JPH01210814A - 魚釣り用デジタル深度計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は魚釣り用デジタル深度計において、マグネット
及び磁気感応素子ヨークを用いて釣り糸の繰り出し量を
検出する検出機構に関するものである。

（従来の技術） 従来魚釣り用デジタル深度計においては第４図Ａ、Ｂに
示すように釣り糸１を巻きつけたプーリー１０にマグネ
ット１１を取り付けて磁気検出を素子Ａ、Ｂ、Ｃの３個
用いて回転方向及び回転数を検出していた。

第４図のプーリー１０が反時計方向に回転すると磁気検
出素子の出力は第５図に示すように時間的に磁気検出素
子Ａ、磁気検出素子Ｂ、磁気検出素子Ｃの順に表れてく
る。もしプーリー１０が時計方向に回転した場合、その
出力は磁気検出素子Ｃ１磁気検出素子Ｂ、磁気検出素子
Ａの順で表れてくる。

（発明が解決しようとする課題） 以上述べた従来の技術においては検出素子を３個使わな
いとプーリー１０の回転方向が識別できないため検出部
が大きく複雑な構造になってしまっていた。

（課題を解決するための手段） そこで本発明は第１図Ａ、Ｂに示すように磁気検出素子
り、Ｅを２個利用し組み合わせて取り付けることにより
、回転方向及び回転数を検出できるようにしたものであ
る。

さらに、ヨーク４，５を取り付けることにより磁気検出
素子の検出範囲を広げるようにしたものである。

（作用） 本発明によれば、２つの磁気検出素子り、Ｅの出力パル
スがプーリー２の回転方向に対して位相がズした形で表
れる。また、ヨーク４，５を取り付けたことによりパル
ス幅も広くなって表れる。

（実施例） 第１図Ａ、Ｂは本発明の一実施例の検出部分の構造図で
あり、第２図Ａ、Ｂはその出力波形である。取付板６に
磁気検出素子Ｄ、磁気検出素子Ｅを並列に取り付け、そ
の両側にヨーク４、ヨーク５を取り付ける。

マグネット３の埋め込まれているプーリー２が釣り糸１
の出入りにより回転するとマグネット３は磁気検出素子
及びヨークの上を通過する。その時の磁気の変化を検出
し信号が出力される。この時の出力を示すのが第２図Ａ
、Ｂである。

ここに示すように回転方向により磁気検出素子りと磁気
検出素子Ｅの出力の位相が回転方向により逆になること
を検出し後のアップダウンカウンタの入力信号とする。

第３図に信号処理系統のブロック図で磁気検出素子り、
Ｅによりパルス信号に変換されたプーリー２の回転はそ
のパルスの位相の状態によって回転方向検出回路７にて
アップカウントするかダウンカウントするか識別されア
ップダウンカウンタ８に入力される。

このアップダウンカウンタ８の内容はそのままデジタル
表示部９にて表示される。

（発明の効果） 以上、説明したように本発明によれば磁気検出素子が２
個あれば回転方向を検出できるので非常に装置を薄く作
ることができ、構造も簡単で部品代も安くできる。又、
ヨークを取り付けたことによりパルス幅が広くなったと
いうことは、検出系の検出最高回転速度も高くなるとい
う利点を有する。

さらにプーリーに埋め込むマグネットの数を増すことに
よって深度検出の分解能を簡単に増すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ、Ｂは本発明の実施例を示す構造図、第２図Ａ
、Ｂは本発明の実施例の出力波形を示す波形図、第３図
は信号処理系統のブロック図、第４図Ａ、Ｂおよび第５
図はそれぞれ従来の検出部の構造図および出力波形を示
す波形図である。 １・・釣り糸 ２．１０・・プーリー ３．１１・・マグネット ４．５・・ヨーク ６・・取付板 ７・・回転方向検出回路 ８・・アップダウンカウンタ ９・・デジタル表示部 Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ・・磁気検出素子 特許出願人　コパル電子株式会社 第１図Ａ　　　　　　第１図Ｂ 第２図Ｂ 第３図 ７：回転方向検出回路 ８ニアノブダウンカウンタ ９：デジタル表示部 第４図Ａ　　　　　　　　第４図Ｂ １：釣り糸 １０°プーリー １１：マグネノト Ａ、Ｂ、Ｃ：磁気検出素子

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）魚釣り用の糸の繰り出し量を検出し表示する深度
   計において、その検出部にマグネット及び２組の磁気感
   応素子を組み合わせて糸の繰り出し又は巻きとりを識別
   せしめることを特徴とする魚釣り用デジタル深度計。
2. （２）磁気感応素子にヨークを取り付けることにより磁
   気感応部の検出感度を上げ、さらに波形を整形すること
   を特徴とする請求項１記載の魚釣用デジタル深度計。