JPH01218384A - ブラシレスリニアモータ - Google Patents

ブラシレスリニアモータ

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JPH01218384A
JPH01218384A JP63045207A JP4520788A JPH01218384A JP H01218384 A JPH01218384 A JP H01218384A JP 63045207 A JP63045207 A JP 63045207A JP 4520788 A JP4520788 A JP 4520788A JP H01218384 A JPH01218384 A JP H01218384A
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JP
Japan
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phase
signal
position signal
stator
magnetic pole
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JP63045207A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Tamae
玉江 裕明
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、位置決め動作可能で、かつ高速運転すること
のできるブラシレスリニアモータに関するものである。
従来の技術 近年、機構の簡素化及び信頼性の向上などの目的から回
転型モータに何らかの変換機構をつけ直線運動を得る方
法にかわって直線運動のダイレクトな駆動源としてリニ
アモータが注目されている。
またマイクロコンピュータ等の発達により産業上のあら
ゆる分野の機器のデジタル化が進んでいる。これらの機
器の駆動源としてはデジタル的に位置決め可能なモータ
が適しており、従来リニアステッピングモータや、ブラ
シレスリニアサーボモータが使用されていた。
以下図面を参照しながら従来のリニアステッピングモー
タについて説明する。
第13図は従来の2相ハイブリツド型リニアステツピン
グモータの原理図を示すもので、131は固定子、13
2は可動子コア、133は永久磁石、134はコイル、
135は走行輪で、可動子コア132を支持するハウジ
ング(図示せず)に装備されている。可動子の磁極歯部
はそれぞれ1/4ピツチずつずれて配置されているので
、前記コイル134を外部から順序よく励磁すれば、可
動子はコイル通電の状態により位置をかえて歩進する。
第14図は第13図に示すリニアステッピングモータの
位置−推力の分布を示すものである。推力の分布は1/
4ピツチずれた略正弦波状の分布をしているので位置保
持特性をもち、かつ外部信号に同期したスピードを得る
ことができる。
しかしリニアステッピングモータは、コイルのもっ時定
数や鉄損の影響により高スピードでは電流の立ち上がり
が遅れてタイミングよく推力が発生せず高速運転には向
いていない。特に位置分解能を上げる為磁極ピッチを細
かくした場合は、コイルのスイッチング周波数が大きく
なる為その影響が大きくでていた。
さらにリニアステッピングモータには、位置決め停止の
際、第15図に示すように停止点を中心に振動的に止ま
るという減少が一般的にあり、位置の確定に時間がかか
るという欠点があった。なお、第15図において、Qは
1ステツプの移動量である。
次に従来のブラシレスリニアサーボモータについて説明
する。
第16図はブラシレスリニアサーボモータの主要部の構
成を示すもので、特公昭57−46670号に記載のモ
ータである。図において、161は一固定子、162は
可動子コア、163は磁石、164はコイル、165は
非接触センサである。
以上の構成のブラシレスリニアサーボモータでは、非接
触センサ165により、固定子磁極歯の凹凸を検出して
おり、その位置信号をもちいて最適相のコイルを励磁す
ることによって連続的な効率のよい推力を得ることがで
きる。さらに得られた位置信号を電機的に変換し、磁極
歯ピッチより細かな゛エンコーダ信号を得ている。
次に17図にブラシレスリニアサーボモータを用いた位
置決めサーボ系を示す。第17図において、170はブ
ラシレスリニアサーボモータ、171は駆動回路、17
2は電子スケール回路、173は偏差カウンタを含む制
御回路である。以上のように構成された位置決めサーボ
系ではデジタルの位置指令に従って高速運転できかつ位
置決め特性を得ることができる。また電気的なダンピン
グを加えることができて、停止も撮動的ではない。しか
し、制御系の回路規模が大きくかつ高価であるという欠
点をもっている。
発明が解決しようとする課題 以上のように、リニアステッピングモータは高速運転で
きず位置確定までの時間が長いという欠点をもち、ブラ
シレスリニアサーボモータは制御系が高価であるという
欠点をもっていた。
本発明は上記問題点に鑑み、比較的簡単な回路構成で位
置決め機能と高速性をもったブラシレスリニアモータを
提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のブラシレスリニア
モータは、 (1)  表面に一定のピッチできざまれた凹凸の磁極
歯を備えた磁性体よりなる固定子と、 C)固定子と空隙を介して対向し、その対向面に磁極歯
群を備えた可動子コアと、複数個のコイルと、磁石と、
固定子との空隙を保ち固定子に沿って安定に移動させる
走行手段とを備えた可動子と、(3)可動子にとりつけ
られ固定子磁極歯の凹凸を検出しこれを電気信号に変換
して互いに位相の異なる略正弦波状の位置信号を出力す
る非接触センサと、 (7K)位置信号の変化を速度出力に変換する速度検出
手段と、 (5)外部からの指令量により位置信号の位相を変化さ
せる第1の進相手段と、 (6)外部から入力される歩進指令信号数により第1の
進相手段で処理された位置信号を順序よく選択する電子
スイッチ手段と、 a)進相され選択された位置信号の変化量を出力する微
分手段と、 (8)進相され選択された位置信号を処理する手段と、 (9)選択処理された位置信号と、位置信号の変化量と
、速度信号との加算値を進相量としてセンサから得られ
た位置信号の位相を進ませる第2の進相手段と、 GO第2の進相手段により進相された位置信号によって
複数個のコイルを付勢する正弦波型駆動回路 からブラシレスリニアモータを構成したものである。
作用 本発明は上記の構成によって、可動子にとりつけられた
非接触センサにより得られる位置信号と、電子スイッチ
手段により選択された位置信号自身により第2の進相器
で進相させ、この進相された位置信号によってコイルを
付勢することにより歩進機能と位置決め機能を得ている
。さらに速度信号を進相指令量に加算°することにより
速度に応じて全体的に位置信号の進相量を増やして電流
の立ち上が゛り遅れをカバーし高速運転を行うことがで
きる。また、進相指令用位置信号の変化分を制動信号と
して進相量に加算することにより、動作停止時の振動を
抑制し位置確定までの時間を短くすることができる。そ
して、外部からの信号と第1の進相器とで上記動作の基
となる位置信号の位相を変化させることにより外部信号
に応じた停止位置の移動を行うことができるとともに、
推力の分布波形をかえて位置精度と再現性を向上させる
ことができる。
実施例 以下本発明の一実施例のブラシレスリニアモータについ
て図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例のブラシレスリニアモータの機
構部を示すものであり、図において、1は磁性体表面に
磁極歯がきざまれた固定子、2は固定子対向面にそれぞ
れ1/3ピツチずつずれた磁極歯からなる三つの磁極歯
群を備えた可動子コア、3は磁石、4は3相3個のコイ
ル、5は120゜ずつ位相のずれた略正弦波状の信号を
出力する磁気抵抗素子からなる非接触センサ、6は走行
輪である。
第2図は第1図の実施例のブラシレスリニアモータの電
気回路部のブロック図である。第2図において、20は
前述のモータの機構部で、21は固定子、25a、25
b、25cは3相のコイル、26は磁気抵抗素子からな
る非接触センサである。
30a、30b、30cは上記非接触センサ26の3相
位置信号をそれぞれ増巾する位置信号増巾器である。3
1は位置微調入力端子32からの指令量に応じて3相の
位置信号の位相を進ませたり遅らせたりする第1の進相
回路、33a、33b。
33cは3相の位置信号を反転する増巾器である。
34は外部からの歩進指令信号を受けつけ、位置信号と
反転された位置信号の合計6信号から1つ選択して出力
する電子スイッチ回路である。35は選択された進相指
令用の位置信号の変化をとり出し増巾する微分器である
。36は選択された位置信号と、増申し振巾制限の処理
を行う処理回路である。37は非接触センサ26からの
位置信号の変化を速度信号に変換する周波数−電圧変換
(FV変換)回路、38は加算器である。39は加算器
38の出力値により、モータからの3相位置信号の位相
を変化させる第2の進相回路であり、40は3相モータ
のコイルに進相された位置信号に比例した電流を流す3
相正弦波型駆動回路である。
以上のように構成されたブラシレスリニアモータについ
て以下動作を説明する。
本実施例のモータのように固定子、可動子磁極歯が発生
する力を利用するリラクタンスタイプのモータではその
磁極歯の形状を工夫することにより固定子と可動子間の
空隙の磁束分布を正弦波に近づけることができる。
このようにしたとき各コイル相に一定電流を流した場合
、コイルの各相A、B、Cによる推力は第3図に示すよ
うに進向方向Xに対し歯ピッチLを周期とする正弦波と
して表せる。本実施例の場合、3相モータなので各トル
ク分布はL/3ピッチ電気角で120°ずつ位相がずれ
ている。
磁気抵抗素子よりなる非接触センサ26はlチップの中
に3相分のセンサエレメントが構成されており固定子2
1の磁極歯を検出する。第4図にセンサ配置と出力を示
す。第4図において、41は固定子磁極歯、42は非接
触センサである。可動子がX方向へ移動すると、センサ
も同時にX方向へ移動し、各センサエレメントの中心a
、b、cと固定子磁極歯41の相対位置の変化により3
相のセンサ出力が得られる。センサ出力も磁気抵抗素子
の取付位置やバイアス磁石43の強さを調整することに
より正弦波状の出力を得ることができる。
非接触センサは基本的に第5図に示すように取りつける
。第5図において、51は可動子1相の磁極歯、52は
固定子磁極歯、53は可動子磁極歯の相に対応する1相
のセンサである。第5図(a)のように可動子と固定子
の磁極歯が対向しているときトルクは発生しない。
(b)の位置関係のとき磁極歯間の吸引力により反X方
向の推力がはたらく。(C)のときにはX方向の推力が
発生する。(a) 、 (b) 、 (c)に示すよう
に可動子磁極歯に対して配置すると、各相のトルク分布
とセンサ出力との関係は第5図(d)に示すように90
゜位相のずれた関係になる。但し励磁用センサ信号は第
2の進相回路39により任意の角度進相されることにな
る。
本発明のように正弦波型駆動回路をもちいた場合、各相
のコイル電流は正弦波状の位置信号に従って変化する。
従って各相の推力は、 A相   KI・I^・Sinθ B相   K1・IB−8in(θ−−π)C相   
Ktlc−sin(θ−−π)KI:定数、I^、 l
a、  IC:各相電流、2πX θ=□ となる。
各相の電流はセンサ信号に比例するのでπ 1^=に2・s i n (θ−−+α2)′に2:定
数 α2:第2の進相回路によるセンサ信号の進相角度、 となって全体の推力分布は、 F(θ)=Kl−に2 5in(θ−−+α2)・2 
   π ・ sin □(1) となる。
従来のブラシレスリニアサーボモータは、て連続的な推
力を発生する。
本発明のブラシレスリニアモータでは、進相量α2をセ
ンサ信号自身に応じて変化させ位置決め特性をもたせて
いる。
第2図中に示した第2の進相回路39は上記正弦波状の
励磁用センサ信号の位相を進相指令電圧に応じて進ませ
る回路で、センサ信号のベクトル加算による方法や、指
令量により正弦的な値の変化をする基準信号とセンサ信
号の乗算による方法で得られる。センサ信号は相励磁用
として第2の進相回路39に導かれると同時に進相指令
用としても用いられる。第2図に示すように3相のセン
サ信号は第1の進相回路31を通った後それぞれ反転さ
れ、計6信号が電子スイッチ回路34に入力される。第
1の進相回路は、位置微調入力端子32からの信号によ
って、センサ信号の位相を変化させるもので、その構成
は第2の進相回路と同じである。また、電子スイッチ回
路34は第6図に示すように6進の可逆カウンタ61と
、カウンタ出力により6つの信号から1つの信号を選択
するデコーダ62により構成される。この構成により両
方向の歩進指令に対して6つの信号を順序よく選択する
ことができる。
また、Fv変換回路37はセンサ信号の変化から速度に
応じた電圧を発生させる回路で微分器を中心とした回路
で構成される。
さて、外部からのパルス指令の間隔が長く速度電圧がほ
とんど無視できる場合の本発明のブラシレスリニアモー
タの動作を説明する。
第7図に進相用の6信号の分布図を示す。センサ信号は
それぞれ反転させ、電気角で60°ずっ位相のずれた正
弦波信号がつくられている。
それらは π a=に3a s i n (θ−+(El )a=Ks
  ・ 5in(θ −−−x  + al)とあられ
せる。・ K3:定数 α1:第1の進相回路によるセンサ信号の進相角度。
いま第1の進相回路31による位相がなく電子スイッチ
回路34により進相信号としてaが選ばれているとする
。また第2の進相回路39の進相指令電圧−進相角度の
係数をβ2.処理回路36の増巾率をγとすれば(1)
式より推力分布は、F(θ) =−KIK2 ・s i
 n  β2m 7 e K3’11π 5in(θ−−)           −(2)とな
る。
この推力分布は第8図に示すようにβ2 ・γ・に3の
値により形状を変えるが、θ=−πの点で位置保持特性
をもつことを示している。またβ2γに3の値を変える
ことにより、位置決め特性上重要な、位置決め点近傍の
推力分布の傾斜(F−θ特性)を変えることができるこ
とを示している。
即ち通常のリニアステッピングモータでは推力分布は F’  (θ)  =−KIKII s  i  nθ
となるが、このときの位置保持点近傍の傾斜は、第8図
のβ2γに3=1の場合にほぼ等しい。
しかし本発明のブラシレスモーフの場合、β2γに3=
−程度にすることにより、位置保持点近傍のF−θ特性
を約2倍に上げることができる。さらに、処理回路36
の増巾率γに第9図(a)に示すような非線型性をもた
せ、βγに3の値がπ −を越えないような振巾制限を施すと第9図(b)のよ
−うな分布が得られ第8図(C)、(6)のような推力
のへこみを気にすることな(、F−θ特性を大きくする
ことができる。
さて、進相信号aの場合の推力分布と同じようにβに3
=−とした場合のす、 e、 a、 111i+τの進
相信号が選ばれたときの推力分布を第10図に示す。図
かられかるように、磁極歯1ピツチ内に6つの位置保持
点をもつ推力分布のつらなりが得られることがわかる。
電子スイッチ回路が外部クロックにより進相用センサ信
号をa=τ−!b E a 3 C3bの順番で可逆的
に選ぶように定めておき、現在aの信号が選ばれている
とすれば、可動子はaで定まる推力分布Faに従い第1
0図Φ点で安定し位置を保持する。
次に正方向への歩進指令が外部より入ると電子スイッチ
回路によりセンサ信号τが選ばれる。これにより可動子
は第10図Fτ上の0点の正推力がはたらき■点まで接
動して位置を保持する。このようにして外部パルスの数
に応じて可動子は歩進していく。
■点で安定しているとき負方向への歩進指令が入ると進
相用センサ信号aが選ばれ可動子には0点の負推力がは
たらき可動子は逆方向に移動し0点で安定し、外部パル
スに応じた可逆的な動きをすることがわかる。
また位置保持点近傍のF−θ特性を第11図(a)のよ
うに線型化して考えると、センサ信号によるフィードバ
ック系(b)を構成しているとみなすことができる。
(第11図においてMは可動子重量、Sはラプラス演算
子、R4,Ksは定数である。)このような2次系のサ
ーボ系の場合、第11図(C)のように位置の微分項K
SSをフィードバックループ内に入れると位置決め時の
整定性を変化させることができる。
通常(b)のように微分項がない場合、可動子は振動的
に停止するが、(C)のようにしてに5の値を適当に定
めることによりその振動を抑制することができ整定まで
の時間を短くすることができる。またに5の値の調整は
電気的に簡単に行うことができる。
さて位置決め特性は(1)式の推力分布により定まるが
、第2図32の位置微調入力端子から任意の電圧に8を
与えた場合、センサ信号aが選ばれているとすれば、進
相量は α=β2に3’s i n(θ−−+β1−K1β1:
第1の進相器の進相係数、 となって推力分布は、 F(θ)=−KIK2si n βに3*5in(θ−−+βt・R8)    (3)
となり、c2)式の分布からβ、KGだけ位相がずれた
分布になる。従って推力Oの安定点、即ち可動子の停止
位置を位置微調入力の値により任意に連続的に変えるこ
とができる。゛ 次に外部の歩進指令の間隔が短(なり、それに従って可
動予めスピードが増してくると、FV変換器37の出力
電圧が大きくなり、この電圧が加算器38により進相用
位置信号と加算され、相励磁用のセンサ信号はスピード
の遅い場合より進相量が大きくなる。FV変換出力のレ
ベルを適当に調整することによりスイッチング周波数の
増加に伴うコイル電流の立ち上がり遅れをカバーして高
速の運転を行うことができる。
以゛上のように本実施例によれば゛、非接触センサをと
りつけた3相のリラクタンスタイプ型のりニアモータと
、比較的簡単な制御回路により、位置整定性がよく高速
で運転できるブラシレスリニアモータを得ることができ
る。
次に本発明の第2の実施例を第12図にもとづいて説明
する。
第1の実施例では推力分布のF−θ特性を上げるため進
相用位置信号を増申し振巾制限を施してF−θの大きな
推力分布を得ていた。ただこの方法は、モータによって
可動子のもつ機械共振周波数の影響等のために増巾率を
太き(とれない場合がある。そこで通常の位置決めサー
ボ系でとられるように低域のゲインのみを太き(する積
分補償の考え方をとり入れたものが本実施例である。本
実施例では第2図の処理回路36を第12図(a)。
(b)に示すような増巾器と抵抗R1,R2,コンデン
サCよりなる処理回路、あるいは増巾器と抵抗R3゜R
4,R5,コンデンサCよりなる処理回路で構成する。
このような増巾回路を用いた場合の高周波領域の巾率は
(a)の場合では差動増巾器の最大の増巾率とに改善で
きる。
以上のように第2の実施例では、第1の実施例における
位置信号の増巾回路を積分器を含む増巾回路にすること
により、第1の実施例ではF−θ特性の改善しにくいモ
ータに対しても推力傾斜を太き(することができ、位置
決め機能を改善できるという効果が得られる。
尚、上記実施例では3相のモータとしたが、コイルの相
は2相以上の多相であれば同様の効果を得ることができ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、表面に一定ピッチの磁極歯を備
えた磁性体よるなる固定子と、磁極歯群を備えた可動子
コア、磁石、多相のコイル及び走行手段よりなる可動子
と、固定子磁極歯を検出する非接触センサと速度検出手
段と、外部パルスを受けつける電子スイッチ手段と、第
1.第2の進相手段と、微分回路と、処理回路と正弦波
型駆動回路を設けることにより、整定性がよく外部より
位置微調整が可能なかつ保持特性のよい位置決め機能を
もち、外部の歩進パルスに同期し高速に運転できる廉価
なブラシレスリニアモータが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における構造図、第2図は本発
明の実施例における電気回路のブロック図、第3図は実
施例の各相推力分布を示す図、第4図は非接触センサの
出力を示す図、第5図は推力とセンサ出力の分布を説明
する図、第6図は実施例の電子スイッチ回路の構成図、
第7図は進相用位置信号の波形を示す図、第8図、第1
0図は実施例の推力分布を示す図、第9図、第12図は
処理回路の説明図、第11図はダンピング部分を説明す
る図、第13図は従来のリニアステッピングモータの原
理図、第14図は第13図のモータの推力分布の図、第
15図はリニアステッピングモータの位置の整定性を示
す図、第16図は従来のブラシレスリニアサーボモータ
構造図、第17図は従来のブラシレスリニアサーボモー
タの制御系ブロック図である。 1.21・・・・・・固定子、2,132.162・・
・・・・可動子コア、3・・・・・・磁石、4,134
.164・・・・・・コイル、5.26・・・・・・非
接触センサ、31.39・・・・・・進相回路、40・
・・・・・正弦波型駆動回路、34・・・・・・電子ス
イッチ回路、61・・・・・・可逆カウンタ、62・・
・・・・デコーダ、37・・・・・・FV変換器、35
・・・・・・微分器。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第1図 1−m−固定子 2−−一可動子コ7 (a)                      
4−m−コイル(b)          3−娘 20−−−モータ蔀 第”2 図          26−j!寝鯉よ、。 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 (b) 第10図 第11図 第12図 第13図 135   131  133    +t′3第14
図 第15図 第16図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  表面に一定のピッチできざまれた凹凸の磁極歯を備え
    た磁性体よりなる固定子と、該固定子と空隙を介して対
    向し、かつ固定子との対向面に磁極歯群を備えた可動子
    コアと、複数個のコイルと、磁石と、固定子との空隙を
    保ち固定子に沿って安定に移動させる走行手段とを備え
    た可動子と、該可動子にとりつけられ、前記固定子の磁
    極歯の凹凸を検出しこれを電気信号に変換し、互いに位
    相の異なる略正弦波状の位置信号を出力する非接触セン
    サと、前記位置信号の変化を速度信号に変換する速度検
    出手段と、外部からの指令量により前記位置信号の位相
    を変化させる第1の進相手段と、外部からの歩進指令信
    号を受けつけ歩進指令信号数により前記多相の位置信号
    を順序よく選択する電子スイッチ手段と、選択された位
    置信号の変化量を出力する微分手段と、前記進相処理さ
    れた位置信号を処理する手段と、この選択処理された位
    置信号と位置信号の変化量と前記速度信号との加算値を
    進相量として、前記位置信号の位相を進ませる第2の進
    相手段と、この第2の進相手段により進相された位置信
    号によって前記複数個のコイルを付勢する正弦波駆動回
    路を備えたブラシレスリニアモータ。
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