JPH01210263A - 無端ベルトの研磨方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

無端ベルトの研磨方法およびそれに用いる装置

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JPH01210263A
JPH01210263A JP63033219A JP3321988A JPH01210263A JP H01210263 A JPH01210263 A JP H01210263A JP 63033219 A JP63033219 A JP 63033219A JP 3321988 A JP3321988 A JP 3321988A JP H01210263 A JPH01210263 A JP H01210263A
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JP
Japan
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endless belt
polishing
rotating body
air
endless
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Pending
Application number
JP63033219A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Yamamoto
和幸 山本
Yutaka Nagase
裕 長瀬
Ikuo Nakanishi
郁夫 中西
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙葉等搬送用の無端ベルトの周面を研磨する
ための無端ベルトの研磨方法およびそれに用いる装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真複写機等には、複写紙のような紙葉を搬送する
無端ベルトが左右一対のローラ間に掛けられ組み込まれ
ている。このような無端ベルトは、紙葉を真っ直ぐに搬
送するために、厚みや摩擦係数の均一性が要求されてい
る。このため、無端ベルトを電子写真複写機等の装置に
組み込む前に、上記ローラに当接する無端ベルトの内周
面を第2図および第3図に示すような方法を用い、研磨
することが行われている。すなわち、まず、無端ベルl
−1を、使用時での内周面が外周面になるように反転さ
せ、その状態で、第2図に示すように、無端ベルl−1
の直径よりもやや大きな(略10%)直径の円柱状のド
ラム2の外周面に外嵌させる。この際、エアガン3によ
り空気をドラム2の外周面と無端ヘルド1の内周面との
間に吐出させ嵌合しやすくしている。ついで、第3図に
示すように、このドラム2の両端中心軸4を研磨装置(
図示せず)の固定軸5で固定し、このドラム2を研磨装
置の駆動により軸を中心に回転させながら、無端ベル1
へ1の外周面に研削砥石6を当て、研磨を行うというも
のである。
〔発明か解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の方法では、無端ベル1−1の滑り
を防止するために、無端ベル[・1を伸長した状態でド
ラム2に取り付け、その状態で、略15分間の時間をか
けて研磨することが行われる。
そのため、その研磨の間に無端ヘルド1が延びてしまい
、その延びが永久歪として残る。ごのため、無端ヘルド
1の寸法精度が悪くなるという問題がある。また、」−
記伸長を少なくすると、研磨時に、無端ベルト1がドラ
ム2の外周面から滑ってしまい、ドラム2の回転と無◇
;11ヘルl−1との回転が不−故になる。特に、無端
ベルI〜1の端部側の研磨時においては、無端ヘルド]
が回転方向だけでなく、軸方向にもずれてしまう。その
ため、均一状態で研磨を行うごとかできず研磨面の精度
が不均一になるという問題もイ1している。さらに、無
端ヘルド1の内周面に、突起等か形成されている場合は
、ドラムの表面のその突起に対応する部分に孔を設りて
互いに係合できるようにしているが、」二記無端ベル1
〜1のドラム2の外周面からの滑りにより、その保合が
外れて、突起と孔の位置がずれてしまう。そして、その
突起の部分か突出した状態で研磨が行われるため、突起
の裏面側の部分が肉薄になってしまうという問題がある
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、無端
ベルI・の寸法精度を向−1二でき、かつ無端ヘルドの
ドラムへの肌着が容易で、さらに研磨時に無端ベル1へ
かドラムから滑ることのない無端ベルトの研磨方法およ
びそれに用いる装置の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、外周面が空気通
過性の多孔質に形成され、側面に空気供給・吸引用の加
圧・減圧手段が連結された中空回転体を準備し、この中
空回転体の内部に上記加圧・減圧手段により空気を連続
的に供給しながら外周面に無端ベルトを外嵌し、ついで
上記加圧・減圧手段により上記中空回転体内部の空気を
連続的に吸引し、その状態で上記中空回転体を軸中心に
回転させながら、上記無端ベルトの外周面を研磨手段で
研磨し、研磨後、上記加圧・減圧手段により」二記中空
回転体内部に空気を連続的に供給しながら上記無端ベル
1〜を中空回転体の外周から取り外すことを特徴とする
無端ヘルドの研磨方法を第1の要旨とし、それ自身の外
周面に無端ヘルドを外嵌する中空回転体と、これを軸中
心に回転駆動させる駆動手段と、上記中空回転体の外周
面に対面するよう位置決め配設され上記無端ヘルドの外
周面を研磨する研磨手段を備えた研磨装置であって、上
記中空回転体の外周面を空気通過性の多孔質材で構成す
るとともに、」二記中空回転体の内部に対して空気を供
給・吸引する加圧・減圧手段を設けたことを特徴とする
無端ヘルドの研磨装置を第2の要旨とする。
〔作用〕
すなわち、本発明は、従来例のように、円柱状のドラム
の外周面に無端ベル1〜をいわゆる無理嵌めするのでは
なく、外周面が空気通過性の多孔質に形成され、かつ側
面に空気供給・吸引用の加圧・減圧手段を備えた中空回
転体を用い、その外周面に無端ベル1−を外嵌するに際
し、中空回転体の内部に空気を送り込み、送り込み空気
を回転体の多孔を通して外周に流し無端ベルトの内周面
と中空回転体の外周面との間に空気層を形成させるため
、外嵌が極めて容易になる。無端ヘルドの取り外しにつ
いても同様である。また、研磨に際しては、上記減圧手
段を作動させた状態で研磨(研削も含める)加工を行う
ようになっている。そのため、多孔質中空回転体の内部
が減圧状態になり、無端・・ル1〜の内周面の全体が中
空回転体品性周面に均一な力で吸着され無端ヘルドが内
周面の全体を利用して固定された状態になる。したがっ
て、従来例のように、無端ヘルドを強く伸長させた状態
で、ドラムに外嵌する必要がなくなり、無端ベル1への
内径を中空回転体の外径と略等しいか、僅かに小さく(
伸長率O〜3%)するだけで無端ベルトの中空回転体に
対する滑りを防止することができるようになる。その結
果、従来例のように、無端ヘルドが延びて永久歪を生じ
るということがなくなり、無端ベル1〜の寸法精度が安
定するとともに、高精度の研磨が行えるようになる。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳しく説明する。
〔実施例〕
第1図は無端ベル1〜を本発明の一実施例の研削装置の
回転支持体の外周面に外嵌させた状態を示している。図
において、11は無端ヘルド、12は回転支持体、13
は回転支持体12の外周部を構成する多孔質セラミック
族の円筒状中型で、貫通状の多孔が細径で均一に分布し
ている。この中型13は、外径が無端ベルト11の内径
よりもやや大きく(3%以下)なっており、内面側から
外面側にかけて通気性にな−っている。14.15は、
それぞれ中型13の両端開口に取り付けられ、その開口
を閉塞している支持部であり、中型13の外径と略等し
い直径の円板14a、15aを挟んで、中型13の内部
側に対応する部分が、中型13の両端開口縁に内嵌した
固定部14b、15bに形成され、外側部分が軸部14
c、15cに形成されている。そして、支持部15には
、中心軸に沿って穴16が穿設されており、その一端1
6aが中型13の中空部13aに連通され、他端16b
が、空気を供給および吸引できるポンプ(図示せず)に
連結されている。このため、ポンプを作動させることに
より、中型13の中空部13aに空気を供給したり、そ
の中空部13aの空気を吸引したりすることができるよ
うになっている。
上記の無端ベルー・11の回転支持体12に対する取り
付けば、つぎのようにして行うことができる。すなわち
、まず、ポンプを吐出作動させた状態で、無端へルー・
11を、その内周面が外周面になるように反転させて回
転支持体12の中型13に外嵌させる。この際、ポンプ
から吐出される空気が中型13の内部から外部に向かっ
て流れるため、中型13の外周面と無端へルト11の内
周面との間に空気の流れが層状になって発生する。この
空気の流れが、中型13の外周面と無端ベルト11の内
周面との接触面積を小さくし、その間の摩擦を少なくす
る。また、中型13の外径が無端ヘルド11の内径より
もやや大きいだけであるため、無端へルト11を少し延
ばしただけの状態で中型13の適正位置に容易に取り付
けることかできる。つぎに、無端へルト11の研磨に際
しては、まず、第1図の状態の回転支持体12を、研磨
装置(図示せず)の本体に取り付ける。ついで、ポンプ
を吸引作動させ、中型13の中空部13a内の空気を吸
引しながら、研磨装置の駆動部を駆動させて、回転支持
体12を、軸部14c、15Cを中心に回転させる。そ
の状態で、無端ベルト11の外周面に研削砥石17を当
て、その研削砥石17を無端ベルト11の一端11aか
ら他端11bに向けて移動させることにより、無端ベル
ト11を均一な厚みに研磨する。この際、無端ベルト1
1は、ポンプの吸引作用により、内周面の全体が均一な
力で中型13の外周面に吸着されている。そのため、中
型13に確実に固定され、中型13の外周面の適正位置
から外れることが防止される。したがって、精度のよい
研磨を行うことができる。つぎに、研磨が終わると、回
転支持体1・ 2を、研磨装置の本体から取り外し、中
型13の中空部13a内に空気を送り込みながら、無端
ベルト11を回転支持体12から取り外す。この際も、
無端ベルト11を回転支持体12に取り付けるときと同
様、中型13と無端ベルト11との間に空気の流れがで
き、その作用により容易に取り外すことができる。なお
、上記無端ベルト11の内周面に、突起が形成されてい
る場合には、中型13のその突起に対応する部分に穴部
を設けて上記突起が嵌合できるようにしておく。このよ
うにしても、無端ヘルド11が滑らないため、従来例の
ように突起の部分が穴部から外れて回転支持体12の外
周面に乗り上げ、その乗り上げ部が強く研磨され肉薄に
なってしまうという問題は生じない。また、無端ベルト
11の内周面に、シボ(微小半球状突起)が形成されて
いても、そのシボを回転支持体12の外周面に形成され
た凹部に嵌合させ、その状態で研磨できる。この場合に
も、無端ベルト11が滑らないため、このシボが凹部か
ら外れて回転支持体12の外周面に乗り上げ、その乗り
上げ部が強く研磨されてしまうという問題も生じない。
なお、この無端ベルト11は、使用に際しては、研磨面
が内周側になるように反転して使用される。また、」二
記の説明では、回転支持体12としてセラミック製のも
のを使用しているが、これに代えてセラミック多孔体と
鋳物を組み合わせた流体透過性鋳鉄を用いてもよいし、
合成樹脂製の多孔体を用いてもよい。
つぎに、上記実施例によって得た無端ベルトと比較例に
よって得た無端ベル1とを比較した結果を下記の表に示
す。
(以下余白) 上記表から明らかなように、本発明の実施例により研磨
した無端ベルトは、その内径と中型の外径とを殆ど同じ
にしたにもかかわらず、滑り量が零である。これに対し
、比較例により研磨した無端ベルトは、その内径よりも
中型の外径をかなり大きくしても6〜8 mmの滑りを
生じた。また、肉厚のばらつきも、実施例の無端ベルト
に比べて比較例の無端ベルトの方が大きく、研磨後の無
端ベルトの延びも実施例の無端ヘルドよりも比較例の無
端ヘルドの方が大きかった。このように本発明の方法お
よび装置を用いることにより、寸法精度がよく、かつ高
精度の研磨面を有する無端ベルトを得ることができる。
なお、本発明は、特に薄肉の無端ベルトの研磨において
効果が高く、肉厚か0.5〜1.5 mmで、硬度が3
0〜70Hs(ショア硬さ)で、弾性係数が3〜15k
g/cmのものにおいてその効果が顕著に表れる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の無端ベルトの研磨方法によれば
、無端ベル1〜の内周面の全体を中空回転体の外周面に
均一に吸着させた状態で研磨を行うことができるように
なる。したがって、無端ベルトの内径と中空回転体の外
径を略等しい大きさにしても無端ベルトが中空回転体の
外周面の適正位置から外れるということがなくなる。そ
の結果、従来のように無端ベルトの内径を小さくしこれ
を無理嵌めする必要が無くなり、無理嵌めに起因して無
端ベル1〜が延びて永久歪を生じるという不都合が回避
されるようになる。すなわち、本発明によれば、研磨に
際し、無端ベルトの寸法精度を高くすることができる。
また、本発明の装置によれば、高精度の研磨が行えるよ
うになり、かつ、無端ベルトの中空回転体への取り付け
および取り外しが容易にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の正面図、第1図(b
)はその側面図、第2図(a)、(b)ネ・Jf第3図
は従来例を説明する説明図である。 11・・・無端ベルト 12・・・回転支持体 13・
・・中型 13a・・・中空部 15・・・支持部 1
6・・・穴17・・・研削砥石 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 代理人  弁理士 西 蕗 征 彦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周面が空気通過性の多孔質に形成され、側面に
    空気供給・吸引用の加圧・減圧手段が連結された中空回
    転体を準備し、この中空回転体の内部に上記加圧・減圧
    手段により空気を連続的に供給しながら外周面に無端ベ
    ルトを外嵌し、ついで上記加圧・減圧手段により上記中
    空回転体内部の空気を連続的に吸引し、その状態で上記
    中空回転体を軸中心に回転させながら、上記無端ベルト
    の外周面を研磨手段で研磨し、研磨後、上記加圧・減圧
    手段により上記中空回転体内部に空気を連続的に供給し
    ながら上記無端ベルトを中空回転体の外周から取り外す
    ことを特徴とする無端ベルトの研磨方法。
  2. (2)それ自身の外周面に無端ベルトを外嵌する中空回
    転体と、これを軸中心に回転駆動させる駆動手段と、上
    記中空回転体の外周面に対面するよう位置決め配設され
    上記無端ベルトの外周面を研磨する研磨手段を備えた研
    磨装置であつて、上記中空回転体の外周面を空気通過性
    の多孔質材で構成するとともに、上記中空回転体の内部
    に対して空気を供給・吸引する加圧・減圧手段を設けた
    ことを特徴とする無端ベルトの研磨装置。
JP63033219A 1988-02-15 1988-02-15 無端ベルトの研磨方法およびそれに用いる装置 Pending JPH01210263A (ja)

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