JPH01203849A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH01203849A
JPH01203849A JP2810388A JP2810388A JPH01203849A JP H01203849 A JPH01203849 A JP H01203849A JP 2810388 A JP2810388 A JP 2810388A JP 2810388 A JP2810388 A JP 2810388A JP H01203849 A JPH01203849 A JP H01203849A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はヒートポンプ式冷凍サイクルの構成を改良し
た空気調和機の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、空気調和機として複数の室内ユニットを備えた
マルチ式の構成のものが知られている。
第6図はこの種のマルチ式空気調和機のヒートポンプ式
冷凍サイクルを示すもので、Aは室外ユニット、Bは分
岐ユニット、C,D、Eは室内ユニットである。室外ユ
ニットAは2台の能力可変圧縮機1.2を備え、その圧
縮機1,2を逆止弁3゜4をそれぞれ介して並列に接続
している。そして、圧縮機1,2、四方弁5、室外熱交
換器6、暖房用膨張弁7と冷房サイクル形成用逆止弁8
との並列体、リキッドタンク9、電動式流量調整弁11
゜21.31、冷房用膨張弁12,22.32と暖房サ
イクル形成用逆止弁13,23.33との並列体、室内
熱交換器14,24.34、ガス側聞閉弁(電磁開閉弁
)15,25.35、アキュームレータ10などを順次
連通し、ヒートポンプ式冷凍サイクルを構成している。
なお、冷房用膨張弁12.22.32はそれぞれ感温筒
12a。
22a、32aを有しており、これらの感温筒12a、
22a、32aを室内熱交換器14゜24.34のガス
側冷媒配管にそれぞれ取付けている。
また、室内熱交換器14.24.34は冷凍サイクル内
で並列に接続させている。そして、冷房運転時には第6
図中に実線矢印で示す方向に冷媒を流して室外熱交換器
6を凝縮器、室内熱交換器14.24.34を蒸発器と
してそれぞれ機能させる冷房サイクルを形成し、暖房運
転時には同図中に点線矢印で示す方向に冷媒を流して室
内熱交換器14,24.34を凝縮器、室外熱交換器6
を蒸発器としてそれぞれ機能させる暖房サイクルを形成
するようにしている。
さらに、この種のものにあっては各室内ユニットC,D
、Hの要求能力を満足するように圧縮機1.2の運転台
数および能力を制御するとともに、流量調整弁11.2
1.31の開度をそれぞれ制御して各室内熱交換器14
,24.34への冷媒流量を調整している。そして、冷
房用膨張弁12゜22.32によって冷媒流量の変化に
かかわらず、各室内熱交換器14,24.34における
冷媒過熱度を一定に維持し、安定かつ効率の良い運転を
行なうようにしている。したがって、例えば各室内ユニ
ットC,D、Hの要求能力が設定能力より小さい場合に
は1台の圧縮機1の能力の増減によってこの要求能力に
応じ、この要求能力が設定能力より増大した場合には圧
縮機1とともに圧縮機2を同時に駆動するようにしてい
る。また、このように2台の圧縮機1,2を同時に駆動
している状態で各室内ユニットC,D、Eからの要求能
力が小さくなると圧縮機2の能力が徐々に低減し、さら
には圧縮機2の運転が停止して1台の圧縮機1のみの運
転となる。
ところで、上記従来構成のものにあっては例えば運転中
の各室1内ユニットC,D、Eの空気負荷が高い場合の
ように冷媒のスーパーヒートが大きい場合には圧縮機1
.2からの冷媒吐出温度が通常運転時の冷媒吐出温度よ
りも極端に上昇するおそれがあるので、圧縮機1.2の
内部で冷媒の劣化が急速に進み、潤滑油の炭化や各圧縮
機1,2内のピストン、コンロッド等の摺動部位の焼付
き等が発生し易い問題があった。さらに、圧縮機1゜2
の冷媒吸込み温度が高い場合には圧縮機1,2のモータ
の巻線温度が上昇し、絶縁的に圧縮機1゜2の使用規格
範囲を越えるおそれがあった。
(発明が解決しようとする課題) 従来構成のものにあっては圧縮機1.2からの冷媒吐出
温度の極端な上昇を防止することができないので、圧縮
機1,2の内部で冷媒の劣化が急速に進み、潤滑油の炭
化や各圧縮機1.2内のピストン、コンロッド等の摺動
部位の焼付き等が発生し易い問題があるとともに、圧縮
機1.2の冷媒吸込み温度の上昇にともない圧縮機1.
2のモータの巻線温度が上昇し、絶縁的に圧縮機1゜2
の使用規格範囲を越える等の不具合があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、圧縮機
からの冷媒吐出温度の極端な上昇や冷媒吸込み温度の上
昇等を防止することができ、比較的迅速に最適なサイク
ル温度で安定運転させることができる空気調和機を提供
することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は冷凍サイクル内の液冷媒流通路と圧縮機の吸
込み通路との間を連結するサイクル冷却用のバイパス通
路を設け、弁開度制御可能な流星調整弁をこのバイパス
通路内に介設させるとともに、圧縮機の冷媒吸込み温度
および冷媒吐出温度を検出する吸込み温度センサおよび
吐出温度センサをそれぞれ設け、各温度センサからの検
出温度が所定の設定温度より小さい場合には流量調整弁
を全閉状態で保持させ、この検出温度が所定の設定温度
に達した時点で流量調整弁の弁開度を開制御させるサイ
クル冷却手段および各温度センサからの検出温度が所定
の設定温度に達する前の−定区間の各温度センサからの
検出温度の変化率を検出し、この検出結果に応じて流量
調整弁の初期開度値を可変制御させる初期開度値可変制
御手段をそれぞれ設けたものである。
(作用) 冷凍サイクル駆動中、圧縮機の冷媒吸込み温度および冷
媒吐出温度のうちの何れかが設定温度に達した場合に流
量調整弁を開操作させることにより、冷凍サイクル内の
液冷媒流通路からサイクル冷却用のバイパス通路を介し
て圧縮機の吸込み通路側に低温状態の液冷媒の一部を導
入させ、圧縮機の吸込み通路内の冷媒温度を低下させる
とともに、各温度センサからの検出温度が所定の設定温
度に達する前の一定区間の各温度センサからの検出温度
の変化率を検出し、この検出結果に応じて流ffi調整
弁の初期開度値を可変制御させることにより、圧縮機の
冷媒吸込み温度および冷媒吐出温度の温度上昇時におけ
る圧縮機の吸込み通路内の冷媒温度の低下を早め、冷凍
サイクルが安定するまでの時間を短縮するようにしたも
のである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図乃至第5図を参照し
て説明する。なお、第1図乃至第5図中で第6図と同一
部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
第1図中で、41aは一方の圧縮機1の冷媒吸込み側聞
管、41bはこの圧縮機1の冷媒吐出側配管、42aは
他方の圧縮機2の吸込み側聞管、42bはこの圧縮機2
の冷媒吐出側配管である。
この場合、再圧縮機1.2の冷媒吸込み側聞管41a、
42aは共通の冷媒吸込み管43Hに連結させていると
ともに、再圧縮機1,2の冷媒吐出側配管41b、42
bも同様に共通の冷媒吐出管43bに連結させており、
冷媒吸込み側聞管41a、42aおよび冷媒吸込み管4
3aによって再圧縮機1.2の冷媒吸込み通路44a1
冷媒吐出側配管41b、42bおよび冷媒吐出管43b
によって再圧縮機1,2の冷媒吐出通路44bをそれぞ
れ形成させている。
さらに、再圧縮機1.2の冷媒吐出側配管41b、42
bにはオイルセパレータ45.46をそれぞれ介設させ
ている。これらのオイルセパレータ45.46にはオイ
ル戻し管47.48の一端を連結させており、これらの
オイル戻し管47.48の他端は再圧縮機1.2の冷媒
吸込み側聞管41a、42aにそれぞれ連結させている
また、圧縮機1のケース底部には第2図に示すように均
油管49の一端を連結させている。この均油管49の他
端は他方の圧縮機2のケース底部に連結させている。
一方、冷凍サイクル内の液冷媒流通路、例えば暖房用膨
張弁7と冷房サイクル形成用逆止弁8との並列体と、リ
キッドパイプ9との間に配設させた冷媒管(液冷媒流通
路)50にはサイクル冷却用のバイパス通路51の一端
を連結させている。
このバイパス通路51の他端は冷媒吸込み管43aに連
結させている。また、このバイパス通路51には弁開度
制御可能なパルスモータバルブ(流量調整弁)52を介
設させている。
さらに、冷凍サイクルの冷媒吐出管43bには圧力セン
サ53を取付けるとともに、圧縮機1゜2の冷媒吸込み
側聞管41a、42aには冷媒吸込み温度を検出する吸
込み温度センサ54,55、圧縮機1.2の冷媒吐出側
配管41b、42bには冷媒吐出温度を検出する吐出温
度センサ56゜57をそれぞれ取付けている。
また、第3図は空気調和機本体の制御回路を示すもので
ある。この第3図中で、60は室外ユニットAに装着さ
せた室外制御部である。この室外制御部60はマイクロ
コンピュータおよびその周辺回路などからなり、外部に
パルスモータバルブ52、圧力センサ53、吸込み温度
センサ54゜55、吐出温度センサ56,57およびイ
ンバータ回路61.62を接続している。この場合、イ
ンバータ回路61.62は交流電源63の電圧を整流し
、それを室外制御部60の指令に応じたスイッチングに
よって所定周波数の交流電圧に変換し、圧縮機モータI
M、2Mにそれぞれ駆動電力として供給するものである
また、70は分岐ユニットBに装着させたマルチ制御部
である。このマルチ制御部7oはマイクロコンピュータ
およびその周辺回路などがらなり、外部に接続させた流
量調整弁11.21.31および開閉弁15,25.3
5をそれぞれ駆動制御するものである。
さらに、80,90,100は室内ユニットC2D、H
にそれぞれ装着させた室内制御部である。
これらの室内制御部80,90,100はマイクロコン
ピュータおよびその周辺回路などがらなり、外部に運転
操作部位81,91,101および室内温度センサ82
,92,102をそれぞれ接続している。そして、各室
内制御部80.90゜100は周波数設定信号f7.f
2.f3を各室内ユニットC,D、Hの要求能力として
マルチ制御部70に転送するようになっている。また、
マルチ制御部70は転送されてくる周波数設定信号f)
、f2.f3にもとづいて各室内ユニットC1D、Hの
要求能力の総和を求め、それに対応する周波数設定信号
foを室外制御部6oに転送するようになっている。
次に、上記構成の作用を説明する。例えば、全ての室内
ユニットC,D、Eが冷房運転を行なっている場合には
室内ユニットCの室内制御部80は室内温度センサ82
の検出温度と運転操作部81で設定された設定温度との
差を演算し、その温度差に対応する周波数設定信号f1
を要求冷房能力としてマルチ制御部70に転送する。同
様に、室内ユニットD、Hの室内制御部90,100も
周波数設定信号f2.f3を要求冷房能力としてマルチ
制御部70に転送する。
さらに、マルチ制御部70では転送されてくる周波数設
定信号fl、f2.f3にもとづいて各室内ユニットC
,D、Eの要求冷房能力の総和を求め、この総和に対応
する周波数設定信号foを室外制御部60に転送する。
この室外制御部60では転送されてくる周波数設定信号
f。に応じて圧縮機1.2の運転台数および運転周波数
(インバータ回路61.62の出力周波数)Fを制御す
る。この場合、室外制御部60では要求冷房能力の総和
が設定冷房能力よりも小さい場合には1台の圧縮機1の
みを駆動し、要求冷房能力の総和が設定冷房能力よりも
大きくなると2台の圧縮機1゜2を同時に駆動するよう
にしている。
一方、空気調和機本体の運転(冷房、暖房および除霜運
転)中は吸込み温度センサ54,55および吐出温度セ
ンサ56.57によって圧縮機1゜2の冷媒吸込み温度
および冷媒吐出温度をそれぞれ検出させている。そして
、第4図中にAゾーンで示すように各温度センサ54,
55.56゜57からの検出温度が全て所定の設定温度
Tlよりも小さい状態であることが検出されている場合
には室外制御部60によってパルスモータバルブ52が
全閉状態で保持される。また、各温度センサ54,5’
5.56.57からの検出温度のうちの何れかが所定の
設定温度Tlに達すると室外制御部60によって次のよ
うなパルスモータバルブ52の開度制御が行なわれる。
このパルスモータバルブ52の開度制御時には各温度セ
ンサ54,55.56.57からの検出温度のうち、最
初に設定温度T1に達した温度センサの検出値を優先さ
せるようにしており、最初に設定温度T1に達した温度
センサの検出温度にもとづいてパルスモータバルブ52
の開度制御を行なうようにしている。そして、基準とな
る温度センサの検出温度が設定温度Tlを越えてBゾー
ン内の温度に達すると室外制御部60によってパルスモ
ータバルブ52を初期設定開度nに開操作させる。その
ため、このパルスモータバルブ52の開操作にともない
冷媒管50内の低温冷媒をサイクル冷却用のバイパス通
路51内を介して冷媒吸込み管43a側に流入させるこ
とができるので、この低温状態の流入冷媒によって冷媒
吸込み管43a側の冷媒温度を効果的に低下させること
ができる。
また、パルスモータバルブ52の開度は初期設定開度n
に開操作させた後、所定の時間単位毎に所定のステップ
数(nパルス)ずつ徐々に増大させる。そして、基準と
なる温度センサの検出温度が設定温度T1よりも低下し
たCゾーンに達した状態が検出されるとその時点でパル
スモータバルブ52の開度増大動作を停止させ、その時
点の開度でパルスモータバルブ52を保持させる。また
、基準となる1M度センサの検出温度がCゾーンからD
ゾーンまで低下すると所定の時間単位毎に所定のステッ
プh(nパルス)ずつパルスモータバルブ52の開度を
徐々に縮小させる。そして、このパルスモータバルブ5
2の開度縮小動作によってパルスモータバルブ52の開
度が0、すなわちパルスモータバルブ52が全閉された
時点で初期状態に戻る。
なお、圧縮機1,2の運転停止時および起動後、一定時
間が経過する前は各温度センサ54,55.56.57
からの温度検出値は無視される。
次に、パルスモータバルブ52の初期設定開度nの設定
動作について説明する。まず、第5図に示すようにパル
スモータバルブ52の開度制御を行なう所定の設定温度
Tlよりも低温状態の第2の設定温度T2およびこの第
2の設定温度T2と設定温度T1との間に第3の設定温
度T3をそれぞれ設定する。そして、空気調和機本体の
起動後、各温度センサ54,55.56.57からの検
出温度が所定の設定温度T、に達する前に、この検出温
度が第2の設定温度T2に達した時点と第3の設定温度
T3に達した時点との間の一定区間で各温度センサ54
,55.56.57からの検出温度の変化率を検出し、
この検出結果に応じてパルスモータバルブ52の初期開
度値nを次のように可変制御させる。なお、第5図中で
、(1)は最も検出温度の変化率が小さい温度特性、(
■)。
は最も検出温度の変化率が大きい温度特性、(n)は温
度特性(1)と(III)との間の中間状態の温度特性
をそれぞれ示すものである。そして、温度特性(1)の
ように検出温度の変化率が最も小さい場合にはパルスモ
ータバルブ52の初期開度値nを最も小さい値n1、温
度特性(III)のように検出温度の変化率が最も大き
い場合にはパルスモータバルブ52の初期開度値nを最
も大きい値n3、温度特性(n)のように検出温度の変
化率が中間状態の場合にはパルスモータバルブ52の初
期開度値nも中間の値n2にそれぞれ設定し、空気調和
機本体の運転にともない各温度センサ54.55.56
.57からの検出温度が所定の設定温度T1に達した時
点で検出温度の変化率に対応すせてパルスモータバルブ
52を上述した初期開度値nの各設定値n3、n2、n
3にそれぞれ開操作させている。
そのため、この場合にはパルスモータバルブ52の初期
開度値nを一定に固定させた場合に比べて圧縮機1.2
の吸込み通路44a内の冷媒温度の低下を早めることが
でき、冷凍サイクルが安定するまでの時間を短縮させる
ことができる。
そこで、1−記構底のものにあっては冷凍サイクル駆動
中、吸込み温度センサ54,55および吐出温度センサ
56,57によって圧縮機1.2の冷媒吸込み温度およ
び冷媒吐出温度をそれぞれ検出させ、各温度センサ54
,55.56.57からの検出温度のうちの何れかが設
定温度T1に達した場合にパルスモータバルブ52を開
操作させることにより、冷凍サイクル内の液冷媒流通路
からサイクル冷却用のバイパス通路51を介して圧縮機
1,2の吸込み通路44a側に低温状態の液冷媒の一部
を導入させるようにしたので、この低温の導入冷媒によ
って圧縮機1,2の吸込み通路44a内の冷媒温度を低
下させることができる。
そのため、冷凍サイクル駆動中、従来のような圧縮機1
,2からの冷媒吐出温度の極端な上昇や冷媒吸込み温度
の上昇等を防止することができるので、冷媒の劣化を防
止することができ、潤滑油の炭化や各圧縮機1.2内の
ピストン、コンロッド等の摺動部位の焼付きや、圧縮機
1,2のモータの巻線温度の極端な上昇を防止して最適
なサイクル温度で安定運転させることができる。さらに
、冷凍サイクル駆動中、冷媒量のばらつきが発生した場
合であってもこれらのばらつきを比較的短時間で修正す
ることができるので、冷凍サイクル中の極端な圧力変動
等を防止することができる。また、各温度センサ54.
55.56.57からの検出温度が所定の設定温度T1
に達する前の一定区間(設定温度T2と設定温度T3と
の間)の各温度センサ54,55.56.57からの検
出温度の変化率を検出し、この検出結果に応じてパルス
モータバルブ52の初期開度値nを可変制御させるよう
にしたので、圧縮機1.2の冷媒吸込み温度および冷媒
吐出温度の温度上昇時における圧縮機1.2の吸込み通
路44a内の冷媒温度の低下を早めることができ、冷凍
サイクルが安定するまでの時間を短縮することができる
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施でき
ることは勿論である。
[発明の効果] この発明によれば冷凍サイクル内の液冷媒流通路と圧縮
機の吸込み通路との間を連結するサイクル冷却用のバイ
パス通路を設け、弁開度制御可能な流W 2整弁をこの
バイパス通路内に介設させるとともに、圧縮機の冷媒吸
込み温度および冷媒吐出温度を検出する吸込み温度セン
サおよび吐出温度センサをそれぞれ設け、各温度センサ
からの検出温度が所定の設定温度より小さい場合には流
量調整弁を全閉状態で保持させ、この検出温度が所定の
設定温度に達した時点で流量調整弁の弁開度を開制御さ
せるサイクル冷却手段および各温度センサからの検出温
度が所定の設定温度に達する前の一定区間の前記各温度
センサからの検出温度の変化率を検出し、この検出結果
に応じて流量調整弁の初期開度値を可変制御させる初期
開度値可変制御手段をそれぞれ設けたので、圧縮機から
の冷媒吐出温度の極端な上昇や冷媒吸込み温度の上昇等
を防止することができ、比較的迅速に最適なサイクル温
度で安定運転させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図は空気調和機内の冷凍サイクルを示す全体の概略
構成図、第2図は2台の圧縮機間の均油管の取付は状態
を示す概略構成図、第3図は冷凍サイクルの制御回路を
示す全体の概略構成図、第4図はパルスモータバルブの
制御状態を説明するための温度特性図、第5図はパルス
モータバルブの初期開度値の設定動作を説明するための
温度特性図、第6図は従来の空気調和機内の冷凍サイク
ルを示す全体の概略構成図である。 1.2・・・圧縮機、44・・・冷媒吸込み通路、50
・・・冷媒管(液冷媒流通路)、51・・・バイパス通
路、52・・・パルスモータバルブ(流量調整弁)、5
4゜55・・・吸込み温度センサ、56.57・・・吐
出温度センサ、60・・・室外制御部。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷凍サイクル内の液冷媒流通路と圧縮機の吸込み通路と
    の間を連結するサイクル冷却用のバイパス通路と、この
    バイパス通路内に介設させた開度制御可能な流量調整弁
    と、前記圧縮機の冷媒吸込み温度および冷媒吐出温度を
    検出する吸込み温度センサおよび吐出温度センサと、前
    記各温度センサからの検出温度が所定の設定温度より小
    さい場合には前記流量調整弁を全閉状態で保持させ、こ
    の検出温度が所定の設定温度に達した時点で前記流量調
    整弁の弁開度を開制御させるサイクル冷却手段と、前記
    各温度センサからの検出温度が所定の設定温度に達する
    前の一定区間の前記各温度センサからの検出温度の変化
    率を検出し、この検出結果に応じて前記流量調整弁の初
    期開度値を可変制御させる初期開度値可変制御手段とを
    具備したことを特徴とする空気調和機。
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