JPH01203679A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH01203679A
JPH01203679A JP63028113A JP2811388A JPH01203679A JP H01203679 A JPH01203679 A JP H01203679A JP 63028113 A JP63028113 A JP 63028113A JP 2811388 A JP2811388 A JP 2811388A JP H01203679 A JPH01203679 A JP H01203679A
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JP
Japan
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compressor
oil
compressors
operating frequency
case
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JP63028113A
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Manabu Kitamoto
学 北本
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Toshiba Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の[」的] (産業−にの利用分野) この発明は1台の室外ユニットと複数の室内ユニットと
を備えたマルチタイプの空気調和機の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の空気調和機としては第9図に示すよう
なヒートポンプ式冷凍サイクルを備えたものがある。
第9図において、Aは室外ユニット、Bは分岐ユニット
、C,D、Eは室内ユニットである。室外ユニットAは
2台の能力可変圧縮機1.2を備え、その圧縮機1.2
を逆!ト弁3,4をそれぞれ介して並列に接続している
。そして、圧縮機1゜2、四方弁5、室外熱交換器6、
暖房用膨張弁7と冷房サイクル形成用逆止弁8の並列体
、リキッドタンク9、電動式流出調整弁11.21,3
1、冷房用膨張弁12.22.32と暖房サイクル形成
用逆止弁13,23.33の並列体、室内熱交換器14
,24,34、ガス側開閉弁(電磁開閉弁)15,25
,35、アキュームレータ10などを順次連通し、ヒー
トポンプ式冷凍サイクルを構成している。
なお、冷房用膨張弁12,22.32はそれぞれ感温筒
12a、22a、32aををしており、これら感温筒を
室内熱交換2g 14 、 24 、 34のガス側冷
媒配管にそれぞれ取付けている。
すなわち、室内熱交換器14,24.34を並列構成と
するとともに、冷房運転時は図示実線矢印の方向に冷媒
を流して冷房サイクルを形成し、暖房運転時は四方弁5
の切換作動により図示点線矢印の方向に冷媒を流して暖
房サイクルを形成するようにしている。
このような空気調和機においては、各室内ユニットの要
求能力を満足するべく、圧縮機1,2の運転台数および
能力を制御するとともに、流量制御弁11,21.3’
lの開度をそれぞれ制御して各室内熱交換器への冷媒流
量を調節するようにしている。
そして、膨張弁12,22.32により、冷媒流量の変
化にかかわらず各室内熱交換器における冷媒過熱度を一
定に維持し、安定かつ効率の良い運転を行なうようにし
ている。
したがって、たとえば冷房運転時、各室内二ニットの要
求能力が大きくなると、圧縮機1の能力が増大したり、
さらには圧縮機1に加えて圧縮機2も起動することにな
る。この状態から各室内ユニットの要求能力が小さくな
ると、圧縮機2の能力が低減したり、さらには圧縮機2
の運転が停止して圧縮機1のみの運転となる。
しかしながら、このような空気調和機においては、圧縮
機1.2の吐油量と返油量が完全には一致しないため、
時間の経過とともに一方の圧縮機の潤滑浦の量が増え、
他方の圧縮機の潤滑油の量が減り、両者間に油ごのアン
バランスが生じて安定運転が困難になる。
しかも、潤滑浦の油面レベルが限界油面レベル(運転可
能レベル)よりも下がった場合には、潤滑部への潤滑油
の供給が断たれ、圧縮機1,2が1員傷してしまう。
そこで、各圧縮機1.2における油量のアンバランスを
解消するべく、各圧縮機1.2間を均油管で連通し、油
量の多い方から少ない方へと潤滑浦を移動させるように
したものがある。
ただし、各圧縮機1,2の能力は完全に同じではないた
め、相対的に能力の大きい側の圧縮機は吸込管の圧力損
失が大きくなり、圧縮機ケース内圧力は逆に小さくなる
。この傾向は各圧縮機1゜2の容量が異なる場合に顕著
である。
その結果、冷媒ガスはケース内圧力の高い側の圧縮機か
らケース内圧力の小さい側の圧縮機へと均油管を通して
移動し、それに伴って潤滑油も同方向に移動する。
そして、ケース内圧力の高い側の圧縮機における返油量
が吐油量よりも多いときには、均油管レベル以上の潤滑
油は均油管を通してケース内圧力の低い側の圧縮機に移
動し、各圧縮機内の曲面レベルは均油管位置で等しくな
る。逆に、返油量が吐油量よりも少ないときには、ケー
ス内圧力の高い側の圧縮機内の油面レベルが時間の経過
とともに低下し、ついには限界油面レベル以下に下がっ
てしまう。なお、この場合、ケース内圧力の低い側の圧
縮機内の潤滑油は、各圧縮機のケース内圧力差により、
ケース内圧力の高い側の圧縮機への移動が阻止される。
そこで、均油管の管路を大径にすることにより、各圧縮
機1,2内の池面レベルを均一化するとともに、各圧縮
機1,2のケース内圧力を均一化することが考えられて
いる。
ところが、大径の均油管を用いると、一方の圧縮機に発
生する振動が均油管を介して他方の圧縮機に伝わり品く
なり、再圧縮機1,2の運転周波数域の組合わせによっ
ては共振等が発生し、圧縮機揚動や圧縮機騒音を招く問
題があるとともに、均油管の破損につながるおそれもあ
った。
(発明が解決しようとする課題) 各圧縮機1.2間を均油管で連通した場合には各圧縮機
1,2のケース内圧力差により、ケース内圧力の高い側
の圧縮機からケース内圧力の小さい側の圧縮機へとケー
ス内の潤滑油が均油管を通して移動し、各圧縮機1,2
のケース内の油面レベルが不均一になる聞届があるとと
もに、大径の均油管を用いて各圧縮機1.2内の油面レ
ベルの均一化および各圧縮機1,2のケース内圧力の均
−化を図るようにした場合には一方の圧縮機に発生する
振動が均油管を介して他方の圧縮機に伝わり昌くなり、
内圧縮機1.2の運転周波数域の組合わせによっては共
振等が発生し、圧縮機振動や圧縮機騒音を招く問題があ
るとともに、均油管の破損につながるおそれもあった。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、大径の均油管を用いることな
く各圧縮機間の均油効果を得ることができ、これにより
圧縮機振動や圧縮機騒音を回避し、しかも均油管の十分
な強度を確保することができ、信頼性の向上を図ること
ができるとともに、室内ユニット側からの要求能力に応
じて内圧縮機を適確に制御することができる空気調和機
を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 各圧縮機間に均油管を設けるとともに、内圧縮機の同時
運転中、内圧縮機の運転周波数を相対的に上下させる均
油運転手段および内圧縮機の同時運転中の運転周波数に
応じて均油運転間のインターバル時間を制御するインタ
ーバル時間制御手段をそれぞれ設けたものである。
(作用) 内圧縮機の同時運転中、内圧縮機の運転周波数を相対的
に上下させ、内圧縮機の圧縮機ケース内の潤滑油を均油
管を通して効率よく流通させることにより、大径の均油
管を用いることなく各圧縮機間の均油効果を得るととも
に、圧縮機振動や圧縮機騒音を回避させ、さらに内圧縮
機の同時運転中の運転周波数に応じて均油運転間のイン
ターバル時間を制御することにより、室内ユニット側か
らの要求能力に応じて内圧縮機を適確に制御するように
したものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図乃至第8図を参照し
て説明する。なお、第1図乃至第8図中で第9図と同一
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第1図に示すように、圧縮機1の冷媒吐出側配管にオイ
ルセパレータ41を設け、そのオイルセパレータ41か
ら圧縮機1の冷媒吸込側配管にかけてオイルバイパス管
42を設ける。
さらに、圧縮機2の冷媒吐出側配管にオイルセパレータ
43を設け、そのオイルセパレータ43から圧縮機2の
冷媒吸込側配管にかけてオイルバイパス管44を設ける
また、第2図に示すように圧縮機1.2のそれぞれケー
スを均油管45で連通する。この場合、圧縮機1,2は
同一面に設置する。なお、圧縮機1.2にはケース内に
溜められる潤滑油の最適な基準油面レベルおよび許容最
低限の限界油面レベルがTめ定めてあり、その基準油面
レベルとほぼ同じ高さの位置に均油管45を取付ける。
一方、第3図は冷凍サイクルの制御回路を示すものであ
る。第3図中で、50は室外ユニットAに装着させた室
外制御部である。この室外制御部50はマイクロコンピ
ュータおよびその周辺回路などからなり、外部にインバ
ータ回路51.52を接続している。インバータ回路5
1.52は交流電源53の電圧を整流し、それを室外制
御部50の指令に応じたスイッチングによって所定周波
数の交流電圧に変換し、圧縮機モータIM。
2Mにそれぞれ駆動電力として供給するものである。
また、60は分岐ユニットBに装着させたマルチ制御部
である。このマルチ制御部60はマイクロコンピュータ
およびその周辺回路からなり、外部に流量調整弁11.
21.31および開閉弁15.25.35をそれぞれ接
続している。
さらに、70.80.90は室内ユニットC0D、Hに
それぞれ装着させた室内制御部である。
これら室内制御部70,80.90はマイクロコンピュ
ータおよびその周辺回路からなり、外部に運転操作部7
1,81.91および室内温度センサ72,82.92
をそれぞれ接続している。
そして、各室内制御部70,80.90は周波数設定信
号f1.f2.f3を要求能力としてマルチ制御部60
に転送するようになっている。マルチ制御部60は転送
されてくる周波数設定信号から各室内ユニットC,D、
Hの要求能力の総和を求め、それに対応する周波数設定
信号【0を室外制御部50に転送するようになっている
つぎに、上記構成の作用を説明する。
いま、全ての室内ユニットで冷房運転を行なっているも
のとする。
このとき、室内ユニットCの室内制御部70は、室内温
度センサ72の検知温度と運転操作部71で定められた
設定温度との差を演算し、その温度差に対応する周波数
設定信号f1を要求冷房能力としてマルチ制御部60に
転送する。同様に、室内ユニットD、Hの室内制御部8
0.90も、周波数設定信号f2.f3を要求冷房能力
としてマルチ制御部60に転送する。
さらに、マルチ制御部60では転送されてくる周波数設
定信号に基づいて各室内ユニットC,D。
Eの要求冷房能力の総和を求める。そして、求めた総和
に対応する周波数設定信号foを室外制御部50に転送
する。この室外制御部50では転送されてくる周波数設
定信号foに基づいて各室内ユニットC,D、Eの要求
冷房能力の総和を求め、その総和に応じて圧縮機1,2
の運転台数および運転周波数(インバータ回路51.5
2の出力周波数)Fを制御する。この場合、室外制御部
50では要求冷房能力の総和が大きくなるに従い圧縮機
1の1台運転から圧縮機1.2の2台運転に移行するよ
うにしている。
また、圧縮機1の運転中、吐出冷媒に含まれている潤滑
油のほとんどがオイルセパレータ41で回収され、オイ
ルバイパス管42を通して圧縮機1に戻される。同様に
、圧縮機2の運転中、吐出冷媒に含まれている潤滑油の
ほとんどがオイルセパレータ43で回収され、オイルバ
イパス管44を通して圧縮機2に戻される。なお、回収
されなかった冷媒は冷凍サイクルを一巡し、圧縮機1゜
2に戻る。
一方、マルチ制御部60では各室内ユニットC1D、E
からの周波数設定信号に応じて冷媒流出調整弁11,2
1.31の開度を制御しており、各室内ユニットC,D
、Hの要求冷房能力に対応する最適な量の冷媒が各室内
熱交換器14.24゜34に流入する。また、膨張弁1
2.22.32により、各室内熱交換器14.24.3
4における冷媒過熱度が一定に制御される。
さらに、室外制御部50では側圧縮機1.2の同時運転
中、側圧縮機1,2の運転周波数を相対的に上下させる
均油運転を行なう。
次に、この均油運転について第4図乃至第6図を参照し
て説明する。第4図は均油運転時の一方の圧縮機1の運
転周波数Faの変化状態(同図中に実線で示す)および
他方の圧縮機2の運転周波数Fbの変化状態(同図中に
点線で示す)をそれぞれ示すものである。
いま、例えば通常運転中の一方の圧縮機1の運転周波数
FaをFaO,他方の圧縮機2の運転周波数FbをFb
oとする( F a □ ’i F b O)と、均油
運転時にはこの運転周波数FaO,Fboを基準として
一方の圧縮機1の運転周波数をFan。
他方の圧縮機2の運転周波数をFb、に同時に変更させ
た第1の周波数変更状態で一定時間運転する。ここで、 Fal−Fa(1+Δ(Fa)Hz。
Fbl−Fbo−Δ(Fb)H2である。
したがって、この場合には一方の圧縮機1の運転周波数
Falの方が他方の圧縮機2の運転周波数Fb1よりも
大きくなり、圧縮機1のケース内の圧力Paは圧縮機2
のケース内の圧力pbよりも小さくなるので、高圧側の
圧縮機2のケース内の潤滑油が冷媒とともに均油管45
を通じて徐々に低圧側の圧縮機1のケース内に流入し、
第5図に示すように圧縮機1のケース内の油面ば徐々に
上昇するとともに、圧縮機2のケース内の油面は徐々に
下降する。
さらに、第1の周波数変更状態で一定時間運転したのち
、続いて運転周波数FaO,Fboを基準として一方の
圧縮機1の運転周波数をFa2、他方の圧縮機2の運転
周波数をFb2にそれぞれ変更させた第2の周波数変更
状態で一定時間運転する。ここで、 pa2−Fa□−Δ(Fa)Hz。
Fb2=Fb+)+Δ(Fb)Hzである。
したがって、この場合には圧縮機2の運転周波数Fb2
の方が圧縮機1の運転周波数Fa2よりも大きくなり、
圧縮機1のケース内の圧力Paは圧縮機2のケース内の
圧力pbよりも大きくなるので、高圧側の圧縮機1のケ
ース内の潤滑油が冷媒とともに均油管45を通じて徐々
に低圧側の圧縮機2のケース内に流入し、第6図に示す
ように圧縮機2のケース内の油面は徐々に上昇するとと
もに、圧縮機1のケース内の油面は徐々に下降する。
また、これらの均油運転終了後、側圧縮機1゜2の運転
周波数Fa、FbをFa□、Fboにそれぞれ戻し、通
常運転状態に復帰させる。そして、これらの均油運転は
圧縮機1.2の運転周波数Fa、Fbを略一定(F a
 ”= F b )に保持する通常運転中、所定のイン
ターバル時間Tを存して繰返し行なうようにしている。
そのため、これらの均油運転にともない均油管45を通
じて側圧縮機1.2の圧縮機ケース内の潤滑油が側圧縮
機1゜2間を交互に移動し、均油管45の高さ位置を基
準に側圧縮機1,2の圧縮機ケース内の油面を略均−化
させることができる。
さらに、室外制御部50では側圧縮機1,2の同時運転
中の運転周波数に応じて均油運転間のインターバル時間
を制御する。
次に、均油運転間のインターバル時間制御について説明
する。
一般に、2台の圧縮機1,2を能力可変運転している場
合には運転周波数の変化に応じて圧縮機1.2から冷媒
とともに吐出される潤滑油の吐油量も変化する。第7図
は運転周波数と圧縮機1゜2から冷媒とともに吐出され
る潤滑油の吐油量との関係、第8図は運転周波数と冷媒
循環量との関係をそれぞれ示すものである。この第7図
および第8図からも明らかなように圧縮機1.2からの
潤滑油の吐油量は圧縮機1.2の運転周波数の上昇に比
例して増加するとともに、同様に圧縮機1゜2の運転周
波数の上昇に比例して冷媒循環量も増加する。
ところで、冷凍サイクル内には2台の圧縮機1゜2を並
列に接続させているので、冷凍サイクル中を循環する冷
媒は2台の圧縮機1,2内に分流状態で戻される。その
ため、2台の圧縮機1.2の能力の差、或いは分流後の
各圧縮機1,2の吸込み管内の流通抵抗等によって各圧
縮機1,2に戻る潤滑油量に差が発生するので、運転時
間の経過とともに、各圧縮機1.2内の潤滑油の油面レ
ベルに差が発生し易くなる。例えば、潤滑油の油面レベ
ルが相対的に低下した側の圧縮機のケース内の圧力が相
対的に低下した場合には高圧側の圧縮機内の潤滑油が均
油管45を介して低圧側の圧縮機内に流入され、均油さ
れる。しかしながら、潤滑油の油面レベルが相対的に低
下した側の圧縮機のケース内の圧力が相対的に同程度か
、高い場合には油面レベルが相対的に低下した側の圧縮
機内への潤滑油の流入が行なわれず、油面レベルは低い
状態で保持されることになる。そのため、この場合には
強制的に均油運転によって2台の圧縮機1.2間の油面
レベルを均一化させる必要がある。
このような傾向は圧縮機1,2の運転周波数が高い領域
で顕著であるので、圧縮機1,2の運転周波数の上昇に
ともない均油運転間のインターバル時間Tを短縮する必
要がある。したがって、室外制御部50では側圧縮機1
.2の同時運転中の運転周波数の上昇にともない均油運
転間のインターバル時間Tを短縮する状態で均油運転間
のインターバル時間Tを制御している。
かくして、上記構成のものにあっては側圧縮機1.2の
同時運転中、側圧縮機1.2の運転周波数Fa、Fbを
相対的に上下させ、側圧縮機1゜2の圧縮機ケース内の
潤滑油を均油管45を通して効率よく流通させるように
しているので、圧縮機1.2の潤滑油が均油管45を通
して効率よく流通し、圧縮機1,2間の均油効果が得ら
れる。
したがって、常に安定運転が可能となるとともに、圧縮
機1.2のオイル上りゃロックを防ぐことができ、ひい
ては圧縮機1.2の損傷を防ぐことができる。
さらに、均油管45としては、大径のものは必要なく、
小径のものを用いることができるので、十分な強度を確
保することができ、圧縮機振動や圧縮機騒音を回避する
ことができるとともに、コスト的にも角°利である。
また、コスト高のフロート式レギュレータや油面センサ
等を格別に圧縮機1.2に設置することなく均油効果を
得ることができるので、全体の構成を簡略化することが
でき、コスト低下を図ることができる。
さらに、圧縮機1.2の均油運転は圧縮機1゜2の運転
周波数Fa、Fbを変更する際の過渡期に行なうように
しているので、通常運転時には圧縮機1.2の能力およ
び冷凍サイクル全体を安定運転させることができる。
また、内圧縮機1.2の同時運転中の運転周波数に応じ
て均油運転間のインターバル時間Tを制御するようにし
ているので、室内ユニット側からの要求能力に応じて内
圧縮機1,2を適確に制御することができる。そのため
、内圧縮機1.2の同時運転中の運転周波数の低周波数
域では均油運転間のインターバル時間Tを比較的長くす
ることができるので、室内ユニットC,D、E側からの
要求通りの能力を維持させることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。例えば、上記実施例では室内ユニットが3台の場合に
ついて説明したが、それ以上あるいは2台の場合につい
ても同様に実施可能である。
さらに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。
[発明の効果] この発明によれば各圧縮機間に均油管を設けるとともに
、内圧縮機の同時運転中、内圧縮機の運転周波数を相対
的に上下させる均油運転手段および内圧縮機の同時運転
中の運転周波数に応じて均油運転間のインターバル時間
を制御するインターバル時間制御手段をそれぞれ設けた
ので、大径の均油管を用いることなく各圧縮機間の均油
効果を得ることができ、これにより圧縮機振動や圧縮機
騒音を回避し、しかも均油管の十分な強度を確保するこ
とができ、信頼性の向上を図ることができるとともに、
室内ユニット側からの要求能力に応じて内圧縮機を適確
に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図は空気調和機内の冷凍サイクルを示す全体の概略
構成図、第2図は各圧縮機と均油管の関係を示す概略構
成図、第3図は冷凍サイクルの制御回路の構成を示す概
略構成図、第4図は均油運転時の運転周波数の変化状態
を示す特性図、第5図は第1の圧縮機の運転周波数を第
2の圧縮機の運転周波数よりも高くした場合の油面変化
状態を示す概略構成図、第6図は第2の圧縮機の運転周
波数を第1の圧縮機の運転周波数よりも高くした場合の
油面変化状態を示す概略構成図、第7図は運転周波数と
圧縮機からの潤滑油の吐油量との関係を示す特性図、第
8図は運転周波数と冷媒循環量との関係を示す特性図、
第9図は従来の空気調和機内の冷凍サイクルを示す全体
の概略構成図である。 A・・・室外ユニット、B・・・分岐ユニット、C,D
。 E・・・室内ユニット、1.2・・・能力可変圧縮機、
45・・・均油管、50・・・室外制御部、60・・・
マルチ制御部、70,80.90・・・室内制御部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 第4図 第5図    第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2台の能力可変圧縮機を有する室外ユニット、および複
    数の室内ユニットを備え、これら室内ユニットの要求能
    力に応じて前記各圧縮機の運転台数および運転周波数を
    制御する空気調和機において、前記各圧縮機間に設けた
    均油管と、前記両圧縮機の同時運転中、前記両圧縮機の
    運転周波数を相対的に上下させる均油運転手段と、前記
    両圧縮機の同時運転中の運転周波数に応じて均油運転間
    のインターバル時間を制御するインターバル時間制御手
    段とを具備したことを特徴とする空気調和機。
JP63028113A 1988-02-09 1988-02-09 空気調和機 Pending JPH01203679A (ja)

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