JPH0121901Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0121901Y2 JPH0121901Y2 JP2435483U JP2435483U JPH0121901Y2 JP H0121901 Y2 JPH0121901 Y2 JP H0121901Y2 JP 2435483 U JP2435483 U JP 2435483U JP 2435483 U JP2435483 U JP 2435483U JP H0121901 Y2 JPH0121901 Y2 JP H0121901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side sliding
- door
- sliding door
- mounting bracket
- door roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、車両の外側面に取付けられる外吊り
式側引戸装置に関するものである。
式側引戸装置に関するものである。
従来の外吊り式側引戸は、上レール上を転動す
る戸車が破損した場合には、戸閉め機械のピスト
ン棒と戸車取付金とをボルトで接続しているた
め、この接続部のみが唯一の落下防止手段であつ
た。しかし、前記接続部はあくまでも戸閉め機械
のピストンの摺動を側引戸に伝えて、該側引戸を
開閉するためのものであつて、側引戸を支える戸
車が破損し、かつ、乗客が側引戸を車内から車外
方向へ押した場合には、このピストン棒ではとて
も前記側引戸の重量および乗客から側引戸が受け
る荷重を支えきれるものではない。したがつて、
前述のように側引戸を支える戸車が破損した場合
には、重大な事故につながるおそれがあるという
欠点があつた。
る戸車が破損した場合には、戸閉め機械のピスト
ン棒と戸車取付金とをボルトで接続しているた
め、この接続部のみが唯一の落下防止手段であつ
た。しかし、前記接続部はあくまでも戸閉め機械
のピストンの摺動を側引戸に伝えて、該側引戸を
開閉するためのものであつて、側引戸を支える戸
車が破損し、かつ、乗客が側引戸を車内から車外
方向へ押した場合には、このピストン棒ではとて
も前記側引戸の重量および乗客から側引戸が受け
る荷重を支えきれるものではない。したがつて、
前述のように側引戸を支える戸車が破損した場合
には、重大な事故につながるおそれがあるという
欠点があつた。
上記の点に鑑み本考案は、側引戸を支える戸車
が破損した場合に、該側引戸の自重および乗客か
らの側引戸が受ける荷重を支える手段を設け、前
記状態において側引戸が落下しない構成とするこ
とによつて、側引戸落下に起因する事故を防止す
るとともに、乗客の安全を確保することを目的と
したものである。
が破損した場合に、該側引戸の自重および乗客か
らの側引戸が受ける荷重を支える手段を設け、前
記状態において側引戸が落下しない構成とするこ
とによつて、側引戸落下に起因する事故を防止す
るとともに、乗客の安全を確保することを目的と
したものである。
本考案は、戸車取付金を車体に取付けられた上
レールに係合するように配置し、戸車が破損した
場合において前記戸車取付金と上レールとの係合
によつて側引戸を支え、側引戸の落下を簡単な構
造で完全に防止することができる構成としたこと
を特徴とするものである。
レールに係合するように配置し、戸車が破損した
場合において前記戸車取付金と上レールとの係合
によつて側引戸を支え、側引戸の落下を簡単な構
造で完全に防止することができる構成としたこと
を特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
によつて説明する。第1図は本考案による外吊り
式側引戸装置の一実施例を示す正面図、第2図は
第1図のA−A部断面図である。図において、1
は側引戸で、上部には戸車取付金4が取付けられ
ており、下部には端面に形成された溝に嵌合する
下レール3が車体8に取付けられ配置されてい
る。前記戸車取付金4の車体8がわ側面には、側
引戸1の荷重を支える上戸車5が回転可能に取付
けられている。2は車体8側面の前記上戸車5に
対応する位置に取付けられた上レールである。6
は前記上レール2の下面に対応するように前記戸
車取付金4に取付けられた下戸車で、側引戸1に
上方への力が働いた場合に該側引戸1の浮き上り
を防止するものである。7は前記戸車取付金4の
車体8側端部に形成された掛け金部で、その先端
部は前記上レール2と車体8の間に位置するよう
に構成されている。
によつて説明する。第1図は本考案による外吊り
式側引戸装置の一実施例を示す正面図、第2図は
第1図のA−A部断面図である。図において、1
は側引戸で、上部には戸車取付金4が取付けられ
ており、下部には端面に形成された溝に嵌合する
下レール3が車体8に取付けられ配置されてい
る。前記戸車取付金4の車体8がわ側面には、側
引戸1の荷重を支える上戸車5が回転可能に取付
けられている。2は車体8側面の前記上戸車5に
対応する位置に取付けられた上レールである。6
は前記上レール2の下面に対応するように前記戸
車取付金4に取付けられた下戸車で、側引戸1に
上方への力が働いた場合に該側引戸1の浮き上り
を防止するものである。7は前記戸車取付金4の
車体8側端部に形成された掛け金部で、その先端
部は前記上レール2と車体8の間に位置するよう
に構成されている。
このような構成において、上戸車5が破損した
場合には、側引戸1の荷重は下レール3で支え
る。そして、乗客あるいは自重によつて発生する
側引戸1の車体側への力は、該側引戸1上部にお
いては戸車取付金4の掛け金部7で支え、側引戸
1下部においては下レール3によつて支える構成
となつている。
場合には、側引戸1の荷重は下レール3で支え
る。そして、乗客あるいは自重によつて発生する
側引戸1の車体側への力は、該側引戸1上部にお
いては戸車取付金4の掛け金部7で支え、側引戸
1下部においては下レール3によつて支える構成
となつている。
このような構成によれば、戸車取付金4に上レ
ール2に係合する掛け金部7を形成するととも
に、側引戸1下部に設けた溝に嵌合する下レール
3を設けるという簡単な構成で、上戸車5が破損
した場合における側引戸1の落下を完全に防止で
きる。
ール2に係合する掛け金部7を形成するととも
に、側引戸1下部に設けた溝に嵌合する下レール
3を設けるという簡単な構成で、上戸車5が破損
した場合における側引戸1の落下を完全に防止で
きる。
以上説明したように本考案によれば、従来から
用いられている構造を大幅に変更することのない
簡単な構成で、戸車破損時の側引戸の落下を防止
できるため、側引戸落下に起因する事故を防止で
きるとともに、乗客の安全を確保できる。
用いられている構造を大幅に変更することのない
簡単な構成で、戸車破損時の側引戸の落下を防止
できるため、側引戸落下に起因する事故を防止で
きるとともに、乗客の安全を確保できる。
第1図は本考案による外吊り式側引戸装置の一
実施例を示す平面図、第2図は第1図のA−A部
断面図である。 1……側引戸、2……上レール、3……下レー
ル、4……戸車取付金、5……上戸車、6……下
戸車、7……掛け金部。
実施例を示す平面図、第2図は第1図のA−A部
断面図である。 1……側引戸、2……上レール、3……下レー
ル、4……戸車取付金、5……上戸車、6……下
戸車、7……掛け金部。
Claims (1)
- 車体側面に取付けられた上レールと、該上レー
ル上を走行する戸車と、上部に前記戸車を回転可
能に取付けた戸車取付金によつて支持される側引
戸と、該側引戸の下部を案内する案内具とから成
る車両の外吊り式側引戸装置において、前記戸車
取付金に前記上レールに係合する掛け金部を設
け、かつ、前記案内具を前記側引戸に嵌合させた
ことを特徴とする車両の外吊り式側引戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2435483U JPS59131361U (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 車両の外吊り式側引戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2435483U JPS59131361U (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 車両の外吊り式側引戸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59131361U JPS59131361U (ja) | 1984-09-03 |
JPH0121901Y2 true JPH0121901Y2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=30155397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2435483U Granted JPS59131361U (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 車両の外吊り式側引戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59131361U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5244503B2 (ja) * | 2008-08-27 | 2013-07-24 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 鉄道車両用車体 |
-
1983
- 1983-02-23 JP JP2435483U patent/JPS59131361U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59131361U (ja) | 1984-09-03 |
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