JPH01212318A - カルマン渦流量計 - Google Patents

カルマン渦流量計

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JPH01212318A
JPH01212318A JP3784888A JP3784888A JPH01212318A JP H01212318 A JPH01212318 A JP H01212318A JP 3784888 A JP3784888 A JP 3784888A JP 3784888 A JP3784888 A JP 3784888A JP H01212318 A JPH01212318 A JP H01212318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vortex
housing
vortex generator
karman
karman vortex
Prior art date
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Pending
Application number
JP3784888A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneo Imamura
今村 兼雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01212318A publication Critical patent/JPH01212318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内燃機関の吸気流m等を検出するカルマン
渦流量計に関する。
(従来の技術) カルマン渦流量計は、第3図の横断面図に示すように、
流体1が矢印方向に流れるハウジング2内に流路を横切
る柱状の渦発生体3を配置し、渦発生体3の下流側に左
右交互に発生するカルマン渦4の発生周波数が、流体1
の流速(従って流量)に対応することを利用して、流体
1の流口を測定するものである。
カルマン渦4の発生周波数を検出するには、渦の圧力に
より振動部材を振動させてこの振動を光学的に検出する
方法、渦による流体の流れの変化に応じた発熱状態の抵
抗線1の抵抗値の変化を検出する方法等がある。光学的
に検出された振動、熱線抵抗の抵抗値の変化等は第4図
に示すように電気的出力に変換され、得られたカルマン
渦原信号5は比較回路に入力されて固定スライス・レベ
ルS+、S−と比較され、矩形波6に変換して出力され
る。この矩形波6の1秒間当りの数をカウントすること
により、カルマン渦4の発生周波数が求まり、流体1の
流層に変換される。
先行技術文献としては、例えば実開昭56−59618
号公報がある。
このようなカルマン渦流量計では流路内に流線に直交す
るようにカルマン渦発生体を設置する。
この為に一般的な方法はハウジングの側壁の1箇所に門
通孔を設け(以後この貫通孔の側を上側という)、流路
を挟んで反対側に凹所を設け(以後この凹所の側を下側
という)、渦発生体を上側貫通孔から挿入して下側凹所
内に嵌合させる構造が採用される。なおこの状態におい
て渦発生体が流線に直交するように上側、下側の孔ない
し凹所はそれぞれ位H設定されている。
一般に渦発生体の断面は三角形あるいは長方形等が用い
られ、円形でないことがある。ところが、前記貫通孔な
いし凹所は加工性及びシール性等を勘案して断面円形と
なっている。そこで断面円形の孔ないし凹所に断面円形
でない渦発生体を嵌合させる為に、渦発生体のハウジン
グの壁と対応する部分には断面円形の嵌合部が設けられ
る。
本発明者はカルマン渦流量計の計量精度を向上させる研
究に従事している間に、前記嵌合部の流路側の面と、ハ
ウジングの内面との間に段差があると計量精度に悪影菅
を及ぼすことを見出した。
すなわち、第6図に示すように嵌合物とハウジングの各
内面が面一とならず段差りがあると、この段差部8で、
カルマン渦4とは別のトレーリング渦9が発生する。渦
発生体3の下流側に発生するカルマン渦4は、トレーリ
ング渦9の発生により、圧力導入孔、抵抗線等のカルマ
ン渦検出部10が位置する下流部で歪んだ形のカルマン
渦4′になる。この結束前られるカルマン渦原信号5は
、第4図に示すように、出力振幅の小さい波形を持つ不
安定な信号11となる。このようにカルマン渦原信号5
が不安定な場合は、渦の発生に対応した矩形波6が出力
されず、周波数欠損12の状態となり、誤った流量計測
となる。なお、この現象は、渦発生体3の本体横断面積
相当の面積を有する円の直径を代表寸法りとした流体1
のレイノルズ数 Re−(Dvl/ν (ここで、V−流速、シー動粘性係数)が、1×10〜
3×105の領域で発生する。
発明者はこのようなカルマン渦の不安定状態を解消する
には、嵌合物の内面7aと、ハウジングの内面2aとを
ほぼ同一面とすることが極めて有力であることを見出し
た。すなわち前記段差りが零ないし微小(発明者が実測
した例では±0.1ms+以下)であれば、このカルマ
ン渦の不安定状態は生じない。
ところでハウジング2は一般にアルミ・ダイカストまた
は合成樹脂成形品で出来ているため、第1図又は第6図
に示すように、流路の壁面には少なくとも1度前後の抜
は勾配θが、流体1の流れの方向または逆方向について
いる。このため渦発生体3の本体側面と嵌合部7の内面
7aとのなす角θ1が90度になっていると、嵌合部7
を上下に摺動させて渦発生体3の取付は高さを調整して
も、段差りを無くすことはできない。1箇所で高さを揃
えても円周上の他の点では段差ができるからである。
(発明が解決しようとする課題) そこで本発明は、渦発生体とハウジングとの嵌合部から
トレーリング渦が発生することを防止してきれいなカル
マン渦を発生させることにより、正確な計量を実現する
カルマン渦流量計を提供することを技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) この発明のカルマン渦流量計は、流体の流路を形成する
筒状のハウジングと、前記流路を横切って!iQ置され
る渦発生体と、前記渦発生体の下流に生じるカルマン渦
の周波数を検出する検出部とを有し、前記渦発生体は前
記ハウジングの壁に嵌合する嵌合部を有し、かつ前記渦
発生体の側面と前記嵌合部の流路側の面とのなす角が、
前記渦胤生体の側面と前記ハウジングの内面とのなす角
に等しい構成を有する。
(作 用) 上記のように、渦発生体の側面と前記嵌合部の流路側の
面とのなす角が、前記渦発生体の側面と前記ハウジング
の内面とのなす角と等しくすると、渦発生体をハウジン
グに組付けた状態で、渦発生体の流路側の面とハウジン
グの内面とは示なくとも平行となる。そこで渦発生体を
上下方向に調整すれば、渦発生体の流路側の面とハウジ
ングの内面とは同一面とできる。この為、トレーリング
渦の発生が防止され、正確な流山測定が実現される。
(実施例) 以下実施例を示す図面に基づいて、この発明を説明する
。第1図はこの発明によるカルマン渦流量計の縦断面図
であり、流体1は筒状のハウジング2内の流路を矢印の
方向へ流れる。3はカルマン渦を発生させる柱状の渦発
生体であり、ハウジング2の流路を横切って設置されて
いる。渦発生体3の両端の嵌合部7は円形断面形状を有
し、ハウジング2の上、下壁の取付は孔に上下方向に摺
動可能に嵌合されている。渦発生体3の上側の嵌合部7
とハウジング2の取付は孔との間にはOリング21が装
着され、気密tI4造となっている。
さらに嵌合部7は、第2図に示すように、渦発生体3の
本体側面3aと嵌合部7の内面7aとのなす角θ1が、
本体側面3aとハウジング2の土壁内面2aとのなす角
θ2と等しくなるように形成されている。
なお、渦発生体3の上方には、電子回路22を取り付け
るケース23が渦発生体3と一体に形成され、さらにケ
ース23の側部にはフランジ24が形成されている。7
ランジ24はスクリュー25で土壁上面2bに固定され
ている。フランジ24と土壁上面2bとの間には、高さ
調整用のシム。
26が挿入されている。電子回路22は、第4図に示す
ように、カルマン渦原信号5を矩形波信号6に変換し、
カルマン渦4の発生周波数を流体の流山に変換する。
上記のように構成されたカルマン渦流量計において、シ
ム26を調整して渦発生体3の嵌合部7を上下に摺動さ
せ、上流側角部8とハウジング2の土壁内面2aとの段
差りが±0.1#1I11以下となるようにして、7ラ
ンジ2をスクリュー25で固定する。このとき嵌合部7
の内面7aは、ハウジング2の土壁内面2aと勾配が等
しく形成されているので、容易に両面を同一面内に位置
させることができる。このように段差りを±0.1s以
下となるようにしておけば、上流側角部8からのトレー
リング渦9の発生がなくなり、カルマン渦の発生周波数
を正確に検出することができ、精度のよい流山計測がで
きる。
(発明の効果) この発明は以上説明したような構成のカルマン渦流量計
であるから、渦発生体の嵌合部の段差をトレーリング渦
が発生しないように小さくすることができ、カルマン渦
検出部の下流のカルマン渦に歪がなくなり、従って周波
数欠損のない正確な流量信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の縦断面図、第2図は第1図
の要部拡大図、第3図は渦発生体のカルマン渦検出部の
例を示す横断面図、第4図は信号波形の変換説明図、第
5図及び第6図は従来技術の問題点を説明する斜視図及
び縦断面図である。 1・・・流   体 2・・・ハウジング 2a・・・土壁内面 3・・・渦発生体 7・・・嵌 合 部 7a・・・嵌合部内面 10・・・検 出 部 24・・・フランジ 26・・・シ   ム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発生するカルマン渦の周波数に基づいて流量を測定する
    カルマン渦流量計であって、流体の流路を形成する筒状
    のハウジングと、前記流路を横切って設置される渦発生
    体と、前記渦発生体の下流に生じるカルマン渦の周波数
    を検出する検出部とを有し、前記渦発生体は前記ハウジ
    ングの壁に嵌合する嵌合部を有し、かつ前記渦発生体の
    側面と前記嵌合部の流路側の面とのなす角が、前記渦発
    生体の側面と前記ハウジングの内面とのなす角に等しい
    カルマン渦流量計。
JP3784888A 1988-02-20 1988-02-20 カルマン渦流量計 Pending JPH01212318A (ja)

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JPH01212318A true JPH01212318A (ja) 1989-08-25

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