JP3095831U - 遠赤外線発熱体ユニット - Google Patents

遠赤外線発熱体ユニット

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良孝 大牟田
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日本遠赤外線株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の遠赤外線発熱ユニットは、前面側からケ
ーシング内に放熱板、発熱板、断熱材、押さえ板の順に
組み合わされるものであるが、発熱体からの伝熱を受け
放熱板や押さえ板自体が弓形形状に曲がってしまうた
め、押さえ板表面に円環状のビード加工や円形の凸部の
加工を施す必要があり、特殊な金型を作成しなければな
らないというコスト上の課題があった。 【解決手段】本考案は、発熱体17として発熱部15を
前部板状体と後部板状体との間に挟持し、さらに該発熱
体と押さえ板との間にセラミックウールからなる第一断
熱材と第二断熱材とを挟むことによって隙間を生じさせ
ないで押さえ板への伝熱を少なくし、放熱板及び押さえ
板の反りを防止することができる遠赤外線発熱ユニット
を提供するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、遠近赤外線パネルヒータに用いる部品からなるユニットに関し、さ らに詳しくは、平面発熱体からの発熱を平面形状又は凸状の押さえ板で簡易に制 御して、反りを無くすることが可能な遠近赤外線発熱発熱体ユニットである。
【0002】
【従来技術】
従来の遠赤外線暖房器に使用する面状放射体としては、セラミックをプラズマ 溶射によって面状にコートした遠赤外線ヒータが知られ、このうち特公平5−6 1754号「遠赤外線ヒーター」は、面状の耐熱絶縁性支持体と、この支持体表 面に固着した発熱体表面上に白アルミナを50〜100μmの厚みにプラズマ溶射して なる放熱体とからなり、6μmの波長を境にして、短波長側の遠赤外線の放射強 度が低く長波長側において遠赤外線の放射強度が高い放射特性を有することを特 徴とする遠赤外線ヒータが開示され、この遠赤外線ヒータを用いてサウナの熱源 や足温器、暖房機器、医療機器に使用されることを示している。
【0003】 遠赤外線を利用した製品として、特開昭61−15020号「遠赤外線暖房装 置」は、湾曲凹凸面を多数連続成形した強化ロールガラス製の放熱ガラス板の裏 面に、銀とアルミの合金粉をプリント配線状に溶着して線状発熱体を形成すると 共に、該線状発熱体に通電して放熱ガラス板の表面温度を150〜170℃に設 定し、放熱ガラス板に遠赤外線を発生せしめるようにしたことを特徴とする遠赤 外線暖房装置を開示している。
【0004】 さらに特許公報第2987354号は、背面に背面板を設け、且つ前面に開口 部を有する方形箱形をしたケーシングの前面側両側面部に、該ケーシングの開口 部より少なく形成され、且つ表面前面に小凹部を多数連続して設けると共に、裏 面前面を平面部とした耐熱強化ガラス板の裏面の両側面部を固着し、且つ該放熱 ガラス板の裏面の平面部に、アルミニウム、銅、鉄等よりなる合金粉をプリント 配線状に溶着して線状発熱体を設ける一方、該線上発熱体上にエナメル塗料を塗 布して被覆層を形成した遠赤外線暖房装置において、前記放熱ガラス板は、その 両側部をケーシングの前面側両側部において内方へそれぞれ折曲して凸設された 取付片に固着されると共に、前記放熱ガラス板の裏面側に、加熱空気の滞留と浮 遊粒子に遠赤外線放射特性を保有せしめる機能を備えた隙間部を有してアルミニ ウムより成る反射板が前記ケーシングに固定され、前記反射板は、ケーシングに 固着していない放熱ガラス板の上・下面部において、開口側端縁部近くまで外側 へ拡開した延長片を連接したことを特徴とする遠赤外線暖房装置を開示している 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように従来の遠赤外線ヒータとして、板状体の発熱体からなるヒータを 用いる暖房器は公知であるが、この板状体素材として耐熱性の強化ガラスやセラ ミック部材を用いる場合には、素材特性から衝撃に弱いという性質を有していた 。
【0006】 また発熱体の形状としても、発熱効率を高めるために近年プリント印刷による 線状回路を設けて遠赤外線の発生を多くする工夫もなされており、それなりに効 率を上げることに成功しているが、従来の対象は特定範囲の波長から成る遠赤外 線をどのようにして発生させるかという視点から開発されることが多かった。
【0007】 また上記線状回路から発生した発熱量が中心部において高いため、従来の遠赤 外線放熱板では平板状の押さえ板では反りを防止できないために、押さえ板に円 環状のビード加工をした押さえ板を用いることは特開2002−98343号に 開示されているが、この押さえ板では円環状のビード加工を必須とするために、 金型自体及び押さえ板製造にコストがかかるという課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者は係る課題を解決するために鋭意研究したところ、従来の平面発熱体 を利用しながら、遠赤外線放熱板と押さえ板の反りを防止できる新規な遠赤外線 発熱放射体を提供することができた。
【0009】 すなわち本考案の第一は、遠赤外線放熱板と平面発熱体と押さえ板をパネル内 に取り付けた発熱体ユニットにおいて、遠赤外線放熱板は、放射板表面に遠赤外 線放射体を発生する放熱板であり、前記平面発熱体は、ヒーター部を前・後部か らなる2枚の板上体で挟持して一体成型した発熱体であり、さらに該後部板上体 と前記押さえ板との間には、断熱材を少なくとも2枚以上挟持して押さえ板の反 りを制御することを特徴とする遠赤外線発熱体ユニットである。
【0010】 本考案の第二は、前記平面発熱体は、前記放熱板方向に40g/cm以上の 圧力で押しつけることによって熱伝導率を上げることを特徴とする請求項1記載 の遠赤外線発熱発熱体ユニットである。
【0011】 本考案の第三は、前記断熱材は、熱を通しにくく、且つ復元力が少ないセラミ ックウールを複数枚重ねて使用することを特徴とする請求項1記載の遠赤外線発 熱発熱体ユニットである。
【0012】 本考案の第四は、前記断熱材は、前記後部板上体と前記押さえ板との間で厚み の半分以上が圧縮されるように接合されることを特徴とする請求項1記載の遠赤 外線発熱発熱体ユニットである。
【0013】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施の一例を示す暖房器の正面図である。この暖房器は、暖 房器本体1の中に開口型のケーシング2を設け、該ケーシング内部に図2に示す ように放熱板9、発熱体17、第1の断熱材18、第2の断熱材19、押さえ板 20と重ねられた状態で組み合わされるものである。
【0014】 この場合、ケーシング2に嵌合してネジ固着する縦30cm、横40cmの放 熱板9は、素材としてアルミニウム材や鋼材を用い、その表面に遠赤外線を発生 するセラミックパウダーをコーテイングしている。
【0015】 さらに放熱板9の表面の一部に、前記遠赤外線を発生するセラミックパウダー に代えて、マイナスイオンを発生するファインセラミックを塗布したマイナスイ オン発生部を、任意の箇所に設けることも可能である。
【0016】 この場合、前記マイナスイオン発生部においては、ファインセラミック素材を 前記放熱板の一面あるいは両面に施し、本考案では、このファインセラミックと してゾルゲムプロセス(SOL-Gel Process)によって精製された高純度な完全無機 質であり、高温でも安定し変色しない半永久的な顔料を用いたセラミカ(商品名 )を用いる事ができるが、マイナスイオンを発生できるセラミックであればこれ に限定されるものではない。
【0017】 上記セラミカに替わる素材として、本考案では遠赤外線高放射アルミ機能材で ある「スーパーレイ(商標名)」を用いることも可能であるが、このスーパーレ イは、基材がアルミニウムであるため、軽くて割れにくく耐久性に優れた素材で あり、成形加工の自由度が大きく、プレス加工による曲面、折り曲げ等の性能が 良い素材である。
【0018】 次いで、前記放熱板9に接触させる縦22cm、横38cmの発熱板17は、 図3及び図4に示されるようにステンレス箔の発熱部15を、縦30cm、横4 0cmの人工マイカ製の後部板状体13と、同様に製造した前部板状体22との 間に挟持してを一体成形したものであり、この発熱部15には、電源と接続する 密状の線状回路12を設けている。
【0019】 この発熱体17は、図5〜図7に示されるように人工マイカ製の板状体とステ ンレス箔のヒーターエレメントを一体成型して作成したフレキシブル平面発熱体 であり、ステンレス箔と人工マイカ製の板状体との密着性を向上させた特別仕様 材で、超薄型で軽量なため取り扱いが簡単で場所をとらない。
【0020】 またステンレス箔のヒーターエレメントは、面状のため温度分布の均一性に富 み、さらに0.1mm(100μm)前後の超薄型タイプのため熱応答性に優れ ており、省エネルギー化を図れるものである。
【0021】 この発熱体は、−200℃以下の極低温でもフレキシブル性を失わず、400 ℃以上の高温でも非溶解性、難燃性の特性を併せて有し、270℃一定でも長時 間の使用が可能な特性を有しているが、中心部と周辺部とでは放熱板の素材にも よるが相当温度差が生ずる。
【0022】 次いで、前記発熱体17(特に後部板状体13)と押さえ板20との間には、 縦30cm、横40cmのセラミックウールからなる第1断熱材18を挟む他に 、例えば縦10cm、横20cm、厚み12mmのセラミックウールからなる第 2断熱材19を重ねて、厚みが半分以上縮小するように圧縮すると尚好ましい。
【0023】 この理由として、通常前記発熱体17から放射された熱は、第1断熱材18を 通過して押さえ板20に伝熱し、その熱によって平板上或いは凸状形状である押 さえ板20は弓状に曲がってしまうのが、第1断熱材18と押さえ板20との間 に第2断熱材19を挟むことにとって隙間の生じを防ぎ、発熱体17から押さえ 板20への伝熱が少なくなることに起因し、これによって押さえ板20自体を縦 30cm、横40cmの平面体となすことができた。
【0024】 本考案の他の特徴の一つは、前記マイナスイオンを発生するほかに遠赤外線と 近赤外線とを同一の放熱板9の遠赤外線放射部16から発生させることも可能で ある。
【0025】 この発生にためのメカニズムとして発熱体17の内部に、図5に示すように電 源と接続する密状の線状回路12から成る発熱部15を設けているほか、上部電 源端子部10には170Wの電流が、下部電源端子部11には450Wの電流が 流れるように成っている。
【0026】 そして上記密状の線状回路12として、図5に示されるように形状として線状 にパターン印刷を行うが、一例として、中心部周辺では0.6〜0.8w/ cmのワット密度になるように印刷し、他の範囲は0.3〜0.6w/cm の密度で印刷したものに電流を流すと、放熱板の中心部から熱を発生し始め、そ れに伴って放熱板表面のセラミックパウダーに伝熱して近赤外線が最初に発生し て即暖房が可能となり、次いで順次中心部から徐々に周辺に暖められて遠赤外線 を発生するが、パターン印刷によって種々変更可能である。
【0027】 さらに放熱板9の表面の一部に、前記遠赤外線を発生するセラミックパウダー に代えて、マイナスイオンを発生するファインセラミックを塗布したマイナスイ オン発生部を設けた場合には、ファインセラックのコーティング部にも伝熱して マイナスイオンや波動を発生するようになっている。
【0028】 放熱板の表面温度が210〜250℃の高温になったら、自動的に制御器(図 示せず)が作動して上部電源端子部10に接続する150Wのスイッチを切って 、350Wのみを流して省エネルギー化を計っている他、前記放熱板の表面温度 が210〜250℃の高温となっているため通常この暖房器1台で6〜8畳の広 さの室内を均一に暖めることができるようになった。
【0029】 放熱板9表面に塗布するセラミックパウダーとして、赤外線を発生するZrO 、SiO、TiO、Alの少なくとも1種以上のセラミックを有機 材と混合したコーティング材を塗布して用いたが、放熱板9に直接コーティング できるものであれば上記コーティング材以外のものも使用できる。
【0030】 以下実施例をもって本考案の詳細を以下に述べるが、本考案の範囲はこれらに 限定されるものではない。
【0031】
【実施例1】 図2に示す縦30cm、横40cm、厚さ1.2m/mのアルミニウム製放熱 板9の裏面に接触する発熱体17は、図5に示すように別途アルミニウム製板を 用いて、回路をパターン印刷で印刷してエッチング処理を行い、平均0.3〜0 .5w/cmの線状回路12から成る発熱部15を製作し、この場合、発熱部 15の中心箇所(直径約10cm)の線状回路を0.6〜0.8w/cmに なるようにし、その他の箇所は0.3〜0.6w/cmのパタ−ン印刷した発 熱部15を上部電源端子部10と下部電源端子部11とを双方向から取り付けた 。
【0032】 一方、上記発熱部15に対応する放熱板9の表面には、赤外線を発生するZr O、SiO、TiO、Alの少なくとも1種からなるセラミックパ ウダーのうち、ZrOを有機材と混合したコーティング材として予め作成して おき、このコーティング剤を約8μmの厚みに均一に塗布して常温乾燥や低温乾 燥して得た遠赤外線放射部16を設け、発熱部15の伝熱を受けて遠赤外線放射 部16から遠・近赤外線が両方発生することができるが、特に上記発熱部15の 中心箇所がら早く暖められて近赤外線を発生し、次いで周囲の箇所が暖められな がら遠赤外線を発生する構造となっている。
【0033】 さらに上記赤外線放射部16上部にも、放熱板9裏面と同様にセラミカからな るファインセラミックコーティングをしたイオン発生部(図示せず)を設け、発 熱部15からの伝熱を受けてマイナスイオンと波動を外部に発生するようにして いる。
【0034】 次いで上記の放熱体9を、図1に示す本体のケーシング枠に取り付けて固着し 、温度切替スイッチ4や電源スイッチ5と連動せしめてストーブ型の暖房器とし たが、さらに図2の断面図に示すようにケーシング上部枠体3にもファインセラ ミックであるセラミカを塗布したイオン発生部を設けて、この部分からもマイナ スイオンと波動を発生させるようにしているこのほか、この放熱板9は上記暖房 具以外にもサウナ用熱源、足温器、医療機器に応用できるものである。
【0035】
【実施例2】 実施例1と同様な大きさの縦30cm、横40cm、厚さ1.2m/mのアル ミニウム製機能材であるスーパーレイ(商標名)を放熱板9として用い、実施例 1に記載する平均0.3〜0.5w/cmの線状回路12から成る発熱部15 を前記放熱板の裏面に上部電源端子部10と下部電源端子部11とを双方向から 取り付けた。
【0036】 本実施例では、マイナスイオン発生部は、ケーシング上部枠体3にファインセ ラミックであるセラミカを塗布したイオン発生部(図示せず)を設けて、この部 分からマイナスイオンと波動を発生させるようにしているが、実施例1と同様に 放熱板の上部にセラミカを塗布してマイナスイオンを発生することも当然可能で ある。
【0037】 本実施例にかかる放熱板9も、実施例1と同様に上記暖房具以外にもサウナ用 熱源、足温器、医療機器に応用できるものである。
【0038】
【実施例3】 実施例1示す縦30cm、横40cm、厚さ1.2m/mのアルミニウム製放 熱板9と接触する発熱体は、厚さ0.1mm(100μm)のステンレス箔の両 面に接合したフレキシブル面状体に線状回路を設けた平面発熱体であって、該発 熱体をアルミニウム性の放熱板の裏面に上部電源端子部10と下部電源端子部1 1とを双方向から取り付けた。
【0039】 本実施例でも、実施例1及び実施例2と同様にマイナスイオン発生部は、放熱 板上部とケーシング上部枠体3とにファインセラミックであるセラミカを塗布し たイオン発生部を設けて、この部分からマイナスイオンと波動を発生させるよう にしたところ、実施例1及び実施例2とほぼ同じ効果を得ることが出来た。
【0040】
【考案の効果】
本考案のパネルユニットは、発熱体17として面状発熱部15を前部板状体2 2及び後部板状体13との間で挟持すること、また該発熱体17と押さえ板20 との間に第1断熱材と第2断熱材とを同様に挟持させることによって、発熱体1 7からの伝熱をコントロールし、押さえ板自体が平板状であっても弓型にそらな いという効果を有するものである。
【0041】 本考案の放熱板は、アルミニウムや鋼板素材からなる1枚の板状体であるが、 その裏面に150Wと350Wの電流が流れる線状回路が設けられていて、総消 費電力は従来の1000〜1500Wに比較すると約半分以下の省エネルギー化 をはかれるものである。
【0042】 更にこの線状体回路の密度は、中心部は0.6〜0.8w/cmで、それ 以外は0.3〜0.6w/cmの線巾で回路が形成された発熱部があり、この 発熱部に電流を流すことによって放熱板表面にコーティングされているセラミッ ク材からなる赤外線放射部表面から近赤外線が放出されて即暖房化され、次いで 遠赤外線が放出されて人体に優しい赤外線が外部に出され、最後に放熱板上部に コーティングされたファインセラミック層からマイナスイオンと波動が放出する ものである。
【0043】 前記放熱板に使用する素材はアルミニウム材や鋼板から成る金属板であるため 、従来の強化ガラス材やセラミック材と比較すると強度の面で比較にならないほ ど強靱であるほか、耐熱性にも優れた効果を有するものである。
【0044】 この放熱板上部に塗布するファインセラミック材であるセラミカは、いかなる 静電気も発生させることが無いため、その表面には生活上の様々なゴミや埃、廃 棄ガス等にも耐えることができるために簡単なクリーニングで除去できるという 効果を有している。
【0045】 さらにこのセラミカは超耐熱性特性を有し、火災でも燃えない上、煙や有害ガ スの発生もなく、人体に全く悪影響を及ぼさない素材であるから、本考案暖房器 においては安心して使用できるものである。
【0046】 上記セラミカ以外でも、上述のスパーレイのような高放射アルミ機能材や、フ レキシブル平面発熱体をそれぞれ他の素材と組み合わせることによって、前記効 果を有することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案暖房具であるストーブの正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本考案に係る発熱放射体の分解説明図である。
【図4a】図3の断面図である。
【図4b】他の形態の断面図である。
【図5】本考案に係る発熱板の正面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】本考案に係る発熱体の断面図である。
【符号の説明】
1・・・・暖房具本体 2・・・・ケーシング 3・・・・ケーシングの上部枠体 4・・・・温度切替スイッチ 5・・・・電源スイッチ 6・・・・ラベル表示板 7・・・・車輪 8・・・・車輪保持具 9・・・・放熱板 10・・・上部電源端子部 11・・・下部電源端子部 12・・・線状回路 13・・・後部板状体 14・・・放射板 15・・・発熱部 16・・・遠赤外線放射部 17・・・発熱体 18・・・第1の断熱材 19・・・第2の断熱材 20・・・押さえ板 21・・・押さえ板の周縁部 22・・・前部板状体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠赤外線放熱板と平面発熱体と押さえ板
    をパネル内に取り付けた発熱体ユニットにおいて、遠赤
    外線放熱板は、放射板表面に遠赤外線放射体を発生する
    放熱板であり、前記平面発熱体は、ヒーター部を前・後
    部からなる2枚の板上体で挟持して一体成型した発熱体
    であり、さらに該後部板上体と前記押さえ板との間に
    は、断熱材を少なくとも2枚以上挟持して押さえ板の反
    りを制御することを特徴とする遠赤外線発熱体ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】前記平面発熱体は、前記放熱板方向に40
    g/cm以上の圧力で押しつけることによって熱伝導
    率を上げることを特徴とする請求項1記載の遠赤外線発
    熱発熱体ユニット。
  3. 【請求項3】前記断熱材は、熱を通しにくく、且つ復元
    力が少ないセラミックウールを複数枚重ねて使用するこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠赤外線発熱発熱体ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】前記断熱材は、前記後部板上体と前記押さ
    え板との間で厚みの半分以上が圧縮されるように接合さ
    れることを特徴とする請求項1記載の遠赤外線発熱発熱
    体ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105805817A (zh) * 2014-12-30 2016-07-27 无锡汉思特电器科技有限公司 一种多功能取暖器

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