JPH01210634A - 能動制御精密制振台 - Google Patents

能動制御精密制振台

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JPH01210634A
JPH01210634A JP3583188A JP3583188A JPH01210634A JP H01210634 A JPH01210634 A JP H01210634A JP 3583188 A JP3583188 A JP 3583188A JP 3583188 A JP3583188 A JP 3583188A JP H01210634 A JPH01210634 A JP H01210634A
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一 丁子谷
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大坂 隆英
Fumiaki Itojima
糸島 史明
Masashi Yasuda
正志 安田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホログラフィ−セット、電子顕微鏡、半導体
製造機器など超精密測定装置などの製造装置をU置する
ための能動制御精密制振台に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来の除振台は、単なる空気ばねの支持による除振方式
であったため、高周波領域では顕著な除振効果を示すも
のの低周波領域では逆に共振現象が見られるなど問題が
あった。又、衝撃力が加わった場合この衝撃力を直ちに
吸収出来ると言う訳でなく、第9図のように非常に大き
な振幅を示し、然る接体々に減衰して所定の値に収束し
て行くと言う減衰速度の遅さに問題があった。そこで制
(卸弁等による能動制御の例が見られたが荷重変動や荷
重移動によるレベル変動に対処出来なかったために実用
化に難点が有った。
(発明の目的 ) 本発明はかかる従来例の欠点に鑑みて為されたもので、
その目的とする処は従来の空気ばねを利用しているにも
拘わらず従来とは根本的に異なる精密なレベルコントロ
ールと制振制御を行う事が出来る画期的な能動制御精密
制振台を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、係る従来技術の問題点を解決するために第1
項では; ■圧力容器(20)を具備した空気ばね(21)にて制
振台本体(C)を支持する。
■制振台本体(C)にレベルセンサ(1)と振動センサ
(5)とを設置する。
■レベルセンサ(1)にて検出したレベル変位信号と振
動センサ(5)にて検出した床面や機器等の振動源(4
)から受けた制振台本体(C)の振動検出信号を180
°反転させた反転信号とをレベル変動分加算H(8)に
入力して加減算を行う。
■レベル変動分加算器(8)からの加算変動信号に合わ
せ駆動回路(9)から駆動信号を出力して制御弁(18
)の開閉度合を制御する。
■この制御弁(18)にて空気ばね(21)の圧力容器
(20)内の空気圧を調節する。
;と言う技術的手段を採用し、第2項では、■圧力容器
(20)を具備した空気ばね(21)にて制振台本体(
C)を支持する。
■制振台本体(C)にセンサ(S)を設置する。
■センサ(S)にて検出したレベル変位信号と当該セン
サ<S)にて検出した床面や機器等の振動源(4)から
受けた制振台本体(C)の振動検出信号を180゜反転
させた反転信号とをレベル変動分加算器(8)に入力し
て加減算を行う。
■レベル変動分加算器(8)からの加算変動信号に合わ
せ駆動回路(9)から駆動信号を出力して制御弁(18
)の開閉度合を制御する。
■制御弁(18)にて空気ばね(21)の圧力容器(2
0)内の空気圧を調節する。
;と言う技術的手段を採用している。
(作  用  ) まず、第1項の精密制振台の作用に付いて説明する。
■制振台本体(C)上に機器など負荷(D)を載置する
と負荷(D)に合わせて制振台本体(C)が沈む。
■するとレベルセンサ(1)は直ちにレベル変位量δを
検出し、この変位量に合わせてレベル変位信号が出力さ
れ、レベル変動分加算器(8)に入力される。
■同時に床面や機器等の振動′JfJ(4)から受けた
制振台本体(C)の振動量を振動センサ(5)にて検出
し、これを180 ”反転させて反転信号としてレベル
変動分加算器(8)に入力する。
■この反転信号とレベル変位信号はレベル変動分加算器
(8)にて加減算され、外乱制御だけでなくレベル補正
も行なわれた加算変動信号として出力される。
■補正された加算変動信号は駆動回路(9)に入力し、
駆動回路(9)からレベル補正された外乱制御駆動信号
として出力され、制御弁(18)の開閉度合を精密に制
御する。
■これにより、空気ばね(21)の圧力容器(20)内
の空気圧がレベル変位並びに外乱に対してリアルタイム
で制御され、極めて高い精度でレベル制御と制振制御と
がなされる事になる。
又、第2項は第1項と以下の点において相違するだけで
ある。
■センサ(S)が1つでレベルセンサ(1)と振動セン
サ(5)とを兼ねており、センサ(S)で検出した振動
変動信号並びにレベル変位信号とが重畳した制振台本体
(C)の信号をレベル変動分加算器(8)に入力して、
まず、レベル補正を行う。
■続いてレベル変位分のなくなった制振台本体(C)の
振動変動信号を180°反転させて反転信号としてレベ
ル変動分加算器(8)に入力する。
■尚、第2項において、レベル変位信号と反転信号とを
同時にレベル変動分加算器(8)に入力して加減算を行
うようにしても良い。
(実施例) 本発明の能動精密制振台は、制振台本体(C)、制振機
槽(E)、レベル変位量検出回路(^)、変動量制御回
路(11>に大別される6本発明の説明に当たって、ま
ず、第1項の変位星検出回路(^)について説明し、続
いて第1項の変動量制御回路([1)について説明し、
最後にこれらを組み込んだ精密制振台全体について説明
し、その後第1項と比較しつつ第2項を説明する。
八−にさ」と疋逆−1−榛一出一皿IU−> fl−二
!−レベル変位量検出回路(^)は、基準位置からのレ
ベル変位量を検出するレベルセンサ(1)に接続された
変位量増幅器(12)、基準電圧設定器(13)、比較
器〈14)、変位パルス発生器(2)、変位量検出用加
算器(3)並びに必要があればD/A変換器(15)と
で構成されている。レベルセンサ(1)は制振台本体に
機器などの負荷(D)を懸けた場合に制振台(C)の沈
み呈を検出し、検出景に対応した検出信号電圧を発生す
るものである。ここで、変位量をδで表す、この検出信
号電圧は必要があれば変位量増幅器(12)を通って所
定倍率で増幅され、比咬器(14)に入力する。この比
較器(14)には基準電圧設定器(13)も接続されて
おり、前述の増幅された検出信号電圧は基準電圧と比較
され、基準を越えている場合または下回っている場合に
比較器(14)から変位信号電圧として出力され、次の
変位パルス発生器(2)に入力される。変位パルス発生
器(2)は内部クロックに合わせて変位信号電圧の発生
期間中一定のパルスを発出力し続ける。この変位パルス
は次の加算器(3)に入力して順次加算され、変位E、
がデジタル量として把11′Jされる。この変位量は階
段状のデジタル信号として出力され、必要があれば次の
D/A変換器(15)に入力した後、滑らかな変位アナ
ログ信号として出力され、次のレベル変動分加算器(8
)に入力する。
尚、センサ(1)の客足を越えるような過大な変位量に
対しても回路構成が前述のようになっているので、基準
電位から変位置検出電圧が外れている以上パルス数のカ
ウントが続き、その後、移動側がホームポジションに復
帰し、変位量が零となって始めてパルス数のカウントが
停止するものであってセンサ(1)のオーバースケール
の場合でも正確な零点復帰が出来るものである。
戊工交肱貫焉」」げ■町−〇二]− 変動址制御回路(It)は、加速度センサのような振動
センサ(5)に接続された低域通過フィルタ(1))、
演算回路(6)、位相反転器(7)、レベル変動分加算
器(8)及び駆動回路(9)とで構成されている。
まず、床面や機器等の振動源(4)から受けた制振台本
体(C)の振動鰻は振動センサ(5)にてこれに対応す
る振動信号電圧として検出されるが、この段階では振動
信号電圧には高周波分が重畳しており、次の低域通過フ
ィルタ(17)にて高周波成分が濾過されて比較的滑ら
かな低周波成分だけの振動信号電圧として出力される。
勿論、高周波成分に対して後述の制振fl構(E)が十
分応答出来れば、高周波成分をr遇する必要がない、こ
のように濾過された振動信号電圧は次ぎに演算回′R1
(6)に入力し、変動検出信号として出力される。この
変動検出信号は続いて位相反転器())に入力し、18
0°位相が反転した反転信号が出力され、次の変位量分
加算器(8)に入力する。
さて、位相反転器(7)から出力された反転信号と1l
j(述の変位置検出回路(^)の加算器(3)から出力
されたレベル変位信号とはレベル変動分加算器り8)に
入力して加減算されて出力され、次の駆動回路(9)に
入力する。駆動回路(9)ではレベル変動分加算器(8
)からの加算変動13号に合わせて駆動信号を出力し、
この加乗。変動1に号にてサーボ弁や比例制御弁など各
楓制御弁(18)の開閉度合が鯖密に制御される。ここ
でサーボ弁(18)を例に取ってその概略を述べれば、
第5図のように振動弁(18a)が電磁コイル(111
b )で制御され、空気はね(21)の圧力容器(20
)内の気圧を精密に制御するのである。
It/IJJA台本体(C)は圧力容器(20)を備え
た空気ばね(21)にて支持されており、空気ばね(2
1)の圧力制御は1);I述のよつに制御弁(]8)に
よって行なわれている。
さて、精密制振台(C)に負荷(0)を掛けると負荷(
D)に対応しでIs1密制振台(C)が沈む、この沈み
鼠は直ちにレベルセンサ(1)にて検出され、前述の経
路を通って駆動回路(9)に入力され、制御弁(18)
を通して圧力容器(20)に圧縮空気を供給して空気ば
ね(2])を膨らませ、精密制振台(C)をボームポジ
ションに戻るように駆動する。精密制振台(C)が完全
に復ヅiするとレベルセンサ(1)からは変位量が零に
なるために変位信号電圧の発生が停止する。この時、加
算器(3)によって負荷(D)により発生したパルス数
がカウントされているので、駆動回路(9)から制御弁
(18)へは負荷(D)に合わせた励磁電流が流れ続け
ており、(乃至、励磁電圧が印加されており、)空気ば
ね(21)の圧力容器(20)へは負荷(D)をホーム
ポジションに持ち上げ続けるだけの圧縮空気が連続的に
供給されるようになる。
尚、ボームポジションを越えて精密制振台(C)が持ち
上げられた場合にはレベルセンサ(1)から前述とは逆
の変位信号電圧が発生し、精密制振台(C)を降ろして
ホームポジションに戻るように作動する。
一方、変動、鼠制御回路(If)側では位相反転器(7
)で180°位相が反転した反転信号が出力されるため
、振9源(4)から発生する低周波振動も打ち消されて
共振現象が発生しないだけでなく、S撃力を受けても急
速にこれを打ち消し2、その結果制振台本体(C)はレ
ベル復41と同時にほぼ急速に静止状態になる。この状
態を第7図に示す、比較例として掲げた第8図はレベル
補正機能のない能動制御の場斤であり、第9図はに来の
空気ばねによる除振を示ず、尚1本発明と従来の空気ば
ねによる除振の差を第6図に示す。
第2項は回路構成が第1項と若干異なり、l/ベルセン
サ(1)と振動センサ(5)とが1′)のセンサ(S)
に取りまとめられており、低域通過フィルタ(17)を
削除すると共にセンナ(S)の出力を分岐して演算回路
<6)に入力しているものである。そして、演算回路(
6)と1に1敗器(14)とを制御器(1o)で制御す
るようにしている。、:れにより、センサ(S>で検出
したレベル変位信号並びに振動変動信号とが重畳した信
号を比救器(14)にて前述のように基準電位と比救し
て出力し、D/A変換器(15)を通してレベル変動分
加算器に入力して、まず、レベル補正を行う、この間、
制御器(10)で演算回路〈6〉の動作は停止させられ
ている。レベル補正が完了すると制御器(10)を切り
替えて演算回路(6)が作動するようにし、レベル変位
分のほぼなくなった振動変動信号を演算回路(6)に人
力した後、変動検出信号として出力し、これを位相反転
器(7)で180°反転させて反転信号としてレベル変
動分加算器(8)に入力し、前述のように両者を加減算
するのである。
尚、第2項において、振動変動信号と反転信号とを同時
にレベル変動分加算器(8)に入力して加減算を行うよ
うにしても良い。
又、前記第1項ではレベルセンサは3乃至4箇所振動セ
ンサは3乃至4箇所の合計6〜8箇所設万され、第2項
のセンサはその3〜4箇所設胃される事になる。
(効製) 本発明の第1項の能動制御精密制振台は、圧力容器を具
備した空気ばねにて判!に台本体を支持し、制振台本体
にレベルセンナと振動センサとを設置し、レベルセンサ
Gごて検出したレベル変位信号と振動センサにて検出し
た床面や機3等の振動源からの制振台本体の振動検j[
信号を180°反転させた反転信号とをレベル変動分加
算器に入力して加減算を行い、レベル変動分加算器から
の加算変動信号に合わせ駆動回路から駆!I!IJ信号
を出力して制御弁の開閉度合を制御し、制御弁にて空気
ばわの圧力容器内の空気圧をrA:I¥Nするので、位
相反転器によ・1て振動源からの振動を直ちに相殺でき
て極めて精密且つ迅速な制振効果が得られものであり、
同時にレベル補正も行う事が出来て、前述のようにレベ
ル復帰も迅速に行えると言う利点がある。
又、第2項は、制振台本体にセ〉′すを設置し、センサ
にて検出したレベル変位信号と同じセンサにて検出した
床面や機器等の振動源から受けた制振台本体の振動検出
信号を180°反転させた反転信号とをレベル変動分加
算器に入力I1.て加減算を行うのであるから、センサ
が1点で済み、回路構成が第1rnの場合に比べて少な
くなり、はぼ同じ効果を得る事が出来るにも拘わらず、
コストダウンが出来ると言う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の第1実施例の概略構成図第2図・
・・本発明のセンサ設置状態の斜視図第3図(a)・・
・本発明の制御時の波形を示す図面第3図(b)・・・
本発明の制御弁に流れる電流の変化を示すグラフ 第4図・・・本発明の第2実施例の概略構成国策5図・
・・本発明(こ使用した制御弁の概略断面図第6図・・
・本発明と従来の空気ばねを用いた制振台における制振
効毀を示す比較グラフ 第7図・・・衝撃力を受けた場合本発明によって制振さ
れた時の制振台本体の静止状態を示 すグラフ 第81A4・・・衝撃力を受けた場なのレベルG11l
止機能を持たない従来の能動制振における制振 効果を示すグラフ 第9図・・・衝撃荷重を加えた時の従来の空気ばねによ
る#!振効果を示すグラフ 第10図・・・本発明の第1実施例の回路構成国策11
UA・・・本発明の第2実施例の回路構成図(^)・・
・変位址検出回IM (B)・・・変動址制御回路(C
)・・・制振台本体  (D)・・・負荷(E)・・・
制振機槽   (S>・・・センサ(1)・・・レベル
センサ (2)・・・変位パルス発生器(3)・・・加
算器    (4)・・・振動源(5)・・・振動セン
サ   (6)・・・演算回路〈7〉・・・位相反転器
  (8)・・・レベル変動分加算器(9)・・・駆動
回路    (10)・・・制御器(12)・・変位及
増幅器 (13)・・・基準電圧設定2;(]4)・・
・比較器    (15)・・・D/A変換器(17)
・・・低域通過フィルタ り18)・・・制御弁(19
)・・・レギュレータ (20)・・・圧力容器(Zl
)・・・空気ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧力容器を具備した空気ばねにて制振台本体を支
    持し、制振台本体にレベルセンサと振動センサとを設置
    し、レベルセンサにて検出したレベル変位信号と振動セ
    ンサにて検出した床面や機器等の振動源から受けた制振
    台本体の振動検出信号を180°反転させた反転信号と
    をレベル変動分加算器に入力して加減算を行い、レベル
    変動分加算器からの加算変動信号に合わせ駆動回路から
    駆動信号を出力して制御弁の開閉度合を制御し、制御弁
    にて空気ばねの圧力容器内の空気圧を調節してなる事を
    特徴とする能動制御精密制振台。(2)圧力容器を具備
    した空気ばねにて制振台本体を支持し、制振台本体にセ
    ンサを設置し、センサにて検出したレベル変位信号と当
    該センサにて検出した床面や機器等の振動源から受けた
    制振台本体の振動検出信号を180°反転させた反転信
    号とをレベル変動分加算器に入力して加減算を行い、レ
    ベル変動分加算器からの加算変動信号に合わせ駆動回路
    から駆動信号を出力して制御弁の開閉度合を制御し、制
    御弁にて空気ばねの圧力容器内の空気圧を調節してなる
    事を特徴とする能動制御精密制振台。
JP63035831A 1988-02-18 1988-02-18 能動制御精密制振台 Expired - Lifetime JP2857154B2 (ja)

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US07/680,173 US5180958A (en) 1988-02-18 1991-04-03 Active control precision damping table
US07/680,174 US5179516A (en) 1988-02-18 1991-04-03 Variation control circuit having a displacement detecting function

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