JPH01210272A - スライシングマシンの内周刃張り上げ装置 - Google Patents
スライシングマシンの内周刃張り上げ装置Info
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- JPH01210272A JPH01210272A JP63036291A JP3629188A JPH01210272A JP H01210272 A JPH01210272 A JP H01210272A JP 63036291 A JP63036291 A JP 63036291A JP 3629188 A JP3629188 A JP 3629188A JP H01210272 A JPH01210272 A JP H01210272A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24D—TOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
- B24D5/00—Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting only by their periphery; Bushings or mountings therefor
- B24D5/12—Cut-off wheels
- B24D5/126—Cut-off wheels having an internal cutting edge
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D61/00—Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
- B23D61/02—Circular saw blades
- B23D61/10—Circular saw blades clamped between hubs; Clamping or aligning devices therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、半導体等の製造工程でシリコン、ゲルマニウ
ム等の塊を薄く切断するスライシングマシンのブレード
の内周刃の張り上げ装置に関するものである。
ム等の塊を薄く切断するスライシングマシンのブレード
の内周刃の張り上げ装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種の内周刃の張り上げ装置としては、第2図
ないし第3図に示すものが知られている。
ないし第3図に示すものが知られている。
すなわち、符号1はスライシングマシンに設けられ、ブ
レード2を回転駆動する出力軸(回転体)である。この
出力軸lの端面には、軸心が一致されて環状の溝1aが
形成されており、この溝1aを覆うようにしてブレード
2が設けられるようになっている。ブレード2は環状の
薄板状に形成されたものであり、内周にはダイヤモンド
砥石等よりなる内周刃2aが設(Jられている。そして
、このブレード2は、環状に形成された固定部材3によ
り固定ボルト4を介して出力軸lの端面に押圧されて固
定されるようになっている。また、」二記固定部祠3に
(J、出力軸lの端面のill¥18に対向オろ位置に
環状の溝3aが形成されており、この溝3aに環状の押
圧部材5が嵌合されている。また、固定部材3のp 3
a部には、複数の緊張ボルト6か螺合されており、該
緊張ポルh 6を締め込むことにより押圧部材5を出力
軸Iの’tiII? I a側に押圧して移動させるよ
うになっている。そして、この際に、ブレード2の板面
が押圧部祠4により出力軸1の溝la側に変形させられ
、ブレード2の内周刃2aに所定の張力が生じるような
っている。
レード2を回転駆動する出力軸(回転体)である。この
出力軸lの端面には、軸心が一致されて環状の溝1aが
形成されており、この溝1aを覆うようにしてブレード
2が設けられるようになっている。ブレード2は環状の
薄板状に形成されたものであり、内周にはダイヤモンド
砥石等よりなる内周刃2aが設(Jられている。そして
、このブレード2は、環状に形成された固定部材3によ
り固定ボルト4を介して出力軸lの端面に押圧されて固
定されるようになっている。また、」二記固定部祠3に
(J、出力軸lの端面のill¥18に対向オろ位置に
環状の溝3aが形成されており、この溝3aに環状の押
圧部材5が嵌合されている。また、固定部材3のp 3
a部には、複数の緊張ボルト6か螺合されており、該
緊張ポルh 6を締め込むことにより押圧部材5を出力
軸Iの’tiII? I a側に押圧して移動させるよ
うになっている。そして、この際に、ブレード2の板面
が押圧部祠4により出力軸1の溝la側に変形させられ
、ブレード2の内周刃2aに所定の張力が生じるような
っている。
また、固定部材3とブレード2との間にij: 、 ’
t(It3aより内周側にOリング7が設(Jられでい
る。
t(It3aより内周側にOリング7が設(Jられでい
る。
このOリング7は、内周刃2aでシリコン等を切断した
際に、ノリコン等の粉塵か緊張ボルト6や固定ボルト4
のねじ部に浸入しないようにするものである。
際に、ノリコン等の粉塵か緊張ボルト6や固定ボルト4
のねじ部に浸入しないようにするものである。
ところが、」−記装置においては、ブレード2が高速て
回転するときの遠心力によって、粉塵が放射方向に飛散
し、緊張ボルト6や固定ボルト4の頭側から該粉塵が回
り込んで該緊張ボルト6などの2つし部に浸入してしま
うという問題がある。このため、緊張ポルl−6または
固定ボルト4を締めたり緩めたりしているうちに、該緊
張ボルト6などのねじ部あろい(Jこのねじ部が螺合さ
れるめねし部にノリコン等の粉塵が噛み込み、緊張ボル
ト6などの回動抵抗か徐々に大きくなり、ついには回ら
なくなってしまうという問題があった。
回転するときの遠心力によって、粉塵が放射方向に飛散
し、緊張ボルト6や固定ボルト4の頭側から該粉塵が回
り込んで該緊張ボルト6などの2つし部に浸入してしま
うという問題がある。このため、緊張ポルl−6または
固定ボルト4を締めたり緩めたりしているうちに、該緊
張ボルト6などのねじ部あろい(Jこのねじ部が螺合さ
れるめねし部にノリコン等の粉塵が噛み込み、緊張ボル
ト6などの回動抵抗か徐々に大きくなり、ついには回ら
なくなってしまうという問題があった。
このため、緊張ボルト6および固定ボルト4のねじ部に
工業用クロムめっきを施して、ねじ部の表面硬度の向上
、Pf擦低抵抗低減等の対策を図って、回動抵抗の増加
を抑えるような工夫が考えられている。
工業用クロムめっきを施して、ねじ部の表面硬度の向上
、Pf擦低抵抗低減等の対策を図って、回動抵抗の増加
を抑えるような工夫が考えられている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、緊張ボルト6等のねじ部に工業用クロムめっ
きを施しても、緊張ポル)・6等の回動抵抗の増加を抑
えることについては顕著な効果を得ることができないお
それがある。これは、クロムめっきを施した場合、めっ
き部にきわめて大きな引っ>aりの応力が生じ、かつク
ロムかき4つめでもろいことにより、めっき表面に微細
な亀裂が無数に生じるためである。すなわち、めっき表
面の亀裂にシリコン等の粉塵が入り込み、粉塵が噛め込
んだのと同じようになるからでる。
きを施しても、緊張ポル)・6等の回動抵抗の増加を抑
えることについては顕著な効果を得ることができないお
それがある。これは、クロムめっきを施した場合、めっ
き部にきわめて大きな引っ>aりの応力が生じ、かつク
ロムかき4つめでもろいことにより、めっき表面に微細
な亀裂が無数に生じるためである。すなわち、めっき表
面の亀裂にシリコン等の粉塵が入り込み、粉塵が噛め込
んだのと同じようになるからでる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あって、固定ボルトおよび緊張ボルトの回動抵抗の増加
する割合を低減し得る内周刃の張り上げ装置の開発を目
的としている。
あって、固定ボルトおよび緊張ボルトの回動抵抗の増加
する割合を低減し得る内周刃の張り上げ装置の開発を目
的としている。
[課題を解決するための手段]
本発明は、固定ボルトおよび緊張ボルトの少なくとも一
方に、リンの含有量が6〜12%の無電解ニッケル−リ
ン合金めっきを施すことを特徴としている。
方に、リンの含有量が6〜12%の無電解ニッケル−リ
ン合金めっきを施すことを特徴としている。
[作用 ]
固定ボルトや緊張ボルトのねじ部に、リンの含有量が6
〜12%の無電解ニッケル−リン合金のめっきを施すこ
とにより、前記ねし部に均一な厚さのニッケル−リン合
金のめっきが形成される。
〜12%の無電解ニッケル−リン合金のめっきを施すこ
とにより、前記ねし部に均一な厚さのニッケル−リン合
金のめっきが形成される。
しかも、このめっき層には、圧縮応力が生じるとともに
、このめっきの表面硬度(J、400°Cで熱処理する
ことにより、800〜900Hvになる(「合金めっき
」 212頁 日刊工業新聞社)。このため、めっき表
面に亀裂を生しさせることなく該わし部の表面の硬度を
きわめて高くすることができる。
、このめっきの表面硬度(J、400°Cで熱処理する
ことにより、800〜900Hvになる(「合金めっき
」 212頁 日刊工業新聞社)。このため、めっき表
面に亀裂を生しさせることなく該わし部の表面の硬度を
きわめて高くすることができる。
[実施例]
以下、第1図を参照して本発明の一実施例を説明する。
たたし、全体の構成は、従来例で示した第3図を参照し
て説明するとともに、従来例で示した第2図中の構成要
素と同様の要素には同一の符号を例して説明する。
て説明するとともに、従来例で示した第2図中の構成要
素と同様の要素には同一の符号を例して説明する。
第1図において、符号lは、スラインングマンーンの駆
動装置(図示せず)によって回転駆動される略田筒形状
の出力軸(回転体)であり、この出力軸1の端面には軸
線が一致されて環状の溝1aが形成され、その外回りに
は、MIOのねじ穴1bが等間隔に複数個形成されてい
る。このねじ穴lbのめねしのピソヂは、1mmに形成
されている。
動装置(図示せず)によって回転駆動される略田筒形状
の出力軸(回転体)であり、この出力軸1の端面には軸
線が一致されて環状の溝1aが形成され、その外回りに
は、MIOのねじ穴1bが等間隔に複数個形成されてい
る。このねじ穴lbのめねしのピソヂは、1mmに形成
されている。
また、溝1aは、その開口部がテーパ状に面取りされて
いる。
いる。
そして、この出力軸lには、その端面を覆うようにして
、かつ軸線が一致されてプレート2か設けられるように
なっている。ブレード2は第3図に示すように、環状の
薄板状に形成されたちのであって、内周にはダイヤモン
ド砥石等よりなる内周刃2aか設(Jられでおり、また
出力軸1のねし穴1bに対応する位置には第1図に示す
ように、MIOのボルトが挿通し得る貫通孔2 bが形
成されている。そして、このブレード2は、該ブレード
2を出力軸lの端面に押しイτt IJる固定部材3に
よって、該出力軸1に固定されろj−うになっている。
、かつ軸線が一致されてプレート2か設けられるように
なっている。ブレード2は第3図に示すように、環状の
薄板状に形成されたちのであって、内周にはダイヤモン
ド砥石等よりなる内周刃2aか設(Jられでおり、また
出力軸1のねし穴1bに対応する位置には第1図に示す
ように、MIOのボルトが挿通し得る貫通孔2 bが形
成されている。そして、このブレード2は、該ブレード
2を出力軸lの端面に押しイτt IJる固定部材3に
よって、該出力軸1に固定されろj−うになっている。
固定部材3は、環状に形成されたものであって、出力軸
lの溝1aと一致する位置には環状のlil¥3aが形
成され、外周縁には出力軸1の外周に嵌合する環状のリ
ブ3bが形成されている。また固定部材3の溝3C部に
は、1?/? 3 aの底面から該溝3aと反対側の面
に貫通され、ざぐり3Cを有するねじ穴3dが等間隔に
複数個形成されている。このねじ穴3dは、MIOでピ
ッチ1mmに形成されている。さらに、ねじ穴3dの外
回りには、出ツノ軸lのねじ穴1bに対応する位置に、
ざぐり3eを有し、かつMIOのボルトが挿通し得る貫
通孔3fが形成されている。そして、この貫通孔3fに
挿通され、出力軸1のねじ穴1bに螺合される固定ボル
ト4によって、固定部材3がブレード2を挟んだ状態で
出力軸1の端面に押接させられ、該ブレード2が該出力
軸lに固定されるようになっている。
lの溝1aと一致する位置には環状のlil¥3aが形
成され、外周縁には出力軸1の外周に嵌合する環状のリ
ブ3bが形成されている。また固定部材3の溝3C部に
は、1?/? 3 aの底面から該溝3aと反対側の面
に貫通され、ざぐり3Cを有するねじ穴3dが等間隔に
複数個形成されている。このねじ穴3dは、MIOでピ
ッチ1mmに形成されている。さらに、ねじ穴3dの外
回りには、出ツノ軸lのねじ穴1bに対応する位置に、
ざぐり3eを有し、かつMIOのボルトが挿通し得る貫
通孔3fが形成されている。そして、この貫通孔3fに
挿通され、出力軸1のねじ穴1bに螺合される固定ボル
ト4によって、固定部材3がブレード2を挟んだ状態で
出力軸1の端面に押接させられ、該ブレード2が該出力
軸lに固定されるようになっている。
固定ボルト4は、MIOでピッチ1mmの穴付きボルト
であり、SN0M6(J I S ’G4.103)
相当のものを焼き入れ焼き戻しし、引っ張り強度130
kg/ mm’以上、硬度Hv388以上、伸び9%
以上、衝撃値4 kgm/ 0m2以上を保証する材料
で形成されている。そして、固定ボルト4のねじ部には
、無電解ニッケル−リン合金めつき8が20〜50μm
の厚さで施されている。この無電解ニッケル−リン合金
めつき8は、リンの含有量が6〜12%であり、めっき
後約400℃で熱処理が行なわれる。
であり、SN0M6(J I S ’G4.103)
相当のものを焼き入れ焼き戻しし、引っ張り強度130
kg/ mm’以上、硬度Hv388以上、伸び9%
以上、衝撃値4 kgm/ 0m2以上を保証する材料
で形成されている。そして、固定ボルト4のねじ部には
、無電解ニッケル−リン合金めつき8が20〜50μm
の厚さで施されている。この無電解ニッケル−リン合金
めつき8は、リンの含有量が6〜12%であり、めっき
後約400℃で熱処理が行なわれる。
一方、固定部材3の溝3aには、環状の押圧部〜7−
祠5が嵌合されており、ねじ穴3dには、該押圧部拐5
を出力軸lの溝la側に押圧移動させ、ブレード2を溝
1aに湾曲させて内周刃2aの張力を設定する緊張ボル
ト6が螺合されている。
を出力軸lの溝la側に押圧移動させ、ブレード2を溝
1aに湾曲させて内周刃2aの張力を設定する緊張ボル
ト6が螺合されている。
緊張ボルト6は、MIOてピッチ1mmの穴イマ]きボ
ルトにより形成されたものであり、材質およびねじ部の
めっきは固定ポル)・4と同一である。
ルトにより形成されたものであり、材質およびねじ部の
めっきは固定ポル)・4と同一である。
また、固定部材3には、溝3aの内側にOリング溝3g
が形成され、この0リング溝3gにはOリング7が設け
られている。そして、0リング7によって、内周刃2a
で切断したシリコンの粉塵がブレード2の板面を通って
、固定ボルト4および緊張ボルト6側に浸入するのを防
止している。
が形成され、この0リング溝3gにはOリング7が設け
られている。そして、0リング7によって、内周刃2a
で切断したシリコンの粉塵がブレード2の板面を通って
、固定ボルト4および緊張ボルト6側に浸入するのを防
止している。
次ぎに、ブレード2の取り付けおよび内周刃2aの緊張
の方法を説明する。
の方法を説明する。
まず、固定部材3の溝3gに0リング7を嵌合し、溝3
aに押圧部材5を嵌合しておく。そして、ブレード2を
出力軸lの端面に設け、ブレード2の貫通孔2bを出力
軸lのねし穴1bに合わせた後、上記固定部材3を、そ
の貫通孔3fがブレード2の貫通孔2bに一致するよう
にして、該固定部材3のリブ3bを出力軸1の外周に嵌
合する。次いで、固定ボルト4を固定部材3の貫通孔3
fを通して出力軸1のねじ穴1bに螺合し、該固定ボル
ト4を締め込む。そうすると、固定部材3がブレード2
を挟んだ状態で出力軸lの端面に押し付けられ、ブレー
ド2が出力軸1の端面に固定させられる。この時、出力
軸lの溝1aから内周側の端面は、Oリング7が位置す
る部分のブレード2に当接しているので、%i I a
から内周側の端面でブレード2が固定されるようなこと
がない。次ぎに、緊張ボルト6を締め込んで行き、押圧
部材5によりブレード2の板面を溝la側に湾曲させ、
ブレード2の内周刃2aの張力を設定する。
aに押圧部材5を嵌合しておく。そして、ブレード2を
出力軸lの端面に設け、ブレード2の貫通孔2bを出力
軸lのねし穴1bに合わせた後、上記固定部材3を、そ
の貫通孔3fがブレード2の貫通孔2bに一致するよう
にして、該固定部材3のリブ3bを出力軸1の外周に嵌
合する。次いで、固定ボルト4を固定部材3の貫通孔3
fを通して出力軸1のねじ穴1bに螺合し、該固定ボル
ト4を締め込む。そうすると、固定部材3がブレード2
を挟んだ状態で出力軸lの端面に押し付けられ、ブレー
ド2が出力軸1の端面に固定させられる。この時、出力
軸lの溝1aから内周側の端面は、Oリング7が位置す
る部分のブレード2に当接しているので、%i I a
から内周側の端面でブレード2が固定されるようなこと
がない。次ぎに、緊張ボルト6を締め込んで行き、押圧
部材5によりブレード2の板面を溝la側に湾曲させ、
ブレード2の内周刃2aの張力を設定する。
このようにして、内周刃2aの張力を設定したブレード
2でノリコンを切断すると、切断時のシリコンの粉塵が
、ブレード2の回転時の遠心力により放射方向に高速で
飛散する。このとき、放射方向に飛散した粉塵は固定ボ
ルト4および緊張ボルト6の頭部から回り込んで、該固
定ボルト4、緊張ボルト6のねじ部に浸入する。
2でノリコンを切断すると、切断時のシリコンの粉塵が
、ブレード2の回転時の遠心力により放射方向に高速で
飛散する。このとき、放射方向に飛散した粉塵は固定ボ
ルト4および緊張ボルト6の頭部から回り込んで、該固
定ボルト4、緊張ボルト6のねじ部に浸入する。
また、固定ボルト4および緊張ポルト6に施された無電
解ニッケル−リン合金めっき8は、400℃で熱処理後
の表面硬度が800〜9001(vの高硬度になり、か
つめっき厚さが均一になるとともに、めっき表面に圧縮
の応力か生じる(「合金めっき」 212頁 日刊工業
新聞社)。
解ニッケル−リン合金めっき8は、400℃で熱処理後
の表面硬度が800〜9001(vの高硬度になり、か
つめっき厚さが均一になるとともに、めっき表面に圧縮
の応力か生じる(「合金めっき」 212頁 日刊工業
新聞社)。
」−記のように構成された内周刃の張り上げ装置によれ
ば、無電解ニッケル−リン合金めっき8によって固定ボ
ルト4および緊張ポルト6のねし部の表面硬度が800
〜9001−1 vになり、シリコンの粉塵が前記ねじ
部に噛の込めにくくなる。また、めっき表面には、圧縮
の応力が生じるのでめっき面に亀裂が生じることがない
。このため、従来のクロムめっきのように亀裂部に入り
込んだノリコンの粉塵によって、該固定ボルト4などの
回動抵抗が増加するということがなくなるとともに、固
定ボルト4などのねじ部に噛み込む粉塵も少なくなるの
で粉塵の噛み込みによる回動抵抗の増加も少なくなる。
ば、無電解ニッケル−リン合金めっき8によって固定ボ
ルト4および緊張ポルト6のねし部の表面硬度が800
〜9001−1 vになり、シリコンの粉塵が前記ねじ
部に噛の込めにくくなる。また、めっき表面には、圧縮
の応力が生じるのでめっき面に亀裂が生じることがない
。このため、従来のクロムめっきのように亀裂部に入り
込んだノリコンの粉塵によって、該固定ボルト4などの
回動抵抗が増加するということがなくなるとともに、固
定ボルト4などのねじ部に噛み込む粉塵も少なくなるの
で粉塵の噛み込みによる回動抵抗の増加も少なくなる。
また、固定ボルト4おJ−び緊張ポル)・6は、Mlo
てピソヂが1mmに形成されてる(、IISにおいては
、Mhoのピソヂは並ねじで1.5mm、細目ねして]
、25mmである)。このため、リード角が細目ねしよ
りさらに小さくなるので、ボルトを回動するトルクが同
一でも、ボルトを軸方向に移動ずろ力か大きくなる。1
.たがって、J T S標桑の細目ねしを使う場合に比
へて、固定ボルト4などを小ざなl・ルクで回動するこ
とかできるようになる。
てピソヂが1mmに形成されてる(、IISにおいては
、Mhoのピソヂは並ねじで1.5mm、細目ねして]
、25mmである)。このため、リード角が細目ねしよ
りさらに小さくなるので、ボルトを回動するトルクが同
一でも、ボルトを軸方向に移動ずろ力か大きくなる。1
.たがって、J T S標桑の細目ねしを使う場合に比
へて、固定ボルト4などを小ざなl・ルクで回動するこ
とかできるようになる。
[発明の効果]
以−1−説明したように本発明によれば、固定ボルトや
緊張ポル)・のねじ部にリンの含有量が6〜12%の無
電解ニッケル−リン合金めっきを施したので、めっきの
表面に亀裂が生じろことがなく、従来のクロムめっきの
ように亀裂部にシリコン等の粉塵が入り込んで、固定ボ
ルトや緊張ポルトの回動抵抗か増加するということがな
くなる。また、固定ボルトや緊張ポル1−のねじ部の表
面硬度を800〜900I(vにすることができるので
、ノリコン等の粉塵が前記ねし部に噛み込みにくくなる
。
緊張ポル)・のねじ部にリンの含有量が6〜12%の無
電解ニッケル−リン合金めっきを施したので、めっきの
表面に亀裂が生じろことがなく、従来のクロムめっきの
ように亀裂部にシリコン等の粉塵が入り込んで、固定ボ
ルトや緊張ポルトの回動抵抗か増加するということがな
くなる。また、固定ボルトや緊張ポル1−のねじ部の表
面硬度を800〜900I(vにすることができるので
、ノリコン等の粉塵が前記ねし部に噛み込みにくくなる
。
したがって、シリコン等の噛み込めによる固定ボルトな
どの回動抵抗の増加する割合を従来よりも低減すること
かできる。
どの回動抵抗の増加する割合を従来よりも低減すること
かできる。
第1図は本発明の一実施例を示す内周刃の張り上げ装置
の要部断面図、第2図ないし第3図(J従来例として示
した図であって、第2図は内周刃の張り」−げ装置の要
部断面図、第3図(J同装置の全体を示す断面図である
。 1 ・・・出力軸(回転体)、I a−−i%¥、2・
ブレード、2a 内周刃、 3 固定部材、4 ・固定ボルト、5−・押圧部材
、6− 緊張ポルト、 8 無電解ニンケルーリン合金めっき。
の要部断面図、第2図ないし第3図(J従来例として示
した図であって、第2図は内周刃の張り」−げ装置の要
部断面図、第3図(J同装置の全体を示す断面図である
。 1 ・・・出力軸(回転体)、I a−−i%¥、2・
ブレード、2a 内周刃、 3 固定部材、4 ・固定ボルト、5−・押圧部材
、6− 緊張ポルト、 8 無電解ニンケルーリン合金めっき。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 端面に環状の溝が形成された回転体と、この回転体の端
面に設けられる内周刃を有する環状で板状のブレードと
、このブレードの板面の周縁部に当接し、固定ボルトに
より該ブレードを前記回転体の端面に押圧して固定する
固定部材と、前記ブレードを挟んだ状態で前記回転体の
溝に対応する位置に設けられる環状の押圧部材と、前記
固定部材に螺合され、先端が前記押圧部材に押接して該
押圧部材を前記溝側に押圧移動させ、前記ブレードの板
面を溝側に変形させて内周刃の張力を設定する緊張ボル
トとを備えたスライシングマシンの内周刃張り上げ装置
において、 前記固定ボルトおよび緊張ボルトの少なくとも一方に、
リンの含有量が6〜12%の無電解ニッケル−リン合金
めっきが施されていることを特徴とするスライシングマ
シンの内周刃張り上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63036291A JPH01210272A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | スライシングマシンの内周刃張り上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63036291A JPH01210272A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | スライシングマシンの内周刃張り上げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01210272A true JPH01210272A (ja) | 1989-08-23 |
Family
ID=12465698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63036291A Pending JPH01210272A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | スライシングマシンの内周刃張り上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01210272A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04304969A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-10-28 | Wacker Chemitronic Ges Elektron Grundstoffe Mbh | 環状のこブレードのクランプ系 |
Citations (7)
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JPS5739308B2 (ja) * | 1978-07-31 | 1982-08-20 | ||
JPS58192758A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-11-10 | シリコン・テクノロジ−・コ−ポレ−シヨン | 内周刃張り装置 |
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JPS60166734U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-06 | ミサワホ−ム株式会社 | 化粧開口枠のコ−ナ−接合部の構造 |
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JPS61169571U (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-21 | ||
JPS62202027A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-05 | Toopura:Kk | ステンレス製タツピンねじ |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP63036291A patent/JPH01210272A/ja active Pending
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