JPH01218604A - 中空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置 - Google Patents
中空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置Info
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- JPH01218604A JPH01218604A JP4458788A JP4458788A JPH01218604A JP H01218604 A JPH01218604 A JP H01218604A JP 4458788 A JP4458788 A JP 4458788A JP 4458788 A JP4458788 A JP 4458788A JP H01218604 A JPH01218604 A JP H01218604A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、逆洗再生式の中空糸膜フィルタから発生する
逆洗水に含まれる懸濁固形分を効率的に分離濃縮する中
空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置に関する。
逆洗水に含まれる懸濁固形分を効率的に分離濃縮する中
空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置に関する。
(従来の技術)
中空糸膜フィルタは、単位容積あたりの膜面積を大きく
とることができるためコンバク1〜な水処理装置を構成
できる、しかも処理水質が良くかつ安定している、また
逆洗により再生することができる、濾過助材が不要であ
るため二次廃棄物がない等、優れた特長を有しており、
[3111Rプラン1−において、水処理装置として広
く適用されている。
とることができるためコンバク1〜な水処理装置を構成
できる、しかも処理水質が良くかつ安定している、また
逆洗により再生することができる、濾過助材が不要であ
るため二次廃棄物がない等、優れた特長を有しており、
[3111Rプラン1−において、水処理装置として広
く適用されている。
しかし、中空糸膜フィルタを逆洗再生する際に発生する
逆洗水中の固形分濃度は、およそ3000〜6000p
pmで、 そのまま全てを貯蔵しておくのはスペース的
に不可能である。そのため、これをさらに濃縮して減容
させる必要があるが、逆洗水中の固形分は沈降性が悪く
、また難濾過性でもあるため、効率的に濃縮する装置と
して決定的なものは存在しなかった。
逆洗水中の固形分濃度は、およそ3000〜6000p
pmで、 そのまま全てを貯蔵しておくのはスペース的
に不可能である。そのため、これをさらに濃縮して減容
させる必要があるが、逆洗水中の固形分は沈降性が悪く
、また難濾過性でもあるため、効率的に濃縮する装置と
して決定的なものは存在しなかった。
例えば、沈降分離槽て」−澄液と沈澱物とに分けて処理
する場合には、逆洗水中の固形分の沈降性が悪いために
、1日放置して得られる−に澄液の固形分濃度は、元々
の逆洗水中の固形分濃度の172〜1 / ]、 O程
度にすぎない、、また、逆洗水を再び中空糸11位フィ
ルタで濾過処理する場合には、濾過差圧の急上昇を予防
するために処理流量を大幅に低下させなければならない
。さらに、逆洗水中の水分を蒸発させるように、蒸発濃
縮処理するには水の蒸発層熱分のエネルギーをIyえな
ければならない、というような問題がそれぞれにあった
。
する場合には、逆洗水中の固形分の沈降性が悪いために
、1日放置して得られる−に澄液の固形分濃度は、元々
の逆洗水中の固形分濃度の172〜1 / ]、 O程
度にすぎない、、また、逆洗水を再び中空糸11位フィ
ルタで濾過処理する場合には、濾過差圧の急上昇を予防
するために処理流量を大幅に低下させなければならない
。さらに、逆洗水中の水分を蒸発させるように、蒸発濃
縮処理するには水の蒸発層熱分のエネルギーをIyえな
ければならない、というような問題がそれぞれにあった
。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は−4−記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、逆洗再生式の中空糸11%フィルタから発生する
逆洗水を効率的に減容することができるような中空糸膜
フィルタ逆洗水の濃縮装置を提供することにある。
的は、逆洗再生式の中空糸11%フィルタから発生する
逆洗水を効率的に減容することができるような中空糸膜
フィルタ逆洗水の濃縮装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用)」―記目的を
達成するために、本発明の中空糸膜フィルタ逆洗水の濃
縮装置は被処理液と接する表面には孔径が0.2μ口1
より小さい微細孔を有する厚さ10〜207ノmのN)
77を形成したセラミックフィルタに中空糸膜フィルタ
から発生する逆洗水等の被処理液を供給し、この被処理
液の流れとほぼ直角方向から処理液を取り出して前記被
処理液に含まれる懸濁固形分を分離濃縮するようにした
ことを特徴とするものである。また、セラミックフィル
タとしては管状または同一モジュール内に複数の流路を
もつマルチタイプが用いられる。
達成するために、本発明の中空糸膜フィルタ逆洗水の濃
縮装置は被処理液と接する表面には孔径が0.2μ口1
より小さい微細孔を有する厚さ10〜207ノmのN)
77を形成したセラミックフィルタに中空糸膜フィルタ
から発生する逆洗水等の被処理液を供給し、この被処理
液の流れとほぼ直角方向から処理液を取り出して前記被
処理液に含まれる懸濁固形分を分離濃縮するようにした
ことを特徴とするものである。また、セラミックフィル
タとしては管状または同一モジュール内に複数の流路を
もつマルチタイプが用いられる。
したがって、本発明の中空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装
置によれば、難濾過性である中空糸膜フィルタ逆洗水を
効率的に安定に濃縮減容することができる。
置によれば、難濾過性である中空糸膜フィルタ逆洗水を
効率的に安定に濃縮減容することができる。
(実施例)
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例の系統図である。
セラミックフィルタ1は、内表面に孔径0.2μmの緻
密層をもつ管状のもので構成されている。中空糸膜フィ
ルタ逆洗水はバルブ19を通って給液タンク2に供給さ
れる。給液タンク2内の液は、ポンプ10により、流量
計5を通ってセラミックフィルタ1の管内を流れ、バル
ブ13を通って再び給液タンク2にもどる。セラミック
フィルタ1では、管内を逆洗水が流れ、その流れの方向
と直角方向に濾液がセラミックフィルタを透過する、い
わゆるクロスフロー濾過方式で濾過が行われる。セラミ
ックフィルタを透過した濾液は、バルブ14、流量??
(’6を通って、処理液タンク3に収集される。
密層をもつ管状のもので構成されている。中空糸膜フィ
ルタ逆洗水はバルブ19を通って給液タンク2に供給さ
れる。給液タンク2内の液は、ポンプ10により、流量
計5を通ってセラミックフィルタ1の管内を流れ、バル
ブ13を通って再び給液タンク2にもどる。セラミック
フィルタ1では、管内を逆洗水が流れ、その流れの方向
と直角方向に濾液がセラミックフィルタを透過する、い
わゆるクロスフロー濾過方式で濾過が行われる。セラミ
ックフィルタを透過した濾液は、バルブ14、流量??
(’6を通って、処理液タンク3に収集される。
また、透過液貯槽4はセラミックフィルタの内表面に懸
濁固形分が付着して、ろ過の抵抗が大きくなった時に、
濾過の方向とは逆の方向に、透過液を流して逆洗する際
に用いる透過液を貯溜するためのものである。
濁固形分が付着して、ろ過の抵抗が大きくなった時に、
濾過の方向とは逆の方向に、透過液を流して逆洗する際
に用いる透過液を貯溜するためのものである。
本濃縮装置では、給液タンク2およびバルブ11、ポン
プ10、流量計5、セラミックフィルタ」−の管内、バ
ルブ13を含む循環ラインに中空糸11!Aフィルタ逆
洗水が濃縮され、水分は処理液タンク3に分離収集され
る。濃縮液はバルブ]8を通って、本濃縮装置外に排出
される。
プ10、流量計5、セラミックフィルタ」−の管内、バ
ルブ13を含む循環ラインに中空糸11!Aフィルタ逆
洗水が濃縮され、水分は処理液タンク3に分離収集され
る。濃縮液はバルブ]8を通って、本濃縮装置外に排出
される。
(1)バッチ濃縮試験
給液タンク2に、中空糸膜フィルタ逆洗水を300Q入
れた。 この)φ洗水中には、非結^−1鉄80%、a
−Fe70.、20%の組成の模擬クラッドが300
0 p p m含まれている。
れた。 この)φ洗水中には、非結^−1鉄80%、a
−Fe70.、20%の組成の模擬クラッドが300
0 p p m含まれている。
バッチ濃縮試験では、セラミックフィルタ1の管内を流
れる循環流基をセラミックフィルタの管内の流路断面積
で割った膜面流速を3 m / sとし、バルブ14、
流量計6を通って得られる濾液の透過流速の初期値を2
m / h・■「とし、これが初期値の172となっ
たところで逆洗した。逆洗は透過液貯槽にためた透過液
を、空気で加圧してセラミックフィルタの外側から内側
に逆流させることにより行った3、逆洗時に逆流させる
透過液量は、ろ過面積1. mあたり、0.05〜0.
]rr?とじ、加圧空気圧力は、5 kg / cイと
した。
れる循環流基をセラミックフィルタの管内の流路断面積
で割った膜面流速を3 m / sとし、バルブ14、
流量計6を通って得られる濾液の透過流速の初期値を2
m / h・■「とし、これが初期値の172となっ
たところで逆洗した。逆洗は透過液貯槽にためた透過液
を、空気で加圧してセラミックフィルタの外側から内側
に逆流させることにより行った3、逆洗時に逆流させる
透過液量は、ろ過面積1. mあたり、0.05〜0.
]rr?とじ、加圧空気圧力は、5 kg / cイと
した。
この試験結果を第2図に示す。同図から本濃縮装置によ
り、3000ppmの中空糸膜フィルタ逆洗水300Q
を、30000ppmの濃縮液30Qに濃縮減容するこ
とができた。濃縮中の処理液濃度は5 ppbであった
。また、循環流中の濃度が高くなっても、逆洗インバー
タルが短くなることはなかった。これは、本試験ではセ
ラミックフィルタの逆洗水を給液タンクにもどすことに
より、セラミックフィルタの逆洗水中に含まれるセラミ
ックフィルタの濾過面に形成されていた固形分のケーキ
層がはく離してできたクラットのかたまりが循環流の中
に存在するために、高濃度にもかかわらす、濾過の抵抗
がそれほど急激には」−昇しないためである。
り、3000ppmの中空糸膜フィルタ逆洗水300Q
を、30000ppmの濃縮液30Qに濃縮減容するこ
とができた。濃縮中の処理液濃度は5 ppbであった
。また、循環流中の濃度が高くなっても、逆洗インバー
タルが短くなることはなかった。これは、本試験ではセ
ラミックフィルタの逆洗水を給液タンクにもどすことに
より、セラミックフィルタの逆洗水中に含まれるセラミ
ックフィルタの濾過面に形成されていた固形分のケーキ
層がはく離してできたクラットのかたまりが循環流の中
に存在するために、高濃度にもかかわらす、濾過の抵抗
がそれほど急激には」−昇しないためである。
(2)連続濃縮試験
前記■の試験後、バルブ19を通して、新たに連続的に
中空糸11ヂフィルタ逆洗水を給液タンク2に供給し、
本濃縮装置で濃縮しながら、循環液の一部をバルブ18
を通して連続的に装置外に排出した。
中空糸11ヂフィルタ逆洗水を給液タンク2に供給し、
本濃縮装置で濃縮しながら、循環液の一部をバルブ18
を通して連続的に装置外に排出した。
運転中の物質収支を第3図に示す。この試験結果から3
000ppmの中空糸膜フィルタ逆洗水を単位濾過面積
あたり1 、65 rn’ / hで本濃縮装置20に
供給し、セラミックフィルタの処理液として濃度5 P
Pbで流量2.0−1.0rn’ / h−m及び濃度
30000ppm、流量0.15m’/h−mの濃縮液
を得た。
000ppmの中空糸膜フィルタ逆洗水を単位濾過面積
あたり1 、65 rn’ / hで本濃縮装置20に
供給し、セラミックフィルタの処理液として濃度5 P
Pbで流量2.0−1.0rn’ / h−m及び濃度
30000ppm、流量0.15m’/h−mの濃縮液
を得た。
以」二説明したように本発明によれば、沈降性が悪く、
また難濾過性である中空糸膜フィルタ逆洗水を、効率的
に安定に濃縮減容することができる。
また難濾過性である中空糸膜フィルタ逆洗水を、効率的
に安定に濃縮減容することができる。
=7−
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図は本発明に
よる濃縮装置を用いて行ったバッチ濃縮試験の結果を示
した図、第3図は本発明による濃縮装置を用いて行った
連続濃縮試験での物質収支を示す図である。 1・・セラミックフィルタ 2・・・給液タンク 3・・処理液タンク 4・・・透過液貯槽 5.6・・・流量計 7.8.9・・・圧力計 10・・・ポンプ 11〜19・・バルブ 20・・・濃縮装置
よる濃縮装置を用いて行ったバッチ濃縮試験の結果を示
した図、第3図は本発明による濃縮装置を用いて行った
連続濃縮試験での物質収支を示す図である。 1・・セラミックフィルタ 2・・・給液タンク 3・・処理液タンク 4・・・透過液貯槽 5.6・・・流量計 7.8.9・・・圧力計 10・・・ポンプ 11〜19・・バルブ 20・・・濃縮装置
Claims (1)
- (1)被処理液と接する表面には孔径が0.2μmより
小さい微細孔を有する厚さ10〜20μmの薄層を形成
したセラミックフィルタに中空糸膜フィルタから発生す
る逆洗水等の被処理液を供給し、この被処理液の流れと
ほぼ直角方向から処理液を取り出して前記被処理液に含
まれる懸濁固形分を分離濃縮するようにしたことを特徴
とする中空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4458788A JPH01218604A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 中空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4458788A JPH01218604A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 中空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01218604A true JPH01218604A (ja) | 1989-08-31 |
Family
ID=12695614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4458788A Pending JPH01218604A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 中空糸膜フィルタ逆洗水の濃縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01218604A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010131474A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Metawater Co Ltd | 膜濾過の逆洗排水を濃縮する装置および方法 |
JP2013530032A (ja) * | 2010-05-12 | 2013-07-25 | ハイドラシスト アイピー ピーティワイ エルティディ | 水処理装置と水処理方法 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4458788A patent/JPH01218604A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010131474A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Metawater Co Ltd | 膜濾過の逆洗排水を濃縮する装置および方法 |
JP2013530032A (ja) * | 2010-05-12 | 2013-07-25 | ハイドラシスト アイピー ピーティワイ エルティディ | 水処理装置と水処理方法 |
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