JPH01213250A - 三級ブチルアルキノール - Google Patents

三級ブチルアルキノール

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JPH01213250A
JPH01213250A JP1001408A JP140889A JPH01213250A JP H01213250 A JPH01213250 A JP H01213250A JP 1001408 A JP1001408 A JP 1001408A JP 140889 A JP140889 A JP 140889A JP H01213250 A JPH01213250 A JP H01213250A
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JP
Japan
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formula
group
represented
tertiary butyl
reaction
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Pending
Application number
JP1001408A
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English (en)
Inventor
Hubert Smuda
フーベルト・スムダ
Wolfgang Rohr
ウオルフガング・ロール
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01213250A publication Critical patent/JPH01213250A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/20Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C43/23Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring containing hydroxy or O-metal groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 (式中Yは水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4−アル
キル基、C0〜C1−アルコキシ基、C1〜C,−ハロ
ゲンアルキル基、アリール基、アリールオキシ基又はベ
ンジル基、mは1〜3の整数を意味し、m ) 1のと
きは個々の基Yは同一でも異なってもよい)で表わされ
る三級ブチルアルキノール及びその製法に関する。
本発明の三級ブチルアルキノールは、1.2.4−トリ
アゾリル置換された殺菌剤を製造するための出発物質で
あり、DE−A 3019049及びEP−B1504
04に記載されている。しかしその製造を満足すべき手
段で行うことがこれまでできなかった。
すなわちこれらの化合物は、従来既知の方法(DE−A
3019049及びEP−B150404)によっては
不満足な収率でしか又は多額の準備費用によってしか製
造できない。それ故この方法は経済的理由から工業的利
用にあまり適していない。したがって本発明の課題は、
新規な出発物質を製造することにより、前記の活性物質
を容易に入手できるようにすることであった。
本発明はこの課題を解決するもので、一般式(式中Yは
水素原子、ハロゲン原子、01〜C4−アルキル基、C
1〜C4−アルコキシ基、CI〜C4−ハロゲンアルキ
ル基、アリール基、アリールオキシ基又はベンジル基、
mは1〜3の整数を意味し、m ) 1のときは個々の
基Yは同一でも異なってもよい)で表わされる三級ブチ
ルアルキノールである。
式Iの化合物は、一般式 (式中Y及びmは前記の意味を有する)で表わサレルフ
ェニルプロパルギルエーテルヲ2.2−ジメチルプロパ
ナールと、無機塩基の存在下に極性−非プロトン性有機
溶剤中で反応させることにより製造できる。
フェノキシ基は下記のYfnで置換されていることが好
ましい。水素原子、2−フルオロ、3−フルオロ、4−
フルオロ、2−クロロ、3−クロロ、4−クロロ、4−
ブロモ、2,4−ジクロロ、2.4.6− )ジクロロ
、3,4−ジクロロ、3.5−ジクロロ、2−クロロ−
4−フェニル、2−メチル−4−クロロ、2−メチル、
3−メチル、4−メチル、3−三級ブチル、4−三級ブ
チル、2−メトキシ、3−メトキシ、4−メトキシ、3
,5−ジメトキシ、3−n−ブトキシ、4−n−ブトキ
シ、2−メトキシ−4−メチル、3−トリフルオロメチ
ル、4−トリフルオロメチル又は4−フェノキシ。
mが1であり、Yが水素原子、4−メトキシ、2−10
口、3−クロロ、!;[4−クロロ、4−三級ブチル、
2−メチル又は3−メチルが特に好ましい。
本発明の三級ブチルアルキノール(1)の製造は、次式 (式中Y及びmは前記の意味を有する)で表わされるフ
ェニルプロパルギルエーテルヲ2.2−ジメチルプロパ
ナールと、ファボルスキー反応に適する塩基の存在下に
極性の非プロトン性溶剤中で反応させることにより行わ
れる。
出発物質として用いられるフェニルプロパルギルエーテ
ル(II)は既知であるか(例えば1967年4月24
日付のオランダ特許出願6614925号、又は196
6年3月9日付の6612645号参照)、又は既知の
方法(例えばBull、 Soc、 Chim。
Fr、 1966 、3016 、3024、テトラヘ
ドロン30.1379(1974))、により製造する
ことができ、その際例えば置換されていてもよいフェノ
ールをグロパルギル誘導体xCH2CミCH(Xは脱離
基)と、塩基の存在下に下記の反応式により反応させる
(Ill フェニルプロパルギルエーテル(II) ト2.2− 
ジメチルプロパナールの反応は、下記の反応式により、
ファポルスキー反応(メルクインデックス9版、0NR
−29,1976及びホーペン・ワイル著メ)−テン−
デル・オルガニツシエンーヘミーV/ 2 a巻509
〜519頁1977年及びその引用文献参照)により行
われる。
■0 本反応を行うための好適な塩基は、グリニヤール試薬、
有機リチウム化合物又はアルカリ金属水酸化物特に水酸
化カリウムである。グリニヤール試薬又は有機リチウム
化合物に比べて加水分解感受性がかなり小さいため、水
酸化カリウムが特に好ましい。さらに塩基としての水酸
化カリウムは、触媒量で有効である利点を有する。
反応に用いられる水酸化カリウムの量は厳密でない。そ
れゆえに水酸化カリウムは過剰量で、当量で又は触媒量
で用いることができる。水酸化カリウムの使用量は、反
応させるプロパルギルエーテルに対し0.01〜1.0
当量特に0.5〜1.0当量が好ましい。
2.2−ジメチルプロパツールの1モルに対し0、5〜
1.0モルのプロパルギルエーテルが用いられるが、等
モル量が好ましい。
反応は普通の極性の中性有機溶剤中で行われる。エーテ
ル例えばジエチルエーテル、グリコールジメチルエーテ
ル、トリグリコールジメチルエーテル、テトラヒドロピ
ラン及び特にテトラヒドロフランが好ましい。反応温度
は0〜80℃好ましくは20〜60℃であってよい。
仕上げ処理は、反応混合物を中和し、水及び水と混和し
ない有機溶剤例えばドルオールで抽出することにより行
うことが好ましい。抽出液を蒸発濃縮したのち、生成物
を適当な方法例えばカラムクロマトグラフィによりさら
に精製できる。
本発明の三級ブチルアルキノール(1)は、アゾリル活
性物質例えばDE−A!1019049号に記載の1.
2.4− ) IJアゾリル−1−誘導体を製造するた
めの中間体として′有用である。
このためには本発明の三級ブチルアルキノール(1)を
、普通の酸化剤例えばニクロム酸ナトリウム/硫酸、二
酸化マンガン又は過酸化ニッケルによる酸化又は電気化
学的陽極酸化によりフェノキシアルキニルケトン(転)
に変える。次いで三重結合を例えばメタノール中のパラ
ジウム触媒により、接触水素化すると、フェノキシアル
キルケトン(III)が生成する。この反応工程は下記
式により示される。
0404に記載の方法によりアゾリル活性物質を合成で
きる。
実施例 実施例1〜12の三級ブチルアルキノールを製造するた
めに必要なプロパルギルエーテル(II)は、Bull
、 Soc、 Chin、 Fr、1966.3016
.3024及びテトラヘドロン30.1579 (19
74)により製造した。
三級ブチルアルキノールの製造のための一般的方法: フェニルグロバルギルエーテル(II)1等iヲs倍容
量のテトラヒドロフラン中に装入する。固形の水酸化カ
リウム1等量を加え、次いでピバルアルデヒド(2,2
−ジメチルプロパナール)162等量を滴加する。ピバ
ルアルデヒドの全量を加えたのち、HPLC−分析(高
速液体クロマトグラフィ)により採取した試料がフェニ
ルグロパルギルエーテルの完全な消費を示すまで、50
℃で攪拌する。
仕上げ処理のため、不溶の水酸化カリウムを戸別し、F
液に5重量%の水を加え、過剰のアルカリを10重量%
塩酸で中和する。混合物にドルオールを加え、水相を分
離し、ドルオール相を水で抽出する。ドルオール相を硫
酸ナトリウム上で乾燥したのち、有機溶剤を蒸発除去す
る。三級ブチルアルキノールが黄色油状物として得られ
、このものは蒸留の際に分解する。
この方法により、第1表に示す三級ブチルアルキノール
が得られる。
後続段階の例: 2.2−ジメチル−6−フェノキシ−ヘキシン−4−オ
ン−3: 2.2− ジメチル−6−フェノキシ−ヘキシン−4−
オール−3の4−4 、li’ (0,02モル)をア
セトン10m/に溶解し、次いで水10m/中のに、C
r、0.3 #及び濃硫酸7gの溶液を滴加する。
HPLC−分析により試料が完全な変化率を示したのち
、反応溶液をメチレンクロリドで抽出する。有機相を分
離し、水洗し、Na25O,で乾燥し、濾過して蒸発濃
縮する。黄色油状物2.611が得られ、これは理論値
の60%に相当する。
’H−NMR(CDCI、)δ=725(m;2H);
6.9(m;3H)。
4.8 (s ; 2 H) ”C−NMR(CDCI、)δ=193.157,13
0(2xc)、122.115(2xc)、88.84
.56.44.26(3xc) IR:2971.2200.1674.1599.15
89.1235.1213.1141.1039.75
4、of’2.2− ジメチル−6−フェノキシ−ヘキ
シン−4−オン−3の接触水素化: 粗製2.2−ジメチル−6−フェノキシ−ヘキシン−4
−オン−3の2モルを、水素添加装置に接続された42
容のフラスコ中でメタノール1.8−eに溶解し、水素
化触媒(活性炭素上の10%パラジウム)20pを加え
る。装置を真空にしたのち、気体空間を水素で充たし、
攪拌下に室温で水素化を開始する。遊離する水素化熱に
よって、反応溶液は35〜40℃に加温される。水素1
os4(4モル)が吸収されたのち、H7−吸収は停止
する。残留水素を窒素ガスで除去する。触媒を戸別した
のち蒸発濃縮し、粗製2.2−ジメチル−6−7二ノキ
シーへキサノン=6を減圧蒸留する。沸点1. O: 
140’C,、’収率:理論値の98%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Yは水素原子、ハロゲン原子、C_1〜C_4−
    アルキル基、C_1〜C_4−アルコキシ基、C_1〜
    C_4−ハロゲンアルキル基、アリール基、アリールオ
    キシ基又はベンジル基、mは1〜3の整数を意味し、m
    >1のときは個々の基Yは同一でも異なつてもよい)で
    表わされる三級ブチルアルキノール。
JP1001408A 1988-01-08 1989-01-09 三級ブチルアルキノール Pending JPH01213250A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3800306A DE3800306A1 (de) 1988-01-08 1988-01-08 Tert.-butylalkinole, verfahren zu ihrer herstellung und deren verwendung
DE3800306.6 1988-01-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01213250A true JPH01213250A (ja) 1989-08-28

Family

ID=6344944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1001408A Pending JPH01213250A (ja) 1988-01-08 1989-01-09 三級ブチルアルキノール

Country Status (4)

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US (1) US4997989A (ja)
EP (1) EP0324191A1 (ja)
JP (1) JPH01213250A (ja)
DE (1) DE3800306A1 (ja)

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Publication number Publication date
EP0324191A1 (de) 1989-07-19
DE3800306A1 (de) 1989-07-20
US4997989A (en) 1991-03-05

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