JPH01202155A - サイリスタバルブ - Google Patents
サイリスタバルブInfo
- Publication number
- JPH01202155A JPH01202155A JP2274188A JP2274188A JPH01202155A JP H01202155 A JPH01202155 A JP H01202155A JP 2274188 A JP2274188 A JP 2274188A JP 2274188 A JP2274188 A JP 2274188A JP H01202155 A JPH01202155 A JP H01202155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thyristor
- reactor
- capless
- series
- saturable
- Prior art date
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- Pending
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は直流送電などに用いられるサイリスタバルブに
関する。
関する。
(従来の技術)
従来のサイリスタバルブを第2図を引用しながら説明す
る。サイリスタ1−1〜1−nは、所定数直列接続され
てサイリスタバルブとして必要な耐電圧を得る。リアク
トル2は、サイリスタ1−1〜1−nに直列接続されて
外部から侵入する波頭の急峻なサージ電圧からサイリス
タを保護し、またサイリスタがターンオンした時図示し
ていない外部のキャパシタンスからサイリスタに流入す
る放電々流の立上りを抑制する。抵抗とコンデンサの直
列回路からなるスナバ回路3−1〜3−nは、主にサイ
リスタ1−1〜1−n間の動的な電 −圧アンバラン
スの均等化、ターンオフ過電圧の抑制などの為に接続さ
れている。更に、キャップレスアレスタ4−1〜4−n
は、サイリスタに加わる過電圧を所定値以下に抑えるた
めに、サイリスタ1−1〜1−nの個々に並列に接続さ
れている。
る。サイリスタ1−1〜1−nは、所定数直列接続され
てサイリスタバルブとして必要な耐電圧を得る。リアク
トル2は、サイリスタ1−1〜1−nに直列接続されて
外部から侵入する波頭の急峻なサージ電圧からサイリス
タを保護し、またサイリスタがターンオンした時図示し
ていない外部のキャパシタンスからサイリスタに流入す
る放電々流の立上りを抑制する。抵抗とコンデンサの直
列回路からなるスナバ回路3−1〜3−nは、主にサイ
リスタ1−1〜1−n間の動的な電 −圧アンバラン
スの均等化、ターンオフ過電圧の抑制などの為に接続さ
れている。更に、キャップレスアレスタ4−1〜4−n
は、サイリスタに加わる過電圧を所定値以下に抑えるた
めに、サイリスタ1−1〜1−nの個々に並列に接続さ
れている。
(発明が解決しようとする課題)
かかる従来のサイリスタバルブにおいて、外部からサー
ジ電圧が侵入した場合、ギヤップレスアレスタ4−1〜
4−nにキャップレスアレスタのy−b特性に応じた電
流iarが流れる。電流iar・の大きさは、侵入する
サージ電圧の大きざやキャップレスアレスタのV−を特
性によって決まるがピーク値で最高1000〜5000
A程度である。
ジ電圧が侵入した場合、ギヤップレスアレスタ4−1〜
4−nにキャップレスアレスタのy−b特性に応じた電
流iarが流れる。電流iar・の大きさは、侵入する
サージ電圧の大きざやキャップレスアレスタのV−を特
性によって決まるがピーク値で最高1000〜5000
A程度である。
キャップレスアレスタが動作中に、サイリスタがターン
オンすると上述のiarがサイリスタに流れ込む。ia
rがサイリスタへ流入する時の立上り率(di/dt
)は、サイリスタが理想的なスイッチと仮定すると、0
式のようになる。
オンすると上述のiarがサイリスタに流れ込む。ia
rがサイリスタへ流入する時の立上り率(di/dt
)は、サイリスタが理想的なスイッチと仮定すると、0
式のようになる。
ここで、VTHY・・・・・・ターンオン直前のサイリ
スタ電圧 1st ・・・・・・キャップレスアレスタとサイリ
スタ間のストレインダクタ レス 例えばサイリスタの定格電圧を4にVと考え、VTHY
は3.6KV程度とする。1stはキャップレスアレス
タの電圧抑制効果を考えてできるだけ小さくするので1
p月と仮定する。以上の仮定のもとにdi/dt耐量(
通常は100〜300A/μs)をはるかに越えてしま
う。
スタ電圧 1st ・・・・・・キャップレスアレスタとサイリ
スタ間のストレインダクタ レス 例えばサイリスタの定格電圧を4にVと考え、VTHY
は3.6KV程度とする。1stはキャップレスアレス
タの電圧抑制効果を考えてできるだけ小さくするので1
p月と仮定する。以上の仮定のもとにdi/dt耐量(
通常は100〜300A/μs)をはるかに越えてしま
う。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来のサイリスタバルブにおいて、キャップ
レスアレスタの動作中にターンオンすると、サイリスタ
に過大なdi/dtストレスを与えサイリスタを劣化さ
せる可能性があった。
レスアレスタの動作中にターンオンすると、サイリスタ
に過大なdi/dtストレスを与えサイリスタを劣化さ
せる可能性があった。
本発明はかかる従来の欠点のない、キャップレスアレス
タの動作中にサイリスタがターンオンしてもサイリスタ
のdi/dtを所定値以下に抑制し、もって信頼性の高
いサイリスタバルブを供給することを目的とする。
タの動作中にサイリスタがターンオンしてもサイリスタ
のdi/dtを所定値以下に抑制し、もって信頼性の高
いサイリスタバルブを供給することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明はかかるサイリスタバルブを実現するため、サイ
リスタがターンオンした時、キャップレスアレスタ及び
スナバ回路からサイリスタに流入する電流が通過する位
置に、個々のサイリスタと直列に可飽和リアクトルを接
続する。
リスタがターンオンした時、キャップレスアレスタ及び
スナバ回路からサイリスタに流入する電流が通過する位
置に、個々のサイリスタと直列に可飽和リアクトルを接
続する。
(作 用)
可飽和リアクトルの不飽和時のインダクタンスをLsa
とすれば、サイリスタのdi/dt I、;lt■式の
ようになる。
とすれば、サイリスタのdi/dt I、;lt■式の
ようになる。
ここで、0式と同一記号は同一量を示す。
従って、Lsaを適性に選択することにより、di/d
tをサイリスタの耐量以下に抑えることができ、従って
、サイリスタバルブはキャップレスアレスタが通電中に
ターンオンしても何ら問題は起きない。
tをサイリスタの耐量以下に抑えることができ、従って
、サイリスタバルブはキャップレスアレスタが通電中に
ターンオンしても何ら問題は起きない。
(実施例)
第1図を引用しながら本発明の1実施例を説明する。第
1図において第2図と同一番号は同一部品を示す。サイ
リスタ1−1〜1−Nのアノードと、スナバ回路3−1
〜3−N及びキャップレスアレスタ4−1〜4−Nのア
ノードとの接続点の間に可飽和リアクトル5−1〜5−
Nを接続する。
1図において第2図と同一番号は同一部品を示す。サイ
リスタ1−1〜1−Nのアノードと、スナバ回路3−1
〜3−N及びキャップレスアレスタ4−1〜4−Nのア
ノードとの接続点の間に可飽和リアクトル5−1〜5−
Nを接続する。
かかるサイリスタバルブにおいてキャップレスアレスタ
が動作してiarが流れている時に、サイリスタがター
ンオンした時のサイリスタのdi/dtを定格値以下に
抑えるために必要な可飽和リアクトルの不飽和時のイン
ダクタンスLsaは0式で求められる。
が動作してiarが流れている時に、サイリスタがター
ンオンした時のサイリスタのdi/dtを定格値以下に
抑えるために必要な可飽和リアクトルの不飽和時のイン
ダクタンスLsaは0式で求められる。
Lsa≧(Vr帳/67)) −Lst ・・・・・
・■ここで、di/dt :サイリスタのdi/dt
耐量。
・■ここで、di/dt :サイリスタのdi/dt
耐量。
その他は■式と同じ。
一般にLsa>>Lstの為0式のLstは省略して実
用的には(イ)式を使用すれば安全サイドの設計となる
。
用的には(イ)式を使用すれば安全サイドの設計となる
。
例えばVTHY = 3.6KV、旧/dt =200
^/lJsとすればLsaは、18pn以上のものを接
続すればよい。 −5−1〜5−Nのりアクドルを可
飽和形とするのは、以下の理由による。
^/lJsとすればLsaは、18pn以上のものを接
続すればよい。 −5−1〜5−Nのりアクドルを可
飽和形とするのは、以下の理由による。
■ サイリスタのdi/dtを抑制する必要があるのは
、ターンオン直後の短時間でよい。
、ターンオン直後の短時間でよい。
■ 運転時の電圧レギュレーションを考慮すると通電中
のサイリスタバルブのインダクタンスは小さい方がよい
。
のサイリスタバルブのインダクタンスは小さい方がよい
。
従って、本発明によるサイリスタバルブは、2種類のり
アクドル(リアクトル2及び可飽和リアクトル5−1〜
5−N)で保護される。
アクドル(リアクトル2及び可飽和リアクトル5−1〜
5−N)で保護される。
リアクトル2は、主に急峻な波頭のサージ電圧に対して
、dv/dtを抑制する働きをし、可飽和リアクトル5
−1〜5−Nはターンオン時のdi/dt抑制の働きを
する。リアクトル2はサイリスタバルブ全体で1台とし
ても良いし、また、いくつかのサイリスタ毎に分割して
、接続してもよい。尚、リアクトル2のインダクタンス
電圧時間積は、従来はサージ電圧印加中にサイリスタが
ターンオンした時のdi/dt抑制を考慮して決められ
ていた。
、dv/dtを抑制する働きをし、可飽和リアクトル5
−1〜5−Nはターンオン時のdi/dt抑制の働きを
する。リアクトル2はサイリスタバルブ全体で1台とし
ても良いし、また、いくつかのサイリスタ毎に分割して
、接続してもよい。尚、リアクトル2のインダクタンス
電圧時間積は、従来はサージ電圧印加中にサイリスタが
ターンオンした時のdi/dt抑制を考慮して決められ
ていた。
本発明によれば、サージ電圧印加時のサイリスタのdv
/dt抑制のみ考えればよいため、システムによりその
程度は異なるが、インダクタンスと電圧時間積を小さく
できる可能性がある。
/dt抑制のみ考えればよいため、システムによりその
程度は異なるが、インダクタンスと電圧時間積を小さく
できる可能性がある。
(他の実施例)
なお、ここでは、可飽和リアクトルの接続位置をサイリ
スタのアノード側としたがカソード側にしても全く同様
の効果が得らることは明らかである。
スタのアノード側としたがカソード側にしても全く同様
の効果が得らることは明らかである。
以上のように、本発明によれば、キャップレスアレスタ
が動作中でも何ら問題なくターンオンできる。信頼性の
高いサイリスタバルブを得ることができる。
が動作中でも何ら問題なくターンオンできる。信頼性の
高いサイリスタバルブを得ることができる。
第1図は本発明の1実施例を示す回路図、第2図は従来
のサイリスタバルブを示す回路図である。 1・・・サイリスタ 2・・・リアクトル 3・・・スナバ回路 4・・・キャップレスアレスタ 5・・・可飽和リアクトル 代理人 弁理士 則 近 憲 惰 同 第子丸 健 第1図 第2図
のサイリスタバルブを示す回路図である。 1・・・サイリスタ 2・・・リアクトル 3・・・スナバ回路 4・・・キャップレスアレスタ 5・・・可飽和リアクトル 代理人 弁理士 則 近 憲 惰 同 第子丸 健 第1図 第2図
Claims (1)
- 複数個直列または直並列接続されたサイリスタ、この
サイリスタ個々に並列接続される、抵抗とコンデンサが
直列接続されたスナバ回路及びギャップレスアレスタ、
更に前記サイリスタと直列に接続されるリアクトルから
なるサイリスタバルブにおいて、前記サイリスタに個々
に直列に可飽和リアクトルを、サイリスタがターンオン
した時、スナバ回路及びギャップレスアレスタからサイ
リスタに流入する電流がこの可飽和リアクトルを通るよ
うに接続したことを特徴としたサイリスタバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274188A JPH01202155A (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | サイリスタバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274188A JPH01202155A (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | サイリスタバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01202155A true JPH01202155A (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=12091136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2274188A Pending JPH01202155A (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | サイリスタバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01202155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105717383B (zh) * | 2014-12-04 | 2018-10-23 | 国家电网公司 | 直流输电大组件换流阀模块热运行试验装置及其试验方法 |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP2274188A patent/JPH01202155A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105717383B (zh) * | 2014-12-04 | 2018-10-23 | 国家电网公司 | 直流输电大组件换流阀模块热运行试验装置及其试验方法 |
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