JPH01206859A - 同期電動機並びにそのロータに使用するマグネット形状 - Google Patents
同期電動機並びにそのロータに使用するマグネット形状Info
- Publication number
- JPH01206859A JPH01206859A JP63026520A JP2652088A JPH01206859A JP H01206859 A JPH01206859 A JP H01206859A JP 63026520 A JP63026520 A JP 63026520A JP 2652088 A JP2652088 A JP 2652088A JP H01206859 A JPH01206859 A JP H01206859A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotor
- shape
- synchronous motor
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims description 12
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は同期電動機におけるロータ表面のマグネットの
輪郭形状に関し、特に着磁作業の容易なマグネット形状
を有する同期電動機並びにそのマグネット形状に関する
。
輪郭形状に関し、特に着磁作業の容易なマグネット形状
を有する同期電動機並びにそのマグネット形状に関する
。
同期電動機のロータ表面にマグネットを貼付固定して界
磁極と成すためには、一般に貼付固定後に着磁作業を行
なう。この作業においては隣接するマグネット間の間隙
が大きい程着磁作業が容易であると共に、マグネットの
端部に至るまで充分に着磁され易い。従来のマグネット
の形状は必ずしもこうした点を考慮されているものでは
なく、再考の余地を残している。
磁極と成すためには、一般に貼付固定後に着磁作業を行
なう。この作業においては隣接するマグネット間の間隙
が大きい程着磁作業が容易であると共に、マグネットの
端部に至るまで充分に着磁され易い。従来のマグネット
の形状は必ずしもこうした点を考慮されているものでは
なく、再考の余地を残している。
依って本発明は斯る課題の解決を図るべく、着磁作業が
容易で、かつ充分に着磁のなされ得るマグネットの輪郭
形状並びに該マグネットを有した同期電動機を提供する
ことを目的とする。
容易で、かつ充分に着磁のなされ得るマグネットの輪郭
形状並びに該マグネットを有した同期電動機を提供する
ことを目的とする。
上記目的に鑑みて本発明はロータの表面、即ち外周或い
は円周にマグネットを固定するタイプの同期電動機にお
いて、前記ロータの長手方向における前記マグネットの
長さ寸法が前記ロータの周方向位置に応じて略正弦波状
に変化する輪郭形状を有すると共に略平行四辺形形状を
成すことを特徴とする同期電動機ロータのマグネット形
状並びに同マグネットを有した同期電動機を提供する。
は円周にマグネットを固定するタイプの同期電動機にお
いて、前記ロータの長手方向における前記マグネットの
長さ寸法が前記ロータの周方向位置に応じて略正弦波状
に変化する輪郭形状を有すると共に略平行四辺形形状を
成すことを特徴とする同期電動機ロータのマグネット形
状並びに同マグネットを有した同期電動機を提供する。
平行四辺形影状のマグネットを採用することにより隣接
マグネット間の間隙を大きく設定することができ、着磁
作業が容易となる。しかも長手方向におけるマグネット
の長さ寸法がロータの周方向位置に応じて略正弦波状に
変化する輪郭形状を有しているので、発生する逆起電圧
は略正弦波状となる。
マグネット間の間隙を大きく設定することができ、着磁
作業が容易となる。しかも長手方向におけるマグネット
の長さ寸法がロータの周方向位置に応じて略正弦波状に
変化する輪郭形状を有しているので、発生する逆起電圧
は略正弦波状となる。
〔実施例〕
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳細
に説明する。本発明はロータが電動機の中心側にある場
合も、外周側にある場合も含んでいる。従ってマグネッ
トはロータの外周表面に固定する場合も、内周表面に固
定する場合もある。
に説明する。本発明はロータが電動機の中心側にある場
合も、外周側にある場合も含んでいる。従ってマグネッ
トはロータの外周表面に固定する場合も、内周表面に固
定する場合もある。
第３図は従来の形状のマグネット１４を貼り付は固定し
たロータ１０をシャフト１２と共に図示している。逆起
電圧を正弦波状にするため、従来はマグネット１４の長
手方向端部１４ａと１４ｂの各輪郭を正弦波に近い多角
形に形成していた。このマグネット１４を平面上に展開
した１例を第１図の二点鎖線にて図示している。
たロータ１０をシャフト１２と共に図示している。逆起
電圧を正弦波状にするため、従来はマグネット１４の長
手方向端部１４ａと１４ｂの各輪郭を正弦波に近い多角
形に形成していた。このマグネット１４を平面上に展開
した１例を第１図の二点鎖線にて図示している。
然しなから、逆起電圧を正弦波状にするためのマグネッ
トの形状は必ずしもマグネットの長手方向の各端部を正
弦波形状、或いはその近似の多角形にする必要はなく、
マグネットの長手方向の長さ寸法がロータの周方向位置
に応じて正弦波状、或いはその近似に変化する輪郭形状
を成しておればよい。この考えに基づいて第１図に本発
明による略平行四辺形を成す輪郭形状を存したマグネッ
ト２０を実線で示す。本発明輪郭形状を有したマグネッ
ト２０の台形ＢＣＤＧと、従来のマグネ、ト１４の台形
旧ＤＧとは各台形の上底長さはｈ２である様に形成して
いると共に、図面からも明らかな様に下底長さはｈｌで
あって同一長さである。
トの形状は必ずしもマグネットの長手方向の各端部を正
弦波形状、或いはその近似の多角形にする必要はなく、
マグネットの長手方向の長さ寸法がロータの周方向位置
に応じて正弦波状、或いはその近似に変化する輪郭形状
を成しておればよい。この考えに基づいて第１図に本発
明による略平行四辺形を成す輪郭形状を存したマグネッ
ト２０を実線で示す。本発明輪郭形状を有したマグネッ
ト２０の台形ＢＣＤＧと、従来のマグネ、ト１４の台形
旧ＤＧとは各台形の上底長さはｈ２である様に形成して
いると共に、図面からも明らかな様に下底長さはｈｌで
あって同一長さである。
更に高さは共に８１に設定しである。従って上記２つの
台形ＢＣＤＧとＨＩＤＧのＸ方向（長手方向）の長さ寸
法は、ロータの周方向θの位置にかかわらず互いに同一
である。他側の２つの台形ＥＦＡＪとＫＬＡＪとの関係
についても同様であるため、結局本発明輪郭形状のマグ
ネット２０も従来のマグネット１４も逆起電圧の大きさ
並びにその波形は同一となる。
台形ＢＣＤＧとＨＩＤＧのＸ方向（長手方向）の長さ寸
法は、ロータの周方向θの位置にかかわらず互いに同一
である。他側の２つの台形ＥＦＡＪとＫＬＡＪとの関係
についても同様であるため、結局本発明輪郭形状のマグ
ネット２０も従来のマグネット１４も逆起電圧の大きさ
並びにその波形は同一となる。
ここで隣接マグネット間の間隙についてみると、本発明
のマグネット２０では辺で■とＦＡ との距離が上記
間隙であるが、従来のマグネット１４の辺Ｈ１とＨＩ
との距離よりも明らかに大きい。即ち本発明による輪
郭形状を有したマグネットでは逆起電圧を低下させるこ
となく着磁作業を容易にさせることができる。
のマグネット２０では辺で■とＦＡ との距離が上記
間隙であるが、従来のマグネット１４の辺Ｈ１とＨＩ
との距離よりも明らかに大きい。即ち本発明による輪
郭形状を有したマグネットでは逆起電圧を低下させるこ
となく着磁作業を容易にさせることができる。
更には第１図からもわかる様に各マグネット２０のθ方
向の寸法Ｓ２を大きくしても隣接マグネット間の間隔を
従来形状のマグネットの場合よりも大きく設定すること
は可能である。この様なマグネットの形状寸法の１例を
第２図（ａｌに示す。第２図Ｔｂ）には第１図に二点鎖
線で示したものと同じ従来形状のマグネット１４を比較
のために図示している。ｈ２＝ｈｌ／１０である。この
実施例では１極当り４．５スロツトのモータを考えてお
り、Ｐ ＝ ４．５スロツト幅寸法、Ｐ’＝４．０スロ
ツト幅寸法、５１＝１．４スロツト幅寸法の場合ｇ’＝
０．５スロット幅寸法、ｇ″、１スロツト幅寸法となる
。この画形状寸法のマグネット３０．１４を夫々用いた
場合の逆起電圧をシミュレーション解析により求めると
、どちらも略正弦波形状の逆起電圧が得られると共に、
マグネット３０の場合には従来のマグネット１４の場合
と比較して逆起電圧の大きさが６．３％増加する。即ち
、第２図（ａ）に示すマグネット３０では、従来のマグ
ネット１４よりも着磁作業が容易となり、しかも従来よ
りも大きさの大きな略正弦波形状の逆起電圧波が得られ
る。
向の寸法Ｓ２を大きくしても隣接マグネット間の間隔を
従来形状のマグネットの場合よりも大きく設定すること
は可能である。この様なマグネットの形状寸法の１例を
第２図（ａｌに示す。第２図Ｔｂ）には第１図に二点鎖
線で示したものと同じ従来形状のマグネット１４を比較
のために図示している。ｈ２＝ｈｌ／１０である。この
実施例では１極当り４．５スロツトのモータを考えてお
り、Ｐ ＝ ４．５スロツト幅寸法、Ｐ’＝４．０スロ
ツト幅寸法、５１＝１．４スロツト幅寸法の場合ｇ’＝
０．５スロット幅寸法、ｇ″、１スロツト幅寸法となる
。この画形状寸法のマグネット３０．１４を夫々用いた
場合の逆起電圧をシミュレーション解析により求めると
、どちらも略正弦波形状の逆起電圧が得られると共に、
マグネット３０の場合には従来のマグネット１４の場合
と比較して逆起電圧の大きさが６．３％増加する。即ち
、第２図（ａ）に示すマグネット３０では、従来のマグ
ネット１４よりも着磁作業が容易となり、しかも従来よ
りも大きさの大きな略正弦波形状の逆起電圧波が得られ
る。
以上の説明から明らかな様に本発明によるマグネット形
状を採用すれば、着磁作業が容易になると共に、略正弦
波状の逆起電圧が発生する。
状を採用すれば、着磁作業が容易になると共に、略正弦
波状の逆起電圧が発生する。
第１図は本発明よ係る形状のマグネットを従来のマグネ
ットと共に図示した展開平面図、第２図は本発明に係る
他の形状寸法のマグネットを従来のマグネットと比較図
示した展開平面図、第３図は従来形状のマグネットを用
いたロータの側面図。 １０・・・ロータ、 １４・・・従来形状のマグネッ
ト、２０・・・本発明に係る第一の形状寸法のマグネッ
ト、３０・・・本発明に係る第二の形状寸法のマグネッ
ト、Ｐ・・・１極ピッチ幅寸法。 八 第１図 第２図 第３図
ットと共に図示した展開平面図、第２図は本発明に係る
他の形状寸法のマグネットを従来のマグネットと比較図
示した展開平面図、第３図は従来形状のマグネットを用
いたロータの側面図。 １０・・・ロータ、 １４・・・従来形状のマグネッ
ト、２０・・・本発明に係る第一の形状寸法のマグネッ
ト、３０・・・本発明に係る第二の形状寸法のマグネッ
ト、Ｐ・・・１極ピッチ幅寸法。 八 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ロータの表面にマグネットを固定するタイプの同期
電動機において、前記ロータの長手方向における前記マ
グネットの長さ寸法が前記ロータの周方向位置に応じて
略正弦波状に変化する輪郭形状を有すると共に略平行四
辺形形状を成すことを特徴とするマグネットを有する同
期電動機。 ２、前記ロータの周方向における前記マグネットの幅寸
法が１極ピッチ寸法から成る特許請求の範囲第１項記載
のマグネットを有する同期電動機。 ３、同期電動機ロータの表面に固定するマグネットの形
状であって、第一の方向における前記マグネットの長さ
寸法が、該第一の方向と直交する第二の方向における位
置に応じて略正弦波状に変化する輪郭形状を有すると共
に略平行四辺形形状を成すことを特徴とするマグネット
形状。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63026520A JPH01206859A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 同期電動機並びにそのロータに使用するマグネット形状 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63026520A JPH01206859A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 同期電動機並びにそのロータに使用するマグネット形状 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01206859A true JPH01206859A (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=12195754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63026520A Pending JPH01206859A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 同期電動機並びにそのロータに使用するマグネット形状 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01206859A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0445308A1 (en) * | 1989-09-27 | 1991-09-11 | Fanuc Ltd. | Structure of rotor of a synchronous motor |
| EP0473534A2 (en) * | 1990-08-30 | 1992-03-04 | Emerson Electric Co. | Permanent magnet rotor and motor |
| US7663282B2 (en) | 2006-04-24 | 2010-02-16 | Inventio Ag | Traction drive for elevator |
| US7999430B2 (en) * | 2008-12-19 | 2011-08-16 | Industrial Technology Research Institute | Complementary permanent magnet structure capable of minimizing cogging torque for rotating electric machine |
| US20120068581A1 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-22 | Delta Electronics, Inc. | Fan and motor thereof |
| US20180269732A1 (en) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | Lg Electronics Inc. | Interior permanent magnet type rotor, permanent magent type motor having the interior permanent magnet type rotor, and compressor having the permanent magent type motor |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP63026520A patent/JPH01206859A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0445308A1 (en) * | 1989-09-27 | 1991-09-11 | Fanuc Ltd. | Structure of rotor of a synchronous motor |
| EP0473534A2 (en) * | 1990-08-30 | 1992-03-04 | Emerson Electric Co. | Permanent magnet rotor and motor |
| US7663282B2 (en) | 2006-04-24 | 2010-02-16 | Inventio Ag | Traction drive for elevator |
| US7999430B2 (en) * | 2008-12-19 | 2011-08-16 | Industrial Technology Research Institute | Complementary permanent magnet structure capable of minimizing cogging torque for rotating electric machine |
| US20120068581A1 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-22 | Delta Electronics, Inc. | Fan and motor thereof |
| US9369017B2 (en) * | 2010-09-21 | 2016-06-14 | Delta Electronics, Inc. | Fan and motor thereof |
| US20180269732A1 (en) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | Lg Electronics Inc. | Interior permanent magnet type rotor, permanent magent type motor having the interior permanent magnet type rotor, and compressor having the permanent magent type motor |
| CN108631464A (zh) * | 2017-03-16 | 2018-10-09 | Lg电子株式会社 | 永磁体嵌入式转子、永磁体式马达及压缩机 |
| US10615651B2 (en) * | 2017-03-16 | 2020-04-07 | Lg Electronics Inc. | Interior permanent magnet type rotor, permanent magnet type motor having the interior permanent magnet type rotor, and compressor having the permanent magnet type motor |
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