JPH01211485A - 培養装置 - Google Patents

培養装置

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Publication number
JPH01211485A
JPH01211485A JP3385188A JP3385188A JPH01211485A JP H01211485 A JPH01211485 A JP H01211485A JP 3385188 A JP3385188 A JP 3385188A JP 3385188 A JP3385188 A JP 3385188A JP H01211485 A JPH01211485 A JP H01211485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
culture
liquid
callus
gas
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP3385188A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Nakai
達也 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01211485A publication Critical patent/JPH01211485A/ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は植物細胞を大量増殖させる培養装置に係り、培
養細胞(以下カルスと呼ぶ)を植え換える必要がなく、
−カ所で連続して増殖させることができる装置に関する
(従来の技術) 従来のカルス培養による大量増殖法では、栄養分または
酸素かのどちらかが少し不足する状態で培養されていた
。すなわち、カルス培養には、寒天培地(第3図)と液
体培地(第4図)を使用する2方法がある。第3図の寒
天培地では、培養用の栄養分を含んだ液を寒天17でゲ
ル状に固めてあり、その上にカルス14をのせて培養す
る。なお、15は試験管、16はアルミ製のフタである
この構成ではカルス14が利用できる栄養分が少ない。
すなわち、毛細管現象を使ってカルス14へ栄養分が運
ばれるので、効率が悪く、寒天17から盛り上がってい
る細胞(寒天から離れている細胞)はど栄養分がいきに
くい。また、利用しやすい寒天上層の栄養分が、短期間
で無くなるので、カルス14を新しい寒天培地上へ頻繁
に植え換えなくては、効率よい増殖が行えない。第4図
の液体培地間19を使用する方法では、栄養分は細胞の
表作に大量にあるので効率よく吸収することができる。
尚、図中18は三角フラスコ、16はアルミ製のフタで
ある。しかし、細胞増殖には大量の酸素が必要であり、
液体中では溶存酸素しか利用できない。溶存酸素でも増
殖するが、酸素が不足となり効率のよい大量増殖は行え
ない。
(発明が解決しようとする課題) 寒天培地を使用したカルス培養では類繁な植え換えの為
に、多量の本数の試験管寒天培地が必要で、労働力が大
量に必要であり、植え換えの回数が多いほど、コンタミ
ネーションを起こす可能性が高くなるという問題点があ
る。また、液体培地では、酸素が不足になり、細胞が液
体培地中を浮部し、カルス14の固まりが液底部にたま
るので、カルス14を培地中から取り出す方法が難しい
という問題点がある。
本発明の目的は、カルスを植え換える操作を省き、新し
い培地を常に与え、空気中の酸素を利用できて、培養細
胞が必要な時には、培養箱から大量に簡単に取り出すこ
とができるようにした培養装置を提供することにある。
〔発明の構成〕 (課題を解決する為の手段および作用)内部を無菌的に
保持できる密閉した容器に綿状の布を箱の底にひき、か
っこの容器を少し傾けておき、この容器の中の上流に当
る方から液、気体を流し込み、下流側から外へ液、気体
を排出する。
この容器の中は常に無菌的に保ち、綿状の布に培養液を
浸み込ませ、綿状の布の上に培養するカルスをのせ、培
養液、気体を常に供給してゆく。カルスが布の上で増殖
し、箱外部へ取り出したい時は、箱のフタを開け、カル
スを取り出すことができるようにして、カルスを継続し
て培養できるようにした。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面に参照して説明する。第1
図は、培養装置を示す。第2図は、培養装置を使ったカ
ルス培養の図を示す。
1は培養容器で、内部を無菌的状態に保つため密閉構造
になっている。この培養容器1には、気体供給口2、液
体配給口3、排液口4、排気口5がついている。培養容
器1内には、綿状の布6が設けられている。気体供給口
2へは、ポンプ7、フィルター8、チューブ9が接続さ
れている。液体供給口3へは培養液タンク10、ローラ
ーポンプ11、チューブ9が接続されている。排液口4
には、チューブ9、排液タンク12が接続されている。
排気口5には、チューブ9、フィルター8が接続されて
いる。
培養容器1は、排液口よりも液体供給口の方が少し高く
なるように傾けてあり、ローラーポンプ11によって培
養タンク10内の培養液を液体供給口3から培養容器1
に供給する。液体供給口3から供給された液体は、綿状
の布6に浸み込み、培養容器1の傾斜によって、綿状の
布の中を移動して、廃液口4から培養容器の外へ排出さ
れる。
ポンプ7から気体が、フィルター8を通って気体配給口
2を通して培養容器1に供給される。気体は、排気口5
、フィルター8を通って排出される。
培養容器1は、フタを開けて、綿状の布6の上ヘカルス
を植えつけて、カルスを培養する。カルスへは、上記の
方法で、常に新しい、気体、培養液が供給される。培養
、増殖したカルスの一部を、培養容器1のフタを開けて
取り出す。綿状の布6の上に残したカルスが再び培養、
増殖する。
〔発明の効果〕
植えつけたカルスに培養液、気体を常に供給することが
でき、カルスの状態によって供給する液体、気体の条件
を変えることができ、カルスの増殖の最良の状態にする
ことができる。カルスを取り出したい時に培養容器から
簡単に取り出すことができる。カルスを新しい培地へ植
え換える必要がなく、同じ場所で長期間培養でき、植え
換えの労力が省け、コンタミネーションが起こる可能性
を低くすることができる。また、カルスが液中に沈んで
はいないので、気中の酸素を直接十分に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による培養装置の一実施例を示す斜視図
、第2図は本発明の装置を使用したカルス培養状態を示
す図、第3図は、従来の試験管寒天培地を使用したカル
ス培養図、第4図は、従来の液体培地を使用したカルス
培養図である。 1 ・・・・・・ 培養容器  2 ・・・・・・ 気
体供給口3 ・・・・・・ 液体供給口 4 ・・・・
・・ 排液口5 ・・・・・・ 排気口  6 ・・・
・・・ 綿状の布14  ・・・・・・ カルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物の培養細胞を液体培地を用いて培養増殖する
    装置において、窓閉された培養容器内に綿状の布を敷く
    と共に、前記培養容器に対して、その内部へ液体、気体
    の供給する手段および、内の気体、液体を排出する手段
    を設けたことを特徴とする培養装置。
JP3385188A 1988-02-18 1988-02-18 培養装置 Pending JPH01211485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3385188A JPH01211485A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 培養装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3385188A JPH01211485A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 培養装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01211485A true JPH01211485A (ja) 1989-08-24

Family

ID=12398009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3385188A Pending JPH01211485A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 培養装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01211485A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016533177A (ja) * 2013-10-16 2016-10-27 メディカン インコーポレーテッド 連続的に細胞を培養する装置および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016533177A (ja) * 2013-10-16 2016-10-27 メディカン インコーポレーテッド 連続的に細胞を培養する装置および方法

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