JPH01195295A - 金属洋食器、器物などのメッキ法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メッキの中に印刷模様を表現する金属洋食器
、器物などのメッキ法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、例えば第１図に示すように金メッキ（地金そのも
のが金でら良い。）した洋食器１のハンドル２にメッキ
（例えばクロームメッキ）を施す場合、メッキを施さな
い主体部４にマスキング（速乾性の液体樹脂被膜で被膜
する。）を施した上でメッキを施してハンドル２に部分
メッキを行っている。　（３はメッキ部分である。） メッキ後、このマスキング被膜を除去する。

ところが、第２図に示すようにメッキ部分３に地金を露
出さ仕た部分模様５を表現する場合、地金６を露出する
部分にマスキングを施し、メッキを施した後、マスキン
グ被膜を除去すると地金６が露出して部分模様５が表現
される。

このマスキング被膜の剥離は、ナイフで切り取ったり、
切り抜いたりする細かい手作業であるから複雑な部分模
様５は不可能であり、このため第２図に示すような直線
的な部分模様５や図面は省略するが角形などの単純模様
に限定されていた。

従って、残念乍ら花、動物、魚などの＋ｕ　ＸＩな模様
５を表現することが全く不可能であった。

また、直線的な模様５であってら手間のかかる作業であ
るから量産が出来ず、それだけコスト高の商品になって
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、かかる問題点を解決したらので、どんな細か
い、而かも複雑な部分模様でも印刷模様によって表現す
ることが出来る金属洋食器、器物などのメッキ法を提供
することが技術的な課題である。

〔課題を解決するだめの手段〕

メッキがかからず、またメッキに耐え得るインクを使用
して加工物１０に印刷模様１１を印刷した後、常法通り
メッキを施し、この印刷模様１１をそのまま残してメッ
キ部分ｎに印刷模様１１を表現する。

〔実施例〕

図面の加工物１０は金属洋食器（スプーン）を図示し、
金属洋食器のハンドルに部分メッキを施す場合を図示し
ているが、ビアーカップ、コーヒーカップ、銘々皿、茶
たく、茶筒、マドラ−の飾りなどいろいろなものが考え
られる。

この加工物１０の材質は鉄、ステンレス、プラスチック
などメッキ（電気メッキ、化学メッキ等）が施されるし
のであればどんなものでも良く、またメッキの色形もい
ろいろ考えられる。

印刷模様１１はスクリーン印刷、シルク印刷などが良い
が、転写シールなどを使用することら考えられる。

〔発明の効果〕

本発明は上述の様に構成したから次の様な特徴を有する
ものである。

１　メッキ部分ｎに印刷模様１１がワンポイン的に表現
されているから非常に体裁の良い金属洋食器、器物など
を提供することになる。

例えば、金メッキを施したスプーンのハンドルにり「Ｉ
−ムメッキ（黒色）を施し、このり〔１−ムメッキに赤
色、白色などの印刷模様１１を表現するとこの印刷模様
１１がワンポイン的に目立ち、高級嗜好のスプーンを提
供することになる。

２　この印刷模様Ｉｌら印刷であるからどんな複雑な模
様でも、微細な模様でも可能であり、また、この印刷は
従来のようにマスキング波膜を切り取って部分模様を表
現する方法に比して極めて容易であるから量産に適し、
それだけ製品を安価に提供することになる。

３　このメッキを施した後、印刷模様１１をシンナー等
の溶剤で拭き取ることにより印刷模様１１が消去されて
地金が露出して地金が見える美しい部分模様１３を表現
することが出来るから画期的なメッキ法になる。

４　この本発明のメッキ法は、金属洋食器に限らず、器
物などメッキ可能な製品であればどんな製品にも可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示ずらので、第１゜２図は従
来法を示す正面図、第３．５．７．９図は本発明法を示
す正面図、第４．６，８．１０図はその要部の断面図で
ある。 １０・・・加工物、１１・・・印刷模様、１２・・・メ
ッキ部分。 昭和６３年１２月　１口 出願人　　峠　　村　　　　　徹 代理人　　吉　　井　　昭　　栄 裏ｌ殆　　　　７閣　　　　　さβぬ フｒ澤

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　メッキがかからず、またメッキに耐え得るインクを使
   用して加工物に印刷模様を印刷した後、常法通りメッキ
   を施し、この印刷模様をそのまま残してメッキ部分に印
   刷模様を表現したことを特徴とする金属洋食器、器物な
   どのメッキ法。