JPH01218996A - 潜水用浮力調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、スキューバダイビング用の浮力調整装置に関
する。

［従来の技術］ 周知のように、スキューバダイビングにおける潜水用浮
力調整装置は、潜水中の２７カのバランスの調整並びに
緊急時における浮−１ｊ？遊のための補助手段として用
いられ、給排手段によりジャケットあるいはベスト型の
ｌｔ力調整器内の空気の出し入れを行ない、１字力調整
器の膨縮を計って、γ７カを調整するものである。

ところで、従来の潜水用浮力調整装置は、例えば、特開
昭６２−１５７８９０号公報のもののように、パワーイ
ンフレータ及び排気弁装（６を備えている。すなわち、
従来のｔ？ＪＪ水用浮力調整装置は、浮力調整用の浮袋
を有しジャケット又はベスト型とした浮力調整器と、該
浮力調整器のジャケット又はベストの肩部に設けられる
給気口に一端を連結した第１のホースと、該第１のホー
スの他端に装置したパワーインフレータと、該パワーイ
ンフレータに一端を連結し他端をエアータンクに連結す
べき第２のホースと、第１のホースの一端の返品に設け
る排気弁とを備え、かつパワーインフレータが、マウス
ピースと、第１のホースと第２のホースとの間のパワー
インフレータ内に設ける第１の送気路を開閉する弁及び
該弁を操作するインフレートボタンと、第１のホースと
マウスピースとの間のパワーインフレータ内に設ける第
２の送気路を開閉する弁及び弁を操作するオーラルボタ
ンとを備えている。そして、ダイパーはインフレートボ
タンを押圧して第１の通気路に配設される弁を開き、エ
アータンクから第２のホースと第１のホースを経て浮力
調整器に給気し、またオーラルボタンを押圧して第２の
通気路に配設される弁を開き、第１のホースを上方へ持
ち上げてマウスピースから排気する。

また、この浮力調整装置にあっては、パワーインフレー
タに一端が固定され他端が排気弁の駆動部に固定されて
第１のホース内に排気弁制御用のプルコードが配されて
おり、第１のホースを伸長させることによりプルコード
を引っ張って排気ブｆを開放し排気することもできる。

なお、浮力調整器においては、第１のホースが連結され
る反対側の肩部に安全弁装置（オーバープレッシャーバ
ルブ）が装備される場合もあり。

その場合は安全弁装置にはプルローブが配設され、これ
を引き下げることで開放し排気することができるように
もしである。

［発明が解決しよ−うとする問題点］ しかしながら、従来の浮力調整装置では、前述のように
浮力調整器内の空気を排気する際に、オーラルボタンを
押しながら第１のホースのマウスピースを上方へ持ち上
げなければならないが、ダイパーにとっては水中でこの
操作のために不安定な姿勢をとることは危険があり、ま
た速やかに排気ができないという問題がある。また、第
１のホースや安全装置のプルローブを引っ張ることで排
気する場合にも、それなりの力を必要とするため、不安
定な水中では女性ダイパー等にとっては問題があったり
、あるいは浮力調整器が身体によくフィツトしていない
場合には引っ張ることでそれがずれ、有効に弁装置に操
作力が加わらず操作に手間取るという問題もある。

本発明はこれら従来の問題点を解決するものであり、２
７カ調整器の排気が確実に、かつ手元で容易にできるγ
７カ調整装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 」１記の課題を解決するため、本発明の潜水用ｌｔ力調
整装置は、γ７カ調整用の浮袋を有しジャケット又はベ
スト型とした浮力調整器と、該浮力調整器内ジャケット
又はベストの肩部に設けられる給気口に一端を連結した
第１のホースと、該第１のホースの他端に装着したパワ
ーインフレータと、譲パワーインフレータに一端を連結
し他端をエアータンクに連結すべき第２のホースとを備
え、かつ１７ｉ１　＋ｉ己パワーインフレータが、マウ
スピースと、前記第１のホースと前記第２のホースとの
間の１１？Ｉ記パワーインフレータ内に設ける第１の送
気路を開閉する弁及び該弁を操作するインフレートボタ
ンと、前記第１のホースと前記マウスピースとの間の前
記パワーインフレータ内に設ける第２の送気路を開閉す
る弁及び該弁を操作するオーラルボタンとを備えるもの
において、ｉｌ”１７；己パワーインフレータ内には、
一端が前記第１のホースに通じ他端が前記第２のホース
に通じる第３の送気路を設けるとともに、該第３の送気
路の下記インナーホースに連通ずる部分を第１の送気路
に連通可能とし、該第３の送気路を開閉し、かつその閉
制御時に第３の送気路と前記第１の送気路とを開通ずる
弁を設け、該弁を操作するエグゾーストボタンを＋ｎｉ
　記パワーインフレータの外部に設け、前記第１のホー
スの一端にはピストン構造を有し加圧エアーの印加時に
開放する排気弁を設け、さらに前記第１のホース内には
一端を前記第３の送気路の他端に接続し、他端を前記排
気弁の操作エアー取入１」に接続したインナーホースを
配したことを特徴とする。

また、エグゾーストボタンはインフレートボタンに並設
し、かつ２つのボタン形状を異なるものにすることが望
ましく、インナーホースの径は第１のホースに比べて充
分に細径とすることが望ましい。

［作　　　用］ パワーインフレータのエグゾーストボタンを抑圧操作す
れば、パワーインフレータ内の第３の送気路に配設する
弁が第３の送気路を開通し、エアータンクからの圧搾空
気が、第２のホース、パワーインフレータの第３の送気
路及びインナーホースを経て第１のホースの一端返品に
設けられる排気弁に送られ、それが開放制御される。し
たがって、浮力調整器内の空気は、給気口、第１のホー
ス、排気弁を経て排気され、ン７力調整器の収縮ができ
る。

パワーインフレータのエグゾーストボタンの抑圧を解け
ば、パワーインフレータ内の第３の送気路のインナーホ
ースに連通ずる部分が第１の送気路に連通ずるため、イ
ンナーホース内及びピストン構造■造の排気弁内の駆動
エアーである圧縮空気が第１の送気路へ逃げて排気弁が
閉じられ、浮力調整器内の空気の排気は停止する。

勿論、パワーインフレータのインフレートボタンを操作
すれば、パワーインフレータ内の第１の送気路に配設す
る弁が開き、エアータンクから圧搾空気が、第２のホー
ス、パワーインフレータの第１の送気路及び第１のホー
スを経て給気口から浮力調整器内に充填され、浮力調整
器の膨張ができる。また、パワーインフレータのオーラ
ルボタンを操作することで、マウスピースからダイパー
の呼気により第１のホースを経て浮力調整器内に給気す
ることもできる。

このように、パワーインフレータに、インフレートボタ
ンに加えエグゾーストボタンを設けるので、ダイパーが
手元で２つのボタンを選択操作するだけで浮力調整器の
膨縮が計れる。

［実　施　例］ 以下９本発明を図面に基づき実施例をもって説明する。

第１図は潜水用γ７カ調整装置の斜視図、第２図はパワ
ーインフレータの斜視図であり、これら図において、ｌ
は気密性・耐水性を有しジャケット型に加工した内部に
浮力調整用の浮袋を有する浮力調整器、２は浮力調整器
１のジャケットの肩部に設けられる給気口３に一端を連
結し、クリップ４で浮力調整器ｌに取外し可能に支持し
た蛇腹状で伸縮性を有する第１のホースである。５は第
１のホース２の他端に装着したパワーインフレータであ
り、マウスピース６と、インフレートボタン７、オーラ
ルボタン８、及びエグゾーストボタン９を具備するとと
もに、内部に送気路構造及び弁機構を有している。特に
、第２図に図示するように、外観においてインフレート
ボタン７とエグゾーストボタン９とを並べて設ける。ま
た１０はパワーインフレータ５に一端を連結し他端を図
示しないエアータンクに連結する第２のホースであり、
＋１は第１のホース２の一端の返品に設ける排気弁装置
である。

以上は本発明の浮力調整装置の概説であるが、さらに第
３図に基づいて詳述する。すなわち、バワーインフレー
タ５は、その本体１２が概略円筒形であり、その内部に
は軸方向に通気路１３が貫設されており、一端１４に通
気口１５が形成され、また通気路１３内に臨んで２つの
弁体収容孔１６．１７が形成され、これら弁体収容孔１
６．１７は本体１２の他端１８のエアー取入口１４と２
本のエアー供給路２０．２１でそれぞれ接続され、さら
に弁体収容孔１７は本体Ｉ２の他端１８のエアー送給口
２２とエアー送給路２３で接続される。２５はエアータ
ンクに至る第２のホースの接続用金具、２６はインナー
ホースの接続用金具である。

そして、弁体収容孔１６には弁体２７が配設され、パワ
ーインフレータ５の外側面には弁体２７の操作用のイン
フレートボタン７が配設される。

この弁体２７は、本体！２の内部にあって、エアー供給
路２０、弁体収容孔１６及び通気路１３で形成する第１
の送気路中に配設される常閉弁であり、インフレートボ
タン７の抑圧操作で弁体２７を開制御し第１の送気路が
開通する。したがって、第１のホース２と第２のホース
！Ｏとが第１の送気路を介して連通し、エアータンクか
らン′１力調整器１の圧搾空気の充填ができるようにな
る。

また、パワーインフレータ５の一端１４の通気口１５に
はマウスピース６が装着され、本体１２の−・端１４内
部には弁体２８が配設されるとともに、この弁体２８の
操作用のオーラルボタン８がパワーインフレータ５の一
端１４外部へ突出して配設される。弁体２８は、通気口
１５と通気路１３で形成する第２の送気路中に配設する
常閉弁で、オーラルボタン８の押圧操作で開制御し、第
２の送気路を開通ずる。したがって、第２の送気路の開
通によりマウスピース６と第１のホース２とが連通し、
ン７力調整器ｌ内の空気が無くなった場合に、マウスピ
ース６からダイパーの呼気によりγ７カ調整器ｌ内に空
気の充填が可能となる。勿論マウスピース６からの排気
もできる。

また、弁体収容孔１７には弁体２９が配設され、この弁
体２９の操作用のエグゾーストボタン９が、パワーイン
フレータ５の外側面にインフレートボタン７と並べて設
けられる。このエグゾーストボタン９は、上面を凹とし
て凸としたインフレートボタン７と手指の感触で識別で
きるようにしている。

弁体２９は、エアー供給路２１、弁体収容孔Ｉ７及びエ
アー送給路２３で形成する第３の送気路中に配設され、
エグゾーストボタン９の抑圧操作で弁体２９が開制御し
、第３の送気路が開通することになる。なお、エグゾー
ストボタン９の抑圧を解くと、インナーホース３Ｉ内に
残留した圧搾空気は弁体収容孔１７から第１の送気路（
通気路１３）へ逃げるような弁構造にしである。

パワーインフレータ５の一端１４には第１のホース２が
接続され、通気路１３が第１のホース２に接続される。

この第１のホース２の内部には、それに沿って充分に径
の小さいインナーホース３１が配設され、このインナー
ホース３！の一端は接続金具２６に連結される。

また、第３図において、第１のホース２の他の端部はマ
ウント部材３３に連結される。このマウント部材３ご３
は、ｌｌ力調整器１の給気口３に接続するためのカップ
リング部３４と、排気弁装置１１とを具備しており、内
部にはカップリング部３４及び排気弁装置１１の排気口
３５に通じる通気路３６が形成される。

また、インナーホース３１の他端がピストン構造を何す
る排気弁装置１１へその繋動源として連結される。すな
わち、排気弁装置１１において、３７は弁座、３９はマ
ウント部材３３内に固定して配設され、かつインナーホ
ース３１から圧搾空気の供給を受ける弁支持部、４０は
弁支持部３９に摺動可能に配設されたキャップ状の弁本
体、４１は弁本体４０に支持されてそれに連動し外部へ
の排気路４２を開閉する弾性材からなる弁体、４３はス
ブリ、ング４４の作用で弁閉時に弁体４１を押圧する弁
押えである。４５は排気口３５を有するカバ一部材であ
る。

なお、排気弁装置１１では、弁支持部３９をシリンダ状
とし、弁本体４０をこの中を摺動するピストンとしても
よい。

この排気弁装置１１では、第３図の下半部の状態で、エ
グゾーストボタン９を抑圧操作すれば、エアータンク内
の圧縮空気が、第２のホース１０、パワーインフレータ
５内の第３の送気路及びインナーホース３　＋を経て排
気弁装置１１へ導かれる。すると、弁本体４０は先端方
向へ移動し弁体４１が弁座３７から離れて排気路４２が
開通するので浮力調整器１が排気されることになる（第
３図の上半部）。エグゾーストボタン９を押圧している
間だけ／７カ調整器ｌの排気がなされ。

その押圧を止めれば、弁体２９により、エアー供給路２
１とエアー送給路２３の弁体収容孔１７の介しての接続
は断たれ、同時にエアー送給路２３が通気路１３に通じ
るので、インナーホース３１内の圧縮空気は通気路１３
あるいは第１のホース２内に逃げインナーホース３１内
が減圧されるので、弁本体４０及び弁体４１は元に復し
、ｌｆ力調整器１の排気は停止Ｆされることになる。

［発明の効果］ 以上述べたように１本発明の潜水用浮力調整装置は、エ
グゾーストボタンの操作でエアータンクの組搾空気をエ
アー源として第１のホースの一端の返品に設ける排気弁
から浮力調整器内の空気を排気できるので、パワーイン
フレータに設けるインフレートボタンを加え、ダイパー
はこれら２つのボタン操作で部用に浮力調整器の膨縮調
整が可能になり、しかもダイパーの前胴部位に位置する
パワーインフレータに膨縮調整用の２つの操作ボタンが
配設されるため、ダイパーは胸元で何等無理な姿勢や力
を要することなく安定姿勢でその操作が可能になる。し
たがって、ダイパーは速やかに給排気してスムーズなｔ
Ｍ降と浮」二が可能になり、水中での行動がより自由に
なり、安全性が向上する。

また、パワーインフレータにインフレートボタンとエグ
ゾーストボタンを並べて設け、かつこれら２つのボタン
形状を異なるものとして区別できるようにすれば、より
−層操作がし易く、誤操作もない。

さらに、排気弁をピストン構造とし第１のホースに比べ
て充分に細径のインナーホースで駆動用の圧縮空気を送
給し排気弁を制御するので、排気弁の駆動用の圧縮空気
の消費が僅かで間に合う。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るｔ７カ調整装置の斜視図
、第２図は同じくパワーインフレータの斜視図、第３図
は同じく要部の断面図である。 １〜γ７カ調整器 ２〜第１のホース ３〜給気口 ５〜パワーインフレータ ６〜マウスピース ７〜インフレートボタン ８〜オーラルボタン ９〜ユーグゾーストボタン １０〜第２のホース ＩＩ〜排気装置 ３１〜インナーホース

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）浮力調整用の浮袋を有しジャケット又はベスト型
   とした浮力調整器と、該浮力調整器のジャケット又はベ
   ストの肩部に設けられる給気口に一端を連結した第１の
   ホースと、該第１のホースの他端に装着したパワーイン
   フレータと、該パワーインフレータに一端を連結し他端
   をエアータンクに速結すべき第２のホースとを備え、か
   つ前記パワーインフレータが、マウスピースと、前記第
   １のホースと前記第２のホースとの間の前記パワーイン
   フレータ内に設ける第１の送気路を開閉する弁及び該弁
   を操作するインフレートボタンと、前記第１のホースと
   前記マウスピースとの間の前記パワーインフレータ内に
   設ける第２の送気路を，開閉する弁及び該弁を操作する
   オーラルボタンとを備える潜水用浮力調整装置において
   、前記パワーインフレータ内には、一端が前記第１のホ
   ースに通じ他端が前記第２のホースに通じる第３の送気
   路を設けるとともに、該第３の送気路の下記インナーホ
   ースに連通する部分を前記第１の送気路に連通可能とし
   、該第３の送気路を開閉し、かつその閉制御時に第３の
   送気路と前記第１の送気路とを開通する弁を設け、該弁
   を操作するエグゾーストボタンを前記パワーインフレー
   タの外部に設け、前記第１のホースの一端にはピストン
   構造を有し、加圧エアーの印加時に開放する排気弁を設
   け、さらに前記第１のホース内には一端を前記第３の送
   気路の他端に接続し、他端を前記排気弁の操作エアー取
   入口に接続したインナーホースを配したことを特徴とす
   る潜水用浮力調整装置。（２）パワーインフレータに配
   設するエグゾーストボタンをインフレートボタンに並べ
   て配し、かつこれら２つのボタン形状を異なるものにし
   た請求項１記載の潜水用浮力調整装置。 （３）インナーホースの径は第１のホースに比べて充分
   細径である請求項１又は２のいずれかに記載の潜水用浮
   力調整装置。