JPH01206531A - 電磁接触器の接点消耗検出装置 - Google Patents
電磁接触器の接点消耗検出装置Info
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- JPH01206531A JPH01206531A JP3013888A JP3013888A JPH01206531A JP H01206531 A JPH01206531 A JP H01206531A JP 3013888 A JP3013888 A JP 3013888A JP 3013888 A JP3013888 A JP 3013888A JP H01206531 A JPH01206531 A JP H01206531A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/0015—Means for testing or for inspecting contacts, e.g. wear indicator
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、電磁接触器の接点が寿命限界近傍まで消耗
したことを検出、表示する装置に関する。
したことを検出、表示する装置に関する。
第7図及び第8図は従来の電磁接触器の一般的構成を示
すもので、第7図は釈放状態を示し、また第8図は投入
状態を示している。 第7図において、モールドケース1の下部には操作電磁
石2が収容され、この操作電磁石2は、固定鉄心3、操
作コイル4、及び可動鉄心5からなっている。可動鉄心
5の上部には、接触子支え6がビン7により連結され、
接触子支え6と操作コイル4との間には、操作コイル4
の非励磁状態で可動鉄心5を図示位置に保持しておくた
めの復帰ばね8が挿入されている。 接触子支え6には軸方向に貫通する段付孔6aが開けら
れており、この段付孔6a内には可動接触子9をその背
面の板ばね10と共に保持した支え棒11が接触ばね1
2を介して滑動可能に支持されている。支え棒11の下
部に挿入された接触ばね12は、支え棒11に固定され
た止め輪11aと段付孔6aの段付部との間で圧縮され
るようになっている。13は、可動接触子9の両端に取
り付けられた可動接点である。可動接触子10は接触ば
ね12により、接触子支え6の頭部端面に常時押圧され
ている。 14は可動接触子9に対向して接触子支え6の左右に配
置された固定接触子で固定接点15を有し、端子ねじ1
6によりモールドケースlに固定されている。 17はモールドケース1に重ねて設けられた消弧室、1
8.19は共にこの消弧室内に配置されたグリッドであ
る。 このような構成において、操作コイル4を励磁すると可
動鉄心5は固定鉄心3に向かって吸引され、それに伴い
接触子支え6が下降して、可動接触子9は接触ばね12
を介して固定接触子14に押圧される。その際、接触子
支え6は接点13゜15同志が接触した後も接触ばね1
2を圧縮しながらさらにある距離下降を続け、第8図に
示すように可動鉄心5が固定鉄心3に吸着されて停止し
た時点で、可動接触子9は接触子支え6の頭部端面から
距xICだけ浮き上がっている。この距%ll Cはい
わゆるワイプ量と呼ばれるものであって、接触ばね12
のこの分の圧縮により接点13.15間に必要な接触圧
力が生じる。
すもので、第7図は釈放状態を示し、また第8図は投入
状態を示している。 第7図において、モールドケース1の下部には操作電磁
石2が収容され、この操作電磁石2は、固定鉄心3、操
作コイル4、及び可動鉄心5からなっている。可動鉄心
5の上部には、接触子支え6がビン7により連結され、
接触子支え6と操作コイル4との間には、操作コイル4
の非励磁状態で可動鉄心5を図示位置に保持しておくた
めの復帰ばね8が挿入されている。 接触子支え6には軸方向に貫通する段付孔6aが開けら
れており、この段付孔6a内には可動接触子9をその背
面の板ばね10と共に保持した支え棒11が接触ばね1
2を介して滑動可能に支持されている。支え棒11の下
部に挿入された接触ばね12は、支え棒11に固定され
た止め輪11aと段付孔6aの段付部との間で圧縮され
るようになっている。13は、可動接触子9の両端に取
り付けられた可動接点である。可動接触子10は接触ば
ね12により、接触子支え6の頭部端面に常時押圧され
ている。 14は可動接触子9に対向して接触子支え6の左右に配
置された固定接触子で固定接点15を有し、端子ねじ1
6によりモールドケースlに固定されている。 17はモールドケース1に重ねて設けられた消弧室、1
8.19は共にこの消弧室内に配置されたグリッドであ
る。 このような構成において、操作コイル4を励磁すると可
動鉄心5は固定鉄心3に向かって吸引され、それに伴い
接触子支え6が下降して、可動接触子9は接触ばね12
を介して固定接触子14に押圧される。その際、接触子
支え6は接点13゜15同志が接触した後も接触ばね1
2を圧縮しながらさらにある距離下降を続け、第8図に
示すように可動鉄心5が固定鉄心3に吸着されて停止し
た時点で、可動接触子9は接触子支え6の頭部端面から
距xICだけ浮き上がっている。この距%ll Cはい
わゆるワイプ量と呼ばれるものであって、接触ばね12
のこの分の圧縮により接点13.15間に必要な接触圧
力が生じる。
ところで、接点13.15は開閉を重ねる度に消耗する
が、それに伴って釈放時の接点13,15間の開きA(
第7図)は大きくなる。一方、鉄心3.5の吸着面はそ
れほど摩耗しないので、釈放時の鉄心3.5間の距離、
すなわち、投入時の接触子支え6の下降距離はほとんど
変化しない。 したがって、上記ワイプ量Cは、電磁接触器の開閉に伴
いに次第に減少していくことになる。 しかし、ワイプ量がある程度以下になると必要な接触圧
力が得られなくなり、接点溶着などの不都合が生じる。 ところが、従来の電磁接触器は接点の消耗状況を検出し
て表示する手段が設けられておらず、外部から接点寿命
の到来を容易に認識することができないという問題点が
あった。 そこでこの発明は、接点が寿命限界近傍に達したことを
検出し、事故に至る前にこれを表示することのできる電
磁接触器の接点消耗検出装置を提供することを目的とす
るものである。
が、それに伴って釈放時の接点13,15間の開きA(
第7図)は大きくなる。一方、鉄心3.5の吸着面はそ
れほど摩耗しないので、釈放時の鉄心3.5間の距離、
すなわち、投入時の接触子支え6の下降距離はほとんど
変化しない。 したがって、上記ワイプ量Cは、電磁接触器の開閉に伴
いに次第に減少していくことになる。 しかし、ワイプ量がある程度以下になると必要な接触圧
力が得られなくなり、接点溶着などの不都合が生じる。 ところが、従来の電磁接触器は接点の消耗状況を検出し
て表示する手段が設けられておらず、外部から接点寿命
の到来を容易に認識することができないという問題点が
あった。 そこでこの発明は、接点が寿命限界近傍に達したことを
検出し、事故に至る前にこれを表示することのできる電
磁接触器の接点消耗検出装置を提供することを目的とす
るものである。
この発明は上記目的を達成するために、操作電磁石の可
動鉄心に連結された接触子支えに可動接触子を保持した
支え捧が接触ばねを挟んで滑動可能に支持され、前記可
動接触子と対向して固定接触子が配置された電磁接触器
において、窓孔内に第2の可動接触子を接触ばねと共に
滑動可能に保持した動作棒を支え棒に重ねて設け、この
動作棒を動作ばねにより前記支え棒に押圧するとともに
、前記第2の可動接触子に対向させて第2の固定接触子
を設け、本来の可動及び固定接触子の接点が寿命限界近
傍まで消耗すると電磁接触器の投入時に前記第2の可動
及び固定接触子の接点間が閉路あるいは開路するように
したものである。
動鉄心に連結された接触子支えに可動接触子を保持した
支え捧が接触ばねを挟んで滑動可能に支持され、前記可
動接触子と対向して固定接触子が配置された電磁接触器
において、窓孔内に第2の可動接触子を接触ばねと共に
滑動可能に保持した動作棒を支え棒に重ねて設け、この
動作棒を動作ばねにより前記支え棒に押圧するとともに
、前記第2の可動接触子に対向させて第2の固定接触子
を設け、本来の可動及び固定接触子の接点が寿命限界近
傍まで消耗すると電磁接触器の投入時に前記第2の可動
及び固定接触子の接点間が閉路あるいは開路するように
したものである。
本来の可動及び可動接触子の接点が寿命限界近傍まで消
耗すると、第2の可動及び固定接触子の接点間が閉路あ
るいは開路するので、この出力により接点の消耗が限界
値に達したことを検出することができる。
耗すると、第2の可動及び固定接触子の接点間が閉路あ
るいは開路するので、この出力により接点の消耗が限界
値に達したことを検出することができる。
以下、第1図〜第6図に基づいてこの発明の詳細な説明
する。なお、実施例を示すこれらの図において、第7図
及び第8図の従来例と同一部分には同一の符号を付は説
明を省略する。 第1図はこの発明の装置を備えた電磁接触器の釈放状態
を示し、第3図はその1相分の可動部分を分解して示し
たものである。図において、20は支え棒11に重ねて
設けられた動作棒で、動作ばね21により常時支え棒1
1に押圧され、消弧室17の上部に構成されたモールド
ケース1aに案内されて支え棒11と共に上下に動くよ
うになっている。ここで、動作ばね21は復帰ばね8よ
りもばね力が小さくなっている。 動作棒20には左右に貫通する窓孔22が開けられてお
り、この窓孔22内には背中合わせにした短冊形の第2
の可動接触子23.24が、接触ばね25を挟んで滑動
可能に保持されている。26及び27は、第2の可動接
触子23及び24にそれぞれ取り付けられた可動接点で
ある。 これら第2の可動接触子23.24に対向して、第2の
固定接触子28.29が設けられている。 30及び31は、固定接触子28及び29にそれぞれ取
り付けられた固定接点である。固定接触子28と29は
図示の通り互いに短絡され、さらに接続板32を介して
共に固定接触子14に接続されている。また、第1図の
左側の第2の固定接触子28.29の途中には、接点消
耗表示手段としての表示灯33.34が挿入されている
。 第1図の釈放状態において、本来の可動、固定接触子9
.14における接点13.15間はAの開きで開路して
いる。一方、第2の可動・固定接触子接触子23.28
及び24.29は、接点26.30はBの開きで開路し
ているが、接点27゜31は閉路している。すなわち、
第2の可動接触子23はa接点(常閉接点)として構成
され、また第2の可動接触子24はb接点(常閉接点)
として構成されている。なお、このとき第2の可動接触
子24は接触ばね25により第2の固定接触子29に押
圧され、第2の可動接触子24の前面と窓孔22の天井
面との間にはGの隙間が生じている。 この状態から電磁接触器を投入すると、接点13.15
間は第8図の従来例と同様に閉路するが、その際にも接
点13.15の消耗が少ない間は依然として接点26.
30間は開路し、接点27゜31間は閉路している。し
たがって、接点13゜15の消耗が少ない間は、A<B
(=G)の関係にある。 第2図は接点13.15が寿命限界近傍まで消耗した以
後の電磁接触器投入状態を示すものである。この第2図
においては、接点26.30間は閉路し、接点27.3
1間は開路している。すなわち、接点13.15の消耗
が進むにつれて投入時の動作棒20の図における下降量
が徐々に大きくなり、ついには第2の可動接触子23は
接触ばね25で第2の固定接触子28に押圧され、第2
の可動接触子24は上記隙間Gが零になって窓孔22の
天井面で押し下げられるようになる。 そこで、接点26.30間が閉路し、接点27゜31間
が開路するときのワイプlcが、接点13゜15が寿命
限界近傍まで消耗したときのワイプ量、いわば限界ワイ
プ量となるように第1図における開きB、隙間Gを設定
しておけば、接点13.15が寿命限界近傍に達したと
き、接点26.30間を閉路させ、接点27.31間を
開路させることができる。したがって、この閉路あるい
は開路信号を取り出すことにより、接点が寿命限界に近
いことを検出することができることになる。 第4図は、電磁接触器投入時に接触子支え6に働くばね
負荷と鉄心3.5間の開きSとの関係を示し、実線は接
点が寿命限界近傍に達する以前のものである。開きSの
釈放時の大きさをSo−、ワイプをCとすると、(A+
C)=S、となる。負荷はSが30のとき最小で、復帰
ばね8を圧縮しながら可動鉄心5が吸引され、Sが小さ
くなるに従い次第に上昇する。なお、図の破線は接触ば
ね25の作用ががないと仮定したときの負荷で、実際は
接触ばね25が逆方向(負荷を小さくする方向)に作用
しているので、その分だけ負荷が小さくなっている。 S ”’ S rで接点13.15間が閉路すると、接
触ばね12が働き、負荷が一挙に大きくなる。その後、
ばね8,12の両方の圧縮によりさらに上昇を続け、S
が零の点で最大となる。 第4図の一点鎖線は、接点13.15が寿命限界近傍ま
で消耗したときの状況を示す。すなわち、接点13.1
5が実線の状態からBだけ消耗して、Sが32になった
とき接点13.15が閉路し、同時に接点26.30間
が閉路し、接点27.31間が開路したとすると、負荷
は接触ばね12の働きに加えて、接触ばね25の逆方向
の作用が消滅することにより破線位置まで増大する。そ
の後、徐々に上昇し、Sが零の点で最大となる。なお、
図上のDはそのときのワイプ量°となる。 第5図は、接点消耗表示手段として表示灯33゜34を
用いた第1図の電磁接触器における回路構成を示すもの
である。固定接触子14をこの電磁接触器の運転回路の
電源側R及び負荷側Uにそれぞれ接続した第5図におい
て、接点13.15が消耗して接点26.30間が閉路
すると、ネオンランプ33aが点滅あるいは点灯状態と
なり、接点27.31間が開路すると、ネオンランプ3
4aが点滅あるいは消灯状態となる。なお、33b。 34bは抵抗である。 第6図は電磁接触器の制御開路にこの発明の装置におけ
るb接点を挿入した例を示すものである。 すなわち、操作押しボタン35をONすると操作コイル
4が励磁され、電磁接触器が投入されるとともに補助接
点36が閉じて操作コイル4の励磁が自己保持されるが
、この操作コイル4と直列に接点27.31を接続した
ものである。したがって、接点13.15が寿命限界近
傍まで消耗すると接点27.31間が開路し、電磁接触
器が釈放されて接点13.15の溶着が防止される。 なお、実施例では第2の可動・固定接触子を2組設け、
一方をa接点構成とし他方をb接点構成としたが、必要
に応じていずれか一方でもこの発明の目的を達成できる
ことは勿論である。
する。なお、実施例を示すこれらの図において、第7図
及び第8図の従来例と同一部分には同一の符号を付は説
明を省略する。 第1図はこの発明の装置を備えた電磁接触器の釈放状態
を示し、第3図はその1相分の可動部分を分解して示し
たものである。図において、20は支え棒11に重ねて
設けられた動作棒で、動作ばね21により常時支え棒1
1に押圧され、消弧室17の上部に構成されたモールド
ケース1aに案内されて支え棒11と共に上下に動くよ
うになっている。ここで、動作ばね21は復帰ばね8よ
りもばね力が小さくなっている。 動作棒20には左右に貫通する窓孔22が開けられてお
り、この窓孔22内には背中合わせにした短冊形の第2
の可動接触子23.24が、接触ばね25を挟んで滑動
可能に保持されている。26及び27は、第2の可動接
触子23及び24にそれぞれ取り付けられた可動接点で
ある。 これら第2の可動接触子23.24に対向して、第2の
固定接触子28.29が設けられている。 30及び31は、固定接触子28及び29にそれぞれ取
り付けられた固定接点である。固定接触子28と29は
図示の通り互いに短絡され、さらに接続板32を介して
共に固定接触子14に接続されている。また、第1図の
左側の第2の固定接触子28.29の途中には、接点消
耗表示手段としての表示灯33.34が挿入されている
。 第1図の釈放状態において、本来の可動、固定接触子9
.14における接点13.15間はAの開きで開路して
いる。一方、第2の可動・固定接触子接触子23.28
及び24.29は、接点26.30はBの開きで開路し
ているが、接点27゜31は閉路している。すなわち、
第2の可動接触子23はa接点(常閉接点)として構成
され、また第2の可動接触子24はb接点(常閉接点)
として構成されている。なお、このとき第2の可動接触
子24は接触ばね25により第2の固定接触子29に押
圧され、第2の可動接触子24の前面と窓孔22の天井
面との間にはGの隙間が生じている。 この状態から電磁接触器を投入すると、接点13.15
間は第8図の従来例と同様に閉路するが、その際にも接
点13.15の消耗が少ない間は依然として接点26.
30間は開路し、接点27゜31間は閉路している。し
たがって、接点13゜15の消耗が少ない間は、A<B
(=G)の関係にある。 第2図は接点13.15が寿命限界近傍まで消耗した以
後の電磁接触器投入状態を示すものである。この第2図
においては、接点26.30間は閉路し、接点27.3
1間は開路している。すなわち、接点13.15の消耗
が進むにつれて投入時の動作棒20の図における下降量
が徐々に大きくなり、ついには第2の可動接触子23は
接触ばね25で第2の固定接触子28に押圧され、第2
の可動接触子24は上記隙間Gが零になって窓孔22の
天井面で押し下げられるようになる。 そこで、接点26.30間が閉路し、接点27゜31間
が開路するときのワイプlcが、接点13゜15が寿命
限界近傍まで消耗したときのワイプ量、いわば限界ワイ
プ量となるように第1図における開きB、隙間Gを設定
しておけば、接点13.15が寿命限界近傍に達したと
き、接点26.30間を閉路させ、接点27.31間を
開路させることができる。したがって、この閉路あるい
は開路信号を取り出すことにより、接点が寿命限界に近
いことを検出することができることになる。 第4図は、電磁接触器投入時に接触子支え6に働くばね
負荷と鉄心3.5間の開きSとの関係を示し、実線は接
点が寿命限界近傍に達する以前のものである。開きSの
釈放時の大きさをSo−、ワイプをCとすると、(A+
C)=S、となる。負荷はSが30のとき最小で、復帰
ばね8を圧縮しながら可動鉄心5が吸引され、Sが小さ
くなるに従い次第に上昇する。なお、図の破線は接触ば
ね25の作用ががないと仮定したときの負荷で、実際は
接触ばね25が逆方向(負荷を小さくする方向)に作用
しているので、その分だけ負荷が小さくなっている。 S ”’ S rで接点13.15間が閉路すると、接
触ばね12が働き、負荷が一挙に大きくなる。その後、
ばね8,12の両方の圧縮によりさらに上昇を続け、S
が零の点で最大となる。 第4図の一点鎖線は、接点13.15が寿命限界近傍ま
で消耗したときの状況を示す。すなわち、接点13.1
5が実線の状態からBだけ消耗して、Sが32になった
とき接点13.15が閉路し、同時に接点26.30間
が閉路し、接点27.31間が開路したとすると、負荷
は接触ばね12の働きに加えて、接触ばね25の逆方向
の作用が消滅することにより破線位置まで増大する。そ
の後、徐々に上昇し、Sが零の点で最大となる。なお、
図上のDはそのときのワイプ量°となる。 第5図は、接点消耗表示手段として表示灯33゜34を
用いた第1図の電磁接触器における回路構成を示すもの
である。固定接触子14をこの電磁接触器の運転回路の
電源側R及び負荷側Uにそれぞれ接続した第5図におい
て、接点13.15が消耗して接点26.30間が閉路
すると、ネオンランプ33aが点滅あるいは点灯状態と
なり、接点27.31間が開路すると、ネオンランプ3
4aが点滅あるいは消灯状態となる。なお、33b。 34bは抵抗である。 第6図は電磁接触器の制御開路にこの発明の装置におけ
るb接点を挿入した例を示すものである。 すなわち、操作押しボタン35をONすると操作コイル
4が励磁され、電磁接触器が投入されるとともに補助接
点36が閉じて操作コイル4の励磁が自己保持されるが
、この操作コイル4と直列に接点27.31を接続した
ものである。したがって、接点13.15が寿命限界近
傍まで消耗すると接点27.31間が開路し、電磁接触
器が釈放されて接点13.15の溶着が防止される。 なお、実施例では第2の可動・固定接触子を2組設け、
一方をa接点構成とし他方をb接点構成としたが、必要
に応じていずれか一方でもこの発明の目的を達成できる
ことは勿論である。
上に述べた通り、この発明は本来の可動・固定接触子の
他に、第2の可動・固定接触子を設け、接点が寿命限界
近傍まで消耗するとこれを動作させて接点の消耗を検出
・表示するようにしたので、接点を適時に交換して溶着
などの事故を未然に防止することができる。
他に、第2の可動・固定接触子を設け、接点が寿命限界
近傍まで消耗するとこれを動作させて接点の消耗を検出
・表示するようにしたので、接点を適時に交換して溶着
などの事故を未然に防止することができる。
第1図はこの発明の装置を備えた電磁接触器の釈放状態
を示す縦断面図、第2図は第1図の電磁接触器の投入状
態を示す縦断面図、第3図は第1図の要部の分解斜視図
、第4図は第1図の電磁接触器におけるばね負荷を示す
線図、第5図は第1図の電磁接触器におけるこの発明の
装置の回路図、第6図はこの発明の装置の応用例を示す
回路図、第7図は従来の電磁接触器の釈放状態を示す縦
断面図、第8図は第7図の電磁接触器の投入状態を示す
縦断面図である。 2:操作電磁石、5:可動鉄心、6:接触子支え、9:
可動接触子、11:支え棒、12:接触ばね、13:可
動接点、14:固定接触子、15:固定接点、20:動
作棒、 23,24:第2の可動接触子、26.27:
可動接点、28.29:第2の固定接触子、30,31
:固定接点、32:接続板、33,34:表示灯。 \( 第2図 第3図 第7図 第8図 手続補正書(方式) 昭和63年 6月 9日
を示す縦断面図、第2図は第1図の電磁接触器の投入状
態を示す縦断面図、第3図は第1図の要部の分解斜視図
、第4図は第1図の電磁接触器におけるばね負荷を示す
線図、第5図は第1図の電磁接触器におけるこの発明の
装置の回路図、第6図はこの発明の装置の応用例を示す
回路図、第7図は従来の電磁接触器の釈放状態を示す縦
断面図、第8図は第7図の電磁接触器の投入状態を示す
縦断面図である。 2:操作電磁石、5:可動鉄心、6:接触子支え、9:
可動接触子、11:支え棒、12:接触ばね、13:可
動接点、14:固定接触子、15:固定接点、20:動
作棒、 23,24:第2の可動接触子、26.27:
可動接点、28.29:第2の固定接触子、30,31
:固定接点、32:接続板、33,34:表示灯。 \( 第2図 第3図 第7図 第8図 手続補正書(方式) 昭和63年 6月 9日
Claims (1)
- 1)操作電磁石の可動鉄心に連結された接触子支えに可
動接触子を保持した支え捧が接触ばねを挟んで滑動可能
に支持され、前記可動接触子と対向して固定接触子が配
置された電磁接触器において、窓孔内に第2の可動接触
子を接触ばねと共に滑動可能に保持した動作棒を支え棒
に重ねて設け、この動作棒を動作ばねにより前記支え棒
に押圧するとともに、前記第2の可動接触子に対向させ
て第2の固定接触子を設け、本来の可動及び固定接触子
の接点が寿命限界近傍まで消耗すると電磁接触器の投入
時に前記第2の可動及び固定接触子の接点間が閉路ある
いは開路するようにしたことを特徴とする電磁接触器の
接点消耗検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013888A JPH01206531A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 電磁接触器の接点消耗検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013888A JPH01206531A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 電磁接触器の接点消耗検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01206531A true JPH01206531A (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=12295406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3013888A Pending JPH01206531A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 電磁接触器の接点消耗検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01206531A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0694937A3 (de) * | 1994-07-29 | 1997-08-13 | Siemens Ag | Verfahren zur Bestimmung der Restlebensdauer von Kontakten in Schaltgeräten und zugehörige Anordnung |
FR3011673A1 (fr) * | 2013-10-08 | 2015-04-10 | Schneider Electric Ind Sas | Dispositif de commutation et procede de detection d'un defaut d'un tel dispositif de commutation |
CN107204253A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 比亚迪股份有限公司 | 一种继电器 |
CN107204255A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 比亚迪股份有限公司 | 一种继电器 |
CN107204250A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 比亚迪股份有限公司 | 继电器 |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP3013888A patent/JPH01206531A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2860743A1 (fr) * | 2013-10-08 | 2015-04-15 | Schneider Electric Industries SAS | Dispositif de commutation et procédé de détection d'un défaut d'un tel dispositif de commutation |
US9287064B2 (en) | 2013-10-08 | 2016-03-15 | Schneider Electric Industries Sas | Switching device and method for detecting malfunctioning of such a switching device |
CN107204253A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 比亚迪股份有限公司 | 一种继电器 |
CN107204255A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 比亚迪股份有限公司 | 一种继电器 |
CN107204250A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 比亚迪股份有限公司 | 继电器 |
CN107204253B (zh) * | 2016-03-18 | 2019-04-19 | 比亚迪股份有限公司 | 一种继电器 |
CN107204255B (zh) * | 2016-03-18 | 2019-04-19 | 比亚迪股份有限公司 | 一种继电器 |
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