JPH01219541A - 定着器用フィルタの寿命検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、定着器用フィルタの寿命検出装置に係り、と
（に、電子写真印刷装置において使用される定着器用の
フィルタの目詰まりによる機能不全を有効に検知するた
めの定着器用フィルタの寿命検出装置に関する。

〔従来の技術〕

第２図に従来例を示す。この第２図に示す従来例は、用
紙走行用のモータ３０を駆動するモータ駆動部３０Ａと
、レーザ駆動部３１から出力されるドツト信号に基づい
て用紙５０上にトナーを現像する現像部３２と、用紙５
０上に現像されたトナー１３をフラッシュランプ３３Ａ
の発光により定着せしめる定着器３３とを備えている。

モータ駆動部３０Ａには計数回路３４が併設されている
。

この計数回路３４は、モータ駆動部３０Ａからその出力
信号を入力して用紙走行量を積算するとともに、その積
算結果を主制御部である機構制御部３５へ送り込むよう
になっている。

一方、前述した定着器３３は、フラッシュランプ３３Ａ
と、その周囲を取り囲むダクト３３Ｂと、フラッシュラ
ンプ３３Ａによる定着時に発生する科学物質を除去する
ためのフィルタ３３Ｃと、このフィルタ３３Ｃを介して
フラッシュランプ３３Ａの周囲の空気を外部へ排出する
排気ファン３３Ｄとを備えている。

機構制御部３５は、計数回路３４の出力する用紙走行期
間を示す積算信号が一定値に達したときに機構制御部３
５に予め装備された操作盤３５Ａに対してフィルタ交換
用の指令信号を送る。

このフィルタ交換用の指令信号を入力した操作盤３５Ａ
では、直ちにこれを当該操作盤３５Ａに設けられた表示
部にて表示しオペレータにフィルタ交換を指示する。

そして、オペレータによるフィルタ交換が完了すると、
オペレータによる操作盤３５Ａからの所定の情報入力に
よって前述した計数回路３４がリセットされるようにな
っている。

〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来例にあっては、フィルタ３３Ｃ
の目詰まりを用紙の走行期間を積算して検出する方式を
採っており、印字量の大小に伴う粉煙の量の変化に関係
なくフィルタ３３Ｇの目詰まりがチエツクされているこ
とから、以下に示す不都合が生じている。

すなわち、印字量の少ないジ四ブを行うところでは、フ
ィルタ３３Ｃは寿命に余裕があるにもかかわらずに交換
を促されてランニングコストが上昇する欠点がある。逆
に印字量が多いジョブを行うところでは、フィルタ３３
Ｃは寿命に達して本来の機能を失っているにもかかわら
ず交換が促されずに装置の周囲に科学物質の臭気を散乱
させ使用者に不快感を感じさせるという欠点がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、フィルタの目詰まりが定着時に発生す
るトナーの粉煙の量に比例することを勘案し、上記従来
例の有する不都合を有効に改善することのできる新しい
手法による定着器用フィルタの寿命検出装置を提供する
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、レーザ駆動部から出力されるドツト信号に
基づいて用紙上に所定量のトナーを現象せしめる現像部
と、この用紙上に現像されたトナーを用紙上に定着せし
めるフラッシュランプと、このフラッシュランプの作動
により生じる粉煙をフィルタを介して外部へ排出する排
気ファンと、これら各構成部分の動作のタイミングを設
定する主制御部および操作部とを備えている。そして、
レーザ駆動部にはドツト信号計数手段を併設するととも
に、このドツト信号計数手段から出力される積算信号に
応じて、主制御部がフィルタ交換用の指令信号を出力す
る構成とした。これによって前述した目的を達成しよう
とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

ここで、前述第２図の従来例と同一の構成部材について
は同一の符号を用いることとする。

第１図の実施例は、レーザ駆動部３１から出力されるド
ツト信号に基づいて用紙５０上に所定量のトナーを現象
せしめる現像部３２と、この用紙５０上に現像されたト
ナーを用紙５０上に定着せしめるフラッシュランプ３３
Ａと、このフラッシュランプ３３Ａの作動により生じる
粉煙をフィルタ３３Ｃを介して外部へ排出する排気ファ
ン３３Ｄと、これら各構成部分の動作のタイミングを設
定する主制御部としての機構制御部１および操作部ｌＡ
とを備えている。用紙５０は、前述した従来例の場合と
同様に、用紙走行用のモータ３０を駆動するモータ駆動
部３０Ａを備えている。

レーザ駆動部３１にはドツト信号計数手段２が併設され
ている。このドツト信号計数から出力される積算信号に
応じて、主制御部である機構制御部１がフィルタ交換用
の指令信号を出力する構成となっている。

機構制御部１は、モータ駆動部３０Ａに対して用紙走行
信号を出力して用紙５０を走行せしめる機能を有してい
る。また、レーザ駆動部３は、印字情報を機構制御部ｌ
より入力して現像部３２の露光処理を行うように作用す
る。同時に、このレーザ駆動部３では、レーザ走査によ
って露光される１ドツト分を１パルスとしてパルス信号
をドット信号計数手段２に出力するように組み込まれて
いる。また、ドツト信号計数手段２は、レーザ駆動部３
からの出力を入力し積算して前述した機構制御部１へ送
り込むようになっている。

また、機構制御部１は、ドツト計数手段２の出力が一定
値に達した時に操作盤ＩＡにフィルタ３３Ｃの交換が必
要である旨のフィルタ交換指令信号を出力してこれを表
示せしめ、前述した従来例と同様にフィルタ３３Ｃを交
換してもらう。機構制御部１は、さらにオペレータがフ
ィルタ３３Ｃの交換の終わった事を操作盤ＩＡより入力
した事を検知してドツト計数手段２をリセットする。

その他の構成および作用効果は前述した従来例と同一と
なっている。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると、定着時に発生するトナーの粉煙の総量は用紙の上
のトナーの総量にほぼ比例することから、用紙の上に印
字した１ドツト分の数を計数することにより、フィルタ
のトナーによる目詰まりが一定の度合に至った場合にの
み常に寿命として検出することが可能となり、従来技術
で述べたランニングコスト上昇を抑え、臭気による使用
者への不快感を抑制することができるという従来にない
優れた定着器用フィルタの寿命検出装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来例を示すブロック図である。 １・・・・・・主制御部としての機構制御部、ＩＡ・・
・・・・操作部、２・・・・・・ドツト信号計数手段、
３・・・・・・レーザ駆動部、３２・・・・・・現像部
、３３・・・・・・定着器、３３Ａ・・・・・・フラッ
シュランプ、３３Ｃ・・・・・・フィルタ、３３Ｄ・・
・・・・排気ファン、５０・・・・・・用紙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、レーザ駆動部から出力されるドット信号に基づ
   いて用紙上に所定量のトナーを現象せしめる現像部と、
   この用紙上に現像されたトナーを用紙上に定着せしめる
   フラッシュランプと、このフラッシュランプの作動によ
   り生じる粉煙をフィルタを介して外部へ排出する排気フ
   ァンと、これら各構成部分の動作のタイミングを設定す
   る主制御部および操作部とを備え、 前記レーザ駆動部にドット信号計数手段を併設するとと
   もに、このドット信号計数手段から出力される積算信号
   に応じて前記主制御部がフィルタ交換用の指令信号を出
   力する構成としたことを特徴とする定着器用フィルタの
   寿命検出装置。