JPH0120790Y2 - - Google Patents

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JPH0120790Y2
JPH0120790Y2 JP1985102568U JP10256885U JPH0120790Y2 JP H0120790 Y2 JPH0120790 Y2 JP H0120790Y2 JP 1985102568 U JP1985102568 U JP 1985102568U JP 10256885 U JP10256885 U JP 10256885U JP H0120790 Y2 JPH0120790 Y2 JP H0120790Y2
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heating
air
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heat
cooling
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、面状発熱体を備えた冷暖房装置に関
し、さらに詳しくは暖房時に強制送風を行なう必
要のない冷暖房装置に関する。
考案の技術的背景ならびにその問題点 本件出願人は、先に特公昭58−15,913号公報
にて赤外線放射体の製造方法を開示した。この赤
外線放射体の製造方法は、セラミツク板などの耐
熱性非電導性基板の表面上に、シリコーン樹脂と
グラフアイト粉末を有機溶剤に混和させ、必要に
応じてこれに絶縁性粉末を添加したものを塗布し
て電熱性発熱被膜を形成し、次いでこれを250〜
450℃の温度で焼成することを特徴としている。
ところで近年に至つて、冷房器具と暖房器具と
を兼用した冷暖房装置が用いられ始めている。と
ころが現状で得られている冷暖房装置は、冷房時
には電力の消費は大きな問題とはならないが、暖
房時には熱源として電熱ヒータを用いているため
大きな電力を消費するためヒーズが飛んだりする
とともに効率が悪いという問題点があつた。ま
た、暖房時には発熱源が線状であるため電熱ヒー
タからの熱をフアンなどにより強制送風しなけれ
ばならず、この際送風音が喧しかつたり、このた
め電力が必要であるという問題点があつた。
本考案者は上記の問題点を解決すべく鋭意研究
したところ、本考案者が先に開示した赤外線放射
体からなる面状発熱体を冷暖房装置の暖房具とし
て用いれば、電力を大幅に節約できるとともに、
面状で発熱するため暖房時に強制送風する必要が
なく、したがつて静かな冷暖房装置が得られるこ
とを見出して本考案を完成するに至つた。
考案の目的 本考案は、上記のような従来技術に伴なう問題
点を解決しようとするものであつて、暖房時に、
大きな電力を消費しなくとも効率よく室内を暖め
ることができしかもその際強制送風する必要がな
い、暖房具を備えた冷暖房装置を提供することを
目的としている。
考案の概要 本考案に係る冷暖房装置は、シリコーン樹脂と
グラフアイト粉末との組合せを有機溶剤と混和し
てなる混合物に必要に応じて絶縁性粉末を添加
し、得られた混和物を基板上に塗布した後これを
250〜450℃の温度で焼成して形成した電熱性発熱
被膜と一対の電極とが基板上に設けられてなる面
状発熱体および冷房部を有してなり、面状発熱体
の発熱面は冷暖房装置の前面に位置して前方に向
かつて解放されていることを特徴としている。
発明の具体的説明 以下本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
本考案に係る冷暖房装置1は、図面にその正面
図が示されるように、面状発熱体2と冷却3とが
一体的に組合わされて形成されている。
面状発熱体2は、シリコーン樹脂とグラフアイ
ト粉末との組合わせを有機溶剤と混和してなる混
和物を、耐熱性非電導性基体の表面上に塗布し
て、この表面上に電熱性発熱被膜を形成し、次い
でこれを250〜450℃の温度で焼成するとともに、
発熱被膜の両端部に一対の電極を設けることによ
つて形成されている。また電熱性発熱被膜は、シ
リコーン樹脂とグラフアイト粉末との組合わせを
混和してなる混合物に、一種または二種以上の酸
化ケイ素、雲母、酸化マグネシウムなどの絶縁性
粉末を添加し、この混合物を耐熱性非電導性基体
の表面上に塗布して、この表面上に電熱性発熱被
膜を形成し、次いでこれを250〜450℃の温度で焼
成して形成してもよい。この面状発熱体では、一
対の電極に電圧を印加して発熱被膜に電流を流す
ことによつて発熱させている。
この面状発熱体2の発熱体は、本考案に係る冷
暖房装置1の前面に位置して、その前方には金属
柵などの保護用金属部材4が設けられている以外
は実質的に前方には遮蔽物がなく解放されてい
る。
一方本考案に係る冷暖房装置1の冷房部3は、
通常広く用いられるタイプの冷房装置であつてよ
く、この冷房部3は送風口5を有し、その前面に
はパネル6が設けられている。このパネル6に
は、冷房および暖房の切替えスイツチ7、冷房お
よび暖房強度調節スイツチ8、冷房時の送風強度
調節スイツチ9が設けられている。
本考案に係る冷暖房装置1の暖房部としての面
状発熱体2は、優れた熱安定性および電気的性質
を有し、小さな消費電力で心地よい暖かさを提供
できる。したがつてエネルギーの節約になるとと
もに、ヒーズが飛んだりすことがなくなる。また
面全体で発熱するため、線状で発熱する従来のヒ
ータと比較すると、強制送風する必要がなく、し
たがつて送風のための電力を消費することがない
とともに送風時に騒音が発生することがない。
考案の効果 本考案に係る冷暖房装置は、暖房部として特定
の成分から構成される面状発熱体が用いられてい
るため、暖房時に大きな電力を消費しなくとも効
率よく室内を暖めることができ、しかもその際強
制送風する必要がないので電力の消費を図ること
ができるとともに送風時に騒音が発生しないとい
う優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る冷暖房装置の正面図であ
る。 1……冷暖房装置、2……面状発熱体、3……
冷房口、4……保護部分、5……送風口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリコーン樹脂とグラフアイト粉末との組合せ
    を有機溶剤と混和してなる混合物に必要に応じて
    絶縁性粉末を添加し、得られた混和物を基板上に
    塗布した後これを250〜450℃の温度で焼成して形
    成した電熱性発熱被膜と一対の電極とが基板上に
    設けられてなる面状発熱体、および冷房部を有し
    てなり、面状発熱体の発熱面は冷暖房装置の前面
    に位置して前方に向かつて解放されていることを
    特徴とする冷暖房装置。
JP1985102568U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0120790Y2 (ja)

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JPS6210379U JPS6210379U (ja) 1987-01-22
JPH0120790Y2 true JPH0120790Y2 (ja) 1989-06-22

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JPH0333936Y2 (ja) * 1984-11-30 1991-07-18

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JPS6210379U (ja) 1987-01-22

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