JPH01206463A - 電子翻訳装置 - Google Patents

電子翻訳装置

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JPH01206463A
JPH01206463A JP63031125A JP3112588A JPH01206463A JP H01206463 A JPH01206463 A JP H01206463A JP 63031125 A JP63031125 A JP 63031125A JP 3112588 A JP3112588 A JP 3112588A JP H01206463 A JPH01206463 A JP H01206463A
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JP63031125A
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Kenzo Ikegami
池上 健三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子翻訳装置に関する。
本明細書において使用する用語を、次のように定義する
(1) 翻訳とは、ある国の言語を他の国の言語に直す
ことだけでなく、広義に解し、同一国内の言語であって
も文字、記号を音声に、音声を文字、記号に直すこと、
カナ漢字変換、音言とその解説との変換、略語と原語・
原文との相互変換、演算(計算全般および、πを入力し
て3.14…の数値を出力すること)、検索なども含ま
れる。
(2) 元言語とは、翻訳前の言語、記号、数値、式な
どをいい、翻訳言語とは、翻訳後の言語、記号、数値、
式、画像などをいう。
(3) 空白とは、無信号、無信号に近い状態、信号レ
ベルが所定値(閾値、または、しきり値ともいう)以下
の状態、および実質的に無信号と同等の状態をいう。
(4) 通信装置とは、テレビ、ラジオ、電話、ファク
シミリ、情報伝送装置、コミュニケーション装置などを
含み、また、有線・無線、およびアナログ・デジタル信
号を問わない。
(5) 情報処理装置には、電子翻訳装置、計算装置、
言語処理装置(ワードプロセサなど)、テーダ処理装置
などを含む。
(6) 認識手段には、音声認識、文字認識、画像認識
、パターン認識などを含む。
(7) 分析部(手段)とは、入力信号(情報)を周波
数(スペクトラム)分析(分割)、また、時分割を行な
い分割された各信号(情報)の成分分析を行なう手段を
いう。
以下、本発明応用の代表例として、電子翻訳装置を挙げ
て説明するが、これに限るものではなく、本発明は、よ
り広い応用範囲(例えば、音声認識をはじめとする各種
認識装置、言語処理をはじめとする各種情報処理装置、
電話をはじめとする各種通信装置など)を有するもので
ある。
従来の音声入力型の電子翻訳装置は、本出願人が既に特
開昭56−103765号、同56−164474号、
同57−17081号などの公報で提案しているが、こ
れらに用いる音声認識装置は、特開昭52−14420
5号公報で提案されているが、周囲ノイズが問題であり
、特開昭54−91006号公報、電子情報通信学会論
文誌A、VOL、J70−A、NO.12 pp185
4−1857、1987年12月 「騒音下における音
声の認識率向上に関する一考案」(宇佐川 毅、他3名
による論文)からも明らかなように、周囲ノイズに対し
て極めて弱いため、使用場所、用途が限定されるという
欠点を有していた。
本発明は、かかる欠点を除去し、ノイズに強く実用価値
の高い電子翻訳装置(認識装置、情報処理装置、通信装
置など)を提供するものである。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図を用して
説明する。
第1図は、本発明の一実施例である電子翻訳装置のブロ
ック図、第2図は、同装置の各部出力状態を示す模式図
、第3図は、同装置の各部出力のタイミングチャートで
ある。
図中20は、音声分析手段(SA)21に接続された音
声入力用のマイクである。 22は、認識手段(SR)
、23は、雑音低減手段(NR)101〜110を制御
する制御手段(CONT)、24は、音声周波帯域通過
型フィルタ(BPF)を有し、マイク20を介して入力
された情報中、音声帯域の情報だけを取り出すと共に、
その取り出された情報の信号レベルが所定値以下の間、
CONT23に出力を送出する空白検出手段(VOX)
である。 25は、マイク20、SA21を介して、S
R22に入力される音声情報の入力速度を検出する入力
度検出手段(SC)であり、この技術については、本出
願人により、特開昭57−57375号公報で既に提案
している。
26は、音声周波帯減通過型フィルターを有し、それを
通過して入力された情報の中に存在する空白が、SC2
5により規定される時間以上継続した場合、一翻訳単位
の終端とみなし、終端信号(END Sig)を、SR
22の出力(文字情報)の終端に、END Sig付与
手与(TC)27を介して付与する時間可変型の空白検
出手怠(TVOX)である。 28は、TC27を介し
て送出されるSR22の出力を、次々に書き換え可能な
半導体メモリ(RAM)29に書き込み、また、和英式
の翻訳手段(TLR)31の翻訳動作終了信号を受け、
RAM29からは、次の一翻訳単位(END Sigで
判別する)分の情報(元言語情報)だけを、END S
igが付いた状態で読み出し、TLR31に入力する書
き込み・読み出し制御手段(RW)である。 このよう
にしてRAM29、RW28を介して読み出された元言
語情報の末尾には、TC27で付与されたEND Si
gがあり、このEND SigをEND Sig検出手
段(AS)30が検出する。
このAS30は、このEND Sigを検出すると、T
LR31に、それまでに入力された情報を一翻訳単位(
一文を構成する元言語文情報)として文翻訳するように
TLR31に翻訳実行を指示する。
TLR31は、翻訳動作が終了すると、終了信号をRW
28に入力し、RW28をして、RAM29より、次の
一翻訳単位の情報をTLR31に入力する。 このよう
にして、次々と翻訳を実行して行く。
以下、同様の動作をくり返し行なう。
また、32は、音声合成手段(SM)、33は、スピー
カ、34は、ハードコピーを得るための電子タイプライ
ター(TYPE、ワードプロセサでもよい)、35は、
元言語と翻訳言語の両方の文字情報を表示する液晶文字
表示手段(LCD)、36は、電話などの通信手段(T
R)であり、これらはいずれも翻訳言語情報のみならず
、元言語情報も出力((ミックスして出力する)する出
力手段である。 ミックス手段については、本出願人に
より特開昭58−54483号公報により既に提実して
いる。
次に、音声分析手段(SA)21と雑音低減手段(NR
)101〜110について説明する。
SA21は、特開昭52−144205号公報と同様に
、音声帯域をスペタトラム分析するため10個の周波数
帯域に分割するバンドパスフィルター(BPF)1a、
2a、〜10aと、各BPF1a、〜10aの各周波数
帯域の出力信号を整流する整流回路(DD)1b、〜1
0bと、各DD1b〜10bにより整流された出力を平
滑するローパスフィルター(LPF)1c、2c、〜1
0cと、各LPF1c、〜10cで平滑化された出力(
アナログ信号)を処理しやすくするためにデジタル信号
に変換するアナログ・デジタル変換器(A/G)1d、
〜10dにより構成されている。
また、SA21で分析された各周波数帯域ごとの入力信
号は、雑音低減手段(NR)101、102、〜110
でノイズを低減し、S/Nを改善したのち、標準パター
ンとのマッチングのためSR22に入力される。 各N
R101、〜110は、書き換え可能な半導体メモリ(
RAM)、RAMの制御および演算を行なうノイズ制御
手段(NC)、減算手段(RED)により、同様に構成
されているので、NR101を代表して説明する。
A/D1dの出力は、CONT23により指示されてい
る間、NC1fを介してRAM1gに順次書き込まれる
また、RAM1gは、自身のメモリ容量をオーバしたと
きは、古いものから順に消去し、常にNC1fにより書
き込み指示があり限り、新しい情報を次々に書き込む。
 NC1fは、CONT23からの読み出し指示出力を
受けると、RAM1gに書き込まれたA/D1dの出力
を読み出す。
そして、NC1fは、読み出したRAM1gの出力の平
均値を算出し、それに相等(相当)する信号をRED1
eに送出し続ける。 RED1eは、順次入力されるA
/D1dの出力から、NC1fの出力(平均出力)を減
算してSR22へ出力する。
この様子を、第2図を用いて、さらに詳しく説明する。
まず、第2図(A)に示すように時間t0〜t1の間は
、ノイズがマイク20を介して各フィルタ一列へ入り、
A/D変換される。 このときのA/D1dの出力が第
2図(A)であるとする。
第2図(A)において、時間t0〜t1、t2〜t3、
t4〜t5およびt6〜の間は、音声入力がなく、周囲
ノイズだけが、入力されている状態を示す。このとき、
入力信号レベルが、しきい値以下であり、VOX24は
、空白とみなし、出力をCONT23へ送出している。
また、時間t1〜t2、t3〜t4、t5〜t6の間は
、音声入力があり、さらに、それに周囲ノイズが加算さ
れた入力信号が、マイク、A/Dを介して入来している
状態を示す。このとき、入力信号のレベルが、しきい値
以上であるので、たとえ、各周波数帯域ごとの成分の信
号レベルが低くとも、VOX24が、空白出力をCON
T23に送出することはない。  CONT23で、V
OX24の空白出力とSR22の空白(不認識)出力と
のAND(論理積)をとるのは、一文章(又は、一単語
)入力中に存在する瞬時の空白でも、VOX24が空白
出力を送出するためであり、SR22の出力(空白出理
)とのANDをとることにより、それが入力中に存在す
る瞬時のものであるか否かを判別し、NC1fに誤った
指示を出力しないようにするためである。
また、VOX24が、瞬時に空白でも検出し、出力を出
すのは、逆に言えば、しきい値以上の信号がマイク20
に入来すると、瞬時に出力送出が停止されることを意味
し、SR22が、空白出力を送出中にVOX24からの
、この停止情報が、CONT23に入力されると、CO
NT23は、直ちにNC1fを作動させてRAM1gへ
の書き込みを停止すると共に、RAM1gにそれまでに
書き込まれた信号(A/D1dの出力)の和を、その信
号を書き込んだ時間で除算し、平均値を算出する。そし
て、CONT23より次の書き込み指示があるまでの間
、RED1eに、その平均値に対応する出力を送出し続
ける。
次に、VOX24とSR22が共に空白出力を送出する
と、CONT23は、NC1fにA/D1dの出力をR
AM1gに書き込むと共に、先程の平均値相当の信号の
送出を停止される。
尚、本実施例では、VOX24の空白出力をSR22に
CONT23を介して出力させたが、RAM1gに書き
込み中のとき、RED1eを停止させ、A/D1dの出
力がSR22に入力されないようにして、SR22が、
空白中のノイズにより誤認識するのを低減させてもよい
まず、第2図(A)において、時間t0〜t1の間は、
マイク20の出力が、所定値(しきい値)以下であるの
でVOX24は、CONT23に空白出力を送る。 ま
た、このときSR22は、入力がノイズ(しかも所定値
以下)だけであり認識出力を送出しない。 この不認識
出力(空白出力)は、CONT23に出力される。 こ
のように、VOX24からの入力レベルが所定値以下で
あることを示さ出力(空白出力)とSR22からの布認
識を示す出力(空白出力)とを同時に受けたとき(t0
〜t1)、CONT23は、空白(無信号)状態と判断
し、NC1fをしてA/D1dの出力をt0〜t1の間
、RAM1gに書き込むように指示すると共に、NC1
fは、この書き込む時間を計測する(RAM1gに書き
込まれた情報の正味時間)。
次に、時間t1〜t2の間は、入力音声(しきい値以上
の入力)があるのでSR22は、たとえ時間t1のとき
不認識出力を出力していても、VOX24は、瞬間に所
定レベル(しきい値)より大きい、この入力音声を検知
し、直ちに、CONT23に所定値以上の入力が入来し
たことを示す出力を送出する。 CONT23は、これ
を受けてNC1fに直ちに、RAM1gへの書き込みを
停止させると共に、第2図(B)に示すようにRAM1
gに時間t0〜t1の間の書き込まれた信号を読み出し
、その読み出した信号の平間レベル(信号レベルの積分
値÷書こ込み時間)の信号をNC1fからRED1eの
送出し、それを維持させる。
したがって、時間t1〜t2の間においてRED1eに
は、A/D1dから第2図(A)に示すように「音声信
号+ノイズ」が、一方、NC1fからは第2図(B)に
示すように時間t0〜t1の間の「ノイズの平均値に相
当する出力」がそれぞれ入力されて減算されるので、時
間t1〜t2の間、RED1eからは、第2図(C)に
示すように、ほとんどノイズ成分のないS/Nの大巾に
改善された音声信号が得られ、SR22は高精度のパタ
ーンマッチングによる音声認識を行なうことができる。
  また、ノイズ期間t0〜t1の間は、VOX24の
出力がCONT23を介してSR22に送られ、SR2
2からは、たまにノイズを音声と誤って認識することが
あっても、一切、出力をTC27には送出しないように
構成されている。
次に、時間t2〜t3の間は、音声入力が、しきい値以
下であるため、VOX24、SR22は共に、空白出力
を、CONT23に送出するので、CONT23はNC
1fに平均レベルの信号送出を停止され、代ってA/D
1dに出力をRAM1gに書き込むように指示する。
そして、時間t3でしきい値以上の音声入力があると、
直ちに、CONT23はNC1fにRAM1gへの書き
込みを停止させ、代って時間t2〜t3に入来し、A/
D1dを介してRAM1gに書き込まれた信号の積分値
を時間(t3〜t2)で除した平均値信号をNC1fに
算出させ、それに相当する出力をRED1eに時間t3
〜t4の間、送出させる。
これにより、時間t3〜t4の間、SR22に入力され
る音声信号は、上記同様にスペクトラムごとにノイズ成
分が減算されるのでS/Nが大巾に改善される。
以下、同様の動作をくり返す。
また、上記の例では、BPF1a、DD1b、LPF1
c、A/D1d、NR101により構成されるBPF1
a系のみを説明したが、他の各BPF2a〜BPF10
a系においても、上記と全っく同様の動作により、分割
された各周波数成分ごとに対応したきめの細かいノイズ
低減が実施され、かつ直前の空白時のノイズ成分で常に
減算用のノイズ相当の信号レベル(NCから出力)を更
新しているので、時変する周囲ノイズに対しても、十分
に、追随でき全体として大巾にS/Nの改善された情報
がSR22に入力できるので、高率の音声認識を行なう
ことができる。
また、本実施例では、RED1e〜10eを単なる減算
手段とせず、各周波数帯域ごとに、時間t1〜t2、t
3〜t4、t5〜t6の間にREDに入力されるA/D
の出力よりNCの出力の方が大きい場合(マイナス出力
になるとき)は、その周波数帯域のREDからは出力を
SR22に送出しないようにしているので、減算による
デメリットの生じるのを完全に防止している。
また、TVOX26は、マイク20からの信号をBPF
を通して300〜3.300Hzの音声帯域の信号にし
、その信号中に信号レベルが一定値以下の状態が所定時
間(調整可能)以上続いたとき、出力を発する空白検出
手段である。 SC25は、SR22で認識される音声
の入力速度(認識語数÷時間)を検出し、その速度に対
応してTVOX26の上記所定時間を変えるように構成
されている。  したがって、 第3図(A)の(a)に示すように入力音声が、早口の
音声のときは、空白が短時間(T1、本実施例では、0
.7秒とした)でも出力を送出するが、マイク20への
入力音声が第3図(A)の(b)に示すように遅口の音
声に対しては空白が長時間(T2、本実施例では1.5
秒とした)ないと、出力を送出しない。 すなわち、T
VOX26の空白継続時間は、SC25により連続的に
変えられるようにしたが、段階的に不連続に変えるよう
にしてもよい。
このように、一文(一単語、一句でもよい)の終端とみ
なすための、音声入力後の空白の継続時間を、特開昭5
2−144205号公報や、本出願人が既に特開昭57
−17081号公報で提案しているように一定とせず、
話者の口調に応じて自動的に変えうるようにし、一文の
音声入力後、次の音声入力までの空白時間(待ち時間)
を一定時間として固定しないので、画一的な口調を強要
したり、空白時間に気配りしたりすることがない。
一般に、早口の人は、一文の入力速度が速いだけでなく
、文と文との間の空白時間も短かく、次々に話し出す。
これに対して、遅口の人は、一文の入力速度が遅いだけ
でなく、文と文との間の空白時間も長いので、本実施例
のような装置を用いれば、どのような人にも音声入力が
容易であり、すばやく翻訳を行なうことができる。 す
なわち、このようにしないと、自動翻訳(処理)を行な
うために、わざわざ長時間の空白(待ち時間)を設けな
ければならず、かえって、手でキーを押して翻訳指示を
行なった方がよい場合が生じる。
また、RAM29、RW28、TLR31による自動読
み出し式翻訳は、本出願人が既に特開昭60−5947
1号、同60−59482号公報により提案しているの
で、詳細な説明は、省略する。
また、点線で示した40(第1図)は、TVOX26の
END Sigを、TC27、RAM29、RW28を
除去し、SR22の出力をTLR31に直接送出し、A
S30の入力をTVOX26の出力とすることにより、
対話式翻訳を行なう場合に必要な結線であり、以下の説
明では、結線40を用いない場合について述べる。
以下、本装置の動作について説明する。
まず、マイク20に「私は、トムです」という音声を入
力すると、この音声信号は、SA21でスペクトラム分
析される。 このとき、CONT23は、VOX24、
SR22の出力により、各NR101〜110を作動さ
せ、RED1e〜10eで、上述のような動作を経て、
減算し、S/Nの改善された音声信号(デジタル信号)
をSR22に送出する。 SR22は、これを「ワタシ
ワトムデス」なる文字信号に変換してTC27に送ると
共に、SC25にも送出する。これにより、SC25は
、この「ワ、タ、シ、ワ、ト、ム、デ、ス」なる文字信
号の文字数(この場合は、8文字)を音声入力時間で除
し、入力音声の入力速度を算出し、TVOX26の空白
検知の時間を変える。
次に、TVOX26は、マイク20への音声入力「私は
、トムです」の後の空白時間が、上記のようにSC25
により空白時間制御された時間以上になった際、入力音
声の終端とみなしEND SigをTC27に送出する
TC27は、SR22からの文字信号「ワタシワトムデ
ス」の後に文の終了を示す、このEND Sigを付加
して、RW28を介してRAM29にメモリさせる。 
 このようにして、次々と、マイク20に入力された音
声信号は、文字に変換後、TC27でEND Sigを
付加されてRAM29にメモリされる。  そして、既
に入力された文章(和文、元言語文)が、TLR31で
翻訳が済むと、翻訳終了の信号は、RW28に印加され
る。
この信号印加により、RW28は、RAM29から、先
にメモリされた「ワタシワトムデス」、およびこれに付
加されたEND Sigを読み出し、TLR31および
AS30に送出する。 AS30は、このEND Si
gを検出して、それまでに入力された「ワタシワトムデ
ス」を一文として、文翻訳するようにTLR31に実行
指示を行なう。
これにより、TLR31は、これを英語(翻訳言語)に
翻訳し、「I AM TOM.」なる英文の文字信号を
SM32に送出する。 SM32は、これを「アイ ア
ム トム」なる音声に合成し、スピーカ33に出力する
また、同様に、TLR31で翻訳された文字は、TYP
E34によりハードコピーとして打ち出されると共に、
この英文の文字信号は、TR36を介して、通信先へ送
信される。
尚、この間、LCD35は、和文および英文の両方を文
字表示する。
次に、TLR31で「ワタシワトムデス」を「I AM
 TOM.」に翻訳し終ると、翻訳終了の信号がRW2
8に送られ、RW28は、これを受けて、RAM29に
メモリされた次の文章およびEND Sigの両方を読
み出し、TLR31とAS30とに送出する。
以下、同様の動作をくり返す。
このように、本実施例によれば、周囲ノイズにより認識
率が低下するのを大巾に改善でき、音声認識装置の用途
、使用場所を広げることができると共に、早口であると
遅口であるとにかかわらず精度の高い自動翻訳を行なう
ことができる。
尚、本実施例では、電子翻訳装置の例を示したが、これ
に限ることはなく、音声入力式のワードプロセッサ、計
算機、制御装置(例えば、特公昭62−59927号公
報のような装置)など、各種の情報処理装置、情報伝送
装置、通信装置などに実施することができる。
また、本発明の雑音低減装置を音声認識装置に用いた例
を示したが、画像認識装置、OCRなどの文字認識装置
、パターン認識装置などの認識装置に実施することもで
き、また、これら装置と上記情報処理装置、情報伝送装
置、通信装置とを組み合せることもできる。
本実施例では、音声入力手段としてマイク20を用いた
が、この代りに、ラシオ、テレビ、電話などを用い、こ
れらの音声出力をSA21に入力すると、伝送路途中で
介入するノイズなどを低減でき、精度の高い音声認識、
自動翻訳を行なうことができる。
また、SR22の代りに文字認識装置を用い、マイク2
0の代りに文字読取装置を用いても、TVOX26を有
効に作動させることができる。
また、REDは、減算器としたが、NCの出力を逆相に
して加算しても同じであり、また、NCで空白時の入力
の平均値を算出したが、このようにせず、空白の終了直
前の値、空白開始直後の値、またピーク値などを用して
もよく、さらに平均値に所定の係数を乗じた値を減算器
に加えてもよい。また、高次関数で処理しても、他のパ
ラメータとあわせて処理してもよい。
A/D1d〜10dの出力をNR101〜110に印加
したが、これは、デジタル処理の方がIC化しやすから
であり、A/Dの前段にNRを設け、アナログ処理によ
るノイズ低減後に、アナログマルチプレクサ(図示せず
)を介してA/Dに入力し、デジタル信号に変換してか
らSR22へ送出するようにしてもよい。
本発明の実施態様としては、次のようなものが挙げられ
るが、これに限るものでないことは、勿論である。
(1) 音声入力をスペクトラム分割し、それぞれ(又
は、一部でもよい)の出力から各スペクトラムにおける
、その直前(または、直後、もう少し前または少し後に
存在する)の空白時の信号レベル相当の信号を減算(単
なる引き算でなく、前記相当の信号にある係数を乗じた
ものを引き算してもよい)した後、パターンマッチング
などにより認識する音声認識装置、および同装置を入力
手段として備える特公昭62−59927号公報に示す
音声による制御装置。
尚、この場合、減算用(修正用)の信号を、音声入力(
しきい値以上の入力)の前、後に存在する空白のいずれ
か1方、又は、両空白時のノイズを合算して平均値を算
出し、生成してもよい。
(2) 上記(1)を用いた情報処理装置若しくは情報
伝送装置。
(3) 多数の光電セル(Si)よりなる光学式文字読
取り装置において、各セルの出力から、上記(1)同様
に、直前の空白(白入力、または黒入力)時の信号レベ
ル相等(相当)の信号を減算した後、パターンマッチン
グを行なうようにした文字読取装置。
(4) 信号を複数の周波数帯域または階層に分割する
分割手段と、分割手段で分割された信号中の空白時にお
ける信号(ノイズ)レベルをメモリ(ホールド)1、信
号入来時に、入来信号に先程メモリしたノイズに相当す
る修正用の信号(平均化していると否とにかかわらず)
を加えて、減算することにより、S/Nを改善させる雑
音低減装置、同装置を用いた情報処理装置、および同装
置を用いた通信装置(情報伝送装置)。
(5) 情報の入力速度を検出すると共に、その情報中
に存在する空白が、予じめ入力速度に応じて決められた
時間継続した場合に出力を送出する空白検出制御装置(
音声制御装置)。
(6) 上記(5)による空和検出制御手段(装置)に
より、入力速度に対応した時間以上の空白を検出した際
、それまでに入力された情報を一処理単位として処理す
る情報処理装置。
なお、この場合、空白検出をもっと一応、入力情報の終
端であるとみなし情報処理を行なう。
また、上記実施例を示す第3図を用いて、この空白検出
制御装置の動作について説明すると、下の式のような関
係が成り立つ。(但し、比例である必要はない、 「ワタシワトムデス」−−−−−−−−8文字出力を送
出するに要する空白時間/音声入力時間/入力音声の文
字数=T1(sec)/Ta(sec)/8(文字)=
T2(sec)/Tb(sec)/8(文字)=一定 (7) 処理すべき情報を入力する入力手段と、前記入
力手段に入力された情報を保持する保持手段と、前記入
力手段に入力された情報から前記保持手段の出力情報を
減算する減算手段と、前記減算手段で減算された情報を
処理済情報に処理する情報処理手段と、前記入力手段に
される処理すべき情報中に、空白が存在した際、前記保
持手段から送出される情報を変える制御手段とを備えて
なる情報処理装置、および同装置を有する通信装置。
上記のほか、本発明は、光通信、超音波通信、VTR、
デジタル通信など、種々な装置に応用することができる
(以下、余白) 以上のように本発明によれば、周囲ノイズに影響される
ことなく、高品質の音声入力型の自動翻訳装置、自動通
訳機を得ることができ、実用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である電子翻訳装置のブロ
ック図、第2図は、同装置の各部出力状態を示す模式図
、第3図は、同装置の動作を示す各部出力のタイミング
チャートである。 20……マイク, 21……バンドパスフィルタ分析器(SA),2……認
識手段(SR), 23……制御手段(CONT), 24……空白検出手段(VOX), 25……入力速度を検出し、TVOX26の空白時間を
変える時間制御手段(SC), 26……空白検出手段(TVOX), 27……終端信号付与手段(TC), 28……書き込み・読み出し制御手段(RW),29…
…メモリ(RAM), 30……翻訳動作実行指示を行なうEND Sig検出
手段(AS), 31……和英式翻訳手段(TLR), 32……音声合成手段(SM), 33……スピーカ, 34……ハードコピー用電子タイプライター(TYPE
), 35……文字表示手段(LCD), 36……通信用送信手段(TR), 1a、2a〜10a……バンドパスフィルタ(BPF)
, 1b、2b〜10b……ダイオード(DD),1c、2
c〜10c……ローパスフィルタ(LPF), 1d、2d〜10d……アナログ・デジタル変換器(A
/D), 1e、2e〜10e……減算器(RED),1f、2f
〜10f……制御手段(NC),1g、2g〜10g…
…メモリ(RAM),101、102〜110……雑音
低減手段(NR)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音声入力手段と、音声認識手段と、翻訳手段と、
    音声合成手段と、音声出力手段とを備えてなる電子翻訳
    装置。
JP63031125A 1988-02-14 1988-02-14 電子翻訳装置 Pending JPH01206463A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6148105A (en) * 1995-11-15 2000-11-14 Hitachi, Ltd. Character recognizing and translating system and voice recognizing and translating system
US7962345B2 (en) 2001-04-11 2011-06-14 International Business Machines Corporation Speech-to-speech generation system and method

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