JP2014520709A - ダイビング器材 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ダイビング器材であって、呼吸器具に接続された圧縮空気タンク(1)と、浮力を補正することができる膨張可能なジャケット(2)とを有し、この場合該ジャケット(2)は通常運転時に、空気による膨張のために前記圧縮空気タンク(1)に又は空気の排出のために流出部に接続可能であり、モニタリング装置(8)が設けられていて、該モニタリング装置(8)は、制御弁(23)を介して周囲の水圧に関連して作動可能であり、かつ時間モニタリングユニット(14)を有しており、該時間モニタリングユニット(14)は、特定の時間の経過後及び呼吸器具における呼吸活動の欠如時に、エマージェンシ運転に変更され、エマージェンシ弁(9)を、制御管路(12)を介して制御し、該エマージェンシ弁(9)は前記ジャケット(2)を前記圧縮空気タンク(1)に接続させ、これによって該ジャケット(2)を強制的に膨張させる、ダイビング器材に関する。モニタリング装置(8)の機能に対して可能な限り簡単に手動によって影響を及ぼすことができるようにするために、少なくとも1つの調整弁が設けられていて、潜水行動時における該調整弁のその都度の操作によって、前記モニタリング装置(8)及び/又は前記制御弁(23)に影響を及ぼすことができる。膨張弁(3)を介して、手動操作時に通常運転においてジャケット(2)の膨張が行われ、排気弁(4)を介して圧縮空気の排出が行われる。

Description

本発明は、ダイビング器材であって、呼吸器具に接続された圧縮空気タンクと、浮力を補正することができる膨張可能なジャケットとを有し、この場合該ジャケットは通常運転時に、空気による膨張のために前記圧縮空気タンクに接続可能であり、又は空気の排出のために流出部に接続可能であり、モニタリング装置が設けられていて、該モニタリング装置は、制御弁を介して周囲の水圧に関連して作動可能であり、かつ時間モニタリングユニットを有しており、該時間モニタリングユニットは、特定の時間の経過後及び呼吸器具における呼吸活動の欠如時に、エマージェンシ運転に変更され、エマージェンシ弁を、制御管路を介して制御し、該エマージェンシ弁は前記ジャケットを前記圧縮空気タンクに接続させ、これによって該ジャケットを強制的に膨張させる、ダイビング器材に関する。
今日のダイビング器材は、通常、BCD(Buoyancy Controll device)とも呼ぶ調整ジャケットもしくは補正ジャケットを有し、この補正ジャケットは、ダイビング器材の圧縮空気タンクのための保持フレームとしても働き、該補正ジャケットを用いてダイバーは、それぞれの深さにおいて、吸気又は排気により浮力を正確に調整しかつ補正することができる。
一般的にこの場合補正ジャケットには、複数の弁が設けられており、これらの弁は、ジャケットの空気袋に対する吸気又は排気を制御するために、またしばしば、緊急措置を導入するために設けられている。このような緊急措置は例えば、圧縮空気タンクにおける特定の圧縮空気量を下回った場合、又はダイバーの呼吸活動の欠乏時に導入される。
WO2007/058615A1に基づいて公知のダイビング器材は、補正ジャケット及び圧縮空気タンク、並びに、圧縮空気タンクから補正ジャケットへの圧縮空気供給を制御するための弁装置とから成っている。この場合補正ジャケットを介してダイバーの浮力が補正され、この場合ジャケットは通常運転時において、圧縮空気タンクを介して膨張させられるか又はジャケットから圧縮空気が排出される。弁装置はこの場合モニタリング装置を有し、このモニタリング装置を用いて通常運転からエマージェンシ運転への変更が可能である。そのために制御弁が設けられていて、この制御弁は、周囲の水圧に関連してモニタリング装置を作動させる。この場合モニタリング装置は時間モニタリングユニットを有し、この時間モニタリングユニットは、ダイヤフラム弁と遅延手段とから成っている。制御弁を介したモニタリング装置の作動時に、ダイヤフラム弁には圧縮空気タンクから圧縮空気が供給され、圧縮空気は第1の作業管路を介してさらに遅延手段に導かれる。ダイバーによって呼吸器具において呼吸が行われると、ダイヤフラム弁に導かれた圧縮空気は、第2の作業管路を介して遅延手段へとさらに導かれ、この場合第2の作業管路を介した圧力供給によって、遅延手段はリセットされる。しかしながらダイバーが、遅延手段によって特定された時間長さにわたって呼吸器具から呼吸を行わないと、遅延手段は制御管路を介してエマージェンシ弁を操作し、この際にエマージェンシ弁はジャケットを圧縮空気タンクに接続させ、これによりジャケットを強制的に膨張させる。その結果、呼吸をしていないと思われたダイバーは、水面に浮上させられる。
上に述べた従来技術を出発点として、本発明の課題は、モニタリング装置の機能に対してダイバーが手動で影響を及ぼすことができる、ダイビング器材を提供することであり、この場合この影響は、可能な限り容易にダイバーによって引き起こすことができることが望ましい。
この課題は、請求項1の前提部に記載されたダイビング器材において、特徴部記載のように構成することによって解決した。本発明の好適な態様は、請求項2以下の従属請求項に記載されている。
本発明によれば、ダイビング器材が、呼吸器具に接続された圧縮空気タンクと、浮力を補正することができる膨張可能なジャケットとを有している。浮力を補正するためにジャケットは通常運転時に、膨張のために圧縮空気タンクに接続され、又は排気のために流出部を介してジャケットから空気を流出させることが可能である。さらにモニタリング装置が設けられていて、該モニタリング装置は、制御弁を介して周囲の水圧に関連して作動させられ、かつ時間モニタリングユニットを有しており、該時間モニタリングユニットは、特定の時間の経過後及び呼吸器具におけるダイバーの呼吸活動の欠如時に、エマージェンシ運転に変更される。この場合エマージェンシ弁は、制御管路を介して制御され、その結果ジャケットは、圧縮空気タンクに接続され、ジャケットは強制的に膨張させられる。
このようなダイビング器材において、本発明によれば、時間モニタリングユニットは、この場合特に充填絞りとコントロール容器と排気弁とから成っており、コントロール容器は、制御弁によるモニタリング装置の作動後に、充填絞りを介して連続的に圧縮空気タンクからの圧縮空気を充填され、この場合エマージェンシ弁の制御管路に接続されている。コントロール容器における圧力が特定の圧力に達すると、これは、既に上で述べたようにジャケットにおける膨張を強制的に生ぜしめるエマージェンシ弁の相応な操作のために働く。これに対して呼吸器具におけるダイバーの呼吸時には、排気弁が操作され、この場合コントロール容器を空にすることが可能である。その結果、時間モニタリングユニットは、各呼吸時に容器を空にすること、つまり容器の排気によってリセットされる。本発明によれば、モニタリング装置の作動は制御弁によって行われ、この場合制御弁によって、周囲の水圧は、好ましくは大気圧である基準圧に関連して、投入され、周囲の水圧が圧力限界値を上回った場合に、時間モニタリングユニットのコントロール容器は、圧縮空気タンクに接続される。
そして本発明の構成では、吸気弁と排気弁とが設けられていて、吸気弁は、ダイバーによる手動操作時にジャケットを圧縮空気タンクに接続させ、排気弁は、ダイバーによる手動制御時にジャケットを、該ジャケットから空気を流出させる流出部に接続させる。これによってこれらの弁を介して、補正が、ジャケットの相応な充填及び排気によって行われる。本発明の特徴として、さらに、少なくとも1つの調整弁が設けられていて、潜水行動時における該調整弁のその都度の操作によって、モニタリング装置及び/又は制御弁に影響を及ぼすことができる。つまり言い換えれば、少なくとも1つの追加的な調整弁が設けられていて、この調整弁を介して、ダイバーによる操作時に制御弁に対して影響が及ぼされる。択一的に又はそれに加えて補足的に、少なくとも1つの調整弁の操作時に、モニタリング装置に影響が及ぼされる。このような構成には、ダイバーが少なくとも1つの調整弁を介して、モニタリング装置の作動及び/又はモニタリング装置の監視機能に対して影響を及ぼし、これによってモニタリング装置を、その都度の潜水行動において存在する状況に適宜に適合させることができる。
WO2007/058615A1では本発明とは異なり、モニタリング装置に対する影響又は補正ジャケットの制御弁に対する影響は不可能である。その結果、例えば意図的な呼吸の停止又はダイビング訓練における特定の練習時に、呼吸器具において呼吸が行われずに、時間モニタリングユニットにおいて所定の時間長さが経過すると、常にジャケットの膨張及び水面への再浮上が引き起こされる。この場合ジャケットは一度膨張すると、このプロセスは水面に達するまでもはや停止することができない。遅延手段における時間検出を手動でリセットすることも、不可能である。
本発明の有利な態様では、少なくとも1つの調整弁のその都度の操作は、少なくとも特定のレベル以上において、吸気弁の操作及び/又は排気弁の操作と関連させられている。このように構成されていると、別体の制御エレメントを設ける必要なしに、補正ジャケットの領域に通常既に設けられているエレメント、つまり吸気弁及び排気弁として形成されたエレメントを介して、モニタリング装置に対して及び/又はモニタリング装置を作動させるための制御弁に対しても影響を及ぼすことができる、という利点が得られる。つまりダイバーは、ダイバーが熟知している弁を用いて、各補正ジャケットの安全機能に対して影響を及ぼすことができ、これにより、操作は相応に簡単化され、多数の制御エレメントに基づく、特殊なケースにおけるダイバーに対する過大の要求が、回避される。さらに、吸気弁及び排気弁に対する相応な対応配設において、操作するダイバーによって直感的に行うことができる容易な制御が可能である。さらに付言すれば、ジャケットの安全機能に対する操作は、場合によってはダイビングパートナによっても実施することができる。それというのは、これらの安全機能は、外部から容易に接近可能であり、かつ容易に見つけて操作することができるからである。さらにまた、ダイビング器材を構成するための製造コストもまた低減させることができる。それというのは、さもないと安全機能をリセットするために設ける必要がある別体のキーを、省くことができるからである。
本発明の別の態様では、排気弁は調節エレメントを介して操作可能であり、この場合該調節エレメントの調節領域の最初の半分では、調節エレメントの調節運動は単に排気弁の移動にしか連動せず、調節領域の後ろの半分以降で、調節運動は、追加的に少なくとも1つの調整弁の移動に連動するようになっている。このような構成を用いて調節エレメントの操作のレベルを介して、浮力を補正するために排気弁の制御だけに影響を及ぼすべきなのか又は、ジャケットの膨張のリセット及び/又は中断のような前記機能を実施するために、追加的にモニタリング装置にも影響を及ぼすべきなのかを、制御することができる。つまりダイバーは、調節エレメントの操作の形式によって、ダイバーが通常運転における機能を実施したいのか又は追加的にモニタリング装置における変更を行いたいのかを、中央で制御することができる。
本発明の別の態様では、少なくとも1つの調整弁は遮断弁として形成されていて、該遮断弁は、エマージェンシ弁と圧縮空気タンクとの間に設けられていて、操作された位置においてエマージェンシ弁と圧縮空気タンクとの間の接続を中断する。この場合遮断弁は好ましくは、少なくとも、排気弁の特定の操作レベル以降で、該排気弁の運動に連動されている。これによってエマージェンシ運転時に導入されるジャケットの膨張を中断することができ、この場合遮断弁を介してエマージェンシ弁に通じる圧力供給が中断される。排気弁との連動時にダイバーはこの中断を、排気弁の手動操作によって行うことができる。それというのは、遮断弁は少なくとも排気弁の操作の特定のレベル以降において排気弁と連結されているからである。この場合遮断弁は好ましくは、2ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、基本位置において、エマージェンシ弁への圧縮空気の流れを可能にし、操作された位置において接続を中断する。さらに遮断弁は、特に機械式に例えば相応なリンク機構もしくはロッドを介して、排気弁に連結されている。しかしながら本発明では、空気力式、液圧式又は電気式の連結形態も可能である。
本発明の別の態様によれば、少なくとも1つの調整弁は、リセット弁として形成されていて、該リセット弁に、エマージェンシ弁の制御管路から作業管路が分岐していて、リセット弁は、操作された位置において制御管路を放圧する。特にこのリセット弁は、少なくとも排気弁の特定の操作レベル以降で、排気弁の運動に連動されている。好ましくは、放圧によるリセット弁の操作によって、時間モニタリングユニットにおける時間経過プロシージャをリセットすることができる。つまりリセット弁によって、呼吸器具において行われた最後の呼吸の後で始まる、時間モニタリングユニットにおける時間カウントを新たにスタートさせることができ、この場合ダイバーはこの新規スタートを、排気弁との連動時に該排気弁の手動操作によって制御することができる。容器及び方向切換え弁を備えた時間モニタリングユニットの構成の場合、リセット弁の操作時に容器は空にされ、これによって所望のリセットが行われる。リセット弁は、本発明では特に機械式に排気弁に連結されている。しかしながら、リセット弁を、空気力式、液圧式、電気式又は他の形式で排気弁の運動に連動させることも良好に可能である。上に述べた遮断弁に加えてリセット弁を設けると、この両方の弁は、特に1つの共通のリンク機構もしくはロッドを介して排気弁に連結されていてよく、このようになっていると、排気弁の制御が、少なくとも特定のレベル以降において遮断弁及びリセット弁の操作を惹起する。さらにリセット弁は好ましくは2ポート2位置方向切換え弁として形成されている。
本発明の別の態様によれば、少なくとも1つの調整弁は、リセット弁として形成されていて、該リセット弁は制御弁と圧縮空気タンクとの間に配置されており、この場合リセット弁は基本位置において、制御弁の作業管路を圧縮空気タンクに接続し、操作された位置において制御弁の作業管路を放圧する。この場合好ましくはリセット弁は、特定の操作レベル以降において膨張弁と一緒に操作され、その結果制御弁への供給部が無圧に切り換えられる。この場合このような構成には、次のような利点がある。すなわちリセット弁が設けられ、かつ制御弁への供給部が無圧に切り換えられることによって、中断後におけるモニタリング装置の監視機能を再びオンにすることができ、この場合ダイバーはこのオン動作を、吸気弁による操作時に該吸気弁を介して手動で行うことができる。この場合吸気弁とリセット弁との間の連結装置は、新たに、好ましくは機械式に構成されており、しかしながら本発明ではこの連結装置は、液圧式、空気力式、電気式又はその他の形式で構成することも可能である。さらにリセット弁は特に3ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、基本位置において制御弁への流入部を圧縮空気タンクに接続し、操作された位置において制御弁への供給部をジャケットに通じる無圧の管路に接続する。
本発明の別の態様では、少なくとも1つの調整弁は、遮断弁によって形成されていて、該遮断弁は制御弁と時間モニタリングユニットとの間に配置されている。この場合遮断弁は遮断位置に移動可能であり、該遮断位置において時間モニタリングユニットと制御弁との間における接続が中断されており、これに対して遮断弁は、時間モニタリングユニットと制御弁との間における接続を基本位置において形成し、該基本位置に遮断弁は、吸気弁の流出側に接続された制御管路を介して移動可能である。この場合このような構成には、遮断弁を介して呼吸監視機能を一時的に中断できるという利点があり、この場合吸気弁の新たな操作の後で、時間モニタリングユニットによる監視は、再び作動させられる。例えば水中写真の撮影時及びこの際に通常関連した呼吸の停止時に、ジャケットの不本意な膨張を回避するために、監視を故意に遮断することができる。
本発明の別の態様によれば、少なくとも1つの調整弁は、バイパス弁によって形成されていて、該バイパス弁は、操作位置に移動可能であり、該操作位置において、時間モニタリングユニットのコントロール容器から分岐する管路が補助容器に接続されており、これに対してバイパス弁は、管路と補助容器との間における接続を基本位置において中断し、該基本位置にバイパス弁は、吸気弁の流出側に接続された制御管路を介して移動可能である。これによって、その経過後及びダイバーの呼吸活動停止後にエマージェンシ処置が導入される時間を、所望のように長くすることができ、この場合コントロール容器への補助容器の接続によって、大きな総容量が形成され、これによってエマージェンシ位置にエマージェンシ弁を移動させる開始圧への到達が遅くなる。
本発明の別の好適な態様では、操作エレメントを備えたプリテスト弁が設けられており、該プリテスト弁は、操作された位置において制御弁の制御管路を、圧縮空気タンクに接続し、その結果制御弁はモニタリング装置を作動させる。プリテスト弁を設けることによって、既に水面において潜水前にモニタリング装置の適正な機能を検査することができる。さもないと、周囲の水圧が相応な圧力に達した場合にしか、制御弁によってモニタリング装置の作動は行われない。制御弁の制御管路への圧力供給によって、この圧力制御機能はバイパスされ、ひいてはモニタリング装置の時間モニタリングユニットは、既に水面において圧縮空気タンクに接続される。その結果、モニタリング装置の時間モニタリングユニットが適正に機能するか否か、さらにはエマージェンシ弁がジャケットのエマージェンシ膨張のために適正に機能するか否かを、検査することができる。吸気弁の領域に上に述べたリセット弁を設けることとの組合せにおいて、この検査機能は、リセット弁によって制御弁への供給部が無圧に切り換えられることによって、再び中断することができる。この場合プリテスト弁の操作エレメントは好ましくは、押しボタンとして形成されており、しかしながら本発明においては、別の形態で実現することも可能である。
本発明は、独立請求項又は従属請求項の記載された組合せに限定されるものではない。さらに、請求項の記載、以下の実施形態の説明又は直に図面の記載から明らかになる個々の特徴を互いに組み合わせることも可能である。参照符号の使用による図面に対する請求項の関連付けは、請求項に記載された請求の範囲を制限するものではない。
本発明の好適な実施の形態によるダイビング器材のブロック回路図である。 図1に示したダイビング器材の時間モニタリングユニットの時間経過プロシージャを中断する機能説明図である。 図1に示したダイビング器材の時間モニタリングユニットの時間経過プロシージャをリセットする機能説明図である。 図1に示したダイビング器材のモニタリング装置のリセットに関する機能説明図である。 図1に示したダイビング器材の先行機能テストをリセットする機能説明図である。
図1には、本発明の好適な実施形態によるダイビング器材のブロック回路図が示されている。このダイビング器材は、圧縮空気タンク1を有し、この圧縮空気タンク1は、ここでは図示されていない呼吸器具に圧縮空気を供給し、これにより、水中にいるダイバーに吸気を供給することができる。さらにインフレータブルつまり膨張可能なジャケット2が設けられており、このジャケット2は、同様に図示されていない空気袋を備えており、この空気袋を圧縮空気タンク1によって圧縮空気で膨らますこと又は該空気袋から空気を排出することができる。空気の供給又は排出に応じて、ジャケット2を用いてダイバーの浮力を補正することができ、この場合相応な空気量の供給によって浮上が可能であり、空気の排出によって潜降が可能である。
通常運転時には、ジャケット2に対する空気の供給及び排出は、吸気弁3及び排気弁4として形成された間に位置する弁を介して制御され、これらの弁はそれぞれ、対応配設された調節エレメント5;6を介してダイバーによって操作することができ、この場合これらの調節エレメント5,6は図示の実施形態ではそれぞれ押しボタンとして形成されている。吸気弁3及び排気弁4はこの場合2ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、対応配設されたばねを介して、図示の基本位置に予め押圧され、この基本位置から、それぞれ所属の調節エレメント5;6によって操作位置に移動させることができる。この場合吸気弁3はこの操作位置において圧縮空気タンク1をジャケット2に接続させ、その結果ジャケット2は、圧縮空気の供給によって膨らまされる。調節エレメント6の操作時及び操作位置への排気弁4の移動時には、これとは異なり、ジャケット2はマウスピース7に接続され、このマウスピース7を介して圧縮空気は、ジャケット2から周囲に逃げ、ひいてはジャケット2からの圧縮空気の排出が可能である。しかしながらまた特殊なケースではマウスピース7を介して、ジャケット2に空気を手動により充填することも可能である。つまり両方の弁3,4の相応な操作によって、ダイバーは浮力を、ジャケット2の充填又は排気に相応して補正することができる。
さらに本発明によるダイビング器材はモニタリング装置8を有しており、このモニタリング装置8によって、呼吸器具におけるダイバーの呼吸活動の欠如を検出すること、及びエマージェンシ運転時においてジャケット2の膨張を強制することができ、その結果ダイバーは、ジャケット2の膨張の結果として水面に浮上させられる。そのためにモニタリング装置8はエマージェンシ弁9を有しており、このエマージェンシ弁9は図示の実施形態では、同様に2ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、操作位置において圧縮空気タンク1をジャケット2に直接接続させ、これによってジャケット2は膨張する。しかしながらエマージェンシ弁9の図示の基本位置において、この接続は中断されており、この場合エマージェンシ弁9は所属のばねエレメントと制御管路10における圧力により基本位置に予め押圧されている。この場合制御管路10には圧力接続部11を通して、現在周囲にある水圧が供給される。ばねエレメント及び制御管路10に抗して、エマージェンシ弁9は別の2つの制御管路12,13における相応な圧力によって、操作位置に移動させられて該操作位置を保つことができ、この場合制御管路12が時間コントロールユニット14に接続されているのに対して、制御管路13は、エマージェンシ弁9の流出側とジャケット2への供給部に接続されている。つまり操作位置にエマージェンシ弁9を移動させるために、制御管路12における圧力は、制御管路10における圧力と、ばねエレメントによる押圧力とを上回る必要がある。エマージェンシ弁9が一度操作位置に移動させられると、エマージェンシ弁9は、制御管路13によって、この際に生じている圧力に基づいて、移動させられたポジションに保たれる。
時間モニタリングユニット14によって、ダイバーの呼吸活動が特定の時間にわたって行われない場合に、制御管路12には、エマージェンシ弁9を開放するのに適した圧力が供給される。この時間モニタリングユニット14はコントロール容器15を有し、このコントロール容器15には、モニタリング装置8の作動後に充填絞り16を介して連続的に圧力下にある空気が充填され、この場合コントロール容器15は、エマージェンシ弁9の制御管路12に接続されている。コントロール容器15における圧力が特定の圧力に達した後で、操作位置にエマージェンシ弁9を移動させるための操作圧力が得られる。コントロール容器15の流出側には、さらに排気弁17が設けられており、この排気弁17は、2ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、ダイバーの呼吸活動時及びこれに伴う、圧縮空気タンク1に接続された管路系における圧力降下時に、図示の基本位置から操作位置に移動させられる。そして操作位置においてコントロール容器15は、排気される。この場合、コントロール容器15の適宜な容積の選択及び充填絞り16による絞り作用の選択に相応して、その経過後にエマージェンシ運転がモニタリング装置8によって導入される時間長さを特定することができる。
しかしながらこの時間長さは、コントロール容器15に補助容器18を接続することによって、所望のように延長することができる。そのために、コントロール容器15の流出側において管路19が分岐しており、この管路19は、間に位置するバイパス弁20を介して補助容器18に接続可能である。このバイパス弁20は2ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、この場合バイパス弁20の図示の基本位置では、管路19は補助容器18から切り離されている。バイパス弁20はこの場合所望のように、ここでは押しボタンとして形成された操作エレメント21を介して操作位置に移動させることができ、この操作位置において管路19と補助容器18とは互いに接続されているので、流体が補助容器18に流入することができる。これによって充填絞り16と排気弁17との間における容量が増大し、これにより操作位置へのエマージェンシ弁9の移動のための操作圧が後で得られる。バイパス弁20を元に戻す、つまりリセットするために、制御管路22が設けられており、この制御管路22は、吸気弁3の流出側に接続されているので、吸気弁3が操作されるや否や、補助容器18を管路19から切り離す基本位置へのバイパス弁20の移動が実行される。
モニタリング装置8を作動させるために、時間モニタリングユニット14には制御弁23が前置されており、この制御弁23はモニタリング装置8を、周囲における水圧に関連して作動させる。そのために制御弁23は、一方では制御管路24を介して通常運転時には圧力接続部11に接続され、これによって制御弁23には制御管路24を介して周囲の水圧が供給され、かつ他方では、別の制御管路25を介して、好ましくは大気圧である基準圧が存在している基準容器26に接続されている。図示の実施形態では2ポート2位置方向切換え弁として形成されている制御弁23は、その下流側に位置している時間モニタリングユニット14を図示の基本位置では供給路から切り離しており、この場合しかしながら制御弁23は、周囲の水圧が、基準容器26における圧力及び制御弁23のばねエレメントによって示した圧力を上回るや否や、操作位置において供給路を時間モニタリングユニット14に接続する。この場合通常運転において供給路は、圧縮空気タンク1に接続されている。つまりその結果モニタリング装置8は、特定の水深に達した後で制御弁23によって作動させられる。
しかしながらモニタリング装置8の作動、ひいては時間モニタリングユニット14の呼吸監視機能を一時的に終了させることが可能であり、この場合時間モニタリングユニット14の充填絞り16と制御弁23との間の接続は遮断弁27によって中断される。この遮断弁27は充填絞り16と制御弁23との間に配置されていて、図示の実施形態では2ポート2位置方向切換え弁として形成されている。図示の基本位置において遮断弁27は、周囲の水圧が上に述べた圧力限界値を上回るや否や、制御弁23から充填絞り16への流体の流れを可能にする。しかしながら押しボタンとして形成された操作エレメント28を用いて、遮断弁27は、所望のように操作位置へと移動させることができ、この操作位置では、充填絞り16への流体の流れは阻止されていて、従って時間モニタリングユニット14による呼吸活動の監視は行われない。遮断弁27のリセットは、制御管路22と同様に、吸気弁3の流出側に接続されている制御管路29を介して実施される。従って、制御弁23と充填絞り16とを接続する基本位置への遮断弁27の移動は、吸気弁3が操作されるや否や実施される。
別の特徴として、ダイビング器材はさらに遮断弁30とリセット弁31,32、及びプリテスト弁33を有しており、これらの弁のそれぞれの機能については以下に図2〜図5を参照して述べる。図2〜図5には、圧縮空気のフローが太い矢印で示され、機械的な連結は細い矢印で示され、信号のフローが破線の矢印で示されている。
この場合図1から分かるように、リセット弁31は機械的に排気弁4に連結されており、その結果調節エレメント6による排気弁4の操作によって、リセット弁31も操作される。しかしながらこの機械式の連結は、この連結が調節エレメント6の可能な調節領域の半分を超えた場合に初めて有効になるように構成されている。つまり調節エレメント6の全調節領域の最初の半分においては、排気弁4だけが操作され、この場合調節領域の半分より後において初めてリセット弁31も一緒に移動させられる。図示の実施形態ではリセット弁31は2ポート2位置方向切換え弁として形成されており、この場合リセット弁31の供給側は、エマージェンシ弁9の制御管路12から分岐していて、リセット弁31の流出側がジャケット2に通じている。図2に示した機能説明図との組合せにおいて分かるように、リセット弁31は、エマージェンシ弁9の制御管路12を放圧することによって、時間モニタリングユニット14の時間経過プロシージャ(Zeitablaufprozedur)をリセットすることができる。なぜならば、リセット弁31はその操作位置において、制御管路12をジャケット2に通じる無圧の管路に接続するからである。制御管路12のこの無圧接続によって、これと同時に時間モニタリングユニット14における時間経過プロシージャもまたリセットされる。それというのは、コントロール容器15が空になり、その結果ダイバーの呼吸活動の監視が新たにスタートするからである。
さらにリセット弁31の運動には、遮断弁30の運動も連動されており、その結果遮断弁30もまた、排気弁4の調節エレメント6の調節領域の後の半分以降において操作位置に移動させられる。この場合遮断弁30もまた同様に2ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、図示の実施形態では、エマージェンシ弁9と圧縮空気タンク1との間に配置されている。この場合図示の基本位置において遮断弁30は、圧縮空気タンク1からエマージェンシ弁9への圧縮空気の供給を可能にする。しかしながら遮断弁30が操作位置に移動させられると、エマージェンシ弁9と圧縮空気タンク1との間の接続が中断される。つまりダイバーは遮断弁30を介して、例えば呼吸の長時間の停止時に生じ得るような、エマージェンシ運転におけるジャケット2膨張が望まれていない場合に、この望まれていない膨張を、遮断弁30の相応な操作によって中断することができる。それというのはこの場合、エマージェンシ弁9への流入は、図3の機能説明図からも分かるように、中断されるからである。
図1からさらに分かるように、別のリセット弁32が、調節エレメント5を介して操作時における吸気弁3の運動に機械的に連動するようになっている。この場合このリセット弁32は3ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、図示の基本位置では制御弁23の流入部を圧縮空気タンク1に接続しており、しかしながら調節エレメントを用いた移動による操作位置の到達時には、制御弁23の流入部を、ジャケット2に通じる無圧の管路に接続させる。このように制御弁23への供給部を無圧に接続することによって、モニタリング装置8の作動はリセットされる。それというのはこの場合、制御弁23の流出側から分岐する、制御弁23の制御管路24も、無圧に切り換えられるからである。この結果、制御管路24における圧力が、基準容器26における圧力及び制御弁23のばねエレメントによる圧力よりも高い場合にだけ、モニタリング装置8は制御弁23によって作動させられることになる。この場合このリセット機能は、図4における機能説明図からも分かる。
最後に、さらに別の特徴として、図1に示すように、プリテスト弁(Vorabtestventil)33が設けられており、このプリテスト弁33は操作エレメント35を用いて手動で、図示の基本位置から操作位置に移動させることができる。このプリテスト弁33は、図示の実施形態では3ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、基本位置において圧力接続部11を制御弁23の制御管路24に接続している。しかしながら操作エレメント35を用いた手動操作時及び操作位置への到達時には、制御弁23の制御管路24は圧縮空気タンク1に接続され、これによって操作位置への制御弁23の直接的な移動が行われる。
それに応じて、モニタリング装置8は作動させられ、これは周囲の水圧とは無関係であるので、プリテスト弁33を介して、水面の上でも、作動のために必要なその他の基準とは無関係に、モニタリング装置8の適正な機能を検査することができる。図5に示した機能説明図との組合せにおいて分かるように、この先行機能テストは、操作装置35を放した後で、かつ調節エレメント5によるリセット弁32の操作によってリセットすることができる。なぜならば、さもないと、制御弁23は、その流出側から分岐する制御管路24に基づいて、常に操作位置に保たれてしまうからである。
図示の実施形態では、遮断弁30及びリセット弁31と排気弁4との連結、並びにリセット弁32と吸気弁3との連結は機械式に行われている。しかしながら本発明では、液圧式、空気圧式又は電気式の連結も同様に良好に使用することができる。エマージェンシ弁9、バイパス弁20、遮断弁27及び制御弁23のリセットは、図示の実施形態では、それぞれ制御管路を介して空気力式に実施されるようになっているが、本発明の枠内では、機械式、液圧式又は電気式に、他の箇所において検出された圧力に相応して実行することができる。
従って、ダイビング器材の本発明による構成を用いて、ダイビング器材のモニタリング装置8の機能に対して簡単に影響を及ぼすことができる。この場合このような操作は、例えばダイビングインストラクタのようなダイビングパートナによっても行うことができる。
1 圧縮空気タンク
2 ジャケット
3 吸気弁
4 排気弁
5 調節エレメント
6 調節エレメント
7 マウスピース
8 モニタリング装置
9 エマージェンシ弁
10 制御管路
11 圧力接続部
12 制御管路
13 制御管路
14 時間モニタリングユニット
15 コントロール容器
16 充填絞り
17 排気弁
18 補助容器
19 管路
20 バイパス弁
21 操作エレメント
22 制御管路
23 制御弁
24 制御管路
25 制御管路
26 基準容器
27 遮断弁
28 操作エレメント
29 制御管路
30 遮断弁
31 リセット弁
32 リセット弁
33 プリテスト弁
34 制御管路
35 操作エレメント

Claims (9)

  1. ダイビング器材であって、呼吸器具に接続された圧縮空気タンク(1)と、浮力を補正することができる膨張可能なジャケット(2)とを有し、この場合該ジャケット(2)は通常運転時に、空気による膨張のために前記圧縮空気タンク(1)に接続可能であり、又は空気の排出のために流出部に接続可能であり、モニタリング装置(8)が設けられていて、該モニタリング装置(8)は、制御弁(23)を介して周囲の水圧に関連して作動可能であり、かつ時間モニタリングユニット(14)を有しており、該時間モニタリングユニット(14)は、特定の時間の経過後及び呼吸器具における呼吸活動の欠如時に、エマージェンシ運転に変更され、エマージェンシ弁(9)を、制御管路(12)を介して制御し、該エマージェンシ弁(9)は前記ジャケット(2)を前記圧縮空気タンク(1)に接続させ、これによって該ジャケット(2)を強制的に膨張させる、ダイビング器材において、
    吸気弁(3)と排気弁(4)とが設けられていて、前記吸気弁(3)は、手動操作時に前記ジャケット(2)を前記圧縮空気タンク(1)に接続させ、前記排気弁(4)は、手動制御時に前記ジャケット(2)を流出部に接続させるようになっており、少なくとも1つの調整弁が設けられていて、潜水行動時における該調整弁のその都度の操作によって、前記モニタリング装置(8)及び/又は前記制御弁(23)に影響を及ぼすことができることを特徴とするダイビング器材。
  2. 前記少なくとも1つの調整弁のその都度の操作は、少なくとも特定のレベル以上において、前記吸気弁(3)の操作及び/又は前記排気弁(4)の操作と連動させられている、請求項1記載のダイビング器材。
  3. 前記排気弁(4)は、調節エレメント(6)を介して操作可能であり、この場合該調節エレメント(6)の調節領域の最初の半分では、前記調節エレメント(6)の調節運動は単に前記排気弁(4)の移動にしか連動せず、前記調節領域の後ろの半分以降で、前記調節運動は、前記少なくとも1つの調整弁の移動に連動する、請求項2記載のダイビング器材。
  4. 前記少なくとも1つの調整弁は、遮断弁(30)として形成されていて、該遮断弁(30)は、前記エマージェンシ弁(9)と前記圧縮空気タンク(1)との間に設けられていて、操作された位置において前記エマージェンシ弁(9)と前記圧縮空気タンク(1)との間の接続を中断する、請求項1記載のダイビング器材。
  5. 前記少なくとも1つの調整弁は、リセット弁(31)として形成されていて、該リセット弁(31)に、前記エマージェンシ弁(9)の前記制御管路(12)から作業管路が分岐していて、前記リセット弁(31)は、操作された位置において前記制御管路(12)を放圧する、請求項1記載のダイビング器材。
  6. 前記少なくとも1つの調整弁は、リセット弁(32)として形成されていて、該リセット弁(32)は前記制御弁(23)と前記圧縮空気タンク(1)との間に配置されており、この場合前記リセット弁(32)は基本位置において、前記制御弁(23)の作業管路を前記圧縮空気タンク(1)に接続し、操作された位置において前記制御弁(23)の前記作業管路を放圧する、請求項1記載のダイビング器材。
  7. 前記少なくとも1つの調整弁は、遮断弁(27)によって形成されていて、該遮断弁(27)は前記制御弁(23)と前記時間モニタリングユニット(14)との間に配置されており、この場合前記遮断弁(27)は遮断位置に移動可能であり、該遮断位置において前記時間モニタリングユニット(14)と前記制御弁(23)との間における接続が中断されており、これに対して遮断弁(27)は、前記時間モニタリングユニット(14)と前記制御弁(23)との間における接続を基本位置において形成し、該基本位置に前記遮断弁(27)は、前記吸気弁(3)の流出側に接続された制御管路(29)を介して移動可能である、請求項1記載のダイビング器材。
  8. 前記少なくとも1つの調整弁は、バイパス弁(20)によって形成されていて、該バイパス弁(20)は、操作位置に移動可能であり、該操作位置において、前記時間モニタリングユニット(14)のコントロール容器(15)から分岐する管路(19)は補助容器(18)に接続されており、これに対して前記バイパス弁(20)は、前記管路(19)と前記補助容器(18)との間における接続を基本位置において中断し、該基本位置に前記バイパス弁(20)は、前記吸気弁(3)の流出側に接続された制御管路(22)を介して移動可能である、請求項1記載のダイビング器材。
  9. 操作エレメント(35)を備えたプリテスト弁(33)が設けられており、該プリテスト弁(33)は、操作された位置において前記制御弁(23)の制御管路(24)を、前記圧縮空気タンク(1)に接続し、その結果前記制御弁(23)は前記モニタリング装置(8)を作動させる、請求項1記載のダイビング器材。
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