JPH01204328A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH01204328A
JPH01204328A JP2749388A JP2749388A JPH01204328A JP H01204328 A JPH01204328 A JP H01204328A JP 2749388 A JP2749388 A JP 2749388A JP 2749388 A JP2749388 A JP 2749388A JP H01204328 A JPH01204328 A JP H01204328A
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JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
circuit breaker
contact
opening
contact element
Prior art date
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Pending
Application number
JP2749388A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Shimano
嶋野 輝美
Kazuhiko Kato
和彦 加藤
Tomoyoshi Saitou
友好 斉藤
Kinichi Shioda
塩田 勤一
Kuniyoshi Sakai
阪井 邦義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01204328A publication Critical patent/JPH01204328A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は付属装置の格納部を備えて成る回路遮断器に係
り、特に回路遮断器の状態を外部に伝達する時間を短縮
するのに好適な付属装置格納部分の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は特開昭60−68524号に記載のように
、遮断器ケースの外面部に付属装置の収納凹部を形成し
、可動接触子が上昇し終っ工開路状態となったときに付
属装置を動作させるよう構成されている。
なお、この種の装置として他に関連するものとして例え
ば実開昭57−117539号が挙げられるが、これも
可動接触子の開路動作が終了したときに付属装置を動作
させるよう構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は回路遮断器がトリップした場合にその状
態を外部に伝達する時間を短縮することについては配慮
されておらず、可動接触子が完全に開路状態となるまで
信号が発生されないので、保護協調等を行う場合に上位
遮断器を開路させるのに時間がかかるという問題があっ
た。
本発明の目的は回路遮断器がOFF状態あるいはTRI
P状態になるのを可動接触子が完全に開路状態となる前
に検知してトリップ動作の外部への伝達時間を短縮でき
、回路の保護を有効に行なえる回路遮断器を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は回路遮断器において、固定接触子に対向して
設けられた可動接触子と、該可動接触子が閉路状態から
開路状態に移行するのを検出して付属装置に伝達する伝
達部材とを備え、該伝達部材は前記可動接触子が前記固
定接触子から開離した直後に開路状態に移行したことを
前記付属装置に伝達するよう構成することにより達成さ
れる。
また、上記目的は回路遮断器において、固定接触子に対
向して設けられた可動接触子と、該可動接触子が閉路状
態から開路状態に移行するのを検出して付属装置に伝達
する伝達部材とを備え、該伝達部材は前記可動接触子が
前記固定接触子から開離する直前に開路状態に移行する
ことを前記付属装置に伝達するよう構成することにより
達成される。
〔作用〕
可動接触子は固定接触子と開成または開離することによ
り回路の開閉を行う。伝達部材は可動接触子が閉路状態
から開路状態に移行するのを検出して付属装置に伝達す
る。
伝達部材は可動接触子の開離直後、あるい(よそれ以前
に可動接触子の開路状態への移行を付属装置に伝達し、
付属装置を動作させる。
これにより、大電流により回路遮断器がトリップした場
合でも外部にトリップしたことを伝達する時間を短縮す
ることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第20図により説明する。
本発明の第1実施例を第1図〜第4図により説明する。
本実施例は3極の完全電磁式の回路遮断器に本発明を適
用した例である。固定接触子3、可動接触子5、および
可動接触子5の開閉機構9は絶縁ケース内に格納され、
絶縁ケースは固定接触子3、可動接触子5および開閉機
構9が固定されたケース2と、ケース2の表面に設けら
れてケース2内に固定された各構成要素を覆い、回路遮
断器の内外を隔離するカバー1とから成る。本実施例で
は開閉機構9のON状態、OFF状態を各種の可動接触
子を連結する絶縁軸の状態で検出する。、ケース2内部
は各極毎に可動接触子5の延びる方向に沿って設けられ
た隔壁2aにより区画されている。
隔壁2a内には凹部2cが設けられ、凹部2cは底面側
に第1の開]コ部2eが形成され、各種の可動接触子を
連結する絶縁軸8に形成された伝達部材としてのカム8
aに面する側に第2の開口部2dが形成される。絶縁軸
8は隔壁2aに設けられた溝2b内に回動自在に設けら
れる。
第1の開口部2eからケース2の側面に至る部分には付
属装置5oのリード線6oを格納する溝2fが設けられ
る。付属装置50としては一般にマイクロスイッチ52
が用いられ、本実施例ではマイクロスイッチ52をケー
ス54内に格納して凹部2c内に嵌挿し、マイクロスイ
ッチ52のアクチュエータ52aが第2の開口部2dを
介してカム8aの動作を検出できるよう構成されている
なお、ケース54はマイクロスイッチ52を格納し易い
よう54aと54bとに分割されている。
第1図において、3は固定導体で一端に電源側端子3a
を有し、他端に固定接点4を有し、固定接触子として機
能している。5は可動接触子としての可動接点台で、一
端に固定接点4に対向する可動接点6を有する。7は可
動フレームで可動接点台6を回動自在に保持するととも
に絶縁軸8に固定され開閉機構としての開閉リンク機構
9により各極間時に開閉されるよう形成されている。な
お、開閉機構は、複数極の回路遮断器の場合は複数極の
うちの1極に設けられる。10は消弧装置である。、1
1は過電流検出手段としての完全電磁式の過電流検出装
置で過電流によりコアllaに吸引されるアーマチュア
12を有する。引はずし機構40は共通引外し軸13、
トリップ金具14、トリップレバー15とにより構成さ
れる。
アーマチュア12はコアllaに吸引される吸引部12
aと、動作を引外し機構4oに伝達する伝達部12bと
を有する。アーマチュア12の動作により、共通引外し
軸13に固定されたトリップ金具14が回動しトリップ
金具14とトリップレバー15との係合及びトリップレ
バー15と開閉機構のフック16との係合が外れ、ばね
17によって付勢されているフック16がフック軸18
を中心に回動して開閉リンク9がくずれ可動接点6が開
極する。なお、39はハンドル、42は負荷側端子であ
る。
本実施例では付属装置は主として遮断器の開閉に応じて
マイクロスイッチの接点を切換える補助スイッチ(AU
X)である。マイクロスイッチ52は共通接点、常開接
点、常閉接点を有し、それぞれに接続された端子にはリ
ード線60が接続される。マイクロスイッチ52のケー
ス54は、第3図に示すように、マイクロスイッチを格
納するよう形成された格納部54aと蓋部54bとに分
割され、格納部54aに設けられた爪54eを蓋部54
bに形成された溝54. fに弾性的に係合させて、両
者を一体に固定している6また、格納部54aの上面に
はマイクロスイッチ52のアクチュエータ52a突出さ
せる穴54cが形成され、蓋部54bにはリード線60
を外部に導出する穴54dが形成されている。マイクロ
スイッチ52はケース54に格納されているので、マイ
クロ、スイッチの寸法や形状が多少変ってもケース54
の外形寸法および形状を統一しておくことにより、凹部
2cの寸法および形状の変更をしなくて済む。付属装置
50は第4図に示すようにケース2の底面に形成された
第1の開口部2eを介して凹部2C内に嵌挿される。マ
イクロスイッチ52のアクチュエータ52aは第2の開
口部2d内に絶縁軸8に形成されたカム8aに面するよ
う突出する。本実施例では可動接触子5が閉成している
ときにはカム8aはアクチュエータ52aと離間してお
り、マイクロスイッチ52の共通接点と常閉接点間が導
通している。ハンドル39の操作あるいはトリップによ
り可動接触子5が開離すると絶縁軸8が回動して可動接
触子5の開離直後で完全な開路状態に至る前にカム8a
がアクチュエータ52aを押圧し、マイクロスイッチ5
2は共通接点と常開接点間が導通するようになる。これ
により可動接触子が開路状態に移行したことを可動接触
子の開離動作開始直後に電気的に外部に伝達することが
できる。リード線60は必要とする信号の種類に応じて
マイクロスイッチ52の常開接点および常閉接点の少く
ともいずれか一方と共通接点とに接続される。付属装置
50の装着を容易にし、かつ脱落しにくくするため第3
図に示すように外側面に舌片54gを形成し、この舌片
54gと凹部2cの内壁面との間で付属装置50を弾性
的に保持するよう構成してもよい。
本実施例によれば、第2図に示すように、従来付属装置
が設けられてた位置(カバー1内)に電圧用はずし装置
(SHT)または不足電圧例はずし装置(UVT)i5
’oおよび警報スイッチ(AL)151が設けられてい
も、さらに補助スイッチを設けることができ、付属装置
の取付数を増加させることができる。本実施例では3極
の回路遮断器に本発明を適用した例を示したが、2極の
回路遮断器の場合には従来付属装置の取付箇所が1箇所
だけであったのに対し、本発明を適用することにより付
属装置の取付箇所を従来の位置と併せて2箇所以上とす
ることができ、大幅な機能向上を図ることができる。な
お、第2図におい工20はフック16を回動自在に保持
するフレームである。
本発明の第2実施例を第5図〜第14図により説明する
本実施例はフック16の動きを検出し開閉機構9がトリ
ップ状態か否かを外部へ伝達するよう構成したものであ
る。
本実施例の付属装置70は主として遮断器がトリップし
たときマイクロスイッチ52の接点を切換える警報スイ
ッチ(AL)である。マイクロスイッチ52のケース7
2は第7図に示すようにマイクロスイッチを格納するよ
う形成された格納部72aと蓋部72bとに分割され、
格納部72aに設けられた爪72eを蓋部72bに形成
された溝72fに弾性的に係合させて両者を一体に固定
している。本実施例では中央の極のフック16に形成さ
れた伝達部材としての折曲部16’aとマイクロスイッ
チ52のアクチュエータ52aとの間の距離が長いので
、折曲部16aの動きをピン76を介してアクチュエー
タ52aに伝達するよやにしている。ピン76は格納部
72aの上面に設けられたガイド部72h内に設けられ
、そのよ端がガイド部72h上方の穴72cから突出す
るとともに、下端がアクチュエータ52aに面するよう
設けられる。ピン76の中間部にはガイド部72hから
の抜は止めとしてつば76aが固定される。
つば76aの下方にばばね74が嵌挿され、ばね74は
っば76aを上方に付勢してピン76の下端がアクチュ
エータ52を押圧しないようにしている。蓋部72bに
はリード線60を外部に導出する穴72dが形成されて
いる。なお、第7図ではリード線60は図示が省略され
ている。ケース72の外側面には、舌片72gを形成し
て、隔壁2aに形成された凹部2hの内壁面と弾性的に
係合するように構成してもよい。
本実施例では極間の隔壁2aに形成された凹部2hはケ
ース72の外形形状に合せて略凸字形に形成され、ケー
ス2の底面側には第1の開口部21が設けられ、伝達部
材としてのフック16の折曲部16aに対向する側には
第2の開口部2jが設けられて成る。付属装置70はマ
イクロスイッチ52がケース72内に格納された状態で
第1の開口部21から凹部2h内へ嵌挿される。付属装
置70が凹部2h内に正しく嵌挿されると、ピン76の
先端が第2の開口部2jから突出する。
本実施例では第6図に示すようにフック16には左右面
側に折曲部16aが形成され、中央極の両側に設けられ
た隔壁2aのいずれの側に付属装置が設けられていても
対応できるよう構成されている。フック16は回路遮断
器がON状態およびOFF状態のときは第5図に示すよ
うに略水平に保持され、折曲部16aがピン76の先端
に当接し、ピン76を介してマイクロスイッチ52のア
クチュエータ52aを押圧している。このときマイクロ
スイッチ52は共通接点と常開接点間が導通し、非トリ
ップ状態であるということを電気的に外部に伝達し得る
状態になる。
過電流により引はずし機構40が動作するとフック16
は第5図中で反時計方向に回転し、ピン76がばね74
の力により上昇してアクチュ壬−タ52aの押圧が解除
される。
これによりマイクロスイッチ52は共通接点と常閉接点
間が導通し、トリップ状態であることを電気的に外部に
伝達することができる。本実施例ではフックの動作を検
出しているので、可動接触子の開離直前に可動接触子が
開状態に移行することを伝達できる。
第8図〜第13図は本実施例の種々の変形例を示す。
第8図は本実施例の第1の変形例を示す。本変形例はケ
ース72の両側面に舌片72gを設けて付属装M70を
凹部2h内に弾性的に固定するようにしたものである。
第9図は本実施例の第2の変形例を示す。本変形例はケ
ース72の底面にフランジ72iを形成し、このフラン
ジをねじ80でケース2の底面に固定するようにしたも
のである。
第10図は本実施例の第3の変形例を示す。木炭形例は
ケース72の底面にフランジ72iを形成し、このフラ
ンジと付属装[70をケース唇面に貼られた絶縁板81
でおさえて固定するよう構成したものである。第11図
・第12図は本発明の第4の変形例を示す。本変形例は
付属装置70を凹部2hに嵌挿後、押え枠84を第1の
開口部21に装着して付属装置7oを固定するよう構成
したものである。押え枠84は樹脂等の弾性を有する材
質で形成され、第12図に示すように両側面に形成され
た耳部84aにより凹部2hの内壁に弾性的に係合する
。凹部2hの内壁には第12図に示すように凹部2kを
設け、耳部84aが凹部2kに弾性的に係合するよう構
成してもよい。凹部2には隔壁2aに上方から形成され
た溝2mを設け、この溝の底部の側面の一部が第1の開
口部21に連通ずるよう形成される。この構造では、溝
2mを形成する金型(図示せず)と、第1の開口部21
を形成する金型(図示せず)とが接するよう設けられて
凹部2kが形成されるので、上下方向の抜きだけで凹部
2kを形成でき、金型の構造を簡略化することができる
第13図は本実施例の第5の変形例を示す。4本変形例
はピン76の動きをレバー52bを介してアクチュエー
タ52aに伝えるよう構成したものである。
レバー52bはマイクロスイッチ52の上面に回動自在
に係止され、通常はアクチュエータ52aにより上方に
付勢されている。ON状態、OFF状態においては折曲
部16aがピン76を押圧し、これによりレバー52b
が下方に付勢されアクチュエータ52aが押し込まれて
マイクロスイッチ52の共通接点と常閉接点を導通させ
る。トリップ状態においては折曲部16aによるピン7
6の押圧が解除されレバー52bへの押圧力も解除され
てアクチュエータ52aが上昇し、マイクロスイッチ5
2の共通接点と常閉接点とが導通する。これにより、回
路遮断器がONまたはOFFの状態かトリップの状態か
を外部に電気的に伝達することができる。本実施例によ
れば、開閉機構9の動作に先立ってトリップ状態を外部
に伝達でき、有効に電路の保護を行うことができる。
本発明の第3実施例を第14図、第15図りより説明す
る。
本実施例はフック16と絶縁軸8の両方にそれぞれ伝達
部材として折曲部16bおよびカム8aを形成し、付属
装置70および付属装置50を隔壁2a内に形成された
凹部2hおよび2c内にそれぞれ嵌挿して固定したもの
である。
本実施例では第14図に示すようにフック16を回動自
在に保持するフレーム20が絶縁軸8を跨ぐよう形成さ
れ、フック16にはフック軸18の近傍に折曲部16b
が形成されて成る。
絶縁軸8の下方には凹部2cが形成され、凹部2Cには
補助スイッチ等の付属装置5oが嵌挿されてアクチュエ
ータ52aがカム8aを介して可動接触子5の開閉を検
出し得るよう設けられる。折曲部16bの下方には凹部
2hが形成され、凹部2hには警報スイッチ等の付属装
置70が嵌挿されてアクチュエータ52aがピン76お
よび折曲部16bを介してフック16の動きを検出し得
るよう設けられる。凹部2cと凹部2hとはそれぞれ互
いに独立して設けられてもよいが、第15図に示すよう
に連続的に設けてもよい。
本発明の第4実施例を第16図により説明する。
本実施例は可動接触子5の延びる方向に沿って設けられ
た隔壁としての側壁2n内に凹部2cを形成したもので
ある。
凹部2cは底面側に第1の開口部2eを、上方に第2の
開口部2dをそれぞれ有する。付属装置50は第1の開
口部2eから凹部2cに嵌挿され、内部に格納されたマ
イクロスイッチ52のアクチュエータ52aが第2の開
口部2dを介して絶縁軸8の端部に形成された伝達部材
としてのカム8aに面するよう設けられる。本実施例で
は第1実施例と同様に○N状態でカム8aがアクチュエ
ータ52aと離間してマイクロスイッチ52の共通接点
と常閉接点とが導通し、トリップまたはOFF状態でカ
ム8aがアクチュエータ52aを押圧してマイクロスイ
ッチ52の共通接点と常閉接点とが導通する。
本実施例によれば、側壁2n内に付属装置50を設ける
ことができるので、単極または2極の回路遮断器の場合
でも複数個の付属装置を取付けることができ、より多く
の情報を外部に伝達することができる。
本発明の第5実施例を第17図、第18図により説明す
る。
本実施例は可動フレーム7の下方の極間の隔壁内に凹部
2Pを設け、可動フレーム7に形成した伝達部材として
の折曲部7aで可動接触子5の開閉動作を付属装置50
に伝達するよう構成したものである。凹部2Pは底面に
第1の開口部2gを折曲部7aに面する側に第2の開口
部2rがそれぞれ設けられている。付属装置50は第1
の開口部2gから嵌挿され、付属装置50に格納された
マイクロスイッチ52のアクチュエータ52aが第2の
開口部2rを介して折曲部7aに面する。可動接触子5
の開成時には折曲部7aがマイクロスイッチ52のアク
チュエータ52aを押圧して共通接点と常閉接点間を導
通させ、OFFまたはトリップによる可動接触子5の開
離時には折曲部7aがアクチュエータ52aと離間して
押圧を解除し、マイクロスイッチ52の共通接点と常閉
接点間を導通させる。本実施例では第2の開口部2rと
可動接点6との距離が近いためマイクロスイッチ52の
ケース54にはアクチュエータ52aが貫通する穴54
 cの周囲に障壁54)lを形成し可動接点6と固定接
点4間に発生するアーク中の溶融金属がアクチュエータ
52aの周辺に付着するのを防止し、アクチュエータ5
2の動作不良や絶縁劣化の発止を防止する。
本発明の第6実施例を第19図、第20図により説明す
る。
本実施例は引はずし機構40のトリップ金具14の状態
を検出して外部に信号を伝達する警報スイッチを付属装
置80として凹部2S内に嵌挿するよう構成したもので
ある。
付属装置80はケース82とケース82内に格納された
マイクロスイッチ52とより成り、マイクロスイッチは
垂直に保持されてアクチュエータ52aを操作するレバ
ー52bがケース82の上方の開口部82aから突出す
るよう構成される。隔壁2aには引はずし機構40の下
方に凹部2Sが設けられ、凹部2Sには底面側に第1の
開口部2tが、引外し機構40に面する側に第2の開口
部2uがそれぞれ設けられる。本実施例では引外し機構
40の共通引外し軸13が伝達部材として機能する。付
属装置80は第1の開口部2tから凹部2S内へ嵌挿さ
れ、レバー52bが第2の開口部2uを介して共通引外
し軸13に当接した状態で固定される。回路遮断器に大
電流が流れると過電流検出手段11(図示せず)の働き
により共通引外し軸13が第19図中で左方に押され、
トリップ金具14はピン22を中心として時計方向に回
転する。これによりラッチ46も時計方向に回転しトリ
ップレバー15とフック16との係合が外れてフック1
6は同図中で反時計方向に回転し、第20図の状態に至
る。トリップレバー15はトリップ金具14と係合し引
外し機構40はリセットされるまでトリップ状態を維持
する。レバー52bは第19図に示されるように、共通
引外し軸13の回転により押圧される側に設けられてい
るので、トリップ動作と共に同図中で左方に移動し、ア
クチュエータ52aを押圧する。これシこよりマイクロ
スイッチ52は接点の導通状態が共通接点と常閉接点間
から共通接点と常閉接点間に切換えられ、トリップ状態
になったことを電気的に外部に伝達することができる。
本実施例によれば、引外し機構4oが動作した時点でト
リップ状態を検出でき、第2実施例よりさらに早く警報
を出すことができる。
また、本実施例において、マイクロスイッチを上位の回
路遮断器の電圧用外し装置(S’HT)に接続すると、
早い時点で回路を遮断でき、大電流による回路の損傷を
少くできる。
以上の実施例によれば、付属装置の取付部分が回路遮断
器の底面側であるため、付属装置の取付部分がない機種
と表面の形状や主銘板を統一することができ、製品のシ
リーズとしての統一性をもたせることができる。また、
回路遮断器が制御盤等に取付けられた状態では付属装置
の不用意な着脱を防止することができるので、誤操作を
防止することができる。
また、付属装置の取付時にカバーを開けなくてよいので
、ケース内の機構部に対する封印をしたままで済む。さ
らに付属装置も2極用と3極用との共用を図ることがで
きる、 〔発明の効果〕 本発明によれば、回路遮断器がOFF状態あるいはTR
IP状態になるのを可動接触子が完全に開路状態となる
前に検知でき、TRIP動作の外部への伝達時間を短縮
できるので、保護協調を有効に行うことができ、回路の
保護性能に優れた回路遮断器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における回路遮断器の構成
を示す正面側より見た断面図、第2図は本実施例の主要
部を示す側断面図、第3図は本実施例における付属装置
の1例の構成を分解して示す斜視図、第4図は本実施例
の主要部を底面側より示す斜視図、第5図は本発明の第
2実施例における回路遮断器の主要部の構成を示す正面
側より見た断面図、第6図は本実施例におけるフックの
構造の1例を示す斜視図、第7図は本実施例における付
属装置の1例の構成を分解して示す斜視図、第8図〜第
13図は本実施例の種々の変形例の主要部を示し、第8
図は第1の変形例、第9図は第2の変形例、第10図は
第3の変形例、第11図および第12図は第4の変形例
、第13図は第5の変形例をそれぞれ示す正面側より見
た断面図、第14図は本発明の第3実施例における回路
遮断器のフックとフレームと絶縁軸との位置関係を示す
正面図、第15図は本実施例の主要部の構成を示す正面
側より見た断面図、第16図は本発明の第4実施例にお
ける回路遮断器の主要部の構成を示す側断面図、第17
図は本発明の第5実施例における回路遮断器の主要部の
構成を示す正面側より見た断面図、第18図は本実施例
における可動フレームの構造の1例を示す斜視図、第一
  23  − ける回路遮断器の主要部の構成を示す正興側より見た断
面図でそれぞれONまたはOFFの状態およびトリップ
状態を示す図である。 1.2:絶縁ケース、2a、2n:隔壁、2c、2h、
2p、2s :凹部、2d、2.L 2’+2u:第2
の開口部、2e、2iy 2g。 2t:第1の開口部、3:固定接触子、5:可動接触子
、7 a 、 8 a 、 13 、16 a 、 1
.6 b:伝達部材、9:開閉機構、50,70.80
:付属装置。 弓 ( Q〕  oo  へ づ u<a  機 4 〜 へ N % 喝 鴇 Iと8憾 灯 ”)−N へへへ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定接触子に対向して設けられた可動接触子と、該
    可動接触子が閉路状態から開路状態に移行するのを検出
    して付属装置に伝達する伝達部材とを備え、該伝達部材
    は前記可動接触子が前記固定接触子から開離した直後で
    完全開離に至る前に前記可動接触子の動作を前記付属装
    置に伝達するよう構成されたことを特徴とする回路遮断
    器。 2、固定接触子に対向して設けられた可動接触子と、該
    可動接触子の開閉機構と、該開閉機構を引外す引外し機
    構と、前記可動接触子が閉路状態から開路状態に移行す
    るのを検出して付属装置に伝達する伝達部材とを備え、
    該伝達部材は前記引外し機構の動作を前記開閉機構に伝
    達する経路中に設けられて前記可動接触子が前記固定接
    触子から開離する直前に開路状態に移行することを前記
    付属装置に伝達するよう構成されたことを特徴とする回
    路遮断器。 3、前記伝達部材は前記可動接触子の絶縁軸に設けられ
    、前記付属装置は前記絶縁軸に対向して設けられて、前
    記可動接触子が前記固定接触子から開離した直後に前記
    伝達部材が前記付属装置を動作させるよう構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。 4、前記伝達部材は前記引外し機構に設けられ、該引外
    し機構が動作した時に前記伝達部材が前記付属装置を動
    作させるよう構成されたことを特徴とする請求項2記載
    の回路遮断器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10121615B1 (en) 2017-06-27 2018-11-06 Dinkle Enterprise Co., Ltd. Signal feedback apparatus
EP3422385A1 (en) * 2017-06-26 2019-01-02 Dinkle Enterprise Co., Ltd. Signal feedback apparatus

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EP3422385A1 (en) * 2017-06-26 2019-01-02 Dinkle Enterprise Co., Ltd. Signal feedback apparatus
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