JPH01208147A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH01208147A
JPH01208147A JP3174188A JP3174188A JPH01208147A JP H01208147 A JPH01208147 A JP H01208147A JP 3174188 A JP3174188 A JP 3174188A JP 3174188 A JP3174188 A JP 3174188A JP H01208147 A JPH01208147 A JP H01208147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
applying means
energy applying
recording sheet
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3174188A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Fujimura
義彦 藤村
Koichi Saito
孝一 斉藤
Seiichi Kato
誠一 加藤
Nanao Inoue
井上 七穂
Naoshi Kotake
小竹 直志
Zouichi Naitou
内藤 造一
Hiroshi Ikeda
宏 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3174188A priority Critical patent/JPH01208147A/ja
Publication of JPH01208147A publication Critical patent/JPH01208147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/145Arrangement thereof

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、プリンタやファクシミリ等の画像記録装置
として使用されるインクジェット記録装置に関する。
[従来の技術] 従来のインクジェット記録装置としては、インクを密閉
する多数のインク吐出装置に画素密度に応じた吐出口(
オリフィス)をそれぞれ設け、上記インク吐出装置に圧
力パルスを適宜印加して、吐出口からインクを噴射させ
るようにしたものが知られている。
このタイプにあっては、吐出口からのインクの噴射動作
を保つ上で吐出口とインク吐出装置との容積比を大きく
確保しなければならないため、インク吐出装置を小型化
することが難しく、その分、上記吐出口相互の配設ピッ
チをある程度大きくしなければならず、画像の記録密度
を高く設定することができないばかりか、圧力パルスを
印加するという機械的走査によりインクを吐出させるよ
うにしているため、必然的に記録速度の低下を招くとい
う問題点がある。
そこで、このような問題を解決する手段として、平行に
対向配置された一対の絶縁基板により形成されるスリッ
ト状空間内にインクを充填し、このスリット状空間内に
設けられた電極アレイと記録シートを介し対向する電極
との間に電界パターンを形成し、このパターンに対応さ
せてインクを記録シート側へ飛翔させる、所謂平面イン
クジェット記録装置(特開昭56−37163号公報)
や、第11図及び第12図に示すように対向配置された
一対の絶縁基板40.41により形成されたスリット状
空間42を有するヘッド本体43と、このスリット状空
間42に収容されたインク44に対して熱エネルギを印
加する熱エネルギ印加手段45と、インク面と記録シー
ト46との間に所定の静電界を形成せしめる静電界形成
手段47とを備え、記録用のインク44に画像情報に応
じた熱エネルギを印加するとともに、所定の静電界に基
づき加熱されたインク部分を記録シート46側へ飛翔さ
せるようにした、所謂熱静電インクジェット記録装置等
が既に提案されている。
しかしながら、この種の平面インクジェット記録装置、
または熱静電インクジェット記録装置においては、スリ
ット状空間の一端に開口したインク吐出部からインクを
吐出させるものであるため、インクを飛翔させるための
エネルギを印加する電極アレイ、熱エネルギ印加手段及
び静電界形成手段は、スリット状空間を形成する基板の
インク吐出部と反対の一側にすべて配線しなければなら
ない。特に、電界によるスリットジェットは信号線のみ
のため、これらの電極アレイや熱エネルギ印加手段等に
対しては、1つ1つに電気信号印加用の電極と帰路用の
電極の2本をそれぞれ設ける必要があるため、熱エネル
ギ印加手段等の配列密度を高くして、記録密度を向上さ
せようとすると、電極アレイや熱エネルギ印加手段の配
線の配列密度を極端に高くしなければならず、製造が困
難になるとともに、誤動作を生じ易くなり、記録密度を
あまり高密度化できないという問題点を有していた。
そこで、本出願人は、上記の問題点を解決するものとし
て、特開昭62−225361号公報に示すようなもの
を既に提案した。
すなわち、この発明は、第13図及び第14図に示すよ
うに、中央に突部50を有する基板51の表面に、画像
信号に応じて発熱する発熱抵抗体52を長手方向に沿っ
て直線状に形成するとともに、この発熱抵抗体52上に
絶縁層を介して図示しない静電誘導用電極を設ける。上
記基板51上には、その突部50との間に微小な間隙を
形成するように、薄い金属板等からなる断面コ字形状の
カバー53を被着し、基板51とカバー53との間にイ
ンク54が連続して供給されるインク収容部55を設け
る。このカバー53には、基板51の発熱抵抗体52に
対応した位置に直線状のスリット56を長尺に形成する
。そして、記録用のインク54に発熱抵抗体52によっ
て画像情報に応じた熱エネルギを印加するとともに、静
電誘導用電極(図示せず)によって所定の静電界に基づ
き加熱されたインク部分を記録シート57側へ飛翔させ
るようにしたものである。
こうした場合には、インク54を吐出させるためのスリ
ット56をカバー53に形成し、発熱抵抗体52等は、
スリット56と対向する基板51上に形成することがで
きるため、これら発熱抵抗体52等の電極58.59は
、第14図に示すように、発熱抵抗体52の両側に設け
ることができる。そのため、発熱抵抗体52等の片側に
は、1本の電極58又は59を設ければ良いため、発熱
抵抗体52の配列密度を高めて記録密度の高密度化が容
易に行える。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来技術の場合には、次のような問題点を
有している。すなわち、薄い金属板等からなるカバーに
長尺な幅の狭いスリットを形成する必要があるため、ス
リットを精度良く形成するのが困難であり、第15図乃
至第17図に示すように、スリットを介して対向するカ
バーの端部に撓みやズレが生じ易い。そのため、スリッ
トの幅や開口方向にバラツキが生じ、インクの飛翔方向
にバラツキが生じたりあるいはまったくインクが飛翔せ
ず、又インクが飛翔する際カバーの表面側に回り込んで
、インクがカバーの表面に付着して汚れが生じるという
問題点がある。
[問題点を解決するための手段] そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、高速
記録且つ高密度の記録に対応することができるのは勿論
のこと、スリットを幕度良く形成することができ、イン
クを正常に飛翔可能なインクジェット記録装置を提供す
ることにある。
すなわち、この発明は、一対の基板を対向配置させて、
両基板間にインクを収容するインク収容部を形成すると
ともに、一方の基板にインクを吐出させるためのスリッ
トを形成してなるヘッド本体と、画素密度に応じた各イ
ンク単位領域に対して画像情報に対応して各インク単位
領域を、スリットから記録シート側へ選択的に飛翔させ
るためのエネルギを印加するエネルギ印加手段とを備え
たインクジェット記録装置において、上記エネルギ印加
手段を複数の群に分割するとともに、各群のエネルギ印
加手段を記録シートの移動方向に直交する方向に対して
傾斜させて配置し、一方の基板に上記エネルギ印加手段
に対応した位置にそれぞれスリットを分割して設けるよ
うに構成されている。
このような技術的手段において、上記ヘッド本体として
は、基本的には互いに長手方向に沿って対向配置された
一対の基板により形成されるインク収容部を有するよう
に形成したものであれば適宜設計変更して差し支えない
が、電界パターン用の電極アレイ、若しくは熱エネルギ
印加手段の配設作業性を考慮すると、上記電極アレイや
熱エネルギ印加手段を予め施した一対の基板をスペーサ
部材、例えばポリエチレンテレフタレートフィルム、ポ
リエステルフィルム、ガラスペースト等を介して離間配
置するようにしたものが望ましい。
また、上記一方の基板としては、高剛性の材料、例えば
硬質ガラス、セラミックス、耐熱ガラス、硬質プラスチ
ック、シリコンウェハー等から適宜選択可能であるが、
熱伝導性に優れたセラミックス材料で構成することが好
ましい。
他方の基板としては、例えば金属、セラミックス、硬質
ガラス、耐熱ガラス、硬質プラスチック等から適宜選択
可能である。
さらに、インク収容部内の画素密度に応じた各インク単
位領域に対し、エネルギを印加するエネルギ印加手段と
しては、静電インクジェット記録装置にあっては基板に
設けられ、インク面と記録シートとの間に画像情報に対
応した電界パターンを形成する静電界形成手段によりこ
れを構成することができ、一方、熱静電インクジェット
記録装置にあっては基板に設けられ、各インク単位領域
に対し画像情報に対応した熱エネルギを印加する熱エネ
ルギ印加手段と、インク面と記録シートとの間に静電界
を形成する静電界形成手段とで構成することができる。
また、熱静電インクジェット記録装置における上記熱エ
ネルギ印加手段としては、画素密度に応じて複数の発熱
抵抗体を配してなる発熱体アレイを用いて間接的にイン
クを加熱するようにしたものでも良いし、所定の抵抗率
を持つインク自体に直接通電して加熱するようにしたも
のなど適宜選択できることは勿論である。
また、上記エネルギ印加手段は、複数の群に分割され、
各群のエネルギ印加手段は、記録シートの移動方向と直
交する方向に対して傾斜して配置されるが、エネルギ印
加手段を分割する数は任意であり、又その傾斜角は適宜
設定される。
さらに、使用するインクについても、所定のエネルギを
印加した際に飛翔可能な状態に達するものであれば適宜
選択して差し支えない。この場合において、熱静電イン
クジェット記録装置における具体的なインクの飛翔条件
としては、作用している静電界によってインクが飛翔し
得る程度まで、インクの粘度及び表面張力が低下し、し
がも、インクの導電率が向上することが必要である。
[作用] この発明においては、インクを飛翔させるためのスリッ
トを複数に分割して形成することができるので、1つ1
つのスリットは短くて良いため、スリットを精度良く形
成することができるとともに、スリットの強度も向上さ
せることができる。
また、エネルギ印加手段を複数の群に分割して、各群の
エネルギ印加手段を記録シートの移動方向と直交する方
向に対して角度θで傾斜するようにしたので、エネルギ
印加手段の配列密度を通常と等しくした場合でも、その
記録密度を、エネルギ印加手段の配列密度のC05O分
の1だけ高めることができる。したがって、記録密度の
高密度化の要請を満たしつつ、エネルギ印加手段の間隔
を保持して相互の干渉を防止することができる。
[実施例] 以下、この発明を熱静電インクジェット記録装置に適用
した実施例について図面を参照して詳細に説明する。
この実施例に係るインクジェット記録装置は、第1図及
び第2図に示すように、インク収容部1に収容されたイ
ンク2を吐出させるためのスリット3を有するヘッド本
体4と、画素密度に応じた各インク単位領域に対して画
像情報に対応して各インク単位領域を、スリット3から
記録シート5側へ選択的に飛翔させるためのエネルギを
印加するエネルギ印加手段6とでその主要部が構成され
ている。
まず、上記ヘッド本体4は、下側基板7上に上側基板8
を対向配置させることにより、両基板7.8間に形成さ
れるインク収容部1を有している。
すなわち、上記下側基板7は、アルミナセラミックスや
ガラス等によって平板状に形成されており、この下側基
板7は、表面に約60μm厚のアンダーグレーズガラス
層7a(第2図)が設けられている。又、下側基板7上
に対向配置される上側基板8は、例えば金属、セラミッ
クス、ガラス等によって薄い平板状に形成されている。
上記下側基板7には、その外周縁に沿って厚さ25μm
のポリエチレンテレフタレート製のスペーサ9を介して
上側基板8が固着されており、これら上側基板7と下側
基板8とによって囲まれた空間がインク収容部1となっ
ている。
一方、上記エネルギ印加手段6は、複数の群6a、6b
、6c・・・に分割されており、各群のエネルギ印加手
段6は、記録シート5の移動方向に直交する方向Aに対
して傾斜させて配置されている。このエネルギ印加手段
6は、インク収容部1に収容されるインク2に対して熱
エネルギを印加する熱エネルギ印加手段10と、インク
面と記録シート5との間に所定の静電界を形成する静電
界形成手段11とで構成されている。
すなわち、上記下側基板7上には、第3図に示すように
、発熱抵抗体12.12・・・を直線状に配列した発熱
体アレイ13a、13b・・・が、複数の群に分割され
て配列されており、各発熱体アレイ13a、13b・・
・は、下側基板7の長手方向つまり記録シート5の移動
方向に対して直交する方向Aに対して、所定角度(図示
例では60度)傾斜して設けられている。これらの発熱
体アレイ13a、13b・・・は、第3図に示すように
、平面長方形状の微小な発熱抵抗体12.12・−・を
所定のピッチで16個直線状に配列して形成されており
、個々の発熱抵抗体12.12・・・は、記録シート5
の移動方向に向けて配置されている。また、各発熱体ア
レイ13a、13b・・・は、記録シート5の移動方向
の両端に位置する発熱抵抗体12.12・・・が、下側
基板7の長手方向に沿って直線状に配列されているとと
もに、隣合う発熱体アレイ13a、13b−・・の端部
に位置する発熱抵抗体12.12・・・は、下側基板7
の長手方向に沿って所定のピッチで連続するように配列
されている。
“ 上記発熱抵抗体12.12・・・としては、第4図
に示すように、下側基板7上に反応性スパッタリング法
により着膜し、フォトリソエツチング法により形成した
画素(例えば8ドツト/mm )毎に約1000人の厚
さを有するTa2N薄膜よりなるものが用いられる。上
記各発熱抵抗体12.12 ・・・にはそれぞれ、Ni
−Cr約500人、AU約1μmを順次連続的に一様蒸
着し、これをフォトリソエツチング法により形成した一
対の通電用電極14.14・・・、15.15・・・が
、発熱抵抗体12.12・・・の両側に直線状に接続さ
れている。
なお、符号16は高周波スパッタリング法により形成さ
れて上記発熱抵抗体12.12・・・及び各通雇用電極
14.15を絶縁被覆する2μm厚み程度の8 + 0
2等の保護層である。この保護層16は、発熱抵抗体1
2.12・・・の酸化等を防止するためのものである。
また、上記静電界形成手段11は、第2図に示すように
、保護層16上に、Crを約500人、CUを約100
00人及びCrを約500人類次蒸着して形成されたヘ
ッド側電極17と、上記インク面から適宜離間配置され
且つ記録シート5の支持面としても機能するロール状の
静電誘導用電極18と、ヘッド側電極17及び静電誘導
用電極18間に介装されてインク面から静電誘導用電極
18側に向かう静電界を形成する静電誘導用電源19と
で構成されている。なお、静電界形成手段11として、
ヘッド側電極17の代わりに絶縁層を介して設けられた
上側基板8を用いても良い。
また、上記インク収容部1に収容されるインク2として
は、室温20℃で粘度1500p8値を示し、加熱時に
100℃で粘度5CpS値に低下する導電性の油性顔料
分散インクが用いられている。
さらに、上記上側基板8には、第1図に示すように、上
記発熱体アレイ13a、13b・・・に対応した位置に
スリット3a13b・・・が形成されている。すなわち
、上側基板8には、第5図に示すように、発熱体アレイ
13a、13b・・・の真上に対応した位置に、上側基
板8の長手方向Aに対して60度傾斜したスリット3a
13b・・・が穿設されており、各発熱体アレイ13a
113b・・・は、スリット3a、3b・・・の中央に
位置するようになっている。このスリット3a、3b・
・・は、[50μmで長さ2.4mmの長円形状に形成
されている、。
また、上記スリット3a、3b・・・の下面とヘッド側
電極17との間隔は、約30μmに設定されている。こ
の上側基板8の表面には、3μm厚の5102膜が形成
されており、上側基板8自体は、電気的に接地されてい
る。
また、下側基板7には、第2図及び第6図に示すように
、インク収容部1にインク2を供給するための供給口2
0.20・・・が、複数所定間隔て設けられている。
第7図は上記インクジェット記録装置を駆動するための
駆動回路を示すものである。この実施例では、発熱抵抗
体12.12・・・が複数の群13a、13b・・・に
分割されており、これら各発熱体アレイ13a、13b
・・・は、記録シート5の移動方向に直交する方向Aに
対して60度傾斜して配置されている。そのため、各発
熱体アレイ13a113b・・・に印加する電気信号は
、その発熱抵抗体12.12・・・の位置によって互い
にズラす必要がある。いま、発熱抵抗体12.12・・
・の配列ピッチをP、記録シート5の移動方向の印字密
度をdl、記録シート5の移動方向と直交する方向Aの
印字密度をd2とすると、第8図から明らかなように、
Psinθ−nd  、Pcosθ=d2という関係が
成立つ。ここで、θは記録シート5の移動方向と直交す
る方向と、発熱体アレイ13a、13b・・・とが成す
角度である。この実施例では、θが60度に設定されて
いるので、記録シート5の移動方向と直交する方向Aの
印字密度d2は、Pxcos60=0.5Pとなる。つ
まり、発熱抵抗体12.12・・・を8ヶ/mmの密度
で配列した場合、印字密度d2は16ケ/mmとなる。
また、nは記録シート5の移動方向に幾つ毎に印字する
かを示す数であり、通常はn−1に設定される。
このとき、第8図に示すように、発熱体アレイ13a、
13b・・・の数を11各発熱体アレイ13a、13b
・・・の発熱抵抗体12.12・・・の数をmとすると
、各発熱体アレイ13a、13b・・・の記録シート5
の移動方向先端に位置する発熱抵抗体12が、kライン
目のデータを印字する時は、2番目の発熱抵抗体12は
に+1ライン目のデータを、3番目の発熱抵抗体12は
に+2ライン目のデータをそれぞれ印字する必要がある
。そのため、駆動回路は、上記の如き時間差をもって各
発熱体アレイ13a、13b・・・の発熱抵抗体12を
駆動する必要がある。
上記駆動回路は、第7図に示すように、全発熱抵抗体1
2.12・・・の数1xm個のデータを保持可能なシフ
トレジスタ21を、m個備えており、各シフトレジスタ
21.21・・・は、直列に接続されている。また、1
番目のシフトレジスタ21は、1、m+1.2m+1・
・・のデータが、2番目のシフトレジスタ21は、2、
m+2.2m+2・・・のデータが、k番目のシフトレ
ジスタ21は、k1m+に、2m十k・・・のデータが
それぞれラッチ回路22に入力されるようになっている
。このラッチ回路22の出力は、ドライバ23に入力さ
れており、ドライバ23の出力によって各発熱体アレイ
13a、13b・・・の発熱抵抗体12.12・・・が
駆動されるようになっている。上記発熱抵抗体12.1
2・・・の一方の電極15は、各発熱抵抗体12.12
・・・に共通な帰路電極となっている。
上記シフトレジスタ21、ラッチ回路22及びドライバ
23は、通常、各発熱体アレイ13.13・・・毎にI
C化されており、各IC回路24.24・・・は、第6
図に示すように、発熱体アレイ13.13・・・の−側
に設けられる。
次に、この実施例に係るインクジェット記録装置の製造
方法について説明する。まず、下側基板7を製造するに
は、アルミナセラミックス基板等を所定の形状に切断し
、このアルミナセラミックス基板の表面に、60μm厚
のアンダーグレーズガラス層7aを形成する。この下側
基板7のアンダーグレーズガラス層7aが形成された表
面に、前記のごとく記録シート5の搬送方向と直交する
方向Aに対して60度傾斜した直線上に沿って、8ヶ/
mmの密度でTa2Nからなる発熱抵抗体12.12・
・・を1000人の厚さで形成する。発熱抵抗体12.
12・・・は、1本の直線状配置毎に、直線の両側に通
電電極14.15が引出された構造となっており、発熱
抵抗体12.12・・・は、各発熱体アレイ13a11
3b・・・毎に16個づつ配置した。発熱体アレイ13
a、13b・・・は、発熱抵抗体12.12・・・上に
SiO2の保護層16が2μmの厚さで積層されている
一方、上側基板8は、例えば50μm厚のSUS板にエ
ツチングで所定の形状のスリット3a、3b・・・を形
成する。この上側基板8を厚さ25μmのポリエチレン
テレフタレートからなるスペーサ9を介して下側基板7
上に二液エポキシ系接着剤により接着してヘッド本体4
を形成する。
以上の構成において、この実施例に係るインクジェット
記録装置では、次のようにして画像の記録が行なわれる
。すなわち、上側基板7と下側基板8との間に形成され
るインク収容部1に、供給口20,20・・・からイン
ク2を供給し、スリット開口よりインクが流出開始する
流出圧よりも1〜2cmH2O負圧でインクメニスカス
を形成する。
次に、記録すべき画像情報に応じた駆動パルスが然エネ
ルギ印加手段10の発熱抵抗体12.12・・・に0.
25W、2m5ecの加熱パルスが印加されると、発熱
抵抗体12.12・・・が発熱し、これに対応したイン
ク単位領域が熱エネルギを受けて発熱する。すると、こ
の加熱されたインク単位領域においては、インク2の粘
度及び表面張力が低下する。一方、上記熱エネルギ印加
手段10の駆動タイミングにその立下がりが一致するよ
うに同期して、2.0KV、0.4m5eCの静電制御
パルスが静電界形成手段11の静電誘導用電極18に印
加されると、インク而と静電誘導用電極18との間に静
電界が形成され、この静電界に基づいてインク単位領域
が静電誘導用電極18の手前側を通過する記録シート5
に向かって飛翔動作し、記録シート5上にインクドツト
が形成されることになる。尚、静電誘導用電極18とし
ては、例えば直径20mmの金属製ロールが用いられ、
このロールの表面に記録シート5が密着される。
そして、静電誘導用電極18とヘッド本体4との間隔は
、例えば0.3mmに設定される。
本発明者らは、上記の条件で実際に印字を行なったとこ
ろ、従来の直線状に16ドツト/mmで発熱抵抗体を配
列したものに比べ、印字が安定し、ドツトの位置、大き
さのバラツキが少ない印字が行なわれた。特に、ベタ画
像のごとくドツト密度の高い像において差が大きかった
このように、この実施例に係るインクジェット記録装置
においては、インク2を飛翔させるためのスリット3a
、3b・・・を複数に分割して形成するようにしたので
、1つ1つのスリット3a13b・・・は短くて良いた
め、スリット3a、3b・・・を精度良く形成すること
ができる。そのため、容易に長尺のヘッド本体4を形成
することができるとともに、インク2を所定の方向に正
常に飛翔させることができる。また、エネルギ印加手段
6を複数の群に分割して、各群のエネルギ印加手段6.
6・・・を記録シート5の移動方向と直交する方向Aに
対して傾斜(角度θ)するようにしたので、エネルギ印
加手段6としての発熱抵抗体12.12・・・の配列密
度Pに対して記録密度d2を、エネルギ印加手段6の配
列密度PのCOSθ分だけ高めることができる。
第9図は発熱抵抗体の他の実施例を示すものであり、前
記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例では、発熱抵抗体12.2・・・をスリ
ット3と直交する方向に配列したものである。こうする
ことによって、スリット3内の温度分布を対称にするこ
とができ、印字特性を向上することができる。
第10図は駆動回路の他の実施例を示すものであり、前
記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例では、各群の発熱体アレイ13.13・
・・に接続されるIC回路24.24・・・は、各発熱
体アレイ13.13・・・毎に交互に設けるようになっ
ている。こうした場合には、各発熱体アレイ13.13
・・・を駆動するIC回路24.24・・・の配線密度
及びIC回路の実装密度を低下させることができる。
[発明の効果] この発明は以上の構成及び作用よりなるもので、高速記
録且つ高密度の記録に対応することができ、しかもイン
クを飛翔させるためのスリットを精度良く形成すること
ができる等種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るインクジェット記録装置の一実
施例を示す分解斜視図、第2図は同装置の断面図、第3
図は発熱体アレイを示す平面説明図、第4図はエネルギ
印加手段を示す断面図、第5図は発熱抵抗体とスリット
の位置関係を示す説明図、第6図はインクジェット記録
装置の一部除去した平面説明図、第7図は駆動回路を示
すブロック図、第8図は印字状態を示す説明図、第9図
は発熱抵抗体の他の例を示す平面図、第10図は発熱抵
抗体の駆動回路の他の配置例を示す平面図、第11図は
従来のインクジェット記録装置を示す分解斜視図、第1
2図は同断面図、第13図は従来の他のインクジェット
記録装置を示す分解斜視図、第14図は同断面図、第1
5図はスリットの変形状態を示す斜視図、第16図は第
15図のXVT−XVI線断面図、第17図は第15図
のX■−XvI線断面図である。 [符号の説明] 1・・・インク収容部 2・・・インク 3a、3b・・・スリット 4・・・ヘッド本体 5・・・記録シート 6a、6b・・・エネルギ印加手段 7・・・下側基板 8・・・上側基板 特 許 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代 理
 人 弁理士  中村 智廣(外3名)第2図 5:記録シート 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対の基板を対向配置させて、両基板間にインクを収容
    するインク収容部を形成するとともに、一方の基板にイ
    ンクを吐出させるためのスリットを形成してなるヘッド
    本体と、画素密度に応じた各インク単位領域に対して画
    像情報に対応して各インク単位領域を、スリットから記
    録シート側へ選択的に飛翔させるためのエネルギを印加
    するエネルギ印加手段とを備えたインクジェット記録装
    置において、上記エネルギ印加手段を複数の群に分割す
    るとともに、各群のエネルギ印加手段を記録シートの移
    動方向に直交する方向に対して傾斜させて配置し、一方
    の基板に上記エネルギ印加手段に対応した位置にそれぞ
    れスリットを分割して設けたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
JP3174188A 1988-02-16 1988-02-16 インクジェット記録装置 Pending JPH01208147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3174188A JPH01208147A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3174188A JPH01208147A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01208147A true JPH01208147A (ja) 1989-08-22

Family

ID=12339458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3174188A Pending JPH01208147A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01208147A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9993980B2 (en) 2014-08-20 2018-06-12 The Boeing Company Methods for forming radius fillers for composite structures
US10035309B2 (en) 2014-04-03 2018-07-31 The Boeing Company Radius fillers for composite structures, composite structures that include radius fillers, and systems and methods of forming the same
US10105942B2 (en) 2014-08-20 2018-10-23 The Boeing Company Systems and methods for forming radius fillers for composite structures
US10967586B2 (en) 2012-08-06 2021-04-06 The Boeing Company Radius fillers for composite structures, composite structures that include radius fillers, and systems and methods of forming the same

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10967586B2 (en) 2012-08-06 2021-04-06 The Boeing Company Radius fillers for composite structures, composite structures that include radius fillers, and systems and methods of forming the same
US10035309B2 (en) 2014-04-03 2018-07-31 The Boeing Company Radius fillers for composite structures, composite structures that include radius fillers, and systems and methods of forming the same
US10864687B2 (en) 2014-04-03 2020-12-15 The Boeing Company Radius fillers for composite structures, composite structures that include radius fillers, and systems and methods of forming the same
US9993980B2 (en) 2014-08-20 2018-06-12 The Boeing Company Methods for forming radius fillers for composite structures
US10105942B2 (en) 2014-08-20 2018-10-23 The Boeing Company Systems and methods for forming radius fillers for composite structures

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4748458A (en) Thermal electrostatic ink-jet recording apparatus
US4737803A (en) Thermal electrostatic ink-jet recording apparatus
EP0436889B1 (en) Integral ink jet print head
JPH04229276A (ja) サーマル式ドロップ・オン・デマンド・インクジェット・プリントヘッド
US6663223B2 (en) Print head, manufacturing method therefor and printer
JPS62225361A (ja) 画像記録ヘツド
KR0125467B1 (ko) 전자부품, 서멀헤드, 그 서멀헤드의 제조방법 및 감열기록장치
JPH01208147A (ja) インクジェット記録装置
US4841312A (en) Thermal-electrostatic ink jet recording apparatus
JP2658020B2 (ja) インクジエツト記録装置
JP2699450B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2932979B2 (ja) 静電吸引型インクジェット装置
JPS6335347A (ja) インクジエツト記録装置
JPH0243053A (ja) インクジエット記録装置
JPS6135966A (ja) インクジエツト記録ヘツド
JP2862649B2 (ja) サーマルヘッド
JPS62251151A (ja) 熱静電インクジエツト記録ヘツド
JP2958496B2 (ja) 厚膜型サーマルヘッドの製造方法
JPH0311274B2 (ja)
JPS62251148A (ja) 熱静電インクジエツト記録ヘツド
JPH02188252A (ja) インクジェット記録装置
JPS62259862A (ja) インクジエツト記録方法
JPH03203657A (ja) インクジェット記録方法及びその装置
JPH04110160A (ja) 端面型サーマルヘッド
JPH01114452A (ja) インクジェット記録装置