JPH01197780A - 定着器用加圧ローラー - Google Patents
定着器用加圧ローラーInfo
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- JPH01197780A JPH01197780A JP2139888A JP2139888A JPH01197780A JP H01197780 A JPH01197780 A JP H01197780A JP 2139888 A JP2139888 A JP 2139888A JP 2139888 A JP2139888 A JP 2139888A JP H01197780 A JPH01197780 A JP H01197780A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、一対のローラー間に転写材を通紙させてトナ
ー像を転写材に定着させる定着器の加圧ゴムローラーに
関するものである。
ー像を転写材に定着させる定着器の加圧ゴムローラーに
関するものである。
[従来の技術]
従来、複写機、レーザービームプリンター等に用いられ
る熱ローラ一定着器には、芯金の周囲にシリコンゴ、ム
を形成したいわゆるソリッドのゴムローラーや、芯金の
上に多孔質のシリコンゴム層を形成し更にこの多孔質の
シリコンゴム層の上にシリコンゴムの薄層を形成した、
いわゆるスポンジローラーが知られている。
る熱ローラ一定着器には、芯金の周囲にシリコンゴ、ム
を形成したいわゆるソリッドのゴムローラーや、芯金の
上に多孔質のシリコンゴム層を形成し更にこの多孔質の
シリコンゴム層の上にシリコンゴムの薄層を形成した、
いわゆるスポンジローラーが知られている。
[発明が解決しようとする課In]
しかしながら、ソリッドローラーは熱容量が大きいので
加熱されにくく低温環境時での定着性が良くない、また
一対のローラー間で発生するしわ、特に80g/m2以
下の薄紙や封筒のしわは比較的発生しやすい、ことに封
筒は重ね目が3重になっていたり、全体が2枚の紙を重
ねた形をしているので2本のローラーではさんでいくと
、2枚の紙の間で、ストレスがたまりやすく、しわは避
けがたい。
加熱されにくく低温環境時での定着性が良くない、また
一対のローラー間で発生するしわ、特に80g/m2以
下の薄紙や封筒のしわは比較的発生しやすい、ことに封
筒は重ね目が3重になっていたり、全体が2枚の紙を重
ねた形をしているので2本のローラーではさんでいくと
、2枚の紙の間で、ストレスがたまりやすく、しわは避
けがたい。
一方、スポンジローラーは、その構成が複雑であるので
、どうしても高価になりやすいという欠点を有する。ま
た従来のスポンジローラーではト ・ナーが定着ロー
ラーへオフセットするという現象を避けがたく、画像汚
れの原因となっていた。
、どうしても高価になりやすいという欠点を有する。ま
た従来のスポンジローラーではト ・ナーが定着ロー
ラーへオフセットするという現象を避けがたく、画像汚
れの原因となっていた。
もっとも、スポンジローラーは熱容量が少なく熱を伝え
にくいので低温時の定着性が良く、薄紙や封筒のしわも
ソリッドローラーよりも発生しにくいという長所を有す
る。この理由はスポンジローラーの内部が表面層にくら
べて軟く、ニップで発生するストレスを逃がしやすいた
めと考えられる。
にくいので低温時の定着性が良く、薄紙や封筒のしわも
ソリッドローラーよりも発生しにくいという長所を有す
る。この理由はスポンジローラーの内部が表面層にくら
べて軟く、ニップで発生するストレスを逃がしやすいた
めと考えられる。
〔課題を解決するための手段]
本発明は、芯金の外周に第1の弾性層と、更にこの弾性
層の外周に第2の弾性層を有する定着器用加圧ローラー
において、第1の弾性層が硬度5〜15°(JIS A
に基づく)、厚みが2■−以上のゴムであって、第2の
弾性層が硬度30〜50@、厚みが0.2〜2■層のゴ
ムであることを特長とする定着器用加圧ローラーである
。
層の外周に第2の弾性層を有する定着器用加圧ローラー
において、第1の弾性層が硬度5〜15°(JIS A
に基づく)、厚みが2■−以上のゴムであって、第2の
弾性層が硬度30〜50@、厚みが0.2〜2■層のゴ
ムであることを特長とする定着器用加圧ローラーである
。
ここに本発明の弾性層には、シリコンゴム、フッ素ゴム
等が使用できるが、硬度、耐久性、接着性の点でシリコ
ンゴムが最も望ましい。
等が使用できるが、硬度、耐久性、接着性の点でシリコ
ンゴムが最も望ましい。
以下、弾性層にシリコンゴムを用いた加圧ローラーの実
施例を示して本発明を具体的に説明する。
施例を示して本発明を具体的に説明する。
[実施例]
第1図は本発明のゴムローラーを用いた定着器の実施例
である。
である。
図中、2は定着ローラーであり、内部の加熱源テするハ
ロゲンヒーター8によって加熱される。
ロゲンヒーター8によって加熱される。
ここで定着ローラー2は厚み0.7〜2.O1鳳の円筒
状のアルミニウム又はステンレススチールの金属バイブ
ロの外周にPFA又はPTFE (四フッ化エチレン樹
脂)の層7を50〜300#Lmの厚みで形成している
。定着ローラーの表面にはその表面温度を検出して制御
するためにサーミスタ等の検温素子12を定着ローラー
に接触して摺動するように配置している。定着ローラー
2の表面は、トナーが若干量、オフセットするためにシ
リコンオイル、界面活性剤等の離型剤を塗布したり、オ
フセットしたトナーを清掃するためのクリーニングパッ
ド9を定着ローラー表面に押し当てている。クリーニン
グパッド9は離型剤を含んだテフロン樹脂等の耐熱性フ
ェル)10を耐熱性樹脂の枠11で固定している。
状のアルミニウム又はステンレススチールの金属バイブ
ロの外周にPFA又はPTFE (四フッ化エチレン樹
脂)の層7を50〜300#Lmの厚みで形成している
。定着ローラーの表面にはその表面温度を検出して制御
するためにサーミスタ等の検温素子12を定着ローラー
に接触して摺動するように配置している。定着ローラー
2の表面は、トナーが若干量、オフセットするためにシ
リコンオイル、界面活性剤等の離型剤を塗布したり、オ
フセットしたトナーを清掃するためのクリーニングパッ
ド9を定着ローラー表面に押し当てている。クリーニン
グパッド9は離型剤を含んだテフロン樹脂等の耐熱性フ
ェル)10を耐熱性樹脂の枠11で固定している。
定着ローラー2と対向している加圧ローラー1は、鉄の
上にメツキをしているか又はステンレススチール製の芯
金3の上に、硬度5〜15@(JISA)、厚みが2■
m以上のシリコンゴム層4を形成し、さらにこの歌いシ
リコンゴム層の上に硬度30〜50@、厚みが0.2〜
2層■のシリコンゴム層を形成したものである。
上にメツキをしているか又はステンレススチール製の芯
金3の上に、硬度5〜15@(JISA)、厚みが2■
m以上のシリコンゴム層4を形成し、さらにこの歌いシ
リコンゴム層の上に硬度30〜50@、厚みが0.2〜
2層■のシリコンゴム層を形成したものである。
この一対のローラーのニップの間に紙等の転写材15の
上に形成されたトナー像16を進入させて定着させるL
14は転写材を一対のローラー間に進入させるガイド
であり、17は定着後の転写材を案内するためのガイド
である。13は定着ローラーに転写材が付着した時には
がすための分離爪である。
上に形成されたトナー像16を進入させて定着させるL
14は転写材を一対のローラー間に進入させるガイド
であり、17は定着後の転写材を案内するためのガイド
である。13は定着ローラーに転写材が付着した時には
がすための分離爪である。
2つのローラー間には4〜10kgの圧力が印加されて
おり、定着ローラーは160〜190℃に加熱されてい
る。また通常、加圧ローラーの芯金は1強度上、直径8
〜14■脂以上が必要である。
おり、定着ローラーは160〜190℃に加熱されてい
る。また通常、加圧ローラーの芯金は1強度上、直径8
〜14■脂以上が必要である。
ここで硬度30〜50°の表層のシリコンゴムは。
すでに市販されているLTV又はRTvゴムの中から選
択すればよい。
択すればよい。
内部の硬度5〜15@の軟いゴムは液状シリコンゴムを
硬化させる時に触媒の作用を制御することによって達成
される。
硬化させる時に触媒の作用を制御することによって達成
される。
このような軟いゴムの一つの特性を以下に示す。
比 重 1.07
硬さ(JIS A) 8 ”
引っばり強さ 23kg/c■2
永久伸び 500%
反発弾性率 20%
ローラーの製造方法の一実施例を次に述べる。
芯金を型に入れて、この型の中に第1の弾性体を作る、
液状シリコンゴムを注入する。この時、芯金の上にプラ
イマーを塗り第1の弾性体と芯金との接着性を向上させ
てもよい、この硬度5〜15°のシリコンゴムを硬化さ
せる時には触媒の添加を制御する必要がある。さらにこ
の軟いシリコンゴムのローラーを再び型に入れて1表層
の硬度30〜50°のシリコンゴム層を形成する。この
時2つのシリコンゴム層の境界の接着力を強化するため
にプライマーを用いたり、第1の弾性層の表面を研磨し
たり、第1の弾性層を形成する時の型の内面を研磨する
ことによって表面を荒らし、接着力を向上させることが
できる。
液状シリコンゴムを注入する。この時、芯金の上にプラ
イマーを塗り第1の弾性体と芯金との接着性を向上させ
てもよい、この硬度5〜15°のシリコンゴムを硬化さ
せる時には触媒の添加を制御する必要がある。さらにこ
の軟いシリコンゴムのローラーを再び型に入れて1表層
の硬度30〜50°のシリコンゴム層を形成する。この
時2つのシリコンゴム層の境界の接着力を強化するため
にプライマーを用いたり、第1の弾性層の表面を研磨し
たり、第1の弾性層を形成する時の型の内面を研磨する
ことによって表面を荒らし、接着力を向上させることが
できる。
また、第2の弾性層を形成する時の型の内面が境面であ
ると、転写材とローラー間の摩擦が大きくなりすぎるの
で、型の内面を2〜20μ■の範囲で荒らすのが好まし
い、このようにすると、ローラーの表面も2〜201の
範囲の表面粗さとなり、転写材のしわやローラーの汚れ
防止に効果を有する。
ると、転写材とローラー間の摩擦が大きくなりすぎるの
で、型の内面を2〜20μ■の範囲で荒らすのが好まし
い、このようにすると、ローラーの表面も2〜201の
範囲の表面粗さとなり、転写材のしわやローラーの汚れ
防止に効果を有する。
このゴムローラーの表面を逆クラウン形状にするときに
は、型の内面形状をローラーが型から抜ける程度(約1
001程度)の逆クラウン形状としてもよい。
は、型の内面形状をローラーが型から抜ける程度(約1
001程度)の逆クラウン形状としてもよい。
なお、第1の弾性層と第2の弾性層の関係は定着性、し
わの発生頻度、表面層の耐久性、表面のトナーの汚れの
程度、ローラーの強度等によって決定される。
わの発生頻度、表面層の耐久性、表面のトナーの汚れの
程度、ローラーの強度等によって決定される。
表面層の厚みは1通紙による削れやトナーのオフセット
防止のためにシリコンゴムに混入するシリコンオイルの
量、しわの頻度から0.2〜2層腸程度が適当である。
防止のためにシリコンゴムに混入するシリコンオイルの
量、しわの頻度から0.2〜2層腸程度が適当である。
これより薄いと強度、トナーによる汚れ等に問題が発生
し、これより厚いと充分なニップがとれなくなったり、
しわ防止の効果が少なくなったりする。
し、これより厚いと充分なニップがとれなくなったり、
しわ防止の効果が少なくなったりする。
また第1の弾性層の軟いシリコンゴムの厚みは2m層以
上必要で、これより薄いと適正な1.5〜4■のニップ
がとれなかったり、しわ防止の効果が少なくなる。
上必要で、これより薄いと適正な1.5〜4■のニップ
がとれなかったり、しわ防止の効果が少なくなる。
上述のような2層構成のローラーかしわ防止に効果を有
するのは、次の理由によると考えられる。
するのは、次の理由によると考えられる。
一対のローラー間に転写材が通紙されていくと、駆動ロ
ーラー側と従動ローラー側で若干の速度差が発生し、特
に封筒などのように2枚の紙を重ねたものは、上下の紙
の間で「ずれ」が発生する。このような「ずれ」がたま
ることによって、しわが発生する。しわの発生の原因の
他の一つは、上、下の2本のローラーの軸方向への力の
差によっても発生する。上、下のローラーによって軸方
向へ引っ張られる力は、ローラーの表面形状(例えば、
逆クラウン量の差)、紙の厚み、材質に依存し、転写材
の上と下側で異ってくるので、転写材によっては、この
上、下の力の差が大きくなり、ついにはしわが発生する
。
ーラー側と従動ローラー側で若干の速度差が発生し、特
に封筒などのように2枚の紙を重ねたものは、上下の紙
の間で「ずれ」が発生する。このような「ずれ」がたま
ることによって、しわが発生する。しわの発生の原因の
他の一つは、上、下の2本のローラーの軸方向への力の
差によっても発生する。上、下のローラーによって軸方
向へ引っ張られる力は、ローラーの表面形状(例えば、
逆クラウン量の差)、紙の厚み、材質に依存し、転写材
の上と下側で異ってくるので、転写材によっては、この
上、下の力の差が大きくなり、ついにはしわが発生する
。
このような転写材の上と下に発生する力の差は、2層ロ
ーラーを用いるとたまりにくい、これは表面層が硬いの
で転写材がローラー表面をすべりやすいことと、内部が
軟いので主、下ローラーの力の差を適度に制御すること
によるものである。
ーラーを用いるとたまりにくい、これは表面層が硬いの
で転写材がローラー表面をすべりやすいことと、内部が
軟いので主、下ローラーの力の差を適度に制御すること
によるものである。
本発明においては、トナーのオフセットを防止したり、
ローラーへの紙の巻き付きを防止するために、加圧ロー
ラーのゴムの中にフッ素系界面活性剤を混入してもよい
。
ローラーへの紙の巻き付きを防止するために、加圧ロー
ラーのゴムの中にフッ素系界面活性剤を混入してもよい
。
即ち、通常の通紙において、加圧ローラーは、−3KV
以上に帯電するが、フッ素系界面活性剤を混入すること
によって、−1KV以下とすることができ、トナーのオ
フセットを大巾に減少することができる。このときゴム
ローラーは表面に導電性の除電ブラシを接触させたり、
芯金を受ける軸受を導電性とすることによって、表面の
電荷を逃がす必要がある。
以上に帯電するが、フッ素系界面活性剤を混入すること
によって、−1KV以下とすることができ、トナーのオ
フセットを大巾に減少することができる。このときゴム
ローラーは表面に導電性の除電ブラシを接触させたり、
芯金を受ける軸受を導電性とすることによって、表面の
電荷を逃がす必要がある。
効果のあるフッ素系界面活性剤として、フッ素化アルキ
ルエステルの他にパーフルオロアルキルポリオキシエチ
レンエタノール、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、
パーフルオロアルキルアンモニウム塩、パーフルオロア
ルキルベタイン。
ルエステルの他にパーフルオロアルキルポリオキシエチ
レンエタノール、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、
パーフルオロアルキルアンモニウム塩、パーフルオロア
ルキルベタイン。
パーフルオロアルキルアミンオキサイド、パーフルオロ
アルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロアルキ
ルリン酸エステル、非解離性パーフルオロアルキル化合
物等がある。混入する量としては、シリコンゴム全体の
0.O1%〜0.5%が適当である。またフッ素系界面
活性剤は少なくとも表面の第2の弾性層か又は2層の弾
性層の両方に混入すると良い。
アルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロアルキ
ルリン酸エステル、非解離性パーフルオロアルキル化合
物等がある。混入する量としては、シリコンゴム全体の
0.O1%〜0.5%が適当である。またフッ素系界面
活性剤は少なくとも表面の第2の弾性層か又は2層の弾
性層の両方に混入すると良い。
以上のようにすることにより、トナーのオフセットは大
巾に減少でき、耐久性をさらに伸ばすことができるよう
になる。
巾に減少でき、耐久性をさらに伸ばすことができるよう
になる。
以下に実際に検討した例を述べる。
約50腸腸/secのプロセススピードで負極性のトナ
ーを用いたレーザービームプリンターを用いてlO万枚
通紙を行った。定着器は第1図に示す定着器を用いた。
ーを用いたレーザービームプリンターを用いてlO万枚
通紙を行った。定着器は第1図に示す定着器を用いた。
加圧ローラーは芯金径として12φ、第1の弾性層とし
て硬度8°のシリコンゴムを3層層の厚みで形成し、さ
らにこの外周に第2の弾性層として硬度40@のシリコ
ンゴムを1■の厚みで形成した。
て硬度8°のシリコンゴムを3層層の厚みで形成し、さ
らにこの外周に第2の弾性層として硬度40@のシリコ
ンゴムを1■の厚みで形成した。
このようなテストにおいて、上記定着器ではしわの発生
もなく定着性、耐久性とも良好であった。特にスポンジ
ローラーでは、セルの破壊によるしわの発生があるがこ
のような現象もなかった。
もなく定着性、耐久性とも良好であった。特にスポンジ
ローラーでは、セルの破壊によるしわの発生があるがこ
のような現象もなかった。
なお、本発明の実施例を、表面が硬い薄層で内部が軟く
比較的厚い層の2層構成のローラーで説明してきたが、
本発明の内容を実質的に変えない範囲で変形してもよい
0例えば、内部の軟いシリコンゴム層において、その大
部分が軟いシリコンゴム層であって、このシリコンゴム
層の表面に面する薄層だけが、若干硬度が高めのシリコ
ンゴムであるローラーであってもよい。
比較的厚い層の2層構成のローラーで説明してきたが、
本発明の内容を実質的に変えない範囲で変形してもよい
0例えば、内部の軟いシリコンゴム層において、その大
部分が軟いシリコンゴム層であって、このシリコンゴム
層の表面に面する薄層だけが、若干硬度が高めのシリコ
ンゴムであるローラーであってもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、硬質・軟質の2層のゴムローラー
とすることによって、しわの発生が少なく、かつ安価で
小型材に適したゴムローラー及びこのゴムローラーを使
用した定着装置とすることができる。
とすることによって、しわの発生が少なく、かつ安価で
小型材に適したゴムローラー及びこのゴムローラーを使
用した定着装置とすることができる。
第1図は本発明による加圧ローラーを用いた定着器の構
成図である。 1・・・加圧ローラー、 2・・・定着ローラー、
3・・・芯金、 4・・・第1の弾性層、
5・・・第2の弾性層。
成図である。 1・・・加圧ローラー、 2・・・定着ローラー、
3・・・芯金、 4・・・第1の弾性層、
5・・・第2の弾性層。
Claims (1)
- (1)芯金の外周に第1の弾性層と、更にこの弾性層の
外周に第2の弾性層を有する定着器用加圧ローラーにお
いて、第1の弾性層が硬度5〜15゜(JISAに基づ
く)、厚みが2mm以上のゴムであって、第2の弾性層
が硬度30〜50゜、厚みが0.2〜2mmのゴムであ
ることを特徴とする定着器用加圧ローラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139888A JPH01197780A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 定着器用加圧ローラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139888A JPH01197780A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 定着器用加圧ローラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197780A true JPH01197780A (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=12053947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2139888A Pending JPH01197780A (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 定着器用加圧ローラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01197780A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02309376A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Arai Pump Mfg Co Ltd | 定着用加圧ローラー |
JPH02309377A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Arai Pump Mfg Co Ltd | 定着用加圧ローラー |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP2139888A patent/JPH01197780A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02309376A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Arai Pump Mfg Co Ltd | 定着用加圧ローラー |
JPH02309377A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Arai Pump Mfg Co Ltd | 定着用加圧ローラー |
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