設けられた気密
容器内のプラズマ領域に、磁界および電界を印加しプラ
ズマを発生させることにより被処理体の処理を行うプラ
ズマ処理装置において、前記電界および磁界を、プラズ
マ領域内に発生ずるプラズマ密度か均一化になるよう制
御することを特徴とする。
(作用) 次に本発明の詳細な説明する。
本発明のプラズマ処理装置は、プラズマ領域において形
成される磁界と電界を、プラズマ密度が均一になるごと
く調整する。
たとえば、磁界の強いところでは弱い電界を発生させ、
磁界の弱いところでは強い電界を発生させている。
従って、本発明によれば、プラズマ領域内に均一でしか
も強いプラズマを発生させることができ、被処理体の処
理を迅速にしかも良好に行うことができる。
特に、本発明によれば、プラズマを均一に発生させるこ
とができるため、従来原理的に優れているにもかかわら
ず、実用化が蛯しかったマグネトロン方式のプラズマ処
理装置を、例えばエツチング装置やCVD装置などに対
し実際に用いることが可能となる。
(実施例) 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。な
お、前記第4図に示す従来装置と対応する部材には同一
符号を付しその説明は省略する。
まず、本発明のプラズマ処理装置をエツチング装置に適
用した場合の好適な一例を第1図を参照して説明する。
本実施例の特徴は、プラズマ領VAloo内の交番電界
Eを、磁界Bの強いところでは弱く、磁界Bの弱いとこ
ろでは強く発生させるよう、真空容器14を形成したこ
とにある。勿論、磁界、電界は、逆でもよい、要するに
磁界と電界が相対的に?ift償し合うように形成する
このため、実施例において、プラズマ領域100と対向
する気密容器、例えば真空容器14の対向面1.4 a
には、外部へ向は突出した中空の凸部30が形成されて
おり、この凸部30の周囲にリング状のコイル20が設
けられている。
また、実施例の真空容器14には、凸部30の下端から
プラズマ領jj!J100へ向は突出するリング状のス
カート32が延設されている。
そして、この凸部30およびスカート32は例えばアル
ミニウムなどの非磁性導電材料を用いて真空容器14と
一体的に形成されている。
従って、サセプタ12とこれら凸部30およびスカート
32の内面との間に、RF発振器18により高周波電圧
を印加すれば、交番電界Eが第3図に示すように発生ず
る。
すなわち、実施例のように真空容器14に凸部30およ
びスカート32を形成することにより、プラズマ領域1
00内において、交番磁界Bの弱いところには強い交番
電界Eが発生し、または交番磁界Bの強いところでは弱
い交番電界Eが発生し、プラズマ領域100内に、全体
として均一でしかも充分な強さを持ったプラズマを発生
させることができる。
また、本実施例の真空容器14は、凸部30およびスカ
ート32の内面を除いて、その内表面が石英セラミック
等の絶縁体36を用いて被覆されており、またサセプタ
12は被処理体10の設置面を除いて、その表面が同様
に絶縁体38を用いて被覆されている。
このようにすることにより、サセプタ12の被処理体設
置面と、真空容器14の凸部30およびスカート32の
内面との間にのみ交番電界が発生するため、プラズマを
より効率良く発生させることができる。
本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を説明す
る。
真空容器14内にプラズマを発生させる場合には、まず
図示しない排気ポンプにより気密容器14内を10−6
Torr程度の高真空状態にする。
次に、図示しないガス供給源からSF6を気密容器14
に流し込み、その内部を10−4〜1O−2Torrに
する。
次に、コイル20に電流を流し、真空容器14内に磁界
、例えば第2図に示すような交番磁界Bを発生させる0
本実施例においては、コイル20の中心に約200ガス
程度の磁界が発生ずるよう電流が通電される。なお、本
実施例の凸部30およびスカート32は、例えばアルミ
ニウムなどの男磁性材を用いて形成されているため、気
密容器14にこのような凸部30およびスカート32を
設けても交番磁場Bはほとんど影響を受けることはない
次に、サセプタ12に第1図に示すように直流′電源1
6およびRF発振器18を接続し、RFパワーを印加す
る。これにより、凸部30およびスカート32とサセプ
タ12との間には第3図に示すような交番電界Eが発生
する。
このようにして発生した交番電界Eは、前記交番磁界B
と交差するため、この電界Eと磁界Bの直交作用により
、電子にサイクロイド運動が生起され、分子と多数回衝
突することにより多くのイオンやラジカルが生成され、
プラズマ領域100内にプラズマが発生ずることとなる
本実施例では、真空容器14に凸部30およびスカート
32を形成することにより、磁界Bの強いところでは電
界Eを弱く、磁界Bの弱いところでは電界Eを強く発生
させているため、真空容器100のプラズマ容器100
内に均一でしかも充分な強さを持ったプラズマが発生し
、被処理体10のエツチングを均一にしかも効率良く行
うことができる。
特に、本実施例において、真空容器14に設けられたス
カート32は、発生する電界Eと磁界Bの強度を調整す
るのに重要な働きがあり、スカート30の丈を長くした
ほうが発生ずるプラズマの均一性が良くなる。ただし、
スカート30の丈を長くすると、被処理体10が凸部3
0から遠ざかるため、磁界が弱く発生するプラズマも弱
くなり、被処理体10に対する処理速度が低下する。
従って、スカート30の丈は、必要とするプラズマの均
一性と被処理体10に対する処理時間とのバランスを考
慮して設定する必要がある。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
例えば、前記実施例においては真空容器14に凸部30
およびスカート32の双方を設けた場合を例にとり説明
したが、本発明はこれに限らず、真空容器14にスカー
ト32のみを形成しても良く、このようにすれば、プラ
ズマ領域100内に発生するプラズマの均一性は幾分低
下するが、従来装置に比べ充分な均一性と強度を持った
プラズマを発生させることができる。
」−記実施例において電界は交番電界に限らず、直流電
界でもよいし、マイクロ波を伝播させてもよいし、電子
ビームを照射するなど何れでもよい。
また、前記実施例においては、プラズマ処理装;りをエ
ツチング装置に適用した場合を例に取り説明したが、本
発明はこれに限らず、例えばCVD装置、イオン注入装
置等に対しても適用することが可能である。
また、前記実施例においては、交番磁界を用いる場合を
例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、固定磁界
を用いてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、プラズマ領域内
に発生ずるプラズマを均一でしかも充分な強さを持った
ものとすることができ、従来原理的に優れているにもか
かわらず実用化されていなかったマグネトロン方式のプ
ラズマ処理装置を、各種用途、特にエツチング装置やC
VD装置などに対し実用化することができるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプラズマ処理装置の好適な一例を
示す説明図、 第2図は第1図に示す装置の磁界発生機構の説明図、 第3図は第1図に示す装置の電界発生機構の説明図、 第4図は従来のプラズマ処理装置の説明図である。 10 ・・・ 被処理体 12 ・・・ サセプタ 14 ・・・ 真空容器 20 ・・・ コイル 30 ・・・ 凸部 32 ・・・ スカート 100  ・・・ プラズマ領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理体が設置されるサセプタが内部に設けられ
    た気密容器内のプラズマ領域に、磁界および電界を印加
    しプラズマを発生させることにより被処理体の処理を行
    うプラズマ処理装置において、 前記電界および磁界を、プラズマ領域内に発生するプラ
    ズマ密度が均一化になるよう制御することを特徴とする
    プラズマ処理装置。
JP63046487A 1988-02-29 1988-02-29 プラズマ処理装置 Expired - Lifetime JP2620553B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63046487A JP2620553B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 プラズマ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63046487A JP2620553B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 プラズマ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01220445A true JPH01220445A (ja) 1989-09-04
JP2620553B2 JP2620553B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=12748567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63046487A Expired - Lifetime JP2620553B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 プラズマ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2620553B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57134935A (en) * 1981-02-16 1982-08-20 Toshiba Corp Dry etching device
JPS5827983A (ja) * 1981-08-12 1983-02-18 Toshiba Corp ドライエツチング方法
JPS59144133A (ja) * 1983-02-07 1984-08-18 Hitachi Ltd プラズマドライ処理装置
JPS6075589A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 Toshiba Corp ドライエツチング装置
JPS60136230A (ja) * 1983-12-24 1985-07-19 Ulvac Corp 基板表面の整形装置
JPS61171129A (ja) * 1985-01-24 1986-08-01 Mitsubishi Electric Corp 半導体製造装置
JPS62287623A (ja) * 1986-06-06 1987-12-14 Hitachi Ltd プラズマ処理方法及び装置
JPS6489520A (en) * 1987-09-30 1989-04-04 Toshiba Corp Dry etching

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57134935A (en) * 1981-02-16 1982-08-20 Toshiba Corp Dry etching device
JPS5827983A (ja) * 1981-08-12 1983-02-18 Toshiba Corp ドライエツチング方法
JPS59144133A (ja) * 1983-02-07 1984-08-18 Hitachi Ltd プラズマドライ処理装置
JPS6075589A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 Toshiba Corp ドライエツチング装置
JPS60136230A (ja) * 1983-12-24 1985-07-19 Ulvac Corp 基板表面の整形装置
JPS61171129A (ja) * 1985-01-24 1986-08-01 Mitsubishi Electric Corp 半導体製造装置
JPS62287623A (ja) * 1986-06-06 1987-12-14 Hitachi Ltd プラズマ処理方法及び装置
JPS6489520A (en) * 1987-09-30 1989-04-04 Toshiba Corp Dry etching

Also Published As

Publication number Publication date
JP2620553B2 (ja) 1997-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100291152B1 (ko) 플라즈마발생장치
KR930004713B1 (ko) 변조방식을 이용한 플라즈마 발생장치 및 방법
US4891095A (en) Method and apparatus for plasma treatment
KR890003266A (ko) 플라즈마 처리방법 및 그 장치
JPS634841A (ja) プラズマ処理装置
KR100390540B1 (ko) 마그네트론 플라즈마 에칭장치
JPH05502971A (ja) 低周波誘導型高周波プラズマ反応装置
KR930021034A (ko) 플라즈마발생방법 및 그 발생장치
JPH01149965A (ja) プラズマ反応装置
JPH0522378B2 (ja)
JPS63155728A (ja) プラズマ処理装置
KR100196038B1 (ko) 헬리콘파플라즈마처리방법 및 장치
JPS61213377A (ja) プラズマデポジシヨン法及びその装置
JPH04180557A (ja) プラズマ処理装置
US6835279B2 (en) Plasma generation apparatus
JPH01220445A (ja) プラズマ処理装置
JPS63103088A (ja) エッチング方法及びその装置
JPH02312231A (ja) ドライエッチング装置
JP2515885B2 (ja) プラズマ処理装置
JPS63207131A (ja) プラズマ処理装置
JP2920852B2 (ja) マイクロ波プラズマ装置
JP4143362B2 (ja) プラズマ処理装置
JPH0457091B2 (ja)
JPH0312924A (ja) プラズマ加工装置
JPS6377120A (ja) プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term