JPH01212721A - 方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
方向性電磁鋼板の製造方法Info
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- JPH01212721A JPH01212721A JP27664987A JP27664987A JPH01212721A JP H01212721 A JPH01212721 A JP H01212721A JP 27664987 A JP27664987 A JP 27664987A JP 27664987 A JP27664987 A JP 27664987A JP H01212721 A JPH01212721 A JP H01212721A
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Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、(1)01<OOHを主方位とする方向性
電磁鋼板の製造方法に関する6〔従来の技術〕 方向性を磁鋼板は主として変圧器の鉄心に多用されるも
ので、一般には圧延方向の励磁特性と鉄損特性に優れた
3%(重量%、以下同様)前後のSiを含有するものが
汎用されてきた。
電磁鋼板の製造方法に関する6〔従来の技術〕 方向性を磁鋼板は主として変圧器の鉄心に多用されるも
ので、一般には圧延方向の励磁特性と鉄損特性に優れた
3%(重量%、以下同様)前後のSiを含有するものが
汎用されてきた。
ところが近年、電気機器の多様化に伴い磁気特性に対す
る要望も多様化し、既存の3%Si品に較べ低コストな
こと、飽和磁束密度のより高いこと等、厳しい条件が付
されるようになってきた。
る要望も多様化し、既存の3%Si品に較べ低コストな
こと、飽和磁束密度のより高いこと等、厳しい条件が付
されるようになってきた。
かかる事情を背景に近年、炭素含有量の低い低Si系の
軟磁性材料が俄に注目を浴びるようになった。低炭素、
低Si系の材料は方向性IM、磁鋼板とするための製造
工程が上記のような高Si材に比べ簡単で、コスト低減
の可能性が高く、しかも特に磁束密度については、SI
含有緊が低いことから非常にすぐれた性能が期待される
ものである。
軟磁性材料が俄に注目を浴びるようになった。低炭素、
低Si系の材料は方向性IM、磁鋼板とするための製造
工程が上記のような高Si材に比べ簡単で、コスト低減
の可能性が高く、しかも特に磁束密度については、SI
含有緊が低いことから非常にすぐれた性能が期待される
ものである。
ところが、この種の材料はその一方で、顕著な方向性の
付与がきわめて困難であるとされ、実際、通常知られる
範囲の技術では、磁気特性の面で実用に供し得るほどの
ものを製造することは不可能であったのである。
付与がきわめて困難であるとされ、実際、通常知られる
範囲の技術では、磁気特性の面で実用に供し得るほどの
ものを製造することは不可能であったのである。
このようなことから、低Si域を含む5i含有量の広い
範囲(実質θ〜4%)に亘って稿低炭素の方向性電磁鋼
板を製造し得る技術が必要とされ、その開発が望まれて
きた。
範囲(実質θ〜4%)に亘って稿低炭素の方向性電磁鋼
板を製造し得る技術が必要とされ、その開発が望まれて
きた。
この要求に応えるものとして、本発明者らは先に極微量
のA1を添加する方向性電磁鋼板の製造方法を見出し、
提案した(特開昭61−91329号、同62−834
21号、以下先願とする)。
のA1を添加する方向性電磁鋼板の製造方法を見出し、
提案した(特開昭61−91329号、同62−834
21号、以下先願とする)。
これは、基本的には熱間圧延鋼板に、冷間圧延後−次回
結晶を行わしめる焼鈍と二次再結晶を行わしめる仕上焼
鈍とを施して方向性量VA鋼板を製造する場合において
、極低炭素の素材鋼中に極微量のAlを添加しておき、
仕上焼鈍前に適正な形態、分布でAINを析出させ、こ
れを−成典結晶粒の粒成長を抑制するインヒビターとす
ることによって、仕上焼鈍での二次再結晶を安定に生じ
させるというものである。この方法は、通常必要とされ
る工程途中での脱炭焼鈍が省略でき、かつまた仕上焼鈍
もα域での低温焼鈍で二次再結晶を発生させることがで
きるので、低コスト化が可能である。
結晶を行わしめる焼鈍と二次再結晶を行わしめる仕上焼
鈍とを施して方向性量VA鋼板を製造する場合において
、極低炭素の素材鋼中に極微量のAlを添加しておき、
仕上焼鈍前に適正な形態、分布でAINを析出させ、こ
れを−成典結晶粒の粒成長を抑制するインヒビターとす
ることによって、仕上焼鈍での二次再結晶を安定に生じ
させるというものである。この方法は、通常必要とされ
る工程途中での脱炭焼鈍が省略でき、かつまた仕上焼鈍
もα域での低温焼鈍で二次再結晶を発生させることがで
きるので、低コスト化が可能である。
また低温焼鈍で二次再結晶が可能であるということは、
α−T変態があるために高温焼鈍ができない低Si鋼で
も、問題なく二次再結晶を生じさせることができるとい
うことであり、このことも大きなメリットとなる。
α−T変態があるために高温焼鈍ができない低Si鋼で
も、問題なく二次再結晶を生じさせることができるとい
うことであり、このことも大きなメリットとなる。
(発明が解決しようとする問題点)
先願の方法は、このように有効なものであるが、これも
その後の実験により実用上必ずしも満足のゆくものでは
ないことが明らかとなってきた。すなわち、この方法は
AI含有暖の適正範囲が狭いため製鋼でのAI量の調製
が難しく、実際上その適中率を良好に維持することは困
難である。また、仕上焼鈍における二次再結晶の安定性
に今−歩の感があり、必ずしも十分なものとはいえない
ものである。
その後の実験により実用上必ずしも満足のゆくものでは
ないことが明らかとなってきた。すなわち、この方法は
AI含有暖の適正範囲が狭いため製鋼でのAI量の調製
が難しく、実際上その適中率を良好に維持することは困
難である。また、仕上焼鈍における二次再結晶の安定性
に今−歩の感があり、必ずしも十分なものとはいえない
ものである。
本発明は、上記先願の方法の改良に係るもので、同法の
利点を生かしながら上記難点を有効に解消した方向性電
磁鋼板の製造方法を提供する。
利点を生かしながら上記難点を有効に解消した方向性電
磁鋼板の製造方法を提供する。
本発明者らは、先願の方法の適用時における製鋼でのA
I適中率の改善および仕上焼鈍における二次再結晶の安
定性の向上に有効な手段を見出すべく、鋭意実験、研究
を続けた結果、下記の如き知見を得た。
I適中率の改善および仕上焼鈍における二次再結晶の安
定性の向上に有効な手段を見出すべく、鋭意実験、研究
を続けた結果、下記の如き知見を得た。
■ Affiの適中率を上げるには、溶鋼中の酸素レベ
ルを低位に安定させることが必要である。そして、酸素
レベルを低位に安定させる手段としては、AIよりも脱
酸力の強いTiの添加が有効である。
ルを低位に安定させることが必要である。そして、酸素
レベルを低位に安定させる手段としては、AIよりも脱
酸力の強いTiの添加が有効である。
■ このTiの添加はまた、二次再結晶の安定化にも有
効に寄与する。ただし、添加量が多過ぎると、二次再結
晶温度を高めることが必要となり、コスト低減に逆行す
る結果となる。
効に寄与する。ただし、添加量が多過ぎると、二次再結
晶温度を高めることが必要となり、コスト低減に逆行す
る結果となる。
本発明は上記の知見に基づくものであって、下記の製造
方法を要旨とする。
方法を要旨とする。
c0.oi%以下、S I 4.0%以下、Mn1.5
%以下、P0.2%以下1、S0.015%以下、S。
%以下、P0.2%以下1、S0.015%以下、S。
1、A10.003〜0.015%、N0.0010〜
0.0100%、Ti0.5〜0.015%、で残部は
Feおよび不可避的不純物からなる熱延鋼板を用い、7
00〜1000℃の熱延板焼鈍を行ってからまたは行わ
ずに、−回の冷間圧延または中間焼鈍を挟む2回以上の
冷間圧延を実施して最終板厚とし、次いで650〜95
0℃の連続焼鈍を行い、しかるのち800〜950℃の
仕上焼鈍を施して二次再結晶を生じさせることを特徴と
する方向性電磁鋼板の製造方法。
0.0100%、Ti0.5〜0.015%、で残部は
Feおよび不可避的不純物からなる熱延鋼板を用い、7
00〜1000℃の熱延板焼鈍を行ってからまたは行わ
ずに、−回の冷間圧延または中間焼鈍を挟む2回以上の
冷間圧延を実施して最終板厚とし、次いで650〜95
0℃の連続焼鈍を行い、しかるのち800〜950℃の
仕上焼鈍を施して二次再結晶を生じさせることを特徴と
する方向性電磁鋼板の製造方法。
以下、本発明の各構成要件について具体的かつ詳細に説
明する。
明する。
○ まず使用する熱延鋼板の鋼成分の限定理由は次のと
おりである。
おりである。
C:鋼中のC量が0,01%をこえると、鉄損の悪化や
磁気時効の劣化など、磁気特性上好ましくない現象が顕
著となる。よってCは0.01%以下とした。
磁気時効の劣化など、磁気特性上好ましくない現象が顕
著となる。よってCは0.01%以下とした。
なお、Cは、磁気特性上好なければ少ないほど有利であ
ることから、下限はとくに規定しない。
ることから、下限はとくに規定しない。
因に、従来の方向性電磁鋼板は、素材(熱延板)の段階
では0,03〜0.06%程度のCを含ませているのが
通例であり、これは冷延以降の過程で脱炭焼鈍により低
減して製品C量とされている。
では0,03〜0.06%程度のCを含ませているのが
通例であり、これは冷延以降の過程で脱炭焼鈍により低
減して製品C量とされている。
かかる工程途中までのC含有が、最終成品の磁性向上に
役立つとの考えからであるが、本発明はこのようなC含
有を行わずともすぐれた磁気特性が得られるものであり
、素材鋼中へのC含有は必要ない、むしろ低コスト化の
ために経済的に不利な脱炭焼鈍を省略する意味から、製
鋼段階で脱炭を行って予めCwkを、最終CMとして求
められる0゜01%以下の極低にしておくことが必要と
なるのである。
役立つとの考えからであるが、本発明はこのようなC含
有を行わずともすぐれた磁気特性が得られるものであり
、素材鋼中へのC含有は必要ない、むしろ低コスト化の
ために経済的に不利な脱炭焼鈍を省略する意味から、製
鋼段階で脱炭を行って予めCwkを、最終CMとして求
められる0゜01%以下の極低にしておくことが必要と
なるのである。
Si:Siは磁気特性に支配的影響を与える元素である
。一般にはStが多くなるにつれ、鉄tiについては改
善され、飽和磁束密度の方は逆に悪化する傾向となる。
。一般にはStが多くなるにつれ、鉄tiについては改
善され、飽和磁束密度の方は逆に悪化する傾向となる。
電磁鋼板としての性能は、基本的にはこのSilの選定
によって決定される。
によって決定される。
本発明は、種々の要求に対応できるよう、Si含有量の
広い範囲に亘って良好な磁気特性を得ることを狙いとし
ているが、Si4.0%とえでは冷延が困難となる。よ
ってSiの上限を4.0%と定めた。
広い範囲に亘って良好な磁気特性を得ることを狙いとし
ているが、Si4.0%とえでは冷延が困難となる。よ
ってSiの上限を4.0%と定めた。
なお、下限については、必要により十分に高い磁束密度
が実現できるよう、特に規定を設けなかった・ Mn:打抜き性向上のための硬さ調整に有効であり、こ
の意味ではとくに低Si鋼にとって有用である。またS
iはどではないが、鋼板の電気抵抗を高め鉄損を下げる
効果もある。しかし、1.5%をこえる含有は製品の脆
化を招く、シたがって1.5%を上限とした。
が実現できるよう、特に規定を設けなかった・ Mn:打抜き性向上のための硬さ調整に有効であり、こ
の意味ではとくに低Si鋼にとって有用である。またS
iはどではないが、鋼板の電気抵抗を高め鉄損を下げる
効果もある。しかし、1.5%をこえる含有は製品の脆
化を招く、シたがって1.5%を上限とした。
なお、下限については、不可避的不純物レベルでも磁気
特性上とくに問題となることはないので、とくに規定し
なかった。
特性上とくに問題となることはないので、とくに規定し
なかった。
P:硬度を高め打抜き性を向上させる効果があるので、
低Si鋼の場合に有用であるが、0.2%をこえると冷
間圧延性を害することになる。このことから、0.2%
を上限として、添加を許容することとした。
低Si鋼の場合に有用であるが、0.2%をこえると冷
間圧延性を害することになる。このことから、0.2%
を上限として、添加を許容することとした。
なお、Pは不可避的不純物レベルでもとくに問題ないの
で、下限については定めなかった。
で、下限については定めなかった。
S二本発明ではAINを二次再結晶前の結晶粒粗大化を
抑制するインヒビターとしている。インヒビターとして
は通常、MnSが利用されるが、主たるインヒビターと
してこれを使用しないので、多量のSを添加する必要は
ない。むしろ多量のS添加は二次再結晶温度の上昇につ
ながる。このことからSは、0.015%以下とした。
抑制するインヒビターとしている。インヒビターとして
は通常、MnSが利用されるが、主たるインヒビターと
してこれを使用しないので、多量のSを添加する必要は
ない。むしろ多量のS添加は二次再結晶温度の上昇につ
ながる。このことからSは、0.015%以下とした。
なお、本発明はこの0.015%以下の範囲内のS添加
により、MnSを補助的なインヒビターとして利用する
ことを妨げない。
により、MnSを補助的なインヒビターとして利用する
ことを妨げない。
Sol、Affiffミニ−成粒の粒成長を抑えるAI
Nを形成させるのに必要な元素であり、その添加量の規
定は本発明において極めて重要な意味をもつ。
Nを形成させるのに必要な元素であり、その添加量の規
定は本発明において極めて重要な意味をもつ。
AIlの含有量をSob、A/量で0. OO3〜0゜
015%と定めたのは、その下限値未満ではインヒビタ
ーとしてのAIN量の絶対量が不足して十分な効果が期
待できず、−力士限値を超えるとインヒビターの量が多
くなり過ぎるとともに、分布の形態も適当でなくなり、
低温仕上焼鈍で安定した二次再結晶を得ることができな
くなるがらである。
015%と定めたのは、その下限値未満ではインヒビタ
ーとしてのAIN量の絶対量が不足して十分な効果が期
待できず、−力士限値を超えるとインヒビターの量が多
くなり過ぎるとともに、分布の形態も適当でなくなり、
低温仕上焼鈍で安定した二次再結晶を得ることができな
くなるがらである。
N:インヒビターとしてのAIN形成に不可欠な元素で
あり、その意味から少なくとも0.ooi。
あり、その意味から少なくとも0.ooi。
5以上必要とされる。ただし、0.0100%を超えて
含有させても、インヒビター効果の面で意味がない。よ
ッテ、Nは0.0010−0.0100%に定めた。
含有させても、インヒビター効果の面で意味がない。よ
ッテ、Nは0.0010−0.0100%に定めた。
TI=本発明を特徴づける成分である。先にも述べたと
おり、Tiは製鋼でのへ〇適中率の向上と仕上焼鈍にお
ける二次再結晶の安定性確保のために使用される。
おり、Tiは製鋼でのへ〇適中率の向上と仕上焼鈍にお
ける二次再結晶の安定性確保のために使用される。
第1図は、Ti量を変化させて磁気特性(磁束密度)へ
の影響を調査した結果を示す、供試材は、C0. 00
2%、Si0.8%、Mn0.25%、Po。
の影響を調査した結果を示す、供試材は、C0. 00
2%、Si0.8%、Mn0.25%、Po。
013%、S0.005%、So 1. Al0.00
6〜0.008%、N0.OO30〜0.0036%テ
T1)を種々変化させたもので、そのような組成の2.
1龍厚の熱延板を0.35龍厚に冷間圧延し、次いで7
50℃で20秒の連続焼鈍後、25%H2+75%Nt
雰囲気にて850℃で10時間の仕上焼鈍を行い、得ら
れた焼鈍材について圧延方向の磁束密度を調査した結果
である。
6〜0.008%、N0.OO30〜0.0036%テ
T1)を種々変化させたもので、そのような組成の2.
1龍厚の熱延板を0.35龍厚に冷間圧延し、次いで7
50℃で20秒の連続焼鈍後、25%H2+75%Nt
雰囲気にて850℃で10時間の仕上焼鈍を行い、得ら
れた焼鈍材について圧延方向の磁束密度を調査した結果
である。
Ti添加量が0.005〜0.02%の範囲において、
磁束密度は高レベルに安定している。これは、+]IO
+ <001>を主方位とする二次再結晶が安定して
生じたことによるものである。かかる二次再結晶の安定
化は未だ十分に解明されていないが、適正量のTiある
いはTiの炭窒化物、硫化物が、主要なインヒビターと
してのAINと協同して適度な一次再結晶粒の粒成長抑
制効果を発揮し、850℃というような比較的低温の焼
鈍において二次再結晶の安定発生を促す形となるためと
考えられる。
磁束密度は高レベルに安定している。これは、+]IO
+ <001>を主方位とする二次再結晶が安定して
生じたことによるものである。かかる二次再結晶の安定
化は未だ十分に解明されていないが、適正量のTiある
いはTiの炭窒化物、硫化物が、主要なインヒビターと
してのAINと協同して適度な一次再結晶粒の粒成長抑
制効果を発揮し、850℃というような比較的低温の焼
鈍において二次再結晶の安定発生を促す形となるためと
考えられる。
なお、図においてTi含有量が0.005%未満では、
磁束密度に大きなバラツキが認められ、−方0.02%
ごえの範囲においては、磁束密度にバラツキはないが、
値自体低いものとなっている。
磁束密度に大きなバラツキが認められ、−方0.02%
ごえの範囲においては、磁束密度にバラツキはないが、
値自体低いものとなっている。
これは、0.005%未満ではインヒビターとなるAI
Nの分布および量が安定して得られず、また0、02%
とえでは、−成典結晶粒の粒成長抑制効果がつよくなり
過ぎて、850℃程度の低温焼鈍ではこの二次再結晶が
発生しなかったためと考えられる。
Nの分布および量が安定して得られず、また0、02%
とえでは、−成典結晶粒の粒成長抑制効果がつよくなり
過ぎて、850℃程度の低温焼鈍ではこの二次再結晶が
発生しなかったためと考えられる。
以上のことから、Tiは0.OO5〜0.02%の範囲
とした。
とした。
なお、Tiは鉄損に対しては、Ti単独では本発明鋼の
範囲の量では特に大きな影響をおよぼさない、しかし本
発明範囲にて二次再結晶が安定して生じるため、鉄ti
は低下する。
範囲の量では特に大きな影響をおよぼさない、しかし本
発明範囲にて二次再結晶が安定して生じるため、鉄ti
は低下する。
また、Tiは製鋼での八ρの連中率の向上にも寄与する
が、これは添加Tiが溶鋼中の酸素を同定し自由酸素の
レベルを低位に安定させ、その結果添加A1の止り率が
安定化することによるものである。このような効果は、
上記0.oos〜0,02%のTiレベルにおいて十分
に発揮されることになる。
が、これは添加Tiが溶鋼中の酸素を同定し自由酸素の
レベルを低位に安定させ、その結果添加A1の止り率が
安定化することによるものである。このような効果は、
上記0.oos〜0,02%のTiレベルにおいて十分
に発揮されることになる。
O次に、製造プロセスについて述べる。
本発明の方法は、基本的には上記のような成分条件に適
合した熱延鋼板を用い、これを冷間圧延し、次いで連続
焼鈍(冷延後の焼鈍)の後、仕上焼鈍を行うもので、必
要により熱延板の段階での焼鈍が追加される。
合した熱延鋼板を用い、これを冷間圧延し、次いで連続
焼鈍(冷延後の焼鈍)の後、仕上焼鈍を行うもので、必
要により熱延板の段階での焼鈍が追加される。
各工程について説明すると、次のとおりである。
■ 熱延板焼鈍
素材鋼中のSilが1.5%をこえると、リジング発生
の問題が生じてくる。
の問題が生じてくる。
熱延板焼鈍はこれに対処するためのもので、必要に応じ
て実施される。熱延板焼鈍は連続焼鈍によるのが望まし
い。
て実施される。熱延板焼鈍は連続焼鈍によるのが望まし
い。
焼鈍温度については、700℃未満ではりジング防止の
効果が十分でなく、1000℃をこえると粒径の粗大化
を来し、冷延の実施が困難となる。
効果が十分でなく、1000℃をこえると粒径の粗大化
を来し、冷延の実施が困難となる。
よって700〜1000℃の範囲とすべきである。
なお、熱延板を得る工程については、特に制限するもの
ではない。転炉溶製一連続鋳造−熱延のプロセスを経る
のが常法であるが、本発明の場合にも、これと同じプロ
セスによることができる。
ではない。転炉溶製一連続鋳造−熱延のプロセスを経る
のが常法であるが、本発明の場合にも、これと同じプロ
セスによることができる。
■ 冷間圧延
1回または2回以上の冷間圧延とする。2回圧延を実施
する場合は、冷延と冷延との間に軟化のための中間焼鈍
の工程を挟む、中間焼鈍の条件としては、700〜95
0℃が一般である。
する場合は、冷延と冷延との間に軟化のための中間焼鈍
の工程を挟む、中間焼鈍の条件としては、700〜95
0℃が一般である。
○ 冷延後の焼鈍
安定した二次再結晶を発生させるには、インヒビターと
なるAI!Nの適正な状態(分布および形態)ならびに
−次回結晶集合組織が必要である。
なるAI!Nの適正な状態(分布および形態)ならびに
−次回結晶集合組織が必要である。
これを実現するのが冷延後の焼鈍である。
冷延後の焼鈍は、急速加熱の焼鈍が必要であり、これに
は連続焼鈍が適している。
は連続焼鈍が適している。
焼鈍の条件としては、加熱速度は5℃/S以上とするこ
とが望まれる。焼鈍温度は、650℃未満では焼鈍の効
果が得られず、また1000℃をこえるとA7!Nの分
布および一次再結晶の粒径等の面で問題が生じる。よっ
て本発明では、650〜1000℃の範囲に限定した。
とが望まれる。焼鈍温度は、650℃未満では焼鈍の効
果が得られず、また1000℃をこえるとA7!Nの分
布および一次再結晶の粒径等の面で問題が生じる。よっ
て本発明では、650〜1000℃の範囲に限定した。
なお、この焼鈍はα領域内である必要があり、そのため
低51w4の上限温度はα−γ変a変度温度まり、10
00℃以下の温度となるものもある。
低51w4の上限温度はα−γ変a変度温度まり、10
00℃以下の温度となるものもある。
○ 仕上焼鈍
本発明は、成分の適正化により低温の仕上焼鈍で安定な
二次再結晶を生じさせるものであり、仕上焼鈍ではいわ
ゆる1000℃以上の高温の純化焼鈍も行わない。この
ことが、コストの低減にむすびつく。
二次再結晶を生じさせるものであり、仕上焼鈍ではいわ
ゆる1000℃以上の高温の純化焼鈍も行わない。この
ことが、コストの低減にむすびつく。
この仕上焼鈍の温度は、800℃未満では十分な二次再
結晶が生じず、良好な磁気特性は期待でない、また95
0℃をこえる焼鈍は必要がないばかりか、コストの上昇
を来すことになる。また低Si鋼では950℃以上では
r 85域となる場合もあり、この時は二次再結晶が発
生しない。このようなことから焼鈍温度は、800〜9
50℃に規定した。
結晶が生じず、良好な磁気特性は期待でない、また95
0℃をこえる焼鈍は必要がないばかりか、コストの上昇
を来すことになる。また低Si鋼では950℃以上では
r 85域となる場合もあり、この時は二次再結晶が発
生しない。このようなことから焼鈍温度は、800〜9
50℃に規定した。
第1表に示す種々の成分系の熱延板に同表に示す条件の
冷延一連続焼鈍−仕上焼鈍(雰囲気:?&1)〜10は
50%H2+50%N2、階1)〜16は25%Hz+
75%N2、階17.18は75%Hz+25%N2で
均熱の初期の4h焼鈍し、その後の均熱は100%H2
に切換えた。)を施した。ただし1m17.18につい
ては、冷延前に同表の条件で熱延板焼鈍を実施した。
冷延一連続焼鈍−仕上焼鈍(雰囲気:?&1)〜10は
50%H2+50%N2、階1)〜16は25%Hz+
75%N2、階17.18は75%Hz+25%N2で
均熱の初期の4h焼鈍し、その後の均熱は100%H2
に切換えた。)を施した。ただし1m17.18につい
ては、冷延前に同表の条件で熱延板焼鈍を実施した。
得られた仕上焼鈍材について、圧延方向の磁気特性(鉄
…、磁束密度)を測定した。測定は、JIs C25
50によった。
…、磁束密度)を測定した。測定は、JIs C25
50によった。
結果を同表右欄に示す。
試験の結果について説明する。
○ l1hl〜4は、同一の組成(本発明範囲内)で仕
上焼鈍温度を変化させた例で、焼鈍温度が低目および高
目に外れた(以下「外れた」は「本発明範囲から外れた
」の意味、以下同様)Nil、および−4は、同温度の
適正な本発明例陽2.3に比べて、鉄ti、m束密度と
も大きく劣っている。これは二次再結晶が生じなかった
ことによるもので、lh4の場合には焼鈍がT域焼鈍と
なったために、二次再結晶が生じなかったのである。
上焼鈍温度を変化させた例で、焼鈍温度が低目および高
目に外れた(以下「外れた」は「本発明範囲から外れた
」の意味、以下同様)Nil、および−4は、同温度の
適正な本発明例陽2.3に比べて、鉄ti、m束密度と
も大きく劣っている。これは二次再結晶が生じなかった
ことによるもので、lh4の場合には焼鈍がT域焼鈍と
なったために、二次再結晶が生じなかったのである。
○ 階5はSi量0.3%の本発明例で、Si0.1%
の本発明例隘2.3と比較してみると、磁束密度は多少
低くなっているが、その分鉄損の方がよりすぐれたもの
となっており、NQ2.3同様、両特性のバランスのよ
り高いレベルとの磁気特性が得られている。
の本発明例隘2.3と比較してみると、磁束密度は多少
低くなっているが、その分鉄損の方がよりすぐれたもの
となっており、NQ2.3同様、両特性のバランスのよ
り高いレベルとの磁気特性が得られている。
○ 隘6〜隘9は製造条件を本発明範囲内に固定してS
ol、Al1のみ変化させた例で、Sol。
ol、Al1のみ変化させた例で、Sol。
AI量が低目に外れる隘6と高目に外れる尚9は、二次
再結晶が得られず、本発明例階7.8に比べ、磁気特性
(鉄損、磁束密度)が著しく劣ったものとなった。
再結晶が得られず、本発明例階7.8に比べ、磁気特性
(鉄損、磁束密度)が著しく劣ったものとなった。
0ThlOは、Si量0.6%の本発明例で、これも本
発明例2.3と対比してみると、磁束密度の方はやや落
ちるものの、鉄1iは改善されており、全体として高性
能なものとなっている。
発明例2.3と対比してみると、磁束密度の方はやや落
ちるものの、鉄1iは改善されており、全体として高性
能なものとなっている。
○ 1)m1)〜16は、他の条件を一定にして、Tl
添加量を変化させたもので、Tilが低目および高めに
外れた1lhllと1)h16は、二次再結晶が不十分
で、鉄損、磁束密度ともに、本発明例階12〜15のよ
うに良好なものが得られなっかった。
添加量を変化させたもので、Tilが低目および高めに
外れた1lhllと1)h16は、二次再結晶が不十分
で、鉄損、磁束密度ともに、本発明例階12〜15のよ
うに良好なものが得られなっかった。
○ 患17.18は、それぞれSi量が2.1%、3.
2%の本発明例であり、例えばSi量0.8%の本発明
例14に比較してみると、磁束密度は多少低い傾向があ
るが、鉄損の方に相当の改善が認められ、良好な磁気特
性が実現されている。
2%の本発明例であり、例えばSi量0.8%の本発明
例14に比較してみると、磁束密度は多少低い傾向があ
るが、鉄損の方に相当の改善が認められ、良好な磁気特
性が実現されている。
以上の説明から明らかなように本発明の方法は、低Si
域を含む広い範囲に亘って鉄を員、磁束密度がともに良
好な高性能の方向性電磁鋼板を安定して製造することが
可能である。しかも、素材鋼へのTiの添加により、製
鋼時A1の連中率を良好に維持することが可能となる。
域を含む広い範囲に亘って鉄を員、磁束密度がともに良
好な高性能の方向性電磁鋼板を安定して製造することが
可能である。しかも、素材鋼へのTiの添加により、製
鋼時A1の連中率を良好に維持することが可能となる。
第1表はTiの磁束密度に対する影響を調査した結果を
示すプロット図である。 T+ (yo) 手続 (甫 正 鶏−(方式) 1.事件の表示 昭和62年特許願第276649号 2、発明の名称 方向性電磁鋼板の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人。 代表者新宮康男 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄。 7、補正の内容 明細書第20頁5行目「第1表は」とあるを「第1図は
」に補正します。 以 上
示すプロット図である。 T+ (yo) 手続 (甫 正 鶏−(方式) 1.事件の表示 昭和62年特許願第276649号 2、発明の名称 方向性電磁鋼板の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人。 代表者新宮康男 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄。 7、補正の内容 明細書第20頁5行目「第1表は」とあるを「第1図は
」に補正します。 以 上
Claims (2)
- (1)重量%で、C0.01%以下、Si4.0%以下
、Mn1.5%以下、P0.2%以下、S0.015%
以下、Sol、Al0.003〜0.015%、N0.
0010〜0.0100%、Ti0.005〜0.02
%で、残部はFeおよび不可避的不純物からなる熱延鋼
板を、1回の冷間圧延又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷
間圧延により最終板厚とし、次いで650〜1000℃
の連続焼鈍を行い、しかるのち800〜950℃の仕上
焼鈍を施し二次再結晶を生じさせることを特徴とする方
向性電磁鋼板の製造方法。 - (2)冷間圧延前に熱延鋼板に700〜1000℃で焼
鈍を施すことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
方向性電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27664987A JPH0625381B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27664987A JPH0625381B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212721A true JPH01212721A (ja) | 1989-08-25 |
JPH0625381B2 JPH0625381B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=17572394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27664987A Expired - Lifetime JPH0625381B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625381B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0503680A2 (en) * | 1991-03-15 | 1992-09-16 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Oriented silicon steel sheets and production process therefor |
JPH09118920A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Nippon Steel Corp | 磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の安定製造方法 |
JP2003201518A (ja) * | 2002-01-11 | 2003-07-18 | Jfe Steel Kk | 磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2004292833A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Jfe Steel Kk | 下地被膜を有しない、打ち抜き加工性の良好な方向性電磁鋼板の製造方法 |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP27664987A patent/JPH0625381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0503680A2 (en) * | 1991-03-15 | 1992-09-16 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Oriented silicon steel sheets and production process therefor |
EP0503680A3 (en) * | 1991-03-15 | 1995-01-11 | Sumitomo Metal Ind | Oriented silicon steel sheets and production process therefor |
JPH09118920A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Nippon Steel Corp | 磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の安定製造方法 |
JP2003201518A (ja) * | 2002-01-11 | 2003-07-18 | Jfe Steel Kk | 磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2004292833A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Jfe Steel Kk | 下地被膜を有しない、打ち抜き加工性の良好な方向性電磁鋼板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625381B2 (ja) | 1994-04-06 |
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