JPH01202182A - イオンエネルギ回収装置 - Google Patents

イオンエネルギ回収装置

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JPH01202182A
JPH01202182A JP2563488A JP2563488A JPH01202182A JP H01202182 A JPH01202182 A JP H01202182A JP 2563488 A JP2563488 A JP 2563488A JP 2563488 A JP2563488 A JP 2563488A JP H01202182 A JPH01202182 A JP H01202182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
collector
ion
electrons
recovery device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2563488A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hashimoto
清 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01202182A publication Critical patent/JPH01202182A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、高速イオンを有している運動エネルギを電気
エネルギとして回収するイオンエネルギ回収装置に関す
る。
(従来の技術) イオンエネルギ回収装#は、通常、第5図1こ示すよう
に、回収装置と池とを仕切る隔壁1に設けられた入射孔
2からイオンビーム3を入射させ、このイオンビーム3
をイオンコレクタ4cこ入射サセテイオンピーム3が有
している運動エネルギを・電流に変換して回収するよう
(こしている、このとき、イオンコレクタ4の電位を隔
吸1のそれより閤<保ち、こntこよりてイオンビーム
3を減速させながらイオンコレクタ4cこ入射させるよ
うtc Lでいる。また、隔壁1とイオンコレクタ4と
の間に、隔壁1より低電位の電子抑制電極5を設け、こ
の゛眠子仰ff’tl這極5が作るI#電障壁でイオン
ビーム3に随伴する電子6を追い返し、電子がイオンコ
レクタ4に入射しないようにしている。このようなイオ
ンエネルギ回収装置は、単なる発電用に限らず、たとえ
ばプラズ7〃口熱用の中性粒子入射装置に8ける非中性
化イオンからエネルギを回収するときなどに3いても用
いられている。第8図はその概略構成を示している。
ところで、このようなイオンエネルギ回収fc置では、
イオンがコレクタ面で侵か散乱したり、静゛電的なスリ
ップをおこすと、その一部が真空容器、□壁8を衝撃す
ることがある。これら散乱イオンの存在は、それ自身損
失電流の原因となる一方、さらに衝撃の際に゛1子を放
出させる。放出電子の多くは、コレクタに流入し、熱(
i失を与えるととも擾こ、回収イオyi流を減少させる
。この吹出゛1子による損失は、回収装置の損失の大き
な原因のひとつであった。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如く、従来の装置船こありては、壁からの1子放
出によりて損失が大きくなるという問題があった。
本発明の目的(・マ、葉からの電子放出を抑える手本発
明に係るイオンエネルギ回収装置で)ば、真空容器内面
に、この内管の表面から一部または全部を容器内側に突
出させて4子放出防止用の永久磁石を相互間に間隔をあ
けて複数設けている。
(作用) 今、各永久磁石が電子抑制電極の表面に取付けられてお
り、しかも容器の表面に沿りた方向に着磁されているも
のとする。この場合、各永久磁石の容器管に接している
側と番ズ反反対辺位置する面は磁力線によって完全に覆
われている。したがって、上記面から放出された電子が
上記面から脱出しようとするとき憂こは磁力線を償切ら
なければならず、磁場強度が適当な大きさであると電子
は脱出できないことになる。一方、容器内貸の表面で永
久磁石間に位置する部分を通る磁力線は、磁場の強い磁
極面ζこ向けて閉じている。したがって。
この部分でば、磁力線が一方的に磁場の弱い方向Iこ開
いている所はない、このため、容器内貸の表面で永久磁
石間(こ位置する部分で電子の放出が起ころうとしても
、容6表面から逃げ出すことはできない。
このよう(こ、各永久磁石同志を適当な間隔をあけ、か
つ磁力・銀の湧きだし部2よび吸い込−9一部を電極表
面外に位置させて配置しているので、容器内吸からの電
子の放出を効果的に抑制できることになる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るイオンエネルギ回収装
置の要部を局部的に示すもので、この実施例は本発明を
第6図憂こ示したタイプの回収s、#Lζこ適用した例
である。
すなわち1図中11は、この回収装置と他とを仕切る隔
壁であり、この隔壁11にはイオンビーム12を入射さ
せるための入射孔13が形成されている。そして、入射
孔13に対向する位置にはイオンコレクタ14が配置さ
れている。イオンコレクタ14と隔壁11との間で、イ
オンビーム12を境曇こして上下位置には電子抑制電極
16a、16bが上下方向に対向する関係番こ配置さn
ており、これら電子抑制ttffil 5 a 、 1
5 bl;!それぞれ絶縁材16a、16bを介して隔
壁111こ支持されている。
イオンコレクタ14も絶縁材20を介して容器19に支
持されている。容器内壁には、この表面に沿った方向に
着磁された複数の棒状の永久磁石17が隣合う磁極面を
同極性番こし、かつ互いの間に所定の間隔18を設けて
図示しないネジ等によりて容器と同電位に固定されてい
る。
そして、運転するとき擾こは、隔壁11よりイオンコレ
クタ14の電位を高くしてイオンビーム【2を減速させ
、イオンビーム12の運動エネルギを電気エネルギとし
てイオンコレクタ14から取り出すとともに隔壁11よ
り電子抑制電極15a。
15bの電位を低くしてイオンビーム12tca洋する
成子がイオンコレクタ14(こ入射しないよう曇こして
いる。
このような構成であるとコレクタ面で後方散乱やスリッ
プしたイオンが容器内壁を衝撃してもこれらの面からの
成子放出を確実に抑制でき、この結果、電子放出に痒う
損失を大幅に低減することができる。すなわち、各器内
壁の平坦部分を拡大して示すと第2図に示す形態となる
第2図(こεいて、谷永久伍石17のNliから出た磁
力線は図中実線矢印で示すような経路でS匝に至る。今
、各永久磁石17の側面Qに着目して、見ると、この測
面Qは磁力線によって完全に覆われている。今、@面Q
近傍の磁場の強さが充分な強さであるとすると、二次的
なイオンの衝突によって側面Qから電子が放出されても
、この電子は磁力線を横切ることができず、結局、空間
には放出されないことになる。
また、電子抑制電極15a、15bの表面で永久磁石1
7間に位置する而R1こ着目してみると、この面Rを通
る磁力線は強い磁場を有する永久−石17のia面Gこ
向けて閉じている。このため、二次的なイオンの衝突に
よりて面Rから電子が放出されよつとしても、この1子
は強い磁場に阻まれて空間には放出されないことになる
ここで、電子放出を抑えるために必要な磁場強度をこつ
いて説明する。説明を簡単にするために、電場、磁場が
一様で互いに直交しているものとする。この仮定は容器
内債近傍では概ね実現されている。
二次的なイオンの衝突によって壁面から放出された電子
の振舞いを考えると、放出電子の放出時のエネルギは管
面近傍の電場強度に比べて無視でき、零とおいても差支
えない、広東密度が充分であれば、放出された′成子は
サイクロイド軌道を描いて壁に沿うてドリフト運動を行
なうだけでイオンコレクタ暑こは達しない、そして、電
子照射をこよる電子放出係数は、入射1子のエネルギが
低い場合には、一般に1以下であり、電子が壁に衝突す
るたびに減少し、ついには電子放出が停止する。
このとき、サイクロイド軌道を描く電子が壁から最も離
れる距1i1aは、 a =E/ (B−Wc) である、ただしWeは電子のサイクロトロン周波数、E
は電界強度、Bは磁束密度である。aをたとえばIon
、Eを10Kv/cmとすると、必要なりは200ガウ
ス程度である。この程度の磁場強度は永久磁石で拝易に
得ることができる。
な3%本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い、すなわち、第3図に示すように、永久磁石17を非
磁性金属材で形成された水冷管21内に収容し、この水
冷管21を容器内壁の表面に、固定するようをこしても
よい、また、第4図に示すように各永久磁石17を非磁
性金属材製の取付は具22を介して容器内管の表面に固
定してもよい。
また、上述した各側では各永久磁石を容器内壁の表面か
ら完全に突出させているが、着磁方向を管の表面に沿っ
た方向とし%着磁方向に沿つ磁甑中心面までの全部また
は一部が壁内部に位置するように取付けてもよい、さら
に、イオンビームの形状は実施例の形状に限定されない
、また、本発明に係る回収装置は、@1図擾こ示すタイ
プの回収装置に限らず第7図に示した中性粒子入射装置
の非中性比イオンからエネルギを回収する装置にも適用
できることは勿倫である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、容器内嗟の表面に前
記関係【こ永久磁石を取付けているので。
この壁面からの゛電子の放出を効果的に抑制することが
でき、もって効率を向上させることができるイオンエネ
ルギ回収装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(ま本発明の一実施例に係るイオンエネルギ回収
装置の要部を一部切欠して示す概略図、第2図は同回収
装置における容器内壁の表面部分を拡大してそれぞれ示
す概略図、第31スおよび84図は永久磁石の設は方の
変形例をそれぞれ示す概略図、第5図は従来のイオンエ
ネルギ回収装置の概略構成図、第6図は同回収装置で非
中性化イオンのエネルギを回収する場合の溝成例を示す
概略図、第7図および第8図は従来の回収装置Gこおけ
る成子放出抑制用永久磁石の取付は構造をそれぞれ示す
概略図である。 11・・・隔啼、12・・・イオンビーム、13・・・
入射孔、14・・・イオンコレクタ、15a、15に+
・・・社子抑制t i、17・・・永久磁石。 代理人 弁理士  則 近 憑 右 同         扮  山  光  之f5;1(
グSb) 第4図 第 5 図−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高速イオンを静電場で減速させてからイオンコレクタに
    入射させてイオンが有している運動エネルギを電気エネ
    ルギとして回収するとともに上記イオンコレクタより前
    方位置にイオンに随伴する電子を静電障壁で除去する電
    子を静電障壁で除去する電子抑制電極を備えてなるイオ
    ンエネルギ回収装置において、回収装置を収納する真空
    容器の内壁面に永久磁石を配設したことを特徴とするイ
    オンエネルギ回収装置。
JP2563488A 1988-02-08 1988-02-08 イオンエネルギ回収装置 Pending JPH01202182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2563488A JPH01202182A (ja) 1988-02-08 1988-02-08 イオンエネルギ回収装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2563488A JPH01202182A (ja) 1988-02-08 1988-02-08 イオンエネルギ回収装置

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Publication Number Publication Date
JPH01202182A true JPH01202182A (ja) 1989-08-15

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ID=12171291

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JP2563488A Pending JPH01202182A (ja) 1988-02-08 1988-02-08 イオンエネルギ回収装置

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JP (1) JPH01202182A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009153981A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 Akamatsu Norio 電界効果発電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009153981A1 (ja) * 2008-06-16 2009-12-23 Akamatsu Norio 電界効果発電装置

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