JPH0120570Y2 - - Google Patents

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JPH0120570Y2
JPH0120570Y2 JP1637383U JP1637383U JPH0120570Y2 JP H0120570 Y2 JPH0120570 Y2 JP H0120570Y2 JP 1637383 U JP1637383 U JP 1637383U JP 1637383 U JP1637383 U JP 1637383U JP H0120570 Y2 JPH0120570 Y2 JP H0120570Y2
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JP
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combustion
heating element
fuel
bottom plate
camping
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JP1637383U
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JPS59123214U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、キヤンプその他の屋外用のキヤン
ピングバーナーと組合せて暖具とすることを目的
としたキヤンピングバーナー用発熱器に関する。
(従来の技術) 従来、キヤンプその他の屋外活動において使用
することを目的としたキヤンピングバーナー(オ
イルバーナーとも称する)が知られている(例え
ば実開昭56−136923号公報、実開昭58−10518号
公報)。
このキヤピングバーナーは、燃料として灯油が
用いられ、燃料タンクに収容した灯油を燃焼部へ
燃料管を通して圧送すると共に、燃料管の一部に
おいて、燃焼部の熱を受けるようにして、燃焼部
へは気化した灯油が連続的に送られて、燃焼が継
続する構造となつている。
(考案が解決しようとする課題) 前記のキヤンピングバーナーは、専ら炊事用と
され、燃焼部が外部に露出していると共に、燃焼
部では青い炎(ブルーフレーム)が現われるだけ
だつたので、これを暖具として使用しようとして
も、赤外線放射が少ないため、充分な暖を得るこ
とは難しかつた。
前記燃焼部の上部に金網を配して、該金網を赤
熱させて暖具としての機能を得ようとする試みは
行なわれたが、燃焼部が外部に露出している為、
風を受けると炎がゆらぎ、金網の赤熱も安定しな
いので、安定な暖具とすることはできなかつた。
(課題を解決する為の手段) そこで、この考案は、前記キヤンピングバーナ
ーの燃焼部を硝子筒で覆うと共に、燃焼部の上側
に赤熱による発熱体を配置できるキヤンピングバ
ーナー用発熱器を構成して、前記の問題点を解決
したのである。
即ちこの考案のキヤンピングバーナー用発熱器
は、キヤンピングバーナーの燃料気化放出部の外
周に配置される底板と、該底板の上側に対向させ
た天板との間に硝子筒が設置してあり、該硝子筒
の内側の前記底板の中央孔上側に、前記燃料気化
放出部上に載置される燃焼具が設置され、かつ燃
焼具の上側に二次燃焼発熱体が設置されているこ
とを特徴としている。
(作用) この考案のキヤンピングバーナー用発熱器によ
れば、キヤンピングバーナーと組合せて、キヤン
ピングバーナーの燃料気化放出部より放出された
気化燃料を燃焼具で燃焼させることができる。こ
の燃焼具は、硝子筒で覆われているので、燃焼部
に風が当るのを防ぎ、炎を安定させることができ
る。
燃焼具の上側に設置した二次燃焼発熱体は、燃
焼具における燃焼の熱を受けて赤熱すると共に、
燃焼具において燃えきらなかつた燃料を赤熱した
二次燃焼発熱体と接触させて二次燃焼させること
ができるので、発熱量を増加すると共に、多量の
赤外線放射を得ることができる。
(実施例) 円板状の底板1の上側に透明硝子筒2を立設
し、この透明硝子筒2を底板1の周縁に植設した
支杆3の上端部に取付けた円形の押え板4で保定
すると共に、押え板4の上側に所定の間隙を保つ
て円板状の天板5を配置し、この天板5を底板1
の周縁に植設した支杆6を介して支承することに
より、器体7を構成する。前記底板1は、中央部
に中央孔8が設けられていると共に、その周囲に
は空気孔9,9が設けられている一方、押え板4
にも空気孔10,10が形成されており、底板1
の空気孔9,9より透明硝子筒2内に入つた空気
は、押え板4の空気孔10,10を通り、押え板
4と天板5の間隙から外部へ排出されるようにな
つている。前記底板1の中央部の中央孔8上に
は、有頂筒11の頂板に形成した孔に筒体12を
嵌入固着してなる燃料分散筒13に、有頂筒14
の側壁に多数の小孔15,15を穿設した消音具
16を嵌装して構成した燃焼具17を固着し、こ
の燃焼具17の上側に二次燃焼発熱体18を配置
する。二次燃焼発熱体18は、縁部に断面弧状の
環状溝19を形成した支持円盤20に環状の金属
製コイル(鉄線、ニクロム線などにより形成)2
1を嵌装すると共に、金属製コイル21の上側に
円形に裁断した金属製網(鉄線、ニクロム線など
により形成)22を設けて構成されており、前記
支持円板20と金属製網22の中央部に貫通固着
した杆体23の下端部を前記消音具16の頂板上
にビス24を介して固着することにより、この二
時燃焼発熱体18は透明硝子筒2の内側中央部で
あつて、前記燃焼具17の上側に配置されてい
る。
第3図に示した実施例も、上記の実施例と略同
様の構成で、二次燃焼発熱体18の支持円板20
と金属製網22の中央部を貫通させた杆体23a
の上端部を器体7を構成している天板5の下面ま
で延長し、この上端部と天板5を螺子25を介し
て固着したものである。
上記実施例のキヤンピングバーナー用発熱器
は、第2図および第3図に鎖線で示した、キヤン
プその他で使用される屋外用のキヤンピングバー
ナー26と組合せて使用されるもので、キヤンピ
ングバーナー26の燃料気化放出部27の上側に
前記燃焼具17が位置するように、器体7を燃料
気化放出部27に載せ、前記底板1の鍔縁1aに
わたした杆体30を介して両者を掛止して使用す
る。
このキヤンピングバーナー26は、燃料タンク
28に収容した燃料(灯油)を空気ポンプ(図示
していない)で燃料タンク28内に圧入した空気
の圧力を介して燃料気化放出部27の気化管29
内に送り込み、該部で燃料を気化させるようにな
つており、気化した燃料は、燃料分散筒13の筒
体12の内側を上昇して、有頂筒11と消音具1
6の有頂筒14の間隙部に流れ、消音具16の小
孔15,15を通して有頂筒14の外部に放出さ
れる。そこで、この放出された燃料に着火すれ
ば、消音具16の小孔15,15の外側で一次燃
焼し、発熱する。また、消音具16の上側に配置
した金属製コイル21と金属製網22による二次
燃焼発熱体18は、一次燃焼の熱で加熱されて赤
熱する結果、一次燃焼で燃えきれなかつた燃料
は、上昇の途中でこの二次燃焼発熱体18に触れ
て二次燃焼し、更に発熱して、二次燃焼発熱体1
8を一層赤熱する。この結果、二次燃焼発熱体か
らは多量の赤外線が放出されて、暖具としての機
能を発揮させることができる。
このように、キヤンピングバーナー26より送
り込まれた燃料は、燃焼具17の部分における一
次燃焼と、二次燃焼発熱体18の部分における二
次燃焼によつて完全燃焼されるので、燃焼による
発熱量が多くなると共に、二次燃焼発熱体から放
射される赤外線量も多く、暖具として使用するこ
とが可能となる。また、上記の燃焼は透明硝子筒
2の内側で行なわれ、燃焼に必要な空気は、底板
1の空気孔9,9より透明硝子筒2内に入り、燃
焼により生じた炭酸ガス、水蒸気等は押え板4の
空気孔10,10を通して外部に排出される構造
であるので、外部で風が吹いても燃焼部には風の
影響が及ぶことなく、燃焼を安定に継続させるこ
とができる。従つて、燃焼による炎もゆらぐこと
がないので、燃焼による発熱および赤外線放射を
安定させると共に、この発熱器で明り取りを兼ね
ることも可能となる。尚、前記器体7を構成して
いる透明硝子筒2を半透明の硝子筒とすることも
可能であるが、透明硝子筒を使用した場合の方が
周囲をより明るく照らすことができる。
(考案の効果) 即ちこの考案によれば、キヤンピングバーナー
と組合せて気化させた燃料を一次燃焼および二次
燃焼を通じて完全燃焼させると共に、二次燃焼発
熱体を赤熱させて赤外線を放射させ得るので、キ
ヤンピングバーナーを暖具として使用出来る効果
がある。また、燃焼は硝子筒内で覆われるので、
安定して、炎がゆらぐことが無く、暖具としての
機能を安定させ得ると共に、明り取りの機能も発
揮させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の要部の分解斜視
図、第2図は同じく実施例の縦断面図、第3図は
この考案の他の実施例の縦断面図である。 1……底板、2……透明硝子筒、5……天板、
7……器体、8……中央孔、13……燃料分散
筒、14……有頂筒、15……小孔、16……消
音筒、17……燃焼具、18……二次燃焼発熱
体、21……金属製コイル、22……金属製網、
26……キヤンピングバーナー、27……燃料気
化放出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 キヤンピングバーナーの燃料気化放出部の外
    周に配置される底板と、該底板の上側に対向さ
    せた天板との間に硝子筒が設置してあり、該硝
    子筒の内側の前記底板の中央孔上側に前記燃料
    気化放出部上に載置される燃焼具が設置され、
    かつ燃焼具の上側に二次燃焼発熱体が設置され
    ていることを特徴としたキヤンピングバーナー
    用発熱器 2 二次燃焼体は、金属製網と環状の金属製コイ
    ルでなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    キヤンピングバーナー用発熱器 3 燃焼具は、燃料分散筒の外側に、有頂筒の側
    壁に多数の小孔を穿設した消音具を嵌装してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のキヤン
    ピングバーナー用発熱器。
JP1637383U 1983-02-07 1983-02-07 キヤンピングバ−ナ−用発熱器 Granted JPS59123214U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1637383U JPS59123214U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 キヤンピングバ−ナ−用発熱器

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JP1637383U JPS59123214U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 キヤンピングバ−ナ−用発熱器

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Publication Number Publication Date
JPS59123214U JPS59123214U (ja) 1984-08-20
JPH0120570Y2 true JPH0120570Y2 (ja) 1989-06-21

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ID=30147660

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