JPH01212808A

JPH01212808A - 燃焼装置

Info

Publication number: JPH01212808A
Application number: JP3674588A
Authority: JP
Inventors: Hisashi Nakamura; 久志中村; Yoshiki Sano; 芳樹佐野; Mikio Ochi; 幹夫越智; Toru Kikuchi; 亨菊地; Joji Arita; 有田　譲次
Original assignee: NIPPON YUPURO KK; Toto Ltd; Kawasaki Steel Corp
Current assignee: NIPPON YUPURO KK; JFE Steel Corp; Toto Ltd
Priority date: 1988-02-19
Filing date: 1988-02-19
Publication date: 1989-08-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明はファンを利用して強制燃焼を行う高負荷燃焼型
の家庭用燃焼装置、詳しくは燃焼室に向けて燃料ガスと
一次空気との混合気を噴出する複数のバーナを等間隔毎
に並設し、これら混合気と各バーナ間の二次空気通路か
ら噴出される二次空気とを燃焼せしめるものに関する。

〈従来の技術〉従来、この種の燃焼装置として、例えば特開昭６０−２
５９８１２号公報に開示される如く、上下両面が開放し
た角筒状の燃焼室の下方に位置して複数のバーナを各炎
孔面が上方へ向くよう縦向きに並設し、これら各バーナ
の下方に夫々ガス供給ノズルが突設されるガスマニホー
ルドを横設して、これら各ガス供給ノズルから燃料ガス
を噴射させることにより、各バーナ内に一次空気を引き
込み燃料ガスと混合し混合気となって炎孔面から上方へ
噴射させて燃焼せしめ、この火炎に各バーナ間から上方
へ噴出される二次空気を強制的に混合させるものがある
。

〈発明が解決しようとする問題点〉しかし乍ら、このような従来の燃焼装置では各バーナが
一次空気と燃料ガスを混合させるため、上下方向へある
程度の長さが必要になると共に各炎孔面と熱交換器との
間には上下方向へ火炎の燃焼距離が必要で、更にバーナ
とガス供給ノズルとの間にも上下方向へ一次空気引き込
み用の空間が必要になってしまい、その結実装置全体が
上下方向へ大型化するという問題がある。

そこで、各バーナをその炎孔面が水平方向に向くよう横
向きにして鉛直方向へ複数配置し、夫々の火炎を途中か
ら上方へ屈曲することにより、各火炎の燃焼距離を短く
することなくバーナから熱交換器までの上下寸法を短く
することが考えられるが、各火炎の燃焼距離は変わらな
いので、当然最上に位置するバーナの火炎先端が他のバ
ーナの火炎先端に比べて高くなってしまい、熱交換器に
部分的に接触したり熱交換器の加熱が不均一になるとい
う問題がある。

本発明は斯る従来事情に鑑み、各バーナを横向きにして
鉛直方向へ複数配置するものにおいて、各火炎の先端位
置を平均化することを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉上記問題点を解決するために本発明が講する技術的手段
は、各バーナをその炎孔面が水平方向に向くよう横向き
にして鉛直方向へ複数配置すると共に、最上に位置する
バーナの炎孔面上方に整流部を燃焼室内方へ適宜長さ突
出させて設けたことを特徴とするものである。

く作用〉本発明は上記構成により各炎孔面から混合気が、各バー
ナ間から二次空気が夫々横方向へ上下交互に噴出し、こ
れらを燃焼して夫々の火炎を途中から上方へ屈曲させ、
最上に位置するバーナの火炎整流部により迂回させて燃
焼距離をかせぎ先端位置を低くするものである。

〈実施例〉以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

この実施例は第１図に示す如く、燃焼室（１）を上下に
分割して構成すると共にこの燃焼下部室（１ａ）を上面
及び−側面が開放された箱型状の外室壁（１ａ＋）と、
この外室壁（１ａ＋　＞内に適宜間隔をあけて内装され
る内室壁（１ａｚ）とにより二重構造に構成し、これら
内外室壁（１ａ＋　）　　（１ａｚ　）問に外気を尋い
て内室壁（１ａｚ）が冷却されるものであり、核内室壁
（ｌａ２）の−側には外室壁（１ａ＋　）より突出する
バーナーケース（１ａ３）を一体連設している。

バーナーケース（１８＊）は上下面を閉塞し内外側面が
開放された角筒状に形成され、その内部には複数のバー
ナ（２）を、その炎孔面（２ａ）・・・が内室壁（ｌａ
２）内方へ向くよう横向きにして上下方向へ所定間隔毎
に夫々配設し、各バーナ（２）・・・の相互間及び上下
両端に位置するバーナ（２）（２）とバーナーケース（
１８ｓ）の上下面との隙間には二次空気通路（３）・・
・が夫々形成され、リテーナ（３ａ）・・・を各炎孔面
（２ａ）・・・より内方へ突出して挟着する。

また、バーナーケース（１８ｓ）の上面には最上に位置
するリテーナ（３ａ）の先端面より内方へ適宜長さ突出
する整流部（４）を延設する。

整流部（４）は本実施例の場合、水平な平板でバーナー
ケース（１ａｘ）上面に溶着等の固定手段により固定さ
れているが、これに限定されず、バーす一ケース（１ａ
ｚ　）上面に着脱自在に取付けて交換を可能にする等、
種々の変形が可能である。

更に、バーナーケース（’１ａ３　）の外側面にはその
開口を部分的に閉塞せしめる帯状のバーナー固定板（５
）を立設し、このバーナー固定板（５）を介してガスマ
ニホールド（６）を装着すると共に、該固定板（５）に
はバーナ（２）に対応する数の吸入孔（５ａ）・・・が
等間隔毎に開穿される。

バーナ（２）は炎孔面（２ａ）に対して燃料ガス及び−
次空気が供給されるスロート部（２ｂ）を垂直状に有す
る強Ｉｊｌ混合バーナで、図示例ではスロート部（２ｂ
）が炎孔面（２ａ）の長手方向−側に偏位させて形成さ
れ、該部（２ｂ）の開口縁を上記バーナー固定板（５）
の吸入孔（５ａ）に嵌着せしめる。

ガスマニホールド（６）はバーナーケース（ｌａ３）の
上下方向全長に屋って筒状に形成され、その外端より電
磁弁（７ａ）を介してガス供給管（７）に連絡すると共
に、内側面にはバーナ（２）に対応する数のガス供給ノ
ズル（６ａ）・・・を等間隔毎で一列状に突設し、これ
ら各ガス供給ノズル（６ａ）・・・の先端が上記各吸入
孔（５ａ）を貫通して各スロート部（２ｂ）内に挿入す
るように取付ける。

一方、前記燃焼上部室（１ｂ）は外室壁（１ａｌ　）の
上面開口と嵌合する角筒状に形成され、その上端に熱交
換器（８）を横設し、該熱交換器（８）の下流側には排
気路（９）を介してファン（１０）が配設され、このフ
ァン（１０）の吸引によって前記バーナーケース（ｔａ
ｇ　）の外側開口から各二次空気通路（３）・・・を経
て二次空気が燃焼室（１）内に導いている。

更に、本実施例では上記熱交換器（８）を、バーナ（２
）に近い側が遠い側より若干高（なるように傾斜させて
配設している。

次に、斯る燃焼装置の作動について説明する。

先ず、ファン（１０）を駆動させ二次空気がリテーナ（
３ａ）・・・より燃焼下部室（１ａ）内に噴出している
状態で、ガスマニホールド（６）の各ガス供給ノズル（
６ａ）・・・から燃料ガスが各バーナ（２）のスロート
部（２ｂ）内に噴出されると燃料ガスとガスにより引き
込まれた一次空気とが各バーナ（２）・・・内で夫々Ｕ
合されて混合気となり、各炎孔面（２ｂ）・・・から燃
焼下部室（１ａ）内に向けて夫々横方向へ噴出し燃焼す
る。

そして、これら火炎の外周に、各火炎間及び火炎とバー
ナーケース（ｌａ３）上下面との間に挾まれて噴出され
る各二次空気が混合し燃焼を促進せしめ、各火炎は途中
から上方へ向は燃焼上部室（１ｂ）内面に沿って屈曲し
、熱交換器（８）を加熱するが、最上に位置するバーナ
（２）の火炎は整流部（４）先端に沿ってその燃焼経路
が迂回され、該火炎の先端位置を若干下げて各火炎の先
端位置を平均化させる。

このとき整流部（４）と火炎との間には最上に位置する
リテーナ（３ａ）から噴出される二次空気が入り込んで
両者の接触を防いで整流部（４）の耐久性を向上させて
いる。

従って、各火炎の先端位置は夫々の燃焼距離が変らない
ため、バーナ（２）に近いもの程高くなりバーナ（２）
から速くなる程徐々に低くなって若干傾斜するが、本実
施例のものはこれに合わせて熱交換器（７）を若干傾斜
させているから、火炎の先端が部分的に接触したり離れ
たりすることがなく熱交換器（７）全体に屋りで均一に
効率良く加熱することができる。

尚、前示実施例ではファン（９）がバーナ′（２）の二
次側に配備される強ｉｌｌ排気式の場合を示したが、こ
れに限定されずバーナ（２）の−次側にファン（９）を
配備する押し込み送風式としても良く、又図面では熱交
換器（７）が追突用の風呂釜に配備される場合を示した
が、これも限定されず、瞬間渇沸器等の給湯用として使
用するように構成しても良いことは言うまでもない。

〈発明の効果〉本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。

■　各炎孔面から混合気が、各バーナ間から二次空気が
夫々横方向へ上下交互に噴出し、これらを燃焼して夫々
の火炎を途中から上方へ屈曲させ、最上に位置するバー
ナの火炎を整流部により迂回させて燃焼距離をかせぎ先
端位置を低くするので、各火炎の先端位置を平均化させ
ることができる。

従って、火炎の一部が熱交換器に部分的に接触すること
がなく、熱交換器全体を構辺なく均等に加熱することが
できる。

■　整流部により火炎の最上位置が若干低くなるから、
バーナから熱交換器までの上下寸法を更に短くすること
ができ、装置全体の小型化を促進させることができる。

■　バーナの形状を変えることなくガスマニホールドの
位置を側方より燃焼室に向けて配置できるので、従来の
ものに比べその燃焼状態が変化せずにガスマニホールド
の分だけ更に装置全体の上下寸法を小型化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す燃焼装置の縦断正面図
、第２図は同横断平面図で一部切欠して示し、第３図は
第１図の（ＩＩＩ）−（ＩＩ）線に沿える縦断側面図で
ある。１・・・燃焼室　　　　　２・・・バーナ２ａ・・・炎
孔面　　　　　３・・・二次空気通路４・・・整流部特許出願人　　　　東陶機器株式会社特許出願人　　　　川崎製鉄株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

燃焼室に向けて燃料ガスと一次空気との混合気を噴出す
る複数のバーナを等間隔毎に並設し、これら混合気と各
バーナ間の二次空気通路から噴出される二次空気とを燃
焼せしめる燃焼装置において、前記各バーナをその炎孔
面が水平方向に向くよう横向きにして鉛直方向へ複数配
置すると共に、最上に位置するバーナの炎孔面上方に整
流部を燃焼室内方へ適宜長さ突出させて設けたことを特
徴とする燃焼装置。