JPH0120353B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0120353B2 JPH0120353B2 JP23004583A JP23004583A JPH0120353B2 JP H0120353 B2 JPH0120353 B2 JP H0120353B2 JP 23004583 A JP23004583 A JP 23004583A JP 23004583 A JP23004583 A JP 23004583A JP H0120353 B2 JPH0120353 B2 JP H0120353B2
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- Japan
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- furnace
- gas
- hearth
- heater
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- Expired
Links
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は炉内に送入する雰囲気ガスを予備加熱
するための予熱室を設けた雰囲気炉に関するもの
で、炉内の温度分布をよくし、ガス送入時に炉内
温度を下げないようにしたものである。
するための予熱室を設けた雰囲気炉に関するもの
で、炉内の温度分布をよくし、ガス送入時に炉内
温度を下げないようにしたものである。
従来の雰囲気炉は、ガスの加熱室がなくて冷気
（常温）のガスを直接炉内に送入していたもので、
炉内の温度が送入時に下がると共に温度分布もよ
くないし、このために被焼成物は特性ムラを生じ
るものであり、被焼成物の寸法ムラもできるもの
であり歩留りの悪いものであつた。
（常温）のガスを直接炉内に送入していたもので、
炉内の温度が送入時に下がると共に温度分布もよ
くないし、このために被焼成物は特性ムラを生じ
るものであり、被焼成物の寸法ムラもできるもの
であり歩留りの悪いものであつた。
本発明はこのような欠陥を改善するために発明
をするに至つたもので、炉内に低温のガスを送入
させないもので、常に高温に加熱したガスを送入
して低温時から炉内温度の分布を向上させたもの
である。そして、従来の炉では焼成物への悪影響
があつたが、ガスを加熱して炉内へ送入すること
によつてこのような悪影響もないものになつたの
である。以下、本発明を図面の実施例について説
明する。１は炉本体で、炉本体１は天蓋２、炉壁
３、炉床４により構成されている。天蓋２、炉壁
３、炉床４はセラミツクフアイバー等の耐熱材で
形成されている。炉内にはセラミツク材で形成さ
れている炉床板５がある。炉床板５はその上に被
焼成物が載置されるもので、炉床４から突出して
いるセラミツク支持筒６に支持されている。そし
て炉床板５の周縁には切欠部１５を有している。
該切欠部１５には焼成用ヒーター１４があり、該
ヒーター１４は複数個設けられている。
をするに至つたもので、炉内に低温のガスを送入
させないもので、常に高温に加熱したガスを送入
して低温時から炉内温度の分布を向上させたもの
である。そして、従来の炉では焼成物への悪影響
があつたが、ガスを加熱して炉内へ送入すること
によつてこのような悪影響もないものになつたの
である。以下、本発明を図面の実施例について説
明する。１は炉本体で、炉本体１は天蓋２、炉壁
３、炉床４により構成されている。天蓋２、炉壁
３、炉床４はセラミツクフアイバー等の耐熱材で
形成されている。炉内にはセラミツク材で形成さ
れている炉床板５がある。炉床板５はその上に被
焼成物が載置されるもので、炉床４から突出して
いるセラミツク支持筒６に支持されている。そし
て炉床板５の周縁には切欠部１５を有している。
該切欠部１５には焼成用ヒーター１４があり、該
ヒーター１４は複数個設けられている。
本発明のガス予熱室７は炉床４の下方部に設け
てあり、炉床４の材料とは異なる耐火レンガで構
成されていてもよいものである。第２図に示すよ
うにガスの予熱室７はガスの加熱用ヒーター８が
あり、ヒーター８としてはニクロムヒーター、鉄
クロムヒーター、二珪化モリブデンヒーター等が
使用され、かつヒーター８は耐熱材等で形成され
ている保護管の中に封入されている。送入される
ガスは導入管９から渦巻状又は棒状その他に形成
されているヒーター８の保護管内に送られ、ヒー
ター８により段々と加熱され炉床４を貫通してい
るパイプ１０に送られる。パイプ１０の開口部は
炉床板５の下方の略中央部附近に開口し、炉床板
５の周縁部を廻つて炉床板５の上方に達する。な
お、送入ガスとしては空気、酸素、窒素、アルゴ
ン等がある。
てあり、炉床４の材料とは異なる耐火レンガで構
成されていてもよいものである。第２図に示すよ
うにガスの予熱室７はガスの加熱用ヒーター８が
あり、ヒーター８としてはニクロムヒーター、鉄
クロムヒーター、二珪化モリブデンヒーター等が
使用され、かつヒーター８は耐熱材等で形成され
ている保護管の中に封入されている。送入される
ガスは導入管９から渦巻状又は棒状その他に形成
されているヒーター８の保護管内に送られ、ヒー
ター８により段々と加熱され炉床４を貫通してい
るパイプ１０に送られる。パイプ１０の開口部は
炉床板５の下方の略中央部附近に開口し、炉床板
５の周縁部を廻つて炉床板５の上方に達する。な
お、送入ガスとしては空気、酸素、窒素、アルゴ
ン等がある。
炉床板５の上方に達した加熱ガスは、焼成用ヒ
ーター１４にさらに加熱され、排気筒１１に吸気
されて排気されるが排気筒１１には小孔１３が穿
孔され、該小孔１３より吸気されて排気される。
そして小孔１３は直径が３〜10mm位の小さい孔で
あつて、孔の大きさ、数、位置について炉内の容
量、被焼成品の量、送入ガスの給気量等により決
定するが、しかし小孔１３は上方部は粗であり下
方部に行くにつれて密になるように穿孔してあ
る。
ーター１４にさらに加熱され、排気筒１１に吸気
されて排気されるが排気筒１１には小孔１３が穿
孔され、該小孔１３より吸気されて排気される。
そして小孔１３は直径が３〜10mm位の小さい孔で
あつて、孔の大きさ、数、位置について炉内の容
量、被焼成品の量、送入ガスの給気量等により決
定するが、しかし小孔１３は上方部は粗であり下
方部に行くにつれて密になるように穿孔してあ
る。
また排気筒１１には上方部にダンパー１２が設
けてある。ダンパー１２は炉内の圧力の調節をす
るためのもので、若し雰囲気炉内の圧力が低いと
きはダンパー１２で排気筒１１の開口を閉鎖する
等するものであるが、炉壁３にピンホールができ
たときも、ダンパー１２を調節することにより炉
内の圧力を外気の圧力よりプラス圧にすることに
より、外気が炉内に進入するを防止することがで
きる。
けてある。ダンパー１２は炉内の圧力の調節をす
るためのもので、若し雰囲気炉内の圧力が低いと
きはダンパー１２で排気筒１１の開口を閉鎖する
等するものであるが、炉壁３にピンホールができ
たときも、ダンパー１２を調節することにより炉
内の圧力を外気の圧力よりプラス圧にすることに
より、外気が炉内に進入するを防止することがで
きる。
なお、本発明は炉壁３と炉床４との間にはパツ
キン１６を設けているので、炉体内に外気は進入
することはないものである。また、本発明のガス
予熱用のヒーター８の保護管、ガスの導入管９、
パイプ１０を一体に形成してもよいし、夫々別々
に形成し、それ等を組合せ接合するようにしても
よい。
キン１６を設けているので、炉体内に外気は進入
することはないものである。また、本発明のガス
予熱用のヒーター８の保護管、ガスの導入管９、
パイプ１０を一体に形成してもよいし、夫々別々
に形成し、それ等を組合せ接合するようにしても
よい。
したがつて、本発明によればダンパー１２を設
けたことにより、炉内の圧力は調節され炉内の温
度分布が変らないようにするものであると共にパ
ツキン１６を炉壁３と炉床４との間に設けること
により、外気が炉内に送入するのを防止するもの
である。そしてガス予熱室７を設けて送入するガ
スを予め加熱し、炉床板５の下方に設けたパイプ
１０の開口より炉内に進入するもので、送入され
たガスは略1000℃位まで加熱されているので、特
に炉の低温時、従来の炉では低温時炉内温度分布
がよくなく、高温になるにつれて炉内の温度分布
がよくなつたが、本発明は炉の低温時に加熱され
たガスを送入できるので、炉内の温度分布は向上
するものである。
けたことにより、炉内の圧力は調節され炉内の温
度分布が変らないようにするものであると共にパ
ツキン１６を炉壁３と炉床４との間に設けること
により、外気が炉内に送入するのを防止するもの
である。そしてガス予熱室７を設けて送入するガ
スを予め加熱し、炉床板５の下方に設けたパイプ
１０の開口より炉内に進入するもので、送入され
たガスは略1000℃位まで加熱されているので、特
に炉の低温時、従来の炉では低温時炉内温度分布
がよくなく、高温になるにつれて炉内の温度分布
がよくなつたが、本発明は炉の低温時に加熱され
たガスを送入できるので、炉内の温度分布は向上
するものである。
第１図は本発明の概略断面説明図、第２図は本
発明の予熱室内のヒーター部の説明図である。 ７……予熱室、８……ヒーター、９……導入
管、１０……パイプ、１１……排気筒、１２……
ダンパー、１３……小孔、１６……パツキン。
発明の予熱室内のヒーター部の説明図である。 ７……予熱室、８……ヒーター、９……導入
管、１０……パイプ、１１……排気筒、１２……
ダンパー、１３……小孔、１６……パツキン。
Claims (1)
- １ 炉床下部から雰囲気ガスを炉内に送入し、炉
蓋上方に排気させる排気筒を内蔵した雰囲気炉に
おいて、炉床下部に雰囲気ガス予熱室を設けたこ
とを特徴とする雰囲気炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23004583A JPS60122882A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 雰囲気炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23004583A JPS60122882A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 雰囲気炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60122882A JPS60122882A (ja) | 1985-07-01 |
| JPH0120353B2 true JPH0120353B2 (ja) | 1989-04-17 |
Family
ID=16901695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23004583A Granted JPS60122882A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 雰囲気炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60122882A (ja) |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP23004583A patent/JPS60122882A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60122882A (ja) | 1985-07-01 |
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