JPH01213936A - Pdpの放電セル形成用中間層およびその製造方法 - Google Patents
Pdpの放電セル形成用中間層およびその製造方法Info
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- JPH01213936A JPH01213936A JP3783588A JP3783588A JPH01213936A JP H01213936 A JPH01213936 A JP H01213936A JP 3783588 A JP3783588 A JP 3783588A JP 3783588 A JP3783588 A JP 3783588A JP H01213936 A JPH01213936 A JP H01213936A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、プラズマデイスプレィパネル(以下PDPと
略記する)の放電セル形成用中間層(以下単に中間層と
略記する)およびその製造方法に関するものである。
略記する)の放電セル形成用中間層(以下単に中間層と
略記する)およびその製造方法に関するものである。
[従来の技術]
一般に、PDPで高輝度、高発光効率のカラー表示を行
うには、放電セルの放電空間を広くするとともに、放電
時に発生した2次電子が蛍光膜に直接衝突して蛍光膜が
劣化するのを防止する必要がある。このため、放電セル
(1)の放電空間(2)は例えば第2図に示すような複
雑な形状に形成する必要がある。従来、このような放電
空間(2)を形成するための中間層(3)は、第2図に
示すように、所定厚さの感光性のガラス板(4,)(4
□) (43) (4,) (45)を選択し、これら
のガラス板(41)〜(4,)のそれぞれに光学的なエ
ツチングをしたり、超音波加工をすることによって放電
空間形成用の穴(5,)(5□)(sa)(5,)(s
s)を穿設し、所望形状の放電空間(2)を形成するた
めに接着剤を用いて所定厚さ(例えば2rtxa )に
積層固着して形成していた。(6)は前面板、(7)は
背面板、(8)は蛍光膜、(9) (10)は放電電極
である。
うには、放電セルの放電空間を広くするとともに、放電
時に発生した2次電子が蛍光膜に直接衝突して蛍光膜が
劣化するのを防止する必要がある。このため、放電セル
(1)の放電空間(2)は例えば第2図に示すような複
雑な形状に形成する必要がある。従来、このような放電
空間(2)を形成するための中間層(3)は、第2図に
示すように、所定厚さの感光性のガラス板(4,)(4
□) (43) (4,) (45)を選択し、これら
のガラス板(41)〜(4,)のそれぞれに光学的なエ
ツチングをしたり、超音波加工をすることによって放電
空間形成用の穴(5,)(5□)(sa)(5,)(s
s)を穿設し、所望形状の放電空間(2)を形成するた
めに接着剤を用いて所定厚さ(例えば2rtxa )に
積層固着して形成していた。(6)は前面板、(7)は
背面板、(8)は蛍光膜、(9) (10)は放電電極
である。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、第2図に示す従来例で中間層(3)を所
定厚さ(例えば2 m )にするには、個々のガラス板
(4,)〜(4,)を厚くするか、ガラス板(4,)〜
(45)の積層数を増やさなければならない。しかし、
個々のガラス板(41)〜(4,)を厚くすると、PD
Pの画面を高精細化するために穴(51)〜(5S)の
直径を小さくしたり、隣接する穴との間隔を小さくする
加工や、放電体積を大きくするための穴(5□)〜(5
5)の深さを深くする加工が面倒になるという問題点が
あった。また、ガラス板(41)〜(4,)の積層数を
増やすと、正確に位置合わせしつつ接着剤を用いて積層
固着することが困難になるという問題点があった。さら
に、複数枚のガラス板を積層固着していたので、大型の
PDP用の中間層を形成することが困難であるという問
題点があった。
定厚さ(例えば2 m )にするには、個々のガラス板
(4,)〜(4,)を厚くするか、ガラス板(4,)〜
(45)の積層数を増やさなければならない。しかし、
個々のガラス板(41)〜(4,)を厚くすると、PD
Pの画面を高精細化するために穴(51)〜(5S)の
直径を小さくしたり、隣接する穴との間隔を小さくする
加工や、放電体積を大きくするための穴(5□)〜(5
5)の深さを深くする加工が面倒になるという問題点が
あった。また、ガラス板(41)〜(4,)の積層数を
増やすと、正確に位置合わせしつつ接着剤を用いて積層
固着することが困難になるという問題点があった。さら
に、複数枚のガラス板を積層固着していたので、大型の
PDP用の中間層を形成することが困難であるという問
題点があった。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので。
高輝度、高発光効率および高精細でカラー表示ができる
とともに、大型化することのできるPDPの中間層を提
供すること、および中間層を容易に製造する方法を提供
することを目的とするものである。
とともに、大型化することのできるPDPの中間層を提
供すること、および中間層を容易に製造する方法を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明によるPDPの中間層は、それぞれに放電空間形
成用の穴が穿設され、かつ積層固着された複数枚のグリ
ーンシートを焼成することによって形成したことを特徴
とするものである。
成用の穴が穿設され、かつ積層固着された複数枚のグリ
ーンシートを焼成することによって形成したことを特徴
とするものである。
本発明によるPDPの中間層の製造方法は、放電空間形
成用の穴を穿設した複数枚のグリーンシートを積層して
から加圧固着し、ついでこのグリーンシート積層体を焼
成してなることを特徴とするものである。
成用の穴を穿設した複数枚のグリーンシートを積層して
から加圧固着し、ついでこのグリーンシート積層体を焼
成してなることを特徴とするものである。
[作用]
グリーンシートは加工性に富んでいるので、放電空間形
成用の穴を容易に穿設できるとともに、高精細化のため
の穴の直径を小さくするとともに隣接する穴との間隔を
小さくする加工および放電空間を広くするために穴の深
さを深くする加工が容易にできる。また、可撓性に富む
グリーンシートを積層してから加圧固着しているので、
加工が容易であるとともに、グリーンシート相互の位置
合わせが容易であり、かつ大きな面積にすることも容易
である。
成用の穴を容易に穿設できるとともに、高精細化のため
の穴の直径を小さくするとともに隣接する穴との間隔を
小さくする加工および放電空間を広くするために穴の深
さを深くする加工が容易にできる。また、可撓性に富む
グリーンシートを積層してから加圧固着しているので、
加工が容易であるとともに、グリーンシート相互の位置
合わせが容易であり、かつ大きな面積にすることも容易
である。
また、上述のようにして製造された中間層の放電空間形
成用の穴の径を小さくするとともに深さを深くし、かつ
隣接する穴との間隔を小さくすることによってカラー表
示用PDPの高輝度、高発光効率、高精細化および大型
化を可能にすることができる。
成用の穴の径を小さくするとともに深さを深くし、かつ
隣接する穴との間隔を小さくすることによってカラー表
示用PDPの高輝度、高発光効率、高精細化および大型
化を可能にすることができる。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例を示すもので、第2図と同一
部分は同一符号とする。第1図において。
部分は同一符号とする。第1図において。
(13)は中間層で、この中間層(13)は、ガラス製
の前面板(6)と背面板(7)の間に設けられている。
の前面板(6)と背面板(7)の間に設けられている。
(8)は蛍光膜、(9) (10)は放電電極である。
前記中間層(13)は、つぎのようにして製造形成され
る。
る。
(イ)放電セル(1)の放電空間(2)の形状に対応し
て、積層する複数枚のグリーンシート(141)(14
,)(14,)(14,) (14S)のそれぞれの厚
さを選択する。
て、積層する複数枚のグリーンシート(141)(14
,)(14,)(14,) (14S)のそれぞれの厚
さを選択する。
例えば前記グリーンシート(141)(142)(14
11)(144)(14s)の4つ(141)(14,
)(143)(14,)を0.25m厚、その他の1つ
(t4X)を1醜厚のものに選択して積層厚さを21と
する。ここでグリーンシート(t’at)〜<14S)
とは、セラミック微粉末と有機結合剤、可塑剤、溶剤な
どの混合スリップ(またはスラリー)を、ドクターブレ
ード法やカレンダー法で薄板状にしたものをいう。
11)(144)(14s)の4つ(141)(14,
)(143)(14,)を0.25m厚、その他の1つ
(t4X)を1醜厚のものに選択して積層厚さを21と
する。ここでグリーンシート(t’at)〜<14S)
とは、セラミック微粉末と有機結合剤、可塑剤、溶剤な
どの混合スリップ(またはスラリー)を、ドクターブレ
ード法やカレンダー法で薄板状にしたものをいう。
(ロ)つぎに、パンチャーを用いて、放電空間(2)の
形状に対応して、グリーンシート(141)〜(145
)のそれぞれに所定直径(例えば400〜160αμm
φ)の穴(15,)〜(15,)を穿設する。このとき
、グリーンシート(14□)〜(145)は加工性に富
んでいるので、容易に小直径の穴(15,)〜(tSS
)を穿設できるとともに隣接する穴との間隔を小さくす
る加工も容易である。
形状に対応して、グリーンシート(141)〜(145
)のそれぞれに所定直径(例えば400〜160αμm
φ)の穴(15,)〜(15,)を穿設する。このとき
、グリーンシート(14□)〜(145)は加工性に富
んでいるので、容易に小直径の穴(15,)〜(tSS
)を穿設できるとともに隣接する穴との間隔を小さくす
る加工も容易である。
(ハ)つぎに、放電空間(2)の形状に合わせてグリー
ンシート(141)〜(14,)を積層し、ホットプレ
スを用いて加圧固着する。このとき、グリーンシート(
141)〜(14,)は可撓性に富んでいるので、位置
合わせおよび加圧固着が容易であるとともに、大きな面
積にすることも容易である。
ンシート(141)〜(14,)を積層し、ホットプレ
スを用いて加圧固着する。このとき、グリーンシート(
141)〜(14,)は可撓性に富んでいるので、位置
合わせおよび加圧固着が容易であるとともに、大きな面
積にすることも容易である。
(ニ)つぎに、加圧固着されたグリーンシート(14、
)〜(t4S)の積層体を電気炉で焼成し、中間層(1
3)が形成される。
)〜(t4S)の積層体を電気炉で焼成し、中間層(1
3)が形成される。
つぎに前記実施例の作用について説明する。
グリーンシート(14□)〜(14s)の積層体を厚く
して(例えば2IIIm厚にして)放電空間(2)を広
くするとともに、穿設する穴(151)〜(15s)の
形状を適宜に選択して放電空間(2)の形状を2次電子
が蛍光膜(8)に衝突しにくい所定形状とし、隣接する
穴との間隔を小さくするように、上述の(イ)(ロ)(
ハ)(ニ)の製造方法で形成された中間層(13)をP
DPの前面板(6)と背面板(7)の間に設けることに
よって、カラー表示用PDPの高輝度、高発光効率、高
精細化および大型化を図ることができる。
して(例えば2IIIm厚にして)放電空間(2)を広
くするとともに、穿設する穴(151)〜(15s)の
形状を適宜に選択して放電空間(2)の形状を2次電子
が蛍光膜(8)に衝突しにくい所定形状とし、隣接する
穴との間隔を小さくするように、上述の(イ)(ロ)(
ハ)(ニ)の製造方法で形成された中間層(13)をP
DPの前面板(6)と背面板(7)の間に設けることに
よって、カラー表示用PDPの高輝度、高発光効率、高
精細化および大型化を図ることができる。
[発明の効果コ
本発明によるPDPの中間層は、上記のように、加工性
および可撓性に富むグリーンシートの積層固着体を焼成
することによって形成したので、放電空間を広くするこ
とができるとともにその形状を2次電子が蛍光膜に衝突
しにくい所定形状にすることが容易になり、しかも、隣
接する放電セル間の間隔を小さくすることができる。こ
のため、カラー表示用PDPの高輝度、高発光効率、高
精細化および大型化を図ることができる。
および可撓性に富むグリーンシートの積層固着体を焼成
することによって形成したので、放電空間を広くするこ
とができるとともにその形状を2次電子が蛍光膜に衝突
しにくい所定形状にすることが容易になり、しかも、隣
接する放電セル間の間隔を小さくすることができる。こ
のため、カラー表示用PDPの高輝度、高発光効率、高
精細化および大型化を図ることができる。
また、本発明によるPDPの中間層の製造方法は、上記
のように放電空間形成用の穴を穿設した複数枚のグリー
ンシートを積層してから加圧固着し、ついで焼成するよ
うにしたので、カラー表示用PDPの高輝度、高発光効
率、高精細化および大型化を訓るために適した形状の放
電空間を形成するための中間層を容易に作ることができ
る。
のように放電空間形成用の穴を穿設した複数枚のグリー
ンシートを積層してから加圧固着し、ついで焼成するよ
うにしたので、カラー表示用PDPの高輝度、高発光効
率、高精細化および大型化を訓るために適した形状の放
電空間を形成するための中間層を容易に作ることができ
る。
第1図は本発明によるPDPの放電セル形成用中間層の
一実施例を示す断面図、第2図は従来例の断面図である
。 (1)・・・放電セル、(2)・・・放電空間、(3)
・・・放電セル形成用中間層(グリーンシート積層体を
焼成したもの)、(14□)〜(14,)・・・グリー
ンシート、(tSl)〜(15り・・・穴。 出願人 株式会社富士通ゼネラル 同 弁理士 加 納 −男 、1 第 1 図 第 2 図
一実施例を示す断面図、第2図は従来例の断面図である
。 (1)・・・放電セル、(2)・・・放電空間、(3)
・・・放電セル形成用中間層(グリーンシート積層体を
焼成したもの)、(14□)〜(14,)・・・グリー
ンシート、(tSl)〜(15り・・・穴。 出願人 株式会社富士通ゼネラル 同 弁理士 加 納 −男 、1 第 1 図 第 2 図
Claims (2)
- (1)それぞれに放電空間形成用の穴が穿設され、かつ
積層固着された複数枚のグリーンシートを焼成すること
によって形成したことを特徴とするPDPの放電セル形
成用中間層。 - (2)放電空間形成用の穴を穿設した複数枚のグリーン
シートを積層してから加圧固着し、ついでこのグリーン
シート積層体を焼成してなることを特徴とするPDPの
放電セル形成用中間層の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3783588A JPH01213936A (ja) | 1988-02-20 | 1988-02-20 | Pdpの放電セル形成用中間層およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3783588A JPH01213936A (ja) | 1988-02-20 | 1988-02-20 | Pdpの放電セル形成用中間層およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01213936A true JPH01213936A (ja) | 1989-08-28 |
Family
ID=12508590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3783588A Pending JPH01213936A (ja) | 1988-02-20 | 1988-02-20 | Pdpの放電セル形成用中間層およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01213936A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0403533A1 (en) * | 1988-03-02 | 1990-12-27 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Method of manufacturing gas discharge display device |
FR2738393A1 (fr) * | 1995-09-06 | 1997-03-07 | Kyocera Corp | Substrat d'affichage a plasma et procede pour sa fabrication |
EP0878019A1 (en) * | 1996-01-30 | 1998-11-18 | Sarnoff Corporation | Plasma display and method of making same |
WO2003107381A3 (en) * | 2002-06-18 | 2004-06-24 | Motorola Inc | ELECTRODE DESIGN FOR STABLE SMALL SCALE PLASMATIC DISCHARGES |
JP2007184225A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Lg Electronics Inc | プラズマディスプレイパネルの隔壁用ペースト組成物、グリーンシート、及びそれを用いたプラズマディスプレイパネル |
-
1988
- 1988-02-20 JP JP3783588A patent/JPH01213936A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0403533A1 (en) * | 1988-03-02 | 1990-12-27 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Method of manufacturing gas discharge display device |
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US6023130A (en) * | 1995-09-06 | 2000-02-08 | Kyocera Corporation | Plasma display substrate and a production method thereof |
EP0878019A1 (en) * | 1996-01-30 | 1998-11-18 | Sarnoff Corporation | Plasma display and method of making same |
EP0878019A4 (en) * | 1996-01-30 | 2000-01-05 | Sarnoff Corp | PLASMA DISPLAY AND THEIR PRODUCTION METHOD |
WO2003107381A3 (en) * | 2002-06-18 | 2004-06-24 | Motorola Inc | ELECTRODE DESIGN FOR STABLE SMALL SCALE PLASMATIC DISCHARGES |
JP2007184225A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Lg Electronics Inc | プラズマディスプレイパネルの隔壁用ペースト組成物、グリーンシート、及びそれを用いたプラズマディスプレイパネル |
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