JP2662233B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2662233B2
JP2662233B2 JP3674488A JP3674488A JP2662233B2 JP 2662233 B2 JP2662233 B2 JP 2662233B2 JP 3674488 A JP3674488 A JP 3674488A JP 3674488 A JP3674488 A JP 3674488A JP 2662233 B2 JP2662233 B2 JP 2662233B2
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芳樹 佐野
幹夫 越智
亨 菊地
譲次 有田
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NIPPON YUPURO KK
TOTO KIKI KK
JFE Steel Corp
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NIPPON YUPURO KK
TOTO KIKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はフアンを利用して強制燃焼を行う高負荷燃焼
型の家庭用燃焼装置、詳しくは複数の炎孔よりなる炎孔
群が炎孔面の長手方向へ互いに分離して複数開穿される
バーナを、複数個燃焼室に向けて等間隔毎に並設し、こ
れらバーナより噴出する燃料ガス及び一次空気の混合気
と、各バーナ間に配設したリテーナから噴出する二次空
気とを燃焼せしめるものに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の燃焼装置として、例えば実願昭62−52
414号に記載される如く、各リテーナが、二次空気噴出
口を複数開穿した水平な二次空気噴出面と、この面の長
手方向側端縁から夫々同一方向へ折曲し外方へ突起が突
設される一対の脚部とにより断面型に形成され、該脚
部の略上半部をバーナ炎孔面より燃焼室側へ突出して配
置すると共に、上記突起で隣接するバーナ側面との間に
隙間を形成したものがある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし乍ら、このような従来の燃焼装置では二次空気
噴出面が火災に接近するため、火災により該面の温度が
上昇し耐久性が低下するばかりでなく、燃焼性能にも悪
影響を与えるという問題がある。
そこで、各リテーナの突出量を小さくしてこれらの問
題点を解決することが考えられるが、このものの場合に
は二次空気噴出口が炎孔面のレベルに接近するために、
二次空気が炎孔方向にも強く吹き込んで炎孔の基部を吹
き飛ばすという問題がある。
本発明は斯る従来事情に鑑み、二次空気噴出口の開設
位置を可能な限り炎孔面のレベルに接近させながら炎孔
方向への二次空気吹き出しをなくすことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本発明が講ずる技術的手
段は、各リテーナの二次空気噴出面を各バーナの炎孔面
より燃焼室側へ突出して断面略山型状に屈曲形成し、該
面の突出端に二次空気噴出口を各炎孔郡の相互中間に位
置して複数開穿したことを特徴とするものである。
〈作用〉 本発明は上記構成であるから、二次空気噴出面の屈曲
に沿って二次空気の流動方向を集合させ、各二次空気噴
出口から二次空気を噴出させることにより、各炎孔群の
中間位置から二次空気が夫々燃焼室側へ拡散されて各炎
孔群から噴出する混合気を囲むように供給せしめるもの
である。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、燃焼室(1)を上下に分割して構成す
ると共にこの燃焼下部室(1a)を上面及び一側面が開放
された箱型状の外室壁(1a1)と、この外室壁(1a1)内
に適宜間隔をあけて内装される内室壁(1a2)とにより
二重構造に構成し、これら内外室壁(1a1)(1a2)間に
外気を導いて内室壁(1a2)が冷却されるものであり、
該内室壁(1a2)の一側には複数のバーナ(2)…が横
向きに収納されるバーナーケース(1a3)を外室壁(1
a1)より突出させて一体連設している。
バーナーケース(1a3)は上下面を閉塞し内外側面が
開放された角筒状に形成され、その内部には複数のバー
ナ(2)を、その炎孔面(2a)…が内室壁(1a2)内方
へ向くと共に該面(2a)…の長手方向が水平になるよう
横向きにして上下方向へ所定間隔毎に夫々配設し、各バ
ーナ(2)…の相互間及び上下両端に位置するバーナ
(2)(2)とバーナーケース(1a3)の上下面との隙
間にはリテーナ(3)を装着せしめる二次空気通路
(3′)…が夫々形成されている。
バーナ(2)は炎孔面(2a)に対して燃料ガス及び一
次空気が供給されるスロート部(2b)を垂直状に有する
強制混合バーナで、上記炎孔面(2a)には円孔状の炎孔
(2a1)を複数個開穿してなる炎孔群(2a2)が炎孔面
(2a)の長手方向へ互いに分散して複数形成され、本実
施例ではその両側縁部を上記バーナーケース(1a3)内
面に沿って立設した一対のガイド板(1a4)(1a4)に夫
々嵌入させることによりバーナーケース(1a3)に装着
している。
リテーナ(3)は一枚の金属板を折曲して燃焼室
(1)側へ突出する断面略山型状に屈曲される二次空気
噴出面(3a)と、該二次空気噴出面(3a)の長手方向側
端縁から夫々同一方向へ折曲して外方へ突起(3b1)が
突設される一対の脚部(3b)(3b)とを形成し、本実施
例ではこれら二次空気噴出面(3a)及び脚部(3b)(3
b)の長手方向両端を前記両ガイド板(1a4)(1a4)に
夫々嵌入させることによりバーナーケース(1a3)に装
着し、その装着状態で二次空気噴出面(3a)がバーナ
(2)の炎孔面(2a)より燃焼室(1)内方へ突出して
配置すると共に、上記突起(3b1)で隣接するバーナ
(2)側面との間に隙間を形成せしめる。
また、上記二次空気噴出面(3a)の突出端、即ち該面
(3a)の短手方向中央には複数個の二次空気噴出口(3a
1)…を、装着状態で上記各炎孔群(2a2)…の相互中間
位置になるように開穿する。
各二次空気噴出口(3a1)…は燃焼室(1)側から略
菱形状に形成され、その各辺が内方へ向けて湾曲状に突
出しており、炎孔面(2a)に接近するに従ってその開口
面積が徐々に狭くなるように形成されている。
尚、図示例では二次空気噴出面(3a)の断面形状を半
円形状にしているが、これに限定されれず山型状や台形
状等に屈曲しても良く、各二次空気噴出口(3a1)…も
炎孔面(2a)に接近するに従ってその開口面積が徐々に
狭くなるように開穿されればどのような形状でも良い。
更に、前記バーナーケース(1a3)の外側面にはその
開口を部分的に閉塞せしめる帯状のバーナー固定板
(4)を立設し、このバーナー固定板(4)を介してガ
スマニホールド(5)を装着すると共に、該固定板
(4)にはバーナ(2)に対応する数の吸入孔(4a)…
が等間隔毎に開穿される。
ガスマニホールド(5)はバーナーケース(1a3)の
上下方向全長に亙って筒状に形成され、その外端より電
磁弁(6a)を介してガス供給管(6)に連絡すると共
に、内側面にはバーナ(2)に対応する数のガス供給ノ
ズル(5a)…を等間隔毎で一列状に突設し、これら各ガ
ス供給ノズル(5a)…の先端が上記各吸入孔(4a)を貫
通して各スロート部(2b)内に挿入するように取付け
る。
一方、前記燃焼上部室(1b)は外室壁(1a1)の上面
開口と嵌合する角筒状に形成され、その上端に熱交換器
(7)を横設し、該熱交換器(7)の下流側には排気路
(8)を介してファン(9)が配設され、このファン
(9)の吸引によって前記バーナーケース(1a3)の外
側開口から各二次空気通路(3′)…内に二次空気を夫
々導いている。
而して斯る燃焼装置はファン(9)の駆動により二次
空気が各二次空気通路(3′)…を経てその大部分が各
リテーナ(3)…の二次空気噴出面(3a)…へ供給さ
れ、残りが各バーナ(2)…とリテーナ(3)…の隙間
へ供給される。
各二次空気噴出面(3a)…に至った二次空気は該面
(3a)…の屈曲に沿ってその流動方向が絞られ、二次空
気噴出口(3a1)…から勢い良く噴出して燃焼室(1)
側へ拡散され、各炎孔群(2a2)…から燃焼室(1)側
へ向けて横方向へ噴出した混合気を囲むように供給され
る。
従って、各炎孔群(2a2)…の二次側に形成される火
災は炎孔面(2a)の短手方向には二次空気噴出面(3a)
に沿って広がり、炎孔面(2a)長手方向には各炎孔群
(2a2)…毎に分割されるため火炎干渉を発生せず二次
空気との接触面積が拡大される。
また、各バーナ(2)…とリテーナ(3)…の隙間へ
至った二次空気は、該隙間を通る間に減圧され低速の平
行空気となって燃焼室(1)側へ噴出し、火炎基部の保
炎を行う。
尚、前示実施例ではバーナ(2)を横向きに配設した
が、縦向きに配設しても同様であり、又ファン(9)が
バーナ(2)の二次側に配備される強制排気式の場合を
示したが、これに限定されずバーナ(2)の一次側にフ
ァン(9)を配備する押し込み送風式としても良く、更
に図面では熱交換器(7)が追焚用の風呂釜に配備され
る場合を示したが、これも限定されず、瞬間湯沸器等の
給湯用として使用するように構成しても良いことは言う
までもない。
〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有す
る。
二次空気噴出面の屈曲に沿って二次空気の流動方向
を集合させ、各二次空気噴出口から二次空気を噴出させ
ることにより、各炎孔群の中間位置から二次空気が夫々
燃焼室側へ拡散されて各炎孔郡から噴出する混合気を囲
むように供給せしめるので、二次空気噴出口の開設位置
を可能な限り炎孔面のレベルに接近させながら炎孔方向
への二次空気吹き出しをなくすことができる。
従って、従来のものに比べリテーナの温度上昇を防い
で耐久性を向上させることができると共に、燃焼性能を
向上させることができ、しかも炎孔面より火炎の基部を
吹き飛ばすことがなく着火源を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す燃焼装置の縦断正面図
で要部のみを部分的に示し、第2図は同横断平面図で一
部切欠して示し、第3図は燃焼装置全体を示す縮小縦断
側面図である。 1……燃焼室、2……バーナ 2a……炎孔面、2a1……炎孔 2a2……炎孔群、3……リテーナ 3a……二次空気噴出面、3a1……二次空気噴出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 芳樹 滋賀県甲賀郡甲西町大字朝国1番地 東 陶機器株式会社滋賀工場内 (72)発明者 越智 幹夫 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社内 (72)発明者 菊地 亨 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社内 (72)発明者 有田 譲次 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2―88 川崎製鉄株式会社阪神製造所内 (56)参考文献 特開 昭62−202919(JP,A) 特開 昭62−297613(JP,A) 実開 昭63−159617(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の炎孔よりなる炎孔群が炎孔面の長手
    方向へ互いに分離して複数開穿されるバーナを、複数個
    燃焼室に向けて等間隔毎に並設し、これらバーナより噴
    出する燃料ガス及び一次空気の混合気と、各バーナ間に
    配設したリテーナから噴出するに二次空気とを燃焼せし
    める燃焼装置において、前記各リテーナの二次空気噴出
    面を各バーナの炎孔面より燃焼室側へ突出して断面略山
    型状に屈曲形成し、該面の突出端に二次空気噴出口を各
    炎孔群の相互中間に位置して複数開穿したことを特長と
    する燃焼装置。
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