JPH01201615A - 挿入治具一体型ファイバスコープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は観察する管路内に挿入する挿入治具にファイバ
スコープを挿入してなる挿入治具一体型ファイバスコー
プに関するものである。

（従来技術） 従来の挿入治具一体型ファイバスコープは、ファイバス
コープを挿入治具１の密巻きコイルｚ内に挿入し、挿入
治具ｌを観察する管路内に挿入することにより、ファイ
バスコープ３が同管路内に挿入されるようにしである。

（従来技術の問題点） 従来の挿入治具一体型ファイバスコープは次のような問
題があった。

（１）収納時や運搬時などに密巻きコイルをループ状に
曲げると密巻きコイル２は伸びるが、ファイバスコープ
３は構造的に伸びないので、ファイバスコープ３に張力
が加わり、同ファイバスコープ３が挿入治具１内に引き
込まれる。このときファイバスコープ３しこ無理な力が
加わり、ファイバスコープ損傷の原因となる。

（２）ファイバスコープ３が挿入治具ｌ内に引き込まれ
るとき、ファイバスコープ３が挿入治具ｌ内に入りにく
いので１作業員がファイバスコープ３を−々挿入治具１
内送り込んでやらなければならず、作業が面倒であり、
労力もかかるという問題があった。

（発明の目的） 本発明の目的は密巻きコイルをループ状に曲げてもファ
イバスコープに無理な力が加わらず、また作業員が一々
ファイバスコープを送り込まなくともファイバスコープ
が挿入治具内にスムースに引き込まれるようにすること
にある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の挿入治具一体型ファイバスコープは、挿入治具
ｌの密巻きコイル２にファイバスコープ３を挿入してな
る挿入治具一体型ファイバスコープにおいて、ファイバ
スコープ３の接眼ｆｆ１ａ側と密巻きコイル２の入口部
５との間に、通常は直線状であり、密巻きコイル２をル
ープ状に巻くとファイバスコープ３の軸線方向に伸縮可
能なスライド機構６を設けてなるものである。

（発明の作用） 本発明の挿入治具一体型ファイバスコープにおいて、密
巻きコイル２をループ状に曲げると密巻きコイル２が伸
びるがファイバスコープ３は伸びないので同ファイバス
コープ３に張力が加わり、その張力がスライド機構６に
加わる。これにより保護カバ−７が第１図の矢印入方向
に縮まり、スライドレール９が接眼部４と共にベースプ
レート８に沿って第１図の矢印Ａ方向にスライドし、フ
ァイｙ＜スコープ３が密巻きコイルｚ内にスムースに引
き込まれる。

（実施例） 第１図〜第３図は本発明の挿入治具一体型ファイバスコ
ープの一実施例である。

これらの図においてｌは挿入治具、２は密巻きコイル、
３はファイバスコープ、４はファイバスコープの接眼部
、５は密巻きコイルの入口部、６はスライド機構、７は
保護カバー、１０はベースプレート８とスライドレール
９とから構成される伸縮体である。

密巻きコイル２は緻密な巻きピッチで巻かれている。

保護カバー７は接眼部４と密巻きコイル２の入口部５と
の間のファイバスコープ３の外周に被せである。第１図
の保護カバー７は竹の子スリーブであり、直径の異なる
複数本の連結パイプ７ａ。

７ｂ、７ｃ争・・７ｎが伸縮可能なるよう連結され、連
結パイプ７ａの一端１２がファイバスコープ３の接眼部
４に取り付けられ、連結パイプ７ｎの一端１３が連結治
具１４に固定されている。これにより保護カバー７は、
ファイバスコープ３が密巻きコイル２内に引き込まれる
と第１図の矢印Ｂ方向に縮むようにしである。

伸縮体１０はファイバスコープ３の軸線方向に相互にス
ライド可能なベースプレート８とスライドレール９とに
より構成されている。ベースプレート８はその一端８ａ
が連結治具１４に取り付けられ、他端部８ｂが支持具１
５に取り付けられている。スライドレール９は一端９ａ
が接眼部４に固定され、他端部９ｂが支持具１５に固定
されている。これによりファイバスコープ３が密巻きコ
イル？内に引き込まれると、スライドレール９が接眼部
４と共にベースプレート８に沿って第１図の矢印Ａ方向
にスライドして縮むようにしであるなお第１図〜第３図
において２０はライトガイド挿入部である。

２１は密巻きコイル２を倍振りさせて同コイル２の向き
を変えるワイヤーであり、このワイヤー２１は連結部１
４の外周に等間隔で４本設けられている。

２２はハンドルであり、これは４本のワイヤー２１を引
いたり緩めたりするものである。

２３はレバー、２４はレバー軸、２５はボルトスタドン
、２６は固定座、２７はＵ字押さえ具である。

（発明の効果） 本発明の挿入治具一体型ファイバスコープは接眼部４と
密巻きコイル２の入口部５との間に、通常は直線状であ
り、密巻きコイル２をループ状に巻くとファイバスコー
プ３の軸線方向に伸縮可使なスライド機構６を設けたの
で次のような効果がある。

（１）密巻きコイル２をループ状に曲げるとスライド機
構６がスライドしてファイバスコープ３がスムースに密
巻きコイル２内に引き込まれるので、同ファイバスコー
プ３に無理な張力が加わらず、ファイバスコープ３の断
線や損傷が生じにくくなる。

（２）　！ｉ！−″巻きコイル２をループ状に巻く場合
、ファイバスコープ３に無理な力が加わらないので、密
巻きコイル２を従来よりも小さな径のループに巻くこと
ができ、収納や運搬等に便利である。

（３）ファイバスコープ３が挿入治ｊ４１にスムースに
引き込まれるので、ファイバスコープ３を挿入治具ｌに
送り込むための作業員をわざわざ配置する必要がない、
このため労力が削減され、作業も容易になる。

（４）スライド機構６として保護カバー７と伸縮体１０
とを設ければ、ファイバスコープ３がより一層スムース
に挿入治具ｌに引き込まれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の挿入治具一体型ファイバスコープの一
例を示す接眼部付近の側面図、第２図は第１図の上面図
、第３図は：３１図の右側面図である。 １は挿入治具 ２は密巻きコイル ３はファイバスコープ ４は接眼部 ５は入口部 ６はスライド機構 ７は保護カバー ８はベースプレート ９はスライドレール １０は伸縮体

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）挿入治具１の密巻きコイル２内にファイバスコー
   プ３を挿入してなる挿入治具一体型ファイバスコープに
   おいて、ファイバスコープ３の接眼部４と密巻きコイル
   ２の入口部５との間に、通常は直線状であり、密巻きコ
   イル２をループ状に巻くとファイバスコープ３の軸線方
   向に伸縮可能なスライド機構６を設けてなる挿入治具一
   体型ファイバスコープ。
2. （２）スライド機構６がファイバスコープ３のうち接眼
   部４と密巻きコイル２の入口部５との間をカバーする保
   護カバー７である請求項１記載の挿入治具一体型ファイ
   バスコープ。
3. （３）スライド機構６が密巻きコイル２の入口部５に取
   り付けられたベースプレート８と、接眼部４に取り付け
   られてベースプレート８に沿って接眼部４と共にスライ
   ドするスライドレール９とからなる伸縮体１０である請
   求項１記載の挿入治具一体型ファイバスコープ。
4. （４）スライド機構６が保護カバー７と伸縮体１０とか
   ら構成される請求項１記載の挿入治具一体型ファイバス
   コープ。