JPH01220174A - 集合型情報記憶装置における媒体収納方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集合型情報記憶装置に係り、さらに詳しくは
媒体搬送機構を用い、媒体を保管棚に格納する構造の集
合型情報記憶装置に関するものである。

〔従来の技術〕

集合型情報記憶装置は、多数個の媒′体を収脱自在に格
納する保管棚を有し、これらの媒体を保管棚に対して収
脱する媒体搬送装置を有する。

媒体搬送装置は、上下方向と水平方向に移動及び停止す
ることができ、保管棚の目的とする媒体を収脱できるよ
うになっている。この媒体搬送装置は、媒体を保管棚に
格納する際、格納開始時には水平方向にできるだけ速く
、最高速度に立ち上げた後に保管棚内に媒体を挿入する
。停止位置においては、媒体のバウンドなどによる媒体
への衝撃を押えるため、最適な位置を決める停止制御を
行なっていた。

上述した制御動作により、媒体の格納時間を最短にする
速度制御が行なわれていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上述したような速度制御を行なう従来装
置では次のような問題点が生じる。

即ち、媒体の格納開始時に、格納速度を最高速度に立ち
上げているため、ソフト上のミスや、媒体搬送装置の位
置検出センサの誤動作などにより、媒体がすでに格納し
である保管棚に媒体を格納するという動作が生じる。

このような誤動作が生じると、最高速度で媒体同志が衝
突してしまうことになり、一方、あるいは双方の媒体が
損傷することになる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、複数の媒体を交換して用いる情報記憶装置
と、複数の媒体の収納部を有する保管棚と、情報記憶装
置と保管棚との間で媒体の移動を行なう媒体搬送装置と
を備えている。媒体搬送装置は、媒体を保管棚に格納す
る際、格納開始時の一定距離を低速で移動させるという
構成を採っている。

（作　用） 媒体の格納開始時の一定距離を媒体搬送装置側の媒体と
、保管棚側の媒体との間の距離に設定し、この距離も媒
体同志が接触しても損傷が生じない距離に設定し、格納
動作を行なわせる。

これにより、誤動作によって、すでに媒体が格納されて
いる保管棚に対して媒体搬送装置側の媒体が接しても、
双方の媒体の損傷は生じない。

この一定距離は、実際にはタイマーまはたセンサ等によ
って制御され媒体同志の接触が生じなかったと判定した
場合には従来例の場合と同様に高速度で所定の位置に格
納することができる。

〔実施例〕

以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図および第２図は本発明の第１の実施例を説明する
もので、第１図には集合型情報記憶装置の概略構成図で
ある。

第１図において、媒体搬送装置■は保管棚２と対向して
配置されている。この媒体搬送装置１は、垂直に配置さ
れたガイド軸３と、このガイド軸３に昇降自在に嵌合さ
れた媒体保持手段４とから構成されている。この媒体保
持手段４には媒体５が収容されている。

一方、保管棚２は、水平配置の収納部６を複数個有する
棚構造として形成され、その下端には情報処理装置７が
設けられている。各収納部６中には媒体５が格納される
。

符号２で示すものは、媒体格納前の媒体搬送装置側の媒
体５と、保管棚２側の媒体５との間の距離である。

次に、以上のように構成された本実施例の動作について
第２図に示すフローチャート図と共に説明する。

第１図に示す状態は、媒体保持手段４が上下方向の所定
の位置に位置決めして停止された状態にある。

この状態から格納動作が開始される。

まず、第２図のステップＳ１において媒体搬送装置１に
対して低速前進駆動の指示を行ない、これと同時にステ
ップＳ２においてタイマーも、をスタートさせる。そし
て、ステップＳ３において媒体搬送装置ｌが前進動作を
行なっているか否かをタイマーｔ、が終了するまで確認
しつづける。

ステップＳ４においてタイマーｔｌが終了すると、ステ
ップＳ５において媒体搬送装置１を高速前進駆動させ、
目的とする収納部６の所定の位置に停止制御を行なう（
ステップ３６）。

一方、タイマーｔｌが動作中にステップＳ３において、
媒体搬送装置１が停止した場合には何等かの誤動作が生
じたことに媒体同志が接触したことを意味する、そこで
、ステップＳ７へ進み、媒体搬送装置１の前進駆動を停
止させ、ステップＳ８においてエラー処理を行ない、誤
動作の原因を除去する。このようにすれば媒体の損傷が
生じることがない。

ところで、タイマーｔ１は媒体間距離２を低速前進した
時に必要な時間を設定し、速度は媒体同志が接触した際
、衝撃の少ない速度に設定する。

また、媒体搬送装置の前進動作の確認は不図示の駆動モ
ータのタコパルスをカウントすることによって行なえば
よい。

さらに、低速前進区間の設定は媒体間距離！に相当する
位置に、位置検出センサを設け、このセンサを監視する
方式を採用してもよい。

なお、媒体間距離ｌは極めて短いため、低速前進の駆動
時間が短かく、搬送装置のアクセス時間に与える影響は
ほとんど無視できる。

［効　果］ 以上のように、本発明によると、媒体搬送装置による媒
体の格納開始時に一定距離にわたって低速度で前進させ
る構造を採用しているため、ソフトミスやアドレス情報
検出ミス等により、すでに媒体が格納しである保管棚に
対し媒体を格納する誤動作が生じても、媒体の損傷が生
じることのない速度で媒体同志の接触を生じさせること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第２図は
制御動作を説明するフローチャート図である。 １・・・媒体搬送装置、２・・・保管棚、５・・・媒体
、７・・・情報処理装置。 特許出願人　　日　本　電　気　株式会社代理人　弁理
士　　　高　　橋　　　勇第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、複数の媒体を交換して用いる情報処理装置と、
   複数の媒体の保管棚と、これら情報処理装置と保管棚と
   の間で媒体の移動を行なう媒体搬送装置とからなり、こ
   の媒体搬送装置は保管棚に対する媒体の格納開始時の所
   定定移動距離を低速度で保管棚に向かって移動せしめる
   構成としたことを特徴とする集合型情報記憶装置。