JPH01197183A - 運転台持ち上げ装置 - Google Patents

運転台持ち上げ装置

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JPH01197183A
JPH01197183A JP63018574A JP1857488A JPH01197183A JP H01197183 A JPH01197183 A JP H01197183A JP 63018574 A JP63018574 A JP 63018574A JP 1857488 A JP1857488 A JP 1857488A JP H01197183 A JPH01197183 A JP H01197183A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、キャブオーバ型自動車における運転台持ち北
げ装置に関する。
〔従来の技術] 従来、運転台の下部にエンジンを設置しているキャブオ
ーバ型自動車においては、シャーシと運転台との間に運
転台持ち丘げ装置を設けている場合が多い。
このような自動車におけるエンジンの修理点検において
、運転台持ち上げ装置が運転台を持ち上げた際は、その
運転台の重量物が降下しないように、電磁ブレーキ、電
磁ラチェット、機械式ラチェット等を設けていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これら運転台の降下防止の構成は。
その降下防上装置を解除するとき、必ず解除操作を必要
としている。
そのため、その操作を忘れずに、その解除(操作をした
後、運転台の上げ下げをしなけれはならない面倒さがあ
った。
本発明の目的は、上記のような面倒さの必要なく、且つ
重量物降下防止を安価に1能とした運転台持ちとげ装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための特徴と作用]駆動機構におけ
る回転機構をその入力側から一方の方向に回転させてゆ
くと、その出力側に対して遊び部分を埋めるまで回転し
、その入力側の回転によってその遊び部分における遊び
が零になると、その入力側がその出力側を駆動して運転
台を持ち上げてゆく・ このような操作の途中において回転機構の回転を停止さ
せると、運転台の重量がその回転機構に力を及ぼすこと
になり、その力は、回転機構を逆に回転させて運転台を
降下させようとする方向に作用し、これに対し回転機構
の入力側にはブレーキ力が加わっている。
したがって、回転機構においては、その運転〉  台の
降下しようとする力によって、回転機構に:  おける
遊び部分において、出方側から入力側を他方の側に相対
回転させようとし、このことはその入力端がその出力側
に対して一方の側に相対回転したままとなっていること
になる。
その結果、そのことによって第2の一方面クラッチがオ
ン(on)となり、第1の一方面クラッチがオフ(of
f)となって、ケーシングに対して回転機構が他方の側
に回転することを阻止し、回転機構はそれ以上に回転し
ないことになり、運転台の@履物はその位置に固定し、
運転台の降下を防止する。
これに対して、再びその運転台を更にその位置から上方
に持ち上げるときは、上記と同様に、回転機構の入力側
からその出力側に対()て−方の側に回転させてゆくか
ら1回転機構における遊びの部分の相対回転は、第1の
一方面クラッチをオフとし、且つ第2の一方面クラッチ
をオンとさせたままとしている。
この場合において、第2の一方面クラッチはその入力側
から出力側を一方の方向に回転することを許容している
から、その回転によって運転台は更に上方へ持ち上げら
れてゆく。
このように運転台が更に持ち上げられ、その運転台の位
置が所定の位置を越え、運転台における枢着点を中心に
前方に押し倒されてゆくと、運転台の重量は、上記と逆
に、直動機構を引き上げようとし、その作用は回転機構
においてその出力側がその入力端に対してオーバラン(
over  run)Lようとする作用に変ってくる。
その結果、そのような位置に達した後において回転機構
の回転を停止させると、運転台の重り間は、回転機構の
遊び部分において、その出力側からその入力側を一方の
側に、すなわち入力側から見ると他方の側に相対回転さ
せることになる。
このことは、第1の−・方向クラッチがオンとなり、第
2の一方面クラッチがオフになったことになり、そのこ
とによって、第1の一方面クラッチがケーシングに対し
て回転機構の一方への回転を阻止するようになる。した
がって、そのことによって1!転台がそれ以上前方に落
ち込んでゆくことを確実に防止する。
この位1ηから運転台をもとの位置にもどしてくると、
きは、回転yI41Iをその入力側がら他方の方向に回
転させてやれば、回転機構における遊び部分においては
、その出方側に対して入力側が他方の側に相対回転する
から、第2の一方面クラッチがオフになり、比っ第1の
一方面クラッチがオンになって、回転機構が他方の側に
回転することを許容し、運転台が下げられてゆくこのよ
うに回転機構をその入力側から他方の方向に回転させて
、運転台・をもとの位置にもどしてくる途中において、
その回転のスイッチを切ると、そのスイッチを切ったと
きが運転台の電管によって直動機構を押し下げてゆく状
態である場合、下記のような作用が生じる。
入力側の回転体は、運転台のその重量による駆動エネル
ギとその入力側を駆動しているエネルギの両者によって
、その入力側のそのように運転台を丁げてくる回転速度
は、運転台を持ち上げてゆ〈場合の入力側回転速度より
早く駆動される。
このように入力側の回転体は、運転台を持ち上げる場合
よりも早く回転させられているから、そのスイッチが切
られた後も、その入力側は、その入力側回転体の回転慣
性力によって更に回転し続けようとする。しかし、該入
力端に介設させているブレーキ装置の下記作用によって
、そのスイッチを切った時点において、運転台をその位
置に停止させることができる。
第3の一方面クラッチは1回転体入力側の回転が、運転
台を下げてくる方向に回転するとき、ブレーキ部材と該
入力側が連動する構成となっている。
したがって、そのブレーキ部材と該入力側が連動するす
ることによって、上記のように運転台の爪縫によって入
力側回転体が駆動されるエネルギ分について、その連動
したブレーキ部材における他のブレーキによってその駆
動エネルギを消費させることになる。
その結果、入力側を駆動するスイッチが切られるととも
に、入力側の回転は、入力側停止ヒ時に常時加えている
ブレーキと該ブレーキ部材に生じた他のブレーキによっ
て停止する。すなわち、王述と同じく回転機構において
は、その運転台の降下しようとする力によって、回転機
構における遊び部分において、出力側から入力側を他方
の側に相対回転させようとし、このことはその入力側が
その出力側に対して−・方の側に相対回転したままとな
り、そのことによって第2の一方面クラッチがオンとな
り、第1の一方面クラッチがオフとなって、ケーシング
に対して回転機構が他方の側に回転することを阻止され
、回転機構はそれ以上に回転しないことになり、運転台
はその位置に固定し、運転台の降下を防1)二する。
[実施例〕 以下、実施例に基づいて未発明を説明する。
第1図は、本発明における一実施例としての運転台持ち
上げ装置Aを自動車に装着した場合の側面図を示したも
のであり、第2図は、第3図におけるイイ断面図を示し
、第3図は、第1図における運転台持ち上げ装置Aの側
断面図を示し、第4図は、歯車3が駆動M5に対して矢
印a方向に回転させられた状態における第3図のロロ断
面図を示し、第5図は、歯車3が駆動+115に対して
矢印C方向に回転させられた状態における第3図のロロ
断面図を示し、第6図は、第4図に対応した第3図にお
けるハハ断面図を示し、87図は、第5図に対応した第
3図におけるハハ断面図を示し、第8図は、第3図にお
けるブレーキ装置11近傍の拡大した断面図を示し、第
9図は、第8図におけるユニ断面図を示している。
マグネットモータ2の出力軸は、ピニオン2a、IM東
2bおよびビニオン2dを介して歯車3に常時歯車噛合
をなし、歯車3には第4図および第5図に示すように、
遊び部分として且つキー溝としての溝3aを削設し、歯
車3に回転摺動を可能に嵌合した駆動軸5と溝3aとの
間にはt−−5dが介設し、駆動軸5が嵌合している円
板4と該駆動軸5との間にはキー5aを介設し、公知の
ブレーキ板7と円板4との軸方向の間には推力軸受4a
を介設し、駆動軸5とブレーキ板7との間には公知の一
方面クラッチ7aを介設し、駆動@5に螺着しているブ
レーキ板5Cも公知のものである。
第6図および第7図に示すように、第1のラチェット8
.8におけるそれぞれの−・端8Cは円板4に枢着し、
ラチェット8へ回転自在に嵌合している案内体としての
ローラ8aは、第4図に示すように、歯車3に削設した
カム体としてのカム溝3bへ摺動可能に嵌合している。
同じく、第6図および第7図に示すように、第2のラチ
ェッ)9..9におけるそれぞれの一端9Cは円板4に
枢着し、ラチェット9へ回転自在に嵌合している案内体
としてのローラ9aは、第4図に示すように、カム溝3
bへ摺動可能に嵌合している。
ケーシングl(第3図)には、第6図および第7図に示
すように、シリンダlOを固設し、シリンダ10にはピ
ストン10aが摺動可能に妖合し、ピストンlOaには
スプリングtabの附勢力が円板4の方向に加えられ、
歯車3゜カム溝3b、円板4.ラチェット8およびピス
トンlOaによって第1の一方面クラッチを形2成し、
歯車3、カム溝3b、円板4、ラチェット9およびピス
トンloaによって第2の一方面クラッチを形成してい
る。
駆動軸5には雄スクリユーねじ5bを削設しく第3図)
、雄スクリユーねじ5bには雌スクリユーねじ6が螺入
し、雌スクリユーねじ6にはコラム6aが固着し、コラ
ム6aに設けた枢着部6bは、第1図に示す運転台Bに
枢着し、ケーシング1に設けた枢着部1bは、第1図に
おけるシャーシCに枢着し、雌スクリユーねじ6および
コラム6aは直動機構を形成し、雄スクリユーねじ5b
と雌スクリユーねじ6は変換機構を形成し、マグネット
モータ2、ピニオン2a、歯車2b、ビニオン2d、歯
車3、駆動軸5および雄スクリユーねじ5bは回転機構
を形成し、直動機構、変換機構および回転機構によって
駆動機構を形成し、回転機構のうち、遊び部分からマグ
ネットモータ2までのビニオン2a、@車2b、 ピニ
オン2dおよび歯車3は回転機構の入力側となっており
、回転機構のうち円板4から駆動軸5までの回転機構は
回転機構の出力側となっている。
第8図iこ示したブレーキ装置11は、ピニオン2dに
固着した軸2eとブレーキ材11bとの間に第3の一方
向りラッチllcが介設し、一方向クラッチlieはピ
ニオン2dの回転方向が運転bBを下げてゆく方向に回
転するとき軸2eとブレーキ材11bを連動させ、その
逆の状態においてブレーキ材11bに対して軸2eが切
り離されて回転する構成をなし、ブレーキバンドlla
はその一端が、ピンlidに嵌着し、ピンlidはケー
シングlに嵌着し、ボルトlleとスプリングllfは
図示のように一方向りラッチllcを締め付けており、
ブレーキ材11bはブレーキバンドllaの一部として
ブレーキ材11bに固着している。
以トの本発明における実施例の構成において、以下その
作用を説明する。
運転台Bの下にあるエンジンを点検修理等するため、運
転台Bを運転台持ち上げ装置Aによって持ち、ヒげてゆ
く場合、マグネットモータ2を一方の側の回転方向に駆
動する。
このことによって、マグネットモータ2はビニオン2a
、lJQ車2bおよびビニオン2dを介して南車亭を第
4図における矢印aの方向に回転させ、このとき雌スク
リユーねじ6に対する雄スクリユーねじ5bのねじ嵌合
においては。
摩擦抵抗が存在するから、この歯車3の矢印a方向の回
転によって、溝3aの回転方向遊び部分において、駆動
軸5に嵌着しているキー5dが第4図に示すような溝3
aに対する態勢となるまで、歯車3が駆動軸5に対して
矢印a方向に相対回転し、その相対回転によってキー5
dが溝3aの一端に8接した後、歯車3は溝3aおよび
キー5dを介して駆動軸5および雄スクリユーねじ5b
を矢印a方向に回転させてゆくこのように雄スクリユー
ねじ5bが矢印a方向に回転してゆくと、雌スクリユー
ねじ6は上昇してゆき、その上y1は、コラム6aおよ
び枢着部6bを介して運転台Bを、第1図のシャーシC
上で且つ垂直線yとの交点となった枢着点を中心に、前
方に傾斜するように持ち上げられてゆく。
この場合において、第1の一方面クラッチと第2の一方
面クラッチは下記のような作用をしている。
玉記の第4図に示したように、駆動軸5に′対して歯J
If3が矢印a方向へ相対回転したことによって、歯車
3に削設しているカム溝3bは、駆動軸5と一体になっ
ている円板4に対して第4図と第6図に示す相対位置と
なる。すなわち、ラチェット8および9における各ロー
ラ8a′ および9aが、それぞれ第4図あるいは第6
図に示す位置に動かされ、ローラ8a、8aは歯車3の
径方向内側に、ローラ9a、9aは歯車3の径方向外方
にそれぞれ動かされ、結局、ラチェット8.8は第6図
に示すように円板4内る。
このことは、このように歯車3が駆動軸5あるいは円板
4に対して、矢印a方向に相対回転することによって、
第2の一方面クラッチが作動状態のオン(on)となり
、第1の一方面クラッチが非作動状態のオフ(o f 
f)となる。
このように、歯車3および円板4が矢印a方向に回転さ
れて、運転台Bが持ち上げられてゆく過程において、そ
の作動状態となっているラチェット9.9は、その爪部
分9d、9dが、円板4の回転によってピストンloa
に当接することになるが、ラチェット9における背面部
分9eが斜面となっているから、その矢印a方向の回転
によってその背面部分9eが、ピスト/lOaをスプリ
ングlobの附勢力に抗して円板4の径方向外力へ押し
出すことになり、その結果、ピストン10aによる円板
4の矢印a方向への回転阻+1:が回避される。
このように運転台Bを持ちトげている状態において、マ
グネットモータ2の回転を停止にさせると、運転台Bの
上昇は、その位置に停止し、通常は、公知のブレーキ板
7の存在によって、運転台Bはその位置に保持される。
しかし、運転台Bに振動が加わりあるいは運転台Bの重
量が爪〈なっていた場合、ブレーキ板7の斥擦ブレーキ
に対して運転台Bが降下しようとする。
とのように運転台Bが降下し始めると、駆動軸5は運転
台Bを持ち上げていったときと反対の方向、すなわち駆
動軸5が第4図における矢印すの方向へ回転し、且つこ
の場合のマグネットモータ2が停止している状態におい
て、マグネットモータ2はその性質から、永久磁石の磁
力によって歯@L3にブレーキをかけている。したがっ
て、歯車3と駆動軸5あるいは円板4との相対回転は、
運転台Bを持ち上げていったときと同じ状yムを維持し
、各ラチェット8および9は第6図に示す状態となって
いる。
9における爪部分9dがピストン10aに係止される状
態となって、円板4および駆動軸5の回転が阻止され、
運転台Bの降下は完全に防止される。
この状態から更に、運転台Bを持ち上げてゆくときは、
上述と同じにマグネットモータ2を作動させて歯車3を
矢印a方向に回転させてやれば、オンの状態となってい
るラチェット9(第2の一方面クラッチ)は、L述と同
様に、背面部分9eがピストン10aを径方向外方に押
し出しながら駆動軸5の回転を許容し、運転台Bを押し
」二げてゆ〈。
このような運転台Bの押し上げによって、やがて運転台
Bにおける重心Gの位置が、第1図における垂【α線y
の左側へ移行させてゆく。
この重心Gの位置が並置t−flyの左側にある状態に
おいて、運転台Bの持ち上げを停【卜すると、運転台B
の重縁は、シャーシC上の枢看点を中心に前方へのめり
込む状態に作用し、このことは、」二連の場合と逆に、
駆動軸5を第5図における矢印d方向に回転させ、且つ
上述したようにマグネットモータ2が停止しているとき
、@車3にはマグネットモータ2のマグネットによるブ
レーキがかかっているから、歯車3と駆動軸5あるいは
円板4との間においては、歯車3に対する駆動軸5の相
対回転が矢印d方向に回転する。
この第5図のように、歯車3と円板4とが相対回転した
場合の第1の一方面クラッチと第2の一方向りランチは
下記のような作用をしている。
北記の第5図に示したように、歯車3に対して円板4(
あるいは駆動軸5)が矢印d方向へ相対回転したことに
よって、カム溝3bは、駆動軸5と一体になっている円
板4に対して、第5図と第7図に示す相対位置となる。
すなわち、ラチェット8および9における各ローラ8a
および9aが、それぞれ第5図あるいは第7図に示す位
置に動かされ、ローラ9a、9aは歯車3の径方向内側
に、ローラ8a、8aは歯車3の径方向外方に動かされ
、結局、ラナエット9.9は第7図に示すように円板4
内に格納され、ラチェット8.8のみが円板4の径方向
外方にセットされることになる。
このことは、歯車3が駆動軸5あるいは円板4に対して
、矢印C方向に相対回転することによって、第1の一方
向クラッチが作動状態のオンとなり、第2の一方向クラ
ッチが非作動状態のオフとなる。
したがって、上記のように運転台Bがコラム6aを引き
上げようとして、駆動軸5および円板4を矢印d方向に
回転させ始めると、ラチェット8における爪部分8dが
ピストンLOaに係止して円板4および駆動軸5の矢印
d方向への回転を阻止し、運転台Bがその位置より前の
めりになってしまうことを確実に防止する。
」−記状態から運転台Bを運転態勢のシャーシc 、L
:の位置に戻してゆくときは、マグネットモータ2を上
記の持ちLげ作用と逆に回転させればよい。
このようにマグネットモータ2を逆に回転させると、歯
車3が第5図に示す矢印C方向に回転し、この場合も上
述と同じに駆動@5には、一方向クラッチ7aを介して
のブレーキ板7とケーシングトとの間の摩擦抵抗や、雌
スクリユーねじ6との間の積極的に摩擦を設けた場合を
含む摩擦抵抗が存在するから、歯車3と駆動軸5あるい
は円板4との相対回転は第5図のようになり、その場合
におけるラチェット8および9の態勢はE記のように第
7図のようになる。
上記のようにマグネットモータ2によって歯車3を矢印
C方向に回転させると、その回転は、溝3a、キー5d
、駆動軸5、雄スクリユーねじ5b、雌スクリユーねじ
6およびコラム6aを介して運転台Bを引き戻してゆく
この場合において、円板4も駆動軸5からキー5aを介
して矢印C方向に回転し、ラチェット8の爪部分8dか
ピストンlOaに当接するが、その当接において背面部
分8eがピストン10aを円板4の径方向外方へ押し込
み、円板4の矢印C方向への回転を許容している。
このように運転台Bを戻している途中であって、その途
中における運転台Bの位置が第1図の垂直線yの左側に
重心Gを位置している状態において、マグネットモータ
2のスイッチ先回ると、歯車3の回転が停止し、これに
対して、運転台Bは垂直線yの前側にのめり込む方向に
作用し、コラム6aがヒ方に引き上げられる状態となる
。このことは上述の説明から理解できるように、駆動軸
5が第5図に示すd方向に駆動され、そのd方向の駆動
はキー5dt−介して歯車3をもd方向に駆動しようと
する態勢になる。
しかし、そのことは上述のようにラチェット8および9
を第7図のように設定することになるから、その歯車3
がd方向に回転させられようとしても、第7図の態勢か
ら明らかなようにラチェット8がピストン10aに係止
して、その回転が阻止され、運転台Bはそのマグネット
モータ2のスイッチを切った時点の位置に拘束される。
この位juから運転台Bをもとの位置にもどしてくると
きは、再びマグネットモータ2にスイッチを入れ、歯車
3の回転方向を第5図のC方向に回転させれば、上述の
説明から理解できるように、ラチェット8および9は第
7図の状態になり、そのC方向の回転においてラチェッ
ト8の背面8eはピストンlOaを押し上げながら、歯
車3の回転を許容して、運転台Bをもとの位置に戻して
ゆくことになる。
しかし1.に記のように運転台Bをもとの位置に戻して
ゆく間において、運転台Bの重心Gが垂直線yの右側に
ある、その途中において運転台Bをその位置に停止させ
るときは、下記の特別な状態が存在する。
すなわち、ブレーキ装置11が無い場合であって、上記
の状態において上記のようにマグネットモータ2のスイ
ッチを切ると、北述の運転台Bの持ち上げ時と同様、運
転台Bが駆動軸5を第4図のように歯車3に対しb方向
に駆動する態勢になり、その結果、ラチェット8および
9は第6図の状態になり、運転台Bの持ち上げ時にスイ
ッチを切ったと同様につめ9dがピストン10eに当接
して運転台Bの降下を防止しようとする。しかし、この
当接が生じると、マグネットモータ2が更に慣性回転を
続行して、その態勢を第5図および第7図の状態に戻し
てしまい、運転台Bの降下が続行されてしまうことにな
る。
このことは、下記のことを意味している。
[[!1転体となっている駆動軸5からマグネットモー
タ2に至る回転部分は、運転台Bのその数量によって駆
動軸5を駆動する駆動エネルギと、マグネットモータ2
がビニオン2aから駆動@5までを駆動しているエネル
ギの両者の和によって駆動され、その結果、その運転台
Bを下げてくる回転体の回転速度は、運転台Bを持ちヒ
げてゆく場合の回転速度より早く駆動されうる状態にな
る。
このようにマグネットモータ2から駆動軸5に至る回転
体が、運転台Bを持ち上げる場合よりもvく回転してい
るから、マグネットモータ2のスイッチが切られた後も
、その回転体、特にマグネットモータ2の回転慣性力に
よって、マグネットモータ2自身の回転が更に回転し続
けよ−)とする。
したがって、ここで上記のようにマグネットモー夕2の
スイッチを切った後においてもマグネットモータ2が回
転し続けようとすると、第7図の状態において、その入
力側からの慣性駆動によって、歯車3がC方向に駆動さ
れ、そのことによって円板4もC方向に駆動されること
になるから、その円板4のC方向への回転は、ラチェッ
ト8の背面8eがピストンlOaを押しヒげながら駆動
軸5の回転を許容してしまうことになるものである。
しかし、本発明はブレーキ装置11による下記の作用に
よって、そのスイッチを切った時点において、運転台B
をその位置に停止させることができる。
第8図および第9図に示すように、第3の一方向りラッ
チllcは、軸2eの回転が、運転台Bを下げてくる方
向に回転するとき軸2eがブレーキ材11bと連動し、
逆に軸2eがその逆方向に回転するとき、ブレーキ材1
1bに対して軸2eは自由に回転する構成となっている
したがって、上記のように運転台Bを下げてゆく状態に
おいて、上記のように運転台Bの重量によってマグネッ
トモータ2あるいは軸2eが駆動される二木ルギ分を、
プレー、キ材flbと一方向りラッチlieとの相対回
転から生ずるブレーキエネルギとして消費させれば、と
記のようにマグネットモータ2が運転台Bの重量によっ
て加速されるエネルギは、そのブレーキ装置i!211
において相殺されることになる。
すなわち、上記運転台Bの下げにおいてマグネットモー
タ2のスイッチを切ったとき、そのマグネットモータ2
の停止状態におけるそれ自身の有している磁力ブレーキ
力のみによって、マグネットモータ2の回転は、運転台
Bの持ち上げ時の停止と同様、同じように停止する。
このように運転台Bを下げてゆく場合であって、運転台
Bが垂直線yの右側に位置する場合にマグネットモータ
2を停止させたときの作用は、運転台Bを持ち上げてい
った状態においてマグネットモータ2を停止させたとき
の上述の説明と同じになる。
すなわち、第4図のように、運転台Bの毛jkは歯車3
の回転が停止した状態において、駆動軸5をb方向に駆
動しようとし、その結果、第6図に示すように、ラチェ
ット9がピストン10aに係止させられることになって
、運転台Bの落下が防止されることになる。
[発明の効果〕 以北の説明から明らかなように、本発明における効果は
下記のとおりである。
1)回転機構に遊び部分を設け、その遊び部分における
入力端にブレーキ力を与えておき、その遊び部分の相対
回転の動きによって、第1の一方面クラッチと第2の一
方面クラッチを交互にオン会オフさせ、そのことによっ
て運転台Bの持ち上げ下降の作動を可能にしながら、そ
の作動停止と同時に運転台Bの動きを機械的に確実に拘
束し、且つその作動再開始と同時にその拘束が自動的に
解除されるようになっているしたがって、運転者は、従
来のように拘束装置のセット・リセット(Set・re
set)の必要がなく、運転操作を単に、運転台Bの持
ち上げ、あるいはその降下させるのみでよいことになっ
て、操作が単純になる利点を有している。
また1回転機構の入力側には、該入力側の回転体とケー
シングとの間に第3の一方面クラッチを介設したブレー
キ装置を設けていることから、運転台Bを下げてくると
き、その運転台Bの重量によって、回転機構の入力側が
加速されることを防止し、その結果、該入力側の回転を
停屯させるスイッチを切ったとき、同時にその入力側の
回転を停止させることが可能となって、上記のようにそ
のスイッチを切った時点において運転台Bの降下を拘束
することが可能となる。
2)遊び部分における入力側の駆動をマグネットモータ
2によって行えば、その入力側におけるブレーキ力とし
て、そのマグネットモータ2の停止F時において生じて
いるマグネット力を自動的に利用することができる。
このことは、その安価なマグネットモータ2と、そのマ
グネットモータ2が本来有している作動停止時のマグネ
ット力が、そのまま利用できることになって装置全体が
安価となる。
3)遊び部分を、回転機構に介設させている歯車と駆動
軸との間において構成させるときは、その間におけるキ
ー溝3aにキー5dが相対回転できる回転方向の空間を
削設しておくのみの簡単な構成によって、その遊び部分
を構成することがif能となる。
4)第1の一方面クラッチおよび第2の一方面クラッチ
をラチェット方式によって構成させるときは、ラチェッ
ト8および9に嵌合した、ローラ8aおよび9aを、歯
車3に削設したカム13bの相対回転によってオン・オ
フできる簡単な構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における一実施例としての運転台持ち
上げ装置を自動車に装着させた場合の側面図を示し、第
2図は、第3図におけるイイ断面図を示し、第3図は、
第1図における運転台持ち上げ装置Aの側断面図を示し
、第4図は、歯車3が駆動軸5に対して矢印a方向に回
転させられた状態における第3図のロロ断面図を丞し、
第5図は、歯車3が駆動軸5に対して矢印C方向に回転
させられた状態における第3図のロロ断面図を示し、第
6図は、第4図に対応した第3図におけるハハ断面図を
示し、第7図は、第5図に対応した第3図におけるハハ
断面図を示色、第8図は、第3図におけるブレーキ装置
11近傍の拡大した断面図を示し、第9図は、第8図に
おけるユニ断面図を示している実施例に使用した主な符
号は下記のとおりである。 A:i転台持ち上げ装置、 B:運転台。 C:シャーシ、  1:ケーシング、 2:マグネット
モータ、  2aおよび°2b:ビニオン、2bおよび
3:山川、 2e:軸、 3a:溝、  3b:カム溝
、 4:円板、 5:駆動軸、  5b:mスクリュー
ねし、  6;雌スクリューねじ、  6a:コラム、
  8および9:ラチェット、  8aおよび9a:ロ
ーラ、  8Cおよび9Cニ一端、  loa:ピスト
ン、11ニブレーキ装置、  llalミニブレーキバ
ンド llbニブレーキ材、  llcニ一方向クラッ
チ、  lid:ピン、  Lie:ポルト、   l
lfニスプリング。 特許出願人  三輪精機株式会社 代表者 西海悦史 第1図 第2図 第6図 第 7 凶           d llf        □9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動機構は、変換機構において回転機構からの出力
    回転運動を直動機構における上下直線運動に変換し、 前記直動機構の上下連動は、運転台を上げ下げする、 上記構成において、 前記回転機構には、その入力側とその出力側との間に、
    所定の角度の相対回転を許容させる遊び部分を設け、 前記回転機構と該回転機構を軸支しているケーシングと
    の間には、第1の一方向クラッチと第2の一方向クラッ
    チを介設し、 前記第1の一方向クラッチは、 a:そのオンの状態において、前記回転機構と前記ケー
    シングとの間における一方の側への回転を阻止し、且つ
    他方の側への回転を許容し、 b:そのオフの状態において、該回転機構のいずれの側
    への回転も許容し、 c:該回転機構における前記相対回転が、その入力側か
    ら一方の側に回転したとき、その相対回転によってオフ
    となり、該相対回転がその入力側から他方の側に回転し
    たとき、その相対回転によってオンとなる、 上記構成をなし、 前記第2の一方向クラッチは、 a:そのオンの状態において、前記回転機構と前記ケー
    シングとの間における他方の側への回転を阻止し、且つ
    一方の側への回転を許容し、 b:そのオフの状態において、該回転機構のいずれの側
    への回転も許容し、 c:該回転機構における前記相対回転がその入力側から
    他方の側に回転したとき、その相対回転によってオフと
    なり、該相対回転がその入力側から一方の側に回転した
    とき、その相対回転によってオンとなる、 上記構成をなし、 前記回転機構には、その回転が停止させられているとき
    、前記入力側にブレーキ力が作用している構成を有し、 前記回転機構における前記入力側には、他のブレーキ力
    が作用するブレーキ装置を介設し、 前記ブレーキ装置は、前記入力側の回転軸と前記ケーシ
    ングとの間に、その回転軸の回転に前記他のブレーキ力
    をかけるブレーキ部材と、第3の一方向クラッチを介設
    し、 該第3の一方向クラッチは、前記入力側の回転方向が、
    前記運転台を下げてくる方向に回転するとき、前記ブレ
    ーキ部材と該入力側が連動し、該入力側の回転方向がそ
    の逆方向となっているとき、該ブレーキ部材と該入力側
    との連動が切り離される、 以上の構成となっていることを特徴とした運転台持ち上
    げ装置。 2、回転機構において、その回転が停止させられている
    とき入力側にブレーキ力が作用する構成は、その入力側
    にマグネットモータを連動させ、そのマグネットモータ
    の駆動が停止しているとき、そのマグネットモータにお
    けるマグネット作用によって、その入力側にブレーキを
    かける構成となっているものである特許請求の範囲第1
    項記載の運転台持ち上げ装置。 3、回転機構における遊び部分は、 該回転機構に介設した円板状の歯車と、その歯車に軸支
    した駆動軸との間に、キーと該キーと係合する溝を介設
    し、 前記溝の回転方向に、前記キーが所定の回転角を回転許
    容できるように遊び部分を設けた構成としているもので
    ある特許請求の範囲第1項あるいは第2項のうちいずれ
    か1項に記載の運転台持ち上げ装置。 4、第1の一方向クラッチは、 a:駆動軸に円板を嵌着し、且つ該円板を該駆動軸の軸
    方向に向って歯車における円板状側面と対面する状態に
    配設し、 b:前記歯車あるいは前記円板のうちの一方の前記対面
    している側に、ラチェットの一端を枢着し、且つ該ラチ
    ェットの他端には案内体を固設し、 c:前記円板あるいは前記歯車のうちの他方の前記対面
    している側には、前記案内体の径方向位置を案内するカ
    ム体を設け、 d:前記歯車が前記円板に対して、一方の側に相対回転
    したとき、前記カム体が前記案内体を径方向外方に押し
    出すことによって、前記ラチェットにおけるつめ部分を
    径方向外方に押し出し、他方の側に相対回転したとき、
    前記カム体が前記案内体を径方向内方に押し込むことに
    よって、該つめ部分を径方向内方へ格納し、 e:ケーシングには、前記回転機構が一方の側に回転し
    たとき、前記つめ部分を係止し、前記回転機構が他方の
    側に回転したとき、該係止を解除する止め具を設けてい
    るものとなっている、特許請求の範囲第3項記載の運転
    台持ち上げ装置。
JP63018574A 1988-01-30 1988-01-30 運転台持ち上げ装置 Expired - Lifetime JPH0829724B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113669383A (zh) * 2021-08-18 2021-11-19 南京佗道医疗科技有限公司 一种运动关节制动器及摆转机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113669383A (zh) * 2021-08-18 2021-11-19 南京佗道医疗科技有限公司 一种运动关节制动器及摆转机构

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JPH0829724B2 (ja) 1996-03-27

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