JPH01197419A - リポソームを含む化粧料の製造法 - Google Patents

リポソームを含む化粧料の製造法

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JPH01197419A
JPH01197419A JP63307068A JP30706888A JPH01197419A JP H01197419 A JPH01197419 A JP H01197419A JP 63307068 A JP63307068 A JP 63307068A JP 30706888 A JP30706888 A JP 30706888A JP H01197419 A JPH01197419 A JP H01197419A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、燐脂質を利用して生体活性物質をリポソー
ム化させて得られたリポソーム化生体活性物貿を含有す
る化粧料及びその製造法に関する。
[従来の技術] 一般に、生体膜は、蛋白質、脂質及び糖分等が物理的又
は化学的会合によって形成されたもので、これらの基本
的イ¥横迄は脂貿二弔膜である。
化学的組成とは関わりなぐ、二重構造で囲まれた矩形又
は楕円形のIt−又は複数の隔室を小胞(Vcsicl
es)と称し、天然又は合成燐脂質から構成された小胞
をリポソーム(I i posome )という(J。
It、  Fencller、  Membrane 
 mimetic  chemistry、  Joh
nWiley & 5ons Inc、、 p113.
 N、Y、(1982))。
脂質水溶液内にd3いて自然に二重膜が形成されること
をト+u++er、 p、等が発見して以来(Natu
re 194、979(1962)) 、リポソームは
薬物デリバリ−系、生体膜研究あるいは化粧料に応用さ
れてきた。
特に、化粧料におけるリポソームの応用は、皮膚を通じ
ては容易には吸収され難い生体活性物質の吸収をより効
率的になし得るようにするものである。このような事実
は次の文献に示されているような試みによって立証され
る。W、 S、 01iniacz。
米国特許第3,957,971(1976)Q; tl
andjani−vila等、J、 Cosmetic
s Sci、 1.303(1979); G、 Re
dziniak等、Preprint of the 
16th 1.F、S、C,C,Congress 1
.299(1986)。
リポソームは、それらが生体細胞と構造が類似した燐脂
質からなり、併せて水溶性成分を内包し1qるので、皮
膚細胞に対して優れた親和力を有する。従って、リポソ
ームを用いることにより、皮膚細胞内への吸収が効率的
に向上する。
リポソームは、主に大豆や卵黄レシチンから)幾械的な
力、界面活性剤透析法(detergent dial
ysiS)、溶媒注入法(solvent 1njec
tion) Qるいは逆相蒸発法(reverse−p
hase evaporation)等の方法によって
製造することができる(G、 Gregoriadis
Liposome Technology Vol、1
. p250−252. CRCPress Inc、
、 Boca Raton、 Florida(198
4))。
機械的な力によるリポソームの製造法は、有機溶媒の媒
質から容器の壁に薄い脂質膜を蒸着させるか、あるいは
、噴霧乾燥(RedZiniak等、米国特訂第4.5
08.7(+3(1985))させた後、内包させよう
とする物質等の水溶液と共に攪拌して脂質粉末を得るも
の−Cある。このようにして得られたリポソームは、超
音波破砕処理することにより容易に単一で小さな単ラメ
ラ小胞(Small unilamcllar vcs
icle)のリポソームに転換させることができる多重
ラメラ小胞(81j1℃ilamellar vesi
cle)のリポソームである。
また、界面活性剤透析法においては、先ず燐脂質及び界
面活性剤を内包させようとする物質の水溶液内に分散さ
せて混合ミセル(micelle)を形成さけ、次に混
合ミセルの分散液を広範囲に透析し、界面活性剤を徐々
に除去すると、燐脂質の小さな単ラメラ小胞構造(Sj
lV構造)を有するようになる。
ざらに、溶媒注入法は、リピド(I 1pid)の有機
溶液を上のに高い温度で水溶液内に注入して溶媒を迅速
に蒸発させる方法である。
さらにまた、逆相蒸発法では、先ずカプセル内に充填し
ようとする少量の水溶液を脂質混合物を含む揮発性有機
溶媒中に分散させ、次に減圧下に溶媒を蒸発させ、得ら
れる)曲中水(Wlo)エマルジョンがリポソーム溶液
となる。
結局、これら種々の方法は、脂質を水溶液内に分散させ
ることにより脂質二重膜を形成させるものであり、リポ
ソームの大きさ、力1セル化効率及び安定度は製造方法
に左右される。従って、製品の目的、用途及び特性に応
じてこれらの製造方法が適宜選択される。
ところで、化粧料技術においては、機械的な力を利用し
た方法が、簡単であるという理由で、広く利用されてい
る。
リポソームは、水溶性活↑4物Y1を細胞にまで効率的
に送り届け、かつ、細胞膜の流動性を強化し、代謝を活
性化させるということから、化粧料において用いられる
リポソームの1法が容易であるにも拘らず、化粧料内で
の安定性の問題により、リポソームの応用面において多
くの困難が存在する。
水溶性成分と同様に芳香剤、油溶性ビタミンのような油
溶性成分も化粧料中に使用されるので、これら油溶性成
分を乳化させ又は溶解させるために界面活性剤を使用し
なければならない。しかしながら、これらの界面活性剤
はリポソームの安定性を低下させる。それ故、リポソー
ム使用の有益な効果を1qるためには、化粧料内のリポ
ソームを長時間安定化さUることが極めて重要である。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の目的は、化粧料中に安定な状態でリポ
ソームを含有し、これによってリポソーム使用の効果を
長期間に亘って発揮し1qる化粧料を提供することにあ
る。
また、本発明の他の目的は、リポソームを長期間に亘っ
て安定な状態で含有覆る化粧料を製造する方法を提供す
ることにおる。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、燐脂質を利用して生体活性物質を
リポソーム化させて得られたリポソーム化生体活性物質
と、このリポソーム化生体活性物質を調’iyLするの
に使用したと同じ燐脂質により油溶性物質を乳化させて
jqられた油溶性物質乳液と、水溶性又は水分散性の高
分子増粘剤を含有する化粧料である。
また、本発明は、燐脂質を利用して生体活性物質をリポ
ソーム化し、また、この生体活性物質のリポソーム化に
利用したと同じ燐脂質を使用して油溶性物質を微細乳化
さし、jqられたこれら2つの液を混合したの後、これ
に水溶性又は水分散性の高分子増粘剤を添加して均一に
混合するリポソームを含む化粧料の製造法である。
本発明において、化粧料に使用し得る生体活性物質とし
ては、例えば、胎盤抽出蛋白質、胸腺ペプチド(pep
tide) 、フィブロネクチン溶液、ヒアルロン酸ナ
トリウム、加水分解された(hyd ro l yze
d)エラスチン、ローズマリ抽出液、カミルレ仙出液、
アイビ(ivy)抽出液、ウィッチヘーゼル(witc
h hazel)抽出液等の各種の動植物抽出液及びそ
の誘導体から選択された1種又は2種以上の混合物を挙
げることができる。
このJ、うな生体活性物質は、その■に対して1〜50
%の割合で燐脂質が加えられ、室温(20)〜80°C
の温度で混合又は超音波破砕等の手段により強い機械的
な力が加えられてリポソーム化され、リポソーム化生体
活性物質の液となる。この目的で使用する燐脂質として
は、従来公知のものを挙げることができるが、好ましく
は大豆燐脂質、脳燐脂質、卵黄燐脂質、水素添加大豆燐
脂質及び水素添加卵黄燐脂質から選択された1種又は2
種以上の混合物がよい。このとき生成するリポソームの
粒子は、約30〜3001mの大きざである。
次に、化粧料中に配合される油溶性物質としては、従来
公知のものを挙げることができるが、好ましくは香料、
油溶性ビタミン、油溶性天然(動植物)抽出物等の1種
又は2種以上の混合物を挙げることができる。そして、
これらの油溶性物質は、その量に対して10〜500%
の割合で燐脂質が加えられ、40〜80’Cの温度で強
い混合又は超音波を作用させ、これによって水中に小粒
子状の油滴が均一に分散した油溶性物質乳液となる。
この目的で使用する燐脂質とし−では、上記生体活性物
質をリポソーム化させるのに使用されたものと同じもの
が使用される。このとき生成覆る乳液中の油滴の大きさ
は約200〜2.OOOnmの大きさである。
このようにして調製されたリポソーム化生体活性物質の
液と油溶性物質乳液とは、次に混合されるが、この混合
の際にあるいは混合した後に、リポソームの安定性を向
上させるために水溶性又は水分散性の高分子増粘剤を添
加し、目的の化粧料を調製する。この目的で使用される
水溶性又は水分散性の高分子増粘剤としては、この種の
化粧料に使用される従来公知のものを使用し得るが、好
ましくはポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリ
マー、アクリルビニルポリマー、カルボキシメチルセル
ロース、ハイドロキシエヂルセルロース、キサーンタン
ゴム及び[1−カストビーンゴムから選択された1種又
は2種以上の混合物である。。
また、この水溶性又は水分散性の高分子増粘剤の使用量
は、仝体■の0.01〜20%程度となる椙がよい。
本発明においては、さらに必要に応じて、グリセリン、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等
の湿潤剤や、パラベン(paraben、パラオキシ安
息香酸エステル)等の防腐剤や、色素あるいはその他の
製品の特性にふされしく化粧料に使用され17る他の添
加剤を適宜添加し、均一に混合してリポソームを含む化
粧料をIJLする。
[作 用] 本発明においては、燐脂質を利用して水溶性成分の生体
活性物質をリポソーム化し、また、同じ燐脂質を利用し
て油溶性物質を乳化させ、得られたリポソーム化生体活
性物質の液と油溶性物質乳液とを混合する際に、燐脂質
とは相互作用をしない水溶性又は水分散性高分子増粘剤
を添加することにより、長期間に亘って保存可能な安定
なリポソームを含む化¥J1利を製造するものであり、
これによって、油溶性成分を分散させるために別途に表
面活性剤を使用する必要がなくなり、リポソーム化され
た生体活性物質を安定な状態で含有する化粧料で必り、
また、その製造法である。さらに、本発明の化粧料は、
水溶性成分と油溶性成分とを同時にリポソーム中に内包
させて得られたものよりもそのリポソームの安定度がよ
り増加する。
[実施例1 以下、本発明の実施例を挙げると、下記の通りである。
実施例1(美容液1の調製) 原種No、 1〜3の混合液に原種No、 4を加え、
45°Cに加熱しながら強く攪拌してリポソーム化させ
、リポソーム化生体活性物質の液(イ)を調製した。
また、原種No、5及び6の混合物に原料No、 7を
加え、50°Cに加熱した後さらに原種No、 12の
一部を50’Cに加熱して添加し、強く攪拌して全体を
乳化させ、油溶性物質の液(ロ)を調製した。
次に、上記液(イ)と液(ロ)とを混合し、これに残り
の原料をすべて添加し、よく混合して本発明の美容液1
を調製した。
得られた美容液1の組成を第1表に示す。
第、 1 表 原料               配合但No、  
 原 利  名              (wt%
)1 ヒアルロン酸抽出液     20.02 胸腺
ペプチド抽出液     10.03 ローズマリ抽出
液      2.04 大豆燐脂質        
 3.05 香料            0.26 
アセ(〜酸トコペロール    0.17 大豆燐脂質
         0.78 プロピレングリコール 
   5.09 グリセリン        5.01
0 パラオキシ安息香酸メチル  0.211 ヒドロ
キシエチルセルロース (2wt%溶液)0.2 12 精製水           to 100実施
例2(美容液2の調製) 原種No、 1〜3の混合液に原料No、 4を加え、
40°Cに加熱しながら超音波を利用してリポソーム化
させ、リポソーム化生体活性物質の液(イ)を調製した
また、原種No、 5及び6の混合物に原料No、10
の一部を加え、55°Cに加熱して強く攪拌し、全体を
乳化させて油溶性物質の液(ロ)を調製した。
次に、−[二記液(イ)と液(ロ)とを混合し、これに
残りの原料をすべて添加し、よく混合して本発明の美容
液2を調製した。
得られた美容液2の組成を第2表に示す。
第  2  表 原料               配合MNo、原利
名    (wt%) 1 フィブロネクチン溶液    5.02 ローズマ
リ抽出液      5.03 カミルレ仙出液   
    5.04 卵黄燐脂質         3.
05 香料            0.26 卵Mf
jA脂貿         0.57 グリセリン  
      10.08 パラオキシ安息香酸メチル 
 0.29 キザンタンゴム(2wt%溶液)0.21
0 精製水           to 100実施例
3(美容液3の調製) 原料1句、1〜2に原料No、 3〜4を1ノ0え、4
0°Cに加熱し、強く攪拌、しながら超音波を利用して
リポソーム化させ、リポソーム化生体活性物質の液(イ
)を調製した。
また、原料No、 5〜6と原料No、 7〜8の混合
物に原おlNo、 13の一部を加え、55°Cに加熱
して強く攪拌し、全体を乳化させて油溶性物質の液(ロ
)を調製した。
次に、上記液(イ)と液(ロ)とを混合し、これに残り
の原料をすべて添加し、よく混合して本発、明の美容液
3を調製した。
得られた美容液3の組成を第3表に示す。
第3表 原料               配合量No、原料
名    (wt%) 1 ヒアルロン酸抽出液     10.02 胎盤抽
出液         5.03 大豆燐脂質    
     2.04 水素添加大豆燐脂質     1
.05 香料            0.26 ニン
ジン油(carrot oil)   Q、17 大豆
燐脂質         0.68 水素添加大豆燐脂
質     0.39 プロピレングリコール    
10,010 グリセリン         10,0
11 ソジウムカルボキシビニール ポリマー(2W1%溶液)    10.012 パラ
オキシ安急香酸メブル  0.213 精製水    
       to 100実施例4(柔軟化粧水の調
製) 原料No、 1〜4に原料No、5を加え、室温で強く
攪拌してリポソーム化させ、リポソーム化生体活性物質
の液(イ)を調製した。
また、原料No、6〜7を原料No、 12の一部に加
え、強く攪拌して仝休を乳化させ、油溶性物質の液(ロ
)を調製した。
次に、上記液(イ)と液(ロ)とを混合し、これに残り
の原料をずぺて添加し、よく混合して本発明の柔軟化粧
水を調製した。
得られた柔軟化粧水の組成を第4表に示す。
第4表 原料               配合量No、原料
名    (wt%) 1 胸腺ペプチド抽出液     2.02 フィブロ
ネクチン溶液    2.03 ウィッチヘービル抽出
液   2.04 ローズマリ抽出液      2.
05 大豆燐脂質         1.06 香料 
           0.27 大豆燐脂質    
     0.28 グリセリン        2.
09 パラオキシ安息香酸メヂル  0.1510 キ
イノンタンゴム(2%溶液>  15.011 エタノ
ール         5.012 精製水     
      to 100実施例5(パック剤の調製) 原料N001〜3に原料No、4〜5をIJllえ、5
0’Cで強く攪拌してリポソーム化させ、リポソーム化
生体活性物質の液(イ)を調製した。
また、原おlN0.6〜7を原′!31N0.1/lの
一部に加え、50’Cで強く攪拌して全体を乳化させ、
油溶・[1物貿の液(ロ)を調製した。
次に、上記液(イ)と液(ロ)とを混合し、これに残り
の原料をすべて添加し、よく混合して本発明のパック剤
を調製した。
得られたパック剤の組成を第5表に示す。
第5表 原*31                配合量No
、原料名    (wt%) 1 ローズマリ抽出液      3.02 カミルレ
仙出液       3.03 ウイツヂヘーピル抽出
液   3.04 ステロール(sterol)   
   0.35 卵黄燐脂質         2.5
6 香料             0.27 酢酸ト
コフェロール     0.18 卵黄燐脂質    
     0.39 ブ[」ピレングリコール    
1.010 パラオキシ安息香酸メヂル  0.211
 パンテノール        0.112 エタノー
ル         3.013 ポリビニールアルコ
ール (2wt%溶液>          35.014 
精製水           to 100[発明の効
果] 本発明によれば、ぞの化粧料中に安定な状態でリポソー
ム化生体活性物質を含有するので、リポソーム使用の効
果を長期間に亘って発揮し得ると共に、牛体活性物質の
皮膚細胞内への吸収効率を高めることができ、化粧料と
しての性能を向上さぼることができ、また、このような
化粧料を容易に6することができる。
特許出願人   太平洋化学株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燐脂質を利用して生体活性物資をリポソーム化さ
    せて得られたリポソーム化生体活性物質と、このリポソ
    ーム化生体活性物質を調製するのに使用したと同じ燐脂
    質により油溶性物質を乳化させて得られた油溶性物質乳
    液と、水溶性又は水分散性の高分子増粘剤を含有するこ
    とを特徴とするリポソームを含有する化粧料。
  2. (2)生体活性物質がフィブロネクチン溶液、胎盤抽出
    液、胸腺ペプチド、加水分解されたエラスチン、ヒアル
    ロン酸溶液、ローズマリ抽出液及びカミルレ抽出液並び
    にその誘導体から選択された1種又は2種以上の混合物
    である請求項1記載のリポソームを含有する化粧料。
  3. (3)燐脂質が大豆燐脂質、脳燐脂質、卵黄燐脂質、水
    素添加大豆燐脂質及び水素添加卵黄燐脂質から選択され
    た1種又は2種以上の混合物である請求項1記載のリポ
    ソームを含有する化粧料。
  4. (4)油溶性物質が香料、油溶性ビタミン及び油溶性動
    植物抽出物から選択された1種又は2種以上の混合物で
    ある請求項1記載のリポソームを含有する化粧料。
  5. (5)水溶性又は水分散性の高分子増粘剤がポリビニル
    アルコール、カルボキシビニルポリマー、アクリルビニ
    ルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ハイドロキ
    シエチルセルロース、キサンタンゴム及びローカストビ
    ーンゴムから選択された1種又は2種以上の混合物であ
    る請求項1記載のリポソームを含有する化粧料。
  6. (6)燐脂質を利用して生体活性物質をリポソーム化し
    、また、この生体活性物質のリポソーム化に利用したと
    同じ燐脂質を使用して油溶性物質を微細乳化させ、得ら
    れたこれら2つの液を混合したの後、これに水溶性又は
    水分散性の高分子増粘剤を添加して均一に混合すること
    を特徴とするリポソームを含む化粧料の製造法。
JP63307068A 1987-12-30 1988-12-06 リポソームを含む化粧料の製造法 Granted JPH01197419A (ja)

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