JPH01209275A - フイラメントの巻線方法及び巻線体 - Google Patents

フイラメントの巻線方法及び巻線体

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JPH01209275A
JPH01209275A JP63162351A JP16235188A JPH01209275A JP H01209275 A JPH01209275 A JP H01209275A JP 63162351 A JP63162351 A JP 63162351A JP 16235188 A JP16235188 A JP 16235188A JP H01209275 A JPH01209275 A JP H01209275A
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JP
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filament
winding
central
flange
layer
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JP63162351A
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George W Lecompte
ジョージ・ダブリュ・ルコント
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Raytheon Co
Original Assignee
Hughes Aircraft Co
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/4457Bobbins; Reels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H55/00Wound packages of filamentary material
    • B65H55/04Wound packages of filamentary material characterised by method of winding
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H55/00Wound packages of filamentary material
    • B65H55/04Wound packages of filamentary material characterised by method of winding
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    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はフィラメントの巻線方法及び該方法で形成さ
れたフィラメントの巻線体に関する。
最近兵器として用いられるミサイルには、該ミサイルを
誘導する信号が、ミサイル発射装置からミサイル迄延び
、電気導体又は光フアイバフィラメントから成るデータ
リンクを介して送られる多数のものが開発されている。
本発明は円筒形の発射装置を用い、光学的に追尾され、
電線を用い誘導信号を送られるミサイル、すなわち實W
ミサイル等の従来技術から出発して行なわれた。このよ
うに誘導される飛翔体を所望の距離だけ飛ばせるには、
該距離に対応する通常非常に長い電線又は光フアイバフ
ィラメント(以下まとめてフィラメントと記す)を兵器
システムの中に貯蔵しておく必要がある。フィラメント
は巻枠に巻かれて出来るだけ多世に貯蔵されねばならな
いし、飛翔体全標的に向かって飛行させる場合には、巻
枠から少い引出し力でしかも非常な高速度で引出されな
くてはならない。
上述の要件をだすように誘導ミサイル用の上記フィラメ
ントを巻枠に貯蔵するには多くの技術的は密に行なわれ
々ければならないし、フィラメントを巻回して形成され
た巻線体は構造的に安定であり、貯蔵、取扱い及びフィ
ラメントを引出す場合、形状の変化が生じないようにし
なければならない。このように構造的に安定であれば、
巻線体の形を安定に保つため接着剤の使用を減少し、又
場合によっては廃止することができる。
現在用いられているフィラメントの高速度引出装置は、
狭い間隔をもって精密に巻付けられたフィラメントとか
ら成る巻線体を用いており、該巻線体に於ては、あるフ
ィラメント巻線層に属するフィラメントは、該巻線層の
直前に形成されたフィラメント巻回層の隣接するフィラ
メント対の間の凹所に、該フィラメントによって安定に
支持される。フィラメントの上記のような幾可学的配置
は、半径方向に突出する平らなフランジの面に対しては
適用できない。従ってフィラメント巻線層は構造上の安
定を得るために軸方向の端部に於て、その直前に形成さ
れた巻線層に対して巻付けの数回分ずつ手前から逆方向
に向かって戻シ、次の巻線層を形成するようになってい
る。このような巻線方法をとることによシ、巻線体の両
端には、先端にゆくに従りて細くなる傾斜部が設けられ
る。
この傾斜部が形成されることによって、巻線体に含まれ
るフィラメントの量は減少するという好ましくない結果
が生ずる。又従来の巻線体に生ずるその他の欠点は、フ
ィラメントを引出すのに要する力が大きいことである。
それは巻線体からフィラメントを引出すとき、引出し側
に巻かれたフィラメントを乗り越えるために、引出され
るフィラメントを巻線体の半径方向に相当な距離だけ外
側に向かって移動させねばならないからである。
本発明の課題及び目的は、従来のフィラメント巻回方法
の欠点を除去するフィラメントの巻線方法及びこの方法
を用いたフィラメント巻線体を見出し、かつ提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために、この発明のフィラメントの
巻線方法は 中央巻線部を有するととも【、該中央巻線部の両端の少
くとも一方に半径方向に突出するフランジを有する巻枠
を設ける第1のステップと、フィラメントヲ、その直径
の約〆了倍のピッチで、中央巻線部に多重に巻き重ね、
直接重なるいずれの1対のフィラメント巻線も、フィラ
メントが巻付けられることによって中央巻線部の軸方向
に進む方向が互に反対であるように形成し、上記多層の
フィラメント巻線が上記フランジと接触する部分をもつ
ように形成する第2のステップを有する、 ように形成され、本発明のフィラメントの巻線体は上記
方法を用いて形成される。
この発明の方法を用いれば、多量のフィラメント1巻い
て貯蔵できるとともに、機械的に安定に形成され、フィ
ラメントの引出しに要するが小くてすむ、フィラメント
の巻線体を得ることができ52を精密かつ安定に巻付け
られ、固定配置された巻線体50からフィラメントを引
出す従来技術を示す。図示の通シフィラメント52は円
錐形に製作した巻枠56の上に巻線される。それは固定
した巻線体50からフィラメント52を引出す場合必要
な引張シカが低くてすむからである。巻線体50はフィ
ラメントヲ順次重ねて巻線して形成した多数のフィラメ
ント巻線層(単に巻線層とも記す)から形成され隣接し
て重なる巻線層は巻線の際軸方向の一方及び他方にフィ
ラメントが進むように巻線されている。その場合フィラ
メント52は直前に巻付けられた巻線層のフィラメント
の間に安定に載置された状態になることはできず、1回
巻かれるごとに下側のフィラメントと2回交叉すること
となる。上記巻線体を作るためには、巻線され几フィラ
メントの相互関係位置が所定の通りであるように維持す
ることが必要である。上記したフィラメントの交叉が生
ずるのは、第1図の2本の破線53の間の領域51であ
シ、この領域は巻枠56の軸方向に延びている。この唄
域51の詳細な説明は第2図及び第4図に記されている
第2図は従来の巻線体に関する図で、巻枠56に巻線さ
れた多数のフィラメント巻線層のフィラメントが重なり
合い、かつ叉する状況を示す@フィラメントに付された
数字1〜24は、フィラメントが巻かれて前進する側に
行く程大きくなっている。巻枠56は軸方向両端に、軸
とほぼ直角に形成された2個のフランジ58*6”k有
する。
このフランジは巻線体50軸方向のフィラメント巻線層
の両端の位置を定める。第2図では、フィラメントの配
置が容易にわかるように、巻線体50を形成するフィラ
メントに番号が付されている。第2図の第1乃至第13
の番号フィラメントからなるフィラメント巻線の第1層
は巻枠56に直接螺線状に巻線されたフィラメントから
成る。
図示するようにフィラメントは巻枠56に1回巻かれた
ごとに、所定のピッチだけ図の矢印方向に進んだ位置に
移動する。上記第1層の巻線が終ると、フィラメントは
巻きつけとともに第1,1−と反対方向に前進するよう
に、第1層の上に巻付けられる。このようにして第14
番乃至第21番のフィラメントから成る第2のフィラメ
ント巻線層が形成される。上記第2相のフィラメントは
巻枠56に1回巻かれるごとに第1層のフィラメントと
2回交叉するようになっている。第2層を形成するフィ
ラメントが第21番の位置まで巻線されると、巻線は巻
付けとともに矢印方向に前進するように変換され、第2
層の上に第22@から第24番までのフィラメントから
成る第3のフィラメント巻線層が形成される。巻線体5
0ではフィラメントは隣接するもの同志直接接触又はほ
ぼ接触する状態に巻線されかつ維持されるのがよいが、
巻枠の軸とほぼ直角に形成された平らなフランジに対し
て巻線を行なら場合には、上記のように巻線された状態
に巻線全維持することは困難である。
従って第2層およびそれ以後の層のフィラメント巻線で
は、直前に形成された層の軸方向両端から複数の巻線に
相当する距離だけ手前の位置で巻線が停止され、次の層
のフィラメント巻線が行なわれるようになりている。こ
れは複数のフィラメント巻線層で形成された巻線体の形
を安定に維持するためである。上述の従来の巻線体は、
所望の量のフィラメント全巻き付けるのに長い軸の巻枠
を必要とし、巻線体が大形となシ、大きさの割には巻付
けられるフィラメントの量が少いという欠点がある。
又第2図に示す従来技術では、フィラメントは巻枠56
矢印の方向に巻線の場合と反対に、第24番乃至第1番
のフィラメントに至る順序で引き出され、フィラメント
を引出す際に必要な力が変動し、力の最大値は相等に大
きいという欠点をも生ずることとなる。その原因は、た
とえば第1図に於て一番上に形成された第3層からフィ
ラメントを引出す場合には、フィラメントは第24番の
フィラメントから第22番のフィラメントへと、矢印の
方向に引出され、矢印側には引出しを妨げるフィラメン
トが無いからである。これに対して引続き第2層のフィ
ラメントヲ引き出しは第21番のフィラメントから行な
われるので、引出されるフィラメントの前側すなわち矢
印方向の側には続いて引出されるフィラメント巻線が存
在し、従って引出されるフィラメントは次に引出される
フィラメントを越えるためにほぼフィラメントの直径だ
け引上げられねばならぬからである。続いて生ずる第1
層からのフィラメント引出しは第13番から第1番の巻
線に向かって行なわれるので、引出しは第3層の場合と
同様に容易である。
第3図は巻枠66に巻かれたフィラメント62の一部を
示す。この巻枠にはフィラメント62の巻線の第1層の
ピッチを直接に定める溝64が設けられている。この場
合フィラメントの直径に多少の相違があるのを考慮して
、隣接する溝の間隔は公称直径のフィラメントを巻いた
場合に、隣接するフィラメントの間に小さな隙き間が残
るように形成されている(第3図参照)0 第4図はこの発明の巻線体80に於て巻枠82に巻線さ
れたフィラメントの配置状況を示す図である。巻線体8
0を形成するフィラメントは、ある層に属するフィラメ
ントが隣接する層に属するフィラメントと深くかつ安定
に結合するように巻かれている。この結合を以下1密な
結合1と記す。
上記の結合の詳細を明らかに説明するために第4図では
フィラメントの一部が省略されている。取去されたフィ
ラメントの番号は、その下に存在した溝及び巻枠の面に
記されている。巻枠82には軸と直角に形成されたフラ
ンジ84が設けられている・図の88は中央巻線部であ
シ、86は一時的に取付けられる72ンジである。フラ
ンジ86はフィラメント52を巻枠82に巻線する場合
に用いられるが、後にはフィラメントを引出すこと、 
ができるように取去られる。巻線体80が従来の巻線体
と異る所は第1層のフィラメントの位置を定める溝90
のピッチPの値である。この発明の発明者はピッチPの
値は、フィラメント52の直径のほぼ〆1倍が最適であ
ることを見出したが。
実際の応用にあたってはフィラメント52の直径が公称
値と僅か異る場合に対処するように、上記の〆1倍よシ
僅かに小さく定められている。フィラメント52t−上
記のR90f用いて中央巻線部88に巻線し、その上に
フイラメン)を第8番から第16番の番号に従って左右
に進むように、下側のフィラメント間に巻線すれば、よ
って形成される上側のフィラメントの層は下側のフィラ
メントの層にフィラメントの半径に相当する長さだけ沈
んだ位置をとることになり、フィラメント相互間の位置
は安定に維持される。上述のフィラメント間隔は平らな
フランジ84及81に対しても適用される。
フィラメントのピッチを適切に定める隣90はフィラメ
ント巻線の第1層の形状を直接決定するために巻枠82
の中央巻線部88の表面に設けられている。第4図では
、フィラメント相互間の位置全明確に示すように、適宜
の本数のフィラメントが除かれている。フィラメント5
2が溝90に従りて中央巻線部88を1回まわることに
よりて生ずる1ピツチPの移動は2回の軸方向移動から
成る。第4図の490に巻かれて生ずるフィラメントの
第1層とその上に巻かれる第2層、第3層等のうちの互
に直接に重なる両層が交叉するそれぞれの領域には、隣
接するフィラメント巻線の1対の組合せが形成されてい
る。たとえば第4図の符号3及び4の990は、フィラ
メントが巻かれつつ軸方向に進むにつれて接触するか又
はほぼ接触するように形成されている。しかしこれに対
して符号2及び3に対応する溝は相互間に隙き間をもつ
ように形成されている。このような形状の490を設け
ると、フィラメント巻線の第1層に形成されたフィラメ
ントの上記組合わせは、巻線を自動的に行なう場合にも
第2層以後の層に発生し、第2ノー以降のフィラメント
巻きに対して特別の制御や調整を必要とせずに、第1層
と同様の規則正しいフィラメント巻線層が得られる。こ
の事実は本発明の発明者によって見出されたものである
この場合、フィラメント52は、中央巻線部88の周囲
に180’だけ巻かれる間に軸方向に1ステツグだけ前
進し、1回の巻付けに対してピッチPに相当する2回の
前進が行なわれるようになっている。しかし、上記2回
の前進が生ずる位置は中央巻線部88の1800隔たり
た位置に定めなくてもよい。又−時的に使用したフラン
ジ86を取外しても巻線体が所定の形を保つように、フ
ィラメントの巻線を行なう間又は該巻線がすべて完了し
た後に接着剤の使用が行なわれる。
第4図に従って形成された巻線体80からフィラメント
52を矢印の方向に引出す場合には、フィラメント94
を半径方向に動かさねばならない移動量はフィラメント
の直径の半分以上となることはない。このようなフィラ
メントの移動量も、フィラメント引出しに対して引出し
力を必要とする原因となるが、その値は小さいので通常
問題となることはない。
第5図は第2の実施例を示す。この実施例ではフィラメ
ント配列のピッチは、前記した理想的なピッチすなわち
フィラメント直径の約〆了倍よりも僅かに小さくしであ
る。このように小さくしたのはフィラメント52の直径
が公称値よシ僅かに細い場合にも本発明の前述の“密な
結合”が失なわれないためである。
第6図は前述の1密な結合″の効果を得るための第3の
実施例を示す。図の102は巻線体を示す。この実施例
では、第1及び第2の実施例で中央巻線部の両側に設け
られたフランジは一方の側にのみ設けられている。第6
図の中央巻線部は107、上述の唯1個のフランジは軸
方向一方の側に設けられ104で示されている。軸方向
他方の端部に、フランジを利用しないで形成されるフィ
ラメントの巻線は、該端部に行くに従って重なる層が少
くなるスタガ方式を用いて行なわれる。
このような巻線方式は、この発明で得られる“密な結合
”の効果による安定性を若干犠牲にして、フィラメント
巻きの作業を容易にしたものである。
巻枠105の中央巻線部107のフランジ104と反対
の側すなわち右側に於ては、フィラメント102が上の
層のフィラメント巻線に移るに従って層に含まれるフィ
ラメントの巻線は減少し、巻線体の外形は右にゆくに従
って直径が減少するほぼ円錐をなし、巻線体は密にかつ
安定に形成されるので、形のくずれを防ぐために接着剤
を使用する必要はない。
上記実施例は本願発明の一例にすぎないので本願発明は
この実施例に制限されることはない。又この発明は、フ
ランジを用いないで密でしかも規則正しくフィラメント
ヲ巻回する場合に用いられることができるし、又インダ
クタンス(電気部品)を小形に形成する場合にも又大形
のケーブルドラムの巻回にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフィラメント用の巻線体の斜視図、第2
図は従来の巻線体に於て用いられたフィラメント配置を
示す斜視断面図、第3図は第1図の巻線体にフィラメン
トを案内する溝全附した改良図、第4図はこの発明の巻
線体のフィラメントの配置を示す第1の実施例の斜視断
面図、第5図は第4図のフィラメント配置の一部で、巻
線のピッチを、第4図の場合よシ僅かに小さくした第2
の実施例、第6図は巻線体の一端部が傾斜するように巻
かれている本発明の第3の実施例を示す01〜24,5
2.62+94・・・フィラメント50.80,102
・・・巻線体 54.138,107・・・中央巻線部56966.8
2,105・・・巻枠 58.60,84,86,104・・・フランジ649
90・・・溝 P・・・ピッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央巻線部を有するとともに、該中央巻線部の両
    端の少くとも一方に半径方向に突出するフランジを有す
    る巻枠を設ける第1のステップと、フィラメントを、そ
    の直径の約√3倍のピッチで、中央巻線部に多重に巻き
    重ね、直接重なるいずれの1対のフィラメント巻線も、
    フィラメントが巻付けられることによって中央巻線部の
    軸方向に進む方向が互に反対であるように形成し、上記
    多層のフィラメント巻線が上記フランジと接触する部分
    をもつように形成する第2のステップを有するフィラメ
    ントの巻線方法。
  2. (2)上記第2のステップに於て、1回の巻付けによっ
    て、フィラメントが中央巻線部に対して軸方向に移動す
    る距離すなわちピッチは、2つの等しい部分からなるよ
    うに巻かれる、 特許請求の範囲第(1)項に記載のフィラメントの巻線
    方法。
  3. (3)上記第2のステップが、中央巻回部の前記フラン
    ジと反対側の端部に半径方向に延びる第2のフランジを
    設けるステップと、上記フィラメントを巻枠の上に、上
    記フィラメントの層のそれぞれが第2のフランジと接触
    する部分を有するように巻線するステップと、上記第2
    のフランジを取外し、フィラメントを中央巻回部の軸と
    ほぼ平行方向に引出すことを可能とするステップ、 を有する特許請求の範囲第(1)項に記載のフィラメン
    トの巻線方法。
  4. (4)上記第2のステップに於て、中央巻回部に対して
    軸方向に進むピッチを形成する前述の2つの軸方向移動
    は、中央巻回部の互に180°離れた位置で生ずるよう
    に形成される、 特許請求の範囲第(2)項に記載のフィラメントの巻線
    方法。
  5. (5)上記第2のステップに於て、フィラメントの巻線
    によつて形成された巻線体の機械的安定を高くするため
    に、接着剤を施すステップを有する、特許請求の範囲第
    (1)項に記載のフィラメントの巻線方法。
  6. (6)上記第2のステップが、フィラメントの巻線層が
    半径方向に重なって設けられる際に、少くとも一方の端
    部に於て巻線層に含まれるフィラメントの巻線数が順次
    減少するように形成され、端部にゆく程細くなるように
    傾斜した巻線領域を形成するようになっている、 特許請求の範囲第(1)項に記載のフィラメントの巻線
    方法。
  7. (7)上記第2のステップが、中央巻回部に巻かれるフ
    ィラメントの軸方向の移動がフィラメントの交叉する領
    域を定め、上記交叉領域に於て隣接配置されるフィラメ
    ントの部分は交互に接近し又離隔するフィラメント対を
    形成するようになっている、 特許請求の範囲第(1)項に記載のフィラメントの巻線
    方法。
  8. (8)巻枠の中央巻線部と、該中央巻線部の軸方向の一
    端から半径方向に延出するフランジと、上記中央巻線部
    に巻付けられて積重ねられた多数のフィラメント巻線層
    を形成するフィラメントを有し、 上記フィラメントは中央巻線部に巻付けられるごとに、
    フィラメントの直径の約√3倍の長さのピッチで中央巻
    線部の軸方向に進むように形成され、 フィラメントの上記軸方向の進みは、隣接するフィラメ
    ント巻線層に移るごとに、中央巻線部の軸方向の一方向
    及び他方向に交互に反転され、よって形成されたフィラ
    メント巻線層は上記フランジと接触するフィラメント部
    分を有している、フィラメントの巻線体。
  9. (9)1回の巻付け毎に、中央巻線部に対して、軸方向
    に進むフィラメントの進み、すなわちピッチは、2つの
    同じ長さの進みから形成されている、特許請求の範囲第
    (8)項に記載のフィラメントの巻線体。
  10. (10)上記中央巻線部は軸方向に上記フランジと離隔
    する位置に該中央巻線フランジの半径方向に延びる第2
    のフランジを有し、フィラメントを巻く事によって形成
    されたフィラメント巻線層は上記第2のフランジと接触
    するフィラメント部分を有する、 特許請求の範囲第(8)項に記載のフィラメントの巻線
    体。
  11. (11)フィラメント軸方向のピッチを形成する2つの
    同じ長さの進みが、中央巻線部にフィラメントを巻付け
    る角度で180°離れた位置に生ずる、特許請求の範囲
    第(9)項のフィラメントの巻線体。
  12. (12)上記中央巻線部の外周には、巻付けられたフィ
    ラメントが形成するフィラメント巻線の第1層に於ける
    フィラメントのピッチと該第1層の形状を所望のように
    定める溝が設けられている、特許請求の範囲第(8)項
    に記載のフィラメントの巻線体。
  13. (13)上記フィラメント巻線は、中央巻回部の軸方向
    端部に行くに従って細くなるように傾く傾斜部を有し、
    該傾斜部は上層に形成されるフィラメント巻線層ほどフ
    ィラメントの巻き数が少くすることによって形成される
    、 特許請求の範囲第(8)項に記載のフィラメントの巻線
    体。
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