JPH01204664A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

内視鏡用処置具

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JPH01204664A
JPH01204664A JP63030452A JP3045288A JPH01204664A JP H01204664 A JPH01204664 A JP H01204664A JP 63030452 A JP63030452 A JP 63030452A JP 3045288 A JP3045288 A JP 3045288A JP H01204664 A JPH01204664 A JP H01204664A
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Kazuhiro Inoue
和宏 井上
Tetsuji Ishida
石田 哲二
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内視鏡用処置具、詳しくは、内視鏡の処置具挿
通用チャンネルを通じて体腔内に挿入され、内視鏡の観
察下で、患部を処置する内視鏡用処置具に関する。
[従来の技術] 従来、内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通じて体内に
挿入されて患部を処置するものとしては、高周波電流を
用いて患部の焼灼切開等を行なう高周波処置具および薬
液等の送液を行なう処置具、高周波電流を併用される把
持鉗子等の処置具と多種のものがある。そして、これら
の内視鏡用処置具、特に高周波処置具におけるシースの
構造は、例えば実開昭56−5538号公報に示される
ように、密着巻きにした金属製コイルからなる内側シー
スと、この内側シースの外周に被覆された絶縁性チュー
ブからなる外側シースとで構成され、その両シースは先
端部において互いに接着剤によって固着されるようにな
っていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述した内外側シースがその先端部でWに接
着固定されているだけの従来の可撓性シースにおいては
、その固着強度が不十分で、使用中に、その固若部が外
れ、高周波処置具の場合は、金属製の内側シースが外側
シースから露出し、目的部位以外を焼損させたり、送液
を伴なう処置具では送液が中途で洩れてしまう等の恐れ
があった。
即ち、内視鏡用処置具は、体腔内に挿入された内視鏡の
処置具挿通用チャンネルを通じて体腔内に挿入されるも
のであるが、その挿入の際には、内視鏡のチャンネルに
従って挿入されるため粁余曲折し、処置具にも曲がりが
加わる。この曲がりに伴って内外両シースの曲率の違い
から内側シースが相対的に伸びると共に外側シースには
引張力が加わり、このため先端部分の固着強度が弱いと
、その固着部が外れ内側シースが外側シースより露出し
、上記の欠点を生ずる。更にまた、高周波処置具におい
ては高周波電流による発熱のため、上記接着剤が劣化し
て内外シースの固着力を更に弱めてしまう不具合もあっ
た。
従って、本発明の目的は、上述したような内視鏡用処置
具における従来の可撓性シースの構造の欠点を解消し、
可撓性シースの先端部が大きく弯曲させられるような場
合でも、その内外シースが互いに剥離・破損するような
ことのない可撓性シースを有する内視鏡用処置具を提供
するにある。
[課題を解決するための手段および作用コ本発明は、可
撓性を有する金属製の内側シースと、この内側シースの
外周面に被覆された合成樹脂製の外側シースとからなる
シースを有する内視鏡用処置具において、上記合成樹脂
製の外側シースの少なくとも先端近傍部分をかなりの長
さにおいて熱成形により、上記内側シースに密告固定し
たことを特徴とするものであって、先端側部分の固着強
度を増加させたものである。
[実 施 例コ 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第2図は、高周波によりポリープ等の切除を行なう、高
周波スネアに本発明を適用した場合の本発明の第1実施
例を示したものである。この高周波スネア1は、可撓性
シース2と、この可撓性シース2の基部に接続された操
作部本体3と、上記可撓性シース2内に進退自在に挿通
された操作ワイヤ5の先端部に、シース先端から突出し
たときにループを形成するように途中を折り曲げて形成
されたスネアワイヤ4と、上記操作ワイヤ5の基部が固
着され、上記操作部本体3に摺動自在に配設されたスラ
イダ6とで、その主要部が構成されている。
上記スネアワイヤ4は、拡開性を有するループ状に形成
されていて、その後端に接続された操作ワイヤ5を通じ
て、上記スライダ6のコネクター6aに接続コードを介
して接続された高周波電源から高周波電流が流されるよ
うになっている。
そして、上記可撓性シース2は、その先端部の拡大図を
第1図に示すように、帯状金属弾性板をコイル状に密着
巻きして形成された内側シース7と、この内側シース7
の外周を覆う四弗化エチレン樹脂等からなる外側シース
8とからなり、内外シース7.8は最先端部からかなり
の長さにわたって内側シース7上に外側シース8を加熱
しながらダイス等を通して熱成形によって固着して熱成
形部10を形成しである。
次に、以上のように構成された高周波スネア1の作用に
ついて説明する。先ず、内視鏡の先端部を体腔内に挿入
した後、同内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通して高
周波スネアワイヤ1を体腔内に導入する。このとき、同
高周波スネア1のスネアワイヤ4は、第1図に示すよう
に、スライダ6を介して操作ワイヤ5が手元側−杯に引
かれていることにより、可撓性シース2内に完全に引き
込まれた収納状態にある。次いで内視鏡の観察下におい
て、その先端部を目的とするポリープ等に向けて誘導し
近接させた後、高周波スネア1の先端を内視鏡のチャン
ネル出口より突出させ、そのスライダ6を操作して、ス
ネアワイヤ4を可撓性シース2の先端から突出させ、第
2図に示すようにループ状に拡開させる。そして、これ
を目的のポリープ等に引掛ける。次いでスライダ6を手
元側に引きスネアワイヤ4を可撓性シース2内に引き込
み、同スネアワイヤ4によりポリープ等を緊縛する。そ
の後、同スネアワイヤ4に、上記操作ワイヤ5を通じて
高周波電流を流して、上記ポリープ等を焼き切る。
このように高周波スネアを用いたポリペクトミ−におい
ては、従来のものと同様に、可撓性シースは内視鏡の弯
曲に対応して大きく弯曲させられ、外側シース8と内側
シース7との曲率の違いから外側シース8には引張力が
加わり、また高周波の通電時にはスネアワイヤ4は高温
となり、その近傍のシース部の先端も高温となるが、上
述したように内側シース7と外側シース8の先端部がか
なり長い範囲にわたって熱成形により一体的に密告した
熟成形部10となっており、これによって内側シース7
と外側シース8とが剥離することがない。
即ち、従来の可撓性シースのように、内側シースと外側
シースを接着等によって固着した場合には、面心の強度
を上げるために、接着部分を長くしなければならないが
、これを長くすることは弯曲性を損なうこ己になるので
長くすることができず、従って充分な強度が得られなか
った。それに比べて本実施例における可撓性シース2は
、その内側シース7と外側シース8を先端部において熱
成形加工により固若しであるので、硬質長部分を特に長
くする必要はなく、従って弯曲性も損なわず、熱成形部
10を適宜任意の長さにすることができ、内側シース7
と外側シース8とが剥離して、内側シース7が露出し、
目的物以外の正常な粘膜まで焼損させてしまうというよ
うな危険性を確実に防止することができる。
第3図は、本発明の第2実施例を示す高周波スネアの先
端部の断面図である。なお、本実施例における高周波ス
ネアは、可撓性シース2Aの先端部の熱成形部10の構
成が異なるのみで他は上記第1実施例の高周波スネア1
と全く同様に構成されている。本実施例における外側シ
ース8も四弗化エチレン樹脂からなっており、密着巻き
されたコイル状金属製の内側シース7の外周面上に被覆
され、その先端部は熱成形加工により熱成形部10が形
成されるが、この熱成形部1oは熱成形加工後、その先
端部分が上記熱成形加工時よりも少し高い温度の11熱
処理によるアニーリング処理によって硬度が低下したア
ニール部13として形成されるほか、上記熱成形部1o
の径でなる第1熱生成部11よりも手元側の部分が第1
熟成形部11の外径より僅かに大きい径の第2成形部1
2として形成されている点で異なっている。
このように構成された本実施例の高周波スネアは、上記
外側シース8の先端がアニール部13となっているので
、高周波通電時の加熱に対しては耐熱性が高く変形する
ようなことがなく、また第2熟成形部12により高周波
スネアの処置具挿通チャンネルに対する進退力量は軽減
され、進退の際の外側シースに加わるしごきの力が軽減
される。
なお、上記各実施例は、何れも高周波スネアに本発明を
適用したものであるが、これは高周波スネアに限るもの
でなく、高周波凝固子、高周波切開ナイフ等のその他の
高周波処置具にも適用できるものであり、更に外周に絶
縁チューブで被覆されている高周波処置具と併用可能な
把持鉗子等にも適用できること勿論である。
第4図は、本発明を把持゛鉗子に適用した場合の本発明
の第3実施例を示したものである。この把持鉗子21も
鉗子部分を除き可撓性シース2Cは上記各実施例のもの
と略同様に構成されている。
即ち、帯状金属弾性板をコイル状に密着巻きした内側シ
ース7と、この内側シース7の外周を被覆する四弗化エ
チレン樹脂等からなる外側シース8とからなり、上記外
側シース8の先端部は内側シース7に熱成形加工によっ
て密告回前されて、熱成形部10となっている。この可
撓性シース2Cの先端には先端チップ18が嵌着されて
おり、同先端チップ18内には後記する2本の鉗子14
を分離して突出させるためのビン19が管軸に直交する
ように植立されている。
一方、可撓性シース2C内には弾性金属体よりなる上記
2本の鉗子14が、その基部を接続バイブ16を介して
操作ワイヤ15の先端部にロー付等により同右されてい
て、可撓性シース2C内に進退自在に挿通された操作ワ
イヤ15の手元端は図示されない操作部本体に摺動自在
に配設されたスライダに取付けられており、同スライダ
の操作により、上記操作ワイヤ15を介して、鉗子14
は上記先端チップ18から出入するようになっている。
次にこのように構成された把持鉗子の作用について説明
する。先ず、手元操作部の操作により鉗子14を、手元
操作部のスライダ(図示されず)の操作により、可撓性
シース2Cの先端部内に引き込み、これを収納した状態
で、体腔内に挿入された内視鏡のチャンネルを通して、
体腔内に挿入される。次いで、内視鏡の観察下で内視鏡
を操作し、把持鉗子21の先端部を異物(図示されず)
に近接させる。この際、異物が血液や粘液等によって確
認できない場合は、操作部の注水コック(図示されず)
を介してシース2C内を通じて送水して異物を洗う。そ
して異物を確認した後、手元操作部のスライダ(図示さ
れず)を操作して、鉗子14を可撓性シース2Cの先端
チップ18から異物に向けて突出させて、その拡開習性
により図示のように先端が開いた状態にする。次いで、
鉗子14を異物を挾むようにして押しつけながら、スラ
イダを操作して、同鉗子14を可撓性シース2C内に引
き込む。すると、鉗子14は互いに相寄り異物を好適に
把持するので、異物を把持した把持鉗子21を内視鏡と
共に体外に引き出して、異物を回収する。
このように本実施例における把持鉗子21においても、
可撓性シース2Cの熱成形部10が前実施例と同様に形
成されているので全く同様に、外側シース8の剥離が防
止され、これによって送液能の低下や内視鏡挿入時のひ
っかかりも防止される。また、その前曲操作性は極めて
良好なものとなり、同様な効果を得ることができる。な
お、本実施例における把持鉗子21は、高周波処置具と
の併用も可能であり、その場合には、上記高周波スネア
と全く同様な効果を有することは明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、可撓性シースの
硬質長を特に長くする必要はなく、内外両シースの固定
密着部分の長さを任意に設定することができ、密管固定
部分が外れて内側シースが露呈して不用意に体腔内粘膜
等を傷付けたり高周波処置具においては目的物以外の部
分を焼損させたりするようなことは確実に防止できる内
視鏡用処置具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す内視鏡用処置具で
ある高周波スネアの先端部の拡大断面図、第2図は、上
記第1図の高周波スネアの全体の構成を示す概要図、 第3図は、本発明の第2実施例を示す内視鏡用処置具で
ある高周波スネアの先端部の断面図、第4図は、本発明
の第3実施例を示す内視鏡用処置具である把持鉗子の先
端部の断面図である。 1・・・・・・・・・高周波スネア(内視鏡用処置具)
2・・・・・・・・・可撓性シース 7・・・・・・・・・内側シース 8・・・・・・・・・外側シース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有する金属製の内側シースと、この内側
    シースの外周面に被覆された合成樹脂製の外側シースと
    からなるシースを有する内視鏡用処置具において、 上記合成樹脂製の外側シースの少なくとも先端近傍部分
    を熱成形により、上記金属製の内側シースに密着固定し
    たことを特徴とする内視鏡用処置具。
JP63030452A 1988-02-10 1988-02-10 内視鏡用処置具 Expired - Lifetime JP2535047B2 (ja)

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