JPH01205863A - ダイカスト鋳造装置の加圧装置 - Google Patents
ダイカスト鋳造装置の加圧装置Info
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- JPH01205863A JPH01205863A JP3009388A JP3009388A JPH01205863A JP H01205863 A JPH01205863 A JP H01205863A JP 3009388 A JP3009388 A JP 3009388A JP 3009388 A JP3009388 A JP 3009388A JP H01205863 A JPH01205863 A JP H01205863A
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- piston
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- pressurizing
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- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 10
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は油圧シリンダーによる加圧装置に関するもので
、ダイカスト鋳造のひけ巣対策として利用されるもので
ある。
、ダイカスト鋳造のひけ巣対策として利用されるもので
ある。
(従来の技術)
ダイカスト鋳造のひけ巣対策としてスクイズ法があり、
これは第2図に示すダイカスト鋳造装置に於いて、金型
21に油圧シリンダー22とピストンピン23を別途に
設け、ひけ巣発生箇所近傍に射出後の金属凝固途中でピ
ストンピン23にて加圧して、凝固収縮により発生する
ひけ巣をなくするものである。図中24は射出プランジ
ャーで、25はキャビティー、26はピストンピン23
の変位変換器、27はピストンピン23の作動を示す電
磁オシログラフである(雑誌「ダイカスト」織86.1
9B?、P9〜15.「スクイズ併用ダイカスト鋳造」
)。
これは第2図に示すダイカスト鋳造装置に於いて、金型
21に油圧シリンダー22とピストンピン23を別途に
設け、ひけ巣発生箇所近傍に射出後の金属凝固途中でピ
ストンピン23にて加圧して、凝固収縮により発生する
ひけ巣をなくするものである。図中24は射出プランジ
ャーで、25はキャビティー、26はピストンピン23
の変位変換器、27はピストンピン23の作動を示す電
磁オシログラフである(雑誌「ダイカスト」織86.1
9B?、P9〜15.「スクイズ併用ダイカスト鋳造」
)。
(発明が解決しようとする課題)
しかし前記油圧シリンダー22とピストンピン23の加
圧力でひけ巣を防止する方法は、金属溶湯が金型に接す
る部分から凝固しだすためにピストンピン23の加圧部
の外側は内側より早く凝固しだし、その外側の凝固層の
抵抗により内側の溶融部への加圧力がロスにされ、溶融
部は加圧されないで凝固するという事態が発生する。
圧力でひけ巣を防止する方法は、金属溶湯が金型に接す
る部分から凝固しだすためにピストンピン23の加圧部
の外側は内側より早く凝固しだし、その外側の凝固層の
抵抗により内側の溶融部への加圧力がロスにされ、溶融
部は加圧されないで凝固するという事態が発生する。
加圧されずに凝固すればもともとひけ巣が発生し易い部
分であるために当然ひけ巣が生じ耐圧製品であれば洩れ
不良となるという問題点がある。
分であるために当然ひけ巣が生じ耐圧製品であれば洩れ
不良となるという問題点がある。
本発明はダイカスト鋳造のスクイズを効果的にするため
に最終凝固部が凝固完了するまでそこに圧力がかかるよ
うな圧力装置をうろことを技術的課題とするものである
。
に最終凝固部が凝固完了するまでそこに圧力がかかるよ
うな圧力装置をうろことを技術的課題とするものである
。
(課題を解決するための手段)
前記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は次
のようである。すなわち、シリンダーと溶融部を加圧す
るピンよりなるダイカスト鋳造装置の加圧装置に於いて
、前記シリンダーを左右シリンダーの2重構造とし、前
記左側シリンダーには中空部を有するピストン及びピン
よりなるアウターピンを設け、右シリンダーにはピスト
ンと前記アウターピンの内部を貫通摺動するピンと前記
中空部の位置にフランジを有するインナーピンを設け、
アウターピンのピストン径をインナーピンのピストン径
より大きくし、前記各シリンダーに油圧を供給して、ア
ウターピン及びインナーピンがダイカスト鋳造をに於け
るひけ巣の発生し易い場所を強く押圧し、作動するダイ
カスト鋳造の加圧装置である。
のようである。すなわち、シリンダーと溶融部を加圧す
るピンよりなるダイカスト鋳造装置の加圧装置に於いて
、前記シリンダーを左右シリンダーの2重構造とし、前
記左側シリンダーには中空部を有するピストン及びピン
よりなるアウターピンを設け、右シリンダーにはピスト
ンと前記アウターピンの内部を貫通摺動するピンと前記
中空部の位置にフランジを有するインナーピンを設け、
アウターピンのピストン径をインナーピンのピストン径
より大きくし、前記各シリンダーに油圧を供給して、ア
ウターピン及びインナーピンがダイカスト鋳造をに於け
るひけ巣の発生し易い場所を強く押圧し、作動するダイ
カスト鋳造の加圧装置である。
(作用)
前記技術的手段は次のように作用する。すなわち、加圧
用ピンをアウターピンとインナーピンの2重構造としそ
れぞれが油圧にて単独に作動することができ、更にピス
トン径が相違することにより、両方のピストンに同じ油
圧をかけても、中空部のフランジによりインナーピンと
アウターピンは同時に左行し、アウターピンの加圧面に
かかる抵抗が大きくなると、インナーピンだけが左行す
ることになり、これにより溶融部の凝固時の加圧効果が
高まり、ひけ巣の発生かなくなるものである。
用ピンをアウターピンとインナーピンの2重構造としそ
れぞれが油圧にて単独に作動することができ、更にピス
トン径が相違することにより、両方のピストンに同じ油
圧をかけても、中空部のフランジによりインナーピンと
アウターピンは同時に左行し、アウターピンの加圧面に
かかる抵抗が大きくなると、インナーピンだけが左行す
ることになり、これにより溶融部の凝固時の加圧効果が
高まり、ひけ巣の発生かなくなるものである。
(実施例)
以下実施例について説明する。
第1図に於いて、1は加圧装置Aのシリンダーで、シリ
ンダーは内壁2により右シリンダー3及び左シリンダー
4に区分されており、前記シリンダーには油圧ポート5
,6及び7.8があり、9はシールを示す。
ンダーは内壁2により右シリンダー3及び左シリンダー
4に区分されており、前記シリンダーには油圧ポート5
,6及び7.8があり、9はシールを示す。
10は加圧用アウターピンで、11は加圧用アウターピ
ンと一体のピストンで中空部11aがあり、12は前記
加圧用アウターピン10に挿入された加圧用インナーピ
ンでピストン13と一体でインナーピン12にフランジ
14が前中空部11aにある位置に設けである。15は
油圧装置で前記各ボートに連通している。
ンと一体のピストンで中空部11aがあり、12は前記
加圧用アウターピン10に挿入された加圧用インナーピ
ンでピストン13と一体でインナーピン12にフランジ
14が前中空部11aにある位置に設けである。15は
油圧装置で前記各ボートに連通している。
前記加圧装置Aの作動について第1図及び第3図〜第5
図により説明する。
図により説明する。
(1)射出工程
第3図に示す金型20,21内のキャビティー22に溶
湯がプランジャーの加圧により充填され(図示なし)、
溶湯が凝固を開始する。これを第3図に示す。
湯がプランジャーの加圧により充填され(図示なし)、
溶湯が凝固を開始する。これを第3図に示す。
(2)1次加圧工程
溶湯が凝固をしはじめた時に、前記ソレノイド15をO
Nさせ、油圧ボート6.8より加圧装置内に油圧を加え
る。これによりピストン11及びピストン13は左行す
る。
Nさせ、油圧ボート6.8より加圧装置内に油圧を加え
る。これによりピストン11及びピストン13は左行す
る。
ピストン13はピストン11に比べ外径を小さくしであ
るために同じ油圧力を加えてもピストン11の方が先に
左行しようとする。然しピストン13に設けたフランジ
14がピストン11内にあるためにピストン13とピス
トン11は同時に左行し、それと一体もしくは連結され
ている加圧用アウターピン10と加圧用インナーピン1
2も同時に左行し、凝固途中の溶湯22を加圧すること
になる。
るために同じ油圧力を加えてもピストン11の方が先に
左行しようとする。然しピストン13に設けたフランジ
14がピストン11内にあるためにピストン13とピス
トン11は同時に左行し、それと一体もしくは連結され
ている加圧用アウターピン10と加圧用インナーピン1
2も同時に左行し、凝固途中の溶湯22を加圧すること
になる。
加圧用ピンlO及び12の左行する量は溶湯の凝固状態
とピンの加圧力より決まり、凝固が進行してくると同じ
加圧力をかけてもピンの左行量は少な(なる。一般に金
属の凝固は金型に接したところから始まり次第に内部へ
と進行していく。第4図に金属の溶融部23と凝固部2
2を模式的に示したが、加圧用アウターピン10は凝固
部22に非常に近く、この部分の凝固とのバランスによ
りピン10の加圧力がロスする。又最悪の場合はピンの
加圧力が凝固部22に完全に吸収され全く加圧されない
状態で内部の溶融部23が凝固するという場合がある。
とピンの加圧力より決まり、凝固が進行してくると同じ
加圧力をかけてもピンの左行量は少な(なる。一般に金
属の凝固は金型に接したところから始まり次第に内部へ
と進行していく。第4図に金属の溶融部23と凝固部2
2を模式的に示したが、加圧用アウターピン10は凝固
部22に非常に近く、この部分の凝固とのバランスによ
りピン10の加圧力がロスする。又最悪の場合はピンの
加圧力が凝固部22に完全に吸収され全く加圧されない
状態で内部の溶融部23が凝固するという場合がある。
(3)2次加圧工程
前記第1次加圧工程後加圧用アウターピン10が左行し
なくなった後、更にインナーピン12が左行することに
なる。これを第5図に示す。
なくなった後、更にインナーピン12が左行することに
なる。これを第5図に示す。
凝固状態がアウターピン10近傍とインナーピン12の
近傍で大きく変化し、アウターピン10の左行がストッ
プすると、次のピストン13に油圧が加わりフランジ1
4を有するインナーピン12が左行しはじめ溶融部23
を加圧し、ひけ巣等をなくするものである。
近傍で大きく変化し、アウターピン10の左行がストッ
プすると、次のピストン13に油圧が加わりフランジ1
4を有するインナーピン12が左行しはじめ溶融部23
を加圧し、ひけ巣等をなくするものである。
以上本装置による第1次加圧に続いて第2次加圧を行う
ことにより、ダイカスト製品のひけ巣のでき易い場合に
まった(ひけ巣の発生を無(するものである。
ことにより、ダイカスト製品のひけ巣のでき易い場合に
まった(ひけ巣の発生を無(するものである。
本発明は次の効果を有する。すなわち、従来のスクイズ
法は1つのスクイズピンと1つの油圧シリンダーを用い
て不良発生部を加圧するものでコスト的には易くできる
が、非常に厚肉の部分や、スクイズピン側の冷却が強く
反対側の冷却が弱い部分については従来の方法では最終
凝固までスクイズの加圧が伝達されないため、本装置の
2段スクイズが必要となり、特に本装置は力のバランス
により自動的に内側のピンが動くので、2つのシリンダ
ーを別々に電気的制御する必要がなく、従来と同じ制御
装置を用いて実施することができるものである。
法は1つのスクイズピンと1つの油圧シリンダーを用い
て不良発生部を加圧するものでコスト的には易くできる
が、非常に厚肉の部分や、スクイズピン側の冷却が強く
反対側の冷却が弱い部分については従来の方法では最終
凝固までスクイズの加圧が伝達されないため、本装置の
2段スクイズが必要となり、特に本装置は力のバランス
により自動的に内側のピンが動くので、2つのシリンダ
ーを別々に電気的制御する必要がなく、従来と同じ制御
装置を用いて実施することができるものである。
又従来の1つのピンでスクイズするのに比べて、速いタ
イミングで加圧しはじめるのでスクイズ効果の範囲も広
がるというメリットがある。
イミングで加圧しはじめるのでスクイズ効果の範囲も広
がるというメリットがある。
第1図は本実施例の断面図、第2図は従来例の断面説明
図、第3図〜第5図は本実施例の工程の説明図である。 3・・・左シリンダー、4・・・右シリンダー。 10・・・アウターピン、11・・・ピストン。 12・・・インナーピン、13・・・ピストン。 14・・・フランジ。
図、第3図〜第5図は本実施例の工程の説明図である。 3・・・左シリンダー、4・・・右シリンダー。 10・・・アウターピン、11・・・ピストン。 12・・・インナーピン、13・・・ピストン。 14・・・フランジ。
Claims (1)
- シリンダーと溶融部を加圧するピンよりなるダイカスト
鋳造装置の加圧装置に於いて、前記シリンダーを左、右
シリンダーよりなる2重構造とし、前記左側シリンダー
には中空部を有するピストン及びピンよりなるアウター
ピンを設け、右シリンダーにはピストンと前記アウター
ピンの内部を貫通摺動するピンと前記中空部の位置にフ
ランジを有するインナーピンを設け、アウターピンのピ
ストン径をインナーピンのピストン径より大きくし、前
記各シリンダーに油圧を供給してアウターピン及びイン
ナーピンが作動し、キャビティー内の溶融部を加圧する
ダイカスト鋳造装置の加圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009388A JPH01205863A (ja) | 1988-02-11 | 1988-02-11 | ダイカスト鋳造装置の加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009388A JPH01205863A (ja) | 1988-02-11 | 1988-02-11 | ダイカスト鋳造装置の加圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01205863A true JPH01205863A (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=12294167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3009388A Pending JPH01205863A (ja) | 1988-02-11 | 1988-02-11 | ダイカスト鋳造装置の加圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01205863A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03254346A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-13 | Shimadzu Corp | 無孔質ダイキャスト装置 |
US5207264A (en) * | 1991-08-28 | 1993-05-04 | Jih-Lee You | Vertical die casting machine |
-
1988
- 1988-02-11 JP JP3009388A patent/JPH01205863A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03254346A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-13 | Shimadzu Corp | 無孔質ダイキャスト装置 |
US5207264A (en) * | 1991-08-28 | 1993-05-04 | Jih-Lee You | Vertical die casting machine |
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