JPH0121765Y2 - - Google Patents

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JPH0121765Y2
JPH0121765Y2 JP1985062468U JP6246885U JPH0121765Y2 JP H0121765 Y2 JPH0121765 Y2 JP H0121765Y2 JP 1985062468 U JP1985062468 U JP 1985062468U JP 6246885 U JP6246885 U JP 6246885U JP H0121765 Y2 JPH0121765 Y2 JP H0121765Y2
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slurry
movable cylinder
outer periphery
piston
fixed piston
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は窯業製品等の鋳込成型において、泥漿
を高圧供給せしめる泥漿加圧機に関するものであ
る。
従来かかる泥漿加圧機としては実開昭60−
49275号公報に記載の泥しよう圧送装置が見受け
られるも、かかる装置は油圧動ピストンの上面に
高圧油を作動させるようにした油圧シリンダと、
前記油圧動ピストンにロツドを介して連結された
泥しようピストンを嵌めた内径の大きい泥しよう
シリンダより構成されており、泥漿貯溜部は上下
摺動する泥しようピストンに対する泥しようシリ
ンダにて構成されているため泥しようシリンダの
内周面は泥しようピストンの摺動面として仕上加
工を必要とし、而も泥しようシリンダ内に貯溜さ
れる泥漿は鉱物粒子よりなるため泥しようピスト
ンとの間の摺動により内周面の摩耗が激しく、こ
のため泥しようシリンダ、泥しようピストンには
耐摩耗処理を必要とるためコスト高となり、又油
圧作動するロツドには油圧ピストンおよび泥しよ
うピストンを直列装着せしめた構成より成るため
装置自体が高さ方向に長くなり、コンパクト化す
ることが出来ない等の欠点を有していた。
本考案はかかる欠点に鑑み、フレームに対しロ
ツドを介して固定ピストンを支持固定せしめ、該
固定ピストンの外周には固定ピストンの上下面に
作用される油圧により軸方向に摺動する可動シリ
ンダを外装せしめ、該可動シリンダの端面の進退
軌道上には下端に泥漿流路に接続される口部を有
する泥漿溜を配置せしめ、該泥漿溜は可動シリン
ダの外周に接しない程度の隙間を有せしめると共
に可動シリンダの外周に摺接配置せしめた支持板
に垂下支持せしめた泥漿加圧機を提供して上記欠
点を解消せんとしたものにして、以下本考案の一
実施例を図面に基づいて説明すると、 1は泥漿加圧機の本体であり、上部に配置され
たフレーム2の中央部にロツド3を配置せしめて
該ロツド3の上端部をナツト4,4aにて嵌着固
定せしめ、垂下支持せしめたロツド3の下端部外
周には固定ピストン5をナツト6,6aにて装着
せしめている。
7は固定ピストン5の外周に軸方向に摺動自在
に外装される可動シリンダであり、該可動シリン
ダ7は固定ピストン5の外周に摺接する筒部8、
該筒部8の下端面を閉塞する底蓋9、筒部8の上
端部を閉塞する様にしてロツド3の外周に摺接配
置せしめた上蓋10より成り、該上蓋10の外周
に突設せしめた鍔部11をフレーム2より垂下せ
しめたガイドシヤフト12,12aに対し摺動自
在に案内支持せしめている。
又、可動シリンダ7の上蓋10には固定ピスト
ン5の上面側油圧室13に連通する油圧口14を
設けると共に、固定ピストン5の軸心位置には固
定ピストン5の下面側油圧室15に連通する油圧
口16を設け、これら油圧口14,16を油圧ユ
ニツト17に連繋せしめて固定ピストン5の上下
面に対し油圧を作用せしめることにより可動シリ
ンダ7を上下作動制御せしめる様に成している。
又、ガイドシヤフト12,12aの下端部には
可動シリンダ7が上昇位置している状態において
可動シリンダ7の下端部外周を摺接包囲する支持
板18を配置固定せしめている。
19は泥漿が貯溜される泥漿溜であり、該泥漿
溜19は可動シリンダ7の端面の進退軌道上に配
置される様にして支持板18の下端部にボルト2
0,20aにて装着固定せしめ、かかる泥漿溜1
9は可動シリンダ7の作動ストロークに対応する
深さを有すると共に、その内周部の径を可動シリ
ンダ7の外周に対し接しない程度の隙間が介在さ
れる様に大径に設定せしめ、又泥漿溜19の下端
部には泥漿が出入りする口部21を開口形成せし
めている。
尚、図中22,22a,23,23a,24,
24a…は摺動部分に装着されたシール部材であ
る。
25は鋳込成型における泥漿流路であり、低圧
ポンプ26を介して泥漿タンク27と成形型28
とを連絡する低圧流路29の経路中に切換バルブ
30を介装せしめ、又低圧流路29に対し高圧流
路31を並列的に接続せしめると共に、該高圧流
路31の経路中に連通流路32を介して泥漿溜1
9の口部21を接続せしめると共に、高圧流路3
1中において連通流路32の接続部に対し泥漿タ
ンク27側および成形型28側に夫々切換バルブ
33,34を介装せしめている。
次に本考案に係る泥漿加圧機の作用について説
明すると、加圧泥漿の送り込みによる鋳込成型に
おいて、先ず成型開始前に切換バルブ30,34
を閉、切換バルブ33を開と成した状態で上面側
油圧室13に油圧を作用せしめることにより可動
シリンダ7が上昇作動し、これに伴い泥漿溜19
内に泥漿タンク27より泥漿が吸込貯溜され、貯
溜完了後切換バルブ33が閉弁される。
そして成型開始に伴い切換バルブ30が開弁さ
れることにより低圧ポンプ26の圧送作用により
低圧流路29を通して成形型28内に泥漿が充填
される。
成形型28内への泥漿の充填が完了すると、切
換バルブ30,33が閉弁されると共に、切換バ
ルブ34が開弁操作され、かかる状態において下
面側油圧室15内に油圧作用されることにより可
動シリンダ7が下降動作し、これに伴い泥漿溜1
9内の泥漿は可動シリンダ7の下端部によるピス
トン作用によつて加圧され、かかる加圧力は口部
21より連通流路32、高圧流路31を通して成
形型28内に供給作用されるのである。
尚、一般に鋳込の初期段階においては低圧ポン
プ26にて多量の泥漿を送泥するのみで充分であ
り、高圧送泥は一応の泥漿充填完了後に型内に充
填された泥漿を高加圧して成形型28の細部迄泥
漿を至らしめると共に、成形型28内への水分吸
収に伴う泥漿の不足分を補う目的で加圧作用さ
れ、このため泥漿溜19内での泥漿の貯溜量は上
記目的に応じた少量で充分である。
要するに本考案は、フレーム2に対しロツド3
を介して固定ピストン5を支持固定せしめ、該固
定ピストン5の外周には固定ピストン5の上下面
に作用される油圧により軸方向に摺動する可動シ
リンダ7を外装せしめ、該可動シリンダ7の端面
の進退軌道上には下端に泥漿流路25に接続され
る口部21を有する泥漿溜19を配置せしめたの
で、可動シリンダ7が固定ピストン5との間の油
圧作動部材と泥漿溜19内の泥漿に対するピスト
ン部材の機能を兼用するため、泥漿加圧機におけ
るピストンは直接油圧の圧力を受ける単数の固定
ピストン5のみで良く、従来に比し構成の簡易化
を図らしめることが出来ると共に、泥漿加圧機自
体の高さを低く設定せしめることが出来、又泥漿
溜19は可動シリンダ7の外周に接しない程度の
隙間を有せしめると共に可動シリンダ7の外周に
摺接配置せしめた支持板18に垂下支持せしめた
ので、泥漿溜19は単に貯溜容器としての機能の
みで内周面は何ら摺動面とならないため特別の加
工を要せず、コスト安に製作出来る等その実用的
効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る泥漿加圧機の断面図、第2図は
泥漿流路に対する配管状態を示す図である。 2…フレーム、3…ロツド、5…固定ピスト
ン、7…可動シリンダ、18…支持板、19…泥
漿溜、21…口部、25…泥漿流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに対しロツドを介して固定ピストンを
    支持固定せしめ、該固定ピストンの外周には固定
    ピストンの上下面に作用される油圧により軸方向
    に摺動する可動シリンダを外装せしめ、該可動シ
    リンダの端面の進退軌道上には下端に泥漿流路に
    接続される口部を有する泥漿溜を配置せしめ、該
    泥漿溜は可動シリンダの外周に接しない程度の隙
    間を有せしめると共に可動シリンダの外周に摺接
    配置せしめた支持板に垂下支持せしめたことを特
    徴とする泥漿加圧機。
JP1985062468U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0121765Y2 (ja)

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JPS61177808U JPS61177808U (ja) 1986-11-06
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JPH0322773Y2 (ja) * 1985-04-30 1991-05-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127101A (en) * 1981-01-31 1982-08-07 Tokyo Koki Seizosho:Kk Pressure oil leakage prevention device for hydraulic cylinder device
JPS6049275B2 (ja) * 1978-10-05 1985-10-31 株式会社東芝 制御棒位置検出装置
JPH0326278A (ja) * 1989-06-23 1991-02-04 Yokogawa Medical Syst Ltd 放射線治療計画用位置決め装置の制御法

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