JPH0695235B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0695235B2
JPH0695235B2 JP60150997A JP15099785A JPH0695235B2 JP H0695235 B2 JPH0695235 B2 JP H0695235B2 JP 60150997 A JP60150997 A JP 60150997A JP 15099785 A JP15099785 A JP 15099785A JP H0695235 B2 JPH0695235 B2 JP H0695235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
length
area
photoconductor
time
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60150997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6210674A (ja
Inventor
直樹 中島
潤 三好
祐輔 森川
Original Assignee
三田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三田工業株式会社 filed Critical 三田工業株式会社
Priority to JP60150997A priority Critical patent/JPH0695235B2/ja
Publication of JPS6210674A publication Critical patent/JPS6210674A/ja
Publication of JPH0695235B2 publication Critical patent/JPH0695235B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は画像形成装置に関し、さらに詳細にいえば、
ブランクランプの点灯制御を行なうことにより所定の入
力操作で指定された領域のみに画像を形成する装置であ
って、幅と長さとの関係を単純な整数比に設定すること
ができる新規な画像形成装置に関する。
〈従来の技術〉 従来から複写機等の画像形成装置においては多機能化の
要求が強く、設定された領域のみに画像形成を行なう動
作(以下トリミングという)、設定された領域のみ画像
形成を行なわない動作(以下マスキングという)等の編
集機能を持たせたものが多く提供されている。
このような画像形成装置においては、トリミング、マス
キング等を行なう領域を指定するために、外部入力装置
を取付けており、外部入力装置により指定された領域の
幅に対応する個数のブランクランプの発光体を点灯また
は消灯させ、外部入力装置により指定された領域の長さ
に対応する時間だけ上記発光体の点灯または消灯状態を
継続させることにより、指定領域に対するトリミング、
マスキング等を行なわせるようにしている。
発光体の点灯または消灯状態を継続する時間を制御する
ための先行技術は、たとえば特開昭59-93459号公報に開
示されている。この先行技術では、装置の駆動源と別個
に設けた駆動源と同期するクロックパルスを使用して、
上記の時間を制御している。
しかし、この先行技術では、駆動源が多数必要となるか
ら、構成が複雑化するとともに、コストアップを招来す
るという問題がある。
他の先行技術は、特開昭58-43480号公報に開示されてい
る。この先行技術では、画像形成のための感光体を駆動
するための駆動源と同期するクロックパルスを用いてい
るので、上記の問題は生じない。
この先行技術では、クロックパルスを一定個数だけ計数
することにより、感光体の移動方向に沿う発光体の長
さ、すなわち1画素分の感光体の移動が検知される。
したがって、クロックパルスの一定個数分の時間の経過
が、設定された領域長さに対応する回数だけ繰り返し検
知され、これにより、領域長さに対応した時間だけ発光
体の点灯または消灯状態が継続されることになる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、この先行技術の構成では、クロックパルスは、
発光体の点灯または消灯継続時間を指定された領域長さ
に対応するように定めるためだけに用いられるのではな
く、他の構成部分の制御にも用いられる。したがって、
このようなクロックパルスの一定個数分の時間を感光体
の移動方向に沿う発光体の長さに対応付けても、クロッ
クパルスの一定個数分の時間に対応する感光体の移動距
離は感光体の移動方向に沿う発光体の長さには正確には
一致しない。すなわち、クロックパルスの一定個数分の
時間に対応する感光体の移動距離と感光体の移動方向に
沿う発光体の長さとには、不可避的に誤差が生じる。
領域長さが長いときには、クロックパルスの一定個数分
の時間の経過を多数回にわたって検知することになるか
ら、上記の誤差が累積されることになる。したがって、
領域長さが長いと、設定された領域長さと実際の感光体
の移動距離との間に、感光体の移動方向に沿う発光体の
長さよりも大きなずれが生じるおそれがある。
最悪の場合には、たとえば、正方形の領域を指定したに
もかかわらず、得られる編集領域が正方形から大幅にず
れた長方形になるなどという不具合が生じかねない。
このように、上記の先行技術では、画像の編集が必ずし
も良好に行えないという問題があった。
そこで、本発明は、上述の技術的課題を解決し、簡単な
構成で、所定の入力操作により指定した編集領域を高精
度で得ることができる画像形成装置を提供することであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本願の画像形成装置は、駆動
源からの駆動力が与えられ、表面が一定の速さで移動す
るように駆動される感光体と、この感光体の表面に、形
成すべき画像に対応した静電潜像を形成する手段と、静
電潜像が形成された上記感光体の表面に対向するように
設けられ、感光体の表面の移動方向と交差する方向に配
列された複数の発光体を備え、指定された原稿領域に対
応した感光体の表面領域を上記発光体が発生する光で露
光することによって当該領域の静電潜像を消去するブラ
ンクランプと、指定された原稿領域の領域幅に対応し
て、上記配列された発光体を選択的に点灯または消灯さ
せる幅制御手段と、指定された原稿領域の領域長さに対
応する時間だけ上記発光体の点灯または消灯状態を継続
させる長さ制御手段とを含み、上記長さ制御手段は、上
記指定された原稿領域の領域長さを、感光体表面の移動
方向に沿う上記発光体の長さの整数倍の長さとして設定
する手段と、上記発光体の長さの整数倍の長さとして設
定された上記領域長さを、上記駆動源に同期しているク
ロックパルスの1周期である単位時間における感光体の
表面の移動距離であって、上記発光体の長さよりも短い
単位移動距離で除算して、商(N)および剰余(Q)を
得る除算手段と、この除算手段によって得られた剰余
(Q)が上記単位移動距離の2分の1未満のときには、
上記商(N)の数だけ上記クロックパルスを計数する時
間を上記領域長さに対応する時間と定め、上記除算手段
によって得られた剰余(Q)が上記単位移動距離の2分
の1以上のときには、上記商(N)よりも1だけ大きな
整数(N+1)だけ上記クロックパルスを計数する時間
を上記領域長さに対応する時間と定める領域長さ対応時
間設定手段とを含むものであることを特徴とする画像形
成装置である。
〈作用〉 上記の構成によれば、指定された原稿領域の領域幅に対
応して、各位置の発光体を点灯または消灯させる一方
で、上記指定された原稿領域の領域長さに対応する時間
だけ発光体の点灯状態または消灯状態を継続させること
によって、指定された原稿領域に対応する感光体表面領
域の静電潜像が消去される。その結果として、所望の領
域のみに画像が形成させられる。
この際に、指定された原稿領域の領域長さに対応する時
間は、駆動源に同期しているクロックパルスに基づいて
長さ制御手段において定められるので、駆動源のクロッ
クパルスとは別個のクロックパルスを発生させる構成は
不要である。
また、指定された原稿領域の領域長さに対応する時間
は、クロックパルスの1周期である単位時間の整数倍と
されるのであるが、この単位時間の整数倍の時間は、さ
らに、単位時間内の感光体表面の移動距離である単位移
動距離の整数倍が、感光体表面の移動方向に沿う発光体
の長さの整数倍に最も近似するように定められる。ま
た、単位時間内の移動距離は、上記発光体の長さよりも
小さくなっている。
具体的には、指定された原稿領域の領域長さが、上記発
光体の長さの整数倍の値として設定される。そして、発
光体の長さの整数倍の値として設定された領域長さを、
上記単位移動距離で除算して、商(N)および剰余
(Q)が求められる。こうして得られた剰余(Q)が上
記単位移動距離の2分の1未満のときは、上記単位時間
に上記商(N)を乗じて得られる時間が上記領域長さに
対応する時間とされる。また、剰余(Q)が上記単位移
動距離の2分の1以上のときには、上記単位時間に上記
商(N)よりも1だけ大きな整数(N+1)を乗じて得
られる時間が上記領域長さに対応する時間とされる。そ
して、上記のようにして定められる領域長さの分だけク
ロックパルスを計数することによって、指定された原稿
領域の領域長さが計測される。
先に述べた先行技術では、1個のクロックパルスに対応
した感光体表面の移動距離の整数倍が発光体の長さに最
も近似するように、発光体の長さに対応したクロックパ
ルスを定め、この定められたクロックパルス数を繰り返
し計数することで、いわば発光体の長さに近似した距離
を単位として指定された原稿領域の領域長さが計測され
ているといえる。
これに対して本願発明では、指定された原稿領域の領域
長さが発光体の長さの整数倍として設定され、このよう
にして設定された領域長さを単位移動距離で除算し、さ
らに端数処理を行なうことにより、単位移動距離に乗じ
たときに正確な領域長さに最も近似した値を得ることが
できる整数(N)または(N+1)が見出される。そし
て、この整数(N)または(N+1)を単位時間に乗じ
た値が、発光体の点灯または消灯時間を継続させるため
の「領域長さに対応する時間」として用いられる。
このため、先に述べた先行技術では、発光体の長さから
ずれた距離を単位として指定された原稿領域の領域長さ
が計測されることになるので、誤差が累積され、指定さ
れた原稿領域の領域長さが長いときには大きな誤差が生
じるおそれがあるのに対し、本願発明では、単位移動距
離の1/2以上の誤差が生じることがない。
しかも、本願発明では、単位移動距離は、感光体表面の
移動方向に沿う発光体の長さよりも小さくなっているの
で、指定された原稿領域の領域長さには、最大でも感光
体表面の移動方向に沿う発光体の長さの1/2の誤差が生
じるにすぎない。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第7図は画像形成装置の一種である複写機の外観斜視図
であり、複写機本体(1)の上面に原稿載置台(11)を
往復移動可能に取付けているとともに、操作パネル
(5)を取付けている。そして、一方の側面下部に給紙
カセット(12)を抜取り可能に装着しているとともに、
他方の側面下部に画像形成後の複写紙を受ける受け皿
(13)を取付けている。
第8図は複写機の内部機構を示す概略図であり、複写機
本体の内部に、光学系(2)、複写処理部(3)、およ
び複写紙搬送部(4)を取付けている。
上記光学系(2)は、原稿載置台(11)にセットされた
原稿を露光する光源(21)と、原稿からの反射光を複写
処理部(3)に導くレンズ(22)とで構成されている。
上記複写処理部(3)は、所定の駆動源(図示せず)か
らの駆動力を得て、一方向に定速回転する感光体ドラム
(31)を備えている。この感光体ドラム(31)の周囲に
は、帯電チャージャ(32)、ブランクランプ(33)、現
像装置(34)、転写チャージャ(35)、分離チャージャ
(36)、およびクリーナ(37)が、この順に配設されて
いる。
帯電チャージャ(32)により一様に帯電された感光体ド
ラム(31)の表面には、原稿からの反射光が照射される
ことによって静電潜像を形成される。この静電潜像が形
成された後の感光体ドラム(31)の表面はブランクラン
プ(33)の近傍に導かれる。このブランクランプ(33)
の点灯制御を行なうことにより、画像形成が要求されて
いない部分の電荷が消失させられる。その後、感光体ド
ラム(31)の表面に形成された静電潜像は、現像装置
(34)によってトナー像に顕像化され、このトナー像は
転写チャージャ(35)によって複写紙に転写させられ
る。トナー像の転写後の複写紙は、分離チャージャ(3
6)によって感光体ドラム(31)から剥離される。
上記複写紙搬送部(4)は、給紙ローラ(41)、レジス
トローラ(42)、搬送ベルト(43)、定着装置(44)、
および排出ローラ(45)で構成されており、給紙ローラ
(41)により給紙カセット(12)から複写紙を1枚ずつ
送込み、レジストローラ(42)により、静電潜像の先端
部と同期させて複写紙を複写処理部(3)に送り、分離
チャージャ(36)により感光体ドラム(31)から剥離さ
せられた複写紙を、搬送ベルト(43)により定着装置
(44)に送ることにより、トナー像を定着させ、その後
は、排出ローラ(45)により受け皿(13)に向かって排
出するようにしている。
第1図は画像形成装置の要部を示すブロック図であり、
領域幅設定キー信号を幅制御部(61)に印加していると
ともに、領域長さ設定キー信号を長さ制御部(62)に印
加し、さらに上記幅制御部(61)からの制御信号、およ
び長さ制御部(62)からの制御信号をブランクランプ点
灯制御部(63)に印加し、ブランクランプ点灯制御部
(63)により、ブランクランプ(33)を構成する発光体
の点灯個数、点灯または消灯継続時間を制御するように
している。
この実施例では、指定された原稿領域の領域幅および領
域長さは、それぞれ、ブランクランプ(33)を構成する
発光体1個分の幅(感光体ドラム(31)の軸方向に沿う
発光体の寸法(幅))および発光体1個分の長さ(感光
体ドラム(31)の回転方向に沿う発光体の寸法(長
さ))を最小基本単位として設定される。たとえば、指
定された原稿領域は、発光体n個分の領域幅およびm個
分の領域長さである、という具合に設定される。
また、上記長さ制御部(62)には、複写機の構成各部、
特に感光体ドラム(31)を駆動するための駆動源(図示
せず)と同期しているクロックパルスが印加されてい
る。この長さ制御部(62)は、クロックパルスの1周期
に対応した単位時間当りの感光体ドラム(31)の表面の
移動距離である単位移動距離を表すデータ、およびブラ
ンクランプ(33)を構成する発光体の感光体ドラム(3
1)の回転方向に沿った長さを示すデータを内部に保有
している。なお、上記単位移動距離は、ブランクランプ
(33)を構成する発光体の上記長さよりも小さい。
第2図は操作パネル(5)の詳細図であり、プリントキ
ー(51)、ツーキー(52)、濃度設定摘み(53)、表示
器(54)、色彩指定キー(55)、編集モード設定キー
(56)、座標入力キー(57)、入力終了キー(58)、幅
方向座標値増減キー(59)、長さ方向座標値増減キー
(60)等を有している。
第3図は編集領域設定用の原稿保持部を示す図であり、
原稿のサイズに対応させて、セット位置を表示している
受け部材(71)と、透明シート等の所定位置に升目状の
座標値読取り用の表示を施した上面部材(72)とを一方
の側辺において開閉可能に連結している。尚、上記表示
としては、幅方向と長さ方向とで異なる色彩を施し、上
記各座標値増減キーの色彩を表示の色彩と同一にするこ
とにより、使い勝手を向上させることもできる。
また、1回複写動作を行なって、得られた複写物を原稿
保持部にセットすることにより、座標の設定を行なえ
ば、原稿を改めて原稿載置台(11)にセットする手間を
省略することができ、しかも正確な座標設定を行なうこ
とができるという利点を有することになる。
第4図、および第5図はブランクランプ(33)の構成を
示す図であり、一方向に延びる長尺箱状体(73)の一側
に開口部(74)を形成しているとともに、複数個の仕切
り板(75)を取付けて、長手方向に複数個の室(76)を
形成し、各室(76)に発光体(77)を取付けている。さ
らに詳細に説明すると、上記開口部(74)は、先端側を
絞った形状とすることにより、長さ方向に関してシャー
プカットを可能としているとともに、上記仕切り板(7
5)の先端部に切欠部(78)を形成することにより、境
界部における光量不足を解消させるようにしている。
尚、上記切欠部(78)を形成することにより、トリミン
グ、マスキング領域の幅方向についてみれば、トリミン
グされた領域がやや小さめになり、マスキングされた領
域がやや大きめになるが、多くても約1mm程度であるか
ら、特に不都合はない。
長尺状箱状体(73)は、感光体ドラム(31)の長手方向
に沿うように複写機本体(1)内に取り付けられる。こ
のようにすることで、長尺状箱状体(73)内に保持され
た複数個の発光体(77)は、感光体(31)の表面の移動
方向と交差する方向に所定の間隔で配列されることにな
る。
第6図は画像形成動作の要部を説明するフローチャート
であり、長さ制御部62の働きが示されている。操作者
が、長さ方向座標値増減キー(60)を操作した後、座標
入力キー(57)を操作すると、ステップでは、座標入
力キー(57)が操作された時点における座標値にブラン
クランプ(33)を構成する発光体(77)の感光体ドラム
(31)の回転方向に沿う長さを乗算した結果が正確な長
さ方向の位置として設定される。すなわち、領域長さ
が、感光体ドラム(31)の回転方向に沿う発光体(77)
の長さの整数倍として検出される。
ステップでは、クロックパルスにより定まる単位時間
当りの感光体ドラム(31)の表面の移動距離、すなわち
単位移動距離がメモリ(図示せず)から読出される。そ
して、ステップでは、上記ステップにおいて得た値
を上記ステップにおいて得た値で除算することにより
商N、および剰余Qが算出される(この働きが除算手段
に相当する。)。
次に、ステップでは、剰余Qが上記ステップにおい
て得られた単位移動距離の1/2以上であるか否かが判別
される。そして、剰余Qが単位移動距離の1/2以上であ
ると判別された場合には、ステップにおいて、ステッ
プで得られた商Nの値を1増加させることにより、発
光体(77)の点灯または消灯継続のためのクロックパル
ス数が商Nより1だけ多くされる。ステップにおいて
剰余Qが単位移動距離の1/2未満であると判別された場
合には、発光体(77)の点灯または消灯継続のためのク
ロックパルス数は商Nに設定される。
長さ制御部(62)は、上記のようにして設定されたクロ
ックパルス数を計数することによって、ステップで検
出された領域長さに対応する時間を計測し、発光体(7
7)の点灯/消灯を制御する。この働きが、長さ制御部
(62)の計測手段としての働きに相当する。
次いで具体的について説明する。
感光体ドラム(31)の回転方向に沿う発光体(77)の長
さが6mm、クロックパルスのたとえば1周期分の時間で
ある単位時間当りの感光体ドラム(31)の表面の移動距
離(単位移動距離)が1.27mmである場合を想定する。こ
の場合には、クロックパルス数が5の場合に感光体ドラ
ム(31)の表面の移動距離が6.35mmとなり、最も発光体
(77)の長さ(6mm)に近似することになる。
もしも、単純に設定座標値の5倍のクロックパルス数を
使用すると、基準位置からの距離が大きくなれば、誤差
0.35(=6.35−6)mmが距離の増加に正比例して増幅さ
れる。その結果、領域設定時に操作者が予想している領
域の形状と、実際に得られた複写物中における領域の形
状とが大幅にずれたものになる。
これに対して、上記実施例によれば、基準位置からの距
離が大きくなっても、誤差が累積されることはなく、常
に1.27/2=0.635mm以下に保持される。したがって、領
域設定時に操作者が予想している領域の形状と、実際に
得られた複写物中における領域の形状とを極めて高精度
で近似させることができる。上記両者の差は、次表から
も明らかである。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、指定された原稿領域の領
域長さには、ブランクランプを構成する発光体の感光体
表面の移動方向に沿う長さの1/2以上の誤差が生じるこ
とがない。そのため、領域指定操作を行った操作者が意
図している領域に、高精度で編集領域を形成させること
ができ、形成される画像中においてトリミングやマスキ
ングなどを良好に施すことができるという特有の効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像形成装置の要部を示すブロック図、 第2図は操作パネルの拡大図、 第3図は原稿保持部の斜視図、 第4図はブランクランプの一部欠截斜視図、 第5図はブランクランプの縦断面図、 第6図は画像形成動作の要部を示すフローチャート、 第7図は複写機の外観斜視図、 第8図は複写機の複写機の内部機構を示す概略図。 (33)……ブランクランプ、(57)……座標入力キー、 (58)……入力終了キー、 (59)……幅方向座標値増減キー、 (60)……長さ方向座標値増減キー、 (61)……幅制御部、 (62)……長さ制御部、 (63)……ブランクランプ点灯制御部、(77)……発光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 祐輔 大阪府大阪市東区玉造1丁目2番28号 三 田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−43480(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源からの駆動力が与えられ、表面が一
    定の速さで移動するように駆動される感光体と、 この感光体の表面に、形成すべき画像に対応した静電潜
    像を形成する手段と、 静電潜像が形成された上記感光体の表面に対向するよう
    に設けられ、感光体の表面の移動方向と交差する方向に
    配列された複数の発光体を備え、指定された原稿領域に
    対応した感光体の表面領域を上記発光体が発生する光で
    露光することによって当該領域の静電潜像を消去するブ
    ランクランプと、 指定された原稿領域の領域幅に対応して、上記配列され
    た発光体を選択的に点灯または消灯させる幅制御手段
    と、 指定された原稿領域の領域長さに対応する時間だけ上記
    発光体の点灯または消灯状態を継続させる長さ制御手段
    とを含み、 上記長さ制御手段は、 上記指定された原稿領域の領域長さを、感光体表面の移
    動方向に沿う上記発光体の長さの整数倍の長さとして設
    定する手段と、 上記発光体の長さの整数倍の長さとして設定された上記
    領域長さを、上記駆動源に同期しているクロックパルス
    の1周期である単位時間における感光体の表面の移動距
    離であって、上記発光体の長さよりも短い単位移動距離
    で除算して、商(N)および剰余(Q)を得る除算手段
    と、 この除算手段によって得られた剰余(Q)が上記単位移
    動距離の2分の1未満のときには、上記商(N)の数だ
    け上記クロックパルスを計数する時間を上記領域長さに
    対応する時間と定め、上記除算手段によって得られた剰
    余(Q)が上記単位移動距離の2分の1以上のときに
    は、上記商(N)よりも1だけ大きな整数(N+1)だ
    け上記クロックパルスを計数する時間を上記領域長さに
    対応する時間と定める領域長さ対応時間設定手段とを含
    むものであることを特徴とする画像形成装置。
JP60150997A 1985-07-08 1985-07-08 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0695235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60150997A JPH0695235B2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60150997A JPH0695235B2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6210674A JPS6210674A (ja) 1987-01-19
JPH0695235B2 true JPH0695235B2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=15509024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60150997A Expired - Lifetime JPH0695235B2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0695235B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3594679B2 (ja) * 1995-02-08 2004-12-02 ジューキ株式会社 カム交換式千鳥縫いミシン

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843480A (ja) * 1981-09-09 1983-03-14 Ricoh Co Ltd 複合記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6210674A (ja) 1987-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4740818A (en) Electrophotographic reproduction apparatus and method with selective screening
JPS63787B2 (ja)
US4701044A (en) Image recording apparatus for composing plural partial original images into a single composite image
US4684243A (en) Optional output for test patches
US4814824A (en) Image duplicating apparatus
EP0175962B1 (en) Electrophotographic image forming apparatus
US4984020A (en) Copying apparatus having an area designating function
US4724464A (en) Area setting device
JPH0695235B2 (ja) 画像形成装置
JPS58184955A (ja) 複写機の不要像消去装置
US4799080A (en) Electrophotographic copying machine having editorial function
US5386270A (en) Electrostatographic reproduction apparatus with annotation function
US5245389A (en) Image forming apparatus
US4500199A (en) Electrophotographic apparatus comprising detection assembly for detecting record paper shortage
JP3083140B2 (ja) 複写装置
US4891287A (en) Image editing method
US5068690A (en) Copying apparatus with image editing device
JPH0738097B2 (ja) 編集機能付電子複写機
JPS60243649A (ja) 画像形成装置
JP2529550B2 (ja) 2色画像形成装置
JPH0650372B2 (ja) 複写装置
JPS63183467A (ja) 複写装置
JPH0132500B2 (ja)
JPS60134923A (ja) 変倍複写機におけるイレ−ス装置
JPS6346475A (ja) 電子写真装置