JPH01196802A - 常電導マグネット - Google Patents

常電導マグネット

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Publication number
JPH01196802A
JPH01196802A JP63022246A JP2224688A JPH01196802A JP H01196802 A JPH01196802 A JP H01196802A JP 63022246 A JP63022246 A JP 63022246A JP 2224688 A JP2224688 A JP 2224688A JP H01196802 A JPH01196802 A JP H01196802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling plate
cooling
magnetic field
ring
shaped coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP63022246A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Masuhara
増原 豊
Hiromichi Ikeda
池田 博道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63022246A priority Critical patent/JPH01196802A/ja
Publication of JPH01196802A publication Critical patent/JPH01196802A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は核磁気共鳴コンピュータ断層撮像装置(以下
MR+装置と称する)に使用する常電導型マグネットに
関する。
〔従来の技術〕
MRI装置において人体組織の病変などを識別し得る断
層像を得るためには、常電導マグネットを構成する均一
磁場コイルに包囲された空間の中央部の直径40cm程
度の均一磁場空間に、磁場の強さが0.05T以上で、
均一度が数十pp−以下の高度な均一磁場を必要とする
のような磁場の均一度を確保するための常電導マグネッ
トとして、超電導導体を使用した超電導マグネットや永
久磁石を使用した永久磁石型マグネットなどの他に常温
で使用する導体を用いた常電導マグネットがある。この
常電導マグネットでは均一磁場の値が時間的に変化した
り均一度が低下したりしないために常電導マグネットを
構成する均一磁場コイルを始めとするすべての構成物を
一定温度に維持することが必要である。特にコイルは流
れる電流によって生ずる抵抗損により温度が上昇するの
でこれを抑えてコイル導体を一定の温度に保持すること
が必須であり、この冷却機能は常電導マグネット型MR
I装置の画像品質に大きな影響を持っているのである。
常電導マグネットの均一磁場コイルとこの均一磁場コイ
ルを冷却する構成として、第2図に示すような構成が一
般に知られている。この図において、11,12,13
.14はリング状コイル、211.212,221.2
22は冷却牟反、lOOは対称軸、100は対称面、1
20は均一磁場空間であり、各コイル11,12,13
.14は対称軸100に対して軸対称で断面が長方形状
の断面を持ち、リング状コイル11と13、ならびにリ
ング状コイル12と13とは対称面110に対称であり
、これら面対称の2つのリング状コイルを1対として2
対のコイルで形成されとおり、この構成は常電導型の均
一磁場コイルとして最も一般的に使用されているコイル
構成である。
リング状コイル11には2枚の冷却板211゜212が
リング状コイル11の断面を軸方向に挟むように装着さ
れており、同じようにしてリング状コイル12にも冷却
&221,222が装着されており、リング状コイル1
3.14も同様である。
第3図にリング状コイルと冷却板の構成の斜視図を示す
が、1は前記の4つのリング状コイルの一つの例として
のリング状コイル、2A、2Bは同じく冷却板、3Bは
冷却板2B内に埋設されている冷却管であり冷却板2A
も同様な構成である。
である、この図では冷却管を表示するために冷却板2F
3を一部切り欠いた図としているが実際のものはこのよ
うに切り欠かれている訳ではなく埋設された冷却管31
3は冷却板への出入口以外は見えない。
リング状コイル1は薄板状の導体4を所定の巻数だけ半
径方向に積層巻回してなり、冷却板2A。
2Bはその中に埋め込まれている冷却管3の内部に冷却
水を通すことによりこの冷却板2A、2Bが一定の温度
に保持されると同時に、リング状コイルlに電流が流れ
ることにより発生する熱を吸収しリング状コイルlを一
定の温度に保持している。リング状コイル1を構成する
導体4と冷却板2A、2Bとは金属接触してはならない
が伝熱特性がよくなければならないので、このリング状
コイル1と冷却板2A、2Bとの間は図示しない絶縁製
フィルムを挿入することにより導体4と冷却板2A、2
Bとの間を電気的に絶縁するとともに、コノWa14フ
ィルムと冷却板2A、2I3およびリング状コイル1と
の間に熱伝導性のよいコンパウドを充填して空隙をなく
し伝熱特性の高い構成としている。
第4図は冷却板の平面図で、リング状の冷却板2Aには
冷却管3Aが2本位列になって埋設されており、冷却板
2Aの外径側に設けられた入口31Aから冷却板2A内
に入り、冷却板2Aと同軸に冷却板内部を周回するよう
に1回回り人口31Aに隣接する周方向の位置から出口
32Aとなって外部配管に接続される。冷却板2Bや他
の冷却板も同じである。
電気的には冷却板2A、2Bはリング状コイルlと金属
接触していないのでこの間に電流が流れることはなく、
また、リング状コイル1に流れる電流の殆どは直流であ
るのでこの直流成分が均一磁場を生成する上で冷却板2
Δ、2Bの影響は全くない。
ところで、常電導マグネットの均一磁場コイルの電源は
交流を整流して得られる直流であるので、この電源から
得られる直流には交流成分が僅かながら含まれた脈流と
なっている。この脈流の中の交流成分による均一磁場空
間120の中に作る磁場も交流であるから、この交流磁
場によって均一磁場空間の磁場強度が変化することによ
り核磁気共鳴の周波数が時間的に変化することによって
、得られる被検体の断面画像に歪みやノイズが生ずるこ
とになり品質の悪い画像しか得られないという問題が生
ずることから、この脈流の中の交流成分はなるべく小さ
くする必要がある。この交流成分を低減するためには電
源回路に直列のインダクタンスと並列のキャパシタンス
を挿入するいわゆる平滑回路が使用されるのであるが、
このときのインダクタンスとして均一磁場コイルのイン
ダクタンスもこの平滑回路としてのインダクタンスに含
めてより有効な交流成分の低減を行うようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この交流成分がリング状コイルIに流れると、この交流
電流が生起する交流磁場による電磁誘導で冷却!7i2
A、2Bにこの交流磁場を打ち消すようにうず電流が流
れリング状コイル1が生起した交流磁場を低減すること
になる。したがって、この交流電流に対するリング状コ
イル1のインダクタンスも小さくなり、冷却板2A、2
Bがないとしたときに比べて交流電流に対する均一磁場
コイルのインダクタンスは10分の1程度に低減してし
まい、前記の脈流中の交流成分の低減効果を期待した平
滑回路としてのインダクタンスの値が得゛  られない
という問題が生じる。
この発明は、リング状コイルに流れる脈流中の交流成分
を低減するための平滑回路としてのリング状コイルのイ
ンダクタンスを、前記交流電流によって生起する交流磁
場によってもインダクタンスの値が低下しない構成を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明によれば、薄板状
の同一幅の導体を半径方向に積層巻回してなるリング状
コイルの両端面を、内部に冷却管が埋葬されたリング状
金属板で構成された冷却仮にて11i記リング状コイル
と同軸で挟持してなる複数のリング状コイルで構成する
ものにおいて、前記冷却板を周方向に垂直な面で分離し
てなるものとする。
(作用〕 この発明の構成において、リング状コイルに流れる電流
が生起する磁場はリング状コイルに鎖交して対称軸の方
向を向く、また、この電流に含まれる交流成分も同じ分
布となる交流磁場を生起し、また電磁誘導によって冷却
板にこの交流磁場を打ち消すようなうず電流を流そうと
する電圧を誘起するが、電気的に周回するlクーンを形
成しないように冷却板を周方向に垂直な平面で切断分離
することにより、この冷却板には周回するうず電流がし
ゃ断されて流れることができないので、リング状コイル
が生起する交流磁場を冷却板によって打ち消す作用が生
じな(なることから、リング状コイルに流れる脈流に含
まれる交流成分に対するインダクタンスも冷却板の存在
に殆ど関係なく低減されない値を確保することができる
〔実施例〕
以下この発明を実施例に基づいて説明する。第1図はこ
の発明の実施例を示す平面図で、2Cは冷却板、3Cは
冷却板2Cに埋設されている冷却管、5Cは切断部、6
Cは冷却板2Cの内径側の円形孔である。
冷却管3Cは2本を並列にして冷却板2C内に埋設され
ているのであるが、これらの冷却管3Cに通す冷却水の
入口31Cと出口32Cとが冷却仮2Cの周方向の異な
る位置に位置していることから、この入口31Cと出口
32Cとの間の部分を切断して切断部5Cとすることに
より冷却管3Cの埋設位置や人口31C2出口32Cな
どの位置を変更することなしに切断部5Cを設けること
ができる。切断部5Cの切断幅寸法はこの図では大きく
描いであるが、機能的には電気的に接触しない程度の空
隙があればよいので、せいぜいl■程度の切断幅があれ
ばよい、また、冷却管3Cが円形孔6Cを周回する電気
的な1ターンを形成しないよう、入口31C,出口32
Cの一部にビニール管を使用して絶縁している。
このように冷却板2Cに切断部5Cを設けることにより
、冷却板2Cの内側円形孔6Cに交流磁場が貫通し、こ
の交流磁場は冷却板2Cに電磁誘導で円形孔6Cを周回
する電圧成分を誘起してもこの切断部5Cにしゃ断され
て円形孔6Cを周回するうず電流成分は流れない、した
がって、冷却仮2Cの円形孔6Cを貫通する交流磁場は
殆どそのまま低減されないで残ることなる。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように、各リング状コイルに挟設され
た冷却板内径の円形孔を貫通する交流磁場によって誘起
されて周回するうず電流成分を冷却板に切断部を設けて
しゃ断することにより、この貫通磁場成分が低減すると
いう作用は生じないために、均一磁場コイルに流れる脈
流の交流成分に対する均一磁場コイルのインダクタンス
は冷却板の存在によって低減される、ことはないので、
脈流の交流成分を低減するための平滑回路のインダクタ
ンスとしての均一磁場コイルのインダクタンスが小さく
なることはなく、脈流の交流成分を低減する効果が充分
に得られる構成となる。その結果、均一磁場コイルが生
起する均一磁場の中の時間的に変化する交流成分が低減
されることにより、期待通りの良好な断層画像を得るこ
とのできるMRI装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2図は従来
の常電導マグネットの均一磁場コイルの断面図、第3図
は第2図の1つのリング状コイルとその冷却板の斜視図
、第4図は従来の冷却板の平面図である。 1.11,12,13.14・・・リング状コイル、2
A、2B、2C,211,212,221゜222・・
・冷却板、3A、3C・・・冷却管、31A、31C・
・・冷却水出口、 32八、32C・・・冷却水人口、4・・・導体、5C
・・・切断部、6A、6C・・・円形孔、100・・・
対称軸、110・・・対称面、篤ブ丁ン] 垢Z目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)薄板状の同一幅の導体を半径方向に積層巻回してな
    るリング状コイルの両端面を、内部に冷却管が埋葬され
    たリング状金属板で構成された冷却板にて前記リング状
    コイルと同軸で挟持してなる複数のリング状コイルで構
    成するものにおいて、前記冷却板を周方向に垂直な面で
    分離してなることを特徴とする常電導マグネット。
JP63022246A 1988-02-02 1988-02-02 常電導マグネット Pending JPH01196802A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63022246A JPH01196802A (ja) 1988-02-02 1988-02-02 常電導マグネット

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JP63022246A JPH01196802A (ja) 1988-02-02 1988-02-02 常電導マグネット

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Publication Number Publication Date
JPH01196802A true JPH01196802A (ja) 1989-08-08

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ID=12077435

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63022246A Pending JPH01196802A (ja) 1988-02-02 1988-02-02 常電導マグネット

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JP (1) JPH01196802A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07250819A (ja) * 1991-12-19 1995-10-03 General Electric Co <Ge> 受動的にシムを施された側方接近画像形成磁石
JP2005230543A (ja) * 2004-02-16 2005-09-02 Tesla Eng Ltd 磁気共鳴イメージングにおけるコイルの冷却
US7545062B2 (en) * 2006-05-26 2009-06-09 Satcon Technology Corporation Devices and systems for cooling insulated, strip-laminated structures by convection
KR100924948B1 (ko) * 2006-12-28 2009-11-06 동주대학 산학협력단 금속판으로 구성된 자기치료기용 코일 프로브

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