JPH01219601A - 高感度ひずみゲージ - Google Patents

高感度ひずみゲージ

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JPH01219601A
JPH01219601A JP4717488A JP4717488A JPH01219601A JP H01219601 A JPH01219601 A JP H01219601A JP 4717488 A JP4717488 A JP 4717488A JP 4717488 A JP4717488 A JP 4717488A JP H01219601 A JPH01219601 A JP H01219601A
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strain
rigid film
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rigid
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Makoto Sato
誠 佐藤
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、構造物の面に接着してひずみ(応力)を測定
するひずみゲージに関し、特にそのゲージ率を向上させ
るための改良に関する。
[従来の技術] ひずみゲージは構造物の応力測定センサとして広く用い
られているか、その特性上、ゲージとしての感度、即ち
ゲージ率が大きいことが要求される。
この点に関して、半導体ゲージは線ゲージや箔ゲージに
比較して50倍以上のひずみ感度を得ることができるが
、直線性や温度特性に関して金属抵抗体より劣るという
欠点がある。また、線ゲージや箔ゲージのゲージ率はひ
ずみ感度の大きいゲージ素子用材料を選択することによ
り高くすることができるが、応力−ひすみ特性における
直線部分の範囲の広いものか必要であり、また抵抗温度
係数が小さく、広い温度範囲にわたって一定である等の
種々の条件が課されることから、その材料の選択範囲に
も限界がある。
ところで、一般に、線ゲージや箔ゲージにおいてゲージ
率Ksはゲージ素子のひずみ感度により低くなる。この
理由は、被測定面にひずみゲージが接着された場合にお
いて、接着剤層とゲージベースが剪断変形することや、
ひずみ方向と直角方向に働くポアソン比の影響によって
被測定面から伝達されるひずみか減衰されてゲージ素子
に伝達される点にある。
そこで、従来から線ゲージや箔ゲージにおいてゲージ率
を向上させる場合には、前者に対してはvc着剤として
弾性係数の大きいものを用いると共に、ゲージベースの
厚さを薄くする手法が採用され、後者に対してはゲージ
長を幅に比較して長くする、即ち、折返し長さを短くす
る等の手法が用いられているのが現状である。
[発明か解決しようとする課題] ところで、接着剤として所定の特性のものを用いたとし
ても、ゲージベースには一般的に約17gm程度の厚さ
の樹脂製(特殊な用途には金属箔や紙)フィルムが用い
られており、これを更に薄くするには技術的に限界があ
る。
そこで、本発明は、ゲージベース面に剛性膜を被着する
ことによりゲージベースの見かけ上の剛性を高められる
ことに着目し、極めて簡単な構成でゲージ率を向上させ
た高感度ひずみゲージを提供することを目的として創作
された。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ひずみゲージにおいて、ゲージ素子領域のゲ
ージ軸方向外側のゲージベース面に剛性膜を被着した高
感度ひずみゲージに係る。
この発明におけるひずみゲージは、線ゲージまたは箔ゲ
ージの何れであってもよいか、箔ゲージの場合には剛性
膜とゲージ素子の箔とをエツチング手段により形成する
ことができる。
[作用] 本発明のひずみゲージは、ゲージ素子領域のゲージ軸方
向外側のゲージベース面に剛性膜を被着した点に特徴が
ある。
この剛性膜はゲージ素子に対して独立に被着されたもの
であるが、その被着領域におけるゲージベースは剛性膜
により見かけ上の剛性か高められ、同領域のひずみが抑
制される。従って、剛性膜の変位が縮小され、ゲージ素
子領域の部分での変位を必要とし、この結果、ゲージ領
域のゲージ軸方向のひずみが剛性膜がない場合より大き
くなり、ゲージ素子領域における被測定面からゲージ素
子へのひずみ伝達率が高められて、ひずみゲージのゲー
ジ率を高くすることが可箋になる。
本発明のひずみゲージが箔ゲージである場合において、
剛性膜とゲージ素子の箔とをエツチングでゲージベース
上に形成せしめることとすると、ゲージ素子部と剛性膜
部を形成するためのエリアをマスクに設けておくだけで
足り、従来の箔ゲージの製造工程と同様のプロセスで簡
単に製造することができる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
実施例1 本実施例のひずみゲージの構成は第1図(平面図)及び
第2図(第1図におけるx−x矢視断面図)に示され、
1はゲージベース、2はゲージ素子、3はゲージリード
接続用タブ、4は剛性膜であり、フォトエツチングによ
りゲージベースlの面にゲージ素子2、タブ3、及び剛
性膜4が箔として形成されている。
剛性膜4はゲージ素子領域5のゲージ軸方向外側に同領
域5と僅かな間隔を隔てて形成されており、その間隔を
A、剛性膜4の幅をB、剛性膜4の側端からゲージベー
スlの端部までの距離なCとして、このひずみゲージを
被測定面に接着した場合の被測定面のひずみ値((S)
に対する箔部分のひずみ値((e、εg:剛性膜4のひ
ずみ値)及びゲージベース1のひずみ値((b)のひず
み値比(ee/es、εb/es、εg/εS)を求め
ると、第3図の点線で示したようになる。尚、第3図の
実線で示したものは剛性膜4がない場合のひずみ値比の
変化を示す。
同図から明らかなように、箔の被着部分と被着していな
い部分の各境界付近でひずみ変化帯ができるが、剛性膜
4の幅(B)に相当する部分でゲージベースlが見かけ
上剛性化したことによりひずみ値比((g/εS)が減
少し、その結果、ゲージ素子領域5に相当する部分での
ひずみ値比(ee /@s )か増加している。
更に、本実施例においては、ゲージベースl、ゲージ素
子2、及びタブ3を同一条件にすると共に、 A + 
B + C= 0 、3 amとして固定し、Bを0.
01mm、0.10mm、0.20s+sに設定し、B
の各設定値に対してAを0.001mm、0.010 
鳳■、  o−oso 璽■、  0. 1001■と
して選択したひずみゲージを製作して、それぞれのひず
みゲージについてゲージ率を求める試験を行った。
この結果は第4図のグラフに示され、Aがo、oso■
璽より小さくなるとゲージ率が増加し、Bか大きいほど
その増加率も大きく、Bが0.20箇璽でAを0.00
1mmまで小さくするとひずみ伝達率を約5%以上向上
させ得ることか判明した。また、この試験結果は、有限
要素法を用いて計算した結果と極めて良く近似した。
衷JjL! 本実施例のひずみゲージは第5図(平面図)に示され、
実施例1と同様に箔ゲージであるが、剛性膜をゲージ素
子領域の両側に設けたものである。
図において、6はゲージベース、7はゲージ素子、8は
ゲージリード接続用タブ、9,10は剛性膜である。
このひずみゲージにおいても、被測定面に接着した場合
のY−Y矢視断面における被測定面のひずみ値((S)
に対する箔部分のひずみ値(ee)及びゲージベース6
のひずみ値(e b)のひずみ値比((e/εS、εb
/εS)を求めると、第6図の点線で示したようになる
。即ち、ゲージ素子領域の両側に被着された剛性膜9.
10の幅に相当する領域でゲージベース6が見かけ上剛
性化したことによりひずみ値比が低下し、その結果、ゲ
ージ素子領域のひずみ値比が増加することになる。
本実施例では剛性膜9.10がゲージ素子領域の両側に
設けられているため、実施例1の場合より更にゲージ素
子領域のひずみ値比か高くなり、それだけ高いゲージ率
のひずみゲージが得られることになる。
[発明の効果] 本発明は、以上に説明したように構成されているため、
以下に記載されるような効果を奏する。
請求項(1)の発明は、ゲージ素子領域のゲージ軸方向
外側に剛性膜を被着したことによりゲージベースの見か
け上の剛性を高くでき、ゲージベースの厚みや素材に関
係なく高いゲージ率のひずみゲージを特徴する 請求項(2)の発明は、請求項(1)のひず′みゲージ
が箔ゲージである場合に、ゲージ素子部やタブの部分と
剛性膜を同時にエツチングで製作することを回部にし、
製造工程を簡素化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1に係るひずみゲージの平面図、第2図
は同ひずみゲージの断面図(X−X矢視)、第3図は横
軸にひずみゲージのゲージ軸方向を、縦軸に被測定面に
対するひずみ値比をとり、実施例1に関してゲージ軸方
向についてのひずみ値比の変化を示したグラフ、第4図
は横軸にゲージ素子領域と剛性膜との間隔(A)を、縦
軸にひずみ伝達率をとり、陽性膜の輻(B)をパラメー
タとしてAの変化についてのゲージ率の変化を示すグラ
フ、第5図は実施例2に係るひずみゲージの平面図、第
6図は横軸にひずみゲージのゲージ軸方向を、縦軸に被
測定面に対するひずみ値比をとり、実施例2に関してゲ
ージ軸方向についてのひずみ値比の変化を示したグラフ
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ひずみゲージにおいて、 ゲージ素子領域のゲージ軸方向外側のゲージベース面に
    剛性膜を被着したことを特徴とする高感度ひずみゲージ
  2. (2)ひずみゲージが箔ひずみゲージであり、剛性膜と
    ゲージ素子の箔とをエッチングにより形成した請求項(
    1)記載の高感度ひずみゲージ。
JP4717488A 1988-02-29 1988-02-29 高感度ひずみゲージ Expired - Fee Related JP2603204B2 (ja)

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JPH01219601A true JPH01219601A (ja) 1989-09-01
JP2603204B2 JP2603204B2 (ja) 1997-04-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032241A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Tanita Corp 荷重変換器および計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010032241A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Tanita Corp 荷重変換器および計測装置

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