JPH0119797Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119797Y2 JPH0119797Y2 JP584583U JP584583U JPH0119797Y2 JP H0119797 Y2 JPH0119797 Y2 JP H0119797Y2 JP 584583 U JP584583 U JP 584583U JP 584583 U JP584583 U JP 584583U JP H0119797 Y2 JPH0119797 Y2 JP H0119797Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- cathode ray
- main body
- cutting device
- exhaust pipe
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、陰極線管の排気管封止切り装置の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
一般に陰極線管の排気はつぎのようにして行な
われている。すなわち、第1図および第2図に示
すように、電子銃2を封止した陰極線管1を排気
カート10に載置し、排気管3を封止切り装置5
に嵌挿して排気カート10の排気口9に装着し、
排気を行なう。最後に、封止切り装置5内部のヒ
ータ6に通電し、排気管3を加熱して封止切るこ
とにより排気が完了する。
われている。すなわち、第1図および第2図に示
すように、電子銃2を封止した陰極線管1を排気
カート10に載置し、排気管3を封止切り装置5
に嵌挿して排気カート10の排気口9に装着し、
排気を行なう。最後に、封止切り装置5内部のヒ
ータ6に通電し、排気管3を加熱して封止切るこ
とにより排気が完了する。
ところで、従来の封止切り装置5はその本体1
1がアルミニウム製であつて、表面に酸化被膜を
形成して電気的な絶縁処理をしている。しかし、
陰極線管1の着脱が何回も行なわれるため、絶縁
被膜が損傷し、絶縁性が劣化するという問題があ
つた。
1がアルミニウム製であつて、表面に酸化被膜を
形成して電気的な絶縁処理をしている。しかし、
陰極線管1の着脱が何回も行なわれるため、絶縁
被膜が損傷し、絶縁性が劣化するという問題があ
つた。
そこで、上記本体11をセラミツクで形成する
ことが考えられる。しかし、こうすると、硬いセ
ラミツク製の本体11に、陰極線管1のステム部
4が当接するから、このステム部4が傷をうけ易
い。そして、この傷がクラツクに発展し、破損に
至るという問題があつた。
ことが考えられる。しかし、こうすると、硬いセ
ラミツク製の本体11に、陰極線管1のステム部
4が当接するから、このステム部4が傷をうけ易
い。そして、この傷がクラツクに発展し、破損に
至るという問題があつた。
この考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、電気的な絶縁性が劣化するおそれがなく、し
かも、陰極線管装置時にステム部にクラツクが発
生しないように改良した陰極線管の排気管封止切
り装置を提供することを目的としている。
で、電気的な絶縁性が劣化するおそれがなく、し
かも、陰極線管装置時にステム部にクラツクが発
生しないように改良した陰極線管の排気管封止切
り装置を提供することを目的としている。
以下、この考案の実施例を第3図にもとづいて
説明すると、封止切り装置5の本体11はセラミ
ツクで形成されている。上記本体11の上面に
は、ステム部4が当接する部分に、アルミニウム
製の保護部材7をリベツト8により取りつけてあ
る。なお、第3図中第1図と同一符号は同一部分
を表わすので、その説明は省略する。上記構成に
おいて、この考案は、本体11がセラミツクで形
成されているから、電気的な絶縁性が劣化するお
それがない。また、セラミツクは保温性が良いの
で、ヒータ6の熱を有効に排気管3に与え得るの
で、電力の消費量を少なくできる。一方、保護部
材を形成するアルミニウムは耐熱性材料であつ
て、かつステム部4を構成するガラス材料よりも
硬度が小さい材料である。したがつて、陰極線管
1を封止切り装置5に装着する際に、ステム部4
が保護部材7に当接してもステム部4は損傷はう
けず、ステム部4が直接本体11に当ることによ
り生じるクラツクを防止することができる。
説明すると、封止切り装置5の本体11はセラミ
ツクで形成されている。上記本体11の上面に
は、ステム部4が当接する部分に、アルミニウム
製の保護部材7をリベツト8により取りつけてあ
る。なお、第3図中第1図と同一符号は同一部分
を表わすので、その説明は省略する。上記構成に
おいて、この考案は、本体11がセラミツクで形
成されているから、電気的な絶縁性が劣化するお
それがない。また、セラミツクは保温性が良いの
で、ヒータ6の熱を有効に排気管3に与え得るの
で、電力の消費量を少なくできる。一方、保護部
材を形成するアルミニウムは耐熱性材料であつ
て、かつステム部4を構成するガラス材料よりも
硬度が小さい材料である。したがつて、陰極線管
1を封止切り装置5に装着する際に、ステム部4
が保護部材7に当接してもステム部4は損傷はう
けず、ステム部4が直接本体11に当ることによ
り生じるクラツクを防止することができる。
なお、保護部材7の材料としてはステム部4よ
り硬度の小さい耐熱性材料であればよく、上述の
アルミニウム以外に銅、鉛、アスベスト、マリン
ボードなどを用いることもできる。
り硬度の小さい耐熱性材料であればよく、上述の
アルミニウム以外に銅、鉛、アスベスト、マリン
ボードなどを用いることもできる。
以上述べたように、この考案によれば、本体が
セラミツク製であるから、電気的な絶縁性が恒久
的に良好であり、また、ヒータの電力の消費が少
なくなる。また、本体の上面に、ガラスよりも硬
度の小さい耐熱性材料からなる保護部材を取りつ
けたので、排気工程においてステム部にクラツク
が発生することを防止して陰極線管の品質を高め
ることができるとともに、工程歩留を一段と向上
することのできる効果がある。
セラミツク製であるから、電気的な絶縁性が恒久
的に良好であり、また、ヒータの電力の消費が少
なくなる。また、本体の上面に、ガラスよりも硬
度の小さい耐熱性材料からなる保護部材を取りつ
けたので、排気工程においてステム部にクラツク
が発生することを防止して陰極線管の品質を高め
ることができるとともに、工程歩留を一段と向上
することのできる効果がある。
第1図は従来の封止切り装置を示す正面断面
図、第2図は排気装置の概略正面図、第3図はこ
の考案の封止切り装置の実施例を示す正面断面図
である。 1……陰極線管、3……排気管、4……ステム
部、5……封止切り装置、6……ヒータ、7……
保護部材、11……本体。なお、図中同一符号は
同一または相当部分を示す。
図、第2図は排気装置の概略正面図、第3図はこ
の考案の封止切り装置の実施例を示す正面断面図
である。 1……陰極線管、3……排気管、4……ステム
部、5……封止切り装置、6……ヒータ、7……
保護部材、11……本体。なお、図中同一符号は
同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 本体の内部にヒータが配設され、上記本体に嵌
挿される陰極線管の排気管を上記ヒータの加熱に
よつて封止切る陰極線管の排気管封止切り装置に
おいて、上記本体をセラミツクで形成するととも
に、上記本体の上面にガラスよりも硬度の小さい
耐熱性材料からなる保護部材を取りつけたことを
特徴をする陰極線管の排気管封止切り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP584583U JPS59110945U (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 陰極線管の排気管封止切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP584583U JPS59110945U (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 陰極線管の排気管封止切り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110945U JPS59110945U (ja) | 1984-07-26 |
JPH0119797Y2 true JPH0119797Y2 (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=30137420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP584583U Granted JPS59110945U (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | 陰極線管の排気管封止切り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110945U (ja) |
-
1983
- 1983-01-17 JP JP584583U patent/JPS59110945U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59110945U (ja) | 1984-07-26 |
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