JPH01199536A - 電子レンジ用プレミックス - Google Patents

電子レンジ用プレミックス

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Publication number
JPH01199536A
JPH01199536A JP63021382A JP2138288A JPH01199536A JP H01199536 A JPH01199536 A JP H01199536A JP 63021382 A JP63021382 A JP 63021382A JP 2138288 A JP2138288 A JP 2138288A JP H01199536 A JPH01199536 A JP H01199536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
content
premix
texture
dried egg
Prior art date
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Pending
Application number
JP63021382A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Maejima
前嶋 智子
Hiroshi Kihara
浩 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP63021382A priority Critical patent/JPH01199536A/ja
Publication of JPH01199536A publication Critical patent/JPH01199536A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、プレミックスの配合に関し、詳しくは近年家
庭用として普及している電子レンジを用いて調理するの
に適したプレミックスに関するものである。
[従来の技術] 近年、個食化や家事の合理化志向等の社会的背景の変化
により、安全で簡便さを有した電子レンジが急速かつ大
幅に普及してきた。
このため、従来知られているケーキ用あるいは蒸しパン
用プレミックスを改良して、電子レンジを用いて調理す
るのに適するプレミックスの検討が種々行われている。
例えば、特開昭62−96032号公報には、ベーキン
グパウダーの含有率が1.0〜4.5重量%、乳化剤の
含有率が0.3〜3重量%であることを特徴とする電子
レンジ用プレミックスの配合が開示されている。
また、特開昭62−96033号公報には、ソルビトー
ルの含有率が7〜30重量%、乳化剤の含有率が0.3
〜3重量%であることを特徴とする電子レンジ用プレミ
ックスの配合が開示されている。
しかし、これらの電子レンジ用プレミックスは、材料の
乾燥卵粉から由来する含硫化合物臭が発生するとから、
これを香料を添加すること等によりマスキングしている
のが現状であって、この乾燥卵粉の使用にたいする基本
的対策についての知見は全くなかった。
[発明が解決しようとする課題] 現在市販されている電子レンジ用プレミックスは、電子
レンジの加熱方式が、オーブンもしくはオーブンレンジ
を用いた場合と全く異なるために、乾燥卵粉から生じる
含硫化合物臭を表面化させないように、バター、ミルク
、フルーツ、野菜等の香料が多量に添加されている。 
このことは、自然食志向である現在の消費者ニーズに反
している。
また、電子レンジを用いてこれらのプレミックスを調理
してみると、得られたケーキや蒸しパンに凹凸が生じた
り、内部に直径1cm程度の空洞ができてしまうため、
きめが不揃いで見栄えが悪く、改善が望まれている。
したがって、本発明は、電子レンジ用プレミックスの基
本配合について検討を行ない、香りが良く、型が整って
いて、きめが細かく揃っており、なおかつ、適度な弾力
性、しっとり感および甘味を有した色良いケーキや蒸し
パンを作ることができる電子レンジ用プレミックスを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは電子レンジ用プレミックスについて鋭意研
究を重ねた結果、乾燥全卵および乾燥卵黄の配合割合を
確立すれば、上記問題点を解決できるとの知見に基づい
て本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、乾燥全卵の含有率が3〜9重量%
、乾燥卵黄の含有率が8〜19重量%であって乾燥全卵
と乾燥卵黄の含有率の合計が17〜23重量%であるこ
とを特徴とする電子レンジ用プレミックスに関するもの
である。
以下、本発明について更に詳しく説明する。
本発明においては、プレミックス中の乾燥全卵の含有率
が3〜9重量%であって、かつ乾燥卵黄の含有率が8重
量%未満の場合、凹凸が生じ、また乾燥卵黄の含有率が
20重量%以上の場合、きめが荒くなる。
また、乾燥卵黄の含有率が8〜19重量%であっても乾
燥全卵の含有率が3重量%未満の場合、もろさ、しっと
り感に欠けたケーキとなり、乾燥=3− 全卵の含有率が10重量%以上であると、きめや臭いが
悪くなる。
つぎに、乾燥全卵が10重量%以上であり、なおかつ乾
燥卵黄の含有率が8重量%未満の場合、含硫化合物臭が
強く、乾燥卵黄の含有率が20重量%以上の場合、弾力
性が強くなりすぎて1食感が悪くなる。
逆に、乾燥全卵の含有率が3重量%未満であって、乾燥
卵黄の含有率が8重量%未満の場合、へたりが生じ、乾
燥卵黄の含有率が20重量%以上の場合、食感が固まっ
た感じとなるため好ましくない。
そして、乾燥全卵と乾燥卵黄の含有率の合計が23重量
%以上の場合は、含硫化合物臭が強く食感も悪くなり、
17重量%未満の場合は凹凸が生じたり、へたりが生じ
たりするので好ましくない。
したがって、乾燥全卵と乾燥卵黄の含有率の合計が17
〜23重量%、好ましくは19〜22重量%、尚かつ乾
燥全卵の含有率が3〜9重量%、好ましくは4〜7重量
%、乾燥卵黄の含有率が8〜19重量%、好ましくは1
2〜17重量%とすることが適している。
香りが良く、型が整っていて、きめが細かく揃っており
、なおかつ、適度な弾力性、しっとり感および甘味を有
する色良いケーキや蒸しパンは、前記のとおり、乾燥全
卵と乾燥卵黄の含有率の合計が17〜23重量%であり
、尚かつ乾燥全卵の含有率が3〜9重量%、乾燥卵黄の
含有率が8〜19重量%とすることにより得ることがで
きる。
また、本発明におけるプレミックス中の前記、乾燥全卵
および乾燥卵黄以外の配合割合は、例えば小麦粉30〜
37重量%、グラニユー糖23〜36重量%、粉末油脂
11〜18重量%、ベーキングパウダー2〜4重量%、
脱脂粉乳2〜4重量%、食塩0.3〜1.0重量%とす
ることができる。
本発明のプレミックスは主に小麦粉、グラニユー糖、粉
末油脂、乾燥全卵、乾燥卵黄、ベーキングパウダー、脱
脂粉乳および食塩からなるものであるが、更に必要に応
じて香料、色素(カカオパウダー、コーヒーパウダーな
ど)等の添加剤を加えることができる。
また、本発明に用いる乾燥全卵は粗蛋白量が45重量%
以上、粗脂肪量が40重量%以上であり、乾燥卵黄は粗
蛋白量が24重量%以上、粗脂肪量が44重量%以上の
ものが好ましい。
粗蛋白量、粗脂肪量が上記の値より低い場合はケーキの
食感や型が好ましくなくなる。
本発明において用いるベーキングパウダーは、例えば炭
酸水素ナトリウム、第一リン酸カルシウムおよびスター
チを主成分とした電子レンジ用ベーキングパウダーが好
ましい。
なお、本発明において用いる粉末油脂は、油脂分を蛋白
質、炭水化物などで包接したものを用いることができ、
好ましくは日本油脂(株)製の油分70%以上を含有す
る粉末油脂を用いると良い。
本発明のプレミックスは、適当な容器の中でプレミック
ス100g当たり約50g〜70gの水とよく混ぜあわ
せ、プレミックス100g当たり電子レンジを用いて約
2〜3分加熱調理することより、目的とするケーキや蒸
しパンを得ることができる。
[発明の効果コ 本発明のプレミックスを用いて、家庭用電子レンジによ
り加熱調理することにより、香りが良く、型が整ってい
て、きめが細かく揃っており、なおかつ、適度な弾力性
、しっとり感および甘味を有する色良いケーキや蒸しパ
ンを得ることができる。
すなわち、本発明のプレミックスにより得られるケーキ
は、オーブンもしくはオーブンレンジを用いて加熱調理
されたケーキに比べて、香り、型、きめだけでなく、弾
力性、しっとり感、甘味、および色調において、遜色の
ないものである。
[実施例] 以下、本発明について実施例および比較例を用いて更に
説明する。
第1表の配合組成表のプレミックス配合を十分に粉体混
合して、実施例4件および比較例10件のケーキ用プレ
ミックスを調製した。
この調整したケーキ用プレミックス163gに水100
gを加えて1分30秒間攪拌した後、ケ−キ用型(紙/
ポリメチルペンテン)の容器に入れ、電子レンジ(60
0W)にて3分30秒間加熱調理した。
なお配合品は下記の材料を使用した6 0小麦粉 バイオレット(登録商標) 日清製粉株式会社製 0グラニユー糖 KNグラニュー糖 日本精糖株式会社製 0乾燥全卵 乾燥全卵 No、1 キューピータマゴ株式会社製 0乾燥黄卵 乾燥卵黄 S2 キューピータマゴ株式会社製 0粉末油脂 N−ネオパウダーA 日本油脂株式会社製 0ベーキングパウダー 電子レンジ用BP 愛国産業株式会社製 0脱脂粉乳 明治脱脂粉乳 明治乳業株式会社製 0食塩 特級精製塩 日本食塩製造株式会社製 これらの実施例および比較例で得られたケーキを20人
のパネラ−にて官能検査をおこなったところ第2表のよ
うな結果が得られた。
〈官能検査の判定基準〉 香り :生卵臭、含硫化合物臭、バター臭、粉くささ等
不快臭のないもの。
型  :中央部から末端部の高さに差がなく凹凸のない
もの。
きめ :ダマがなくきめが細かく均一に揃っているもの
弾力性:ソフトな口当たりで食べやすいもの。
しっとり感:適度な湿潤感を有し、口のなかで、はど良
く溶けること。
色調二表面色が良く内相にも色むらのないもの食感 コ
ロの中にいれて噛んだ時にパサついたり、固まったすせ
ず抵抗なく食べられ 、程好い食感を得られるもの。
上記の性質を良いものとして次の基準で評価した。
O印:非常に良い。
0印:良い。
△印:悪い。
〈評価方法〉 パネラ−1人が10点満点で評価した得点の合計値によ
って次のように総合判定した。
200〜160点;最も好ましい。:適159〜120
点;好ましい。   二合119点以下  ;不合格。
   :不第2表の結果から明らかように、本発明のプ
レミックスを用いて得られたケーキは、香りが良く、型
が整っていて、きめが細かく揃っており、尚かつ適度な
弾力性、しっとり感、甘味を有した色良く食感の良いも
のであることがわかる。
特許出願人  日本油脂株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 乾燥全卵の含有率が3〜9重量%、乾燥卵黄の含有率が
    8〜19重量%であって乾燥全卵と乾燥卵黄の含有率の
    合計が17〜23重量%であることを特徴とする電子レ
    ンジ用プレミックス。
JP63021382A 1988-02-02 1988-02-02 電子レンジ用プレミックス Pending JPH01199536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63021382A JPH01199536A (ja) 1988-02-02 1988-02-02 電子レンジ用プレミックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63021382A JPH01199536A (ja) 1988-02-02 1988-02-02 電子レンジ用プレミックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01199536A true JPH01199536A (ja) 1989-08-10

Family

ID=12053539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63021382A Pending JPH01199536A (ja) 1988-02-02 1988-02-02 電子レンジ用プレミックス

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JP (1) JPH01199536A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102756458A (zh) * 2011-04-28 2012-10-31 日本写真印刷株式会社 成形同时装饰用模具和成形同时装饰品的制造方法

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